JPS5911272Y2 - 分水栓 - Google Patents
分水栓Info
- Publication number
- JPS5911272Y2 JPS5911272Y2 JP1979071070U JP7107079U JPS5911272Y2 JP S5911272 Y2 JPS5911272 Y2 JP S5911272Y2 JP 1979071070 U JP1979071070 U JP 1979071070U JP 7107079 U JP7107079 U JP 7107079U JP S5911272 Y2 JPS5911272 Y2 JP S5911272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- faucet
- saddle
- main pipe
- band
- annular packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、不断水分水工事などに汎用されるサドル分水
栓の改良に関しその目的とするところは流水が直接サド
ルや本管と接触してこれ等のものを錆させて耐久性を減
少すること及び発錆に原因する流水の汚染がないように
した点、さらには分水栓穿孔時の水洩れを確実に防止す
る分水栓を提供するにある。
栓の改良に関しその目的とするところは流水が直接サド
ルや本管と接触してこれ等のものを錆させて耐久性を減
少すること及び発錆に原因する流水の汚染がないように
した点、さらには分水栓穿孔時の水洩れを確実に防止す
る分水栓を提供するにある。
他の目的は簡単な構造で部品点数が少なく安価に製作で
き、しかも作業が著しく簡略化でき作業性にすぐれた分
水栓を提供するにある。
き、しかも作業が著しく簡略化でき作業性にすぐれた分
水栓を提供するにある。
従来の分水栓は、第6図のように構或されてなるもので
分水栓穿孔時等のシールはサドル本体14の両側に設け
たボル} 15.15’を締付けて、本管2に環状パッ
キング16を押圧せしめて行なうものであるが、ボルト
の締付け操作が煩雑で且つ部品点数が多くなり構造が複
雑になる欠点がある他、分水栓穿孔時にパッキング16
と分水栓胴17との間に若干の間隔18があるため、こ
の部分から流水が流入しあるいは管外面に接触すること
になりこれが錆の発生を生しせしめ耐用年数を短縮する
とか、発錆の結果流水が汚染して人体に悪影響を与える
等の欠点があった。
分水栓穿孔時等のシールはサドル本体14の両側に設け
たボル} 15.15’を締付けて、本管2に環状パッ
キング16を押圧せしめて行なうものであるが、ボルト
の締付け操作が煩雑で且つ部品点数が多くなり構造が複
雑になる欠点がある他、分水栓穿孔時にパッキング16
と分水栓胴17との間に若干の間隔18があるため、こ
の部分から流水が流入しあるいは管外面に接触すること
になりこれが錆の発生を生しせしめ耐用年数を短縮する
とか、発錆の結果流水が汚染して人体に悪影響を与える
等の欠点があった。
他方、上述した流水の侵入等を防止する手段として、分
水栓の螺着時にその胴部下端面が直接環状パッキングに
陥入するようにした分水栓も一部に見受けられたが、こ
のような構造では螺装時に回転する分水栓胴の下端面に
より環状パッキングがねにれや変形を起すだけでなく、
胴部の喰込みによって該パッキングが破損するおそれも
多く、却って該部の水密性、耐久性を低下させる欠点が
見られたものである。
水栓の螺着時にその胴部下端面が直接環状パッキングに
陥入するようにした分水栓も一部に見受けられたが、こ
のような構造では螺装時に回転する分水栓胴の下端面に
より環状パッキングがねにれや変形を起すだけでなく、
胴部の喰込みによって該パッキングが破損するおそれも
多く、却って該部の水密性、耐久性を低下させる欠点が
見られたものである。
本考案はこのような従来の欠点をすべて解消するために
簡単な構造で作業性が良くしかも確実なシールを施すこ
とができる分水栓にあり、その構造上の特徴は本管に抱
着されてその両端がサドル本体の両端部に係止されてい
るバンドとサドル本体の上部の短筒部に螺着された分水
栓胴と該分水栓胴の下端面にOIJング等を介して接合
する断面]型若しくは口形の押圧体と、上記押圧体と本
管との間に設けた環状パッキングとからなり分水栓胴の
締付け回転によりサドル本体を引き上げ前記環状パッキ
ングを押圧せしめる構或にある。
簡単な構造で作業性が良くしかも確実なシールを施すこ
とができる分水栓にあり、その構造上の特徴は本管に抱
着されてその両端がサドル本体の両端部に係止されてい
るバンドとサドル本体の上部の短筒部に螺着された分水
栓胴と該分水栓胴の下端面にOIJング等を介して接合
する断面]型若しくは口形の押圧体と、上記押圧体と本
管との間に設けた環状パッキングとからなり分水栓胴の
締付け回転によりサドル本体を引き上げ前記環状パッキ
ングを押圧せしめる構或にある。
以下その具体的構或について図面に示した一実施例に従
って説明する。
って説明する。
1は本管2上に載置されるよう底面が曲面に形戊された
サドル本体で、その上部には内周にねじ部3が形或され
た短筒部4が一体に形威されてなり且つ下端両端部には
突起部5,5′を設けてなる。
サドル本体で、その上部には内周にねじ部3が形或され
た短筒部4が一体に形威されてなり且つ下端両端部には
突起部5,5′を設けてなる。
6は本管2に抱着されるようその両端部に穿設された係
止孔7,7′を前記突起部5,5′に係人してなるU字
状のバンド、8は前記短筒部4のねじ部3で螺合するね
じ部9を有する分水栓胴であって、その下端面には環状
の逆凹溝10を形威してなり、又11は該逆凹溝10内
に嵌着されたOリング又はパッキング、更に12は上記
Oリング11等を介して分水栓胴8下端面と接合する断
面口型の押圧体である。
止孔7,7′を前記突起部5,5′に係人してなるU字
状のバンド、8は前記短筒部4のねじ部3で螺合するね
じ部9を有する分水栓胴であって、その下端面には環状
の逆凹溝10を形威してなり、又11は該逆凹溝10内
に嵌着されたOリング又はパッキング、更に12は上記
Oリング11等を介して分水栓胴8下端面と接合する断
面口型の押圧体である。
尚、図中13は該押圧体12内で本管2との間に介装さ
れた環状パッキング、19はロックナットを示す。
れた環状パッキング、19はロックナットを示す。
本考案は上記構成からなるため、第1図の状態で分水栓
胴8を締付け回転させると分水栓胴8が下降すると同時
にサドル本体1が引き上げられる、この時サドル本体1
にはバンド6を係止してなるため、一定以上引き上げら
れると該バンド6によって制止されると同時に分水栓胴
8の下端に設けた押圧体12が本管2との間に介在する
環状パッキング13を押圧せしめ第2図の状態となる。
胴8を締付け回転させると分水栓胴8が下降すると同時
にサドル本体1が引き上げられる、この時サドル本体1
にはバンド6を係止してなるため、一定以上引き上げら
れると該バンド6によって制止されると同時に分水栓胴
8の下端に設けた押圧体12が本管2との間に介在する
環状パッキング13を押圧せしめ第2図の状態となる。
従ってこの状態においては本管2と環状パッキング13
並びにサドル本体1の内周面1′と環状パッキング13
との間は完全に密閉状態になると同時に押圧体12の上
面と分水栓胴8の下端部はパッキング11の嵌挿により
完全にシールされている。
並びにサドル本体1の内周面1′と環状パッキング13
との間は完全に密閉状態になると同時に押圧体12の上
面と分水栓胴8の下端部はパッキング11の嵌挿により
完全にシールされている。
よってこの状態で本管2に穿孔しても漏水のおそれは一
切ない。
切ない。
このように本考案は、分水栓胴の回転により押圧体12
を下降せしめて環状パッキング13を押圧せしめる一方
サドル本体1を引き上げてその押圧を強固にせしめるも
ので゛ある。
を下降せしめて環状パッキング13を押圧せしめる一方
サドル本体1を引き上げてその押圧を強固にせしめるも
ので゛ある。
尚、該実施例に示された筒型形状の押圧体12は該実施
例の形状に限らず、第5図のように環状パッキング13
を嵌挿せしめる断面口型状であってもよい。
例の形状に限らず、第5図のように環状パッキング13
を嵌挿せしめる断面口型状であってもよい。
またバンドのサドル本体への係止手段は該実施例のよう
な孔と突起部の関係に限らずサドル本体の両端部に孔を
穿設し該孔にU字状バンドの両端を挿通して係止せしめ
る手段等でもよい。
な孔と突起部の関係に限らずサドル本体の両端部に孔を
穿設し該孔にU字状バンドの両端を挿通して係止せしめ
る手段等でもよい。
さらにサドル本体の形状やパッキングの形状も本考案の
意図する範囲内で設計変更可能である。
意図する範囲内で設計変更可能である。
叙上のように本考案は、本管に抱着せしめたバンドの両
端をサドル本体に係止せしめ、該サドル本体に分水栓胴
を螺合し且つ分水栓胴の下端には環状パッキングを押圧
せしめる押圧体を設け、しかも押圧体と分水栓胴間には
Oリング乃至はパッキング11を介装せしめてなるもの
であるため、分水栓胴の締付け回転によりサドル本体を
引き上げると同時に押圧体によって、環状パッキングを
本管側に押縮する際にも、上記Oリング乃至はパッキン
グ11は分水栓胴下端の逆凹部10に陥入して、押圧体
上面との間に強い摩擦力を生じないから、直接分水栓胴
下面と接する該押圧体は、共回りすることがなく、環状
パッキング13にねじれや変形等を生せしめることがな
い。
端をサドル本体に係止せしめ、該サドル本体に分水栓胴
を螺合し且つ分水栓胴の下端には環状パッキングを押圧
せしめる押圧体を設け、しかも押圧体と分水栓胴間には
Oリング乃至はパッキング11を介装せしめてなるもの
であるため、分水栓胴の締付け回転によりサドル本体を
引き上げると同時に押圧体によって、環状パッキングを
本管側に押縮する際にも、上記Oリング乃至はパッキン
グ11は分水栓胴下端の逆凹部10に陥入して、押圧体
上面との間に強い摩擦力を生じないから、直接分水栓胴
下面と接する該押圧体は、共回りすることがなく、環状
パッキング13にねじれや変形等を生せしめることがな
い。
その結果環状パッキングにより本管とサドル本体間は完
全に密閉状態となり且つ押圧体と分水栓胴間もパッキン
グの介装により密閉されこの部分から外部に流水するこ
とが一切ない。
全に密閉状態となり且つ押圧体と分水栓胴間もパッキン
グの介装により密閉されこの部分から外部に流水するこ
とが一切ない。
よってこの状態で本管に穿孔した場合従来のような漏水
のおそれが一切なくなりこれが各部の腐蝕を防止しサド
ル本体、分水栓胴、本管の発錆を防止し耐用年数を長く
することができるのである。
のおそれが一切なくなりこれが各部の腐蝕を防止しサド
ル本体、分水栓胴、本管の発錆を防止し耐用年数を長く
することができるのである。
さらに重要な点は分水栓胴の回転により環状パッキング
を押圧せしめることができるため、従来のようなボルト
の締付けに比しその作業が簡単で且つ動作の確実性を得
ることができ、しかもこれが全体の部品点数の大幅な削
減を図ることになり製作面においてもf?{釦こ製作で
きる等の実用的効果を得るに至ったものである。
を押圧せしめることができるため、従来のようなボルト
の締付けに比しその作業が簡単で且つ動作の確実性を得
ることができ、しかもこれが全体の部品点数の大幅な削
減を図ることになり製作面においてもf?{釦こ製作で
きる等の実用的効果を得るに至ったものである。
第1図は本考案に係る分水栓の半截断面図、第2図は締
付け時の同拡大半截断面図、第3図は第2図における側
面側からの半截断面図、第4図はバンドの一部切欠平面
図、第5図は押圧体の他実施例を示す断面図、第6図は
従来の分水栓の半截断面図。 1・・・サドル本体、2・・・本管、4・・・短筒部、
6・・・バンド、8・・・分水栓胴、11・・・パッキ
ング、12・・・押圧体、13・・・環状パッキング。
付け時の同拡大半截断面図、第3図は第2図における側
面側からの半截断面図、第4図はバンドの一部切欠平面
図、第5図は押圧体の他実施例を示す断面図、第6図は
従来の分水栓の半截断面図。 1・・・サドル本体、2・・・本管、4・・・短筒部、
6・・・バンド、8・・・分水栓胴、11・・・パッキ
ング、12・・・押圧体、13・・・環状パッキング。
Claims (1)
- 上部に短筒部を備えたサドル本体と、その下方で本管に
抱着されるバンドと、上記短筒部に螺着される分水栓胴
の下端と本管との間に環状パッキングを嵌着してなるサ
ドル分水栓において、上記バンドはサドル本体の両端部
に係止可能なU字状バンドとし、また上記環状パッキン
グには上面がOリング等を介して分水栓胴の下端面と接
合する押圧体を介装せしめたことを特徴とする分水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979071070U JPS5911272Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 分水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979071070U JPS5911272Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 分水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55170592U JPS55170592U (ja) | 1980-12-08 |
JPS5911272Y2 true JPS5911272Y2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=29304781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979071070U Expired JPS5911272Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | 分水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911272Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6124446B2 (ja) * | 2012-04-06 | 2017-05-10 | 株式会社ニューマシン | 流通管接続装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311374Y2 (ja) * | 1973-08-28 | 1978-03-28 |
-
1979
- 1979-05-25 JP JP1979071070U patent/JPS5911272Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55170592U (ja) | 1980-12-08 |
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