JPS5818998B2 - メッキ用陽極体 - Google Patents
メッキ用陽極体Info
- Publication number
- JPS5818998B2 JPS5818998B2 JP54093975A JP9397579A JPS5818998B2 JP S5818998 B2 JPS5818998 B2 JP S5818998B2 JP 54093975 A JP54093975 A JP 54093975A JP 9397579 A JP9397579 A JP 9397579A JP S5818998 B2 JPS5818998 B2 JP S5818998B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- plating
- anodes
- support
- anode body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複数本の陽極を導電性の支持体で支持させて
なるメッキ用陽極体の改良に関するものである。
なるメッキ用陽極体の改良に関するものである。
複数本の陽極を用いて該陽極と同数の被メッキ体を同時
にメッキ処理することは従来から実施されている。
にメッキ処理することは従来から実施されている。
たとえば第1図に示すように、図示していないメッキ槽
中において平行する2本の円柱状陽極11.1□を導電
性の陽極支持体2の両極で支持させ、これら各陽極11
.12の周囲に陰極すなわち被メッキ体たるシリンダー
3を同心状に配して該両シリンダー3の内周面に同時に
複合メッキを施すことが行なわれている。
中において平行する2本の円柱状陽極11.1□を導電
性の陽極支持体2の両極で支持させ、これら各陽極11
.12の周囲に陰極すなわち被メッキ体たるシリンダー
3を同心状に配して該両シリンダー3の内周面に同時に
複合メッキを施すことが行なわれている。
この場合、上記支持体2の中央部に設けた給電部4から
上記両陽極1□ 、1□に至る各電路の長さは略等しく
、したがって該両型路の電気抵抗は略等しい。
上記両陽極1□ 、1□に至る各電路の長さは略等しく
、したがって該両型路の電気抵抗は略等しい。
この結果、上記両陽極11.1□に流れる電流の値を各
々11 、■2とする。
々11 、■2とする。
l1=I2 = 1/ 2(It 十I2 )なる関係
が成立する。
が成立する。
つまり両型流11と12が等しい値となる。
それゆえ該陽極11.12に対応する各シリンダー3の
内周面には同様な条件下で複合メッキが施される。
内周面には同様な条件下で複合メッキが施される。
ところが、第2図に示すように電極支持体2の中央部に
いま一つの陽極13を支持させて3個のシリンダー3を
同時に複合メッキ処理する場合、上記支持体2の給電部
4から陽極1□ 、1□に至る電路長は互いに等しいも
のの、該給電部4より上記陽極13に至る電路は上記両
型路に比してきわめて短くなる。
いま一つの陽極13を支持させて3個のシリンダー3を
同時に複合メッキ処理する場合、上記支持体2の給電部
4から陽極1□ 、1□に至る電路長は互いに等しいも
のの、該給電部4より上記陽極13に至る電路は上記両
型路に比してきわめて短くなる。
したがって上記陽極1□ 、1□に流れる電流と陽極1
3に流れる電流とは大きさが異り、その結果、陽極11
,12の周囲に配した各シリンダー3におけるメッキの
進行策と陽極13の周囲に配したシリンダー3における
メッキの進行度とが互いに相違するという不都合を生じ
る。
3に流れる電流とは大きさが異り、その結果、陽極11
,12の周囲に配した各シリンダー3におけるメッキの
進行策と陽極13の周囲に配したシリンダー3における
メッキの進行度とが互いに相違するという不都合を生じ
る。
とくに第3図に示すように10数本の陽極1を並列配置
してメッキ処理を行う場合、支持体2の給電部4の近傍
に位置する陽極1と該支持体2の側端部に位置する陽極
1とでは上記給電部4からの電路長が大きく相違するた
め、それらに配したシリンダー(図示せず)におけるメ
ッキの進行度に相当な差異を生じる。
してメッキ処理を行う場合、支持体2の給電部4の近傍
に位置する陽極1と該支持体2の側端部に位置する陽極
1とでは上記給電部4からの電路長が大きく相違するた
め、それらに配したシリンダー(図示せず)におけるメ
ッキの進行度に相当な差異を生じる。
本発明はかかる点に鑑み、複数個の被メッキ体に対し均
一なメッキ処理を施すことができるメッキ用陽極体を提
供することを目的とし、その特徴とするところは、複数
本の陽極を導電性の支持体で支持させてなるメッキ用陽
極体において、上記支持体を円形に形成し、上記支持体
の中心に給電部を設け、上記円形支持体の中心を中心と
する円の円周上に各陽極棒を配設したことを特徴とする
メッキ用陽極体にある。
一なメッキ処理を施すことができるメッキ用陽極体を提
供することを目的とし、その特徴とするところは、複数
本の陽極を導電性の支持体で支持させてなるメッキ用陽
極体において、上記支持体を円形に形成し、上記支持体
の中心に給電部を設け、上記円形支持体の中心を中心と
する円の円周上に各陽極棒を配設したことを特徴とする
メッキ用陽極体にある。
以下図面に示す実施例を参照しながら本発明の詳細な説
明する。
明する。
第4図は3本の陽極1を用いた場合の本発明の一実施例
を示す。
を示す。
この実施例に係る陽極体は、上記3本の陽極1をそれら
の上端が同一円周上で120°の間隔をなすように平行
して位置させ、上記各陽極1の上端を中央部に給電部4
を備えた導電性の円板状支持体2で支持させた構成を有
する。
の上端が同一円周上で120°の間隔をなすように平行
して位置させ、上記各陽極1の上端を中央部に給電部4
を備えた導電性の円板状支持体2で支持させた構成を有
する。
第5図は陽極1を12本配した場合の実施例を示し、こ
の場合各陽極1の上端は同一円周上において互いに30
°の間隔をなしている。
の場合各陽極1の上端は同一円周上において互いに30
°の間隔をなしている。
上記する構成の陽極体によれば、前記給電部4より個々
の陽極1に至る各電路長がいずれも等しくなるので、そ
れらの電路の電気抵抗は相等しくなる。
の陽極1に至る各電路長がいずれも等しくなるので、そ
れらの電路の電気抵抗は相等しくなる。
したがって被メッキ体たとえば前記第1図、第2図に示
したシリンダー3を上記各陽極1の周囲に配してこれら
にメッキを施す場合、上記各陽極1には等しい電流が流
れ、その結果、上記各被メッキ体におけるメッキの進行
度は相等しくなる。
したシリンダー3を上記各陽極1の周囲に配してこれら
にメッキを施す場合、上記各陽極1には等しい電流が流
れ、その結果、上記各被メッキ体におけるメッキの進行
度は相等しくなる。
かくして均一な品質を有する複数のメッキ処理製品を同
時に得ることができる。
時に得ることができる。
本発明に係る陽極体は、上記シリンダーの他、複雑な構
造を有する機械部品のメッキにも有効に適用しうる。
造を有する機械部品のメッキにも有効に適用しうる。
たとえば第7図に示すような構造を有するクラッチハウ
ジングにおいては、その外周部に設けられた多数のスリ
、ット6の各内側面6aにクラッチプレート(図示せず
)が接触するので、該各自側面6aに耐摩耗性を付与す
る目的で複合メッキが施される。
ジングにおいては、その外周部に設けられた多数のスリ
、ット6の各内側面6aにクラッチプレート(図示せず
)が接触するので、該各自側面6aに耐摩耗性を付与す
る目的で複合メッキが施される。
このような場合、第6図に示す如く、上記各スリット6
内に挿入しうるように該スリット6に対応する位置に配
した板状の陽極゛1′と前記円板状陽極支持体2とで陽
極体を構成し、これを第8図に示す態様で上記クラッチ
ハウジング5に嵌入して複合メッキを施せば、上記各ス
リット内側面6aに均等な複合メッキ層を形成すること
ができる。
内に挿入しうるように該スリット6に対応する位置に配
した板状の陽極゛1′と前記円板状陽極支持体2とで陽
極体を構成し、これを第8図に示す態様で上記クラッチ
ハウジング5に嵌入して複合メッキを施せば、上記各ス
リット内側面6aに均等な複合メッキ層を形成すること
ができる。
上記するように本発明に係るメッキ用陽極体は、複数本
の陽極に対し等しい電流を流すことができるので、該各
陽極に配した被メッキ体に均等なメッキを施すことがで
き、それによって品質にバラツキのないメッキ処理製品
を得ることができる。
の陽極に対し等しい電流を流すことができるので、該各
陽極に配した被メッキ体に均等なメッキを施すことがで
き、それによって品質にバラツキのないメッキ処理製品
を得ることができる。
また実施例に示したクラッチハウジング等に対しても良
好なメッキ処理を施すことができる。
好なメッキ処理を施すことができる。
第1図、第2図および第3図は、各々複数本の陽極を有
する従来の陽極体の一例を概念的に示した斜視図、第4
図■は本発明の一実施例を概念的に示す平面図、同図■
はその斜視図、第5図1は本発明の他の実施例を概念的
に示した平面図、同図■はその斜視図、第6図はクラツ
テノ・ウジングにメッキを施すさいに使用する本発明の
他の実施例を概念的に示した斜視図、第7図はクラッチ
・・ウジングの概念的斜視図、第8図は第6図に示す陽
極体によってクラッチ・・ウジングにメッキを施す場合
の態様を示した斜視図である。 1.1′・・・・・・陽極、2・・・・・・陽極支持体
、4・・・・°。 給電部、5・・・・・・クラツチノ・ウジング、 6・
・・・・・スリット、6a・・・・・・スリット内側面
。
する従来の陽極体の一例を概念的に示した斜視図、第4
図■は本発明の一実施例を概念的に示す平面図、同図■
はその斜視図、第5図1は本発明の他の実施例を概念的
に示した平面図、同図■はその斜視図、第6図はクラツ
テノ・ウジングにメッキを施すさいに使用する本発明の
他の実施例を概念的に示した斜視図、第7図はクラッチ
・・ウジングの概念的斜視図、第8図は第6図に示す陽
極体によってクラッチ・・ウジングにメッキを施す場合
の態様を示した斜視図である。 1.1′・・・・・・陽極、2・・・・・・陽極支持体
、4・・・・°。 給電部、5・・・・・・クラツチノ・ウジング、 6・
・・・・・スリット、6a・・・・・・スリット内側面
。
Claims (1)
- 1 複数本の陽極棒を導電性の支持体で支持させてなる
メッキ用陽極体において、上記支持体を円形に形成し、
上記支持体の中心に給電部を設け、上記円形支持体の中
心を中心とする円の円周上に、各陽極棒を配設したこと
を特徴とするメッキ用陽極体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54093975A JPS5818998B2 (ja) | 1979-07-24 | 1979-07-24 | メッキ用陽極体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54093975A JPS5818998B2 (ja) | 1979-07-24 | 1979-07-24 | メッキ用陽極体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5620199A JPS5620199A (en) | 1981-02-25 |
JPS5818998B2 true JPS5818998B2 (ja) | 1983-04-15 |
Family
ID=14097397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54093975A Expired JPS5818998B2 (ja) | 1979-07-24 | 1979-07-24 | メッキ用陽極体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818998B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59129899U (ja) * | 1983-02-21 | 1984-08-31 | 敷島カンバス株式会社 | 製紙用フエルト |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109183136B (zh) * | 2018-10-29 | 2021-01-15 | 大连海事大学 | 一种大尺寸内孔镀铁修复的阳极结构及应用 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4711707U (ja) * | 1971-03-03 | 1972-10-12 |
-
1979
- 1979-07-24 JP JP54093975A patent/JPS5818998B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4711707U (ja) * | 1971-03-03 | 1972-10-12 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59129899U (ja) * | 1983-02-21 | 1984-08-31 | 敷島カンバス株式会社 | 製紙用フエルト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5620199A (en) | 1981-02-25 |
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