JPS5822271A - 交流エレベ−タの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は交流電動機により駆動されるエレベータを制
御する装置の改良に関するものである。

エレベータのかごを駆動する電動機Ｋ１１１導電動機を
用い、これに可変電圧可変周波数の交流電源を供給して
、電動機の速度制御を行うものがある。

これを第１図に示す。

図中、Ｒ，Ｓ、Ｔは三相交流電源、（１）は交流電源Ｒ
，８，Ｔに接続されたサイリスタ（ｌａ）　〜（ｉｆ）
　Ｋよって三相全波整流回路が構成された整流装置、（
２）は整流装置（１）の直流出力を平滑にするコンデン
サ、（３）は整流装置（１）の直流側に接続されサイリ
スタ等で構成され直流を交流に変換しかつその電圧及び
周波数を可変にする周知のインバータ、（４）はインバ
ータ（３）により駆動される三相誘導電動機、（５）は
電動機（４）に結合されたブレーキ車、（６）はブレー
キ車（５）の外周に対向して設けられブレーキ車（５）
Ｋばね（図示しな−）の力で制動力を与えるブレーキシ
ュー、（７）は付勢されるとブレーキシュー（６）を上
記ばね力に抗してブレーキ車（５）から引き離すブレー
キコイル、（８）は電動機（４）により駆動される巻上
様の駆動綱車、（９）は綱車（８）Ｋ巻き掛けられた主
索、σＱは主索（９）Ｉｃ結合されたかご、（１すは同
じくつり合おもり、（１２ａ）　〜（１２ｃ）は電源Ｒ
，８，Ｔと整流装置（すの間に挿入されかご（至）が走
行するとき閉成し停止するとき開放するｉ！磁接触器接
点、（１３ａ）〜（１３０）はインバータ（３）と電動
機（４）の間に挿入され接点（１２ａ）〜（１２ｃ）が
閉成した後に閉成し接点（１２ａ）〜（１２Ｃ）が開放
した後に開放する電磁接触器接点である。

すなわち、かご０りの停止中は、ブレーキシュー（６）
は上記はねの力でブレーキ車（５）を押圧している０か
とＱＱに起動指令が出されると、電磁接触器接点（１２
ａ）〜（１２ｃ）は閉成し、整流器（１）は直流出力を
発生する。そして、コンデンサ（２）は充電され、その
電圧が所定値に達すると、インバータ（３）の各アーム
の制御素子（図示しない）は順次運転方向に梃って導通
してｂき、運転方向に対応する相順の可変電圧可変周波
数の交流出力を発生する。そして、電磁接触器接点（１
３ａ）〜（１３ｃ）は閉成し、上記出力が電動機（４）
に供給される０同時に、ブレーキコイル（７）は付勢さ
れるので、ブレーキシュー（６）はブレーキ車（５）か
ら離れる。これで、電動機（４）は入力の相ｊ−によっ
て定まる方向へ起動し、かごαｑは走行開始する。そし
て、インバータ（３）によって周波数がｖ！４Ｕされる
ことによ如、電動機（４）の速度すなわちかごα１の走
行速度は制御される。かごα１が停止予定階に接近する
と減速を開始し、停止予定階直前で接点（１２ａ）〜（
１２Ｃ）が開放すると、電動機（４）への電源は断たれ
る。同時に、ブレーキコイル（７）は消勢され、ブレー
キシュー（６）は上記ばねの力でブレーキ車（５）に押
圧され、ブレーキ車（５）Ｋ制動力が作用する。一方、
接点（１２ａ）〜（１２ｃ　）の開放により、インバー
タ（３）の特定アームの制御素子だけが導通され、コン
デンサ（２）の電荷は電動機（４）　Ｋ流れ、電動機（
４）には直流制動トルクが１畳して作用する。これで、
かごＱ（ｌは停止予定階に停止する。

しかし、接点（１２ａ　）〜（１２ｃ）が閉成し、サイ
リスタ（１ａ）〜（ｌｆ）が導通すると、コンデンサ（
２）を充電する立上シの早い大きな充電電流が流れるの
で、サイリスタ（１ａ）〜（１ｆ）を損傷する虞れがあ
る。また、エレベータのように起動・停止を頻繁に繰り
返えすものにおいては、コンデンサ（２）の寿命を短く
する原因にもなる。これを防ぐため、整流器（１）の直
流側にリアクトル等を挿入し、サイリスタ（１ａ）〜（
ｌｆ）及びコンデンサ（２）を保護することもできるが
、装置が高価なものとなる。

この発明は上記不具合を改良するもので、エレベータの
起動時にコンデンサへの充電電流が流れないようにした
交流エレベータの制御装置を提供することを目的とする
。

以下、第２図によりこの発明の一実施例を説明する。

図中、ｔＩ５１／／ｉ電源Ｒ，Ｓ、Ｔと整流装置（１）
の出力側との間に接続されダイオード（１５ａ　）〜（
１５ｆ）によって三相全波整流回路が構成された整流装
置、（ｌｆ９は整流装置（ｌ＠の出力側に挿入された抵
抗からなるインピーダンスである。他は第１図と同様で
ある。

コンデンサ（２）は整流装置（１）とインピーダンスα
φにより、かごＱ□の停止中も充電されている。したが
って、起動時に接点（１２ａ）〜（１２０）が閉成して
も、整流装置（１）による低インピーダンス直流電流に
よるコンデンサ（２）の急速充電は避けられる。これに
より、起動時のコンデンサ（２）の充電電流によるサイ
リスタ（ｌａ）〜（１ｆ）及びコンデンサ（２）に及ば
ず悪影響は防止される。

第３図はこの発明の他の実施例を示す。

図中、（１）は第１図の整流装置（１）のサイリスタ（
ｌａ）〜（１ｆ）がダイオード（ｌｌａ）〜（ｌｌｆ）
　ｉＣ置き換えられた整流装置、（１６ａ）　〜（１６
ｃ）は接点（１２ａ）　〜（１２ｃ）の両端に接続され
た抵抗からなるインピーダンスである。他は第１図と同
様である。

この実施例は、可変電圧可変周波数発生装置の一形態で
めシ、整流装置（１）はダイオード（ｌｌａ）〜（ｌｌ
ｆ）によって構成されているものに適用した例である。

図から明らかなように、停止時すなわち接点（１２ａ）
〜（１２ｃ）開放時は、交流側のインピーダンス（１６
ａ）〜（１６ｃ　）を通じて、コンデンサ（２）は常時
充電されている。したがって、起動時に接点（１２ａ）
〜（１２ｆ）が閉成しても、コンデンサ（２）にはも早
や突入する充電電流は流れず、ダイオード（ｌｌａ）〜
（ｌｌｆ）に損傷を及ぼすことはない。

以上説明したとおりこの発明では、商用交流電源を整流
器によって整流し、これをコンデンサにより平滑し、イ
ンバータで可変周波数の交流電力に変換し、この交流電
力でエレベータのかごを駆動する場合、かごの停止時、
商用交流電源に接続されたインピーダンスを介して、上
記コンデンサを充電するようにしたので、かごの起動時
にコンデンサへの大きな充電電流が流れるのを防ぐこと
ができ、整流装置を構成する整流素子及び上記コンデン
サの損傷を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の交流エレベータの制御装置を示す構成図
、第２図はこの発明による交流エレベータの制御装置の
一実施例を示す構成図、第３図はこの発明の他の実施例
を示す構成図（一部省略）である。 （１）・・・整流装置、（２）・・・コンデンサ、（３
）・・・インバータ、（４）　・・・三相誘導電動機、
（ｌＩ　・・・かご、（１２ａ　）〜（１２ｃ）・・・
電磁接触器接点、す６）・・・整流装置、（１１ｉｌ・
・・インピーダンス 代理人　葛野信−（外１名） 第１．４ ！ 第２図 ！ 第３図 手続補正書（自発） 特許庁長官殿 １、事件ノ表示　　　　　特願昭５６−１２２１１！Ｓ
号補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 ５、　補正の対象 図　　面 ６、補正の内容 図面の第１図、第２図及び第３図を添付別紙のとおり訂
正する。 ７、　添付書類の目録 訂正後の第１図、第２図及び第３図を示す図面１通 以上 第２図 ！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商用交流電源を整流器によって直流に整流し、仁の直流
   をコンデンサにより平滑にし、これをインバータで可変
   周波数の交流電力に変換し、この変換された交流電力に
   よって交流電動機を駆動してかごを運転するようにした
   ものにおいて、上記商用交流電源に接続され上記かどの
   停止時インピーダンスを介して上記コンデンサを充電す
   る充電回路を備えたことを特徴とする交流エレベータの
   制御装置。