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JPH0612719B2 - 除帯電電極 - Google Patents

除帯電電極

Info

Publication number
JPH0612719B2
JPH0612719B2 JP9026990A JP9026990A JPH0612719B2 JP H0612719 B2 JPH0612719 B2 JP H0612719B2 JP 9026990 A JP9026990 A JP 9026990A JP 9026990 A JP9026990 A JP 9026990A JP H0612719 B2 JPH0612719 B2 JP H0612719B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
resistor
needles
fitted
high voltage
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP9026990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03289093A (ja
Inventor
信雄 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasuga Denki Inc
Original Assignee
Kasuga Denki Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasuga Denki Inc filed Critical Kasuga Denki Inc
Priority to JP9026990A priority Critical patent/JPH0612719B2/ja
Publication of JPH03289093A publication Critical patent/JPH03289093A/ja
Publication of JPH0612719B2 publication Critical patent/JPH0612719B2/ja
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、直流または交流の高電圧を電極針に印加して
物体を除電または帯電するための除帯電電極に関する。
【従来の技術】
第10ないし第12図に電極針を使用した従来の一般的な静
電容量結合型除電電極を示す。この除電電極Aは、電極
針aを一本一本個別に導電性リングbの外面に固着し、
絶縁材cで芯線dを被覆した高圧ケーブルeの外周にこ
の導電性リングbを嵌合した後、その嵌合部分の外周に
絶縁被覆fを施して導電性リングbを埋設したもので、
全体として外観は円柱形で、その外周面より多数の電極
針aを所定の間隔をおいて一列に突出させた形態になっ
ている。そして通常は、除電電極Aを一対のホルダgで
支持するとともに、これらホルダg間にアース電極板h
を架設して使用する。 また、第13図は従来の抵抗結合型除電電極の概要を示
す。複数の電極針iにそれぞれ一般の抵抗素子jを接続
し、これらを共通の接続リードkにハンダ付けし、該接
続リードkを高電圧電源に接続して複数の電極針iに一
斉に高電圧を印加する。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の静電容量結合型除電電極には次のような
問題点があった。 部品点数及び組立工数が多いため製造に手間と時間が
かかり、コストが高い。 導電性リングbを高圧ケーブルeの外周に嵌合させる
ため、電極針aの間隔及び並びにムラが多い。 構造上量産化できない。 形状が円柱形に限定される。 小型化できない。 仕様の融通性が少ない。 また、従来の抵抗結合型除電電極も、電気配線の接続作
業が多いとか、量産化できないとか、仕様の融通性が少
ない等の問題があった。 本発明は、従来における上記のような問題点を一掃でき
る斬新な除帯電電極を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の形態では、電極針を植設した複数の抵抗
体コアを、プリント基板の互いにプリント配線接続され
た複数のスルホールにそれぞれ嵌着する。 第2の形態では、電極針を植設した複数の抵抗体コア
を、導電性の基板に設けられた複数の取付孔にそれぞれ
嵌着する。 第1及び第2のいずれの形態の場合も、抵抗体コアがセ
ラミック抵抗体で構成されていることが好ましい。
【作用】
第1の形態の場合は、プリント基板のプリント配線に高
電圧を供給すると、全電極針にそれぞれの抵抗体コアを
介して一斉に高電圧が印加される。 第2の形態の場合は、基板自体に高電圧を供給すると、
全電極針にそれぞれの抵抗体コアを介して一斉に高電圧
が印加される。 第1及び第2のいずれの形態の場合も、抵抗体コアを基
板の孔に単に嵌合するだけで、電極針をセットできる。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図ないし第4図は、本発明の第1実施例の除帯電電
極1をアースボデー2に保持して一つの除帯電電極ユニ
ツトとして具体化した例を示す。除帯電電極1は、電気
絶縁性の横長のプリント基板3に多数の円形のスルホー
ル4を一定の間隔をおいて一列に穿設し、電極針5を植
設したセラミック抵抗体の抵抗体コア6を各スルホール
4に嵌着したものである。各スルホール4の内周面には
全周に導電層7が形成され、全スルホール4の導電層7
はプリント基板3の裏面(下面)にプリントされたプリ
ント配線9により電気接続されている。各抵抗体コア6
は鍔10を一体に設けるとともに、中央に軸孔11を有す
る。電極針5はその基端側部分を軸孔11を挿着し尖端側
部分を抵抗体コア6の一端面(上面)から突出させてあ
る。 除帯電電極1は、断面U字状の金属製アースボデー2内
に配置して該アースボデー2の底部上にスペーサ12を介
して支持され、この状態でエポキシ樹脂等の絶縁モール
ド13中に埋設されている。電極針5は、その尖端部のみ
が絶縁モールド13の表面から突出し、またプリント基板
3は、その両端部のみが絶縁モールド13の両端から突出
している。そして、その突出したプリント基板3の一端
部においてプリント配線9に高圧ケーブル14が接続され
ている。該高圧ケーブル14の先端は、エンドサポータ15
によりアースボデー2の一端に固定されている。 従って、高圧ケーブル14を通じて高電圧供給すると、各
電極針5は同じ抵抗体コア6を介してプリント配線9に
電気接続されているため、全電極針5に一定の高電圧が
一斉に印加されるもので、電極針5とアースボデー2と
の間にグロー放電またはコロナ放電が生じ、物体を除電
できる。 第5図及び第6図は本発明の第2実施例の除帯電電極16
を示す。この除帯電電極16は、横長の導電性基板17に多
数の円形の取付孔を18を一定の間隔で一列に穿設し、電
極針5を植設したセラミック抵抗体の抵抗体コア6を各
取付孔18に嵌着したもので、基板17に高電圧を直接供給
し、全電極針5に抵抗体コア6を介して一斉に高電圧を
印加する。 第7図及び第8図は本発明の他の実施例を示し、プリン
ト基板または導電性基板19を矩形としてスルホールまた
は取付孔を複数列設け、これに抵抗体コア6を上記と同
様に嵌着して電極針5を複数列に配列したものである。
従って、電極針5の配列方向に複数本のアース電極20を
平行に対向させれば、複数列について同時に除電でき
る。 第9図はさらに他の実施例を示し、プリント基板または
導電性基板19をリング状とし、その円周方向に一定の間
隔をおいてスルホールまたは取付孔を設け、これに抵抗
体コア6を上記と同様に嵌着して電極針5をリング状に
配列したものである。 なお、抵抗体コア6はセラミック抵抗体で構成するの
が、製造上や品質上などの面で有利であるが、他の抵抗
素材であっても良く、またその形状も円形に限らず種々
の形状にできる。
【発明の効果】
本発明の効果を以下に列記する。 電極針を植設した抵抗体コアをプリント基板または導
電性基板の孔に嵌着した単純な構造であるため、従来に
比べ製造が非常に簡単で、安価に提供できるとともに、
製品の品質が向上する。 部品点数及び組立工数が少ないため、大量生産でき
る。 小型化が容易である。 形状、仕様等が自由に選べる。 電極針の間隔を一定にできる。 プリント基板または導電針基板の厚さを変えることで
抵抗値を可変できるため、最適な条件で除電または帯電
できる。 電極構造を細分化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は一部切欠正面図、第2図は同I−I線断面図、第3
図は一部の平面図、第4図はプリント基板の裏面図、第
5図及び第6図は第2実施例の断面図及び斜視図、第7
図は他の実施例の斜視図、第8図は同正面図、第9図は
さらに他の実施例の斜視図である。第10図ないし第12図
は従来の静電容量結合型除電電極の使用状態の正面図、
第11図はその断面図、第12図は電極の正面図、第13図は
従来の抵抗結合型除電電極の概要図である。 3……プリント基板、4……スルホール、5……電極
針、6……抵抗体コア、17……導電性基板、18……取付
孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極針を植設した複数の抵抗体コアを、プ
    リント基板の互いにプリント配線接続された複数のスル
    ホールにそれぞれ嵌着したことを特徴とする除帯電電
    極。
  2. 【請求項2】電極針を植設した複数の抵抗体コアを、導
    電性の基板に設けられた複数の取付孔にそれぞれ嵌着し
    たことを特徴とする除帯電電極。
  3. 【請求項3】抵抗体コアがセラミック抵抗体で構成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の除帯電
    電極。
JP9026990A 1990-04-06 1990-04-06 除帯電電極 Expired - Fee Related JPH0612719B2 (ja)

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JPH03289093A JPH03289093A (ja) 1991-12-19
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