JPS59130366A - 立毛繊維の熱処理方法 - Google Patents
立毛繊維の熱処理方法Info
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- JPS59130366A JPS59130366A JP58003514A JP351483A JPS59130366A JP S59130366 A JPS59130366 A JP S59130366A JP 58003514 A JP58003514 A JP 58003514A JP 351483 A JP351483 A JP 351483A JP S59130366 A JPS59130366 A JP S59130366A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06C—FINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
- D06C11/00—Teasing, napping or otherwise roughening or raising pile of textile fabrics
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06C—FINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
- D06C7/00—Heating or cooling textile fabrics
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、地組織から多数の立毛lli維が立毛してな
る立毛構造体もしくは立毛糸の構成11繊麗を有効に熱
処理する方法に関する。更に詳しくは前記立毛繊維にマ
イクロ波を付与せしめることにより立毛繊維を構成する
II #!lを効果的に熱処理し、繊維の直線性等の物
性を向」ニする技術を提供するものである。
る立毛構造体もしくは立毛糸の構成11繊麗を有効に熱
処理する方法に関する。更に詳しくは前記立毛繊維にマ
イクロ波を付与せしめることにより立毛繊維を構成する
II #!lを効果的に熱処理し、繊維の直線性等の物
性を向」ニする技術を提供するものである。
従来ミンク等の高級毛皮に近似した立毛布帛を人工的に
作ろうとする試みは数多くなされてきた。
作ろうとする試みは数多くなされてきた。
例えば本発明者等が先に提案した特開昭57−6173
9号公報のよう(こ毛皮長パイル構造体として長い立毛
lii紺と短かい立毛IIi紺とから布帛を構成し、し
かも長いで1毛lli紺は先端先鋭化処理したものを用
いることにより、天然毛皮に近似させていた。
9号公報のよう(こ毛皮長パイル構造体として長い立毛
lii紺と短かい立毛IIi紺とから布帛を構成し、し
かも長いで1毛lli紺は先端先鋭化処理したものを用
いることにより、天然毛皮に近似させていた。
かかる従来例にお【プる立毛構造のモデルを図示するな
らば、第1図のとうりであり、地組織1から合成繊維J
、りなるさし毛調ll182およびそれJ:りも短い繊
維長よりなるわた毛調繊II#3が立毛されている。か
かる構造であっても、児かしJ上は何ら欠点のあるもの
ではない。
らば、第1図のとうりであり、地組織1から合成繊維J
、りなるさし毛調ll182およびそれJ:りも短い繊
維長よりなるわた毛調繊II#3が立毛されている。か
かる構造であっても、児かしJ上は何ら欠点のあるもの
ではない。
しかしながらかかる従来の構造では、立毛繊維の直線性
おにび使用時における立毛Is面同志集合、絡まり等の
欠点を有していた。特に立毛繊維の内部に存在する繊維
については、外部から熱が通りにくいこともあり、著し
い欠点を有しCいた。
おにび使用時における立毛Is面同志集合、絡まり等の
欠点を有していた。特に立毛繊維の内部に存在する繊維
については、外部から熱が通りにくいこともあり、著し
い欠点を有しCいた。
またかかる問題は、単に上記高級立毛布帛のみに限らず
、従来から通常に使用されている他の立毛糸、ず1毛布
帛、稙モ布帛、更には天然毛皮にも一般的に具備してい
る欠点でもあった。かかる欠点を改良するためには、シ
リコーン樹脂等の付与手段もあるが、木質的に繊頼特ヤ
(から改良する手段については、今だ満足された方法は
提案されてい4丁い。
、従来から通常に使用されている他の立毛糸、ず1毛布
帛、稙モ布帛、更には天然毛皮にも一般的に具備してい
る欠点でもあった。かかる欠点を改良するためには、シ
リコーン樹脂等の付与手段もあるが、木質的に繊頼特ヤ
(から改良する手段については、今だ満足された方法は
提案されてい4丁い。
本発明は1−配従来の欠点を改良Jるもの−(あり、(
1毛繊屓1の構成単繊維にマイクロ波をイ4与すること
にjミリ、構成中繊眉1に効qコ的に熱処理を与え、構
成単繊糾の直線性と非絡合性を向I−するものである。
1毛繊屓1の構成単繊維にマイクロ波をイ4与すること
にjミリ、構成中繊眉1に効qコ的に熱処理を与え、構
成単繊糾の直線性と非絡合性を向I−するものである。
Jなわも本発明方法は、
[立毛糸、J:Iζは地組織から多数の立毛繊維がv7
毛してなる立毛横j告体のv1毛層に誘電体物質をイ(
1与せしめ、前記立毛繊維の動きが該誘電物質の存在に
より実質的に拘束を受ける状態下でマイクロ波加熱を行
うことを特徴とする立毛繊維の熱処理方法。] である。
毛してなる立毛横j告体のv1毛層に誘電体物質をイ(
1与せしめ、前記立毛繊維の動きが該誘電物質の存在に
より実質的に拘束を受ける状態下でマイクロ波加熱を行
うことを特徴とする立毛繊維の熱処理方法。] である。
以下本発明方法について更に詳しく説明する。
本発明において立毛糸とは、例えばモール糸等のような
糸をいう。また立毛IM構造体は、タフ1〜、パイル編
織物、ダブルラッセル編織物、モケット、ビロード等の
添毛布帛、スェード、−1111t起毛布帛等の起毛機
による起毛布帛、フロック加工法等の電気1fi毛布帛
、ウォーターパンチング加工布帛、天然毛皮、カーパフ
1〜等立綴材肩1を有する褐j告体であればどのような
ものであってもよい。
糸をいう。また立毛IM構造体は、タフ1〜、パイル編
織物、ダブルラッセル編織物、モケット、ビロード等の
添毛布帛、スェード、−1111t起毛布帛等の起毛機
による起毛布帛、フロック加工法等の電気1fi毛布帛
、ウォーターパンチング加工布帛、天然毛皮、カーパフ
1〜等立綴材肩1を有する褐j告体であればどのような
ものであってもよい。
本発明方法における加熱機構は、上記立毛構造体に誘電
体物質を付与せしめ・ておき、マイクロ波を照則して、
該誘電体物質を介しC立毛4R造体の個々の構成単繊雛
に所望の熱処理を施すものである。前記誘電体物質とし
ては、誘電効果のあるものであればどのようなものでも
よく、例えば水、アルコール等の有機溶剤、尿素水溶液
等である。
体物質を付与せしめ・ておき、マイクロ波を照則して、
該誘電体物質を介しC立毛4R造体の個々の構成単繊雛
に所望の熱処理を施すものである。前記誘電体物質とし
ては、誘電効果のあるものであればどのようなものでも
よく、例えば水、アルコール等の有機溶剤、尿素水溶液
等である。
好ましくは取り扱い性、安全性から水である。水の沸点
以上の高温を必要とする場合は、適宜病1dlj点物質
を使用又は(Jl用すればよい。
以上の高温を必要とする場合は、適宜病1dlj点物質
を使用又は(Jl用すればよい。
またマイクロ波としては周波数約300 M l−l
z〜100100O0のものが好ましく、一般に高周波
どして使用されている工業用または家庭用電子レンジと
して用いられているものを使用できる。
z〜100100O0のものが好ましく、一般に高周波
どして使用されている工業用または家庭用電子レンジと
して用いられているものを使用できる。
本発明において、「立毛綴材1を誘電体物質により拘束
する」とは、例えば誘電体物質として水を用いた場合、
水により立毛繊維をある程度固定することをいう。した
がって染色等の浴比の高い状5− 態で立毛繊維が十分に動き得る状態を言うのではなく、
見掛十立毛繊維が十分に動けない状態をいう。好ましい
方法としては、立毛構造体全体または立毛繊維の一部分
を水に浸し、次いで水より出し、自然落下づる分の水を
切るか;1:たは切らずして、櫛等で整毛し、しかる後
マイクロ波照射する。
する」とは、例えば誘電体物質として水を用いた場合、
水により立毛繊維をある程度固定することをいう。した
がって染色等の浴比の高い状5− 態で立毛繊維が十分に動き得る状態を言うのではなく、
見掛十立毛繊維が十分に動けない状態をいう。好ましい
方法としては、立毛構造体全体または立毛繊維の一部分
を水に浸し、次いで水より出し、自然落下づる分の水を
切るか;1:たは切らずして、櫛等で整毛し、しかる後
マイクロ波照射する。
本発明の方法によれば、立毛繊維層の最深部にまで浸透
した誘電体物質でも、誘電体加熱の特徴である誘電体物
質各部が瞬時に同時に発熱をするということになるので
、立毛繊維層の外表部から内深部まで均一な加熱が極く
短時間に出来る。またその温度も極めて高くすることが
できる。
した誘電体物質でも、誘電体加熱の特徴である誘電体物
質各部が瞬時に同時に発熱をするということになるので
、立毛繊維層の外表部から内深部まで均一な加熱が極く
短時間に出来る。またその温度も極めて高くすることが
できる。
より均一な加熱処理を行なうために、スチーム加熱を行
なうとか、立毛繊M層の上に誘電体物質を浸透させた布
をカバーt、 Tおくとか等の最外層における誘電体物
質蒸発による熱処理停止を防止する手段を併用すること
1プ有効である。
なうとか、立毛繊M層の上に誘電体物質を浸透させた布
をカバーt、 Tおくとか等の最外層における誘電体物
質蒸発による熱処理停止を防止する手段を併用すること
1プ有効である。
本発明の方法においては、立毛繊維層の部分選択的処理
す容易に可能であり、たとえば、主として立毛繊M層の
表層部近辺だ(〕に誘電体物質を付 6− !ラシておくことにより該部分の)1毛にのみ主たる熱
処理を1Mηこと、あるいは逆に、立毛層の再深部だ4
−Jに主どじ−(誘電体物質を付与しておくことにより
X″1毛根元近辺に主たる熱処理を施すこと等も可能で
ある。巨1、た、全体の立毛の毛並みについである領域
毎に毛並の方向を変化させる立毛への熱賦型セットも可
能である。
す容易に可能であり、たとえば、主として立毛繊M層の
表層部近辺だ(〕に誘電体物質を付 6− !ラシておくことにより該部分の)1毛にのみ主たる熱
処理を1Mηこと、あるいは逆に、立毛層の再深部だ4
−Jに主どじ−(誘電体物質を付与しておくことにより
X″1毛根元近辺に主たる熱処理を施すこと等も可能で
ある。巨1、た、全体の立毛の毛並みについである領域
毎に毛並の方向を変化させる立毛への熱賦型セットも可
能である。
また、誘電体物質として、ある程度粘度の高い物質を使
用し、該物質(こJ:り立毛繊維形f1ζに特定形状を
保持させつつマイクロ波加熱をすることにより、立毛繊
雇同の特定形状賦型熱ゼツ1へもできる31本発明に用
いられる3丁毛繊紺は合成繊維が一般的であるが、特に
限定はさ1″11.、、い。水分率の高い合成繊維、化
学繊維あるいは、天然Illへの適用もできる。特に、
先端先鋭化繊組を用いたものは、曲り易いので本発明方
法が効果的である。また、誘電体物質中に染¥11を含
まけでおき染色力[ビ[−も同時に行ない1q1この場
合、部分的選択的加熱をうまく利用することにより、染
色パターンの付与や、ミンク調をねらう場合さし毛屑だ
(づの、あるいは、ねた毛屑だけの染色4丁と1)自然
な外観効果でできるものである。
用し、該物質(こJ:り立毛繊維形f1ζに特定形状を
保持させつつマイクロ波加熱をすることにより、立毛繊
雇同の特定形状賦型熱ゼツ1へもできる31本発明に用
いられる3丁毛繊紺は合成繊維が一般的であるが、特に
限定はさ1″11.、、い。水分率の高い合成繊維、化
学繊維あるいは、天然Illへの適用もできる。特に、
先端先鋭化繊組を用いたものは、曲り易いので本発明方
法が効果的である。また、誘電体物質中に染¥11を含
まけでおき染色力[ビ[−も同時に行ない1q1この場
合、部分的選択的加熱をうまく利用することにより、染
色パターンの付与や、ミンク調をねらう場合さし毛屑だ
(づの、あるいは、ねた毛屑だけの染色4丁と1)自然
な外観効果でできるものである。
まIC1必要とあれば、地組織への熱処理も同時に行な
うようにすることが出来、たとえば、モール糸の場合な
ど立毛繊維への熱処理のほかに芯接着糸への熱付与等も
簡単に行なうことが出来る。
うようにすることが出来、たとえば、モール糸の場合な
ど立毛繊維への熱処理のほかに芯接着糸への熱付与等も
簡単に行なうことが出来る。
本発明の方法は最良立毛の長さが少なくとも3mm以上
である立毛布や立毛糸の熱処理、ざらには上述の通り、
天然毛皮調をねらってなる相対的に長くて太い立毛と相
対的に短かくて細いtr−毛とが少なくとも存在してな
る2層構造を♀している立毛層を右する0毛布や立毛糸
の熱処理に好ましく用いられる。ミンクAbフォックス
をねらう場合、一般的には。相対的に良くて太い立毛か
らなる長立毛屑の立毛長を10〜7Qmm、相対的に短
かくて細いv1毛からなる短ずI毛屑のウモ艮を5〜4
0mm程度の2層構造とするのがよく、このよう<r艮
立毛長、高ずf毛密醍のものにでも本発明の方法によれ
ば、ごく短時間で有効イr熱処■111を達成できるの
である。
である立毛布や立毛糸の熱処理、ざらには上述の通り、
天然毛皮調をねらってなる相対的に長くて太い立毛と相
対的に短かくて細いtr−毛とが少なくとも存在してな
る2層構造を♀している立毛層を右する0毛布や立毛糸
の熱処理に好ましく用いられる。ミンクAbフォックス
をねらう場合、一般的には。相対的に良くて太い立毛か
らなる長立毛屑の立毛長を10〜7Qmm、相対的に短
かくて細いv1毛からなる短ずI毛屑のウモ艮を5〜4
0mm程度の2層構造とするのがよく、このよう<r艮
立毛長、高ずf毛密醍のものにでも本発明の方法によれ
ば、ごく短時間で有効イr熱処■111を達成できるの
である。
次に本発明の効果を述べる。本発明方法によって得られ
た立毛構造体は立毛の構成単繊維の直線f1が白子し、
特に立毛部の内部の繊維も著しく直線性を白子すること
ができる。また立毛繊維の光沢が向[Jるという効果も
ある。更に直線11保持の耐久性が向上し、長期間使用
しても綴紐同志が絡まったり集合したりすることがなく
なるという、顕著な効果を有する。
た立毛構造体は立毛の構成単繊維の直線f1が白子し、
特に立毛部の内部の繊維も著しく直線性を白子すること
ができる。また立毛繊維の光沢が向[Jるという効果も
ある。更に直線11保持の耐久性が向上し、長期間使用
しても綴紐同志が絡まったり集合したりすることがなく
なるという、顕著な効果を有する。
以下、実施例に棋づいC本発明の立毛層N層の熱処理方
法につき具体的に説明をする。
法につき具体的に説明をする。
実施例1
特開昭57−61739号公報に記載の方法により、第
1図にモデルを示した構造の人工毛皮を作つIC+1 さし毛立毛、わた毛立毛の構成は手記の通りである。
1図にモデルを示した構造の人工毛皮を作つIC+1 さし毛立毛、わた毛立毛の構成は手記の通りである。
さし毛立毛;太さ/10(1、最大立毛長:26mm。
素材;PBT(ポリブヂレンテレフタレ−1〜)わた毛
立毛;太さ:1.2d、 fA大立毛長;12mm0
素祠:PFT(ポリエチlノンテレフ=9− 全1ノート) この人二[毛皮の立毛側全域に水を十分に含ませて立毛
を集束させておき、目の細かなりシで毛並みを揃えると
同時に余分の水を除去した。この時の状態は、第2図に
モデルを示したように、立毛層の全体が一方向に寝かさ
れたようになっていて、さし毛立毛、わた毛立毛の両者
ともほぼ真直ぐな状態を保持されつつ水4により拘束さ
れている状態である。この状態にて、家庭用電子レンジ
(600ワツト)に入れて、60秒間マイクロ波加熱を
行なった後、レンジから取出し、更に残余の水分を常温
下で乾燥させて後件」−げのブラッシングを行なった。
立毛;太さ:1.2d、 fA大立毛長;12mm0
素祠:PFT(ポリエチlノンテレフ=9− 全1ノート) この人二[毛皮の立毛側全域に水を十分に含ませて立毛
を集束させておき、目の細かなりシで毛並みを揃えると
同時に余分の水を除去した。この時の状態は、第2図に
モデルを示したように、立毛層の全体が一方向に寝かさ
れたようになっていて、さし毛立毛、わた毛立毛の両者
ともほぼ真直ぐな状態を保持されつつ水4により拘束さ
れている状態である。この状態にて、家庭用電子レンジ
(600ワツト)に入れて、60秒間マイクロ波加熱を
行なった後、レンジから取出し、更に残余の水分を常温
下で乾燥させて後件」−げのブラッシングを行なった。
こうして得られた人工毛皮は、第3図にモj′ルを示し
たように毛並みが一方向によく揃い、熱処理前のざし毛
<r毛が有していたゆるいカールも真直ぐになっており
、また、特に、熱処理前にねた毛の保有していたケン縮
がよくのびており、該ケン縮によるわた毛立毛どうしの
もつれ、からまりが改善されるとともに、わた毛立毛の
ツツ\7が増し、外観、用台、Ct毛特竹などの点にお
10− いて良好な人工毛皮が得られた。更にこの人工毛皮を実
用着用試験したところ、3か用便用しても上記特性は変
わらなかった。
たように毛並みが一方向によく揃い、熱処理前のざし毛
<r毛が有していたゆるいカールも真直ぐになっており
、また、特に、熱処理前にねた毛の保有していたケン縮
がよくのびており、該ケン縮によるわた毛立毛どうしの
もつれ、からまりが改善されるとともに、わた毛立毛の
ツツ\7が増し、外観、用台、Ct毛特竹などの点にお
10− いて良好な人工毛皮が得られた。更にこの人工毛皮を実
用着用試験したところ、3か用便用しても上記特性は変
わらなかった。
実施例2
実施例1で得られた人工毛皮サンプルに再度、水付与し
目の細かなりシで毛並みを整えつつ余分な水分を除去し
た。
目の細かなりシで毛並みを整えつつ余分な水分を除去し
た。
この後、立毛層表面を吸取紙でふき、さらに該表面に馬
用を当てて乾燥1ノだ。こうして得られたサンプルはq
上層内深部にだけ主として残水分を含んでいるものであ
る。このサンプルを実施例1ど同様に家庭用電子レンジ
に入れてマイクロ波加熱を施した後、什しげた。
用を当てて乾燥1ノだ。こうして得られたサンプルはq
上層内深部にだけ主として残水分を含んでいるものであ
る。このサンプルを実施例1ど同様に家庭用電子レンジ
に入れてマイクロ波加熱を施した後、什しげた。
このようにしてjqられた人工毛皮は実施例1のものよ
りも更にねた毛のケン縮がよく伸びており、もつれ、か
らまりもほとんど見られず、さし毛の直線性、適度なわ
た毛低ケン縮により、実施例1のものよりも更にすぐれ
たものであった。実用性も1分にすぐれていた、1 実施例3 わた毛用原利41キ11として、狛に低クン縮スー1−
−ブルを用いたほかは実施例1とほぼ同様にして人−「
毛皮を作った。
りも更にねた毛のケン縮がよく伸びており、もつれ、か
らまりもほとんど見られず、さし毛の直線性、適度なわ
た毛低ケン縮により、実施例1のものよりも更にすぐれ
たものであった。実用性も1分にすぐれていた、1 実施例3 わた毛用原利41キ11として、狛に低クン縮スー1−
−ブルを用いたほかは実施例1とほぼ同様にして人−「
毛皮を作った。
この人工毛皮の立毛域全体にスプレーにて水を付与した
後、クシで毛並みを整えた。全体の水代1与聞は、実施
例1の場合の約5分の1であり、ty毛層内深部までは
水が浸透せず、表層のざし上部分が主どして水を含んで
いる状態である。
後、クシで毛並みを整えた。全体の水代1与聞は、実施
例1の場合の約5分の1であり、ty毛層内深部までは
水が浸透せず、表層のざし上部分が主どして水を含んで
いる状態である。
このサンプルを家庭用電子レンジに入れて30秒間マイ
クロ波加熱したどころ、さし毛のカールが改善された直
線性のよいものが得られた。
クロ波加熱したどころ、さし毛のカールが改善された直
線性のよいものが得られた。
実施例4
実施例1で用いたのど同じ原料の人工毛皮に水を十分に
付与し、クシを用いて寸ンアル中央線を境にして毛並み
方向が90度異る(中央線に対して両者とも45度)よ
うにして立毛をととのえた。
付与し、クシを用いて寸ンアル中央線を境にして毛並み
方向が90度異る(中央線に対して両者とも45度)よ
うにして立毛をととのえた。
この状態のままサンプルを家庭用電子レンジに入れ90
秒間マイクロ波加熱せしめた後、取出し、什−ヒげた。
秒間マイクロ波加熱せしめた後、取出し、什−ヒげた。
こうしC得られた人工毛皮はN′L毛毛並み方向が中央
線を境にiノして異なっているファツショナブルなもの
であった。
線を境にiノして異なっているファツショナブルなもの
であった。
第1図は、従来の立毛if4@をモデル的に示した側面
概略図である。 第2図は、本発明の方法によりマイクロ波加熱せしめる
ときの状態例を示したものである。 第3図は本発明の熱処理を施して得られた毛皮調パイル
布帛をモデル的に示したものである。 1:地11織 2:さし毛調立毛 3:わた毛調立
毛 4:水(誘電体物質) 特許出願人 東 し 株 式 会 社13− 瑯1図 第3図 手 続 補 正 用 昭和 %a、8.14日 特許庁長官 若杉和大殿 1、小作の表示 昭和58年特6′1願第3514号 2、発明の名称 立毛繊組の熱処理方法 3、補n−をする各 4、補i「命令の1]イ・1 自発5、補正によ
り増加覆る発明の数 なl。 7゜補正の内容 明 細 書 中 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)第2頁第19行目「先端先鋭化」を「先端尖鋭化
」と補正する。 (3)第3頁第19行目「今だ」を「末だ」と補正する
。 (4)第4頁第10〜11行目「マイクロ波」を「誘電
」と補正する。 (5)第5頁第4行目1マイクロ波」を[電磁波、1と
補正する。 (C1)第5頁第13行目〜16行目[またマイクロ波
・・・・・・・・・使用できる。」を[また誘電加熱と
は、電磁波照射により加熱できるものであればどのよう
なものでもよく、例えば周波数300 M l−(z〜
10000MHzのマイクロ波、3 M l−I 2〜
50M l−I Zの高周波、その他3MHz〜100
00M]−17のもので工業用または家紅用電子レンジ
として用いられているものであればどのようなものでも
よい。」と補正する。 (7)第7頁第15行目「先端先鋭化」を「先端尖鋭2
− 化」と補正する。 (8)第8頁第14行目「一般的には。相対的に」を[
一般的には、相対的に]と補正する。 (0)第10頁第19行目「ねた毛立毛のツ」を[わた
毛立毛の]と補正する。 60)第13頁第1〜2行目に次の文章を挿入する。 [実施例5 実施例1と同じ方法により、第1図にモデルを示した構
造の人工毛皮を作った。 さし毛調立毛、わた毛調立毛の構成は下記の通りである
。 さし毛調立毛;太さ50d1最大立毛長:40mm。 素材;PBT(ポリブチレンテレフタレート)わた調毛
立毛;太さ:1.7d、 最大立毛長;25 mma
素材; PET (ポリエチレンテレフタレート) この立毛構造体の立毛側全域にスプレーを用いて水を噴
霧して立毛繊維層に水を浸透させた。このとぎの状態は
、立毛繊維層の全体が水を含んで一方向に揃って寝かさ
れている状態である。このサンプルの幅50Cm1長さ
2.5m分を高周波処理装置(発振周波数: 13.5
6M+−17)に入れて本発明の熱処理を10分間施し
た。 こうして得られた毛皮調立毛布帛は毛並みが一方向によ
く揃い、熱処理前のさし毛調立毛が有していたゆるいカ
ールが真直ぐになっており、さし毛調がもたらす全体外
観光沢も向上し、また、特に、熱処理前にねた毛の保有
していたケン縮がよくのびており、該ケン縮によるわた
毛立毛どうじのもつれ、からまりが改善されるとともに
、わた毛立毛のツツヤが増し、外観、風合、立毛特性な
どの点において良好なものが(すられた。」別 紙 特許請求の範囲 (1)立毛糸、または地組織から多数のず1毛繊維が立
毛してなる立毛構造体の立毛層に誘電体物質を付与せし
め、前記立毛IJli TIItの動きが該誘電物質の
存在により実質的に拘束を受ける状態下で11加熱を行
うことを特徴とする立毛繊維の熱処理方法。 (2)立毛繊維により形成されるや毛屑が、相対的に長
くて太い立毛と相対的に短くて細い立毛とからなる2層
構造または2層以上の多層構造であることを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項記載の立毛11維の熱処理方
法。 (3)最長立毛の良さが少なくとも3mm以上であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の立毛R
IA雛の熱処理方法。 (4)相対的に長くて太い立毛の繊維長が10〜70m
1111相対的に短かくて細い立毛の繊t4長が5〜4
0mmであることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
項記載の立毛Ili雑の熱処理方法。 (5)相対的に長くて太い立毛ll1IIFの先端が尖
鋭化処理なされたものであることを特徴とする特許請求
の範囲第(2)項記載の立毛m紐の熱処理方法。
概略図である。 第2図は、本発明の方法によりマイクロ波加熱せしめる
ときの状態例を示したものである。 第3図は本発明の熱処理を施して得られた毛皮調パイル
布帛をモデル的に示したものである。 1:地11織 2:さし毛調立毛 3:わた毛調立
毛 4:水(誘電体物質) 特許出願人 東 し 株 式 会 社13− 瑯1図 第3図 手 続 補 正 用 昭和 %a、8.14日 特許庁長官 若杉和大殿 1、小作の表示 昭和58年特6′1願第3514号 2、発明の名称 立毛繊組の熱処理方法 3、補n−をする各 4、補i「命令の1]イ・1 自発5、補正によ
り増加覆る発明の数 なl。 7゜補正の内容 明 細 書 中 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (2)第2頁第19行目「先端先鋭化」を「先端尖鋭化
」と補正する。 (3)第3頁第19行目「今だ」を「末だ」と補正する
。 (4)第4頁第10〜11行目「マイクロ波」を「誘電
」と補正する。 (5)第5頁第4行目1マイクロ波」を[電磁波、1と
補正する。 (C1)第5頁第13行目〜16行目[またマイクロ波
・・・・・・・・・使用できる。」を[また誘電加熱と
は、電磁波照射により加熱できるものであればどのよう
なものでもよく、例えば周波数300 M l−(z〜
10000MHzのマイクロ波、3 M l−I 2〜
50M l−I Zの高周波、その他3MHz〜100
00M]−17のもので工業用または家紅用電子レンジ
として用いられているものであればどのようなものでも
よい。」と補正する。 (7)第7頁第15行目「先端先鋭化」を「先端尖鋭2
− 化」と補正する。 (8)第8頁第14行目「一般的には。相対的に」を[
一般的には、相対的に]と補正する。 (0)第10頁第19行目「ねた毛立毛のツ」を[わた
毛立毛の]と補正する。 60)第13頁第1〜2行目に次の文章を挿入する。 [実施例5 実施例1と同じ方法により、第1図にモデルを示した構
造の人工毛皮を作った。 さし毛調立毛、わた毛調立毛の構成は下記の通りである
。 さし毛調立毛;太さ50d1最大立毛長:40mm。 素材;PBT(ポリブチレンテレフタレート)わた調毛
立毛;太さ:1.7d、 最大立毛長;25 mma
素材; PET (ポリエチレンテレフタレート) この立毛構造体の立毛側全域にスプレーを用いて水を噴
霧して立毛繊維層に水を浸透させた。このとぎの状態は
、立毛繊維層の全体が水を含んで一方向に揃って寝かさ
れている状態である。このサンプルの幅50Cm1長さ
2.5m分を高周波処理装置(発振周波数: 13.5
6M+−17)に入れて本発明の熱処理を10分間施し
た。 こうして得られた毛皮調立毛布帛は毛並みが一方向によ
く揃い、熱処理前のさし毛調立毛が有していたゆるいカ
ールが真直ぐになっており、さし毛調がもたらす全体外
観光沢も向上し、また、特に、熱処理前にねた毛の保有
していたケン縮がよくのびており、該ケン縮によるわた
毛立毛どうじのもつれ、からまりが改善されるとともに
、わた毛立毛のツツヤが増し、外観、風合、立毛特性な
どの点において良好なものが(すられた。」別 紙 特許請求の範囲 (1)立毛糸、または地組織から多数のず1毛繊維が立
毛してなる立毛構造体の立毛層に誘電体物質を付与せし
め、前記立毛IJli TIItの動きが該誘電物質の
存在により実質的に拘束を受ける状態下で11加熱を行
うことを特徴とする立毛繊維の熱処理方法。 (2)立毛繊維により形成されるや毛屑が、相対的に長
くて太い立毛と相対的に短くて細い立毛とからなる2層
構造または2層以上の多層構造であることを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項記載の立毛11維の熱処理方
法。 (3)最長立毛の良さが少なくとも3mm以上であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の立毛R
IA雛の熱処理方法。 (4)相対的に長くて太い立毛の繊維長が10〜70m
1111相対的に短かくて細い立毛の繊t4長が5〜4
0mmであることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
項記載の立毛Ili雑の熱処理方法。 (5)相対的に長くて太い立毛ll1IIFの先端が尖
鋭化処理なされたものであることを特徴とする特許請求
の範囲第(2)項記載の立毛m紐の熱処理方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〈1)立毛糸、または地組織から多数の立毛繊維が立毛
してなる立毛W4構造の立毛層に誘電体物質を付与せし
め、前記立毛繊維の動きが該誘電物質の存在により実質
的に拘束を受ける状態下でマイクロ波加熱を行うことを
特徴とする立毛繊維の熱処理方法。 (2)立毛繊維により形成される立毛層が、相対的に長
くて太い立毛と相対的に短くて細い立毛とからなる2層
構造または2層以上の多層構造であることを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項記載の立毛!M@の熱処理方
法。 (3)最長立毛の長さが少なくとも3mm以上であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の立毛繊
維の熱処理方法。 (4)相対的に長くて太い立毛のu長が10〜70mm
、相対的に短かくて細い立毛の繊維長が5〜4Qmmで
あることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載゛
の立毛繊維の熱処理方法。 (5)相対的に良くて太い立毛繊維の先端が先鋭化処理
なされたものであることを特徴とする特Y[請求の範囲
第(2)゛項記載の立毛II紺の熱処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58003514A JPS59130366A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 立毛繊維の熱処理方法 |
EP83112923A EP0118620A3 (en) | 1983-01-14 | 1983-12-21 | Method and apparatus for heat-treating pile fabrics |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58003514A JPS59130366A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 立毛繊維の熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59130366A true JPS59130366A (ja) | 1984-07-26 |
Family
ID=11559465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58003514A Pending JPS59130366A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 立毛繊維の熱処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0118620A3 (ja) |
JP (1) | JPS59130366A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285052A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-18 | 東レ株式会社 | 人工毛皮 |
DE3677695D1 (de) * | 1985-10-25 | 1991-04-04 | Toray Industries | Kuenstliches pelzwerk. |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB666044A (en) * | 1948-09-01 | 1952-02-06 | British Thomson Houston Co Ltd | Improvements in and relating to high frequency dielectric heating apparatus |
DE1807998A1 (de) * | 1968-11-07 | 1970-05-27 | Telefunken Patent | Verfahren zur Erwaermung und Trocknung von Faserstoffgut im elektrischen Hochfrequenzfeld und Vorrichtung zur Ausuebung des Verfahrens |
US4274209A (en) * | 1979-12-28 | 1981-06-23 | The Ichikin, Ltd. | Apparatus for improved aftertreatment of textile material by application of microwaves |
-
1983
- 1983-01-14 JP JP58003514A patent/JPS59130366A/ja active Pending
- 1983-12-21 EP EP83112923A patent/EP0118620A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0118620A2 (en) | 1984-09-19 |
EP0118620A3 (en) | 1986-02-05 |
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