JPS5821674Y2 - 製本用電動断裁機 - Google Patents
製本用電動断裁機Info
- Publication number
- JPS5821674Y2 JPS5821674Y2 JP1977015003U JP1500377U JPS5821674Y2 JP S5821674 Y2 JPS5821674 Y2 JP S5821674Y2 JP 1977015003 U JP1977015003 U JP 1977015003U JP 1500377 U JP1500377 U JP 1500377U JP S5821674 Y2 JPS5821674 Y2 JP S5821674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- stopper
- paper
- cutting
- bookbinding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は製本前に、又は製本後に用紙の耳端を切落し
て耳端面を揃えるために用いる製本用電動断裁機に関す
るものである。
て耳端面を揃えるために用いる製本用電動断裁機に関す
るものである。
従来のこの種断裁機は、カッターの正面から用紙を前方
に押しこんでカッターの下方をくぐらせ、用紙の後端を
カッターの下方の定位置にセットしてから所要の断裁作
業を行ない、又断裁後は再び用紙をカッターの下方をく
ぐらせて手前に引き出すようにしていた。
に押しこんでカッターの下方をくぐらせ、用紙の後端を
カッターの下方の定位置にセットしてから所要の断裁作
業を行ない、又断裁後は再び用紙をカッターの下方をく
ぐらせて手前に引き出すようにしていた。
しかしこれによると作業者はその手をカッターの下方に
くぐらせて用紙をセットし及び引き出さなければならな
いため、作業者にしてみれば心理的な恐怖感を抱くこと
になりあまり好ましいものでない。
くぐらせて用紙をセットし及び引き出さなければならな
いため、作業者にしてみれば心理的な恐怖感を抱くこと
になりあまり好ましいものでない。
これを解決するために、表面に用紙を支持するテーブル
の、作業者に相対する面を正面とした場合に、その正面
に対する側縁方向に沿ってカッターを配置した構成が別
途提案されている。
の、作業者に相対する面を正面とした場合に、その正面
に対する側縁方向に沿ってカッターを配置した構成が別
途提案されている。
これによれば、用紙をカッターの後方に直接セットすれ
ばよいので、従来のように用紙のセットに際して作業者
はその手をカッターの下方にくぐらせる必要がなくなっ
て極めて好都合である。
ばよいので、従来のように用紙のセットに際して作業者
はその手をカッターの下方にくぐらせる必要がなくなっ
て極めて好都合である。
この考案は上記のようにカッターの後方に用紙を直接セ
ットするようにした場合、断裁しようとする耳端を簡単
に断裁位置にセットできるようにすることを目的とする
。
ットするようにした場合、断裁しようとする耳端を簡単
に断裁位置にセットできるようにすることを目的とする
。
前記目的の達成のために、断裁位置にカッターの後方か
ら押しこんだ用紙の耳端が接するストッパーを設ける。
ら押しこんだ用紙の耳端が接するストッパーを設ける。
しかし通常断裁しようとする耳端は2〜3mmであるか
ら、ストッパーもカッターからこの程度能れた極く接近
した位置に設置する必要がある。
ら、ストッパーもカッターからこの程度能れた極く接近
した位置に設置する必要がある。
ところがこのようにあまり接近していると、断裁後の切
りくずを払い落すとき、従来と同じように作業者はその
手を、カッターの下方にまでのばして払い落す作業をし
なければならない。
りくずを払い落すとき、従来と同じように作業者はその
手を、カッターの下方にまでのばして払い落す作業をし
なければならない。
この作業も又作業者に対して恐怖感を与える恐れがある
。
。
そのため、この考案では前記した目的のために設置した
ストッパーを、断裁の際カッターと連動して移動させて
、切りくずを自然落下させるようにしである。
ストッパーを、断裁の際カッターと連動して移動させて
、切りくずを自然落下させるようにしである。
この考案を図面に基いて説明すると、テーブル1の正面
2にカッターを昇降制御するスイッチ3が設置されてあ
り、正面に相対する作業者の手によって操作される。
2にカッターを昇降制御するスイッチ3が設置されてあ
り、正面に相対する作業者の手によって操作される。
テーブル1の表面4には用紙をセットするときに用いる
ガイド5,6が設けられてあり、ガイド5は固定され、
ガイド6は断裁位置に対して遠近する方向に可動自在と
されている。
ガイド5,6が設けられてあり、ガイド5は固定され、
ガイド6は断裁位置に対して遠近する方向に可動自在と
されている。
テーブル1の側面7に相対して切ぐず箱8が配置され、
断裁後の切くずはこの切くず箱8内に自然滑降して収納
される。
断裁後の切くずはこの切くず箱8内に自然滑降して収納
される。
カッターその他を覆うカバー10はテーブル1の側縁に
沿って配置されである。
沿って配置されである。
このカバー10を取り外した状態を示したのが第2図で
ある。
ある。
カッター11はカバー10と同様にテーブル1の側縁に
沿って位置している。
沿って位置している。
これは逆回形状の一対のフレーム12.13の間に配置
されている。
されている。
カッター11はカッターホルダー14に保持され、スイ
ッチ3によって駆動される図示しないモータによって一
体的に上昇又は下降する。
ッチ3によって駆動される図示しないモータによって一
体的に上昇又は下降する。
カッター11は断裁に際して下降してきたとき、テーブ
ル1の表面4に接するまで下降して、用紙を断裁する。
ル1の表面4に接するまで下降して、用紙を断裁する。
カッター11の刃先に接する位置に合成樹脂等からなる
刃受は棒15が設けられてあり、刃先が傷まないように
しである。
刃受は棒15が設けられてあり、刃先が傷まないように
しである。
テーブル1の側縁にあってカッター11に接近してスト
ッパー16が配置されである。
ッパー16が配置されである。
このストッパー16の下面17はテーブル1の表面4よ
り下方にあるようにしてあり、両側面から下方に突出す
る支持片18に設けた軸19(これはテーブル1に支持
されている。
り下方にあるようにしてあり、両側面から下方に突出す
る支持片18に設けた軸19(これはテーブル1に支持
されている。
)を中心として回動自在とされている。
ストッパー16の両側面に面してL字形の駆動片20が
配置されている。
配置されている。
これは常時はバネ21によって上方の定位置までつり上
げられている。
げられている。
そしてこれに樹立された軸22の先端に固定されたロー
ラのような当接具23がカッターホルダー14の下面に
当接している。
ラのような当接具23がカッターホルダー14の下面に
当接している。
駆動片20の下端にローラのように受は具24が設置さ
れてあり、この受は具24にストッパー16の裏面側縁
が当接し、これによって常時はストッパー16が傾むい
て回動するのを阻止している。
れてあり、この受は具24にストッパー16の裏面側縁
が当接し、これによって常時はストッパー16が傾むい
て回動するのを阻止している。
ストッパー16の下方に切くず用の滑降台25が配置さ
れこの上を滑降する切くずはそのまま切ぐず箱8内に収
納される。
れこの上を滑降する切くずはそのまま切ぐず箱8内に収
納される。
軸22はフレーム13に形成された溝26に沿って摺動
自在で、これにより駆動片20の昇降がガイドされる。
自在で、これにより駆動片20の昇降がガイドされる。
27は用紙押さえ板で、カバー10に対して昇降自在と
され、断裁位置にある用紙を上から押さえこんで固定す
るのに用いる。
され、断裁位置にある用紙を上から押さえこんで固定す
るのに用いる。
以上の構成において、テーブル1の正面2に相対して立
った作業者は、用紙をテーブル1の表面4にのせる。
った作業者は、用紙をテーブル1の表面4にのせる。
この場合作業者はその手をカッター11の下方にまでの
ばす必要はない。
ばす必要はない。
第2図、第3図に示すように、常時はストッパー16は
、起立状態にあるので、テーブル1の側面7から作業者
はその手をテーブル1の表面上にはさみこみ得ないし、
又カッター11、特にその刃先もストッパー16により
しやへいされて直視し得ない。
、起立状態にあるので、テーブル1の側面7から作業者
はその手をテーブル1の表面上にはさみこみ得ないし、
又カッター11、特にその刃先もストッパー16により
しやへいされて直視し得ない。
これによって、作業者の用紙セット時の危険は回避され
、恐怖観念を払拭し得る。
、恐怖観念を払拭し得る。
テーブル1の表面4にのせられた用紙をその右端面がス
トッパー16の表面に当接される位置に押しこまれる。
トッパー16の表面に当接される位置に押しこまれる。
この押しこみはガイド6の移動によって可能である。
このようにして用紙は断裁位置にセットされることにな
る。
る。
この場合ストッパー16の下面ITは表面4より下方に
あるので、下面17の下をくぐって用紙が押しこまれる
ようなことはない。
あるので、下面17の下をくぐって用紙が押しこまれる
ようなことはない。
なおこのとき用紙の上側面はガイド5に当接している。
ここで用紙押さえ板27を下降させて用紙を押さえこん
でおいてから、スイッチ3を操作して、カッター11を
下降させる。
でおいてから、スイッチ3を操作して、カッター11を
下降させる。
この下降によってカッター11の刃先下降位置からスト
ッパー16の面までの間にある用紙の耳端が断裁される
ことになる。
ッパー16の面までの間にある用紙の耳端が断裁される
ことになる。
ここでカッター11が下降してくるとき、ホルダー14
も一体となって下降しているので、この過程で当接具2
3が押されるようにし下降して、駆動片20はバネ21
の弾力に抗して押し下ろされる。
も一体となって下降しているので、この過程で当接具2
3が押されるようにし下降して、駆動片20はバネ21
の弾力に抗して押し下ろされる。
そのため受は具24が次第に下降するので、これにとも
なってそれまで受は具24によって倒れるのを阻止され
ていたストッパー16は、軸19を中心として次第に倒
れるように回動し、カッター11が表面4に到達する頃
に、第4図に示すように倒れる。
なってそれまで受は具24によって倒れるのを阻止され
ていたストッパー16は、軸19を中心として次第に倒
れるように回動し、カッター11が表面4に到達する頃
に、第4図に示すように倒れる。
断裁によって生じた切くずはストッパー16の下面1T
と表面4との間の隙間を通って下方に落ち、滑降台25
上を滑り落ちて切くず箱8内に入る。
と表面4との間の隙間を通って下方に落ち、滑降台25
上を滑り落ちて切くず箱8内に入る。
断裁後、スイッチ3の操作によってカッター11が上昇
されていくと、駆動片20はバネ21によってつり上げ
られていき、この過程で受は具24はストッパー16の
背面をせり上げるので、ストッパー16は次第に起立し
ていく。
されていくと、駆動片20はバネ21によってつり上げ
られていき、この過程で受は具24はストッパー16の
背面をせり上げるので、ストッパー16は次第に起立し
ていく。
そしてカッター11が上方定位置にもどったとき、スト
ッパー16も最初の状態に復帰することになる。
ッパー16も最初の状態に復帰することになる。
断裁後の用紙は作業者の手によってセット時とは逆に表
面4から手前に引き出される。
面4から手前に引き出される。
以上によって所要の断裁が終了する。
以上詳述したように、この考案によれば用紙を断裁位置
にセットするのに、カッターの側面に相対して配置され
たストッパーを利用するので、作業者に伺らの危惧を与
えることなく、そのセットが可能であるし、又このよう
にカッターに接近してストッパーを配置しておいても、
これはカッターの下降に連動して倒れていくので、断裁
によって生じた切くずは自然に落下するため、切ぐずを
払いのける作業は不用となり、又その作業のための危険
などは一切ない。
にセットするのに、カッターの側面に相対して配置され
たストッパーを利用するので、作業者に伺らの危惧を与
えることなく、そのセットが可能であるし、又このよう
にカッターに接近してストッパーを配置しておいても、
これはカッターの下降に連動して倒れていくので、断裁
によって生じた切くずは自然に落下するため、切ぐずを
払いのける作業は不用となり、又その作業のための危険
などは一切ない。
そして前記ストッパーはカッターを外部から見えないよ
うにしやへいするためにも兼用でき、断裁機そのものの
心理的な恐怖感を払いのけ得る効果がある。
うにしやへいするためにも兼用でき、断裁機そのものの
心理的な恐怖感を払いのけ得る効果がある。
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2図は一部
を切開いた要部の斜視図、第3図、第4図は動作説明図
である。 1・・・・・・テーブル、2・・・・・・正面、11・
・・・・・カッタ16・・・・・・ストッパー。
を切開いた要部の斜視図、第3図、第4図は動作説明図
である。 1・・・・・・テーブル、2・・・・・・正面、11・
・・・・・カッタ16・・・・・・ストッパー。
Claims (1)
- 断裁しようとする用紙が表面にのせられるテーブルの、
作業者が面する正面に対する側縁に沿って昇降自在のカ
ッターを配置するとともに、前記カッターに接近した位
置にあって、下面が前記表面より下方にあり、前記用紙
の耳端が当接してその断裁位置を規制するストッパーを
配置し、これを前記カッターの下降に連動して前記表面
より下方にある軸心を中心として前記カッターとは反対
側に傾動自在としてなる製本用電動断裁機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977015003U JPS5821674Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | 製本用電動断裁機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977015003U JPS5821674Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | 製本用電動断裁機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53109887U JPS53109887U (ja) | 1978-09-02 |
JPS5821674Y2 true JPS5821674Y2 (ja) | 1983-05-09 |
Family
ID=28835933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977015003U Expired JPS5821674Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | 製本用電動断裁機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821674Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5215004A (en) * | 1975-07-23 | 1977-02-04 | Pirelli | Radial carcass pneumatic tire |
-
1977
- 1977-02-10 JP JP1977015003U patent/JPS5821674Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5215004A (en) * | 1975-07-23 | 1977-02-04 | Pirelli | Radial carcass pneumatic tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53109887U (ja) | 1978-09-02 |
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