JPS5819499B2 - 密封式液体リザ−バ - Google Patents
密封式液体リザ−バInfo
- Publication number
- JPS5819499B2 JPS5819499B2 JP51133524A JP13352476A JPS5819499B2 JP S5819499 B2 JPS5819499 B2 JP S5819499B2 JP 51133524 A JP51133524 A JP 51133524A JP 13352476 A JP13352476 A JP 13352476A JP S5819499 B2 JPS5819499 B2 JP S5819499B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- cap
- annular lip
- lower chamber
- check valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/26—Reservoirs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
- B60T17/18—Safety devices; Monitoring
- B60T17/22—Devices for monitoring or checking brake systems; Signal devices
- B60T17/225—Devices for monitoring or checking brake systems; Signal devices brake fluid level indicators
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86187—Plural tanks or compartments connected for serial flow
- Y10T137/86196—Separable with valved-connecting passage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は密封式液体リザーバの改良に関するもので、そ
の目的とするところは、この種リザーバにおいて、その
内部に組付けられるシール部材の外周縁部に、ブレーキ
油を収容するケーシングの内壁面に液密的に密着し内方
へのみ変形し得る環状リップを形成して、ブレーキ油の
ケーシング外への流出を防ぐとともに開弁圧の安定した
逆止弁を提供することにある。
の目的とするところは、この種リザーバにおいて、その
内部に組付けられるシール部材の外周縁部に、ブレーキ
油を収容するケーシングの内壁面に液密的に密着し内方
へのみ変形し得る環状リップを形成して、ブレーキ油の
ケーシング外への流出を防ぐとともに開弁圧の安定した
逆止弁を提供することにある。
以下に本発明の一実施例を図面について説明する。
第1図は本発明を液面警告装置を備えた密封式リザーバ
に実施した例を示しており、ここにおいてはリザーバの
ケーシング10がマスターシリンダ11に液密的に固着
されている。
に実施した例を示しており、ここにおいてはリザーバの
ケーシング10がマスターシリンダ11に液密的に固着
されている。
ケーシング10は透明な合成樹脂からなり、その内部に
はストレーナ12が嵌着されでおり、またその上端開口
部にはキャップ20が環状のクリップ21により着脱可
能に固定されている。
はストレーナ12が嵌着されでおり、またその上端開口
部にはキャップ20が環状のクリップ21により着脱可
能に固定されている。
なお、このケーシング10の上端外周には環状のフラン
ジ10aが外方に向けて形成されており、このフランジ
10aの適所にはクリップ21の係止爪21aが嵌入す
る溝10bが上下方向に設けられ、またフランジ10a
の下面にはクリップ21の係止爪21aと係合するカム
面10cが形成されているキャップ20は合成樹脂によ
り一体成形されており、その中央部には段付ロッド20
aが下方に向けて突出形成され、またその外周部内壁に
はケーシング10の内壁面に対して所要の間隙を付与し
て配置される環状突起20bが下方に向けて形成されて
いる。
ジ10aが外方に向けて形成されており、このフランジ
10aの適所にはクリップ21の係止爪21aが嵌入す
る溝10bが上下方向に設けられ、またフランジ10a
の下面にはクリップ21の係止爪21aと係合するカム
面10cが形成されているキャップ20は合成樹脂によ
り一体成形されており、その中央部には段付ロッド20
aが下方に向けて突出形成され、またその外周部内壁に
はケーシング10の内壁面に対して所要の間隙を付与し
て配置される環状突起20bが下方に向けて形成されて
いる。
段付ロッド20aはその内部に上方にのみ開口する空所
を有しており、この空所内には導線31により液面警告
表示装置(図示しない)に接続されるリードスイッチ3
2と抵抗器33が組み込まれている。
を有しており、この空所内には導線31により液面警告
表示装置(図示しない)に接続されるリードスイッチ3
2と抵抗器33が組み込まれている。
また、この段付ロッド20aの下端小径部にはフロート
34がその中央部内孔にて上下方向へ移動可能に組み付
けられ、ストッパ36により抜は止めされている。
34がその中央部内孔にて上下方向へ移動可能に組み付
けられ、ストッパ36により抜は止めされている。
なお、フロート34の内壁面にはリードスイッチ32を
作動させる筒状のマグネット35が固着されている。
作動させる筒状のマグネット35が固着されている。
キャップ20に取り付けたダイアフラム40はゴム等の
気密性及び可撓性に富む素材からなるもので、その外周
縁部をキャップ20の環状突起20bの外周に嵌着し、
かつその内周縁部を段はロッド20aの大径部に嵌着し
てキャップ20に組付けられており、その中央部には環
状の屈撓部40aが薄板状に形成されている。
気密性及び可撓性に富む素材からなるもので、その外周
縁部をキャップ20の環状突起20bの外周に嵌着し、
かつその内周縁部を段はロッド20aの大径部に嵌着し
てキャップ20に組付けられており、その中央部には環
状の屈撓部40aが薄板状に形成されている。
また、このダイアフラム40の外周縁部には第1の環状
リップ41が外方下部に向けて一体的に突出形成され、
一方内周縁部には第2の環状リップ42が内方上部に向
けて一体的に突出形成されている。
リップ41が外方下部に向けて一体的に突出形成され、
一方内周縁部には第2の環状リップ42が内方上部に向
けて一体的に突出形成されている。
第1環状リツプ41はその弾性によりケーシング10の
内壁面に気密的に密着して、ケーシング10の内壁面と
によって上方から下方への空気流通のみを許容する第1
の逆止弁を構成している。
内壁面に気密的に密着して、ケーシング10の内壁面と
によって上方から下方への空気流通のみを許容する第1
の逆止弁を構成している。
第2環状リツプ42は、第1環状リツプ41と同様に、
その弾性によりキャップ20の段付ロッド20aの大径
部外周に気密的に密着して、段付ロッド20aの大径部
外周とによって下方から上方への空気流通のみを許容す
る第2の逆止弁を構成している。
その弾性によりキャップ20の段付ロッド20aの大径
部外周に気密的に密着して、段付ロッド20aの大径部
外周とによって下方から上方への空気流通のみを許容す
る第2の逆止弁を構成している。
なお、この第2環状リツプ42は段はロッド20aの大
径部に突出形成した環状のストッパ20cによって下方
への移動が規制されている。
径部に突出形成した環状のストッパ20cによって下方
への移動が規制されている。
このように構成した密封式リザーバにおいてはキャップ
20によって覆蓋されたケーシング10の内部がダイア
フラム40によってキャップ20の連通孔20eを通し
て常に大気に連通ずる上室R1とケーシング10内に収
容したブレーキ油の液面上方に形成される下室R2に区
画されている。
20によって覆蓋されたケーシング10の内部がダイア
フラム40によってキャップ20の連通孔20eを通し
て常に大気に連通ずる上室R1とケーシング10内に収
容したブレーキ油の液面上方に形成される下室R2に区
画されている。
この構成において、下室R2は、通常時上室R1から隔
離され、また下室R2内の圧力が大気圧以上になると、
第2図にて拡大して示したように、ストッパ20cに上
下方向に設けた切欠20dとダイアフラム40の内端部
に上下方向に設けた切欠40bを通って付与される空気
圧によって第2環状リツプ42が外方へ撓むため第2逆
止弁を通して上室R1に連通し、これとは反対に下室R
2内の圧力が負圧になると、上室R1内の大気圧によっ
て第1環状リツプ41が内方へ撓むため第1逆止弁を通
して上室R1に連通ずる。
離され、また下室R2内の圧力が大気圧以上になると、
第2図にて拡大して示したように、ストッパ20cに上
下方向に設けた切欠20dとダイアフラム40の内端部
に上下方向に設けた切欠40bを通って付与される空気
圧によって第2環状リツプ42が外方へ撓むため第2逆
止弁を通して上室R1に連通し、これとは反対に下室R
2内の圧力が負圧になると、上室R1内の大気圧によっ
て第1環状リツプ41が内方へ撓むため第1逆止弁を通
して上室R1に連通ずる。
次に上記のように構成した本実施例の作用について説明
すると、通常時ブレーキ油の液面が変化しないときには
、ダイアフラム40の第1環状リツプ41がその弾性に
よってケーシング10の内壁面に密着し、かつ第2環状
リツプ42がその弾性によって段付ロッド20aの外周
面に密着して下室R2を気密的に密封するので、下室R
2内には外気及び水分が流入しない。
すると、通常時ブレーキ油の液面が変化しないときには
、ダイアフラム40の第1環状リツプ41がその弾性に
よってケーシング10の内壁面に密着し、かつ第2環状
リツプ42がその弾性によって段付ロッド20aの外周
面に密着して下室R2を気密的に密封するので、下室R
2内には外気及び水分が流入しない。
また、例えば通常のブレーキ操作時のごとく、ブレーキ
油の液面がダイアフラム40の屈撓部40aの可撓範囲
内にて変化する場合には、ブレーキ油の液面変化に追随
してダイアフラム40の屈撓部40aが変形するので、
この場合にも上述したように下室R2内が気密的に密封
され、かつ大気圧に保持される。
油の液面がダイアフラム40の屈撓部40aの可撓範囲
内にて変化する場合には、ブレーキ油の液面変化に追随
してダイアフラム40の屈撓部40aが変形するので、
この場合にも上述したように下室R2内が気密的に密封
され、かつ大気圧に保持される。
ところで、ケーシング10内のブレーキ油が周囲温度の
上昇によって膨張しケーシング10内のブレーキ油の液
面がダイアフラム40の可撓範囲以上に上昇したときに
は、この液面上昇によって下室R2内が昇圧する。
上昇によって膨張しケーシング10内のブレーキ油の液
面がダイアフラム40の可撓範囲以上に上昇したときに
は、この液面上昇によって下室R2内が昇圧する。
これにより、第2環状リツプ42が外方に撓み、下室R
2内の昇圧した空気がリップ42とロッド20a間を通
って上室R1内に流出し、下室R2内の圧力が大気圧と
なる。
2内の昇圧した空気がリップ42とロッド20a間を通
って上室R1内に流出し、下室R2内の圧力が大気圧と
なる。
この作動は瞬時に行なわれ、その後直ちに第2環状リツ
プ42がその自己復帰力によりロッド20aの外周面に
密着し下室R2を再び密封する。
プ42がその自己復帰力によりロッド20aの外周面に
密着し下室R2を再び密封する。
なお、このとき第1環状リツプ41はケーシング10の
内壁面に密着している。
内壁面に密着している。
また、ケーシング10内のブレーキ油が周囲温度の低下
によって収縮したり、又はブレーキライニングの摩耗に
よりケーシング10内のブレーキ油がマスターシリンダ
11内に供給されてケーシング10内のブレーキ油の液
面がダイアフラム40の可撓範囲以上に低下したときに
は、この液面低下によって下室R2内が負圧となる。
によって収縮したり、又はブレーキライニングの摩耗に
よりケーシング10内のブレーキ油がマスターシリンダ
11内に供給されてケーシング10内のブレーキ油の液
面がダイアフラム40の可撓範囲以上に低下したときに
は、この液面低下によって下室R2内が負圧となる。
このため第1環状リツプ41が内方に撓み、上室R1内
の大気がリップ41とケーシング10の内壁面間を通っ
て下室R2内に流入し下室R2内の圧力を大気圧とする
。
の大気がリップ41とケーシング10の内壁面間を通っ
て下室R2内に流入し下室R2内の圧力を大気圧とする
。
この作動は、上述した液面上昇時と同様に、瞬時に行な
われ、その後直ちに第1環状リツプ41がその自己復帰
力によりケーシング10の内壁面に密着し、下室R2が
再び密封される。
われ、その後直ちに第1環状リツプ41がその自己復帰
力によりケーシング10の内壁面に密着し、下室R2が
再び密封される。
なおこのとき第2環状リツプ42は田ノド20aの外周
面に密着している。
面に密着している。
また、ブレーキ油の流出等によってケーシング10内の
ブレーキ油の液面が異常に低下したときには、この液面
低下に伴なってフロート34が下降し、マグネット35
がリードスイッチ32を作動させるので、図示しない液
面警告表示装置が作動してケーシング10内のブレーキ
油不足を運転者に知らせる。
ブレーキ油の液面が異常に低下したときには、この液面
低下に伴なってフロート34が下降し、マグネット35
がリードスイッチ32を作動させるので、図示しない液
面警告表示装置が作動してケーシング10内のブレーキ
油不足を運転者に知らせる。
これにより、運転者はクリップ21の係止爪21aとケ
ーシング10のフランジ10aの係合を解き、キャップ
20をダイアフラム40とともに外すことによってブレ
ーキ油を補充することができる。
ーシング10のフランジ10aの係合を解き、キャップ
20をダイアフラム40とともに外すことによってブレ
ーキ油を補充することができる。
このときには、ダイアフラム40の第1環状リツプ41
がケーシング10の内壁面にのみ摺接して外されるため
、第1環状リツプ41の内面に付着したブレーキ油がケ
ーシング10の内壁面以外に付着することはない。
がケーシング10の内壁面にのみ摺接して外されるため
、第1環状リツプ41の内面に付着したブレーキ油がケ
ーシング10の内壁面以外に付着することはない。
またブレーキ油の補充が完了した後においては、キャッ
プ20の装着時ダイアフラム40の第1環状リツプ41
がケーシング10の内壁面に付着したブレーキ油を下方
へ押し流しながら嵌入されるためブレーキ油の補充時に
ブレーキ油が外部にけ着又は流出することがない。
プ20の装着時ダイアフラム40の第1環状リツプ41
がケーシング10の内壁面に付着したブレーキ油を下方
へ押し流しながら嵌入されるためブレーキ油の補充時に
ブレーキ油が外部にけ着又は流出することがない。
第3図は本発明を液面警告装置を具備していない密封式
リザーバに実施した例を示しており、ここにおいては、
キャップ120に上記実施例のキャップ20の段はロッ
ド20aに相当するものが形成されていない。
リザーバに実施した例を示しており、ここにおいては、
キャップ120に上記実施例のキャップ20の段はロッ
ド20aに相当するものが形成されていない。
また、本実施例においては、キャップ120に嵌着した
ダイアフラム140が平板状に形成されており、このダ
イアフラム140の中心には下室R2内に生じる空気圧
によって開く弁孔142が設けられ、この弁孔142に
より上記実施例の第2逆止弁(第2環状リツプ42と段
付ロッド20aからなる逆止弁)に相当する公知の逆止
弁(例えば、特公昭47−23630号にて開示されて
いる)が一体的に形成されている。
ダイアフラム140が平板状に形成されており、このダ
イアフラム140の中心には下室R2内に生じる空気圧
によって開く弁孔142が設けられ、この弁孔142に
より上記実施例の第2逆止弁(第2環状リツプ42と段
付ロッド20aからなる逆止弁)に相当する公知の逆止
弁(例えば、特公昭47−23630号にて開示されて
いる)が一体的に形成されている。
その他の構成は上記実施例と同一であるので、同一部材
には同一符号をけしてその説明は省略する0 本実施例においては、ケーシング10内のブレーキ油の
液面が上昇し、下室R2内が昇圧すると、弁孔142が
開き下室R2内の昇圧した空気が上室R0内へと流出す
る。
には同一符号をけしてその説明は省略する0 本実施例においては、ケーシング10内のブレーキ油の
液面が上昇し、下室R2内が昇圧すると、弁孔142が
開き下室R2内の昇圧した空気が上室R0内へと流出す
る。
その他の作用は上記実施例と実質的に同じであるためそ
の説明は省略する。
の説明は省略する。
以上詳述したとおり、本発明においては、上記各実施例
にて例示したごとく、キャップ20にケーシング10の
内壁面に対して所定の間隔を付与して位置する環状突起
20bを設け、この環状突起20bの外周に組付けたダ
イアフラム40の外周縁部にケーシング10の内壁面に
気密的に密着し内方へのみ変形し得る第1環状リツプ4
1を設けて、第1逆止弁を構成したことにその主たる特
徴がある。
にて例示したごとく、キャップ20にケーシング10の
内壁面に対して所定の間隔を付与して位置する環状突起
20bを設け、この環状突起20bの外周に組付けたダ
イアフラム40の外周縁部にケーシング10の内壁面に
気密的に密着し内方へのみ変形し得る第1環状リツプ4
1を設けて、第1逆止弁を構成したことにその主たる特
徴がある。
したがって、この第1逆止弁によれば、ブレーキ油のケ
ーシング外への流れを防いでケーシング周囲の汚損を防
ぐことができるとともに、環状突起20bのもつ剛性を
活用して第1環状リツプ41のケーシング10内壁面に
対する密着度を安定させるといった作用が期待できて、
当該第1逆止弁の開弁圧を安定させることができる。
ーシング外への流れを防いでケーシング周囲の汚損を防
ぐことができるとともに、環状突起20bのもつ剛性を
活用して第1環状リツプ41のケーシング10内壁面に
対する密着度を安定させるといった作用が期待できて、
当該第1逆止弁の開弁圧を安定させることができる。
第1図は本発明の一実施例を示した縦断面図、第2図は
第1図の部分拡大図、第3図は本発明の他の実施例を示
した縦断面図である。 符号の説明、10・・・・・・ケーシング、20・・・
・・・キャップ、20a・・・・・・段付田ノド、20
b・・・・・・環状突起、40・・・・・・ダイアフラ
ム、41・・・・・・第1環状リツプ、42・・・・・
・第2環状リツプ、R1・・・・・・上室、R2・・・
・・・下室。
第1図の部分拡大図、第3図は本発明の他の実施例を示
した縦断面図である。 符号の説明、10・・・・・・ケーシング、20・・・
・・・キャップ、20a・・・・・・段付田ノド、20
b・・・・・・環状突起、40・・・・・・ダイアフラ
ム、41・・・・・・第1環状リツプ、42・・・・・
・第2環状リツプ、R1・・・・・・上室、R2・・・
・・・下室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ブレーキ油をその内部に収容するケーシングと、こ
のケーシングの上端開口部に嵌着されかつその周壁に前
記ケーシングの内壁面に対して所定の間隔を付与して位
置する環状突起を前記ケーシングの内部に向けて突出形
成してなるキャップと、このキャップの前記環状突起の
外周にその外周縁部を固着して組み付けられ前記ケーシ
ングの内部を前記キャップの一部に設けた連通孔を通し
て外気に連通ずる上室とブレーキ油の液面上に形成され
前記キャップの一部に設けた連通孔を通して前記上室に
連通する下室に区画するシール部材と、このシール部材
の外周縁部に一体的に形成されて前記ケーシングの内壁
面に気密的に密着し内方へのみ変形し得る環状リップと
を具備して、前記環状リップにより前記上室から前記下
室に流れる空気流のみを許容する第1逆止弁を構成し、
更に前記シール部材の一部に前記下室から上室に流れる
空気流のみを許容する第2逆止弁を設けてなる密封式液
体リザーバ。 2 前記キャップの内壁に前記シール部材を貫通して前
記下室内に突出するロンド部を設け、前記シール部材に
前記ロンド部の外周に密着して外方へのみ変形する第2
の環状リップを一体的に形成し、この第2環状リツプに
より前記第2逆止弁を構成した特許請求の範囲第1項に
記載の密封式液体リザーバ。 3 前記シール部材の一部に前記下室内に生じる空気圧
によって開く弁孔を設けて、この弁孔により前記第2逆
止弁を構成した特許請求の範囲第1項に記載の密封式液
体リザーバ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51133524A JPS5819499B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 密封式液体リザ−バ |
GB45693/77A GB1578375A (en) | 1976-11-05 | 1977-11-03 | Hydraulic reservoirs |
DE2749245A DE2749245C3 (de) | 1976-11-05 | 1977-11-03 | Bremsflüssigkeitsbehälter |
US05/848,562 US4181147A (en) | 1976-11-05 | 1977-11-04 | Sealed type hydraulic reservoir |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51133524A JPS5819499B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 密封式液体リザ−バ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5359176A JPS5359176A (en) | 1978-05-27 |
JPS5819499B2 true JPS5819499B2 (ja) | 1983-04-18 |
Family
ID=15106797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51133524A Expired JPS5819499B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 密封式液体リザ−バ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4181147A (ja) |
JP (1) | JPS5819499B2 (ja) |
DE (1) | DE2749245C3 (ja) |
GB (1) | GB1578375A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5827871Y2 (ja) * | 1979-06-29 | 1983-06-17 | トヨタ自動車株式会社 | ダイアフラム式密封リザ−バ |
JPS594844Y2 (ja) * | 1979-06-29 | 1984-02-13 | トヨタ自動車株式会社 | ダイアフラム式密封リザ−バ |
JPS5746051U (ja) * | 1980-08-23 | 1982-03-13 | ||
DE3206520A1 (de) * | 1982-02-24 | 1983-09-01 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Ventilanordnung fuer ausgleichsbehaelter hydraulischer bremsanlagen |
DE3241250A1 (de) * | 1982-11-09 | 1984-05-10 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Vorrichtung zur qualitativen erfassung der fuellhoehe in fluessigkeitsbehaeltern |
JPS605817U (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-16 | アイシン精機株式会社 | 樹脂製バキユ−ムリザ−バ |
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