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JPS5814741B2 - ハンドウタイチユウヘノフジユンブツカクサンホウホウ - Google Patents

ハンドウタイチユウヘノフジユンブツカクサンホウホウ

Info

Publication number
JPS5814741B2
JPS5814741B2 JP50152664A JP15266475A JPS5814741B2 JP S5814741 B2 JPS5814741 B2 JP S5814741B2 JP 50152664 A JP50152664 A JP 50152664A JP 15266475 A JP15266475 A JP 15266475A JP S5814741 B2 JPS5814741 B2 JP S5814741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
forming
group
oxide
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50152664A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5275268A (en
Inventor
古池進
松田俊夫
神原銀次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP50152664A priority Critical patent/JPS5814741B2/ja
Priority to US05/751,124 priority patent/US4102715A/en
Priority to DE2657415A priority patent/DE2657415C2/de
Priority to FR7638415A priority patent/FR2335950A1/fr
Priority to GB53080/76A priority patent/GB1581726A/en
Publication of JPS5275268A publication Critical patent/JPS5275268A/ja
Publication of JPS5814741B2 publication Critical patent/JPS5814741B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Local Oxidation Of Silicon (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体基板にほう素またはアルミニウムまた
はガリウム等の■族低濃度層と高濃度層を選択的に同時
に形成する方法に関する。
シリコン基板表面に形成された酸化ほう素(B203)
、酸化アルミニウム(Al203)、酸化ガリウム(G
a203)膜、あるいは、これらの酸化物のそれぞれに
酸化け(ハ)素との混合膜(Si02−B203 t
Si02−Al203 s Si02−Ga2一〇3)
は、シリコンへの不純物拡散源として使用される。
これらの酸化膜は、たとえば、ほう素に関しては、30
0〜700℃の有機ほう素化合物あるいは、これと有機
ンランとの酸化反応または熱分解反応、ジボラン(B2
H6)、ンラン(Si一H4)の酸化反応によシシリコ
ン表面に形成される。
アルミニウム、ガリウムについても、それぞれの有機化
合物あるいはハロゲン化物から、同様に酸化膜が形成さ
れる。
こうした膜形成後、800〜1200℃で酸素、あるい
は窒素気流中、あるいはこれらの混合ガス中などで適当
な時間置くことにより、シリコン基板中にほう素あるい
はアルミニウム、ガリウムが拡散する。
この拡散による接合深さと表面濃度は、温度、時間、酸
化膜中の不純物のほう素(あるいはアルミニウム、ガリ
ウム)温度などによって決定され、特に表面濃度は酸化
膜中の不純物濃度に大きく依存する。
表面濃度はこの方法により10t6〜1020/cm3
の範囲が得られるが、実用的には1018/cm3以上
であり、1016〜17/cm3以下は酸化膜中のほう
素(あるいはアルミニウム、ガリウム)濃度を非常に小
さくコントロールしなければならず、再現性を期待でき
ない。
従って、シリコン基板中に高濃度層と低濃度層を形成す
るに際して、得られるそれぞれの層の表面濃度は101
8/cm3以上であって両者の濃度差を大きくできない
ばかりか、高濃度層と低濃度層形成のため、それぞれに
対して、膜形成、拡散を別々に行わなければならない。
これは工程が面倒のみならず、加熱工程の繰り返しは結
晶基板に欠陥を増加して好ましくない。
本発明はト述の問題を解決するものであり、シリコン基
板に、ほう素またはアルミニウムまたはガリウム等の■
族不純物の高濃度および低濃度の拡散層を選択的に同時
に形成する方法を与えるものである。
すなわち、本発明は(1)シリコン結晶基板に不純物拡
散源となるほう素およびほう素酸化物(またはアルミニ
ウムおよびアルミニムラ酸化物、またはガリウムおよび
ガリウム酸化物)のうち少なくとも一方を含む膜を形成
する第一工程と、その上の所定個所に酸化けい素膜を形
成する第二工程と、その後アンモニアを含む雰囲気中で
高温熱処理を行う第三工程からなシ、第三工程と同時に
あるいはさらに必要な高温熱処理によって表面濃度、接
合深さの異なる拡散層を選択的に同時に形成することを
特徴としており、あるいはまた(2)シリコン結晶基板
表面の所定個所に酸化けい素膜を形成し、次いで第一、
第二、第三工程を行い、表面濃度、接合深さの異なる拡
散層を選択的に同時に形成することを特徴にしており、
さらにまた(3)シリコン結晶基板表面の所定個所に酸
化けい素膜を形成し、次いで上記の第一工程を行い、そ
の後、第三工程を行って表面濃度、接合深さの異なる層
を選択的に同時に形成することを特徴とするものである
すなわち、本発明のごとく酸化ほう素一酸化けい素膜(
または酸化アルミニウム、または酸化ガリウム)を60
0〜1200℃の範囲でアンモニア処理するか、アンモ
ニアの存在下で拡散することによって表面濃度1016
〜10l7/CML3以下の拡散が実用的に可能となる
本発明の方法によれば、アンモニアにより、酸化膜中の
ほう素(またはアルミニウム、またはガリウム)に結合
している酸素が窒素に置換され、B−N(またはAl−
N,Ga−N)結合が形成される。
この結合が形成されると、混合膜中のほう素(またはア
ルミニウム、またはガリウム)は拡散を抑制され、シリ
コン中には導入されにくくなる。
したがってこの処理によって、従来のドープドオキサイ
ト法よりも表面濃度を2〜3桁低くずることが可能であ
る。
すなわち、前述のように、従来法によって得られる10
18〜1020/cIrL3の表面濃度がアンモニア処
理により、1016〜10l7/cIrL3になる。
従って厚い酸化けい素膜をアンモニアに対するマスクと
して、この一部に窓をあけると、窓部のみがアンモニア
の影響を受け、窓部外と異なった拡散が生じ、しかも上
記の理由により濃度差の大きい結果が得られるわけであ
る。
つぎに本発明の方法を詳細に説明する。
第1図A,B,Cけそれぞれ上記(1) , (2)
, (3)の方法を示すものである。
第1図において、1はシリコン基板、2はたとえばS
102 B2 03膜、3はSiO2膜、4はSiO
2膜5に形成された窓、5は低濃度拡散層、6は高濃度
拡散層、Iはシリコン基派1の表面に選択的に形成され
たSiO2膜である。
まず、第1図Aによれば、上記アンモニアは窓4からの
み作用し、この窓下のSiO2−B203膜2のほう素
は拡散を抑制され、シリコン基板1には低い表面濃度、
浅い接合深さの拡散層5が形成され、一方SiO2膜3
で覆われたSiO2−B2O3膜はアンモニアの処理を
受けないため、高い表面濃度、深い接合を有する拡散層
6が形成される。
BけSiO2膜7直下への不純物の拡散を阻止したもの
であって、この場合もS i02膜直下以外へ人と同じ
く、それぞれ異なる拡散層5,6を形成することができ
る。
CはBにおいて、SiO2膜3を形成せず、選択的に低
濃度拡散層5を選択的に形成したものである。
つぎに本発明の実施例を示す。
N形のンリコン基板1(比抵抗6〜10Ωcrn)に4
00℃で7ランと窒素の混合ガス(シラン濃度5チ)の
流量2 7 0ml/min,ジボランと窒素の混合ガ
ス(ジボラン濃度0.5%)の流量150ml/min
、窒素4017min,酸素100ml/minの条件
で酸化けい素一酸化ほう素混合膜2を厚さ1000人で
形成する。
次iでジボランを止め、この上に上記条件で酸化けい素
膜3を10000Å形成する。
この酸化けい素膜3の一部を写真食刻法により幅30μ
で格子状に除去する。
この後、アンモニア気流中(流量2l/min1000
℃で30分熱処理を行う。
拡散は窒素気流中(流量1l/min)、1150℃で
30分行う。
この結果、酸化膜3を除去した部分では、拡散層5の表
面濃度3×10l7/cm3接合深さ0.8μ−であり
、その他の部分の拡散層6の表面濃度2×1020/c
m3、接合深さ2.3μであった。
第2図に角度研磨により20倍に拡大した拡散層の断面
写真を示した。
なおこの写真においては弗酸によるステインエッチによ
り酸化膜は除去されている。
このように、酸化膜を除去した部分ではアンモニア処理
の効果を受け、拡散が抑制されて表面濃度が低下し、酸
化けい素膜直下ではアンモニアの酸化けい素一酸化ほう
素膜への侵入が防がれるので高濃度拡散が行われる。
アルミニウムやガリウムの場合も、酸化アルミニウム一
酸化けい素膜、酸化ガリウム一酸化けい素膜をシリコン
表面に形成して旧記と同様の処理により同様な結果を得
る。
以上のように、本発明によれば、不純物の選択同時拡散
が容易となるため、素子の高耐圧化、ホトアバランンエ
ダイオード等の低濃度および高濃度拡散を必要とする素
子に特に有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは本発明にかかる方法の説明図である
。 第2図は本発明の方法により形成した拡散層の断面写真
である。 1・・・・・・シリコン基板、2・・・・・・SiO2
−B203膜、3・・・・・・SiO2膜、4・・・・
・・窓、5・・・・・・低濃度拡散層、6・・・・・・
高濃度拡散層、7・・・・・・S 102膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体結晶基板に不純物拡散源となる■族元素およ
    び■族元素の酸化物のうち少くとも一方を含む膜を形成
    する工程と、この膜上の所定個所に酸化け9素膜を形成
    する工程と、その後アンモニアを含む雰囲気中で高温熱
    処理を行う工程とを備え、この工程と同時にあるいはさ
    らに必要な高温熱処理によって表面濃度、接合深さの異
    なる拡散層を選択的に同時に形成することを特徴とする
    半導体中への不純物拡散方法。 2 半導体結晶基板表面の所定個所に酸化けい素膜を形
    成し、次いで同基板の不純物拡散源となる■族元素およ
    び■族元素の酸化物のうち少なくとも一方を含む膜を形
    成することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    半導体中への不純物拡散方法。 3 半導体結晶基板表面の所定個所に酸化けい素膜を形
    成する工程と、上記基板および酸化けい素膜上に不純物
    拡散源となる■族元素および■族元素の化合物のうち少
    くとも一方を含む膜を形成し、その後アンモニアを含む
    雰囲気中で高温処理を行う工程を備え、前記■族元素を
    前記半導体結晶基板中に選択的に拡散することを特徴と
    する半導体中への不純物拡散方法。
JP50152664A 1975-12-19 1975-12-19 ハンドウタイチユウヘノフジユンブツカクサンホウホウ Expired JPS5814741B2 (ja)

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JP50152664A JPS5814741B2 (ja) 1975-12-19 1975-12-19 ハンドウタイチユウヘノフジユンブツカクサンホウホウ
US05/751,124 US4102715A (en) 1975-12-19 1976-12-16 Method for diffusing an impurity into a semiconductor body
DE2657415A DE2657415C2 (de) 1975-12-19 1976-12-17 Verfahren zum Eindiffundieren von Fremdstoffen in ein Halbleitersubstrat
FR7638415A FR2335950A1 (fr) 1975-12-19 1976-12-20 Procede pour realiser la diffusion d'une impurete dans un corps semi-conducteur
GB53080/76A GB1581726A (en) 1975-12-19 1976-12-20 Method for diffusing an impurity into a semiconductor body

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JPS5275268A JPS5275268A (en) 1977-06-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50152661A (ja) * 1974-05-28 1975-12-08

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JPS50152661A (ja) * 1974-05-28 1975-12-08

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