JPS581341B2 - 風量制御器 - Google Patents
風量制御器Info
- Publication number
- JPS581341B2 JPS581341B2 JP12238879A JP12238879A JPS581341B2 JP S581341 B2 JPS581341 B2 JP S581341B2 JP 12238879 A JP12238879 A JP 12238879A JP 12238879 A JP12238879 A JP 12238879A JP S581341 B2 JPS581341 B2 JP S581341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air volume
- filter
- flow path
- volume controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、空気調和給排気装置の風量制御に係り、特に
、騒音対策を施した風量制御器に関するものである。
、騒音対策を施した風量制御器に関するものである。
従来、空気調和給排気装置における風量制御器としては
、第1図に示す対向翼形ダンパあるいは第2図に示す平
行翼形ダンパが使用されている。
、第1図に示す対向翼形ダンパあるいは第2図に示す平
行翼形ダンパが使用されている。
これらの風量制御器は空調ダクト系の途中あるいは末端
に設けられ、第1図、第2図に示すように、角筒状のケ
ーシング12内部に、鉄板を平板状に加工して羽根14
としたものを、その長手方向に回転軸16を設け、縦列
的に1組傾斜可能に取付けた構造をしている。
に設けられ、第1図、第2図に示すように、角筒状のケ
ーシング12内部に、鉄板を平板状に加工して羽根14
としたものを、その長手方向に回転軸16を設け、縦列
的に1組傾斜可能に取付けた構造をしている。
風量を制御するには、第1図あるいは第2図の矢印と点
線で示す如く、羽根14の傾斜角度を変更して、ケーシ
ング12内部の流路面積を制御して行なう。
線で示す如く、羽根14の傾斜角度を変更して、ケーシ
ング12内部の流路面積を制御して行なう。
即ち、空気の流れ方向Xと、羽根14の板面が直角な時
は、ケーシング12内の流路面積は0であり、空気は流
れない。
は、ケーシング12内の流路面積は0であり、空気は流
れない。
その状態から図中矢印の方向へ、羽根14を傾斜させて
いくと流路面積が増え始め、板面が、空気の流れ方向X
と平行になった時、流路面積は最大となる。
いくと流路面積が増え始め、板面が、空気の流れ方向X
と平行になった時、流路面積は最大となる。
この時、第1図に示した対向翼形ダンパでは、取付けら
れた2つの羽根が互いに逆方向に傾斜するが、第2図の
平行翼形ダンパでは、2つの羽根が同方向へ傾斜する。
れた2つの羽根が互いに逆方向に傾斜するが、第2図の
平行翼形ダンパでは、2つの羽根が同方向へ傾斜する。
しかしながら上記いずれの方式にても、羽根14が平板
状であるため、空気が流れている時に羽根14を開閉す
ると、気流の偏流や剥離を誘発し易い。
状であるため、空気が流れている時に羽根14を開閉す
ると、気流の偏流や剥離を誘発し易い。
これら空気流中の偏流や剥離は高い騒音を発生し、従来
この種の風量制御器の欠点となっている。
この種の風量制御器の欠点となっている。
このため、ダンパの下流部に消音器を取付けたり、吸音
処理を施す等の余分の対策を必要とする欠点を有する。
処理を施す等の余分の対策を必要とする欠点を有する。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点に鑑み、風量制御
時に騒音が発生しない風量制御器を提供するにある。
時に騒音が発生しない風量制御器を提供するにある。
本発明により上記の目的は、空調設備流路内の空気の流
れ方向に直角な断面に、空気抵抗の異る多孔質材料を複
数個設け、この多孔質材料を組合せたり、種類を変化さ
せることで、前記流路内の風量を制御することにより達
成される。
れ方向に直角な断面に、空気抵抗の異る多孔質材料を複
数個設け、この多孔質材料を組合せたり、種類を変化さ
せることで、前記流路内の風量を制御することにより達
成される。
以下、本発明に係る一実施例を図面に従って説明する。
第3図は本発明の一実施例である風量制御器の斜視図で
ある。
ある。
空気流路となる角筒状のケーシング18の直角断面方向
に、多孔質材料であるエアーフィルタ20が流路を塞ぐ
ように設けられている。
に、多孔質材料であるエアーフィルタ20が流路を塞ぐ
ように設けられている。
ケーシング18の両側には前記エアーフィルタが収納さ
れているフィルタボックス22が取付けてあり、その上
部に設けてある巻取器24にて、エアーフィルタ20が
適宜巻取られ移動する。
れているフィルタボックス22が取付けてあり、その上
部に設けてある巻取器24にて、エアーフィルタ20が
適宜巻取られ移動する。
なお、ケーシング18の開口部には、空調ダクト等への
接続のためのフランジ26が取付けられている。
接続のためのフランジ26が取付けられている。
第4図は、エアーフィルタ20の正面図である。
フレーム28により外枠が書され、空気抵抗の異る5段
階のフィルタ29〜33が帯状に取付けてある。
階のフィルタ29〜33が帯状に取付けてある。
なお、フィルタ29は、実際にはフィルタは設けられて
なくフレーム28だけであり全開時に使用し、フィルタ
33は、通気性のない材料で作られたシートであり全閉
時に用いる。
なくフレーム28だけであり全開時に使用し、フィルタ
33は、通気性のない材料で作られたシートであり全閉
時に用いる。
このため、多孔質材料で作られたフィルタは30〜32
であり、順次空気抵抗が大きくなるように配置されてい
る。
であり、順次空気抵抗が大きくなるように配置されてい
る。
このエアーフィルタ20は風量制御暮のフィルタボック
ス22に巻回されて収納される。
ス22に巻回されて収納される。
本実施例は、以上のように構成されているため、フィル
タボックス22に収納されたエアーフィルタ20を、巻
取器24にて移動し、必要なフィルタを流路部分に適宜
配置することで風量制御を行うことができる。
タボックス22に収納されたエアーフィルタ20を、巻
取器24にて移動し、必要なフィルタを流路部分に適宜
配置することで風量制御を行うことができる。
今、フィルタ29が流路部分に配置されている時は空気
抵抗は0であり、空気流Xはなんの抵抗もなく通過し風
量は最大となる。
抵抗は0であり、空気流Xはなんの抵抗もなく通過し風
量は最大となる。
巻取機24を操作しフィルタ30〜32を順次移動して
流路部分に配置すると空気抵抗が増加し、通過風量は減
少していく。
流路部分に配置すると空気抵抗が増加し、通過風量は減
少していく。
そして最後にフィルタ33が配置されると、空気抵抗が
無限大となり通過風量は0となる。
無限大となり通過風量は0となる。
フィルタの移動方法としては流路内を1つのフィルタで
占有させ、空気抵抗を段階的に変化させ風量制御する方
法と2つのフィルタをオーバーラップさせ、(例えば、
29と30、30と31、31と32、32と33)こ
れら2つのフィルタの面積配分により空気抵抗を微調節
し、風量制御をする方法がある。
占有させ、空気抵抗を段階的に変化させ風量制御する方
法と2つのフィルタをオーバーラップさせ、(例えば、
29と30、30と31、31と32、32と33)こ
れら2つのフィルタの面積配分により空気抵抗を微調節
し、風量制御をする方法がある。
本実施例では、従来型の風量制御器で使用されている羽
根などの可動板を用いず、エアーフィルタ全面の空気抵
抗により空気流量を制御する構造であるため、風量制御
時に、気流の偏流や剥離を生じせしめず、カルマン渦や
圧力変動等による気流騒音の発生を防止できる効果があ
る。
根などの可動板を用いず、エアーフィルタ全面の空気抵
抗により空気流量を制御する構造であるため、風量制御
時に、気流の偏流や剥離を生じせしめず、カルマン渦や
圧力変動等による気流騒音の発生を防止できる効果があ
る。
また、エアーフィルタの組合せや移動方法により微風量
の制御も可能である。
の制御も可能である。
なお、本実施例においては、エアーフィルタは1段であ
るが、空気流方向へ多段に設置されてもよく列数を増す
ことにより制御性は更に向上する。
るが、空気流方向へ多段に設置されてもよく列数を増す
ことにより制御性は更に向上する。
本実施例ではフィルタは5種類設けたが何種類でもかま
わないし、空気抵抗が連続的に変化するフィルタであっ
てもよい。
わないし、空気抵抗が連続的に変化するフィルタであっ
てもよい。
本発明による風量制御器は空気調和給排気装置以外にも
、家庭用クーラ、パッケージ・クーラの吹出口、更に吸
込用風量制御器にも応用可能である。
、家庭用クーラ、パッケージ・クーラの吹出口、更に吸
込用風量制御器にも応用可能である。
以上の説明から明らかなように、空調設備流路内の空気
の流れ方向に直角な断面に、空気抵抗の異る多孔質材料
を複数個設け、この多孔質材料を組合せたり、種類を変
化させることで、前記流路内の風量を制御することによ
り、風量制御時に騒音が発生しない風量制御器を提供す
ることができる。
の流れ方向に直角な断面に、空気抵抗の異る多孔質材料
を複数個設け、この多孔質材料を組合せたり、種類を変
化させることで、前記流路内の風量を制御することによ
り、風量制御時に騒音が発生しない風量制御器を提供す
ることができる。
第1図は従来形の対向翼形ダンパの縦断側面図、第2図
は従来形の平行翼形ダンパの縦断側面図、第3図は本発
明の一実施例である風量制御器の斜視図、第4図はエア
ーフィルタ正面図である。 12,18・・・ケーシング、14・・・羽根、16・
・・回転軸、20・・・エアーフィルタ、22・・・フ
ィルタボックス、24・・・巻取機、26・・・フラン
ジ、28・・・フレーム、29〜33・・・フィルタ。
は従来形の平行翼形ダンパの縦断側面図、第3図は本発
明の一実施例である風量制御器の斜視図、第4図はエア
ーフィルタ正面図である。 12,18・・・ケーシング、14・・・羽根、16・
・・回転軸、20・・・エアーフィルタ、22・・・フ
ィルタボックス、24・・・巻取機、26・・・フラン
ジ、28・・・フレーム、29〜33・・・フィルタ。
Claims (1)
- 1 空調設備の風量を制御するために、空気流路である
空調ダクトの途中に設置される角筒状のケーシングから
成る風量制御器において、空気流路である前記ケーシン
グの途中に多孔質材料から成る空気抵抗の異る複数個の
フィルタから成るエアーフィルタを設け、前記ケーシン
グ内部に前記複数個のフィルタの中から任意のフィルタ
を(気流の流れ方向と直角に)適宜配置できる巻取機を
設けたことを特徴とする風量制御器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12238879A JPS581341B2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 風量制御器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12238879A JPS581341B2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 風量制御器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5646943A JPS5646943A (en) | 1981-04-28 |
JPS581341B2 true JPS581341B2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=14834555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12238879A Expired JPS581341B2 (ja) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | 風量制御器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581341B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6354333U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-12 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5435781A (en) * | 1993-10-25 | 1995-07-25 | Kitchens; Richard A. | Register with multiple controls |
JP3294719B2 (ja) * | 1994-08-04 | 2002-06-24 | 株式会社小松製作所 | 破砕機の駆動装置 |
CN105944467B (zh) * | 2016-05-31 | 2018-03-06 | 连飞 | 一种空气净化设备 |
-
1979
- 1979-09-21 JP JP12238879A patent/JPS581341B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6354333U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5646943A (en) | 1981-04-28 |
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