JPS58172244A - ガラスの表面処理剤 - Google Patents
ガラスの表面処理剤Info
- Publication number
- JPS58172244A JPS58172244A JP5372082A JP5372082A JPS58172244A JP S58172244 A JPS58172244 A JP S58172244A JP 5372082 A JP5372082 A JP 5372082A JP 5372082 A JP5372082 A JP 5372082A JP S58172244 A JPS58172244 A JP S58172244A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- glass
- formula
- treating agent
- silicone block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/28—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material
- C03C17/30—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material with silicon-containing compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガラス表面に撥水性、撥油性、防汚性、低反
射性などを付与する処理剤に関し、更に詳しく言へば、
ポリフルオロアルキル基含有シリコーンブロックオリゴ
マーからなるガラスの表面処理剤に関するものである。
射性などを付与する処理剤に関し、更に詳しく言へば、
ポリフルオロアルキル基含有シリコーンブロックオリゴ
マーからなるガラスの表面処理剤に関するものである。
ガラス板、鏡、ガラス容器、ガラス器具、メガネレンズ
などガラス製品の表面は大気中の湿度及び温度の影響に
より水分が凝縮したり、水によって濡らされた場合、こ
れら水分中にガラス成分が溶出し、アルカリ性となるた
め表面が容易に浸蝕されて、いわゆる焼けを生ずること
は周知である。又、大気中に浮遊する微細な塵や油滴粒
子が付着してガラス表面を汚染したり、特に自動車、航
空機、鉄道車輛のウィンドーにおいて雨水などの水滴が
付着してガラスの透明性あるいは透視性を阻害する。こ
のため、従来からガラス表面を撥水性にするため、例え
ばシリコン系ワックス、ポリシロキサンからなるシリコ
ン油や界面活性剤が提案されている。然るにこれらは塗
布に伴う前処理を必要とされるものが多く、特に塗布ム
ラ、長期の耐久性、撥油性及び防汚性について満足し得
る結果は得られていない。
などガラス製品の表面は大気中の湿度及び温度の影響に
より水分が凝縮したり、水によって濡らされた場合、こ
れら水分中にガラス成分が溶出し、アルカリ性となるた
め表面が容易に浸蝕されて、いわゆる焼けを生ずること
は周知である。又、大気中に浮遊する微細な塵や油滴粒
子が付着してガラス表面を汚染したり、特に自動車、航
空機、鉄道車輛のウィンドーにおいて雨水などの水滴が
付着してガラスの透明性あるいは透視性を阻害する。こ
のため、従来からガラス表面を撥水性にするため、例え
ばシリコン系ワックス、ポリシロキサンからなるシリコ
ン油や界面活性剤が提案されている。然るにこれらは塗
布に伴う前処理を必要とされるものが多く、特に塗布ム
ラ、長期の耐久性、撥油性及び防汚性について満足し得
る結果は得られていない。
本発明者は、前記の如き問題点の認識に基づいて、ガラ
ス表面に撥水性、撥油性、防汚性などを長期間にわたっ
て付与し得る優れたガラス表面の処理剤を提供すべく種
々研究、検討を重ねた結果、本発明を完成したものであ
る。
ス表面に撥水性、撥油性、防汚性などを長期間にわたっ
て付与し得る優れたガラス表面の処理剤を提供すべく種
々研究、検討を重ねた結果、本発明を完成したものであ
る。
即ち、本発明者の研究、によればポリフルオロアルキル
基(以下、R4基と略す)含有の表面処理剤において、
Rf 基の臨界表面張力は20dyn / cm以下と
低く、水はもとより油類のそれよりも低いため、Rf
基がガラス表面を覆うと撥水撥油性が付与できること、
さらに、該Rf基がプ°ロック化される如く高密度化さ
れると、効率よくガラス表面をRf 基で覆うことがで
き、従って低濃度処理でも高い撥水撥油性を付与せしめ
得るという事実が見出された。又、R4基含有化合物を
ガラス表面へ強固に接着して撥水撥油性を長期にわたり
付与するためには、ガラス表面の810H基と反応する
一5iO−R,、−3i−Hal(Halはハロゲン)
の存在が好ましく、−3iO−Rは水の存在で加水分解
し、架橋反応を起すこと及びガラス表面の510Hと反
応してガラス表面に化学的に接着し得ることが可能とな
ることから、Rf 基と一5iO−部分がブロック化さ
れた化合物によシ高性能の表面処理剤が得られるという
事実を見出したものである。また、が\る特定の表面処
理剤の薄膜をガラス表面に形成させると、ガラス表面の
反射率を低下させることができ、その結果ガラスの透視
性などの阻害要因を解消可能であるという利点も発揮さ
れる。
基(以下、R4基と略す)含有の表面処理剤において、
Rf 基の臨界表面張力は20dyn / cm以下と
低く、水はもとより油類のそれよりも低いため、Rf
基がガラス表面を覆うと撥水撥油性が付与できること、
さらに、該Rf基がプ°ロック化される如く高密度化さ
れると、効率よくガラス表面をRf 基で覆うことがで
き、従って低濃度処理でも高い撥水撥油性を付与せしめ
得るという事実が見出された。又、R4基含有化合物を
ガラス表面へ強固に接着して撥水撥油性を長期にわたり
付与するためには、ガラス表面の810H基と反応する
一5iO−R,、−3i−Hal(Halはハロゲン)
の存在が好ましく、−3iO−Rは水の存在で加水分解
し、架橋反応を起すこと及びガラス表面の510Hと反
応してガラス表面に化学的に接着し得ることが可能とな
ることから、Rf 基と一5iO−部分がブロック化さ
れた化合物によシ高性能の表面処理剤が得られるという
事実を見出したものである。また、が\る特定の表面処
理剤の薄膜をガラス表面に形成させると、ガラス表面の
反射率を低下させることができ、その結果ガラスの透視
性などの阻害要因を解消可能であるという利点も発揮さ
れる。
かくして、本発明は前記知見に基づいて完成されたもの
であシ、式 (但し、式中のRは水素原子又はメチル基、Rfは炭素
数1〜20個のポリフルオロアルキル基であってエーテ
ル結合を1個以上含んでいてもよい、Ql及びQ2は2
価の有機基、Yはハロゲン又はアルコキシ基、Zは低級
アルキル基、aは1〜3の整数、bはO又は1〜2の整
数、nは1以上の整数を示す。) で表わされるRf 基含有シリフーンブロックオリゴマ
ーからなるガラスの表面処理剤を提供するものである。
であシ、式 (但し、式中のRは水素原子又はメチル基、Rfは炭素
数1〜20個のポリフルオロアルキル基であってエーテ
ル結合を1個以上含んでいてもよい、Ql及びQ2は2
価の有機基、Yはハロゲン又はアルコキシ基、Zは低級
アルキル基、aは1〜3の整数、bはO又は1〜2の整
数、nは1以上の整数を示す。) で表わされるRf 基含有シリフーンブロックオリゴマ
ーからなるガラスの表面処理剤を提供するものである。
本発明の処理剤は、Rf 基が高密度化されているので
高い撥水撥油性を発揮し得るものであり、しかもアルコ
キシシランは水の存在で加水分解することによシ架橋反
応及びガラスの5iOH基との反応が促進されて、ガラ
ス表面に化学的に接着することによシガラス表面への接
着性及び撥水撥油性などを向上させ得るものである。
高い撥水撥油性を発揮し得るものであり、しかもアルコ
キシシランは水の存在で加水分解することによシ架橋反
応及びガラスの5iOH基との反応が促進されて、ガラ
ス表面に化学的に接着することによシガラス表面への接
着性及び撥水撥油性などを向上させ得るものである。
本発明における処理剤は町基含有シリコーンブロックオ
リゴマーからなるが、Rf は炭素数1〜20個のパー
フルオロアルキル基あるいはエーテル結合を1個以上含
む <、%KFl数4〜12個のパーフルオロアルキル基、
mは2〜10の整数であることが好適である。Rは水素
原子又はメチル基のいずれτ級アルキル基)が好ましく
、例えば−○CH2CH2−、−0CH2CH2N(C
H3)SO2−t −OCH2CH2N(C3H7)
802−が選定される。C2は炭素数1〜10個のアル
キレン基が好ましく、例えば−((J(2)2− 、−
(CH2)3−、 (CH2)s−が選定される
。Yはノ・ロゲン又はアルコキシ基であシ、好ましくは
C’l、 −0CR。
リゴマーからなるが、Rf は炭素数1〜20個のパー
フルオロアルキル基あるいはエーテル結合を1個以上含
む <、%KFl数4〜12個のパーフルオロアルキル基、
mは2〜10の整数であることが好適である。Rは水素
原子又はメチル基のいずれτ級アルキル基)が好ましく
、例えば−○CH2CH2−、−0CH2CH2N(C
H3)SO2−t −OCH2CH2N(C3H7)
802−が選定される。C2は炭素数1〜10個のアル
キレン基が好ましく、例えば−((J(2)2− 、−
(CH2)3−、 (CH2)s−が選定される
。Yはノ・ロゲン又はアルコキシ基であシ、好ましくは
C’l、 −0CR。
−OC2H5が選定される。2は炭素数1〜4個の低級
アルキル基が選定される。aは1〜5の整数であり、b
は0又は1〜2の整数であシ、nは1以上の整数である
。
アルキル基が選定される。aは1〜5の整数であり、b
は0又は1〜2の整数であシ、nは1以上の整数である
。
而して、該Rf 基含有シリコーンブロックオリゴマー
は種々の方法あるいは経路で入手されるが、通常は次の
テロメリゼーション反応を含む工程によって合成される
。即ち、 nRfQI COR= CH2’+ H3Q25iZY
1 「 Q+ Rf なるテロメリゼーション反応が採用され得る。
は種々の方法あるいは経路で入手されるが、通常は次の
テロメリゼーション反応を含む工程によって合成される
。即ち、 nRfQI COR= CH2’+ H3Q25iZY
1 「 Q+ Rf なるテロメリゼーション反応が採用され得る。
かかるテロメリゼーション反応は溶媒中でビニル化合物
のラジカル重合の開始剤め存在下に行われ、例えば溶媒
としてペンゾトリフルオリドが、又、重合の開始剤とし
てアゾビスインブチロニトリルが用いられる。
のラジカル重合の開始剤め存在下に行われ、例えば溶媒
としてペンゾトリフルオリドが、又、重合の開始剤とし
てアゾビスインブチロニトリルが用いられる。
本発明において、Rf 基含有シリコーンブロックオリ
ゴマーとしては例えば、 C00CH2CHz Co Fls COOCH2CH2NSO2C9F1g■ CH3 CH3 C00C)(2CH2co F’ts 、。
ゴマーとしては例えば、 C00CH2CHz Co Fls COOCH2CH2NSO2C9F1g■ CH3 CH3 C00C)(2CH2co F’ts 、。
(Cz H5)2
COOCH2CH2co Fl。
CH3CH3
COOCH2CH,c9F19
F3CF3
(m=0又は1以上の整数)
が挙げられる。
かくして得られる本発明の表面処理剤は、常法に従って
乳濁液、溶剤溶液、エアゾールなど任意の形態に調製さ
れる。例えば溶剤溶液型のものは、該Rf 基含有シ
リコーンブロックオリゴマーを塩素系あるいは弗素系な
ど適当な有機溶剤の1種又は2種以上の混合溶媒中に溶
解させて調製される。又、エアゾール型のものは、前記
の如き溶剤型の溶剤溶液を調製し、さらにエアゾール噴
射剤を添加しで適当な容器に充填すればよい。通常、R
f 基含有シリコーンブロックオリゴマーは溶剤に対し
て10〜30重閂係溶液として調製されるが、塗布の作
業性から15〜25重量%が好ましい。
乳濁液、溶剤溶液、エアゾールなど任意の形態に調製さ
れる。例えば溶剤溶液型のものは、該Rf 基含有シ
リコーンブロックオリゴマーを塩素系あるいは弗素系な
ど適当な有機溶剤の1種又は2種以上の混合溶媒中に溶
解させて調製される。又、エアゾール型のものは、前記
の如き溶剤型の溶剤溶液を調製し、さらにエアゾール噴
射剤を添加しで適当な容器に充填すればよい。通常、R
f 基含有シリコーンブロックオリゴマーは溶剤に対し
て10〜30重閂係溶液として調製されるが、塗布の作
業性から15〜25重量%が好ましい。
で被処理ガラス製品に適用され得る。例えば、溶剤溶液
型のものである場合には、浸漬塗布、吹付けなどの如き
被覆加工の既知の方法によりガラス製品の表面に付着さ
せる方法が採用され得る。ガラス表面に付着後は1o’
oq6相対湿度下、60〜180℃の温度で1〜60分
間の処理を施すのが好ましく、処理剤のガラス表面への
接着を強固なものとなし得る。
型のものである場合には、浸漬塗布、吹付けなどの如き
被覆加工の既知の方法によりガラス製品の表面に付着さ
せる方法が採用され得る。ガラス表面に付着後は1o’
oq6相対湿度下、60〜180℃の温度で1〜60分
間の処理を施すのが好ましく、処理剤のガラス表面への
接着を強固なものとなし得る。
本発明の処理剤は他のRf 基含有化合物、各種重合体
、その他のプレンダーなどを混合してもよく、さらに帯
電防止剤、架橋剤など適宜添加剤を添加して使゛用する
ことも可能である。
、その他のプレンダーなどを混合してもよく、さらに帯
電防止剤、架橋剤など適宜添加剤を添加して使゛用する
ことも可能である。
本発明の表面処理剤で処理され得るガラス製品は特に限
定されることなく種々の例が挙げられ、例えば、ガラス
板、鏡、ガラス容器、ガラス器具、メガネレンズ々どに
適用され得る。
定されることなく種々の例が挙げられ、例えば、ガラス
板、鏡、ガラス容器、ガラス器具、メガネレンズ々どに
適用され得る。
本発明の処理剤の評価法は、撥水性はガラス表面上に水
を置き接触角を測定することにより行い、撥油性は同様
にヘキサデカンの接触角を測定することにより行った。
を置き接触角を測定することにより行い、撥油性は同様
にヘキサデカンの接触角を測定することにより行った。
また、反射率は、正反射光測定付属装置付323形(日
立製作所社製の自動記録分光光度計)を゛使用して、入
射角5° で測定した。尚、塗膜の厚みは、゛タリステ
ップ°’ (Rank Taylor Hobson
社製)を使用し、針圧を測定して求めた。
立製作所社製の自動記録分光光度計)を゛使用して、入
射角5° で測定した。尚、塗膜の厚みは、゛タリステ
ップ°’ (Rank Taylor Hobson
社製)を使用し、針圧を測定して求めた。
次に本発明の実施例について、さらに具体的に説明する
が、この説明が本発明を限定するものでないことは勿論
である。
が、この説明が本発明を限定するものでないことは勿論
である。
実施例1
CnF2n+I CH2CH20COCH= CH2(
nは、6.8.10゜12の混合物であシ平均値は9.
0)113.6f(0,2モル)、H8(C[(2)3
Si (○CH3)3 59.2 f(0,2モル)
、アゾビスインブチロニトリル4.6S’、乾燥ペンゾ
トリフ:ルオリド1502を、温度計、冷却管及び攪拌
機を装着した内容積300−の四ツロフラスコに入れ、
乾燥窒素気流下でゆつくシ攪拌しながら約60℃の温度
で20時間反応させた。ペンシトリフルオルリドを溜去
し反応生成物を得た。反応生成物はガスクロマトグラフ
ィーで分析すると H−(cH−c)(2) −s (CH2)3 Si
(ocHs)3で1)、転化率COOCH2CHz C
s FlG は1aOt16であった。
nは、6.8.10゜12の混合物であシ平均値は9.
0)113.6f(0,2モル)、H8(C[(2)3
Si (○CH3)3 59.2 f(0,2モル)
、アゾビスインブチロニトリル4.6S’、乾燥ペンゾ
トリフ:ルオリド1502を、温度計、冷却管及び攪拌
機を装着した内容積300−の四ツロフラスコに入れ、
乾燥窒素気流下でゆつくシ攪拌しながら約60℃の温度
で20時間反応させた。ペンシトリフルオルリドを溜去
し反応生成物を得た。反応生成物はガスクロマトグラフ
ィーで分析すると H−(cH−c)(2) −s (CH2)3 Si
(ocHs)3で1)、転化率COOCH2CHz C
s FlG は1aOt16であった。
生成物202をトリクロロトリフルオロエタンで稀釈し
て100fとし、溶剤溶液を調製した。別に、洗剤及び
アセトンで洗浄し、1%の塩酸溶液に浸漬後乾燥したガ
ラス板(ンーダ石灰ガラス)を用意して、表面に調製済
みの溶剤溶液をアプリケーターで塗布(厚さ約5μ)し
、100%相対湿度中160℃で20分間キユアリング
を行った後、水及びヘキサデカンの接触角を測定した。
て100fとし、溶剤溶液を調製した。別に、洗剤及び
アセトンで洗浄し、1%の塩酸溶液に浸漬後乾燥したガ
ラス板(ンーダ石灰ガラス)を用意して、表面に調製済
みの溶剤溶液をアプリケーターで塗布(厚さ約5μ)し
、100%相対湿度中160℃で20分間キユアリング
を行った後、水及びヘキサデカンの接触角を測定した。
測定結果を第1表に示す。
実施例2
CnH2n−1−I CH2CH20COCH= CH
2(nは平均値9.0)113.6 y (o、2モル
)、H3(Cl2)、 51(OcH,)313.1
? (0,067%ル)、アゾビスインブチロニトリル
3.8F、乾燥ペンゾトリフルオリド150fを実施例
1と同様の方法で反応し、反応生成物を得た。反応生成
物はガスクロマトグラフィーで分析すると、 C00CH4CH2C9F19 化率100%であった。
2(nは平均値9.0)113.6 y (o、2モル
)、H3(Cl2)、 51(OcH,)313.1
? (0,067%ル)、アゾビスインブチロニトリル
3.8F、乾燥ペンゾトリフルオリド150fを実施例
1と同様の方法で反応し、反応生成物を得た。反応生成
物はガスクロマトグラフィーで分析すると、 C00CH4CH2C9F19 化率100%であった。
生成物を実施例1と同様の方法でガラス板に塗布し、キ
ユアリングの後、水及びヘキサデカンの接触角を測定し
た。測定結果を第1表に示す。
ユアリングの後、水及びヘキサデカンの接触角を測定し
た。測定結果を第1表に示す。
実施例3
CnH2n+、CH2CH20COCH=CH2(nは
平均値9.0)i13.6r(0,2モル)、H8(C
H2)3 sl(○CH3)33.9(0,02モル)
、アゾビスインブチロニトリル5.5?、乾燥ペンゾト
リフルオリド150?を実施例1と同様の方法で反応し
、反応生成物を得た。反応生成物はガスクロマトグラフ
ィC○0CH2CH2Cs Fts (nは10)への転化率100チであった。
平均値9.0)i13.6r(0,2モル)、H8(C
H2)3 sl(○CH3)33.9(0,02モル)
、アゾビスインブチロニトリル5.5?、乾燥ペンゾト
リフルオリド150?を実施例1と同様の方法で反応し
、反応生成物を得た。反応生成物はガスクロマトグラフ
ィC○0CH2CH2Cs Fts (nは10)への転化率100チであった。
生成物を実施例1と同様の方法でガラス板に塗布し、キ
ユアリングの後、水及びヘキサデカンの接触角を測定し
た。測定結果を第1表°に示す。
ユアリングの後、水及びヘキサデカンの接触角を測定し
た。測定結果を第1表°に示す。
第 1 表
実施例4
実施例1におけるH+CHCH2+S (CH2方Si
(0CH3)3COOCH2CH2Cs FlG の反応生成物52を、トリクロ口トリフルオロエタン/
アセトン混合溶媒(3/1)で稀釈して500りとし、
溶剤溶液を調製した。別に洗剤及びアセトンで洗浄し、
1チ塩酸溶液に浸漬後乾燥したガラス板(ンーダ石灰ガ
ラス)を用意した。このガラス板を前記溶剤溶液中に浸
漬し、引上速度50α/分で引き上げ、160℃で1時
間乾燥した。膜厚は0.1μであシ、反射率は1.0チ
であった(光の波長540mμ)。尚、未処理ガラス板
の反射率は4.2係であった。
(0CH3)3COOCH2CH2Cs FlG の反応生成物52を、トリクロ口トリフルオロエタン/
アセトン混合溶媒(3/1)で稀釈して500りとし、
溶剤溶液を調製した。別に洗剤及びアセトンで洗浄し、
1チ塩酸溶液に浸漬後乾燥したガラス板(ンーダ石灰ガ
ラス)を用意した。このガラス板を前記溶剤溶液中に浸
漬し、引上速度50α/分で引き上げ、160℃で1時
間乾燥した。膜厚は0.1μであシ、反射率は1.0チ
であった(光の波長540mμ)。尚、未処理ガラス板
の反射率は4.2係であった。
実施例5
実施例4において、実施例1の反応生成物の代りに実施
例2の反応生成物を使用した他は、同様に処理し、膜厚
0.1μの薄膜をガラス板表面に形成した。反射率は0
.9%であった。
例2の反応生成物を使用した他は、同様に処理し、膜厚
0.1μの薄膜をガラス板表面に形成した。反射率は0
.9%であった。
実施例6
実施例4において、実施例1の反応生成物の代りに実施
例3の反応生成物を使用した他は同様に処理したガラス
板の反射率は0.8係であった。
例3の反応生成物を使用した他は同様に処理したガラス
板の反射率は0.8係であった。
実施例7〜14
CnF2n+、 CH2CH,0COCH= CH2及
び/又はH8(CFb)3Si (OCH3)3 を
異にする他は実施例1と同様の方法で反応生成物を得て
、その生成物を実施例1と同様の方法でガラス板に塗布
し、キユアリング後水屋7Cヘキサデカンの接触角を測
定した。測定結果を第2表に示す。
び/又はH8(CFb)3Si (OCH3)3 を
異にする他は実施例1と同様の方法で反応生成物を得て
、その生成物を実施例1と同様の方法でガラス板に塗布
し、キユアリング後水屋7Cヘキサデカンの接触角を測
定した。測定結果を第2表に示す。
実施例15
実施例4に2おいて、実施例1の反応生成物の代りに実
施例7の反応生成物を使用した他は同様に処理したガラ
ス板の反射率は0.7%であった。
施例7の反応生成物を使用した他は同様に処理したガラ
ス板の反射率は0.7%であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式 (但し、式中のRは水素原子又はメチル基、Rf は炭
素数1〜20個のポリフルオロアルキル基であってエー
テル結合を1個以上含んでいてもよい、Ql及びQlは
2価の有機基、Yはハロゲン又はアルコキシ基、Zは低
「アルキル基、aは1〜3の整数、bは0又は1〜2の
整数、nは1以上の整数を示す。) で表わされるポリフルオロアルキル基含有シリコーンブ
ロックオリゴマーから力るガラスの表面処理剤。 2 Rf が炭素数1〜20個のパーフルオロアルキル
基である特許請求の範囲第1項記載の表面処理剤。 mは1以上の整数) であ′る特許請求の範囲第1項記載の表面処理剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5372082A JPS58172244A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | ガラスの表面処理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5372082A JPS58172244A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | ガラスの表面処理剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58172244A true JPS58172244A (ja) | 1983-10-11 |
Family
ID=12950657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5372082A Pending JPS58172244A (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | ガラスの表面処理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58172244A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122291A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-10 | ソシエテ アトケム | 弗化シランおよびその製造法 |
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