JPS586042Y2 - 積算計におけるリセット装置 - Google Patents
積算計におけるリセット装置Info
- Publication number
- JPS586042Y2 JPS586042Y2 JP15550377U JP15550377U JPS586042Y2 JP S586042 Y2 JPS586042 Y2 JP S586042Y2 JP 15550377 U JP15550377 U JP 15550377U JP 15550377 U JP15550377 U JP 15550377U JP S586042 Y2 JPS586042 Y2 JP S586042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reset
- plate
- locking
- receiving plate
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は積算計のリセット装置に関するもので、特にリ
セット機構の製作および組立を簡易化することを目的と
するものである。
セット機構の製作および組立を簡易化することを目的と
するものである。
一般にこの種の積算計は第1図に示すように、図示しな
い積算計フレームに支架された文字車軸1には複数個の
文字車2が各々回転自在に軸装されている。
い積算計フレームに支架された文字車軸1には複数個の
文字車2が各々回転自在に軸装されている。
これら文字車2は各々下位桁側の側面には歯車3が、そ
して上位桁側の側面には図示しないが桁送りセグメント
ギヤとリセット用のハートカム4が一体に形成されてい
る。
して上位桁側の側面には図示しないが桁送りセグメント
ギヤとリセット用のハートカム4が一体に形成されてい
る。
上記文字車軸1と平行して積算計フレームに支架された
軸5には全体コ字状のピニオン保持部材6が枢着され、
このビニオン保持部材6の両腕部6aにはピニオン軸T
が支架されている。
軸5には全体コ字状のピニオン保持部材6が枢着され、
このビニオン保持部材6の両腕部6aにはピニオン軸T
が支架されている。
また上記ピニオン軸1には上記各々の文字車2間に介在
されその文字車2の歯車3と噛み合う桁送りピニオン8
が回転自在に軸装され、スプリング9により上記ピニオ
ン保持部材6が文字車2側へ弾設形成されてピニオン8
と文字車2の歯車3とが常時噛み合い状態で維持されて
いる。
されその文字車2の歯車3と噛み合う桁送りピニオン8
が回転自在に軸装され、スプリング9により上記ピニオ
ン保持部材6が文字車2側へ弾設形成されてピニオン8
と文字車2の歯車3とが常時噛み合い状態で維持されて
いる。
一方、上記ピニオン保持部材6には、各文字車2のハー
トカム4に対応した位置に上記腕部6aと略直角方向に
文字車2の数と同数のリセットレバー10が植設されて
いる。
トカム4に対応した位置に上記腕部6aと略直角方向に
文字車2の数と同数のリセットレバー10が植設されて
いる。
また、軸5の一端にはアーム11が係合され、該アーム
11の一側面にピン12が形成されている。
11の一側面にピン12が形成されている。
従って回転駆動源側からの回転は積算計を構成する最下
位桁文字車2へと回転伝達され、この文字車2が一回転
するとセグメントギヤ(図示せ力と桁送りピニオン8が
噛合して上位桁文字車2が一歩進され、地下順次この動
作が繰り返し行なわれて各上位桁へと加算表示されるも
のである。
位桁文字車2へと回転伝達され、この文字車2が一回転
するとセグメントギヤ(図示せ力と桁送りピニオン8が
噛合して上位桁文字車2が一歩進され、地下順次この動
作が繰り返し行なわれて各上位桁へと加算表示されるも
のである。
また、上記積算計を構成する文字車2のリセット機構は
コ字状フレーム13の上辺13a1下辺13bに形成さ
れた合孔14,14aにリセット軸15を軸通し、この
軸通装着の際に上記軸5に係合されたアーム11のピン
12と当接する押圧片16とリセットスプリング1Tを
リセット軸15に軸装して、抑圧片16を適宜設定した
リセット軸15の取付箇所、すなわち図示しない環状溝
にE IJソング8,19を嵌着して止着形成して構成
してなるものである。
コ字状フレーム13の上辺13a1下辺13bに形成さ
れた合孔14,14aにリセット軸15を軸通し、この
軸通装着の際に上記軸5に係合されたアーム11のピン
12と当接する押圧片16とリセットスプリング1Tを
リセット軸15に軸装して、抑圧片16を適宜設定した
リセット軸15の取付箇所、すなわち図示しない環状溝
にE IJソング8,19を嵌着して止着形成して構成
してなるものである。
なお、20はリセット軸15を抑圧動作させるリセット
軸15に形成されたリセットノブを示すものである。
軸15に形成されたリセットノブを示すものである。
しかして、上記積算計を構成する文字車2位置をリセッ
トさせる場合、リセットノブ20を抑圧動作することに
よりリセット軸15はコ字状フレーム13の上辺13a
と下辺13bとに形成された合孔14,14aに沿って
リセットスプリング17の力に抗して移動し、リセット
軸15に軸装された押圧片16がアーム11に形成され
たピン12を押圧して該ピン12は軸5と\もに該軸5
を支点として回動され、この回動に連れて積算計を構成
するピニオン保持部材6も回動されてピニオン8は文字
車2の歯車3と切り離されると\もにピニオン保持部材
6に植設されたリセットレバ=10が文字車2の一側面
に形成されたハートカム4の局面に当接して押圧し、各
文字車2は回転復帰されるものである。
トさせる場合、リセットノブ20を抑圧動作することに
よりリセット軸15はコ字状フレーム13の上辺13a
と下辺13bとに形成された合孔14,14aに沿って
リセットスプリング17の力に抗して移動し、リセット
軸15に軸装された押圧片16がアーム11に形成され
たピン12を押圧して該ピン12は軸5と\もに該軸5
を支点として回動され、この回動に連れて積算計を構成
するピニオン保持部材6も回動されてピニオン8は文字
車2の歯車3と切り離されると\もにピニオン保持部材
6に植設されたリセットレバ=10が文字車2の一側面
に形成されたハートカム4の局面に当接して押圧し、各
文字車2は回転復帰されるものである。
その後上記リセットノブ20の押圧力を解放すれば、リ
セットスプリング17の弾発力によりリセット軸15は
復帰動作するとSもに、積算計に構成されたスプリング
9の弾発力によりピニオン保持部材6も回動復帰してピ
ニオン8が文字車2の歯車3と噛合形成されるものであ
る。
セットスプリング17の弾発力によりリセット軸15は
復帰動作するとSもに、積算計に構成されたスプリング
9の弾発力によりピニオン保持部材6も回動復帰してピ
ニオン8が文字車2の歯車3と噛合形成されるものであ
る。
ところで積算計のリセット機構は上記構成のようにコ字
状フレーム13に形成された上辺13aおよび下辺13
bに合孔14,14aが形成され、該合孔14 、14
aの一方からリセット軸15を挿入し押圧片16とリセ
ットスプリング17とを軸通して図示しないリセット軸
15に形成された環状溝にE IJソング8,19を嵌
着して、抑圧動作によるリセット機構の組み付けが完了
する。
状フレーム13に形成された上辺13aおよび下辺13
bに合孔14,14aが形成され、該合孔14 、14
aの一方からリセット軸15を挿入し押圧片16とリセ
ットスプリング17とを軸通して図示しないリセット軸
15に形成された環状溝にE IJソング8,19を嵌
着して、抑圧動作によるリセット機構の組み付けが完了
する。
しかしながらリセット軸15をコ字状フレーム13に組
み付ける際、コ字状フレーム13の上辺13aに形成さ
れた孔14にリセット軸15を挿入し、次にコ字状フレ
ーム13の上辺13aと下辺13bとの間でリセット軸
15に抑圧片16とリセットスプリング17を軸通し、
さらにリセット軸15を下辺13bに形成された孔14
aに挿通して配設形成し、コ字状フレーム13に挿通さ
れたリセット軸15上で押圧片16およびリセットスプ
リング17の各部品を組み付けた状態で抑圧片16を適
宜設定したリセット軸15の取付箇所にEリング18,
19を用いてリセット軸15に嵌着しなければならず、
組み付はスペースの狭いところで組み付は作業が行なわ
れるため、非常に組み付けが厄介なものとなり、組立時
間を費やすものであった。
み付ける際、コ字状フレーム13の上辺13aに形成さ
れた孔14にリセット軸15を挿入し、次にコ字状フレ
ーム13の上辺13aと下辺13bとの間でリセット軸
15に抑圧片16とリセットスプリング17を軸通し、
さらにリセット軸15を下辺13bに形成された孔14
aに挿通して配設形成し、コ字状フレーム13に挿通さ
れたリセット軸15上で押圧片16およびリセットスプ
リング17の各部品を組み付けた状態で抑圧片16を適
宜設定したリセット軸15の取付箇所にEリング18,
19を用いてリセット軸15に嵌着しなければならず、
組み付はスペースの狭いところで組み付は作業が行なわ
れるため、非常に組み付けが厄介なものとなり、組立時
間を費やすものであった。
本考案は上記問題を解決するもので、以下添付図面に基
づいて自動車などに装備される走行距離積算計を例にし
て本考案の一実施例を詳述する。
づいて自動車などに装備される走行距離積算計を例にし
て本考案の一実施例を詳述する。
第2図から第4図に示すように、21は自動車に装備さ
れた速度計を示すもので、該速度計21はフレーム22
内に図示しない計器本体を構成し、車輪の回転を図示し
ないフレキシブルケーブルを介して速度計21の駆動軸
23に回転伝達し、その駆動軸23の回転を計器本体に
伝達し、周知のように指針により速度指示すると\もに
上記駆動軸23の回転を分岐伝達して走行距離積算計2
4およびリセット構造を備えたトリップ積算計25を駆
動伝達するものである。
れた速度計を示すもので、該速度計21はフレーム22
内に図示しない計器本体を構成し、車輪の回転を図示し
ないフレキシブルケーブルを介して速度計21の駆動軸
23に回転伝達し、その駆動軸23の回転を計器本体に
伝達し、周知のように指針により速度指示すると\もに
上記駆動軸23の回転を分岐伝達して走行距離積算計2
4およびリセット構造を備えたトリップ積算計25を駆
動伝達するものである。
26はトリップ積算計から速度計21のフレーム22の
外方に導出形成したアームであり、該アーム26の回動
操作によりトリップ積算計25がリセット状態、すなわ
ち零復帰となるものである。
外方に導出形成したアームであり、該アーム26の回動
操作によりトリップ積算計25がリセット状態、すなわ
ち零復帰となるものである。
また27は上記トリップ積算計25に形成されたアーム
26を回動操作してトリップ積算計25を零復帰させる
リセット機構を示すもので、該リセット機構27は、間
隔を置いて互いに対向する受板28.29を有するコ字
状フレーム30を上記速度計21のフレーム22に固着
し、上記コ字状フレーム30の一方の受板28に孔31
を形成するとXもに他方の受板29に切り込み溝32お
よび係止部33を形成し、上記トリップ積算計25のア
ーム26を押圧動作する抑圧片34とコ字状フレーム3
0の受板28.29に軸支されるリセット軸35を比較
的厚い金属板により一体に打ち抜き形成し、コ字状フレ
ーム30D受板29上に該受板29に形成された係止部
33と合致される係合部30を有する係止板31を形成
し、さらに上記係止板3Tには受板29の切り込み溝3
2と対応する位置であり一方の受板28に形成された孔
31と同一線上に上記リセット軸35を挿通する挿通孔
38を形成し、上記コ字状フレーム30に形成された一
方の受板28の孔31と他方の受板29上に合致して係
止された係止板37の挿通孔38にリセット軸35をリ
セットスプリング39を介して挿通して構成している。
26を回動操作してトリップ積算計25を零復帰させる
リセット機構を示すもので、該リセット機構27は、間
隔を置いて互いに対向する受板28.29を有するコ字
状フレーム30を上記速度計21のフレーム22に固着
し、上記コ字状フレーム30の一方の受板28に孔31
を形成するとXもに他方の受板29に切り込み溝32お
よび係止部33を形成し、上記トリップ積算計25のア
ーム26を押圧動作する抑圧片34とコ字状フレーム3
0の受板28.29に軸支されるリセット軸35を比較
的厚い金属板により一体に打ち抜き形成し、コ字状フレ
ーム30D受板29上に該受板29に形成された係止部
33と合致される係合部30を有する係止板31を形成
し、さらに上記係止板3Tには受板29の切り込み溝3
2と対応する位置であり一方の受板28に形成された孔
31と同一線上に上記リセット軸35を挿通する挿通孔
38を形成し、上記コ字状フレーム30に形成された一
方の受板28の孔31と他方の受板29上に合致して係
止された係止板37の挿通孔38にリセット軸35をリ
セットスプリング39を介して挿通して構成している。
また上記リセットスプリング39により上記リセット軸
35はそのリセット軸35の下部側に形成された係止段
部40とコ字状フレーム30の他方の受板29上に係止
された係止板37との間で弾設されて、そのリセットス
プリング39の弾発力でリセット軸35の上部側に形成
された係止段部41とコ字状フレーム30の受板28は
常時弾設状態で当接される。
35はそのリセット軸35の下部側に形成された係止段
部40とコ字状フレーム30の他方の受板29上に係止
された係止板37との間で弾設されて、そのリセットス
プリング39の弾発力でリセット軸35の上部側に形成
された係止段部41とコ字状フレーム30の受板28は
常時弾設状態で当接される。
なお、リセット軸35の抑圧側にはリセットノブ42を
装着してなるものである。
装着してなるものである。
上記構成において、トリップ積算計25はリセット機構
27に構成されたリセットノブ42を押圧すると、コ字
状フレーム30に形成された一方の受板28の孔31と
他方の受板29上に係止された係止板37の挿通孔38
とを軸受としてリセット軸35がリセットスプリング3
9の力に抗して抑圧動作され、リセット軸35に形成さ
れた押圧片34はリセット軸35とSもに移動し、その
押圧片34の移動によりトリップ積算計25に形成され
たアーム26は連繋動作されトリップ積算計25に構成
された図示しないリセット構造を介して文字車は零復帰
されるものである。
27に構成されたリセットノブ42を押圧すると、コ字
状フレーム30に形成された一方の受板28の孔31と
他方の受板29上に係止された係止板37の挿通孔38
とを軸受としてリセット軸35がリセットスプリング3
9の力に抗して抑圧動作され、リセット軸35に形成さ
れた押圧片34はリセット軸35とSもに移動し、その
押圧片34の移動によりトリップ積算計25に形成され
たアーム26は連繋動作されトリップ積算計25に構成
された図示しないリセット構造を介して文字車は零復帰
されるものである。
その零復帰完了後、リセットノブ42の押圧力を解放す
ると、リセットスプリング39の弾発力によりリセット
軸35は元の位置に復帰動作される。
ると、リセットスプリング39の弾発力によりリセット
軸35は元の位置に復帰動作される。
しかして、上記構成のリセット機構27の組み付けを行
なう場合、先ずコ字状フレーム30に形成された一方の
受板28の孔31にリセット軸35を挿通し、次にリセ
ット軸35の他方側端部からリセットスプリング39お
よび係止板3Tを挿通して、指先若しくは工具などにま
り係止板37をリセット軸35に形成された下部側の係
止段部40に向かってリセットスプリング39を圧縮状
態にしてコ字状フレーム30の他方の受板29に形成さ
れた切り込み溝32に沿ってリセット軸35を移行させ
て後、リセットスプリング39の圧縮を解放するとその
リセットスプリング39の弾発力により係止板37は受
板29側に弾設形成されると\もに係止板37に形成さ
れた保合部36がコ字状フレーム30の受板29に形成
された係止部33に係合されて、リセット軸35はコ字
状フレーム30に簡単且つ確実に装着することができる
ものである。
なう場合、先ずコ字状フレーム30に形成された一方の
受板28の孔31にリセット軸35を挿通し、次にリセ
ット軸35の他方側端部からリセットスプリング39お
よび係止板3Tを挿通して、指先若しくは工具などにま
り係止板37をリセット軸35に形成された下部側の係
止段部40に向かってリセットスプリング39を圧縮状
態にしてコ字状フレーム30の他方の受板29に形成さ
れた切り込み溝32に沿ってリセット軸35を移行させ
て後、リセットスプリング39の圧縮を解放するとその
リセットスプリング39の弾発力により係止板37は受
板29側に弾設形成されると\もに係止板37に形成さ
れた保合部36がコ字状フレーム30の受板29に形成
された係止部33に係合されて、リセット軸35はコ字
状フレーム30に簡単且つ確実に装着することができる
ものである。
すなわち上記係止板3γはリセットスプリング39の弾
発力により軸35のスラスト方向に常時弾設されてコ字
状フレーム30の受板29に当接保持されると\もに上
記リセット軸35のラジアル方向は受板29に形成され
た係止部33と係止板37に形成された係合部36とが
係合して係止板31は受板29に形成された切り込み溝
32の溝方向への移動が阻止され、容易にコ字状フレー
ム30の受板29に係止板37に装着することができ、
コ字状フレーム30の一方の受板28に形成された孔3
1と他方の受板29上の係止板37に形成された挿通孔
38とによりリセット軸35を軸支することができるも
のである。
発力により軸35のスラスト方向に常時弾設されてコ字
状フレーム30の受板29に当接保持されると\もに上
記リセット軸35のラジアル方向は受板29に形成され
た係止部33と係止板37に形成された係合部36とが
係合して係止板31は受板29に形成された切り込み溝
32の溝方向への移動が阻止され、容易にコ字状フレー
ム30の受板29に係止板37に装着することができ、
コ字状フレーム30の一方の受板28に形成された孔3
1と他方の受板29上の係止板37に形成された挿通孔
38とによりリセット軸35を軸支することができるも
のである。
さらにリセット軸35の損傷などのリセット機構27の
不具合時においても、上述の組み付は作業の逆工程すな
わちコ字状フレーム30の受板29上に係合された係止
板37をリセットスプリング39の力に抗して係止板3
7を持ち上げて受板29との間を離間し、リセット軸3
5を受板29に形成された切り込み溝33に沿って取り
外すことができ、各構成部品を分解することができるも
のとなり簡単に不良部品を交換することができるもので
ある。
不具合時においても、上述の組み付は作業の逆工程すな
わちコ字状フレーム30の受板29上に係合された係止
板37をリセットスプリング39の力に抗して係止板3
7を持ち上げて受板29との間を離間し、リセット軸3
5を受板29に形成された切り込み溝33に沿って取り
外すことができ、各構成部品を分解することができるも
のとなり簡単に不良部品を交換することができるもので
ある。
また図示しないが、リセット軸35と抑圧片34とを分
離させて個別に形成する場合、リセット軸35を軸支す
るコ字状フレーム30には一方の受板28に孔31を他
方の受板29に切り込み溝33を形成することにより、
一方の受板28の孔31に、リセット軸36を挿通し他
方の受板29の切り込み溝33に沿って横方向からリセ
ット軸35を組み付けることができるものであり、最初
からリセット軸35に抑圧片34を図示しないEリング
などにより固着形成することができ、上述のリセットス
プリング39および係止板3Tをリセット軸35に挿通
してリセットスプリング39の弾発力を利用して他方の
受板29上に係止板3Tを弾設保持するだけでリセット
軸35をコ字状フレーム30に装着することができ、コ
字状に形成されたフレーム30の間で小さな部品、たと
えばEリングをリセット軸35に係合固着して抑圧片3
4を取り付けることもなく、簡単な作業によりリセット
機構27の組み付けを完了することができるものである
。
離させて個別に形成する場合、リセット軸35を軸支す
るコ字状フレーム30には一方の受板28に孔31を他
方の受板29に切り込み溝33を形成することにより、
一方の受板28の孔31に、リセット軸36を挿通し他
方の受板29の切り込み溝33に沿って横方向からリセ
ット軸35を組み付けることができるものであり、最初
からリセット軸35に抑圧片34を図示しないEリング
などにより固着形成することができ、上述のリセットス
プリング39および係止板3Tをリセット軸35に挿通
してリセットスプリング39の弾発力を利用して他方の
受板29上に係止板3Tを弾設保持するだけでリセット
軸35をコ字状フレーム30に装着することができ、コ
字状に形成されたフレーム30の間で小さな部品、たと
えばEリングをリセット軸35に係合固着して抑圧片3
4を取り付けることもなく、簡単な作業によりリセット
機構27の組み付けを完了することができるものである
。
また第5図は本案品の他の実施例を示すもので、上述記
載の一実施例とほとんど同様の構成であるため詳細な説
明は省略するが、こ\ではコ字状フレーム30の他方の
受板29に係合する係止板37には上記受板29に形成
された係止部33と合致して係合してなる保合部36と
、受板29の切り込み溝32の開口側と向き合う方向に
開口側を配した切り込み溝43を形成してなるものであ
る。
載の一実施例とほとんど同様の構成であるため詳細な説
明は省略するが、こ\ではコ字状フレーム30の他方の
受板29に係合する係止板37には上記受板29に形成
された係止部33と合致して係合してなる保合部36と
、受板29の切り込み溝32の開口側と向き合う方向に
開口側を配した切り込み溝43を形成してなるものであ
る。
なお、32aはコ字状フレーム30の受板29に形成さ
れた切り込み溝32の最深壁面であり、43aは係止板
37に形成された切り込み溝43の最深壁面を示すもの
である。
れた切り込み溝32の最深壁面であり、43aは係止板
37に形成された切り込み溝43の最深壁面を示すもの
である。
上記構成において、そのリセット機構27の組み付けを
詳述すると、コ字状フレーム30に形成された一方の受
板38の孔31にリセット軸35を挿通し、次に他方側
のリセット軸35の端部からリセットスプリング39を
挿通してコ字状フレーム30の他方の受板29に形成さ
れた切り込み溝32に沿ってその切り込み溝32の最深
壁面32aにリセット軸35を当接配設し、指先若しく
は工具などによりリセット軸35に挿通されたリセット
スプリング39をリセット軸35の係止段部40に向か
って圧縮状態にして持ち上げ、リセット軸35の側面方
向からそのリセット軸35に係止板37の切り込み溝4
3を沿わせて係止板37を送り込み、切り込み溝43の
最深壁面43aをリセット軸35に当接して後、リセッ
トスプリング39の圧縮状態を解放すると、そのリセッ
トスプリング39の弾発力により係止板37は受板29
側に弾設され、係止板37に形成された係合部36が受
板29に形成された係止部33に係合されると同時に受
板29の切り込み溝32の最深壁面32aと係止板37
の切り込み溝43の最深壁面43aおよびその両側壁に
より、リセット軸35は四方が囲まれて軸支され、コ字
状フレーム30の一方の受板28と他方の受板29およ
びその受板29に係止された係止板37によりリセット
軸35はリセットスプリング39を介して装着形成され
るものである。
詳述すると、コ字状フレーム30に形成された一方の受
板38の孔31にリセット軸35を挿通し、次に他方側
のリセット軸35の端部からリセットスプリング39を
挿通してコ字状フレーム30の他方の受板29に形成さ
れた切り込み溝32に沿ってその切り込み溝32の最深
壁面32aにリセット軸35を当接配設し、指先若しく
は工具などによりリセット軸35に挿通されたリセット
スプリング39をリセット軸35の係止段部40に向か
って圧縮状態にして持ち上げ、リセット軸35の側面方
向からそのリセット軸35に係止板37の切り込み溝4
3を沿わせて係止板37を送り込み、切り込み溝43の
最深壁面43aをリセット軸35に当接して後、リセッ
トスプリング39の圧縮状態を解放すると、そのリセッ
トスプリング39の弾発力により係止板37は受板29
側に弾設され、係止板37に形成された係合部36が受
板29に形成された係止部33に係合されると同時に受
板29の切り込み溝32の最深壁面32aと係止板37
の切り込み溝43の最深壁面43aおよびその両側壁に
より、リセット軸35は四方が囲まれて軸支され、コ字
状フレーム30の一方の受板28と他方の受板29およ
びその受板29に係止された係止板37によりリセット
軸35はリセットスプリング39を介して装着形成され
るものである。
従って、リセット軸35をコ字状フレーム30に装着す
る際、係止板37を後工程によりリセット軸35の側面
方向からそのリセット軸35に係止板37の切り込み溝
43を沿わせて該係止板37に形成された係合部36と
受板29に形成された係合部33とを係止することがで
き、リセット軸35にはリセットスプリング39のみ軸
通形成するだけですみ、組み付けをさらに簡略化するこ
とができるものであり、一実施例と同様の作用効果が得
られるものである。
る際、係止板37を後工程によりリセット軸35の側面
方向からそのリセット軸35に係止板37の切り込み溝
43を沿わせて該係止板37に形成された係合部36と
受板29に形成された係合部33とを係止することがで
き、リセット軸35にはリセットスプリング39のみ軸
通形成するだけですみ、組み付けをさらに簡略化するこ
とができるものであり、一実施例と同様の作用効果が得
られるものである。
なお、外部振動の激しい雰囲気中に使用する場合、また
はバネ圧の弱いリセットスプリング39を使用する場合
においては、係止板37はリセットスプリング39によ
るコ字状フレーム30の他方の受板29との弾設係合状
態が浮動し易くなるのを考慮して、係止板37を受板2
9に係止する時に係止板37に形成された係合部36を
受板29に装着して保持することもある。
はバネ圧の弱いリセットスプリング39を使用する場合
においては、係止板37はリセットスプリング39によ
るコ字状フレーム30の他方の受板29との弾設係合状
態が浮動し易くなるのを考慮して、係止板37を受板2
9に係止する時に係止板37に形成された係合部36を
受板29に装着して保持することもある。
第1図は従来の積算計のリセット装置を示す構造図、第
2図は本考案の一実施例を示す側面図、第3図は第2図
の要部斜視図、第4図は第3図の要部の分解斜視図、第
5図は本考案の他の実施例を示す要部の分解斜視図であ
る。 受板・・・・・・28,29、孔・・・・・・31、切
り込み溝・・・・・・32,43、係止部・・・・・・
33、押圧片・・・・・・34、リセット軸・・・・・
・35、係合部・・・・・・36、係止板・・・・・・
37、挿通孔・・・・・・38、リセットスプリング・
・・・・・39゜
2図は本考案の一実施例を示す側面図、第3図は第2図
の要部斜視図、第4図は第3図の要部の分解斜視図、第
5図は本考案の他の実施例を示す要部の分解斜視図であ
る。 受板・・・・・・28,29、孔・・・・・・31、切
り込み溝・・・・・・32,43、係止部・・・・・・
33、押圧片・・・・・・34、リセット軸・・・・・
・35、係合部・・・・・・36、係止板・・・・・・
37、挿通孔・・・・・・38、リセットスプリング・
・・・・・39゜
Claims (1)
- 1.リセットスプリングの力に抗してリセット軸の抑圧
動作によりリセット構造を備えた積算計を連繋動作させ
て零復帰を行なウリセット装置において、上記リセット
軸の上端側と下端側を支承する一方の受板に上記リセッ
ト軸を軸支する孔を形成し、他方の受板に切り込み溝お
よび係止部を形成し、上記他方の受板上にその受板に形
成した上記係止部と合致する係合部を有する係止板を形
成し、さらに上記係止板には上記リセット軸を軸支する
挿通孔を形成して、リセット軸を一方の受板に形成した
孔に挿通し、リセット軸の他方側端部から上記リセット
スプリングおよび係止板を挿通し、リセットスプリング
を持ち上げて圧縮状態にして他方の受板に形成した切り
込み溝に沿ってリセット軸を移行させて後、リセットス
プリングの圧縮を解放すると同時に上記係止板を他方の
受板に弾設するとともに、係止板に形成した係合部が他
方の受板に形成した係止部に係合保持し、リセット軸を
各受板および係止板に支承保持したことを特徴とする積
算計におけるリセット装置。 2、上記係止板には上記他方の受板に形成した係止部と
合致する上記係合部と他方の受板の切り込み溝の開口側
と向き合う方向に開口側を配した切り込み溝とを形成し
、係止板に形成した係合部が他方の受板に形成した係止
部に保合保持すると同時に、その受板に形成した切り込
み溝の最深壁面と係止板に形成した切り込み溝の最深壁
面との両側壁によりリセット軸の四方を包囲して軸支し
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第」項記載
の積算計におけるリセット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15550377U JPS586042Y2 (ja) | 1977-11-19 | 1977-11-19 | 積算計におけるリセット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15550377U JPS586042Y2 (ja) | 1977-11-19 | 1977-11-19 | 積算計におけるリセット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5481261U JPS5481261U (ja) | 1979-06-08 |
JPS586042Y2 true JPS586042Y2 (ja) | 1983-02-02 |
Family
ID=29144592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15550377U Expired JPS586042Y2 (ja) | 1977-11-19 | 1977-11-19 | 積算計におけるリセット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586042Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6076465U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-28 | 日本精機株式会社 | 帰零式積算計の帰零構造 |
-
1977
- 1977-11-19 JP JP15550377U patent/JPS586042Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5481261U (ja) | 1979-06-08 |
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