JPS5818427A - オ−プンエンド精紡機における繊維輸送チヤンネルの構造 - Google Patents
オ−プンエンド精紡機における繊維輸送チヤンネルの構造Info
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- JPS5818427A JPS5818427A JP56117991A JP11799181A JPS5818427A JP S5818427 A JPS5818427 A JP S5818427A JP 56117991 A JP56117991 A JP 56117991A JP 11799181 A JP11799181 A JP 11799181A JP S5818427 A JPS5818427 A JP S5818427A
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- JP
- Japan
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- separator
- rotor
- channel
- angle
- fiber transport
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H4/00—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
- D01H4/04—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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- D01H4/00—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
- D01H4/04—Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
- D01H4/08—Rotor spinning, i.e. the running surface being provided by a rotor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明はオープンエンド精紡機における繊維輸送チャ
ンネルの構造に関するものである。
ンネルの構造に関するものである。
従来技術
一般にロータ型オープンエンド精紡機においては、第1
図に示すようにスライバ1がスピニングボディ2内に設
けられたフィードローラ3及びプレツサ4との間で規制
されながらフィードローラ30回転によシ同じくスピニ
ングボディ2内に設けられたコーミングローラ5へと導
かれる。コーミングローラ5へ導かれたスライバ1はコ
ーミングローラ5によシ分繊され、高速回転するロータ
6の内部へ連通ずるようにスピニングボディ2に形成さ
れたlllLa輸送チャンネル7を通って流入空気とと
もにロータ6内へ輸送される。ロータ6内へ輸送された
繊維はロータ6の最大内径部の収集面8に収集され、加
熱された後セパレータ9の中心に設けられたガイド孔9
aから引き出されボビン(図示しない)に巻き取られる
ようになっている。従来、この種のオープンエンド精紡
機においてはセパレータ9への繊維の巻き付きやスラブ
の発生が起こっていたが、その原因はけつきシしていな
かった。
図に示すようにスライバ1がスピニングボディ2内に設
けられたフィードローラ3及びプレツサ4との間で規制
されながらフィードローラ30回転によシ同じくスピニ
ングボディ2内に設けられたコーミングローラ5へと導
かれる。コーミングローラ5へ導かれたスライバ1はコ
ーミングローラ5によシ分繊され、高速回転するロータ
6の内部へ連通ずるようにスピニングボディ2に形成さ
れたlllLa輸送チャンネル7を通って流入空気とと
もにロータ6内へ輸送される。ロータ6内へ輸送された
繊維はロータ6の最大内径部の収集面8に収集され、加
熱された後セパレータ9の中心に設けられたガイド孔9
aから引き出されボビン(図示しない)に巻き取られる
ようになっている。従来、この種のオープンエンド精紡
機においてはセパレータ9への繊維の巻き付きやスラブ
の発生が起こっていたが、その原因はけつきシしていな
かった。
本発明者らは前記繊維輸送チャンネル7のうちのコーミ
ングローラ5以後の部分を第2図に示すようにスピニン
グボディ2と別体の繊維輸送チャンネル形成部材10と
し、ロータ6内特にセパレータ9近傍の空気流の状態を
調べた。繊維輸送チャンネル形成部材10は第3.4図
に示すようにコーミングローラ5の側面の一部を覆う側
壁11とコーミングローラ5の局面の一部を覆う上壁1
2とから成る本体部13に円板状のセパレータ保持部1
4が一体状に固着されている。セパレータ保持部14の
中央にはセパレータ9が嵌挿される嵌挿孔15が形成さ
れるとともにその上面は第6図に示すように中央が低く
なる斜状に形成されている。そして前記セパレータ保持
部14には前記上壁12に形成された繊維輸送チャンネ
ル7の出口部16が形成されている。前記繊維輸送チャ
ンネル形成部材10は側壁11の一端に設けられたばね
17によシ前記スピニングボディ2vIt着12可能に
取シ付けられるようになっている。
ングローラ5以後の部分を第2図に示すようにスピニン
グボディ2と別体の繊維輸送チャンネル形成部材10と
し、ロータ6内特にセパレータ9近傍の空気流の状態を
調べた。繊維輸送チャンネル形成部材10は第3.4図
に示すようにコーミングローラ5の側面の一部を覆う側
壁11とコーミングローラ5の局面の一部を覆う上壁1
2とから成る本体部13に円板状のセパレータ保持部1
4が一体状に固着されている。セパレータ保持部14の
中央にはセパレータ9が嵌挿される嵌挿孔15が形成さ
れるとともにその上面は第6図に示すように中央が低く
なる斜状に形成されている。そして前記セパレータ保持
部14には前記上壁12に形成された繊維輸送チャンネ
ル7の出口部16が形成されている。前記繊維輸送チャ
ンネル形成部材10は側壁11の一端に設けられたばね
17によシ前記スピニングボディ2vIt着12可能に
取シ付けられるようになっている。
空気の流れの状態を知る方法として、酸化チタンをオイ
ルで溶かした塗料をチャンネル7の内壁。
ルで溶かした塗料をチャンネル7の内壁。
セパレータ9の下面あるいはセパレータ保持部14の上
面に塗布した状態で、オープンエンド精紡機にスライバ
1を供給せず空運転を行ない、塗料の付着あるいは剥離
状態からの空気の流れの状態を判断するという方法(可
視化法)を採用した。
面に塗布した状態で、オープンエンド精紡機にスライバ
1を供給せず空運転を行ない、塗料の付着あるいは剥離
状態からの空気の流れの状態を判断するという方法(可
視化法)を採用した。
実験ハイずれもロータ6の回転数が60.00 Or、
p、mコーミングローラ5の回転数が8.00 Or、
p、mの条件で行なった。第7図に繊維輸送チャンネル
1にのみ前記塗料を塗布して実験を行なった際のセパレ
ータ保持部14上面への塗料の付着部分を黒塗シで示し
た。又、第8.9図にはセパレータ保持部14の上面お
よびセパレータ9の裏面に前記塗料を塗布して実験を行
なった際の塗料の剥離部分を黒塗りで示した。
p、mコーミングローラ5の回転数が8.00 Or、
p、mの条件で行なった。第7図に繊維輸送チャンネル
1にのみ前記塗料を塗布して実験を行なった際のセパレ
ータ保持部14上面への塗料の付着部分を黒塗シで示し
た。又、第8.9図にはセパレータ保持部14の上面お
よびセパレータ9の裏面に前記塗料を塗布して実験を行
なった際の塗料の剥離部分を黒塗りで示した。
第8図に示すようにセパレータ保持部14の上面周縁部
の塗料が剥離したのはロータ6の回転の随伴気流による
。チャンネル出口部16のロータ中心側後端部16aか
らロータ6の回転方向と逆方向へ延びるように塗料の剥
離部χが生じたのは、繊維輸送チャンネル7からの空気
がチャンネル出口部16の前方だけでなく後方へも強く
吹き出していることを示している。この事は繊維輸送チ
ャンネル7の内壁にのみ塗料を塗布した際の実験結果に
おいても、第7図に示すようにチャンネル出口部160
ロータ中心側後端部16aからロータ6の回転方向と逆
方向にも塗料が付着したことによっても裏づけられる。
の塗料が剥離したのはロータ6の回転の随伴気流による
。チャンネル出口部16のロータ中心側後端部16aか
らロータ6の回転方向と逆方向へ延びるように塗料の剥
離部χが生じたのは、繊維輸送チャンネル7からの空気
がチャンネル出口部16の前方だけでなく後方へも強く
吹き出していることを示している。この事は繊維輸送チ
ャンネル7の内壁にのみ塗料を塗布した際の実験結果に
おいても、第7図に示すようにチャンネル出口部160
ロータ中心側後端部16aからロータ6の回転方向と逆
方向にも塗料が付着したことによっても裏づけられる。
そして、塗料が楕円状に付着していることから、ロータ
中心側後端部16aからチャンネル出口部16の後方へ
吹き出した空気がロータ6の回転の随伴気流の影響を受
けて、チャンネル出口部16の後方において渦となって
いるという事が推定される。
中心側後端部16aからチャンネル出口部16の後方へ
吹き出した空気がロータ6の回転の随伴気流の影響を受
けて、チャンネル出口部16の後方において渦となって
いるという事が推定される。
チャンネル出口部16から後方への空気の吹き出し現象
が生じるのは次の理由によるものと考えられる。繊維輸
送チャンネルT内の空気の流れは。
が生じるのは次の理由によるものと考えられる。繊維輸
送チャンネルT内の空気の流れは。
第10図に示すように直線の矢印Bで示されるチャンネ
ルに沿う流れと、矢印Sで示される循環流とで構成され
ておシ、ロータ6が第10図の反時計方向に回転する場
合、循環流はチャンネル出口部16に向かって左回シの
向きになり、ロータ中心側では流速が速く、圧力が低い
流れとなる。そ6bとロータ6の中心とを結ぶ線よシも
後方すなわち空気の流れと反対方向に張シ出すように開
口されているため、その張シ出した部分から前記循環流
が出口部16の後方へと吹き出すことになる。
ルに沿う流れと、矢印Sで示される循環流とで構成され
ておシ、ロータ6が第10図の反時計方向に回転する場
合、循環流はチャンネル出口部16に向かって左回シの
向きになり、ロータ中心側では流速が速く、圧力が低い
流れとなる。そ6bとロータ6の中心とを結ぶ線よシも
後方すなわち空気の流れと反対方向に張シ出すように開
口されているため、その張シ出した部分から前記循環流
が出口部16の後方へと吹き出すことになる。
又、セパレータ9の裏面に塗料を塗布して行なった実験
で、第9図に示すように塗布した塗料の多くが剥離して
いることから、繊維輸送チャンネル7からの空気流がロ
ータ6内に流入するさいにセパレータ9の裏面に強く当
たっている事が分かった。このように繊維輸送チャンネ
ル7からの空気流がセパレータ9の裏面に強く当たるの
は、セパレータ9の軸に直交する平面とセパレータ9の
裏面を構成する円錐母線とのなす角度すなわちセパレー
タ拡がシ角θが18°前後であるのに、従来の繊維輸送
チャンネル7が第12図で示すようにロータ6内へ前記
セパレータ拡がり角θより太きな角度をなすように開口
されているためと考えられる。
で、第9図に示すように塗布した塗料の多くが剥離して
いることから、繊維輸送チャンネル7からの空気流がロ
ータ6内に流入するさいにセパレータ9の裏面に強く当
たっている事が分かった。このように繊維輸送チャンネ
ル7からの空気流がセパレータ9の裏面に強く当たるの
は、セパレータ9の軸に直交する平面とセパレータ9の
裏面を構成する円錐母線とのなす角度すなわちセパレー
タ拡がシ角θが18°前後であるのに、従来の繊維輸送
チャンネル7が第12図で示すようにロータ6内へ前記
セパレータ拡がり角θより太きな角度をなすように開口
されているためと考えられる。
目的
この発明は前記従来の欠陥を解消するためになされたも
のであってその目的は繊維輸送チャンネルの出口部後方
への空気の吹き出しおよびチャンネルからの空気流のセ
パレータ裏面への衝突をなくすことによシ、セパレータ
への繊維の巻き付きおよびスラブの発生を防止すること
ができるオープンエンド精紡機における繊維輸送チャン
ネルの構造を提供することにある。
のであってその目的は繊維輸送チャンネルの出口部後方
への空気の吹き出しおよびチャンネルからの空気流のセ
パレータ裏面への衝突をなくすことによシ、セパレータ
への繊維の巻き付きおよびスラブの発生を防止すること
ができるオープンエンド精紡機における繊維輸送チャン
ネルの構造を提供することにある。
実施例
以下この発明を具体化した一実施例を第13〜18図に
従って説明する。この発明ではまず第15図に示すよう
に、繊維輸送チャンネル7の出口部16のロータ中心側
後端部16aを、ロータ外周側後端部16bとロータ6
の中心とを結ぶ線よりも前方すなわち空気の流れ方向へ
張シ出すように形成し、つぎに第16図に示すように繊
維輸送チャンネル7のコーミングローラ50局面に対応
する面(手前チャンネル壁)21がロータ6の軸に直交
する面となす角α(以後手前チャンネル壁角という)と
、セパレータ9裏面とセパレータ保持部14最外端上面
とのなす角すなわちセパレータ拡がり角θとが、はぼ同
じ値となるように形成した。
従って説明する。この発明ではまず第15図に示すよう
に、繊維輸送チャンネル7の出口部16のロータ中心側
後端部16aを、ロータ外周側後端部16bとロータ6
の中心とを結ぶ線よりも前方すなわち空気の流れ方向へ
張シ出すように形成し、つぎに第16図に示すように繊
維輸送チャンネル7のコーミングローラ50局面に対応
する面(手前チャンネル壁)21がロータ6の軸に直交
する面となす角α(以後手前チャンネル壁角という)と
、セパレータ9裏面とセパレータ保持部14最外端上面
とのなす角すなわちセパレータ拡がり角θとが、はぼ同
じ値となるように形成した。
前記構造の繊維輸送チャンネル7ではチャンネル出口部
16のロータ中心側後端部16aが空気の流れの方向に
張り出すように形成されているため、従来と異なりチャ
ンネル内の空気の流れの一部を構成する循環流がチャン
ネル出口部16のロータ中心側後端部16aから出口部
16の後方へ吹き出すことが防止される。又1手前チャ
ンネル壁角αとセパレータ拡がυ角θとがほぼ等しいた
め、チャンネル出口部16からロータ6内へ吹き出され
る空気流はセパレータ9の裏面に沿うように流れ、セパ
レータ9へ衝突することが防止される。このことは、第
17.18図に示すロータ6の回転数がe o、o o
o r、p、m、、コーミングローラ50回転数が8
,000 r、p、m、の条件で行なった実験結果から
証明される。第17図にはセパレータ保持部14の上面
に塗布した塗料の剥離部分を黒塗シで示している。ロー
タ6の回転の随伴気流によるセパレータ保持部14の上
面周縁部の塗料の剥離およびチャンネル出口部16の前
方への空気の吹き出しによる塗料の剥離状態は第8図に
示した従来装置の実験結果と#1ぼ同様である。しかし
出口部16の後方部には塗料の剥離がないことから従来
装置とは異なりチャンネル出口部16後方への空気の吹
き出しが生じていないことが明らかである。又、第18
図にはセパレータ9の裏面に塗布した塗料の剥離部分を
黒塗シで示している。剥離部分が非常に少ないことから
繊維輸送チャンネル7がら空気流がセパレータ9の裏面
にほとんど衝突していないことが分かる。
16のロータ中心側後端部16aが空気の流れの方向に
張り出すように形成されているため、従来と異なりチャ
ンネル内の空気の流れの一部を構成する循環流がチャン
ネル出口部16のロータ中心側後端部16aから出口部
16の後方へ吹き出すことが防止される。又1手前チャ
ンネル壁角αとセパレータ拡がυ角θとがほぼ等しいた
め、チャンネル出口部16からロータ6内へ吹き出され
る空気流はセパレータ9の裏面に沿うように流れ、セパ
レータ9へ衝突することが防止される。このことは、第
17.18図に示すロータ6の回転数がe o、o o
o r、p、m、、コーミングローラ50回転数が8
,000 r、p、m、の条件で行なった実験結果から
証明される。第17図にはセパレータ保持部14の上面
に塗布した塗料の剥離部分を黒塗シで示している。ロー
タ6の回転の随伴気流によるセパレータ保持部14の上
面周縁部の塗料の剥離およびチャンネル出口部16の前
方への空気の吹き出しによる塗料の剥離状態は第8図に
示した従来装置の実験結果と#1ぼ同様である。しかし
出口部16の後方部には塗料の剥離がないことから従来
装置とは異なりチャンネル出口部16後方への空気の吹
き出しが生じていないことが明らかである。又、第18
図にはセパレータ9の裏面に塗布した塗料の剥離部分を
黒塗シで示している。剥離部分が非常に少ないことから
繊維輸送チャンネル7がら空気流がセパレータ9の裏面
にほとんど衝突していないことが分かる。
なお、第15図に明らかなように、チャンネル底20の
傾斜方向にほぼ沿うようにチャンネル出口部16の外周
側開口辺が形成されるようにすると、ロータ6内への気
流の流入を一層円滑なものにすることができる。又、こ
の発明はセパレータ9の形状がこの実施例のものと異な
りセパレータ保持部14の全面を覆う漏斗状のものでも
同様な効果を発揮する。さらにこの発明は前記実施例に
限定されるものではなく、繊維輸送チャンネル形成部材
10をスピニングボディ2と一体に形成するなどこの発
明の趣旨を逸脱しない範囲において各部の形状、構成を
任意に変更することも可能である。
傾斜方向にほぼ沿うようにチャンネル出口部16の外周
側開口辺が形成されるようにすると、ロータ6内への気
流の流入を一層円滑なものにすることができる。又、こ
の発明はセパレータ9の形状がこの実施例のものと異な
りセパレータ保持部14の全面を覆う漏斗状のものでも
同様な効果を発揮する。さらにこの発明は前記実施例に
限定されるものではなく、繊維輸送チャンネル形成部材
10をスピニングボディ2と一体に形成するなどこの発
明の趣旨を逸脱しない範囲において各部の形状、構成を
任意に変更することも可能である。
効果
以上詳述したようにこの発明は繊維輸送チャンネルの出
口部のロータ中心側後端部をロータ外周側後端部とロー
タの中心とを結ぶ線よりも前方へ張り出すように形成し
、手前チャンネル壁の角度とセパレータ拡がり角とがほ
ぼ同じ値となるように形成したことによシ、チャンネル
出口部後方への空気の吹き出しおよび渦の発生がなくな
り、しかもセパレータ裏面への衝突がなくなるのでセパ
レータへの繊維の巻き付きおよびスラブの発生を防止す
ることができるという優れた効果を奏する。
口部のロータ中心側後端部をロータ外周側後端部とロー
タの中心とを結ぶ線よりも前方へ張り出すように形成し
、手前チャンネル壁の角度とセパレータ拡がり角とがほ
ぼ同じ値となるように形成したことによシ、チャンネル
出口部後方への空気の吹き出しおよび渦の発生がなくな
り、しかもセパレータ裏面への衝突がなくなるのでセパ
レータへの繊維の巻き付きおよびスラブの発生を防止す
ることができるという優れた効果を奏する。
第1図はロータ型オープンエンド精紡機における紡糸部
を示す断面図、第2図は繊維輸送チャンネルの一部をス
ピニングボディと別体に形成したロータ型オープンエン
ド精紡機の断面図、第3゜4図は従来の繊維輸送チャン
ネル形成部材の斜視図、第5図は同じく平面図、第6図
は第5図のA−A線における断面図、第7.8図は従来
装置での可視化法による実験結果を示す平面図、第9図
は同じくセパレータの背面図、第10図はチャンネル内
の空気の流れ模型を示す平面図、第11図はセパレータ
と繊維輸送チャンネル形成部材との関係を示す平面図、
第12図は第11図のB−B線における断面図、第18
.14図はこの発明を具体化した繊維輸送チャンネル形
成部材の斜視図、第15図は同じくセパレータとの関係
を示す平面図、第16図は第15図のC−C線における
断面図、第17図はこの発明の装置での可視化法による
実験結果を示す平面図、第18図は同じくセパレータの
背面図である。 2・・・スピニングボディ 5・・・コーミングロ
ーラ6・・・ロータ 7・・・繊維輸送チ
ャンネル9・・・セパレータ 14・・・セパレ
ータ保持部16・・・出口部 16a・・・ロー
タ中心側後端部16b・・・ロータ外周側後端部 θ・
・・セパレータ拡がシ角α・・・手前チャンネル壁角 特許出願人 株式会社豊田自動織機製作所 図面の浄3(内容(二文更なし) 1」 第17図 手続補正書(方式) %式% し 事件の表示 昭和56年特許願第117991号
1、発明の名称 オープンエンド精紡機における繊維
輸送チャンネルの構造 8、補正をする者 事件との関係 特許出願人 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 t 補正命令の日付 昭和57年1月26日(発送日)
を示す断面図、第2図は繊維輸送チャンネルの一部をス
ピニングボディと別体に形成したロータ型オープンエン
ド精紡機の断面図、第3゜4図は従来の繊維輸送チャン
ネル形成部材の斜視図、第5図は同じく平面図、第6図
は第5図のA−A線における断面図、第7.8図は従来
装置での可視化法による実験結果を示す平面図、第9図
は同じくセパレータの背面図、第10図はチャンネル内
の空気の流れ模型を示す平面図、第11図はセパレータ
と繊維輸送チャンネル形成部材との関係を示す平面図、
第12図は第11図のB−B線における断面図、第18
.14図はこの発明を具体化した繊維輸送チャンネル形
成部材の斜視図、第15図は同じくセパレータとの関係
を示す平面図、第16図は第15図のC−C線における
断面図、第17図はこの発明の装置での可視化法による
実験結果を示す平面図、第18図は同じくセパレータの
背面図である。 2・・・スピニングボディ 5・・・コーミングロ
ーラ6・・・ロータ 7・・・繊維輸送チ
ャンネル9・・・セパレータ 14・・・セパレ
ータ保持部16・・・出口部 16a・・・ロー
タ中心側後端部16b・・・ロータ外周側後端部 θ・
・・セパレータ拡がシ角α・・・手前チャンネル壁角 特許出願人 株式会社豊田自動織機製作所 図面の浄3(内容(二文更なし) 1」 第17図 手続補正書(方式) %式% し 事件の表示 昭和56年特許願第117991号
1、発明の名称 オープンエンド精紡機における繊維
輸送チャンネルの構造 8、補正をする者 事件との関係 特許出願人 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 t 補正命令の日付 昭和57年1月26日(発送日)
Claims (1)
- ロータ6の中心とを結ぶ線よシもロータ回転方向側へ張
シ出すよりに形成し、かつ手前チャンネル壁21の角度
αとセパレータ拡がシ角θとがほぼ同じ値となるように
形成したことを特徴とするオープンエンド精紡機におけ
る繊維輸送チャンネルの構造。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56117991A JPS5818427A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | オ−プンエンド精紡機における繊維輸送チヤンネルの構造 |
KR8203250A KR850000635B1 (ko) | 1981-07-28 | 1982-07-21 | 오픈엔드 정방기에 있어서 섬유수송채널의 구조 |
US06/400,647 US4471608A (en) | 1981-07-28 | 1982-07-22 | Open-end spinning unit |
EP82303949A EP0071453B1 (en) | 1981-07-28 | 1982-07-26 | Open-end spinning unit |
DE8282303949T DE3273192D1 (en) | 1981-07-28 | 1982-07-26 | Open-end spinning unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56117991A JPS5818427A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | オ−プンエンド精紡機における繊維輸送チヤンネルの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5818427A true JPS5818427A (ja) | 1983-02-03 |
JPS61447B2 JPS61447B2 (ja) | 1986-01-08 |
Family
ID=14725317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56117991A Granted JPS5818427A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | オ−プンエンド精紡機における繊維輸送チヤンネルの構造 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4471608A (ja) |
EP (1) | EP0071453B1 (ja) |
JP (1) | JPS5818427A (ja) |
KR (1) | KR850000635B1 (ja) |
DE (1) | DE3273192D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6260836A (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-17 | Toshio Honma | 形状記憶合金 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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