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JPS58153155A - 酸素センサ - Google Patents

酸素センサ

Info

Publication number
JPS58153155A
JPS58153155A JP57036973A JP3697382A JPS58153155A JP S58153155 A JPS58153155 A JP S58153155A JP 57036973 A JP57036973 A JP 57036973A JP 3697382 A JP3697382 A JP 3697382A JP S58153155 A JPS58153155 A JP S58153155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
sensor
electrodes
gap
pump element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57036973A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0221545B2 (ja
Inventor
Tetsumasa Yamada
哲正 山田
Yutaka Nakayama
豊 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Tokushu Togyo KK
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Nippon Tokushu Togyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd, Nippon Tokushu Togyo KK filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP57036973A priority Critical patent/JPS58153155A/ja
Priority to US06/402,071 priority patent/US4450065A/en
Publication of JPS58153155A publication Critical patent/JPS58153155A/ja
Publication of JPH0221545B2 publication Critical patent/JPH0221545B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/417Systems using cells, i.e. more than one cell and probes with solid electrolytes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4071Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure
    • G01N27/4072Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure characterized by the diffusion barrier

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  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は排気ガスなどの被測定ガス中の酸素濃度を測定
するための酸素センサに関する。更に詳しくは、比較的
11度依存性が少なくて、空燃比などを精密に測定する
ことができる酸素センサに関するものである。
自動準用エンジンの燃費改善及び排気ガス浄化のため、
吸入混合気の空燃比を理論空燃比(空気過剰率λ−1)
より^いリーン側で運転する方法が提案され、空気過剰
率λ≧1における空燃比を−1− 正確に測定できる酸素センサが求められている。
かかる用途の酸素センサの1つとして米国フォード社に
よって公表されたものがある(例えば特開昭56−13
0649)。
このセンサは電極を両面に設けた2枚の機状酸素イオン
導電性固体電解質焼結体を、一方はsI集汲み出し用ポ
ンプ素子に、他方は酸素濃度比測定用素子として、側壁
に小さな孔を穿った耐熱材料からなる円筒形スペーサを
挾んで積■して接部し、上記2つの板状素子部に囲われ
た室と酸素拡散孔とを形成してなるものである。しかし
て、酸素汲み出し用の酸素ポンプ素子に通電し上記孔を
通して被測定雰囲気からの拡散によるm1県の流入を治
しながら上記−われた型内の酸素を例えば酸素濃度比測
定用素子の出力即ち室内と外との酸素濃度比が常に一定
になるように汲み出すことにより、@素汲み出し電流が
被測定ガス雰囲気中の酸素濃度と対応することを利用し
て被測定ガス中のl索濃度を電気的に測定するというも
ので、雰囲気ガス1痩に対するセンサ出りのwA度依存
性の点で有−2− 利となるものである。しかしながら、上記m素センサは
2つの素子及び酸素拡散孔を穿った円筒形スペーサから
なり、その構造が複雑であって、一般にlll1liセ
ンサはミリメートル単位の大きさであるので、加工組み
立てによる生産性が非常に低いという欠点があった。
又、上記S素拡散孔は非常に小さいもので、自動中エン
ジン排気ガス中に設置したような場合においては、排気
ガスよりのデポジットのため、孔の径が小さくなったり
、場合によって完全に詰まってしまい、正確な酸素濃度
測定がしばしば不可能となった。又、孔が詰まらないに
しても、その径が非常に小さいことから、僅かなデポジ
ットを生じても、酸素の拡散効率に影響を及ぼし、測定
IIl[を低下させたのである。
酸素センサ特に空燃比測定用酸素センサの以上のような
欠点に鑑み、本発明者らは鋭意研究の結果、新規でかつ
i単な構造でしかも測定精度の^いセンサを開発したの
である。
即ら本発明の要旨とするところは、酸素イオン−3− 導電性固体電解質板の先側の両面に電極層を設けた素子
を、2枚閤隔をおいて平行状に配して上記先側に間一部
を設けて咳画素子を固定し、一方の素子を酸素ポンプ素
子、他方の素子を周囲雰囲気と前記ays部との酸素濃
度比測定用電池素子としたことを特徴とする酸素センサ
にある。
次に図を参照しつつ、具体的な実施例に基づいて説明し
てゆく。
第1図は本発明の酸素センサの第1実施例の平面図、第
2図はその裏面図、第3図はその11断面図を示す。こ
こにおいて、2及び3は素子であり、この内2が酸素ポ
ンプ素子、3が酸素濃度比測定用電池素子である。
酸素ポンプ素子2の主体はl!東クイオン導電性固体電
解質長方形の焼結板状体からなる。ポンプ素子2の先側
2aには、その表裏面の相対する位置でかつ先側の三方
の端縁から少しひかえた位置に耐熱金属層よりなる電極
4.5が正方形状に設けられている。一方の正方形電極
4の元側方向の2つの角の内の1つより耐熱金属層より
なる引き−4− 出し線4aが、板状体の元側2bへ真直ぐに伸びる帯形
状に設けられている。同様に他方の正方形電#に5の元
側方向の2つの角の内、電極4と反対側の角より引き出
し纏5aが板状体の元側2bへ真自ぐに伸びる帯形状に
設けられている。引き出し線5aは元側2bで板状体の
表裏を貫通しているスルーホール5dを通じて、その反
対面の取り出し部5bに電気的に接続されている。引き
出し纏48は元側2bで取り出し部4bを形成し、その
結果、同一面に2つの電極4.5の取り出し部4b 、
5bが配設されることになる。
電池素子3もポンプ素子2と同様に主体は酸素イオン導
電性固体電解質の長方形の焼結板状体からなる。電池素
子3の先側3aには、その表裏面の相対する中央よりの
位置に耐熱金属層よりなる電極6.7が正方形状に設け
られている。一方の正方形電極6の元側方向の2つの角
の内の1つより耐熱金属−よりなる引き出し糠6aが、
板状体の元側3bへ真−ぐに伸びる帯形状に設けられて
いる。同様に他方の正方形電極7の元側方向の2− 5
  一 つの角の内、電極6と反対側の角より引き出し線7aが
板状体の元側3bへ真直ぐに伸びる帯形状に設けられて
いる。引き出し翰6aは元側1bで板状体の表裏を貫通
しているスルーホール6dを通じて、その反対面の取り
出し部6bに電気的に接続されている。引き出し線7a
は元側3bで取り出し部7bを形成し、その結果、同一
面に、2つの電極6.7の取り出し部6b、7bが配設
されていることになる。
ポンプ素子2及び電池素子3の各板状体を形成している
固体電解質は酸素イオン導電体の性質を有することが必
要であり、ジルコニアのイツトリアあるいはカルシア等
との固溶体が代表的なものであり、その他二酸化セリウ
ム、二酸化トリウム、二酸化ハフニウムの各固溶体、ペ
ロブスカイト型酸化物固溶体、3価金属酸化物固溶体等
がamイオン導電性の固体電解質として使用可能である
各板状体の表面に形成される電極4.5.6.7、引き
出し輸4a 、5a 、6a 、7aおよび取り出し部
4b15b、6b、7bは耐熱金iuiよ−6− りなり主にPt、Ru、Pd、Rh、Ir、Au1Aa
等のペーストがプリント印刷焼結またはフレーム溶射ま
たは化学メッキもしくは蒸着などの方法を用いて被着形
成される。
これらは素子1枚毎に製作してもよいが、一般に生産性
を考慮して、焼結前の固体電解質の大型の生のセラミッ
クシートに電極用等の金属ペーストを多数同時にプリン
ト印刷し、その後、素子毎に切り抜き焼成する方法を採
用するのが有利である。
次に画素子2.3を@膝部9を有する一体の酸素センサ
に組み立てるには、画素子2.3の各々の元側2b 、
3bにて耐熱性無機質接着剤等を用いて平行に一定閤隔
に貼り合わせることによりなされる。
この画素子を一定閤隔に平行に貼り合わせるには例えば
次のような方法が採られる。まず片方の素子の元側接着
面に耐熱性無機質接着剤例えばセラミック系接着剤を適
量塗布する。次に、厚みの均一なスペーサ、例えば、ゲ
ージあるいは厚さ−7− 0,01〜0.05−一の紙、ビニール、アルミホイル
等を一枚又は複数枚重ねて2つの素子の先側に挾んで押
圧し、接着剤を画素子の元側接稠面全面に押し拡げ、は
み出た余分の接着剤を取り除いた後、加熱処理して接着
剤を固める。
上記画素子闇の間隔は素子形状及び電極面積にもよるが
電池素子の出力を適当に選択することにより、例えば、
10oll物正方形状電極の場合、0.01〜0.5m
鋤まで可能であり、比較的大電流領域1mA〜100m
Aで使用する場合はやや広く、比較的低電流領域0.1
1A〜10mAで使用する場合はやや狭くとるといった
ように必襞に応じて変化させることができる。尚、これ
らの電流領域により検出できる酸素濃度は0.1%以下
から約10%程度まで可能である。それ故、本センサは
前記スペーサの厚みを変更するだけで、素子間隔が所望
の広さに製造工程で簡単に設計変更できるので、電流量
の調整も簡単にできる特徴を有する。
本発明の空燃比測定用酸素センサによる測定方−8− 法は、例えば次のごとくなされる。
第1実施例のセンサを測定用雰囲気中に入れ、片方の酸
素ポンプ素子の外側の電極4に正、内側の電極5に負の
電圧を印加することにより、ポンプ素子2の固体電解質
内を酸素イオンが内側電極5より外側電極4へ移動し、
ポンプ素子2と電池素子3の国の間隙部9に存在する酸
素がポンプ素子2の外側へ汲み出される。
上記の如く間隙部9より酸素が汲み出されると、電池素
子3の外側つまり周囲雰囲気と間隙部9との闇にII秦
濃度の差を生ずる。この濃度差により、電池素子3に起
電力を生ずるのである。この場合の起電力Eは、周囲雰
囲気の酸素分圧をPC,flIil隙部9の酸部9圧を
Pa、気体定数をR1絶対温度をT1ファラデー常数を
Fとすると、次のNernstの式で表わされる。
E= (RT/4F)−In(Pc /Pa )、F2
起動力は、センサにその1wl陣部9の3方向から拡散
流入する酸素最と、ポンプ素子2により間隙部9から外
側へ汲み出されるI!素■とが平衡−9− に達した時点で一定となる。そしてこの起動力Eが予め
定めた一定値に維持されるように、ポンプ素子側に流す
電流量を変化させると、定温においてその電流flk4
1t1周囲雰囲気内の@素の含有率にほぼ直線的に比例
することになり、電流量に温度補償を加味して演算処理
することにより、酸素濃度を求めることができる。
又、センサを自動車排ガス中の酸素製置測定に適用した
場合、排ガス中のカーボンやミストによるデポジットが
センサの偏った部分に発生しても、本発明のセンサの特
徴として@酸部9の3方向が全て酸素拡散のための入口
となっていることから、前記デポジットによる酸素拡散
曇への影響が少なく、測定精痩への影響がほとんどない
のである。
第5図は本発明の第2実施例を示す。この第2実施例は
第1実施例のセンサに更に加熱素子10.11をセンサ
両面から付設したものである。
加熱素子10111はセンサより少し長辺方向が短かい
長方形のアルミナ、スピネルなどの絶縁性無機質板状体
10c、11cからなり、その先−10− 1110a、11aに厚h 方向1.− 打チ扱6% 
T 111j 4.7の位置及び形状に適合させた孔1
3を有している。この孔13の周囲の板状体10c、1
10の表面には、発熱抵抗体12が波形に配設され、元
1110b、11b寄りの発熱抵抗体端部12aで2本
の引き出し纏12tlと接続している。この2本の引き
出し翰12bは端部12aから元側10b、11bへ伸
び、各々その先端は取り出し部12Cを形成している。
前記発熱抵抗体12、引き出し纏12b及び取り出し部
12cは耐熱金属−よりなるが、発熱抵抗体12はpt
 、Al1等の耐熱金属のペーストを使用して、引き出
し纏12b及び取り出し部12cも主にpt等の耐熱金
属のペーストを使用して、プリント印刷にて形成される
。なお上記発熱抵抗体12や引き出し線12cなどはセ
ラミック中に埋設するならばタングステンなどの^融点
金属の印刷も適用することができる。
上記の加熱素子10,11は第1実施例のセンサとグリ
ーンの状態でその先側をそろえて圧着後−11− 一体にm成するか、あるいは焼結後の状態で接輪するか
することにより、第2実施例のセンサが形成される。こ
の加熱素子の取り出し部12Cに通電することにより、
引き出し線を介して発熱抵抗体が通電され発熱する。そ
れ故、電流饅を調節づることにより、酸素センサ全体の
温度を調節し、被測ガスの11度が低いときに素子特に
ポンプ素子の活性を^め、また測定時に温度補償を与え
るので、より精密、正確な測定が可能となる。ここで素
子の寸法は931m〜70−1横3wn〜Qmm、岸さ
0,5mm〜5mg+のちのが通常使用される。
以上詳述した如く、本発明の酸素センサは、酸素イオン
導電性固体電解質板の先側の両面に電楡層を設けた素子
を、2枚閣隔をおいて平行状に配して上記先側に閤一部
を設けて該画素子を固定し、一方の素子を酸素ポンプ素
子、他方の素子を周囲雰囲気と前記tmm部との酸素濃
度比測定用電池素子とすることにより、センサの素子電
極の周囲の内、3方向全てが、酸素拡散流入のための入
り[1となり、それによって排ガス中の酸素濃度の測定
−12− 等においてデポジットの堆積があっても、拡散流入口が
センサの周囲に広範囲にわたっていることから、酸素拡
散−にほとんど影響を与えず、長期にわたって十分に精
密で正確な酸素濃度の測定ができるのである。又、その
構造が簡単なところから、本発明のamセンサは製造が
容易で品質管理がし易く、設計変更特に閣一部の広さの
変更が容易であることにより、画素子の入力めるいは出
力電力を自由に調節でき、各種部所に適用が容易である
という長所も有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1WAは本発明−県センサの第1実施例の平面図、第
2図はそのIi面図、第3図はそのト]断面図、第4図
はその斜視図、第5図は第2実施例の斜視図である。 2・・・−素濃直比測定用電池素子 3・・・酸素ポンプ素子 4.5.6.7・・・電極 2c 、3c・・・酸素イオン導電性固体電解質板9・
・・閣一部 −13− 10,11・・・加熱素子 −14− 第1図 2 第3図 第4図 第5図 手続補正書泊発) 昭和57年 6月11日 特許庁長官  島 1)春 樹 殿 1、 事件の表示 昭和57年特許願第36973号 2、 発明の名称 銭°桑センサ ;3.  補正をする者 事件との関係  特許出願人 (17vI      名古屋市瑞穂区^辻町14番1
8号氏 名(名称>   (454)日本特殊陶業株式
会社代表者小川修次 4、代理人〒460 住 所   名古屋市中区錦二丁目9番27号5、 補
正により増加する発明の数   なし6、 補正の対象 明細^全文、第3図 明  細  書 1、発明の名称 酸素センサ 2、特許請求の範囲 1  IImIオン導電性固体電解質板の先側の両面に
電極層を設けた素子を、2枚間隔をおいて平行状に配し
て上記先側に間隙部を酸6ノて該画素子を固定し、一方
の素子をII素水ポンプ素子他方の素子を周囲雰囲気と
前記間隙部との酸素濃度比測定用電池素子としたことを
特徴とする酸素センサ。 3、発明の詳細な説明 本発明は排気ガスなどの被測定ガス中の酸素濃度を測定
するための酸素センサに関する。更に詳しくは、比較的
温度依存性が少なくて、空燃比などを精密に測定するこ
とができる酸素センサに関するものである。 自動中用エンジンの燃費改善及び排気ガス浄化のため、
機入混合気の空燃比を理論空燃比(空気過剰率λ−1)
より^いリーン側で運転する方法が提案され、空気過剰
率λ≧1における空燃比を−1− 正確に測定できる酸素センサが求められている。 かかる用途の酸素センサの1つとして米国フィード社に
よって公表されたものがある(例えば特開昭56−13
0649)。 このセンサは電極を両面に設4Jだ2枚の板状酸素イオ
ン導電性固体電解質焼結体を、一方は#IlI本ポンプ
素子に、他方は酸素濃淡電池素子として、側壁に小さな
孔を穿った耐熱材料からなる円筒形スペーサを挾んで積
層して接着し、上記2つの根状素子間に囲われた室と酸
素拡散孔とを形成してなるものである。しかして、酸素
ポンプ素子に通電し上記孔を通して外界雰囲気即ち被測
定雰囲気との間の拡散による酸素の流通を許しながら上
記囲われた室内の酸素を、例えば酸素濃淡電池素子の出
力即ち室内と外との酸素濃度比が常に一定になるように
汲み出すことにより酸素汲み出し電流が被測定ガス雰囲
気中の酸素濃度と対応することを利用して被測定ガス中
の酸素濃度を電気的に測定するというものである。かか
る方式のセンサは、酸素ポンプ素子と酸素濃淡電池素子
とをそれぞれ−2− 個別に設けるので、雰囲気ガス温度に対するセンサ出力
の温度依存性の点で有利となるものである。 しかしながら、上記酸素センサは2つの素子及びam拡
散孔を穿った円筒形スペーサからなり、そして、上記酸
素拡散孔は非常に小さいものであるので応答性が劣り、
又、自助型エンジン排気ガス中に設置したような場合に
おいては、排気ガスよりのデポジットのため、孔の径が
小さくなったり、場合によって完全に詰まってしまい、
正確な酸素濃度測定がしばしば不可能となった。又、孔
が詰まらないにしても、その径が非常に小さいことから
、僅かなデポジットを生じても、酸素の拡散効率に影響
を及ぼし、測定精度を低下させたのである。 酸素センサ特に空燃比測定用酸素センサの以上のような
欠点に鑑み、本発明者らは鋭意研究の結果、応答性の点
で有利でありかつ簡甲な構造でしかも測定精度の高い新
規なセンサを開発したのである。 即ら本発明の要目とするところは、酸素イオン−3− 導電性固体電解質板の先側の両面に電極層を設けた素子
を、2枚間隔をおいて平行状に配して上記先側に間隙部
を設けて該画素子を固定し、ljの素子を酸素ポンプ素
子、他方の素子を周囲雰囲気と約2間隙部との酸素濃度
比測定用電池素子としたことを特徴とする酸素センサに
ある。 次に図を参照しつつ、具体的な実施例に鉢づいて説明し
てゆく。 第1図は本発明の酸素センサの第1実施例の平面図、第
2図はその裏面図、第3図はその[1−I[1断面図を
示す。ここにおいて、2及び3は素子であり、この内2
が酸素ポンプ素子、3が酸素1IrIi比測定用電池素
子である。 酸素ポンプ素子2の主体は酸素イオン導電性固体電解質
の長方形の焼結板状体からなる。ポンプ素子2の先側2
aには、その表裏面の相対する位置でかつ先側の三方の
端縁から少しひかえた位置にここでは厚膜技術を用いて
被着形成した、多孔質の耐熱金属層よりなる電極4.5
が正方形状に設けられている。一方の正方形電極4の元
側方向 □−4− の2つの角の内の1つより耐熱金属層よりなる引き出し
纏4aが、板状体の元側2bへ真直ぐに伸びる帯形状に
設けられている。同様に他方の正方形電極5の元側方向
の2つの角の内、電極4と反対側の角より引き出しm5
aが板状体の九112bへ真直ぐに伸びる帯形状に設け
られている。引き出し翰5aは元側2bで板状体の表裏
を貫通しているスルーホール5dを通じて、その反対向
の取り出し部5bに電気的に接続されている。引き出し
縮4aは元側2bで取り出し部4bを形成し、イの結果
、同一面に2つの電極4.5の取り出し部4b、5bが
配設されることになる。 電池素子3もポンプ素子2と同様に主体はm東イオン導
電+!IvA体電解質の長方形の焼結板状体からなる。 電池素子3の先側3aには、その表裏面の相対する中央
よりの位置に前記ポンプ素子の場合と同じくして形成し
た耐熱金属層よりなる電極6.7が正方形状にμけられ
ている。一方の正方形電極6の元側方向の2つの角の内
の1つより耐熱金属層よりなる引き出し線6aが、板状
体の元−5− 側3bへ真白ぐに伸びる帯形状に設けられている。 同様に他方の正方形電極7の元側方向の2つの角の内、
電極6と反対側の角より引き出し17aが板状体の元側
3bへ真直ぐに伸びる帯形状に設けられている。引き出
し#6aは元側1bで板状体の表裏を貫通しているスル
ーホール6dを通じて、イの反対面の取り出し部6bに
電気的に接続されている。引き出しI!7aは元側3b
で取り出し部7bを形成し、その結果、同一面に、2つ
の電極6.7の取り出し部6b、7bが配設されている
ことになる。 ポンプ素子2及び電池素子3の各板状体を形成している
固体電解質は酸素イオン導電体の性質を有することが必
要であり、ジルコニアのクツ1−リアあるいはカルシア
等との固溶体が代表的なものであり、その他二酸化セリ
ウム、二酸化トリウム、二酸化ハフニウムの各固溶体、
ペロブスカイト型酸化物固溶体、3価金属酸化物固溶体
等が@木イオン導電性の固体電解質として使用可能であ
るが、ここでは酸化イツトリウムで部分安定化したジル
−6− コニアを用いた。 各板状体の表面に形成される電極4.5.6.7、引き
出し翰4a 、5a 、6a 、7aおよび取り出し部
4b 、5b 、6b 、7bは耐熱金属層よりなり主
にPt、Ru、Pd1RhS Ir、Au、Ag等の、
ここではペーストをプリント印刷後焼結して形成したが
フレーム溶射または化学メッキもしくは蒸着などの方法
を用いて被犠形成してもよい。またF配電極上にアルミ
ナ、スピネル等の多孔質保amを設けることもできる。 これらは素子1枚毎に製作してもよいが、一般に生産性
を考慮して、焼結前の固体電解質の大型の生のセラミッ
クシートに電極用等の金属ペーストを多数同時にプリン
ト印刷し、その後、素子毎に切り抜き焼成する方法を採
用するのが有利である。 次に画素子2.3を間隙部9を有する一体の酸素センサ
に組み立てるには、画素子2,3の各々の元側2b 、
3bにて耐熱性無機質接着剤等を用い(平行に一定間隔
に貼り合わせることによりな−7− される。 この画素子を一定間隔に平行に貼り合わせるには例えば
次のような方法が採られる。まず片方の素子の元側接着
面に耐熱性無機質接着剤例えばしラミック系接着剤を適
−塗布する。次に、厚みの均一なスペーサ、例えば、ゲ
ージあるいは厚さ0.01〜0.05m−の紙、ビニー
ル、アルミホイル等を一枚又は複数枚重ねて2つの素子
の先側に挾んで押圧し、接着剤を画素子の元側接着面全
面に押し拡げ、はみ出た余分の接着剤を取り除いた後、
加熱処理して接着剤を固める。 上記画素子間の間隔は素子形状及び電極面積にもよるが
電池素子の出力を適当に選択することにより、例えば、
10011IIlの正方形状電極とし、素子の板状体の
端縁からのひかえ寸法(第3図の立)を0.5−一〜3
−■とする場合、0.01〜0.51まで可能であり、
比較的大電流領域11△〜100mAで使用する場合は
やや広く、比較的低電流領域0.1mA〜10mAで使
用する場合はやや狭くとるといったように必要に応じて
変化させ−8− ることができる。尚、これらの電流領域により検出でき
る酸素濃度は0.1%以下から約10%程度まで可能で
ある。それ故、本センサは前記スペーサの厚みを変更す
るだけで、素子間隔が所望の広さに顎造工程で簡単に設
計変更して電流鰻の調整が簡単にできるという利点も有
する。 本発明の空燃比測定用酸素センサによる測定方法は、例
えば次のごとくなされる。 第1実論例のセン1Jを測定用雰囲気中に入れ、片方の
酸素ポンプ素子の外側の電極4に正、内側の電極5に負
の電圧を印加することにより、ポンプ素子2の固体電解
質内を酸素イオンが内側電極5より外側電極4へ移動し
、ポンプ素子2と電池素子30閣の問一部9に存在する
酸素がポンプ素子2の外側へ汲み出される。 上記の如く間隙部9より酸素が汲み出されると、電池素
子3の外側つまり周囲雰囲気と間隙部9との間に酸素濃
度の差を生ずる。この濃度差により、電池素子3に起電
力を生ずるのである。この場合め起電力Eは、周囲雰囲
気の酸素分圧をPc、間−9− 酸部9の平均的酸素分圧をPd2気体定数をR1絶対温
度をT1ファラデー常数をFとすると、次のN ern
stの式で表わされる。 E−(RT/4F)−In(Pc /Pa )上記起動
力は、センサにその間隙部9の37j向端部から自由に
拡散流入する酸素量と、ポンプ素子2により間隙部9か
ら外側へ汲み出されるS+*鎖とが速やかに平衡に達し
た時点で一定となる。 そしてこの起動力Eが予め定めた一定値にH持されるよ
うに、ポンプ素子側に流す電流量を変化させると、定温
においてその電流量は、周囲雰囲気内の酸素の含有率に
ほぼ直線的に比例することになり、電流量に温度補償を
加味して演W処理することにより、酸素濃度をその変化
に対するQ好な追従性を保持しつつ求めることができる
。 又、センサを自動串排ガス中のI!素11度測定に適用
した場合、排ガス中のカーボンやミストによるデポジッ
トがセンサの偏った部分に発生しくも、本発明のセンサ
の特徴として間隙部9の3h向が全て酸素拡散のための
入口となっていることから、−10− 前記デポジットによる**拡1[11への影響が少なく
、測定精陳への影響がほとんどないのである。 第5図は本発明の第2実施例を示す。この第2実施例は
第1実施例のセンサに更に加熱素子10.11をセンサ
両面から付設したものである。 加熱素子10.11はセンサより少し長辺方向が短かい
長方形のアルミナ、スピネルなどの絶縁性無機質板状体
10c、11cからなり、その先1110a、11aに
厚み方向に打ち抜いて電極4.7の位置及び形状に適合
させた孔13を有している。この孔13の周囲の板状体
10.C,110の表面には、発熱抵抗体12が波形に
配設され、元側1ob1i1b寄りの発熱抵抗体端部1
2aで2本の引き出し纏12bと接続している。この2
本の引き出し翰12bは端部12aから元側10b11
1bへ伸び、各々その先端は取り出し部12Cを形成し
ている。前記発熱抵抗体12、引き出しm1ll 2b
及び取り出し部12cは耐熱金属層よりなるが、発熱抵
抗体12はPt 、Al1等の耐熱金属のペーストを使
用して、引き出し線12b−11− 及び取り出し部12cも主にpt等の耐熱金属のペース
トを使用して、プリント印刷にて形成される。なお上記
発熱抵抗体12や引き出しll1112Cなどはセラミ
ック中に埋設するならばタングステンなどの高融点金属
の印刷も適用することができる。 上記の加熱素子10.11は第1実施例のセンサとグリ
ーンの状態でその先側をそろえて圧着後一体に焼成する
か、あるいは焼結後の状態で接猟するかすることにより
、第2実施例のセンサが形成される。この加熱素子の取
り出し部12cに通電することにより、引き出し線を介
して発熱抵抗体が通電され発熱する。それ故、電流量を
調節することにより、酸素センサ全体の瀧痕を調節し、
被測ガスの温度が低いとぎに素子特にポンプ素子の活性
を^め、また測定時に温度補償を与えるので、より精密
、正確な測定が可能となる。 ここで各素子の板状体の寸法はll5IIIl〜70@
lIl、横311−〜10−1厚さ0.5mm前後のも
のが通常使用される。 −12− この発明の酸素センサは、センサのさらされる被測定雰
囲気の酸素分圧と、酸素ポンプ素子の汲み出し若しくは
汲み入れ電流(この電流は、囲われた室内から被測定雰
囲気へ又はその逆方向へ酸素ポンプ素子を通して移送さ
れる酸素分子の鋤に直接関係するーである)と、被測定
雰囲気とは孔で連通ずる上記囲われた室内の酸素分圧と
1−2被測定雰囲気中のIIjIIi分圧との比従って
周知のNernstの式により示される通りSX濃淡電
池の出力とが定常状態下では関数関係にあることを利用
して被測定雰囲気中の酸素分圧を測定しようとするbの
であるので、上記実施例で記した方法に限らず他の方法
、例えば酸素ポンプ素子の汲み出し電流を一定に制御す
る条件下で被測定雰囲気中の酸素分圧が酸素濃淡電池素
子の出力と対応することを利用する方法に供することも
できる。 以上詳述した如く、本発明の酸素センυは、酸素イオン
導電性固体電解質板の先側の両面に電極層を設けた素子
を、2枚園隔をおいて平行状に配してt2先側に閤一部
を設けて該画素子を固定゛し、−13− 一方の素子を酸素ポンプ素子、他方・の素子を周囲雰囲
気と前記間隙部との酸素濃度比測定用電池素子とするこ
とにより、センサの素子電極の周囲の内、3方向全てが
、酸素拡散流入のための入り口となり、酸素の拡散時間
が短縮され、また排ガス中の酸素濃度の測定等において
デポジットの堆積があっても、拡散流入口がセンサの周
囲に広節囲にわたっていることから、酸素拡散量にほと
んど影響を与えず、長期にわたって十分に精密でtLl
な酸素濃度の測定ができるのである。又、イの構造が簡
単なところから、本発明の酸素センサは製造が容易で品
質管理がし易く、設計変更特に間隙部の広さの変更が容
易であることにより、画素子の入力あるいは出力電力を
自由に調節でき、各種部所への適用が容易であるという
長所も有づるのである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明酸素センサの第1実施例のψ面図、第2
図はその裏面図、第3図はそのm−m断面図、第4図は
その斜視図、第5図は第2実施例−14− 2・・・酸素濃度比測定用電池素子 3・・・酸素ポンプ素子 4.5.6.7・・・電極 2c 、3c・・・1m!秦イオン導電性固体電解質板
9・・・間隙部 10.11川加熱素子 代理人 弁理士 定立 勉 −15−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 11!東イオン導電性固体電解質板の先側の両面に電極
    層を設けた素子を、2枚閤隔をおいて平+i状に配して
    、E記先側に閣一部を設けて該画素子を固定し、一方の
    素子を酸素ポンプ素子、他方の素子を周囲雰囲気と前記
    1III部との酸素濃度比測定用電池素子としたことを
    特徴とする酸素センサ。
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