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JPS5898786A - 楽曲演奏装置 - Google Patents

楽曲演奏装置

Info

Publication number
JPS5898786A
JPS5898786A JP56197366A JP19736681A JPS5898786A JP S5898786 A JPS5898786 A JP S5898786A JP 56197366 A JP56197366 A JP 56197366A JP 19736681 A JP19736681 A JP 19736681A JP S5898786 A JPS5898786 A JP S5898786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
bit
envelope
output
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56197366A
Other languages
English (en)
Inventor
繁規 今井
敏 松本
泰裕 堀田
鵜野 高明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP56197366A priority Critical patent/JPS5898786A/ja
Publication of JPS5898786A publication Critical patent/JPS5898786A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体メモリー等に音階データ、音符長データ
等を記憶し、これらのデータの読出しに従って曲を再生
する楽曲演奏装置に係る。
従来この種の装置は、各音階の周波数信号は一定の正弦
波または矩形波で再生されるだけであり、単調な音の演
奏であった。本発明は、ギター、ピアノ、バイオリン等
の楽器音を含む所定の音色で再生できるものであり、音
色(おんしよく)豊かに楽曲を演奏できるものである。
以下図面に従って本発明装置の一実施例を説明する。
第1図は全体の回路ブロック図を示すものである。装置
は大別して、発振・分周回路1.トーン・ジェネレータ
部2.エンベロープ発生部3.外部入力回路4.コント
ロール回路5.アドレスカウンタ6、曲情報メモリー7
、アンプ9.スピーカー10から構成される。
発振・分周回路1は、例えば水晶発振回路及び分周回路
からなり、装置の基本クロックを発生する。トーン・ジ
ェネレータ部2は曲情報メモリー7より出力されるデー
タに応じて音を作り出す部分である。エンベロープ発生
部3は曲情報メモリー7から出力されるデータに応じて
音の長さ及びエンベロープを作り出す。入力回路4は選
曲2曲のスタート、移調・転調、テンポ等を制御するス
イッチ回路である。コントロール回路5は入力回路4の
スイッチ入力を信号化し各ブロックに伝達する。アドレ
スカウンター6は曲情報メモリー7のアドレスを指定す
るもので、曲情報メモリー7に記憶された楽曲データを
順次読出し、このピッ、ドパターンにより音階、音符長
、音色(楽器)。
音の強弱、音響効果(トレモロ)9曲停止等を指定する
第2図に曲情報メモリー7のビット割当てを示す。すな
わち、Bφ〜B、5の16ビツトでそれぞれBφ〜B3
(4ビツト)・・・・・・音階ビットB4〜B7(4ビ
ツト)・・・・・・音符長ピッFB81B9 (2ビツ
ト)・・・・・・オクターブビットBIO,B11(2
ビツト)・・・・・・楽器組換えビットB121B13
(2ビツト)・・・・・・音の強弱ビットB14(1ビ
ツト)・・・・・・音響効果ビットBts(1ビツト)
・・・・・・ストップビットのように割当てられる。
〈具体的構成とその動作〉 1)まず、入力回路4の曲指定用スイッチにより曲を選
択する。このスイッチ操作によりコントロール回路5で
はM1〜M3にデコードされた3ビツトパターンを出力
し、曲情報メモリー7の読出し用先頭アドレスを指定す
る。
2)次に入力回路4のスタートスイッチをオンすると1
上記において指定されたアドレスの曲情報ビットパター
ンが読出される。読出されたビットパターンのうち、B
−〜B3(音階ビット)。
B8〜Bll (オクターブビット、楽器組換えビット
)の8ビツトはトーン・ジェネレータ部2へ、また、B
4〜B7 (音符長ビット) 、 Ih□−814(楽
器組換えビット、音の強弱ビット、音響効果ビット)の
8ビツトはエンベロープ発生部3に伝達される。
B15(ストップビット)はコントロール回路5に伝達
される。B15ビツトに“1”が出力されると動作はス
トップするが、スタート時及び楽曲演奏時は10″で何
ら動作に影響を及ぼさない。
3)トーン・ジェネレータ部2に伝達された8ビツトの
うち、B−〜B3.B@、B9の6ビツトは加減算回路
2−6に入力され、音階分周比メモリー2−5のアドレ
スを指定するとともに、オクターブセレクタ2−2によ
りオクターブを選択する。
加減算回路2−6は、入力回路4の外部スイッチ入力に
よりB−〜Ba、Bg、Bgのデータを制御して移調・
転調を可能にするものである。
4)オクターブセレクタ2−2により各オクターブに対
応する基本周波数f01〜fo4の一つが選択される。
分周回路2−1は発振・分局回路1に接続され、そのバ
イナリ出力より倍々(1,2゜4.8倍)の基本周波数
f01〜fo4を準備するものである。
オ〉タープセレクタ2−2より選択された基本周波数f
。iは分周回路2−3に入力され分周される。分周回路
2−3の9ビットバイナリ分扉出力は、一致回路2−4
において、上記アドレスにより指定された分周比メモリ
ー2−5からの同じく9ビツトの分周比出力と比較され
、一致したときパルスを出力するとともに分周回路2−
3をリセットする。
この一致時に出力されるパルスの周波数は各オクターブ
におけるそれぞれの音階に対応する。
ちなみに、500KH2の基準周波数に対して分周比が
478〜253の間(バイナリコードで9ビツトにより
表現できる)の12値であるとすると、1046〜19
75H2範囲の各音階周波数を得ることができる。オク
ターブは基準周波数を倍々に変化すればよい。
5)一致検出パルスは更に分周回路2−7に入力される
。分局回路2−7はその4ビツト分周出力により次段基
本波形メモリー2−8のアドレス指定を行なう、いわゆ
るアドレスカウンタとして動作する。
基本波形メモIJ −2−8は8ピツト構成で16ステ
ツプで音階周波数の1周期分の波形を形作るようデータ
を記憶している。すなわち、オクターブセレクタ2−2
.一致回路2−4から出力される周波数は実際の音階周
波数の16倍に相当するものであり、分周回路2−7に
より各音階周波数の1周期分を16分割して、基本波形
メモリー2−8の16ステツプのアドレスを順次指定す
るようにしている。このアドレス指定により読出された
波形データはD/Aコンバータ2−9に入力され、D/
A変換されて音信号の基本波形を形成する。
また、基本波形メモリー2−8には曲情報メモリー7か
らBto、B11の2ビツト、エンベロープ発生部3の
分周回路8−7の上位2ピット分周出力Cを入力してい
る。B10pB11ビツトは楽器組換え制御に応じて読
出すべき波形メモリーを選択するもので、Cの2ビツト
はエンベロープを時間的に4領域に分け、適宜基本波形
に高次周波数を付加した基本波形等を選択して音の自然
さ、ききやすさを増すためのものである。
6)エンベロープ発生部3に伝達された8ビツトについ
て、B4〜B7の4ビツトは音符長分局比、、i%そり
−8−6にアドレス指定として入力さ九る。BIO、B
llの2ビツトは楽器組換用の制御ビットとしてエンベ
ロープ波形メモリー3−8に、またB12 r Bta
 I B14 の8ビツトは音の強弱、音響効果(トレ
モロ)制御用ビットとして演算回路8−9に入力される
7)罵ンベローブ発生部3では、スタートスイッチがオ
ンになるとまず分周回路3−1が動作開始する。分周回
路8−1のバイナリ6ビツト分周出力は一致回路3−2
に入力され、テンポ分局比メモリー8−3の6ビツト分
周比出力と比較される。一致すればパルスを発生し後段
の分周回路8−4に入力する。このパルスは最短音符長
の時間間隔を決定する。
要すれば、入力回路4のテンポ制御用スイッチの操作に
より、加減算回路3−11において分周比メモIJ −
3−3の分周比出力を加減算し、分局比を変えて任意の
テンポに設定することができる。
8)音符長分周比メモIJ −3−4はB4〜B7の4
ビツトをアドレス指定として、各音符長に対応する8ビ
ツトの分局比データを選択し出力する。
これに応じて一致回路8−5において、分周回路3−4
の8ビツトバイナリ分周出力と比較され為一致したとき
パルスを出力する。このパルスの出力時間間隔はB4〜
B7の4ビツトで指定される各音符長に対応する。
しかし、ここでも次に述べる理由により、l音符長につ
き32個のパルスを出力するようにしている。すなわち
、−数構出回路8−2.8−5等から出力されるパルス
の周波数は普通一般の場合の82倍である。このパルス
は分周回路8−7に入力され分周される。
9)分周回路3−7はエンベロープ波形メモリー3−8
のいわゆるアドレスカウンタとなっており、5ビツトの
バイナリ分周出力により、エンベロープ波形メモリー8
−8の82ステツフノアドレスを順次指定する。エンベ
ロープ波形メ% IJ −3−8に入力された13to
 D Bitビットハ読出されるべき波形メモリーを選
択し、基本波形メi IJ −2−8で選択される基本
波形と組合せて楽器組換え制御を行なう。Cの2ビツト
は分周回路8−7の5ビツトバイナリ分周出力の高位の
もので、エンベロープ期間を4等分する。
10)エンベロープ波形メモリー3−8から読出すれる
データは、演算回路3−9において、B12jB13の
強弱ビットデータに基づく乗算及びB14の音響効果(
トレモロ)ビットデータに基づく加減算を行ない、エン
ベロープ波形データをモディファイする。モディファイ
されたデータはD/Aコンバータ3−1OでD/A変換
されエンベロープを発生する。
11)エンベロープはトーン・ジェネレータ部2のD/
Aコンバータ2−9にレベル制御信号として送られ、D
/Aコンバータ2−9で基本波形とミキシングされエン
ベロープ付音信号を出力する。音信号はアンプ9.スピ
ーカー1oを介して放音される。
12)なお、分周回路3−7で32ステツプ(1つノエ
ンヘローブ読出し)をカウントするト、ソの謙ヤリーパ
ルスはアドレスカウンター6に入力されアドレスを1つ
進める。これにより曲情報メモリー7では次の曲情報ピ
ットノぜターンが読出され、上記1)〜12)の動作を
繰返す。
13)このようにして曲情報メモリー7から順次曲情報
ピッドパターンを読出していき5B15ビツトに11”
が出力されると、フントロール回路5より停止の信号が
出力され、各分周回路2−1゜2−8.2−7.8−1
.3−4.3−7をリセットするとともに・内部のゲー
ト回路を閉じ・一連の動作を終了する。
〈メモリーのデータ容量〉 ちなみに、上記実施例における各メモリーのデータ容量
は次のとおりである。
音階分局比メモリー2−5 ・・・9ビット×12音階 基本波形メモリー2−8 ・・・8ビツト×16ステツプ× 4基本波形 音符長分周比メモリー3−8 ・・・8ビツト×1最短音符長 音符長分周比メモリー3−6 ・・・8ビツト×16音符長 エンベロープ波形メモリー3−8 ・・・8ビツトX32ステツプ× 4エンベロープ波形 〈基本波形とエンベロープ〉 −2−8には、これら波形の1周期分力月6分ルデータ
として記憶される。第4図惨)〜(1)のタイムチャー
トはエンベロープの波形例を示ス。
エンベロープは32分割されて、エンベロープ波形メモ
リー3−8に8ビツト、32ステツプのディジタルデー
タとして記憶される。上述の基本波形、エンベロープ波
形は一例であり、これらに限定されるものではない。
(%)から構成されることとなる。基本波形の周波数は
各音階に、エンベロープの長さは各音符長に対応する。
以下上な機能について更に詳細に説明する。
〈移調・転調、テンポ調整〉 音階データ(B−〜B3ビット)のコード図ヲ第6図に
、音符長データ(B4〜B7ビツト)のコード図を第7
図に示す。ここでは図示のようにそれぞれ音階データ、
音符長データを14ピツFのバイナリコードに順次対応
させてコード化している。なお、音階データは0000
″(コードOH)のとき休符を表わし、体符長は音符長
データをもって設定される。
音階の移調・転調は上記のコードを用いて考えると、あ
る数のバイナリフードの加減算になる。例えば、ハ長調
から半音上げると変ニ長調ニ変わる。ハ長調の1オクタ
ーブは“0100”(コード4H)〜@1111″(コ
ードFH)で表わされ、変ニ長調の1オクターブは“0
101”(コード5H,)〜lオクターブ上の”010
0”(フード4H)となり、ハ長調のコードに 000
1 を加えたものになる。また、ハ長調から半音下げる
と口長調になる。このときの口長調の1オクターブは、
lオクターブ下の”1111’(コードFH)、同オク
ターブの”0101’(コード4H)〜”、1110”
(コードEH)となり、ハ長調から”0001” を減
じたものとなる。オクターブの上下は、上記の加減算で
”0100″(コード4H)〜“1111”(コードF
H)のキャリー及びボローで表わされる。
第8図にトーン・ジェネレータ部2の加減算回路2−6
の詳細及びその周辺回路を示す。
実施例では半音階で上下1〜6音ずらせて移調・転調を
行なうようにしている。入力回路4のスイッチSlは単
一パルス発生回路OP1を介してその操作毎にDタイプ
フリップフロップDF/Fを制御し、Q出力信号SOの
“0”で上方への、また11”で下方への移調・転調を
指示する。スイッチS2は移調・転調の音数を設定する
もので、単一パルス発生回路OP2を介しその操作数を
3ビツトバイナリ7リツプ70ツブBF/Fでカウント
するようにしている。8ビツトの出力信号Ql#Q2#
Q3はバイナリコードで音数を表わすことになる。
加減算回路2−6は4つの4ビット加算器AD1.AD
2.ADa、AD4及び4ビツト比較器COとから構成
される。減算は加算器ADのB入力端を″】”の補数化
し、またC1n(キャリー人力)端子に@1′を加える
ことによって行なう周知の方法を採用している。
DタイプフリップフロップDF/FのQ出力信号Soカ
ケ01(上方への移調・転調)のとき、通常の加算処理
が行なわれる。移調・転調のためQ1〜Q3ビットに1
〜6の任意の音数が設定されていれば、曲情報メモリー
7から音階データ(B−〜Ba )ビットが読出される
とき加算器AD1において順次設定された音数が加算さ
れる。
キャリーがあるときは加算器AD2において、曲情報メ
モリー7から読出されるオクターブデータ(B8,89
ビツト)に+1され、1オクターブ上がったことを示す
。しかし、キャリーがあるとき11オクターブの音階を
“0100”(コード4H)〜@1111” (コード
FH)で表わしているため、加算された音階データに更
に4(コード4H)を加算して補正する必要がある。
キャリーCOが出力されたときQ4信号は@1″で、加
算器AD3において4が加算される。
Dタイプ7リツプ70ツブDF/FのQ出力信号Soが
“1″(下方への移調・転調)のとき、加算器AD、に
おいて減算が行なわれる。この減算において減算結果が
3(“001ビ)以下の場合、オクターブデータ(B8
’、89ピツト)に−1し、また上記音階データの減算
結果に更に4を減算して補正゛しなければならない。4
(“0100”)の減算はQ4信号が“l”のとき加算
器AD3において行なわれる。Dタイプフリップフロッ
プDF/FのQ出力信号Soが“I″であるので、キヤ
IJ−coが@0″のとき、または比較器COにより音
階データの減算結果が3 (”oo+o”)〜o (−
oooo″)の範囲内であることを検出したとき、Q4
信号が“1”となる0 この種の減算処理では、B−〜B3ビットデータがQ3
〜Q1ビットデータより大きいときキヤ’)−Co(”
1”)が出力される。減算結果が8(“0011”)〜
0(“0ooo”)の範囲のとき、キャリーCOは@1
′であるが比較器COによりこの範囲であることが検出
され、Q4信号姶”である。B−〜B3ビットデータが
Q3〜Qlビットデータより小さい場合(例えばドの音
階データ″0100″Cコード4H)が出力され、5又
は6音下方の移調・転調が設定されているとき、または
戸、し1の音階データ″0101”(コード5H)が出
力され、6音下方の移調・転調が設定されているとき)
、減算結果はθ以下の数値を表わす1回り下の“111
1″(コードFf()又は“1llO″(コードEH)
となりキャリーCOは出力されない。すなわち、この場
合もQ4信号は@1”となる。
このようにして減算結果がa(”ooll”)以下の場
合、加算器AD3において更に4を減算して補正される
オクターブ制御用の加算器AD2.AD4は、減算処理
においてB1+B2端子に“1”が加えられるので、キ
ャリー人力Cinのない場合のみ−1の減算が行なわれ
る。減算結果が3(”0011”)〜0(10000″
)の場合、加算器AD1からはキヤ!J−Co(”1”
)、が出力され、加算器AD2では−lの減算を行なわ
ない0しかし1加算器AD3における補正のための減算
で、AQ−A3端子入力されるデータが4以下であるの
でキヤIJ−coは出力されない。゛従って、この場合
は、加算器AD4で−1の減算が行なわれ、オクターブ
は曲情報メモリー7から読出されたものより一つ下に指
定される。
減算結果が0以下を表わす”1111”(コードFH)
、”1110”(コードEH)である場合は、加算器A
DZにおいてキャリーCoが出力されず、加算器AD2
で−1の減算が行なわれる。
加算器ADaの補正のための減算では加算器AD3から
キャリーCoが出力されるので、加算器AD4では−1
の減算を行なわない。これによって、減算結果が0以下
を表わす場合も1オクターブ下に指定される。
本実施例では、半音部を含めド〜シの音階を、@010
0″(コード4H)〜”1111’(コードFH)とバ
イナリコードに応じて順次対応させているので、簡単な
加減算より移調・転調した音階をそれぞれ指定すること
ができる。
テンポも同様な加減算回路3−11により、6ビツト分
周比メモリー8−3の出力に任意数(バ・ イナリコー
ド)を加減算し最短音符長を変化することにより達成で
きる。
〈楽器音の発生〉 楽器の音は、音の波形がエンベロープとそのエンベロー
プを形作っている基本波形によって構成されており、そ
の基本波形及びエンベロープを指定することにより、楽
器音を指定することかで°きる。
7から出力される楽器組換えピッ)BIO,Bllであ
り、ここでは最大】音符毎に楽器音を切換えることがで
きるようにしている。楽器組換えビットB1o、Bll
のデータは基本波形メモリー2−8゜エンベロープ波形
メモリー3−8に入力され、それぞれ対応する基本波形
及びエンベロープ波−形が選択される。基本波形例は第
3図)エンベンベローブ波診1して(−が選択された場
合は、第5図に示すような波形形態をもつ楽器音が出力
されることとなる。
基本波形メモリー2−8に入力された2ピツトのC信号
は音の自然さ、音のききやすさを増すものである。1つ
のエンベロープ内で、基本波形の組合せが変わることが
ある。一般には、第4図(p)の典型的なエンベロープ
波形に示されるように、音の立上りからピークになるま
での時間をアタック・タイムA、ピークがら保持レベル
までの時間をディケイ・タイムD、保持レベルの時間を
サスティン・タイムS、立下りの時間をリリース・タイ
ムRと呼び、これらの期間で基本波形が変わるのが普通
である。本実施例では2ビツトのC信号により、エンベ
ロープ期間を均等に4分割しこれに近似化している。
基本波形の変化としては高次周波数を附加して若干の変
化がつけられるもの、あるいは特定の楽器音ではある期
間が全く異なる基本波形となる場合もあり様々である。
この場合、楽器組換用ピッ) B10. Bttで指定
され、またそれぞれエンベロープの4期間で基本波形を
選択する必要から、4×4の基本波形をメモリーし・基
本波型メモリー2−8のデータ容量は 8ピツ)X16ステツプX(4X4)基本波形となる。
〈音の強弱、トレモロ制御〉 音の強弱は振幅の大小で決まるので、エンベロープ全体
のレベル調整を行なうことによって、またトレモロ効果
はいわゆる低周波数の振幅変調であるので、エンベロー
プ波形を低周波数にて振幅変調することによって実現で
きる。
第9図にエンベロープ部3の演算回路3−9の詳細及び
その周辺回路を示す。演算回路3−9は加減算回路3−
9〒1及びシフト回路8−9−2とから構成される。ト
レモロ用ビットB14のデータは加減算回路3−9−1
に、音の強弱用ピッ) B12. B13のデータはシ
フト回路8−9−2に入力される。
曲情報メモリー7の読出しでピッ) B14のデータが
11”である場合、トレモロがかけられる。
、トレモロはエンベロープ波形の後半部にかけられるこ
とが多く、本例でも、アンドゲートAに分周回路3−7
の最上位ビット出力05を加えることにより、トレモロ
の時期を制御している。
分周回路3−7は5ビットバイナリ分周出力にヨリエン
ベロープ波形メモリー8−8(7)32ステツプのアド
レスを順次指定するものであり、最上位ビット出力05
はちょうど中間ステップ以降のアドレスを指定する時点
から@1′となる。
B14ビツトデータが一1″で、エンベロープの中間点
から出力05が′1”になれば、低周波数信号fTがア
ンドゲートAを介して加減算回路3−9−1に入力され
る。この低周波数信号fTの”ヒ、“0”信号に基づい
て、所定数がエンベロープ波形を示す8ビツトのバイナ
リコードに加減算される。すなわち、これによりエンベ
ロープ波形のディジタル量が低周波数fTで変化を受け
る。
シフト回路3−9−2で影響を受けないとすると)シフ
ト回路8−9−2の後段のD/Aフンバータ3−10に
入力され、エンベロープの後半ヲ低周波fT’で振幅変
調したアナログ信号を出力する。
音の強弱は、シフト回路8−9−2において、強弱制御
用ピッ) Bll 、 B12で指定されるビット分、
加減算回路8−9−1の出力を適宜シフトすることによ
り行なわれる。例えば、 でs B12 + Btaビットのデータに従って加減
算回路3−9−1に出力される32ステツプのバイナリ
コードを、順次指定されたビット数シフトし、エンベロ
ープ全体のデジタル量を所定分変化する。
シフトされたバイナリ゛出力はD/Aコンバータ3−1
0よりアナログ信号に変化されるが、lビットシフトで
は2倍、2ビツトシフトでは4倍、8ビツトシフトでは
8倍の振幅を有するアナログ信号として出力される。す
なわち、B12゜B13ビツトのデータにより1,2,
4.8倍の振幅変化をもって音の強弱が制御できる。
以上のように、本発明は曲情報メモリー、基本波形メモ
リー、エンベロープ波形メモリーを備よるものであって
、曲情報メモリーから指定される各音階の周波数の一周
期に応じて基本波形が読出され、また各音符長の期間に
応じてエンベロープ波形が読出され、それぞれの音符に
対応して所定の基本波形及びエンベロープの組合せを有
しており、音声豊かに楽曲を演奏できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体の回路ブロック図
、第2図は曲情報メモリーのビット割当例を示すタイム
チャート、第5図は基本波形とエンベロープ波形のミキ
シング例を示スタイムチヤード、第6図は各音階に対応
するコード例を示す図、第7図は各音符長に対応するコ
ード例を示す図、第8図は第1図の加減算回路部周辺を
詳細に示す要部ブロック図、第9図は第1図の演算回路
部周辺を詳細に示す要部ブロック図である。 l・・・発振・分局回路、 2・・・トーン・ジェネレ
ータ部  3・・・エンベロープ発生部、 6・・・ア
ドレスカウンター、 7・・・曲情報メモリー、2−8
・・・基本波形メモリー、 3−8・・・エンベロープ
波形メモリー。。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、少なくとも音階データ、音符長データをビットパタ
    ーンとする曲情報を記憶する第1のメモリ一手段と、該
    第1のメモリ一手段からの音階データの読出しに応じ、
    各音階を示す周波数の1周期に相当して読出される基本
    波形を記憶する第2のメモリ一手段と、前記第1のメモ
    リ一手段からの音符長データの読出しに応じ、各音符長
    の期間に相当して読出されるエンベロープ波形を記憶す
    る第3のメモリ一手段とを備え1前記基本波形とエンベ
    ロープ波形の組合せをもって、所定の音色で曲を再生す
    るようにしてなることを特徴とする楽曲演奏装置。
JP56197366A 1981-12-07 1981-12-07 楽曲演奏装置 Pending JPS5898786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56197366A JPS5898786A (ja) 1981-12-07 1981-12-07 楽曲演奏装置

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