JPS5812239B2 - 炭化ジルコニウムの結晶体の製造法 - Google Patents
炭化ジルコニウムの結晶体の製造法Info
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- JPS5812239B2 JPS5812239B2 JP55037963A JP3796380A JPS5812239B2 JP S5812239 B2 JPS5812239 B2 JP S5812239B2 JP 55037963 A JP55037963 A JP 55037963A JP 3796380 A JP3796380 A JP 3796380A JP S5812239 B2 JPS5812239 B2 JP S5812239B2
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- zirconium carbide
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- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は均一な組成を有する炭化ジルコニウム単結晶の
製造法に関する。
製造法に関する。
更に詳しくは単結晶の始端部および終端部においても均
一な組成を有する炭化ジルコニウム単結晶の製造法に関
する。
一な組成を有する炭化ジルコニウム単結晶の製造法に関
する。
炭化ジルコニウムは高融点、高硬度および高電気伝導性
を持ち、その仕事関数は耐熱金属(W,Mo等)より低
い値をとり、化学的にも安定であることなどから、最近
電子材料、特にフィールドエミツター材としての単結晶
の利用が検討されている。
を持ち、その仕事関数は耐熱金属(W,Mo等)より低
い値をとり、化学的にも安定であることなどから、最近
電子材料、特にフィールドエミツター材としての単結晶
の利用が検討されている。
従来、炭化ジルコニウムZrCxの結晶は、フラツクス
法、気相法、ベルヌーイ法などによって製造されている
が、焼結体ロッドの両端をホルダーで支持し、高周波等
の加熱源を用いて焼結体ロンドの一部を溶融し、加圧不
活性ガス雰囲気下で焼結体ロンドを移動しつつ高周波等
を加熱源として行う方法(以下FZ法という)が高純度
で比較的大型結晶が得られることから、ZrCx単結晶
の育成が試みられている。
法、気相法、ベルヌーイ法などによって製造されている
が、焼結体ロッドの両端をホルダーで支持し、高周波等
の加熱源を用いて焼結体ロンドの一部を溶融し、加圧不
活性ガス雰囲気下で焼結体ロンドを移動しつつ高周波等
を加熱源として行う方法(以下FZ法という)が高純度
で比較的大型結晶が得られることから、ZrCx単結晶
の育成が試みられている。
ところが、ZrCxには非常に広い不定比領域(0.6
<x<1)が存在するため、従来のFZ法によって育成
された結晶は、FZ法の原理から、結晶棒の長さ方向の
組成に変化を起こし、長さ方向の組成が均一な結晶を得
ることができなかった。
<x<1)が存在するため、従来のFZ法によって育成
された結晶は、FZ法の原理から、結晶棒の長さ方向の
組成に変化を起こし、長さ方向の組成が均一な結晶を得
ることができなかった。
そのため、フィールドエミツター材として活用するのに
、一番良好な組成を把握することができなく、フィール
ドエミッター材として実用化するに至っていない。
、一番良好な組成を把握することができなく、フィール
ドエミッター材として実用化するに至っていない。
本発明はFZ法で長さ方向の組成の均一な炭化ジルコ=
ウム単結晶を製造する方献を提供するにある。
ウム単結晶を製造する方献を提供するにある。
また他や目的はフィールドエミツター材として利用し得
られる炭化ジルコニウム単結晶を製造する方法を提供す
るにある。
られる炭化ジルコニウム単結晶を製造する方法を提供す
るにある。
本発明の方法に用いるFZ法を図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明の方法に用いるFZ法の装置の概念図で
ある。
ある。
装置としては、例えばADL社製の高圧タイプの結晶育
成炉が用いられる。
成炉が用いられる。
第1図において、1はシャフト、2はホルダー、3は焼
結体ロツド、4はZrC結晶棒、5は融帯、6はRFコ
イルである。
結体ロツド、4はZrC結晶棒、5は融帯、6はRFコ
イルである。
長さ10〜20cmの焼結体ロツド3の端をRFコイル
6から高周波を発生させて誘導加熱溶融させて融帯5を
形成し、ホルダー2に保持された焼結体ロツド3をゆっ
くり移動させて結晶を育成させる。
6から高周波を発生させて誘導加熱溶融させて融帯5を
形成し、ホルダー2に保持された焼結体ロツド3をゆっ
くり移動させて結晶を育成させる。
この時の融帯5の移動速度は0.5〜5cm/hが適当
である。
である。
移動方向は上下いずれの方向でもよい。
雰囲気は不活性ガスが使用され、通常はアルゴン、ヘリ
ウムまたはその混合ガスである。
ウムまたはその混合ガスである。
雰囲気ガスは、主に試料の蒸発を抑制するためと、RF
コイル間およびコイルと試料間の放電を抑制するために
用いられる。
コイル間およびコイルと試料間の放電を抑制するために
用いられる。
通常2〜30気圧、好ましくは5〜20気圧である。
これより圧力が低いと蒸発と放電を抑制する効果が殆ん
どなく、またこれより高いと対流による熱損失が大きく
なるので好ましくない。
どなく、またこれより高いと対流による熱損失が大きく
なるので好ましくない。
このような条件下で育成された炭化ジルコニウム結晶は
、始端部から3cmまでは多結晶体であり中央部は1つ
のグレインに成長し、終端部は多結晶体外皮に覆われた
単結晶である。
、始端部から3cmまでは多結晶体であり中央部は1つ
のグレインに成長し、終端部は多結晶体外皮に覆われた
単結晶である。
中央部のへき開面の観察、エッチング法およびX線ラウ
エ法で検査したところ良質の単結晶であることが分った
。
エ法で検査したところ良質の単結晶であることが分った
。
しかし、結晶棒の始端部と終端部に含まれる炭素分析を
行った結果、炭素含有量に明瞭に差かあることが分った
。
行った結果、炭素含有量に明瞭に差かあることが分った
。
例えば、比較例1に示すように、組成C/Zr=0.9
8の焼結体ロンドより育成した長さ6cmの結晶棒の始
端部、終端部の炭素含有量は、それぞれ、全炭素10.
54重量%(結合炭素10.49重量%)、全炭素10
.82重量%(結合炭素10。
8の焼結体ロンドより育成した長さ6cmの結晶棒の始
端部、終端部の炭素含有量は、それぞれ、全炭素10.
54重量%(結合炭素10.49重量%)、全炭素10
.82重量%(結合炭素10。
77重量%)で明瞭な差があることが分った。
更に、各組成の焼結体ロンドを使用して同様な方法で試
験し、得られた結晶棒の組成のずれを検討した結果、C
/Zr=0.83近傍以外の組成のものでは、非調和融
解(共存する固相と液相の組成が異る)すること、また
非調和融解する組成のものをFZ法により結晶育成を行
うと、組成の変動は本質的に避けられない問題であると
♀結障を得た。
験し、得られた結晶棒の組成のずれを検討した結果、C
/Zr=0.83近傍以外の組成のものでは、非調和融
解(共存する固相と液相の組成が異る)すること、また
非調和融解する組成のものをFZ法により結晶育成を行
うと、組成の変動は本質的に避けられない問題であると
♀結障を得た。
そこで、固相線と液相線との対応を求めるために次の実
験を行った。
験を行った。
まず組成のはつきりしたZrC焼結体ロツドを用いて、
FZ法で長さ数cmの結晶棒を作製した。
FZ法で長さ数cmの結晶棒を作製した。
この結晶棒の始端部、終端部、固化した融帯及び焼結体
の炭素含有量を分析した。
の炭素含有量を分析した。
この分析結果から炭化ジルコニウムの固相組成と、これ
と共存する液相組成とを求めた。
と共存する液相組成とを求めた。
次に焼結体ロツドの組成を変えて同様に実験してその固
相組成と、これと共存する液相組成を求めた。
相組成と、これと共存する液相組成を求めた。
第2図は、このようにして求めた固相線Bと液相線Aで
ある。
ある。
C点は共融点を示す。
(@度軸は任意スケールになっている。
)第2図から、ある組成の結晶を得るためには、液相組
成をいくらにすればよいかが分かる。
成をいくらにすればよいかが分かる。
例えば、組成C/Zr=0.93の結晶体を得るために
は、融帯組成をC/Zr=1.15にすればよいことが
分った。
は、融帯組成をC/Zr=1.15にすればよいことが
分った。
また、焼結体ロンドの組成は、溶融時の融帯からの激し
い蒸発により変化する。
い蒸発により変化する。
従って、それを補償するように焼結体ロンドの組成を変
えることが必一である。
えることが必一である。
この蒸発による融帯の組成変化は、或組成の焼結体ロン
ドを使用し、融帯の組成を第2図から焼結体ロツドの組
成に対応する液相組成にしてFZ法を行い、得られる組
成変化から知ることができる。
ドを使用し、融帯の組成を第2図から焼結体ロツドの組
成に対応する液相組成にしてFZ法を行い、得られる組
成変化から知ることができる。
具体的には、例えば比較例2に示すように、C/Zr=
0.98の焼結体ロンドを用い、融帯組成を第2図から
C/Zr=1.7とし、FZ法を行った結果、得られた
結晶棒の始端部、中央部、終端部の組成は、それぞれ、
C/Zr=0.992,0.949,0.928と炭素
含量が減少している。
0.98の焼結体ロンドを用い、融帯組成を第2図から
C/Zr=1.7とし、FZ法を行った結果、得られた
結晶棒の始端部、中央部、終端部の組成は、それぞれ、
C/Zr=0.992,0.949,0.928と炭素
含量が減少している。
また融帯組成もC/Zrが1.7から1.263(比較
例2の固化した融帯組成の値)まで変化しており、融帯
からの蒸発によるそれ自身の組成変化のため、均一組成
の結晶棒を得ることができないことが分った。
例2の固化した融帯組成の値)まで変化しており、融帯
からの蒸発によるそれ自身の組成変化のため、均一組成
の結晶棒を得ることができないことが分った。
本発明は供給焼結体ロンドの組成を、得ようとする炭化
ジルコニウム結晶の固相成分に溶融時に融帯から蒸発す
るZrまたはCの成分を加えたものとし、且つ融帯部に
、得ようとする炭化ジルコニウムの結晶の一相成分と共
存する液相成分からなる融帯を形成させて行うようにす
ることによって、従来の欠点を解決し得た。
ジルコニウム結晶の固相成分に溶融時に融帯から蒸発す
るZrまたはCの成分を加えたものとし、且つ融帯部に
、得ようとする炭化ジルコニウムの結晶の一相成分と共
存する液相成分からなる融帯を形成させて行うようにす
ることによって、従来の欠点を解決し得た。
本発明における前記の融帯部に融帯組成ロツドを存在さ
せてFZ法を行う方法としては、(1)焼結体ロンドを
2分し、下部に原料供給焼結体ロンド、上部に融帯組成
ロンドとし、先ず上部の融帯組成ロンドを溶かして融帯
を生成させ、焼結体ロンドを上方に向って移動させる方
法。
せてFZ法を行う方法としては、(1)焼結体ロンドを
2分し、下部に原料供給焼結体ロンド、上部に融帯組成
ロンドとし、先ず上部の融帯組成ロンドを溶かして融帯
を生成させ、焼結体ロンドを上方に向って移動させる方
法。
また上、下のロンドを逆に設け、下方に向って移動させ
る方法。
る方法。
(2)上下に供給焼結体ロンドを設け、その間に融帯組
成ロンドまたは溶かすと融帯組成になる量の炭素板と金
属ジルコニウムをはさみ、先ず融帯部分を溶かした後、
供給焼結体ロンドを上下いずれかの方向に移動させる方
法。
成ロンドまたは溶かすと融帯組成になる量の炭素板と金
属ジルコニウムをはさみ、先ず融帯部分を溶かした後、
供給焼結体ロンドを上下いずれかの方向に移動させる方
法。
(3)通常のFZ法を行なうと、比較例lに見られる様
に、融帯移動を行なうにつれ、融帯組成が、その共存液
相組成に近づいて行く。
に、融帯移動を行なうにつれ、融帯組成が、その共存液
相組成に近づいて行く。
そのため、十分融帯移動を行い、融帯組成が共存液相組
成に一致した時、融帯部分を固化させて、これを用いて
(1)の方法により対応する組成の結晶を育成する方法
。
成に一致した時、融帯部分を固化させて、これを用いて
(1)の方法により対応する組成の結晶を育成する方法
。
が挙げられる。
結晶の育成条件は通常のFZ法における条件と同様であ
る。
る。
この際、上下のシャフトに回転を与えることにより融帯
の攪拌を促進し、ゾーンパスを容易にすることができる
。
の攪拌を促進し、ゾーンパスを容易にすることができる
。
本発明において使用する供給焼結体ロンドは炭化ジルコ
ニウムが広い不定比領域を持つため、種種の組成のもの
を用意する。
ニウムが広い不定比領域を持つため、種種の組成のもの
を用意する。
例えば市販の炭化ジルコニウム粉末に、ジルコニウム金
属あるいは発光分光分析用カーボンを混合することによ
り目的の組成の焼結体ロンドを作ることができる。
属あるいは発光分光分析用カーボンを混合することによ
り目的の組成の焼結体ロンドを作ることができる。
原料純度は高い方が好ましく、通常98重量係以上、好
ましくは99重量係以上のものがよい。
ましくは99重量係以上のものがよい。
そして平均粒径10μ以下であることが好ましい。
焼結体ロンドの形状は、角柱(例えば10×10
X200mm3,15X15X100m’)、円柱(例
えば、10φxl50mm”)等を通常使用するが、任
意の形状でよい。
X200mm3,15X15X100m’)、円柱(例
えば、10φxl50mm”)等を通常使用するが、任
意の形状でよい。
成形方法としては、均一な密度の成形体を得るため、ラ
バープレスを用,いるのが好ましい。
バープレスを用,いるのが好ましい。
成形圧は通常1t/cm2である。次に成形体を焼結す
る。
る。
焼結は通常1500〜2400℃で0.3〜6時間行う
。
。
焼結雰囲気としては、真空、不活性ガス下で行い、使用
する焼結炉はどのようなものでもよいが、高周波誘導加
熱炉が便利である。
する焼結炉はどのようなものでもよいが、高周波誘導加
熱炉が便利である。
このような条件下で得られる焼結体ロツドの密度は55
〜75チである。
〜75チである。
なお、焼結工程で焼結体の化学組成多少ずれるのが普通
であるから、厳密に制御するには焼結体の組成分析を行
い、配合組成と焼結組成との対応をつけ℃おくことが好
ましい。
であるから、厳密に制御するには焼結体の組成分析を行
い、配合組成と焼結組成との対応をつけ℃おくことが好
ましい。
本発明の方法によるときは、得られる炭化ジルコニウム
単結晶の始端部、中央部、終端部における組成の変化が
なく、実質的に均一な組成を有するものが容易に得られ
、また希望する組成を有する良質、大型の結晶が得られ
る優れた効果を有する。
単結晶の始端部、中央部、終端部における組成の変化が
なく、実質的に均一な組成を有するものが容易に得られ
、また希望する組成を有する良質、大型の結晶が得られ
る優れた効果を有する。
実施例
組成C/Zr=0.93を有する結晶棒を得るために、
組成C/Zr=0.98で径約10mm、長さ15cm
の円柱の焼結体ロンドを作り、これを供給焼結体ロンド
とした。
組成C/Zr=0.98で径約10mm、長さ15cm
の円柱の焼結体ロンドを作り、これを供給焼結体ロンド
とした。
第2図から上記焼結体ロンドの組成に対応する液相組成
がC/Zr=1.15であることが分るので、市販Zr
C原料粉に、発光分光用カーボンをC/Zr二1.15
になるように混合し、真空中で2000℃,30分間焼
結して融帯形成用として使用した。
がC/Zr=1.15であることが分るので、市販Zr
C原料粉に、発光分光用カーボンをC/Zr二1.15
になるように混合し、真空中で2000℃,30分間焼
結して融帯形成用として使用した。
前記供給焼結体ロンドを下部に、融帯形成用焼結体ロン
ドを上部κおきFZ法を行った。
ドを上部κおきFZ法を行った。
すなわち、先ず融帯形成用焼結体ロンドの一部を溶かし
、融帯を生成せしめた後、ロンドをゆっくり上部に移動
させた。
、融帯を生成せしめた後、ロンドをゆっくり上部に移動
させた。
供給焼結体ロツドは次第に融帯中に溶け込み、一方融帯
止部には結晶棒が成長した。
止部には結晶棒が成長した。
ロンドの移動速度をlcm/hとし、約7時間移動を行
った。
った。
なお、ロンドは10rpmで回転させ、雰囲気は10気
圧のHeを用いた。
圧のHeを用いた。
得られた結晶棒の始端部、中央部、終端部の結合炭素含
有量は、それぞれ、10.90重量係、10.87重量
係、10.93重量係であった。
有量は、それぞれ、10.90重量係、10.87重量
係、10.93重量係であった。
組成にして、それぞれ、C/Zr=0.932,0.9
27.0.932で棒全体が殆んど均一な組成のもので
あった。
27.0.932で棒全体が殆んど均一な組成のもので
あった。
比較例 1
市販のC/Zr=0.98の原料粉を使用し、実施例1
と同一条件で供給焼結体ロツドを作り、これを使用して
実施例1と同一条件でFZ法で結晶を育成した。
と同一条件で供給焼結体ロツドを作り、これを使用して
実施例1と同一条件でFZ法で結晶を育成した。
得られた長さ6cmの結晶棒の始端部、終端部の結合炭
素含有量は、それぞれ0.891重量裂、0.917重
量係であった。
素含有量は、それぞれ0.891重量裂、0.917重
量係であった。
組成にしてそれぞれC/Zrは0.895,0.921
であり、固化した融帯の組成はC/Zr二1、115で
あった。
であり、固化した融帯の組成はC/Zr二1、115で
あった。
すなわち、不均一な組成のものであった。
比較例 2
C/Zr=0.98組成の供給焼結体ロンドを使用し、
融帯組成をC/Zr=1.7になるように取り付け、実
施例lと同じ条件でFZ法を行った。
融帯組成をC/Zr=1.7になるように取り付け、実
施例lと同じ条件でFZ法を行った。
得られた結晶棒の始端部、中央部、終端部の結合炭素含
有量は、それぞれ12.14重量係、11.14重量係
、10.92重量係であった。
有量は、それぞれ12.14重量係、11.14重量係
、10.92重量係であった。
組成にしてC/Zrはそれぞれ1.049,0.952
,0.931であり、固化した融帯の組成C/Zr=1
.263であった。
,0.931であり、固化した融帯の組成C/Zr=1
.263であった。
このように、不均一な組成の結晶棒であった。
第1図はFZ法の概念図、第2図はZrC−C系の相図
である。 1ニシャフト、2:ホルダー、3:供給焼結体ロツド、
4:ZrC結晶棒、5:融帯、6:RFコイル、A二液
相線、B:固相線、C二共融点。
である。 1ニシャフト、2:ホルダー、3:供給焼結体ロツド、
4:ZrC結晶棒、5:融帯、6:RFコイル、A二液
相線、B:固相線、C二共融点。
Claims (1)
- 1 焼結体ロンドの両端をホルダーで支持し、加圧不活
性ガス雰囲気下で焼結体ロンドを移動しつつ高周波等の
加熱源で加熱して炭化ジルコニウム単結晶を製造する方
法において、供給焼結体ロンドの組成を、得ようとする
炭化ジルコニウム結晶の固相成分に溶融時に融帯から蒸
発するZrまたはCの成分を加えたものとし、且つ融帯
部に、得ようとする炭化ジルコニウムの結晶の固相成分
と共存する液相成分からなる融帯を形成させて行うこと
を特徴とする炭化ジルコニウム単結晶の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55037963A JPS5812239B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 炭化ジルコニウムの結晶体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55037963A JPS5812239B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 炭化ジルコニウムの結晶体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56134599A JPS56134599A (en) | 1981-10-21 |
JPS5812239B2 true JPS5812239B2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=12512209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55037963A Expired JPS5812239B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | 炭化ジルコニウムの結晶体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812239B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5896968B2 (ja) * | 2013-09-24 | 2016-03-30 | 第一稀元素化学工業株式会社 | 炭化ジルコニウムのインゴット及び粉末の製造方法 |
KR102091198B1 (ko) * | 2018-04-13 | 2020-03-23 | 한국생산기술연구원 | 금속체 내부의 기공 제거 방법 |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP55037963A patent/JPS5812239B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56134599A (en) | 1981-10-21 |
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