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JPS5826847A - N−ベンジル−アセタミド誘導体、その製造法およびこれらを有効成分として含有する農園芸用殺菌剤 - Google Patents

N−ベンジル−アセタミド誘導体、その製造法およびこれらを有効成分として含有する農園芸用殺菌剤

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Publication number
JPS5826847A
JPS5826847A JP12544881A JP12544881A JPS5826847A JP S5826847 A JPS5826847 A JP S5826847A JP 12544881 A JP12544881 A JP 12544881A JP 12544881 A JP12544881 A JP 12544881A JP S5826847 A JPS5826847 A JP S5826847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
derivative
benzyl
lower alkyl
integer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12544881A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kirino
桐野 修
Kunihiko Furusawa
古沢 久仁彦
Satoru Inoue
悟 井上
Kiyoto Maeda
前田 清人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP12544881A priority Critical patent/JPS5826847A/ja
Publication of JPS5826847A publication Critical patent/JPS5826847A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、N−ベンジル−アセタミド誘導体、該製造法
および該化倉物を有効成分として含有する農園芸用殺菌
剤に関するものである。
さらに詳しくは本発明は (1)一般式〔I’ll 〔式中、几、はαー位分枝のアルキル基を、R,は水素
原子、低級アルキル基もしくは低級アルケニル基または
R1 と凡,とでアルキレン基を、Xはハロゲン原子、
低級アルキル基、低級アルコキシル基、シアノ基または
ニトロ基を、nは1〜8の整数を表わす。〕 で示されるN−ベンジル−アセタミド誘導体。
(2)一般式〔■〕 1 R, −6H−000H     〔ll:]〔式中、
凡、およびR,は前述と同じ意味を有する。〕 で示される酢酸誘導体あるいはその反応性誘導体と一般
式〔■〕 〔式中、Xおよびnは前述と同じ意味を有する 〕 で示されるベンジルアミン誘導体とを反応させることを
特徴とする一般式〔■〕で示されるN−ベンジル−アセ
タミド誘導体の製造法ろ・ル。
(3)  一般式C I :]で示されるN−ベンジル
−アセタミド誘導体を有効成分として含有することを特
徴とする農園芸用殺菌剤である。
近年農業における作業事情から、作業の簡易化がきわめ
て重要な要素になりつつある。有用作物を病害から保護
する農薬も施用回数の減少化、すなわち−回の施用で長
期にわたる高い残存効果を有する薬剤および施用方法の
簡便化などの可能な薬剤の開発が要望されている。さら
に農薬の環境汚染も重要な問題となってきており、人畜
および魚類に低毒性であり、分解の早い農薬が切望され
ているのは周知のとおりである。
本発明者らは以上の点を考慮し、研究を重ねたところ、
一般式CI)で示される本発明化合物が農業作物栽培上
、多大な被害を与えている病原微生物、たとえば藻菌類
、子のう菌類、担子菌類、不完全菌類やその他線菌類に
対し強い効力を有することを見出した。
中でも本発明化合物は稲の重要病害であるいもち病に高
い防除効果を有することを見出すに至ったのである。さ
らに驚くべきことには、本発明化合物が既知いもち病殺
菌剤にない速効的かつ長期にわたる残効性を示すことも
見出し、本発明を完成したのである。かかる事実は従来
のいもち病殺菌剤の作用および使用特性からは全く予期
し得ない新事実である。
一方、温血動物、たとえばマウス、ラット、イス、ニワ
トリなどや魚類、たとえばコイ、ヒメダカなどに対する
毒性はきわめて微弱であり、また本発明化合物の作物体
中の残留は、はとんど皆無といってよい。
本発明化合物と構造が多少類似するピノ(リン酸アミド
誘導体は、特開昭48−88228号公報およびアメリ
カ特許第8,498.781号明細書にて除草剤として
公知であるが、その殺菌活性については何ら記載されて
いない。また特開昭54−5005号公報に#ジα−ハ
ロカルボン酸アミドが木材防腐剤として公知である。し
かしながら、本発明化合物は、後述の実施例に示したよ
うに、これらの文献記載化合物よりも農園芸用殺菌剤と
してはるかにすぐれた効力を有している。
本発明は前述の新知見に基づいて完成されたもので、(
1)は一般式〔■〕で示されるN−ベンジル−アセタミ
ド誌導体そのもの、(2)はその製造法に関するもので
あり、(3)は一般式〔■〕で示されるN−ベンジル−
アセタミド誘導体を有効成゛分として含有することを特
徴とする農園芸用殺菌剤である。
本発明(1)において、ハロゲン原子とはフッ素原子、
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を表わすっ合成上ある
いは農園芸用殺菌剤とルで好ましいものは、R1が炭素
数6までのα−位分校のアルキル基、R1が水素原子、
炭素数1〜Bのアルキル基もしくはアリル基またはR,
と息、とがペンタメチレン基またはへキサメチレン基、
Xがフッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、メト
キシ基、シアノ基またクコトロ基、わが1〜8の整数で
あるものである。特に好ましいものとしては、凡、/が
i−プロピル基またはt−ブチル基、R7がメチル基、
エチル基またはi−プロピル基、Xが塩素原子、臭素原
子、シアノ基またはニトロ基、nが1〜8の整数である
ものをあげることができる。
本発明化合物を製造するに当ってその出発原料となる一
般式〔11〕で示される酢酸誘導体は、たとえばJ、 
Ohem、 8oc、、 、1977.694 ニ記載
されたような方法で容易に得ることができる。
また一般式〔讃〕で示されるベンジルアミン誘導体は、
たとえば J、 Am、 Chem、 8oe、 、 
−573。
1808(1986)に記載されたような方法で容易に
合成できる。
本発明化合物は、不斉炭素を少なくとも1個有し、光学
異性体が存在するが、本発明はラセミ体のみならず光学
異性体をも含むものであることは言うまでもない。
本発明(2)においては、一般に一般式〔ull)で示
されるベンジルアミン誘導体を適当な溶媒、たトエばベ
ンゼン、トルエン1.キシレン等の炭化水素類、クロル
ベンゼン、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等
のハロゲン化炭化水素類、ジイソプロピルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、メチル
アルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等の
エステル類、アセトニトリル等のニトリル類、さらには
ジメチルスルフオキシド、ジメチルホルムアミド、水等
に溶解もしくはけんだくするかあるいは無溶媒で、好ま
り、 <はベンゼンに溶解して、0.4〜1.5当量、
好ましくは0.5〜1.1当量の一般式〔■〕で示され
る酢酸誘導体あるいはその反応性誘導体を加える。一般
式〔■〕で示される酢酸誘導体あるいはその反応性誘導
体を上記溶媒類に溶解もしくはけんtごくするかあるい
は無溶媒で一般式〔■〕”’Q 示すれるベンジルアミ
ン誘導体を加えて反応を行なうことも可能である。
反応は溶媒の凝固点から沸点までの任意の温度、好まし
くは0°Cから溶媒の沸点までの温度で行なうことがで
き、必要に応じては加熱あるいは冷却することができる
使用する一般式〔■〕で示される酢酸誘導体あるいはそ
の反応性誘導体としては、対応するカルボン酸、酸無水
物、酸塩化物、酸臭化物、カルボン酸エステル類等が可
能であり、使用する一般式〔■〕で示される酢酸誘導体
あるいはその反応性誘導体に応じて、適当な反応助剤、
たとえば対応するカルボン酸の場合には、たとえばジシ
クロへキシルカルボジイミド、五塩化リン、三塩化リン
、三臭化リン、塩化チオニル、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウ合、ナトリウムエチラート、ナトリウムメチラ
ート、トリエチルアミン、ピリジン、キノリン、イソキ
ノリン、N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジエチル
アニリン、N−メチルモルホリン等、対応する酸塩化物
あるいは酸臭化物の場合には、たとえば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、ナトリウムエチラート、ナトリウ
ムメチラート、トリエチルアミン、ピリジン、キノリン
、イソキノリン、N、N−ジメチルアニリン、N、N−
ジエチルアニリン、N−メチルモルホリン、酢酸ナトリ
ウム等、好ましくはトリエチルアミンを触媒量から1.
5当量、好ましくは0.95〜1.1当量使用するかあ
るいは使用せずに反応を行なうことができる。反応終了
後はく反応助剤あるいはその反応生成物をろ過あるいは
水洗等により除去し、溶媒を留去すれば一般式〔■〕で
示されるN−ベンジル−アセタミド誘導体が純度よくし
かも高収率で得られる。本製品はベンゼン、トルエン、
メチルアルコール、エチルアルコール、クロロホルム、
イソプロピルエーテル等で再結晶するか、あるいはカラ
ムクロマトグラフィーを行なうことにより、さらに純化
することが可能である。
本発明化合物を農園芸用殺菌剤として使用する場合には
、原体そのものを使用してもよいし、通常使用されてい
る形態、すなわち粉剤、微粒剤、水和剤、乳剤、油剤な
どのいずれの製剤形態のものでも使用できる。各製剤形
態中の本発明化合物は重量比で0.1〜99.9%の範
囲で配合することができ、好ましくは0.2〜80%で
ある。本発明化合物を施用する場合、その範囲はlOア
ール当り10%〜1000fである。
各種製品はその目的によって適宜使いわけることが望ま
しい。
これらの製剤品を作成するに肖って担体は固体、液体の
いずれでもよい。固体としては植物性担体(たとえばコ
ムギ粉、タバコ茎粉、ダイズ粉、クルミ殻粉、木粉、鋸
屑、ふすま、樹皮粉、繊維素粉末、植物エキス抽出後の
残渣、繊維製品(たとえば、紙、ダンボール紙、ふるぎ
れ)、粉砕合成樹脂、粘土類(たとえばカオリン、ベン
トナイト、酸性白土)、タルク類、その他無機鉱物(た
とえばピロフィライト、セリサイト、軽石、硫黄粉末、
活性炭)などの微粉末ないし粉状物、化学肥料(たとえ
ば硫安、燐安、硝安、尿素、塩安)などの微粉末をあげ
得る。液体担体としては水、アルコール類(たとエバメ
チルアルコール、エチルアルコール)、ケトン類(たと
えばアセトン、メチルエチルケトン)、エーテル類(た
とえばエチルエーテル、ジオキサン、セロソルブ、テト
ラハイドロフラン)、芳香族炭化水素類(たとえばベン
ゼン、トルエン、キシレン、メチルナフタレン)、脂肪
族炭化水素類(たとえばガソリン、ケロシン、灯油)、
エステル類、ニトリル類、酸アミド類(たとえばメチル
ホルムアミド、ジメチルアセタマイド)、ハロゲン化炭
化水素(たとえばジクロロエタン、トリクロロエチレン
、四塩化炭素)などがあげふれる。次に界面活性剤の例
としては、アルキル硫酸エステル類、アルキルスルホン
酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ポリエチレング
リコールエーテル類、多価アルコールエステル類などが
あげられる。また、本発明で使用することのできる固着
剤や分散剤としては、カゼイン、ゼラチン、でんぷん粉
、CMC,アラビヤゴム、アルギン酸、リグニンスルフ
ォネート、ベントナイト、糖蜜、ポリビニルアルコール
、松根油、寒天などがあり、安定剤としては、たとえば
PAP(リン酸イソプロピル)、TO,P()リクレジ
ルポスフェート)1 トール油、エポキシ化部、各種界
面活性剤、各種脂肪酸またはそのエステルなどがある。
。 さらに本薬剤は他の薬剤と混合して使用することができ
る。たとえばカスガマイシン、ポリオキシン、バリダマ
イシン、2.6−ジクロル−4−ニトロアニリン、ジン
クエチレンビスジチオカーバメート、2.4−ジクロロ
−6−(0−クロロアニリノ)−3−トリアジン、0.
0−ジメチル0−(8−メチル−4−二トロフェニル)
ホスホロチオエート、メチルアルソン酸鉄、1.2−ビ
ス(8−エトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベン
ゼン、1.2−ビス(3−メドキシカルボニル−2−チ
オウレイド)ベンゼン、メチル 1−(ブチルカルバモ
イル)−2−ベンズイミダゾールカーバメイト、テトラ
クロルイソフタロニトリル、EPN、ダイアジノン、マ
ラチオン、BPMC,クロルツェナミジン1N=(8,
5−ジクロロフェニル)−1゜2−ジメチルシクロプロ
パン−1,2−ジカルボキシイミド、(B)−1−(2
,’4−ジクロロフェニル’)−4,4−ジメチル−2
−(1,2゜4−トリアゾール−1−イル)−1−ペン
テン−8−オール、4−クロル−8−メチルベンゾチア
ゾロン、S−ノルマル−ブチル−8−パラ−ターシャリ
−ブチルベンジ1ルジチオカーボンイミデート、0.0
−ジメチル−〇−(2,6−ジクロル−4−メチルフェ
ニル)ホスホロチオエート、DCPA、ベンチオカーブ
、OAT。
0.0−ジイソプロピル S−ベンジルチオポスフェー
ト、0−エチル、8.8−ジフェニルチオホスフェート
、ジイソプロピル l、8−シチオラン−2−イリデン
マロネー)、0.0−ジメチル 5−(N−メチルカル
バモイルメチル)ジチオホスフェート、0.0−ジメチ
ル0−(P−シアノフェニル)チオホスフェート、エチ
ルP−シアノフェニルフェニルホスホノチオエート、2
−メトキシ−4H−1,8,2−ベンゾジオキサホスホ
リン−2−スルフィドなどと混合して使用することがで
き、いずれも各単剤の防除効果を減することはない。し
たがって2種以上の病害虫および雑草の同時防除が可能
であり、その他の殺線虫剤、殺ダニ剤などの農薬あるい
は゛肥料と混合して使用することも可能である。
以下に配合1例をあげて本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明化合物に対する添加物の種類および混合割合
はこれらのみに限定されることなく、広い範囲で変更可
能である。
なお、化合物名は後記例示(第1表)の番号によって示
す。
配合例1 粉  剤 本発明化合物(3)0.2部とクレー99.8部とをよ
く粉砕混合すれば主剤含有量0.2%の粉剤を得る。使
用に際してはそのまま施用してもよく、土壌と混合して
もよい。
配合例2 乳 ′剤 本発明化合物(5) 25部、キジロール55部および
ツルポール1200(東邦化学登録商標名)20部を混
合すれば主剤含有量25%の乳刑を得る。使用に際して
は、水で希釈して、あるいはそのまま施用してもよい。
配合例8 水和剤 本発明化合物(6) 80部、湿展剤(アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩系)5部およびホワイトカーボン15部
をよく粉砕混合すれば主剤含有量80%の水和剤を得る
。使用に際しては水で希釈して施用してもよく、土壌と
混合してもよい。
配合例4 ゾル剤 本発明化合物(7)を5μ以下にジェットミルで粉砕し
たもの25部、分岐・剤(ポリオキシ。
エチレンノニルフェノールエーテル)5部、分散安定剤
(カルボキシメチルセルローズ)5部および水65部を
攪拌混合し、さらにホモジナイザーで均一に分散混合す
れば26%ゾル剤を得る。使用に際しては水で希釈して
施用してもよく、そのまま施用してもよい。
次に実施例をあげ本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらのみに限定されるものではない。
実施例1 製造法 N−(α′−メチルー8.4−ジクロロベンジル)−α
−メチル−t−ブチルアセタミド、200 m440フ
ラスコにベンゼン100mん、α−メチル−8,4−ジ
クロロベンジルアミン8.8Pおよびトリエチルアミン
8.Olを仕込み、室温で攪拌下、α、−メチル−t−
ブチルアセチルクロリドを部下した。滴下終了後、反応
溶液を8時間還流下に加熱攪拌した。反応終了後、反応
溶液を水洗してトリエチルアミン塩酸塩を除き、ベンゼ
ン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留
去した。得られた残渣をエチルアルコールより再結晶し
て目的とする標題化合物4.7Fを得た。
融点 118〜119.5°C 元素分析値 0(%)EI(%)  N(%)  an(%)計算値
 59.61 7.00 4.68 28.46−(C
1,H,、N0CQ@として) 実測値 59,75 6.89 4.72 28.57
以上のようにして得た化合物例を第1表に記載する。
実施例2 イネいもち病防除試験 薬剤葉面施用試験(予防的散布) 91植木鉢で栽培したイネ(近畿38号、4〜5葉期)
に前記配合例2に準じて作成した乳剤形態の供試化合物
をスプレーガンを用いて15mfi/1鉢の割合で散布
した。散布1日後、本病原菌(Pyrieularia
 oryzae ) (D胞子液を噴霧接種し、24〜
26℃、湿度90%以上の恒温室内に入れ、さらに4日
後、病斑面積歩合により発病度を求め、防除効果を調べ
た。結果を第2表に示す。なお、防除価は次式により算
出した。
第     2     表 * 0.0−ジイソプロピルS−ベンジルチオホスフェ
−)(48%鵠)実施例8 イネいもち病防除試験 薬剤葉面施用試験(残効、的散布) 93植木鉢で栽培したイネ(近畿88号、4〜5葉期)
に前記配合例2に準じて作成した乳剤形態の供試化合物
をスプレーガンを用いて15mβ/1鉢の割合で散布し
た。散布4日後本病原蔭(Pyricularia o
ryzae )の胞子液を噴霧接種し、24〜26°C
1湿度90%以上の恒゛温室内に入れ、さらに4日後病
斑面積歩合により発病度を求め、防除効果を調べた。
結果を第3表に示す。なお、防除価の算出は実施例2と
同様にした。
/ 第     8     表 * 0,0−ジイソプロピル8−ベンジルチオホスフェ
ート(48%乳剤)実施例4 リンゴ黒星病防除試験 91植木鉢で栽培したリンゴ実生(品種:国光 第2本
葉)に前記配合例2に準じて作成した乳剤形態の供試化
合物を139mFI/l鉢の割合で散布した。散布1日
後、本病原菌(Venturia 1naequali
s ) (7)胞子液を噴霧接種し、15°C1湿度9
0%以上の恒温室内に8日間置き1.つづいて15°C
螢光灯照明下で10日間静置し、発病させた。発病程度
は病斑面積歩合により発病度を求め、防除効′果を調べ
た。
結果を第4表に示す。
なお、防除価の算出は実施例2と同様にした。
第     4     表 * テトラクロロイソフタロニトリル(75%永和剤)
実施例5 ダイコン萎黄病防除試験 ダイコン萎黄病菌(Fhsarium oXyspor
um f。
raphani )汚染土壌を直径123の鉢につめ、
ダイコン(品種:早生40日)種子を1鉢あたり15粒
ずつ播種した。播覆後、本発明化合物の前記配合例2に
準じて作成した乳剤を20fflIt/1鉢の割合で土
壌潅注した。その後温室で12日間栽培後発芽、生育し
た苗を地際より切り取り、道管部褐変の有無を調査した
。発病度は下記の式により算出した。
//′− 第     5    表

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 〔式中、R1はα−位分枝のアルキル基を、町は水素原
    子、低級アルキル基もしくは低級アルケニル基またはR
    8と8.とでアルキレン基を、Xはハロゲン原子、低級
    アルキル基、低級アルコキシル基、シアノ基またはニト
    ロ基を、nは1〜8の整数を表わす。〕で示されるN−
    ベンジル−アセタミド誘導体。
  2. (2)  R1が炭素数6までのα−位分枝のアルキル
    基、凡、が水素原子、炭素数1〜8のアルキル基もしく
    はアリル基、また−は垢と4とがペンタメチレン基ある
    いはへキサメチレン基、Xがフッ素原子、塩素原子、臭
    素原子、メチル基、メトキシ基、シアノ基またはニトロ
    基、nが1〜8の整数である特許請求の範囲第1項に記
    載のN−ベンジル−アセタミド誘導体。
  3. (3)  Rsがi−プロピル基またはt−ブチル基、
    Lがメチル基、エチル基またはi−プロピル基、Xが塩
    素原子、臭素原子、シアノ基またはニトロ基、nが1〜
    3の整数である特許請求の範囲第2項に記載のN−ベン
    ジル−アセタミド誘導体。
  4. (4)一般式 〔式中、R1はα−位分枝のアルキル R.は水素原子、低級アルキル基もしくは低級アルケニ
    ル基またはR,とR1とでアルキレン基を表わす。〕 で示される酢酸誘導体あるいはその反応性誘導体と一般
    式 〔式中、Xはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシル基、シアノ基またはニトロ基を、nは1〜Bの
    整数を表わす。〕テ示されるベンジルアミン誘導体とを
    反応させることを特徴とする一般式 〔式中、凡,はαー位分枝のアルキル R,は水素原子、低級アJレキル基もしく番え低級アル
    ケニル基または凡,とR1とでアルキレン基を、Xは)
    10ゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシル基、
    シアノ基またはニトロ基を、nは1〜8の整数を表わす
    。〕 で示されるN−ベンジル−アセタミド誘導体の製造法。
  5. (5)一般式 〔式中、”1はαー位分枝のアルキル基を、R,は水素
    原子、低級アルキル基もしくは低級アルケニル基または
    R1 と孔,とでアルキレン基を、Xはハロゲン原子、
    低級アルキル基、低級アルコキシル基、シアノ基あるい
    はニトロ基を、nは1〜8の整数を表わす。〕 で示されるN−ベンジル−710アセタミド誘導体を有
    効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤
JP12544881A 1981-08-10 1981-08-10 N−ベンジル−アセタミド誘導体、その製造法およびこれらを有効成分として含有する農園芸用殺菌剤 Pending JPS5826847A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4710518A (en) * 1984-07-02 1987-12-01 Nihon Tokushu Noyaku Seizo K.K. Novel N-benzyl-cyclopropanecarboxamide fungicides
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