JPS5817849Y2 - 箱形構造物 - Google Patents
箱形構造物Info
- Publication number
- JPS5817849Y2 JPS5817849Y2 JP1978072027U JP7202778U JPS5817849Y2 JP S5817849 Y2 JPS5817849 Y2 JP S5817849Y2 JP 1978072027 U JP1978072027 U JP 1978072027U JP 7202778 U JP7202778 U JP 7202778U JP S5817849 Y2 JPS5817849 Y2 JP S5817849Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- panel
- beams
- members
- panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工場内で内外装、外壁、設備配管、配線まで含
めた箱形ユニットを作り、これらを組合せて住宅を構築
するユニット住宅などの場合の構成単位である箱形構造
物に関するものである。
めた箱形ユニットを作り、これらを組合せて住宅を構築
するユニット住宅などの場合の構成単位である箱形構造
物に関するものである。
従来も前記のような箱形ユニットの製作方法は種々提案
されているが、その1例を第1図〜第3図について説明
すると、天井パネル1と床パネル2は夫々2本の梁材3
と複数の小梁4を溶接、ボルト結合等により固着するこ
とにより作られている。
されているが、その1例を第1図〜第3図について説明
すると、天井パネル1と床パネル2は夫々2本の梁材3
と複数の小梁4を溶接、ボルト結合等により固着するこ
とにより作られている。
5は側面パネルで2本の角柱6と、2本の梁7を溶接等
により固着して製作されている。
により固着して製作されている。
このようにして製作した天井パネル1、床パネル2及び
2つの側面パネル5の4個のパネルを第1図のように配
置して箱形形状に組立てた後、天井パネル1、床パネル
2及び2個の側面パネル5を溶接して箱形ユニットを製
作する。
2つの側面パネル5の4個のパネルを第1図のように配
置して箱形形状に組立てた後、天井パネル1、床パネル
2及び2個の側面パネル5を溶接して箱形ユニットを製
作する。
さて箱形ユニットを構成するこれら4個のパネルの各部
寸法は、通常製作誤差があるので、例えば天井パネル1
と側面パネル5の結合部についてみると、第2図に示す
ように天井パネル1の幅寸法Waと、側面パネル5の幅
寸法wbは同一ではなく、D□の寸法差がある状態で角
柱6と梁材3を溶接することになる。
寸法は、通常製作誤差があるので、例えば天井パネル1
と側面パネル5の結合部についてみると、第2図に示す
ように天井パネル1の幅寸法Waと、側面パネル5の幅
寸法wbは同一ではなく、D□の寸法差がある状態で角
柱6と梁材3を溶接することになる。
この場合溶接結合部の一方を結合部Aのように梁材3の
ウェブ部分3aと、これに平行な角柱6の側面部分6a
が同一平面をなすように溶接すると、他方は梁材3のウ
ェブ部分3bと角柱6の側面部分6bが段違いをなす結
合部Bとなり、その強度、剛性は最も高い剛性を持つ角
柱6の隅角部と直接結合する結合部Aに比べて著しく劣
ったものになる。
ウェブ部分3aと、これに平行な角柱6の側面部分6a
が同一平面をなすように溶接すると、他方は梁材3のウ
ェブ部分3bと角柱6の側面部分6bが段違いをなす結
合部Bとなり、その強度、剛性は最も高い剛性を持つ角
柱6の隅角部と直接結合する結合部Aに比べて著しく劣
ったものになる。
このようなことは床パネル2と側面パネル5との結合部
に於いても生じる。
に於いても生じる。
箱形ユニットは構造物としての剛性を要求され、その剛
性、強度はこれを構成する梁材3と角柱6との溶接結合
部の剛性、強度に大きく左右され、前記の結合部Bを有
する箱形ユニットは、梁材3と角柱6の結合部の全てが
結合部Aからなる箱形ユニットに比べて強度、剛性の劣
るものになる。
性、強度はこれを構成する梁材3と角柱6との溶接結合
部の剛性、強度に大きく左右され、前記の結合部Bを有
する箱形ユニットは、梁材3と角柱6の結合部の全てが
結合部Aからなる箱形ユニットに比べて強度、剛性の劣
るものになる。
第4図〜第6図は従来の箱形ユニット製作方法の他の例
を示し、側面パネル5は第4図に示す如く2個の角柱6
.2個の梁7及び4個の連結片8を溶接等により固着し
て製作され、この側面パネル5二個と、天井パネル1、
床パネル2を結合して箱形ユニットを製作する。
を示し、側面パネル5は第4図に示す如く2個の角柱6
.2個の梁7及び4個の連結片8を溶接等により固着し
て製作され、この側面パネル5二個と、天井パネル1、
床パネル2を結合して箱形ユニットを製作する。
又天井パネル1と床パネル2及び側面パネル5の結合は
、第5図及び第6図に示すように梁材7の内側に連結片
8を固着し、アーク溶接、スポット溶接、ボルト結合等
により梁材3と連結片8を結合することにより実施する
。
、第5図及び第6図に示すように梁材7の内側に連結片
8を固着し、アーク溶接、スポット溶接、ボルト結合等
により梁材3と連結片8を結合することにより実施する
。
また各パネルの幅寸法に関して、例えば天井パネル1と
側面パネル5についてみると、第5図に示す如く天井パ
ネル1はこれを構成する2個の梁材3のウェブ部分、3
a、3bの内側の距離WCが、箱形ユニットの幅寸法か
ら梁材3の板厚tの2倍を減じた寸法となるよう製作さ
れる。
側面パネル5についてみると、第5図に示す如く天井パ
ネル1はこれを構成する2個の梁材3のウェブ部分、3
a、3bの内側の距離WCが、箱形ユニットの幅寸法か
ら梁材3の板厚tの2倍を減じた寸法となるよう製作さ
れる。
また側面パネル5については連結片8を梁材3に内挿す
るため、2個の連結片8のウェブ部分8a、8bの外面
の距離Wdが前記内側の距離WCより小さくなるよう製
作される。
るため、2個の連結片8のウェブ部分8a、8bの外面
の距離Wdが前記内側の距離WCより小さくなるよう製
作される。
このため天井パネル1、床パネル2及び側面パネル5を
所定の箱形ユニット形状に組立てる場合、第5図に示す
如く一方を梁材3のウェブ部分3aの内面と、それに内
挿された連結片8のウェブ部分8aの外面が密着する結
合部A′とすると、他方は梁材3と連結片8のウェブ部
分3b、8b間に隙間D2のある結合部B′となる。
所定の箱形ユニット形状に組立てる場合、第5図に示す
如く一方を梁材3のウェブ部分3aの内面と、それに内
挿された連結片8のウェブ部分8aの外面が密着する結
合部A′とすると、他方は梁材3と連結片8のウェブ部
分3b、8b間に隙間D2のある結合部B′となる。
そこでこのような状態で梁材3と連結片8を結合すると
、隙間D2のある結合部B′の強度、剛性は密着して結
合される結合部A′に比べて劣ることになる。
、隙間D2のある結合部B′の強度、剛性は密着して結
合される結合部A′に比べて劣ることになる。
以上のようなことが床パネル2と側面パネル5との結合
部に於いても生しる。
部に於いても生しる。
ところで前記のような隙間D2のある結合部B′を持つ
箱形ユニットは、梁材3と連結片8の全ての結合部が密
着された結合部A′からなる箱形ユニツI・と比較して
その強度、剛性は劣る。
箱形ユニットは、梁材3と連結片8の全ての結合部が密
着された結合部A′からなる箱形ユニツI・と比較して
その強度、剛性は劣る。
又結合方法としてボルト結合、スポット溶接等のように
隙間D2を零にして結合する方法を用いた場合は、梁材
3、連結片8、梁7などを撓ませて隙間D2を殆ど零に
することになり、完成された箱形ユニットの各部材に部
材間の結合を弱めるような応力が残留し、結合部の強度
、剛性のみならず寿命の点からも好ましい結果は得られ
ないものである。
隙間D2を零にして結合する方法を用いた場合は、梁材
3、連結片8、梁7などを撓ませて隙間D2を殆ど零に
することになり、完成された箱形ユニットの各部材に部
材間の結合を弱めるような応力が残留し、結合部の強度
、剛性のみならず寿命の点からも好ましい結果は得られ
ないものである。
また隙間D2にシムを入れ、隙間の無い状態にして結合
することも可能であるが、これらの隙間は一定でないた
め夫々に合せる必要があり、従って多数の、しかも厚さ
の異なるシムを必要とするばかりでなく、多くの労力も
必要であった。
することも可能であるが、これらの隙間は一定でないた
め夫々に合せる必要があり、従って多数の、しかも厚さ
の異なるシムを必要とするばかりでなく、多くの労力も
必要であった。
また第5図と異なり梁材3が連結片8の内側に嵌合され
て結合する箱形ユニットも考えられるが、この場合も前
記と同様な欠点があった。
て結合する箱形ユニットも考えられるが、この場合も前
記と同様な欠点があった。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、2個の部材を相対向させ、この部材間に複数個の
部材を並列に配置してなるパネルを箱形形状に組立てる
と共に、同各パネルを結合して製作する箱形構造物に於
いて、前記相対向する部材とその間に架渡した部材との
結合部を差し込み部材と長溝又は長孔との係合による摺
動可能な構成とし、同相対向する部材間の距離を調節で
きるようにすることにより、強度、剛性の劣る結合部の
ない、全て良好な給金部を有する箱形構造物を提供せん
とするものである。
ので、2個の部材を相対向させ、この部材間に複数個の
部材を並列に配置してなるパネルを箱形形状に組立てる
と共に、同各パネルを結合して製作する箱形構造物に於
いて、前記相対向する部材とその間に架渡した部材との
結合部を差し込み部材と長溝又は長孔との係合による摺
動可能な構成とし、同相対向する部材間の距離を調節で
きるようにすることにより、強度、剛性の劣る結合部の
ない、全て良好な給金部を有する箱形構造物を提供せん
とするものである。
以下本考案の実施例を図面について説明すると、第7図
〜第9図は第1実施例を示し、9は天井パネル、10は
床パネルで夫々梁材11,11 aと複数の小梁12を
結合して製作されている。
〜第9図は第1実施例を示し、9は天井パネル、10は
床パネルで夫々梁材11,11 aと複数の小梁12を
結合して製作されている。
梁材11,11aはコ字状断面を有し、その一方の梁材
11 aには小梁12幅よりやや大きな間隔で1対のア
ングル材13.13を溶接等14により一定間隔で複数
組固定しである。
11 aには小梁12幅よりやや大きな間隔で1対のア
ングル材13.13を溶接等14により一定間隔で複数
組固定しである。
15は側面パネルで第1図の従来品と同じく2本の角柱
16と、2本の梁17を溶接等により結合することによ
り製作されている。
16と、2本の梁17を溶接等により結合することによ
り製作されている。
次に天井パネル9と床パネル10の梁材11 aと小梁
12の結合構造について説明すると、1対のアングル材
13.13の対向面には同位置に夫々小梁12の長さ方
向に延びる長孔18が穿設されており、小梁12の前記
長孔18に位置する適当部分にはボルト19の挿入孔2
0が貫通している。
12の結合構造について説明すると、1対のアングル材
13.13の対向面には同位置に夫々小梁12の長さ方
向に延びる長孔18が穿設されており、小梁12の前記
長孔18に位置する適当部分にはボルト19の挿入孔2
0が貫通している。
ここで小梁12の挿入孔20を有する端部を1対のアン
グル材13.13の間隔内に挿入し、ボルト19を長孔
18、挿入孔20及び挿入孔18を介してアングル板1
3の一方から挿入し、他方のアングル材13側でナツト
21により小梁12をアングル材13に結合する。
グル材13.13の間隔内に挿入し、ボルト19を長孔
18、挿入孔20及び挿入孔18を介してアングル板1
3の一方から挿入し、他方のアングル材13側でナツト
21により小梁12をアングル材13に結合する。
一方梁材11と小梁12の他端の結合は第1図の従来品
と同じ溶接、ボルト結合等により固着して行なう。
と同じ溶接、ボルト結合等により固着して行なう。
以上のように天井パネル9に於ける小梁12とアングル
材13の全てを前記のように結合することにより、梁材
11と112の距離WCは調節可能となる。
材13の全てを前記のように結合することにより、梁材
11と112の距離WCは調節可能となる。
このようにして製作された天井パネル9及び床パネル1
0と、2つの側面パネル15を第7図に示すように配置
して箱形形状に組立てた後、梁材11.11 Hの距離
WCを調節して側面パネル15の幅寸法wbと等しくシ
、角柱16と梁材11及び角柱16と梁材11 aの結
合の全てが第2図に示す結合部Aとなるように溶接して
箱形ユニットを製作する。
0と、2つの側面パネル15を第7図に示すように配置
して箱形形状に組立てた後、梁材11.11 Hの距離
WCを調節して側面パネル15の幅寸法wbと等しくシ
、角柱16と梁材11及び角柱16と梁材11 aの結
合の全てが第2図に示す結合部Aとなるように溶接して
箱形ユニットを製作する。
このように箱形ユニットを製作した後、アングル材13
と小梁12をボルト19とナツト21を介し強固に締結
する。
と小梁12をボルト19とナツト21を介し強固に締結
する。
次に第10図は第2実施例を示し、天井パネル9及び床
パネル10と側面パネル15との結合を、角柱16に取
付けた連結片22を介して行なうようにした点で第7図
の第1実施例と異なる。
パネル10と側面パネル15との結合を、角柱16に取
付けた連結片22を介して行なうようにした点で第7図
の第1実施例と異なる。
この場合は梁材11,11 aに対する連結片22の嵌
挿長さ調節することにより、梁材11,11 aの長さ
についての寸法誤差も解消することができる。
挿長さ調節することにより、梁材11,11 aの長さ
についての寸法誤差も解消することができる。
次に第11図及び第12図に示す第3実施例に於いて、
天井パネル、床パネルを構成する梁材11 aと小梁1
2′の結合を説明すると、小梁12′の一端に連結片2
3を溶接、ボルト締等で固着し、これに梁材11a′を
挿入してボルト24とナツト25にて結合するようにし
たものである。
天井パネル、床パネルを構成する梁材11 aと小梁1
2′の結合を説明すると、小梁12′の一端に連結片2
3を溶接、ボルト締等で固着し、これに梁材11a′を
挿入してボルト24とナツト25にて結合するようにし
たものである。
この場合連結片23と梁材11a′が摺動できるようぐ
ボルト24が挿入される連結片23の孔は長孔26に形
成されており、また梁材11a′にはボルト24を挿入
する孔か設けられ、このボルト結合はゆるく結合する。
ボルト24が挿入される連結片23の孔は長孔26に形
成されており、また梁材11a′にはボルト24を挿入
する孔か設けられ、このボルト結合はゆるく結合する。
この場合天井パネル、床パネルを構成する梁11a′と
小梁12′の全ての結合部に前記連結片23を利用する
結合部を設けることにより、天井パネル、床パネルを構
成する夫々の2個の梁材間の距離か調節可能となり、天
井パネル、床パネルと側面パネルの結合部が全て、第2
図、第5図でA、A’に示すような良好な結合部から構
成される箱形ユニットを製作することができる。
小梁12′の全ての結合部に前記連結片23を利用する
結合部を設けることにより、天井パネル、床パネルを構
成する夫々の2個の梁材間の距離か調節可能となり、天
井パネル、床パネルと側面パネルの結合部が全て、第2
図、第5図でA、A’に示すような良好な結合部から構
成される箱形ユニットを製作することができる。
第13図及び第14図は天井パネル、床パネルを構成す
る梁材と小梁の他の摺動可能な結合状態を示す第4実施
例であり、天井パネル、床パネルは夫々梁材11,11
aと複数の小梁12から構成され、梁材11 aには
小梁12を結合するためのアングル材27 a 、27
bが溶接等で固着されている。
る梁材と小梁の他の摺動可能な結合状態を示す第4実施
例であり、天井パネル、床パネルは夫々梁材11,11
aと複数の小梁12から構成され、梁材11 aには
小梁12を結合するためのアングル材27 a 、27
bが溶接等で固着されている。
アングル材27 aは第13図に示すようなりランク型
の切り欠き溝28を有し、この溝28内を小梁12に取
付けたピン29が動くことができるようになっており、
アングル材27 bはアングル材27 aと対称に作ら
れている。
の切り欠き溝28を有し、この溝28内を小梁12に取
付けたピン29が動くことができるようになっており、
アングル材27 bはアングル材27 aと対称に作ら
れている。
さて梁材11 aのアングル材27 a 、27 bの
固着は、第14図に示すようにアングル材27 a 、
27 bの切り欠き溝28を有する部分を相対向させ、
がつ相対向する部分の間で小梁12が摺動できるように
固着する。
固着は、第14図に示すようにアングル材27 a 、
27 bの切り欠き溝28を有する部分を相対向させ、
がつ相対向する部分の間で小梁12が摺動できるように
固着する。
また小梁12と梁材11の結合は、梁材11内に小梁1
2を挿入して溶接、ボルト結合等により固着し、その後
前記の如く梁材11 aを組付けるものである。
2を挿入して溶接、ボルト結合等により固着し、その後
前記の如く梁材11 aを組付けるものである。
即ち、アングル材2’7 a 、27 bの切り欠き溝
28に沿って小梁12に固着されたピン29を、第13
図で示す位置まで挿入して梁材11 aを組合せ、天井
パネル、床パネルを製作する。
28に沿って小梁12に固着されたピン29を、第13
図で示す位置まで挿入して梁材11 aを組合せ、天井
パネル、床パネルを製作する。
この場合も梁材11,11 aの間の間隔を調節するこ
とができるが、切り欠き溝28がクランク状に新曲して
いるので梁材11 aと小梁12は搬送時等に簡単には
分離しない。
とができるが、切り欠き溝28がクランク状に新曲して
いるので梁材11 aと小梁12は搬送時等に簡単には
分離しない。
なお、以上の各実施例は天井パネル、床パネルに摺動可
能な結合部を設けた例を示したが、側面パネルの角柱と
梁の結合部を摺動可能とし、天井パネルと床パネルは従
来と同様に固着した部材から構成した場合も、各パネル
の結合部の全てが良好な結合部からなる箱形ユニットを
製作できる。
能な結合部を設けた例を示したが、側面パネルの角柱と
梁の結合部を摺動可能とし、天井パネルと床パネルは従
来と同様に固着した部材から構成した場合も、各パネル
の結合部の全てが良好な結合部からなる箱形ユニットを
製作できる。
以下詳細に説明した如く本考案は、相対向する部材とそ
の間に架渡した部材との結合部を差し込み部材と長溝又
は長孔との係合による摺動可能な構成としたので、各パ
ネルの幅寸法が調節可能となり、従来品のような強度、
剛性の劣る結合部がなくなり、各パネルの結合部の全て
を良好な結合部とすることができる。
の間に架渡した部材との結合部を差し込み部材と長溝又
は長孔との係合による摺動可能な構成としたので、各パ
ネルの幅寸法が調節可能となり、従来品のような強度、
剛性の劣る結合部がなくなり、各パネルの結合部の全て
を良好な結合部とすることができる。
なお、本考案はユニツl〜住宅、プレハブ住宅、温室、
コンテナ等に応用できる。
コンテナ等に応用できる。
第1図は従来の箱形ユニットの1例を示す組立状態を説
明する斜視図、第2図は同要部の拡大平面図、第3図は
同側面図、第4図は従来の他側に於ける組立状態を説明
する斜視図、第5図は同要部の拡大平面図、第6図は同
側面図、第7図は本考案の実施例を示す箱形構造物の組
立状態を説明する斜視図、第8図は同要部の拡大平面図
、第9図は同側面図、第10図は第2実施例を示す箱形
構造物の組立状態を示す斜視図、第11図は第3実施例
の結合部の平面図、第12図は同側面図、第13図は第
4実施例の結合部の側面図、第14図は同平面図である
。 図の主要部分の説明 9・・・・・・天井パネル、10
・・・・・・床パネル、11,11 a・・・・・・梁
材、12・・・・・・小梁、13・・・・・・アングル
材、15・・・・・・側面パネル、16・・・・・・角
柱、17・・・・・・梁、18・・・・・・長孔、19
・・・・・・ボルト、21・・・・・・ナツト。
明する斜視図、第2図は同要部の拡大平面図、第3図は
同側面図、第4図は従来の他側に於ける組立状態を説明
する斜視図、第5図は同要部の拡大平面図、第6図は同
側面図、第7図は本考案の実施例を示す箱形構造物の組
立状態を説明する斜視図、第8図は同要部の拡大平面図
、第9図は同側面図、第10図は第2実施例を示す箱形
構造物の組立状態を示す斜視図、第11図は第3実施例
の結合部の平面図、第12図は同側面図、第13図は第
4実施例の結合部の側面図、第14図は同平面図である
。 図の主要部分の説明 9・・・・・・天井パネル、10
・・・・・・床パネル、11,11 a・・・・・・梁
材、12・・・・・・小梁、13・・・・・・アングル
材、15・・・・・・側面パネル、16・・・・・・角
柱、17・・・・・・梁、18・・・・・・長孔、19
・・・・・・ボルト、21・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- 2個の部材を相対向させ、この部材間に複数個の部材を
並列に配置してなるパネルを箱形形状に組立てると共に
、同各パネルを結合して製作する箱形構造物に於いて、
前記相対向する部材とその間に架渡した部材との結合部
を差し込み部材と長溝又は長孔との係合による摺動可能
な構成として、同相対向する部材間の距離を調節できる
ようにしたことを特徴とする箱形構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978072027U JPS5817849Y2 (ja) | 1978-05-27 | 1978-05-27 | 箱形構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978072027U JPS5817849Y2 (ja) | 1978-05-27 | 1978-05-27 | 箱形構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54173508U JPS54173508U (ja) | 1979-12-07 |
JPS5817849Y2 true JPS5817849Y2 (ja) | 1983-04-11 |
Family
ID=28983335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978072027U Expired JPS5817849Y2 (ja) | 1978-05-27 | 1978-05-27 | 箱形構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817849Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837462B2 (ja) * | 1978-09-12 | 1983-08-16 | 積水化学工業株式会社 | 建物 |
JPS5913501U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | 積水化学工業株式会社 | 住宅ユニツト |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5086813A (ja) * | 1973-12-06 | 1975-07-12 |
-
1978
- 1978-05-27 JP JP1978072027U patent/JPS5817849Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5086813A (ja) * | 1973-12-06 | 1975-07-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54173508U (ja) | 1979-12-07 |
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