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JPS5871122A - 熱接着による継目を有する金属容器の製法 - Google Patents

熱接着による継目を有する金属容器の製法

Info

Publication number
JPS5871122A
JPS5871122A JP56170201A JP17020181A JPS5871122A JP S5871122 A JPS5871122 A JP S5871122A JP 56170201 A JP56170201 A JP 56170201A JP 17020181 A JP17020181 A JP 17020181A JP S5871122 A JPS5871122 A JP S5871122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
joint
frequency induction
heating
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP56170201A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0218974B2 (ja
Inventor
Kazuhisa Ishibashi
石橋 一久
Hideo Kurashima
秀夫 倉島
Hisakazu Yasumuro
久和 安室
Michio Watanabe
道雄 渡辺
Tsuneo Imatani
恒夫 今谷
Kazuo Taira
和雄 平
Seishichi Kobayashi
小林 誠七
Hiroshi Ueno
博 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP56170201A priority Critical patent/JPS5871122A/ja
Priority to EP82305602A priority patent/EP0079690B1/en
Priority to US06/435,887 priority patent/US4451316A/en
Priority to DE8282305602T priority patent/DE3276713D1/de
Priority to AU89652/82A priority patent/AU8965282A/en
Priority to KR8204745A priority patent/KR890002575B1/ko
Priority to ZA827784A priority patent/ZA827784B/xx
Publication of JPS5871122A publication Critical patent/JPS5871122A/ja
Publication of JPH0218974B2 publication Critical patent/JPH0218974B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • B21D51/2684Cans or tins having circumferential side seams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱接着による継目を有する金JFAW器の製
法に関し、より詳細には接着用の樹脂層を介して係合さ
れた容器素材両端縁部を高周波誘導加熱コイルで効率良
く加熱して、熱接着による継目を形成させることから成
る金属容器の製法に関する。
高周波誘導加熱は金属累月の加熱に広(使用されている
加熱手段でおり、接着端等の熱接着による継目を有する
金属容器の製造にも広く使用されている〃l熱手段であ
る。只、高周波誘導加熱コイルからの高周波磁界は金属
素材で遮断されるため、従来の技術においては、容器素
材の端部に施された樹脂接着剤を、重ね合せに光重って
高周波誘導加熱し、溶融された接着剤層を介して両端部
を重ね合せ、最後に重ね合せ部を冷却下にパンピングし
て継目を形成させる方法や、樹脂接着剤層全弁して係合
された容器累月の両端部の外側を高周波誘導加熱し、外
側からの伝熱によって両端部の熱接着を行う方法が採用
されている。
しかしながら、前者の方法は、継目がストレートに軸方
向に延びているラップ・サイド・シーム罐のように、両
端部を重ね合せ方向に押圧して熱接着を行う場合には好
都合に適用できるとしても、夫々が金属素材の絞り加工
或いは絞り−しごき加工で形成されたカップ状成形体か
ら成る上部体と下部体とを、それらの周状の開放端部で
接着剤を介して嵌合させて容器を形成させる場合には、
嵌合時の軸方向の押圧力に工9浴融接眉剤層が継目外に
はみ川し、或いは開放端部に傷が発生するため、適用す
ることが困難である。
また、後者の方法は、継目の内側となる端部は、外側の
端部で高周波磁界が遮断されるため、熱伝導によっての
み加熱されるだけであり、L2かも両端部間に介在する
接着剤層り:金属に比べれば熱伝導性に著しく乏しいか
ら、力11熱接着に著1〜く長い時間全必要とすると共
に、この接合すべき部分では、外側の端部が高温で内側
の端部が低温という温度勾配が必らず形成されて、均一
な加熱が困filになるという欠陥を生ずる。特に金h
A累材のI質がスチールなどの強磁性体の場合には、内
側となる端部は加熱されにくい。
従って、本発明の目的は、接着用の樹脂層を介して係合
された容器素材の両端縁部を、高周波誘導加熱によって
外側の端部がらも内側の91M部からも同時に加熱する
ことが可能な方法全提供するにおる。
本発明の他の目的は、熱接着による継目を有する金属容
器を製造するに際して、継目となるべき係合された両端
部間に位置する熱接麿剤を極めて短時間の内に高周波誘
導加熱できる方法全提供するにある。
本発明の更に他の目的は、間に接着剤層が介在する素材
の両端部の各々を任意の温度に加熱できる方法を提供す
るにある。
本発明の更に他の目的は、夫々が金属製の無継目カップ
状成形体から成る上部体と下部体とを、それの周状の開
放端部同志で接着剤層を介して嵌合部せ、この接着剤層
を嵌合部の外側から高周波誘導加熱により効率良く加熱
し得る方法全提供するにめる。
本発明によれば、金属全台む容器素材の両端部を樹脂の
熱接着による継目を介して接合することから成る容器の
製法において、 熱接着性の樹脂層を介して両端部が係合され且つ局部的
に両端部が屯気絶縁関係にある継目となるべき部分を、
一方の端部に連なる素材と他方の端部に連なる素材とが
夫々電流の向きが反対のコイル部分と対面させ且つ継目
となるべき部分が両コイル部分のほぼ中央に位置させて
、高周波誘導加熱コイルに通電し、 前記両端部の各々を通るうす電流ヲ訪導して両端5一 部を加熱することを特徴とする金属容器の製法が提供さ
れる。
本発明は、既に指摘した通り、夫々が金属製の無継目カ
ップ状成形体から成る上部体と下61〜体とを、それの
周状の開放端部同志で接着剤層を介して嵌合させ、この
接着剤層を嵌合部の外側から高周波誘導加熱により効率
良(加熱して、周状の側面継目を備えたビン状の金属容
器全製造するのに特に有用である。従って、本発明をこ
の容器を例にとって以下に説明するが、本発明は勿論こ
の場合にのみ限定されるものでない。
不発明による金属製ビンの一例を示す第1図においてこ
のビンは、例えに錫メッキ鋼板等の金属製の無継目カッ
プ状成形体から成る下部体1と、金属製の無継目カップ
状成形体から成る上部体2とから成っており、これらの
カップ状成形体は、開放端部6と開放端s4とが東ね合
せ接合されて、周状の側面継目5を形成することKより
容器の形に一体化されている。
この具体例において、下部体1は金属素材の高6− 度の絞り−しごき加工で形成された背の高い薄肉側壁部
6と実質上しごき加工“全受けていない厚内の底部7と
から成るカップであり、一方上部体2も下部体と同様の
成形で形成された背の高い薄肉側壁部8と上壁9とから
成るカップである。上部体2の側壁部8の高さは、継目
5の巾と等しいか、或いは継目中よりも若干大きい範囲
内にある。また上部体2の上壁9は上に凸のテーパー面
をなしており、その中央には内容物の充填用乃至は取出
し用の注ぎ口10が形成されている。
第1図に示す具体例では、下部体1の開放端部6はそれ
に近接した部分でのネックイン加工により、それ以外の
胴壁部に比して小径となるように絞られており、より大
径の上部体開放端部4内に嵌挿される。下部体開放端部
6の外面と上部体開放端部4の内面との間には熱接着性
の接着剤層11が設けられ、下部体と上部体との接合、
固着が行われている。接着剤11の一部は継目5からは
み出して、継目の内側に位置する金属素材切断端縁12
に対する被覆層16を形成していることが、耐腐食性の
点で望ましい。
上述した構造の金属製容器においては、上部体2に極め
て小さい注ぎ口10が形成されているのみであり、従っ
て、上部体2と下部体1とを嵌合させた後では、この嵌
合組立体の内部に格別の加熱機構等を挿入することは事
実上不可能であり、従って嵌合部の加熱は外部からの加
熱のみが0T能であることが了解されよう。
本発明によれば、この嵌合部の外側に高周波誘導加熱コ
イルを特定の仕組で位置させて通電を行うことにより、
外側に位置する開放端部4のみならず、内側に位置する
開放端部6をも効率良く加熱し、接着を著しく短時間の
内に行い得るものである。
本発明の詳細な説明するための第2図において、継目と
なるべき部分5cLにおいては、両端部6及び4は接着
剤層11αを介して嵌合により機械的に係合されており
、しかもこの両端部6及び4は接着剤#11cにより少
なくとも局部的に電気絶縁関係となっている。
この継目となるべき部分5αの外側には、全体として1
4で示す高周波誘導加熱コイルが次のような位置関係で
配置される。即ち、内側の開放端部3に連なる側壁部6
には、′電流が図面において一定時点において上−→下
垂直方向に流れるコイル部分15と対面し、一方性側の
開放端部4に連なる側壁部8には、電流が図面において
、同時点において下→下垂直方向に流れるコイル部分1
6と対面し、且つ継目となるべき部分5αは両コイル部
分15及び16のほぼ中間に位置している。図において
、このコイル部分15及び16は断面のみで示きれてい
るが、図面のほぼ垂直方向に連なったループを形成して
いることが理解されるべきである。
上述した位置関係において、高周波誘導加熱コイル14
に高周波電流を通電すると、コイル部分15に対面した
側壁部6では該コイル部分のtN。
方向とは逆向きでしかも開放端部6の部分を同方向とな
るように通るうす電流17が誘導される。
同様にコイル部分16に対面した側壁部8では該9− コイル部分の電流方向とは逆向きでしかも開放端部4の
部分を同方向となる↓うに通るうず電流18が誘導でれ
る。このうず甫fi17及び18は夫々、側壁部6及び
8の部分では電流蜜181が低く、開放端部3及び4の
部では電流密度が高くなるように誘導され、この結果と
して、外側に位lKtする開放端部4は勿論のこと、内
側に位置する開放端部6も強く加熱される。この目的の
ため、旨周波訪導加熱コイル14は、コイル部分15及
び16の電流密度が疎となるように形成されている。伺
、図面において、19はフェライト等の磁性材料から成
る磁気コアであり、両コイル部分15.16と素材側壁
6.8との電磁結合を強め、これにより加熱効率全増大
させる丸めに使用式れている。
本発明によれは、以上説明した通り、扁周波誘47IO
熱コイルと加熱すべき金属素材との電磁結合を、素材両
端部が重ね合せられている部分ではなく、この重ね会せ
部よりむしろ離れた両側壁部6及び8との間で行うこと
により、累月両端部6.4の効率の良い加熱が可能とな
るものであり、し10− かも、接着剤層を間に挾んで、内外の両端部6.4が加
熱されるため、短時間でしかも均一な加熱が可能となる
ものである。加熱時間が短時間であると、溶融状態の接
着剤の溢れ出る量が少くなるという利点を有する。
本発明において、上述した高周波誘導加熱コイルにより
、円周状の嵌合部全体を加熱するには、円周状の嵌合部
の周囲金実質上覆うように多数個の高周波誘導加熱コイ
ルを配置し、上下体の嵌合物を静止させて誘導加熱全行
う方法、1個乃至は複数個の高周波誘導加熱コイルを配
置し、上下体の嵌合物全回転させなから誘導加熱する方
法、長い偏平コイルに沿って、嵌合部を回転させながら
移動することによって加熱する方法、或いはこれらの組
合せ方法等が適宜採用される。
コイルに通電する高周波′電流は、この梅の誘導加熱に
使用されているものは全て便用でき、例えば一般的に言
って、10KHz乃至500KHgの高周波が好適に使
用される。加熱コイルへの入力は、容器の大きさや要求
される温度や加熱時間によっても著しく相違し、−概に
は規定できない。
1例として、径110.6朋の周状継目容器をポリエス
テル糸接着剤を介して接合するに際し、入カフKWで0
.6秒という極めて短時間で熱接着処理が完了すること
が認められた。
本発明によれば、外側となる端部と内側となる端部とを
等しい温度となるようにJJn熱することもできるし、
またこれらの温度が互いに異なるように加熱することも
できる。
第3−A図に示す具体例において、外側部体2の厚さt
。と内側部体1のtiとが等しく且つ加熱コイル15.
16と両側壁との間の間隙が等しい場合には、外側端部
4の万が若干温度上昇が高くなる傾向かめる。この場合
には、加熱コイル14のコイル部分16と外側部体2と
の間にフェライトコア乃至はM&21挿入することによ
り、外側端部4の温度T。と内側端部6の温度Tiとを
等しくすることができる。この場合、フェライトコアを
使用すると、銅板よりも電力損失が少ないので加熱効率
は高くなる。また、外側部体2とコイル部分16との間
隔全、内側部体1とコイル部分15との間隔よりも大き
くすることによってもT。=Tiとなるよう々加熱が可
能である。
第3−B図に示す具体例では、外側部体2とコイル部分
16との間隔を、内側部体1とコイル部分15との間隔
よりも太きくし、しかも外側部体2とコイル部分16と
の間にフェライトコア乃至は銅板20を挿入することに
より、Ti”)Toとなる温度関係での加熱全可能とし
ている。勿論、この位置関係を逆にすれば、To>Ti
となる温度関係での加熱も可能である。
第3−C図に示す具体例では、加熱コイル14の位置を
嵌合部5αに対して相対的に下げることにより、外側端
部4に誘導されるうす電流を少なくし、外側端部4の温
度上昇を抑制して7’j)T。
の関係が成立つようにしている。逆に第3−C図におい
て、コイル14の位置を嵌合部5cLVc対して相刈的
に上げることにより、内側端部6に誘導されるうず電流
を少なくし、内側端部6の温度上昇を抑制できる。
13一 本発明において、接着剤層としては、熱により溶融乃至
は軟化され、或いは活性化されて接層性を示すものは全
て使用され、例えばポリエステル系、ポリアミド糸、酸
変性ポリオレフイン系等の熱可塑性樹脂接着剤が有利に
使用されるが、勿論これらに限定されない。
容器用素材としては、アルミニウム等のIl!¥!金属
や、ブリキ、ナイン・フリー・スチール、その他の各種
表面処理鋼板、ブラックプレート等の金属を含む素材は
全て使用され、これらの素材1.1各棹塗料で塗装され
たものであっても例等差支えない。
また、この素材は金属箔とグラスチックフィルムとのラ
ミネートであっても↓<、このプラスチックフィルムが
ヒートシール性を示す場合には、これを接着剤ノーとし
て使用し得ることは当然である。
本発明は、上述した円周状の継目金石する容器の製造に
好適に適用されるが、例えば第4図に示す通り、一枚の
素材22全円筒状に成形し、その両端縁部26α、23
6を接着剤層11を介してロックシーム接合する用途に
も有利に使用でき、14− また、蓋の周囲と胴のフランジとを熱接着剤を介してヒ
ートシールす′る用途にも有利に使用できる。
本発明を次の例で説明する。
素板厚0.23龍のアルミ板C6004材H19)の内
外面に変性ビニル系塗料をそれぞれ全体の塗膜量が18
0 ml/ dm2.80 m? / dm”となるよ
うに塗布、焼付を行った後に250朋の径の円板に打抜
き、通常のプレス加工により成形音節し、接合部端縁の
内径が110.60io+で中心部に直径60朋の注ぎ
口を有する上部体全作製した。
一方、同じ塗装板よりやはり250朋の径の円板全打抜
き、プレス加工により成形を行って接合部端縁の外径が
110.50mrsの下部体を作製した。
この下部体の端縁全周にわたって、その外面制約6 t
nm巾、内面側約2朋巾で以下のように接着剤全塗布し
た。すなわち、実施例12ではナイロン12の粉末全下
部体の端縁外面側6關、内面側2■のみが露出するよう
にマスキングした上で静′邂塗装全行い、更にその部分
を赤外線ヒーターにより加熱し粉体を溶融させ約85μ
mの膜厚で接着剤皮膜を形成した。
以上のように作製した上部体と接着剤を塗布した下部体
とを嵌合した後、加熱工程そしてこれと同一スチージョ
ンに於て冷却工程ヲ施して嵌合部の接着剤を浴融、冷却
固化させて接合を行い、上部体と下部体が接合されたH
8t約2000111/の金属容器全作製した。なお、
加熱工程では被加熱部材を480回転/分で回転させつ
つ7KWの入力で0.6秒間加熱し、冷却工程では加熱
終了と同時に圧縮エアー用ノズル金用いて1秒間嵌合部
に吹付け、冷却を行った。
1だ、加熱工程における加熱コイルの形状は、第3−A
、 3−B、 3−C,7図に示されるように、加熱コ
イル15.16の導体の径は4mraで上側部材2と下
側部材1とにta結合している偏平渦巻加熱コイルの巻
数は5ターンであり、その巾Wcは25mm、中空部の
巾Wg20msである。
外側部材の冷却用ノズルは容器の嵌合部に対し加熱コイ
ルに対応する反対側に嵌合部を囲むように設は内側部材
の冷却用ノズルは外側部材の開口部より挿入され、外側
のノズルと対応する位置を冷却するように設置されてい
る。
各側で採用した加熱工程、冷却工程を詳述すると以下の
通りである。
実施例1゜ 外側部材と内側部材との温度上昇が等しくなるように、
加熱コイルの中心金嵌合部の中心より2龍だけ下げた状
態(△l=2關)に加熱コイルをセットした。冷却工程
では外側および内側部材にエアー吹付けを行なった。
このときの嵌合部の温度は第5図に示されている。曲線
αは外側部材および内側部材の嵌合部の温度、曲線すは
接着剤の温度である。
加熱終了時1.の外側部材、内側部材の嵌合部の温度は
どちらも260℃であり、接着剤の温度は195℃であ
った。
接着剤が固化する温度145℃に至るまでの時間t2は
加熱終了から0.5秒後であった。
接着剤が固化する時刻での外側部材と内側部材との温度
は等しく115℃であった。したがって、−17= 接着剤には必要以上の押圧力は働かず、接着剤は嵌合部
より押出されず、嵌合部が常温になっても接着剤に引張
り応力が働くことはない。
実施例2 外側部材の嵌合部の温1隻が内側部材のものより高くな
るように、加熱コイルの中心を嵌合部の中心より1m1
1だけ上げた状態(△/−−1−1 mm )に加熱コ
イルをセットした。
加熱終了時1=11の外側部材の温度は245℃、内側
部材の温度は215°C1接看剤の温度は195℃であ
った。
接着剤が固化する温度145℃に至るまでの時間は加熱
終了から0.5秒後であった。この時点1=1.での内
側部材の温度は110℃、外側部材の温度は120℃で
あり、若干外側部材の温度の方が高いので、接着剤の締
付力が弱くなるが、この程度の温度差は実用上支障ない
実施例& 外側部材の嵌合部の温度が内側部材のものより低くなる
ように、加熱コイルの中心を嵌合部の中18− 心より31だけ下げた状態(△1−−3闘)に加熱コイ
ルをセットした。
加熱終了時(1=t+)の外側部材の温度は220℃、
内側部材の温度は240℃、接着剤の温度は195℃で
あった。
接着剤が固化する捷でに至る時間は加熱終了から0.5
秒後であった。このときの外側部材の温度は115℃、
内側部材の温度は120℃であった。
この場合には、若干外側部材の温度の方が内側部材のも
のより低いので、接着剤に締付力が働き、溶融状態の接
着剤が押出される恐れはあるが、実用上差し障りない。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱接着による周状の側面継目を有する金属容器
の側断面図、 第2図は本発明の詳細な説明するための高周波誘導加熱
コイル及び容器の側断面図、 第3−A図、第3−B図及び第3−C図は、高周波誘導
加熱コイルの配置の数例を示す部分拡大側@面図、 第4図は、本発明をストレートな側面継目を有する金属
容器の継目の接着に用いた例を示す断面図、 第5図は、実施例1における継目各部分の加熱冷却時に
おける温度一時間曲線を示す線図である。 引照数字1は下部体、2は上部体、6及び4は開放端部
、5は継目、5αは嵌合部、6及び8は側壁、11.1
1cLは接着剤層、14は高周波誘導加熱コイル、15
及び16は互いに電流の向きが逆のコイル部分、17及
び18は互いに向きが逆のうず電流、19は磁気コア全
夫々示す。 特許出願人      岸 本    昭代理人 弁理
士 鈴木郁男(′1 第1図 0 第2図 第1頁の続き ■出 願 人 岸本昭 横浜市金沢区釜利谷町4439番地 の26 130−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)金属を含む容器素材の両端部を樹脂の熱接着によ
    る継目を介して接合することから成る容器の製法におい
    て、 熱接着性の樹脂層を介して両端部が係合され且つ局部的
    に両端部が電気絶縁関係にある継目となるべき部分を、
    −万の端部に連なる素材と他方の端部に連なる素材とが
    夫々電流の向きが反対のコイル部分と対面させ且つ継目
    となるべき部分が両コイル部分のほぼ中央に位置させて
    、高周波誘導加熱コイルに通電し、 前記両端部の各々を通るうず電流を誘導して両端部を加
    熱することを特徴とする金属容器の製法。 ■ 前記高周波誘導加熱コイルは中央部に磁気コアを、
    その周囲にコイルt[L、係合された、接着すべき両端
    部が前記磁気コアと対面し且つ一方の端部に連なる素材
    と他方の端部に連なる素材とが夫々電流の向きが反対の
    コイル部分と対面するように、高周波誘導加熱コイルを
    位置させて磁界を作用させる特許請求の範囲嬉1項記載
    の方法。 (5)前記素材は夫々が金属製の無継目のカップ状成形
    体から成る上部体と下部体とであり、それらの開放端部
    同志を嵌合させ、嵌合させた端部全前記高周波誘導加熱
    コイルで加熱して接層を行う特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
JP56170201A 1981-10-26 1981-10-26 熱接着による継目を有する金属容器の製法 Granted JPS5871122A (ja)

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EP82305602A EP0079690B1 (en) 1981-10-26 1982-10-21 Apparatus for producing metal vessels
US06/435,887 US4451316A (en) 1981-10-26 1982-10-21 Process for preparation of metal vessels
DE8282305602T DE3276713D1 (en) 1981-10-26 1982-10-21 Apparatus for producing metal vessels
AU89652/82A AU8965282A (en) 1981-10-26 1982-10-21 Lap bonding metal vessel members
KR8204745A KR890002575B1 (ko) 1981-10-26 1982-10-22 금속용기의 제조방법
ZA827784A ZA827784B (en) 1981-10-26 1982-10-25 Process for preparation of metal vessels

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (2)

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JPS5871122A true JPS5871122A (ja) 1983-04-27
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