JPS5832447Y2 - ゴム・プラスチツクケ−ブルの絶縁接続部 - Google Patents
ゴム・プラスチツクケ−ブルの絶縁接続部Info
- Publication number
- JPS5832447Y2 JPS5832447Y2 JP1979005483U JP548379U JPS5832447Y2 JP S5832447 Y2 JPS5832447 Y2 JP S5832447Y2 JP 1979005483 U JP1979005483 U JP 1979005483U JP 548379 U JP548379 U JP 548379U JP S5832447 Y2 JPS5832447 Y2 JP S5832447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shielding layers
- cable
- layer
- connecting portion
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、単心型カケープルによる３相送電線路におい
てクロスボンド方式を採る場合等における、ゴム・プラ
スチックケーブルの絶縁接続部に関する。
てクロスボンド方式を採る場合等における、ゴム・プラ
スチックケーブルの絶縁接続部に関する。
一般に単心ケーブルによる３相送電線路においては、シ
ース誘起電圧による電流を遮断するために、ケーブル接
続部でケーブル遮蔽層を絶縁しＮ（以下、これを絶縁接
続部という。
ース誘起電圧による電流を遮断するために、ケーブル接
続部でケーブル遮蔽層を絶縁しＮ（以下、これを絶縁接
続部という。
）さらに誘起電圧の残るのを防ぐために各相のケーブル
遮蔽層回路を前記絶縁接続部において相撚架接続するい
わゆるクロスボンド方式が採られている。
遮蔽層回路を前記絶縁接続部において相撚架接続するい
わゆるクロスボンド方式が採られている。
この接続部遮蔽層の段違い絶縁部分には普通はわずかな
交流電圧が加わるだけであるが、線路に異常電圧が発生
しその進行波が上記絶縁部分に到来してくると、大きな
衝撃電圧がケーブル遮蔽層に誘起されるので、上記絶縁
部分の絶縁体もこの衝撃電圧に耐える絶縁耐力を持つよ
うに充分に厚くすることが必要となる。
交流電圧が加わるだけであるが、線路に異常電圧が発生
しその進行波が上記絶縁部分に到来してくると、大きな
衝撃電圧がケーブル遮蔽層に誘起されるので、上記絶縁
部分の絶縁体もこの衝撃電圧に耐える絶縁耐力を持つよ
うに充分に厚くすることが必要となる。
しかしながら、このように絶縁接続部の遮蔽層絶縁部分
の厚さを半径方向に厚（することは、接続部の大型化に
つながる難点がある。
の厚さを半径方向に厚（することは、接続部の大型化に
つながる難点がある。
また、この絶縁厚の増大は、これがケーブル導体とケー
ブル遮蔽層との間の主絶縁層にとって大きな突出部とな
り、接続部遮蔽層が突起状電極となって局部的な強電界
をひきおこしひ（・では、接続部遮蔽層端部から絶縁破
壊に到る難点がある。
ブル遮蔽層との間の主絶縁層にとって大きな突出部とな
り、接続部遮蔽層が突起状電極となって局部的な強電界
をひきおこしひ（・では、接続部遮蔽層端部から絶縁破
壊に到る難点がある。
このため、第１図に示すようにケーブル導体接続部１を
覆う絶縁補強層２の外周面に接して、ケーブル遮蔽層３
，３′に短絡された一対の接続部遮蔽層４．４を絶縁し
て設け、それらの遮蔽層の上に絶縁層５をはさんで接地
電極６を対置してなるゴム・プラスチックケーブルの絶
縁接続部が提案されている。
覆う絶縁補強層２の外周面に接して、ケーブル遮蔽層３
，３′に短絡された一対の接続部遮蔽層４．４を絶縁し
て設け、それらの遮蔽層の上に絶縁層５をはさんで接地
電極６を対置してなるゴム・プラスチックケーブルの絶
縁接続部が提案されている。
かかる構成のゴム・プラスチックケーブルの絶縁接続部
においては、線路に異常電圧が発生して、一方の接続部
遮蔽層４に大地電位に対して＋ｅの電位、他方の接続遮
蔽層４′に大地電位に対して一〇の電位が誘起した場合
、各遮蔽層４，４′の沿面方向の間隙部分には２ｅの電
圧がかかるが、各遮蔽層４，４′と接地電極６との間に
はｅの電圧が誘起するにすぎない。
においては、線路に異常電圧が発生して、一方の接続部
遮蔽層４に大地電位に対して＋ｅの電位、他方の接続遮
蔽層４′に大地電位に対して一〇の電位が誘起した場合
、各遮蔽層４，４′の沿面方向の間隙部分には２ｅの電
圧がかかるが、各遮蔽層４，４′と接地電極６との間に
はｅの電圧が誘起するにすぎない。
従って各遮蔽層と接地電極間に設けられたコンデンサー
型絶縁層５は従来の構造のものに比べて１７２ の衝撃
電圧に耐える絶縁厚を有していればよいので半径方向の
絶縁厚を極めて小さくすることができる。
型絶縁層５は従来の構造のものに比べて１７２ の衝撃
電圧に耐える絶縁厚を有していればよいので半径方向の
絶縁厚を極めて小さくすることができる。
従って、かかる構成のゴム・プラスチックケーブルの絶
縁接続部においては、接続部遮蔽層への局部的な強電界
の集中を緩和することができる利点がある。
縁接続部においては、接続部遮蔽層への局部的な強電界
の集中を緩和することができる利点がある。
しかしながら、かかる構成のゴム・プラスチックケーブ
ルの絶縁接続部においては、絶縁接続部分、すなわち縁
切り部分を現場において施工しなげればならないのでこ
の作業に長時間を要すると共に縁切り部分の特性が不均
一になり易い難点があった。
ルの絶縁接続部においては、絶縁接続部分、すなわち縁
切り部分を現場において施工しなげればならないのでこ
の作業に長時間を要すると共に縁切り部分の特性が不均
一になり易い難点があった。
本考案はこのような点に着目してなされたもので、充分
に高い絶縁耐力をもつ、絶縁された縁切り部遮蔽層をリ
ング状の成形体として予め工場等で製作しておき、これ
を現地においてケーブル接続部の絶縁補強層の外側に被
覆し加熱一体化することにより前記難点を解消せんとす
るものである。
に高い絶縁耐力をもつ、絶縁された縁切り部遮蔽層をリ
ング状の成形体として予め工場等で製作しておき、これ
を現地においてケーブル接続部の絶縁補強層の外側に被
覆し加熱一体化することにより前記難点を解消せんとす
るものである。
以下、一実施例の図面に基づいて本考案を説明する。
第１図と同一部分に同一番号を付した第２図においてゴ
ム・プラスチックケーブルの絶縁接続部は、ケーブル導
体接続部１と、この上に被覆された絶縁補強層２と、そ
の外周に挿入された加熱により絶縁補強層２と一体化さ
れるリング状の縁切り郭成形体７と、二点鎖線で示す金
属ケース等からなる接続箱８とで主に構成されている。
ム・プラスチックケーブルの絶縁接続部は、ケーブル導
体接続部１と、この上に被覆された絶縁補強層２と、そ
の外周に挿入された加熱により絶縁補強層２と一体化さ
れるリング状の縁切り郭成形体７と、二点鎖線で示す金
属ケース等からなる接続箱８とで主に構成されている。
縁切り郭成形体７は、それらどうしを所要長離間して配
置した一対の筒状の接続部遮蔽層９，９′と・これらの
接続部遮蔽層９，９′外周上に両遮蔽層間に跨がりかつ
両者を一体化するごとく設けられたコンデンサー型絶縁
層１０と、このコンデンサー型絶縁層外周に設げられた
接地電極１１とから成り、予め工場等で一体にリング状
にモールド成形されて、絶縁補強体２の成形後に矢符方
向１２から挿入される。
置した一対の筒状の接続部遮蔽層９，９′と・これらの
接続部遮蔽層９，９′外周上に両遮蔽層間に跨がりかつ
両者を一体化するごとく設けられたコンデンサー型絶縁
層１０と、このコンデンサー型絶縁層外周に設げられた
接地電極１１とから成り、予め工場等で一体にリング状
にモールド成形されて、絶縁補強体２の成形後に矢符方
向１２から挿入される。
挿入された縁切り郭成形体の各接続部遮蔽層９゜９′は
絶縁補強層２０両側のテーパ部に設けられた連絡遮蔽層
１３．１３’に電気的に接続される。
絶縁補強層２０両側のテーパ部に設けられた連絡遮蔽層
１３．１３’に電気的に接続される。
第３図は、接続部遮蔽層９，９′と接地電極１１間のコ
ンデンサー型゛絶縁層１０中に導電箔１４゜１４′を埋
挿した縁切り郭成形７′の他の実施例を示している。
ンデンサー型゛絶縁層１０中に導電箔１４゜１４′を埋
挿した縁切り郭成形７′の他の実施例を示している。
この実施例においては、接続部遮蔽層９，９間の絶縁耐
力をより一層強善できる利点がある。
力をより一層強善できる利点がある。
なお、図中１５は導体、１６はスリーブ、１７はケーブ
ル遮蔽層、１８はシース、１９はケーブル絶縁体、２０
は絶縁筒、２１は接地線、２２はリード線をそれぞ五本
している。
ル遮蔽層、１８はシース、１９はケーブル絶縁体、２０
は絶縁筒、２１は接地線、２２はリード線をそれぞ五本
している。
以上の記載から明らかなように、本考案のゴム・プラス
チックケーブルの接続部においては、予め工場等でモー
ルド成形された縁切り郭成形体を絶縁補強層の外側に挿
入（７加熱して一体化させているので、現場での作業性
が改善されるとともに、常に良好な絶縁特性を有するゴ
ム・プラスチックケーブルの絶縁接続部が得られる。
チックケーブルの接続部においては、予め工場等でモー
ルド成形された縁切り郭成形体を絶縁補強層の外側に挿
入（７加熱して一体化させているので、現場での作業性
が改善されるとともに、常に良好な絶縁特性を有するゴ
ム・プラスチックケーブルの絶縁接続部が得られる。
第１図は従来のゴム・プラスチックケーブルの絶縁接続
部の半裁断面図、第２図は本考案のゴム・プラスチック
ケーブルの絶縁接続部の半裁断面図、第３図は縁切り郭
成形体の他の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・クーフル導体接続部、２・・・・・・絶
縁補強層、７．７′・・・・・蝕切り郭成形体、９．
９’・・・・・接続部遮蔽層、１０・・・・・・コンデ
ンサー型絶縁層、１１・・・・・・接地電極。
部の半裁断面図、第２図は本考案のゴム・プラスチック
ケーブルの絶縁接続部の半裁断面図、第３図は縁切り郭
成形体の他の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・クーフル導体接続部、２・・・・・・絶
縁補強層、７．７′・・・・・蝕切り郭成形体、９．
９’・・・・・接続部遮蔽層、１０・・・・・・コンデ
ンサー型絶縁層、１１・・・・・・接地電極。
Claims (1)
- ケーブル導体接続部を覆う絶縁補強層の外周に、それら
どうしを所要長離間して配置した一対の筒状の接続部遮
蔽層と、これらの接続部遮蔽層外周上にこれらの接続部
遮蔽層間に跨がりかつこれらの接続部遮蔽層を一体化す
るごとく設けられたコンデンサー型絶縁層と、このコン
デンサー型絶縁層外周に設けられた接地電極とからなる
リング状の縁切り部成形体を、前記一対の接続部遮蔽層
が前記絶縁補強層の外周面に接するごとく設け、前記一
対の接続部遮蔽層をそれぞれのケーブル遮蔽層にそれぞ
れ短絡し、前記接地電極を接地してなることを特徴とす
るゴム・プラスチックケーブルの絶縁接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979005483U JPS5832447Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | ゴム・プラスチツクケ−ブルの絶縁接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979005483U JPS5832447Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | ゴム・プラスチツクケ−ブルの絶縁接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55106429U JPS55106429U (ja) | 1980-07-25 |
| JPS5832447Y2 true JPS5832447Y2 (ja) | 1983-07-19 |
Family
ID=28811390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979005483U Expired JPS5832447Y2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | ゴム・プラスチツクケ−ブルの絶縁接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832447Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5352629U (ja) * | 1976-10-08 | 1978-05-06 |
-
1979
- 1979-01-19 JP JP1979005483U patent/JPS5832447Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5352629U (ja) * | 1976-10-08 | 1978-05-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55106429U (ja) | 1980-07-25 |
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