JPS5810387B2 - 4,5,6,7テトラヒドロイミダゾ〔4,5−c〕ピリジン誘導体及びその製法 - Google Patents
4,5,6,7テトラヒドロイミダゾ〔4,5−c〕ピリジン誘導体及びその製法Info
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- JPS5810387B2 JPS5810387B2 JP53139477A JP13947778A JPS5810387B2 JP S5810387 B2 JPS5810387 B2 JP S5810387B2 JP 53139477 A JP53139477 A JP 53139477A JP 13947778 A JP13947778 A JP 13947778A JP S5810387 B2 JPS5810387 B2 JP S5810387B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P1/00—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
- A61P1/04—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/02—Drugs for disorders of the nervous system for peripheral neuropathies
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式:
〔式中:R1はC原子数1〜4の低級アルキル基を表わ
し、R2は水素原子又はC原子数1〜4の低級アルキル
基を表わし、R3はC原子数1〜4の飽和、直鎖又は分
枝アルキル基を表わす〕の新規4・5・6・7−チトラ
ヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン誘導体及びその
製法に関する。
し、R2は水素原子又はC原子数1〜4の低級アルキル
基を表わし、R3はC原子数1〜4の飽和、直鎖又は分
枝アルキル基を表わす〕の新規4・5・6・7−チトラ
ヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン誘導体及びその
製法に関する。
ベルギー国特許明細書第850130号に胃潰瘍及び十
二指腸潰瘍の価値の高い治療剤として一般式: 〔式中:R1、R2及びR3は上記のものを表わす〕の
4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕
ピリジンが記述されている。
二指腸潰瘍の価値の高い治療剤として一般式: 〔式中:R1、R2及びR3は上記のものを表わす〕の
4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕
ピリジンが記述されている。
同化合物は置換イミダゾ〔4・5−c〕ピリジン(IV
)を適当なイソチオシアン酸N−アルキル(V)と反応
させることにより得られる。
)を適当なイソチオシアン酸N−アルキル(V)と反応
させることにより得られる。
出発物質として使用される式(IV’)の3・4一置換
イミダゾ〔4・5−c〕ピリジンは以下の反応工程図に
示す様に4−置換又は不置換4・5・6・7−チトラヒ
ドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン(VI)をアルキ
ル化することにより製造される: 上記の反応工程が示す様に、化合物(Vl)を先ずクロ
ル蟻酸ヘンシルと反応させて第ニアミノ窒素原子を保護
し、次いでその様に得られた式(■)の保護誘導体を強
有機塩基例えばn−ブチルリチウム又はカリウム−te
rt、−ブチラードで処理した後で適当なハロゲン化ア
ルキル又は硫酸ジアルキルを使用してアルキル化する。
イミダゾ〔4・5−c〕ピリジンは以下の反応工程図に
示す様に4−置換又は不置換4・5・6・7−チトラヒ
ドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン(VI)をアルキ
ル化することにより製造される: 上記の反応工程が示す様に、化合物(Vl)を先ずクロ
ル蟻酸ヘンシルと反応させて第ニアミノ窒素原子を保護
し、次いでその様に得られた式(■)の保護誘導体を強
有機塩基例えばn−ブチルリチウム又はカリウム−te
rt、−ブチラードで処理した後で適当なハロゲン化ア
ルキル又は硫酸ジアルキルを使用してアルキル化する。
アルキル化生成物をシリカゲル上でクロマトグラフィー
処理することにより精製化合物(■)を油状物として得
、これはシリカゲルプレート上での薄層クロマトグラフ
ィー分析において唯一つのスポットを示ス。
処理することにより精製化合物(■)を油状物として得
、これはシリカゲルプレート上での薄層クロマトグラフ
ィー分析において唯一つのスポットを示ス。
引続いてその様に得られた式(■)の3−アルキル化化
合物を触媒としてのパラジウム/カーボンを使用するか
又は酢酸中の20%臭化水素酸で処理して水素添加分解
することにより式(IV)の所望の中間生成物を得る。
合物を触媒としてのパラジウム/カーボンを使用するか
又は酢酸中の20%臭化水素酸で処理して水素添加分解
することにより式(IV)の所望の中間生成物を得る。
これを引続いて式(V)のイソチオシアン酸アルキルと
縮合することにより式(I[)の最終生成物が形成され
る。
縮合することにより式(I[)の最終生成物が形成され
る。
粗化合物(■)をクロマトグラフィー処理した際に得ら
れる最初の留分を注意深く試験するとクロロホルム−メ
タノール(9:1)系中でより大きなRf値を有する極
性のより少ない物質が存在することが示される。
れる最初の留分を注意深く試験するとクロロホルム−メ
タノール(9:1)系中でより大きなRf値を有する極
性のより少ない物質が存在することが示される。
これを単離すると異性l−アルキル誘導体(■つである
ことが立証される。
ことが立証される。
これを水素添加分解するか又は酢酸中の20%臭化水素
酸で処理することにより異性アミン(■′)が得られ、
この化合物(■)を種々のイソチオシアン酸アルキルと
縮合することにより式(I)の最終生成物が製造される
。
酸で処理することにより異性アミン(■′)が得られ、
この化合物(■)を種々のイソチオシアン酸アルキルと
縮合することにより式(I)の最終生成物が製造される
。
これは意想外にも式(n)の異性生成物に比較してより
高い薬物学的効力を有し、その上毒性が非常に低い。
高い薬物学的効力を有し、その上毒性が非常に低い。
更に化合物(■)はクロロホルム−メタノール(9:1
)系中で式(II)の異性体よりも常により大きなRf
値を有するために同新規化合物(I)は薄層クロマトグ
ラフィー分析において異性3−アルキル同族体(n)と
明確に区別されることが確認出来る。
)系中で式(II)の異性体よりも常により大きなRf
値を有するために同新規化合物(I)は薄層クロマトグ
ラフィー分析において異性3−アルキル同族体(n)と
明確に区別されることが確認出来る。
又核磁気共鳴スペクトル分析においても化合物(I)と
化合物(n)とははっきりと区別される。
化合物(n)とははっきりと区別される。
事実一般式(I)の化合物のC−4におけるプロトン又
はメチレン(R2=Hの場合)は一般式(n)の相当す
る化合物に比較してより強い磁場において共鳴シグナル
を生じる。
はメチレン(R2=Hの場合)は一般式(n)の相当す
る化合物に比較してより強い磁場において共鳴シグナル
を生じる。
式(I)の化合物がすぐれた薬物学的性質を有すること
が確認された後で、上記の方法で製造された4・5・6
・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン(
IV)ではなく、一般式:%式% イミダゾ〔4・5−c〕ピリジンを選択的に製造するた
めの新規方法が見出された。
が確認された後で、上記の方法で製造された4・5・6
・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン(
IV)ではなく、一般式:%式% イミダゾ〔4・5−c〕ピリジンを選択的に製造するた
めの新規方法が見出された。
同製法は本発明の更なる目的である。
出発物質として式(■)の化合物を使用し、新アルキル
化工程をベンゾ−ルー水酸化ナトリウムの18規定水溶
液の二相系中で相移行触媒例えば臭化n−テトラブチル
アンモニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム又
は他の種々の第四アルキルアンモニウム塩(シンテシス (5ynthesis)、1973年441頁)の存在
下で常用のアルキル化剤(ハロゲン化フルキル、p−ド
ルオールスルホン酸アルキル、硫酸アルキル)を用いて
行う。
化工程をベンゾ−ルー水酸化ナトリウムの18規定水溶
液の二相系中で相移行触媒例えば臭化n−テトラブチル
アンモニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム又
は他の種々の第四アルキルアンモニウム塩(シンテシス (5ynthesis)、1973年441頁)の存在
下で常用のアルキル化剤(ハロゲン化フルキル、p−ド
ルオールスルホン酸アルキル、硫酸アルキル)を用いて
行う。
同条件下でアルキル化工程が高度に選択的に行われ、主
生成物として式(■′)の1−アルキル化中間生成物が
生成し、これを引続いて上記の反応工程図に従って式(
I)の新規化合物に変換する。
生成物として式(■′)の1−アルキル化中間生成物が
生成し、これを引続いて上記の反応工程図に従って式(
I)の新規化合物に変換する。
式(I)の最終生成物の収率は70〜75%にまで達す
る。
る。
式(I)の新規生成物は遊離塩基としてか、又は薬物学
的に使用可能の酸の塩として単離することが出来、胃潰
瘍及び十二指腸潰瘍の治療において上記の式(n)の化
合物よりも高い薬物学的効力とより僅少な毒性を示す。
的に使用可能の酸の塩として単離することが出来、胃潰
瘍及び十二指腸潰瘍の治療において上記の式(n)の化
合物よりも高い薬物学的効力とより僅少な毒性を示す。
同化合物の活性をラットを使用して行った抗潰瘍試験及
び抗分泌試験で確認した。
び抗分泌試験で確認した。
対照物質としては抗分泌作用で知られ(ライ’) (
Wyllie )等:ブート(Gut) 1973年第
14巻424頁)、この分野における活性物質の1つと
見なされている(S、ダイ(Dai)等:ヨーロピアン
ジャーナル オブ ファーマコラジー(Eur 、 J
、 Pharm、)1975年第33巻277頁)メ
チアミド(Methiam id )を使用した。
Wyllie )等:ブート(Gut) 1973年第
14巻424頁)、この分野における活性物質の1つと
見なされている(S、ダイ(Dai)等:ヨーロピアン
ジャーナル オブ ファーマコラジー(Eur 、 J
、 Pharm、)1975年第33巻277頁)メ
チアミド(Methiam id )を使用した。
(1)ラットにおける潰瘍抑制作用(ボンフィルス(B
onfils )等:テラピー(Therapie )
1960年第15巻1096頁) 24時間絶食させた雄のスプラグ−ドウレイ(S pr
ague −Daw leいラット(100〜120f
)を各グループ用に6匹ずつ使用した。
onfils )等:テラピー(Therapie )
1960年第15巻1096頁) 24時間絶食させた雄のスプラグ−ドウレイ(S pr
ague −Daw leいラット(100〜120f
)を各グループ用に6匹ずつ使用した。
非可動化のために平方形の柔軟な小メツシユワイヤーネ
ットを使用した。
ットを使用した。
非可動化4時間後にラットを殺し、その胃を取出し、傷
害を創見顕微鏡で数えた。
害を創見顕微鏡で数えた。
得られた結果を第1表に示す。
数値はED5゜(50%に有効な量)として挙げられて
いる。
いる。
各化合物は非可動化の直前に皮下(s、 c、 )投与
、又は1時間前に経口(os)投与された。
、又は1時間前に経口(os)投与された。
(2)ラットにおける胃液分泌抑制作用(シエイ(5h
ay ) :ガストロエンテロロジー(Gastroe
nterology ) 1945年第43巻5頁) 抗胃液分泌作用をラットを用い幽門結紮技術により確認
した。
ay ) :ガストロエンテロロジー(Gastroe
nterology ) 1945年第43巻5頁) 抗胃液分泌作用をラットを用い幽門結紮技術により確認
した。
雄のスプラグ−ドウレイ(Sprague −Dawl
ey)ラット(110〜130グ)を各グループ用に6
匹ずつ使用した。
ey)ラット(110〜130グ)を各グループ用に6
匹ずつ使用した。
試験の24時間前から飼料を全然与えなかったが、その
保水量は保持した。
保水量は保持した。
手術の日にエーテル麻酔をかげて幽門を結紮した。
結紮4時間後にラットを殺し、胃分泌物を集め、10分
間3500回転/分で遠心分離し、次いで容量−沈降物
を測定した。
間3500回転/分で遠心分離し、次いで容量−沈降物
を測定した。
胃液中の遊離塩酸の量をドブファー(Topfer)−
指示薬を使用し0.01規定の水酸化ナトリウムに対し
て滴定することにより測定した。
指示薬を使用し0.01規定の水酸化ナトリウムに対し
て滴定することにより測定した。
各化合物は結紮の時点で皮下注入された。
(3)ラットにおける抗コリン作働作用
多くの抗潰瘍剤、例えばアトロピンは望ましからざる抗
コリン作働作用を明白に示すことを考慮に置いて、ラッ
トにおいてカルバコリンにより誘発される血涙症に対す
るいくつかの誘導体の拮抗作用を試験した(ヴインブル
ク (W inburg ) Ml等:ジャーナル オブ
7フーマコラシー アンド エクスペリメンタルテラピ
ュウテイツクス(J、Pharm、Exp。
コリン作働作用を明白に示すことを考慮に置いて、ラッ
トにおいてカルバコリンにより誘発される血涙症に対す
るいくつかの誘導体の拮抗作用を試験した(ヴインブル
ク (W inburg ) Ml等:ジャーナル オブ
7フーマコラシー アンド エクスペリメンタルテラピ
ュウテイツクス(J、Pharm、Exp。
Therap、) 1949年第95巻53頁)。
体重250vの雄のスプラグ−ドウレイ
(Sprague−Dawley)ラットを各グループ
用に3〜5匹ずつ使用した。
用に3〜5匹ずつ使用した。
第1表に得られた結果をED5oとして示す。
アセチルサリチル酸で誘発された潰瘍及びシスタミンで
誘発された潰瘍に対する4種の化合物の拮抗作用を試験
し、更にマウスにおけるその毒性を確めた。
誘発された潰瘍に対する4種の化合物の拮抗作用を試験
し、更にマウスにおけるその毒性を確めた。
(4)ラットにおけるアセチルサリチル酸で誘発された
胃潰瘍に対する抑制作用 雄のスプラグ−ドウレイ(Sprague −Dawl
ey)ラット(200〜250si’)を各グループ用
に6匹ずつ使用した。
胃潰瘍に対する抑制作用 雄のスプラグ−ドウレイ(Sprague −Dawl
ey)ラット(200〜250si’)を各グループ用
に6匹ずつ使用した。
試験の24時間前から飼料は全然与えなかったが、その
保水量は保持した。
保水量は保持した。
5%のアラビヤゴム溶液中に懸濁させたアセチルサリチ
ル酸(1oOダ/kg)をラットに経口投与した。
ル酸(1oOダ/kg)をラットに経口投与した。
拮抗剤はアセチルサリチル酸処理の60分前に3用量を
経口で、又30分前に皮下注入で投与した。
経口で、又30分前に皮下注入で投与した。
拮抗剤投与4時間後に動物を殺し、胃を取出し、軽く吹
き膨らませ、1%のホルマリン溶液中に10分間浸漬し
て固定した。
き膨らませ、1%のホルマリン溶液中に10分間浸漬し
て固定した。
次いで胃を大湾曲に沿って切り込み、平方格子を有する
創見顕微鏡(IOX)で傷害の長さを測定した。
創見顕微鏡(IOX)で傷害の長さを測定した。
一匹のラット当りの傷害の長さくmm)の計を潰瘍指数
として使用した。
として使用した。
対照グループの潰瘍指数に対する抑制百分率を計算した
。
。
(5)ラットにおけるシステアミンにより誘発された十
二指腸の病変に対する抑制作用 雄のスプラグ−ドウレイ(SpragHe −Dawl
ey)ラット(200〜225P)を各グループ用に6
匹ずつ使用した。
二指腸の病変に対する抑制作用 雄のスプラグ−ドウレイ(SpragHe −Dawl
ey)ラット(200〜225P)を各グループ用に6
匹ずつ使用した。
試験の24時間前から飼料は全然与えなかったが、水は
自由に飲ませた。
自由に飲ませた。
生理的食塩水に溶かしたシステアミン、HCl (4
00ダ/kg)を皮下注入した。
00ダ/kg)を皮下注入した。
拮抗剤はシステアミン処哩60分前に経口で、又30分
前に皮下注入した。
前に皮下注入した。
システアミン処理後18〜24時間は動物を完全に断食
させ、次いでエーテル過量投与により殺した。
させ、次いでエーテル過量投与により殺した。
各ラットの胃と十二指腸とを切り取り、胃−十二指腸路
の傷害の存在を測定した。
の傷害の存在を測定した。
各ラットにおける傷害の表面積(−)の計を平方格子を
有する創見顕微鏡(1OX)で測定し、潰瘍指数として
使用した。
有する創見顕微鏡(1OX)で測定し、潰瘍指数として
使用した。
対照グループの潰瘍指数に対する抑制百分率を計算した
。
。
試験結果を第■表に示す。
第1表及び第■表のデータから、式(I)の化合物は対
照化合物よりもより高い抗潰瘍−及。
照化合物よりもより高い抗潰瘍−及。
び拮分泌作用を有することが明らかである。
その上1−アルキル置換を有する化合物(式■)は相当
スる3−アルキル誘導体(式■)よりも抗潰瘍剤として
も又拮分泌剤としてもより高い効力を示す。
スる3−アルキル誘導体(式■)よりも抗潰瘍剤として
も又拮分泌剤としてもより高い効力を示す。
又不快な副作用を惹起させるために望ましくない抗コリ
ン作働作用もl−アルキル誘導体(式■)の場合には3
−アルキル誘導体(式■)の場合よりも少ないことが認
められる。
ン作働作用もl−アルキル誘導体(式■)の場合には3
−アルキル誘導体(式■)の場合よりも少ないことが認
められる。
更にアセチルサリチル酸並びにシステアミンによりそれ
ぞれ誘発された潰瘍に対する1−アルキル誘導体及び3
−アルキル誘導体の抑制作用の比較(第■表)から、1
−アルキル誘導体(式■)が相当する3−アルキル誘導
体(式■)よりも明確にすぐれていることが認められる
。
ぞれ誘発された潰瘍に対する1−アルキル誘導体及び3
−アルキル誘導体の抑制作用の比較(第■表)から、1
−アルキル誘導体(式■)が相当する3−アルキル誘導
体(式■)よりも明確にすぐれていることが認められる
。
更に1−アルキル誘導体は3−アルキル誘導体よりも毒
性が少なく、従ってその治療指数は著しく改善されてい
る。
性が少なく、従ってその治療指数は著しく改善されてい
る。
以下の実施例は本発明を詳述するものである。
例1
1・4−ジエチル−5−(N−イソプロピルチオカルバ
モイル)−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4
・5−c〕ピリジン 4−エチル−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔
4・5−c)ピリジン(ファルマコ、エディチオン サ
イエンテイフイカ(Farmaco、Ed、Sci、)
1967年第22巻821頁)3.024グ、炭酸カリ
ウム5.80g、水30m1及びクロロホルム22m1
からなる混合物を氷水で冷却し、強力に攪拌する。
モイル)−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4
・5−c〕ピリジン 4−エチル−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔
4・5−c)ピリジン(ファルマコ、エディチオン サ
イエンテイフイカ(Farmaco、Ed、Sci、)
1967年第22巻821頁)3.024グ、炭酸カリ
ウム5.80g、水30m1及びクロロホルム22m1
からなる混合物を氷水で冷却し、強力に攪拌する。
クロロホルム30m1中のクロル蟻酸ベンジル7.16
5fの溶液を約8時間の間に添加する。
5fの溶液を約8時間の間に添加する。
次いで氷浴を除去し、混合物を室温において1晩攪拌す
る。
る。
有機層を分離し、乾燥し、真空中で蒸発濃縮し、油状残
渣をメタノール60m1中に溶。
渣をメタノール60m1中に溶。
かし、そこに2規定の水酸化ナトリウム20m1を攪拌
しながら添加する。
しながら添加する。
1時間後に同溶液を中和し、繰返しクロロホルムで抽出
する。
する。
一緒に合せた抽出物を乾燥し、真空中で蒸発濃縮し、残
渣を1規定の塩酸20m1中に溶かす。
渣を1規定の塩酸20m1中に溶かす。
次いで同塩酸溶液を蒸発乾個し、残渣をエチルエーテル
と酢酸エチル(95:5v/v)との混合物30rnl
Q処理すると4−エチル−5−ベンジルオキシカルボニ
ル−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−
c〕ピリジン塩酸塩が沈殿する。
と酢酸エチル(95:5v/v)との混合物30rnl
Q処理すると4−エチル−5−ベンジルオキシカルボニ
ル−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−
c〕ピリジン塩酸塩が沈殿する。
それを濾過ニし、乾燥することにより融点162℃の生
成物5.391を得る。
成物5.391を得る。
同塩酸塩を水25m1中に溶かし、同溶液を中和し、繰
返しクロロホルムで抽出する。
返しクロロホルムで抽出する。
一緒に合せた抽出物を乾燥し、真空中で蒸発濃縮し、油
状残。
状残。
渣をペンゾール72m1中に溶かす。
同溶液に18規定の水酸化ナトリウム10.8mlを攪
拌しながら添加し、得られた混合物に臭化n−テトラブ
チルアンモニウム0.468S’と臭化エチル2.18
fを順次強力に攪拌1−ながら添加する。
拌しながら添加し、得られた混合物に臭化n−テトラブ
チルアンモニウム0.468S’と臭化エチル2.18
fを順次強力に攪拌1−ながら添加する。
4時間後に臭。化エチルを更に1.09f添加する。
8時間後に有機層を分離し、水で洗浄し、乾燥し、真空
中で蒸発濃縮する。
中で蒸発濃縮する。
■・4−ジエチル−5−カルボベンジルオキシ−4・5
・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジ
ン(クロロホルム:メタノール(9:1)系中でのRf
=0.54 )と少量の3・4−ジエチル−5−カル
ボベンジルオキシ−4・5・6・7−チトラヒドロイミ
ダゾ〔4・5−c〕ピリジン(同系中でのRf=0.4
5)とからなる油状残渣をシリカゲルカラム上でクロマ
トグラフィー処理することにより、■・4−ジエチル−
5−カルボベンジルオキシ−4・5・6・7−チトラヒ
ドロイミダゾ〔4・5−C〕ピリジン(■′:R1−R
2−C2H3)4.81を油状物として得る。
・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジ
ン(クロロホルム:メタノール(9:1)系中でのRf
=0.54 )と少量の3・4−ジエチル−5−カル
ボベンジルオキシ−4・5・6・7−チトラヒドロイミ
ダゾ〔4・5−c〕ピリジン(同系中でのRf=0.4
5)とからなる油状残渣をシリカゲルカラム上でクロマ
トグラフィー処理することにより、■・4−ジエチル−
5−カルボベンジルオキシ−4・5・6・7−チトラヒ
ドロイミダゾ〔4・5−C〕ピリジン(■′:R1−R
2−C2H3)4.81を油状物として得る。
核磁気共鳴スペクトル(CDC13): 1.05δ(
三重環、CH3−C(H2)−C)、1.40δ(三重
環、CH3−C(H2) −N) 、3.86δ(四重
環、C(H3) −CH,N)、5.19δ(単項、C
00CH2)、 7,36δ(単項、芳香族及びイミダ
ゾールプロトン)。
三重環、CH3−C(H2)−C)、1.40δ(三重
環、CH3−C(H2) −N) 、3.86δ(四重
環、C(H3) −CH,N)、5.19δ(単項、C
00CH2)、 7,36δ(単項、芳香族及びイミダ
ゾールプロトン)。
この油状物(A)を氷酢酸中のHBr の20%溶液5
7rnl中に溶かし、1時間室温で放置する。
7rnl中に溶かし、1時間室温で放置する。
引続いて同溶液を真空中で蒸発濃縮し、残渣を水に溶か
す。
す。
それで得られた水溶液を2度エーテルで洗浄し、蒸発乾
個し、固体残渣を2規定の水酸化ナトリウム18I71
1中に溶かし、同溶液を蒸発乾個する。
個し、固体残渣を2規定の水酸化ナトリウム18I71
1中に溶かし、同溶液を蒸発乾個する。
残渣をクロロホルム中に入れ、分離した臭化ナトリウム
を濾別し、濾液を乾燥し・、真空中で蒸発濃縮すると油
状残渣が得られる。
を濾別し、濾液を乾燥し・、真空中で蒸発濃縮すると油
状残渣が得られる。
又は上記油状物穴をエタノールに溶かし、圧力約2.1
バール及び温度55〜60℃において4〜5時間の間触
媒としての10%のPd/C上で水素添加する。
バール及び温度55〜60℃において4〜5時間の間触
媒としての10%のPd/C上で水素添加する。
溶剤の蒸発除去後、■・4−ジエチル−4・5・6・7
−イミダソ゛〔4・5−C〕ピリジン(■仕R1=R2
−C2H5)を油状物の形で得る。
−イミダソ゛〔4・5−C〕ピリジン(■仕R1=R2
−C2H5)を油状物の形で得る。
核磁気共鳴スペクトル(CDC15): 1.05δ(
三重環、CHa C(H2) C)、■、38δ(
三重環、CH3−C(H2)−N)、1.95δ(単項
、NH)、3.86δ(四重環、C(H3)−CH2N
)、7.35δ(単項、イミダゾールプロトン)。
三重環、CHa C(H2) C)、■、38δ(
三重環、CH3−C(H2)−N)、1.95δ(単項
、NH)、3.86δ(四重環、C(H3)−CH2N
)、7.35δ(単項、イミダゾールプロトン)。
この油状物を無水アセトニトリル27rnl中に溶かし
、イソチオシアン酸イソプロピル2.71で処理し、7
時間還流下に保持し、1晩−15℃で放置し、次いで濾
過することにより融点196℃の1・4−ジエチル−5
−(N−イソプロピルチオカルバモイル)−4・5・6
・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン3
.88S’を得る。
、イソチオシアン酸イソプロピル2.71で処理し、7
時間還流下に保持し、1晩−15℃で放置し、次いで濾
過することにより融点196℃の1・4−ジエチル−5
−(N−イソプロピルチオカルバモイル)−4・5・6
・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン3
.88S’を得る。
核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6):0.93δ
(三重環、CH3−C(H2)−C−4)、■、08δ
(三重環、イソプロピルCH3)、■、23δ(三重環
、CH3−C(H2)−N)、5.52δ(三重環、C
−4−H)、7.44δ(単項、C−2−H)。
(三重環、CH3−C(H2)−C−4)、■、08δ
(三重環、イソプロピルCH3)、■、23δ(三重環
、CH3−C(H2)−N)、5.52δ(三重環、C
−4−H)、7.44δ(単項、C−2−H)。
比較として公知の3・4−ジエチル−5−(N−イソプ
ロピルチオカルバモイル)−4・5・6・7−チトラヒ
ドロイミダゾ〔4・5−C〕ピリジンの核磁気共鳴スペ
クトルは以下の様である。
ロピルチオカルバモイル)−4・5・6・7−チトラヒ
ドロイミダゾ〔4・5−C〕ピリジンの核磁気共鳴スペ
クトルは以下の様である。
核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6) : 0.8
9δ(三重環、CH3−C(H2)−C−4)、1.1
0δ(三重環、イソプロピルCH3)、■、30δ(三
重環、CH3−C(H2)−N)、6.16δ(三重環
、C−4−H)、7,45δ(単項、C−2−H’)。
9δ(三重環、CH3−C(H2)−C−4)、1.1
0δ(三重環、イソプロピルCH3)、■、30δ(三
重環、CH3−C(H2)−N)、6.16δ(三重環
、C−4−H)、7,45δ(単項、C−2−H’)。
例2
1−メチル−4−エチル−5−(N−イソプロピルチオ
カルバモイル)−4・5・6・7−チトラヒドロイミダ
ゾ〔4・5−C〕ピリジン沃化メチルを使用し、その他
の条件は例1と同様に作業する。
カルバモイル)−4・5・6・7−チトラヒドロイミダ
ゾ〔4・5−C〕ピリジン沃化メチルを使用し、その他
の条件は例1と同様に作業する。
上記の化合物を収率76%で得る、融点186℃。
核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d、):0.93δ
(三重環、エチルCH3)、1.10δ(三重環、イソ
プロピルCH3)、3.46δ(単項、CH3−N)、
5,55δ(三重環、C−4−H)、7.39δ(単項
、C−2−H)。
(三重環、エチルCH3)、1.10δ(三重環、イソ
プロピルCH3)、3.46δ(単項、CH3−N)、
5,55δ(三重環、C−4−H)、7.39δ(単項
、C−2−H)。
比較として公知の3−メチル−4−エチル−5−(N−
イソプロピルチオカルバモイル)−4・5・6・7−チ
トラヒドロイミダゾ〔4・5−C〕ヒリジンの核磁気共
鳴スペクトルは以下の様である。
イソプロピルチオカルバモイル)−4・5・6・7−チ
トラヒドロイミダゾ〔4・5−C〕ヒリジンの核磁気共
鳴スペクトルは以下の様である。
核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6):0.90δ
・(三重環、エチルCH3)、1.12δ(三重環、イ
ソプロピルCH3)、3,50δ(単項、CH3−N)
、6.01δ(三重環、C−4−H)、7.27δ(単
項、C−2−H)。
・(三重環、エチルCH3)、1.12δ(三重環、イ
ソプロピルCH3)、3,50δ(単項、CH3−N)
、6.01δ(三重環、C−4−H)、7.27δ(単
項、C−2−H)。
例3
1−メチル−5−(N−イソプロピルチオカルバモイル
)−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−
c〕ピリジン 4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕
ピリジンを出発物質とし、沃化メチルを使用した他は例
1と同じ条件下で作業して上記の化合物を収率75%で
得る、融点200℃。
)−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−
c〕ピリジン 4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕
ピリジンを出発物質とし、沃化メチルを使用した他は例
1と同じ条件下で作業して上記の化合物を収率75%で
得る、融点200℃。
核磁気共鳴スペクトル(CDC12) : 1.27δ
(三重環、CH3インプロピル)、3.57δ(単項、
CH3−N)、4.55δ(単項、C−4−H2’)、
7.38δ(単項、C−2−H)。
(三重環、CH3インプロピル)、3.57δ(単項、
CH3−N)、4.55δ(単項、C−4−H2’)、
7.38δ(単項、C−2−H)。
比較として公知の3−メチル−’5− (N−イソプロ
ピルチオカルバモイル)−4・5・6・7−チトラヒド
ロイミダゾ〔4・5−C〕ピリジンの核磁気共鳴スペク
トルは以下の様である。
ピルチオカルバモイル)−4・5・6・7−チトラヒド
ロイミダゾ〔4・5−C〕ピリジンの核磁気共鳴スペク
トルは以下の様である。
核磁気共鳴スペクトル(CDC12):1.25δ(三
重環、イソプロピルCH3)、3.58δ(単項、CH
3−N)、5.00δ(単項、C−4−H2)、7.3
8δ(単項、C−2−H)。
重環、イソプロピルCH3)、3.58δ(単項、CH
3−N)、5.00δ(単項、C−4−H2)、7.3
8δ(単項、C−2−H)。
例4
1−メチル−5−(N−メチルチオカルバモイル)−4
・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピ
リジン 4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕
ピリジンと沃化メチルとから出発した他は例1と同条件
下で作業し、中間生成物として1−メチル−4・5・6
・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジンを
得、引続いてこれをイソチオシアン酸メチルと反応させ
て上記の化合物を収率78%で得る、融点23.8℃。
・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピ
リジン 4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕
ピリジンと沃化メチルとから出発した他は例1と同条件
下で作業し、中間生成物として1−メチル−4・5・6
・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジンを
得、引続いてこれをイソチオシアン酸メチルと反応させ
て上記の化合物を収率78%で得る、融点23.8℃。
塩酸塩の核磁気共鳴スペクトル(D20中):2.81
δ(三重環、C−6−H2)、 3.00δ(単項、C
H3−NH)、3.78δ(単項、CH3−N−1)、
4.12δ(三重環、C−7−H2)、 4,64δ(
単項、C−4−H2)、8.46δ(単項、C−2−H
)。
δ(三重環、C−6−H2)、 3.00δ(単項、C
H3−NH)、3.78δ(単項、CH3−N−1)、
4.12δ(三重環、C−7−H2)、 4,64δ(
単項、C−4−H2)、8.46δ(単項、C−2−H
)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中:R1はC原子数1〜4の低級アルキル基を表わ
し、R2は水素原子又はC原子数1〜4の低級アルキル
基を表わし、R3はC原子数1〜4の飽和、直鎖又は分
枝アルキル基を表わす〕の4・5・6・7−チトラヒド
ロイミダゾ〔4・5−C〕ピリジン誘導体。 21・4−ジエチル−5−(N−イソプロピルチオカル
バモイル)−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔
4・5−c〕ピリジンである特許請求の範囲第1項記載
の化合物。 31−メチル−4−エチル−5−(N−イソプロピルチ
オカルバモイル)−4・5・6・7−チトラヒドロイミ
ダゾ〔4・5−c〕ピリジンである特許請求の範囲第1
項記載の化合物。 41−メチル−5−(N−イソプロピルチオカルバモイ
ル)−4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5
−c〕ピリジンである特許請求の範囲第1項記載の化合
物。 51−#ルー5−(N−メチルチオカルバモイル)−4
・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピ
リジンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6 一般式: 〔式中:R1はC原子数1〜4の低級アルキル基を表わ
し、R2は水素原子又はC原子数1〜4の低級アルキル
基を表わし、R3はC原子数1〜4の飽和、直鎖又は分
枝アルキル基を表わす〕の4・5・6・7−チトラヒド
ロイミダゾ〔4・5−C〕ヒリジン誘導体を製造するに
当り、一般式:〔式中:R2は上記のものを表わす〕の
公知の4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5
−c〕ピリジンをショツテン−バウマン反応によりクロ
ル蟻酸ベンジルと反応させ、その様に得られた5−N−
カルボベンズオキシ誘導体をペンゾール−水酸化ナトリ
ウムの18規定水溶液の二相系中で相移行触媒例えば臭
化n−テトラブチルアンモニウム、塩化トリエチルベン
ジルアンモニウム又は別の種々のアンモニウム塩の存在
下でアルキル化又はR,0−8o2−OR1(式中:R
1は上記のものを表わし、Xは塩素原子、臭素原子又は
沃素原子を表わす〕を用いてアルキル化し、その際選択
的に得られた式: 〔式中:R1及びR2は上記のものを表わす〕の1−ア
ルキル化中間生成物を氷酢酸中の無水HBr の20%
溶液で室温において1時間処理してカルボベンズオキシ
−N−保護基を除去することによるか又はエタノール溶
液中で温度55〜60℃、圧力2.1バールにおいて触
媒としての10%Pd/C上で4〜5時間水素添加分解
することにより式: 〔式中:R1及びR2は上記のものを表わす〕の中間生
成物4・5・6・7−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−
c〕ピリジンを得、引続いてこれを無水アセトニ) I
Jル中で式:R3NC8〔式中:R3は上記のものを表
わす〕のイソチオシアン酸N−アルキルと還流温度にお
いて数時間反応させることを特徴とする4・5・6・7
−チトラヒドロイミダゾ〔4・5−c〕ピリジン誘導体
の製法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT26562/78A IT1098015B (it) | 1978-08-07 | 1978-08-07 | Nuovi 4,5,6,7,-tetraidroimidazo-aperta par.quadrata 4,5-c chiusa par.quadrata-piridin-derivati |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5524158A JPS5524158A (en) | 1980-02-21 |
JPS5810387B2 true JPS5810387B2 (ja) | 1983-02-25 |
Family
ID=11219781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53139477A Expired JPS5810387B2 (ja) | 1978-08-07 | 1978-11-14 | 4,5,6,7テトラヒドロイミダゾ〔4,5−c〕ピリジン誘導体及びその製法 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS5810387B2 (ja) |
AT (1) | AT357533B (ja) |
AU (1) | AU520102B2 (ja) |
BE (1) | BE871985A (ja) |
CA (1) | CA1113468A (ja) |
CH (1) | CH636875A5 (ja) |
DE (1) | DE2849572C2 (ja) |
DK (1) | DK146159C (ja) |
FR (1) | FR2433022A1 (ja) |
GB (1) | GB2028798B (ja) |
IT (1) | IT1098015B (ja) |
NL (1) | NL181657C (ja) |
SE (1) | SE438150B (ja) |
SU (1) | SU791241A3 (ja) |
ZA (1) | ZA786388B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4812462A (en) * | 1986-04-01 | 1989-03-14 | Warner-Lambert Company | 4,5,6,7-tetrahydro-1H-imidazo[4,5-c]pyridine-6-carboxylic acid analogs having antihypertensive activity |
EP2334672B1 (en) | 2008-09-16 | 2013-11-20 | Proximagen Limited | 4,5,6,7-Tetrahydroimidazo[4,5-c]pyridine compounds as inhibitors of SSAO |
GB201507031D0 (en) | 2015-04-24 | 2015-06-10 | Proximagen Ltd | New pharmaceutical salt forms |
GB201507036D0 (en) | 2015-04-24 | 2015-06-10 | Proximagen Ltd | Crystalline enzyme inhibitor compound |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4141899A (en) * | 1976-01-07 | 1979-02-27 | Societa' Farmaceutici Italia S.P.A. | 4,5,6,7-Tetrahydroimidazo-[4,5-c]-pyridine derivatives |
-
1978
- 1978-08-07 IT IT26562/78A patent/IT1098015B/it active
- 1978-11-09 NL NLAANVRAGE7811125,A patent/NL181657C/xx not_active IP Right Cessation
- 1978-11-10 CA CA316,132A patent/CA1113468A/en not_active Expired
- 1978-11-10 AU AU41490/78A patent/AU520102B2/en not_active Expired
- 1978-11-10 CH CH1159678A patent/CH636875A5/de not_active IP Right Cessation
- 1978-11-13 AT AT811778A patent/AT357533B/de not_active IP Right Cessation
- 1978-11-13 GB GB7844281A patent/GB2028798B/en not_active Expired
- 1978-11-13 FR FR7831960A patent/FR2433022A1/fr active Granted
- 1978-11-13 US US05/959,506 patent/US4223146A/en not_active Expired - Lifetime
- 1978-11-13 DK DK502678A patent/DK146159C/da not_active IP Right Cessation
- 1978-11-14 BE BE191705A patent/BE871985A/xx not_active IP Right Cessation
- 1978-11-14 ZA ZA00786388A patent/ZA786388B/xx unknown
- 1978-11-14 SE SE7811761A patent/SE438150B/sv not_active IP Right Cessation
- 1978-11-14 JP JP53139477A patent/JPS5810387B2/ja not_active Expired
- 1978-11-15 SU SU782685600A patent/SU791241A3/ru active
- 1978-11-15 DE DE2849572A patent/DE2849572C2/de not_active Expired
Also Published As
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GB2028798A (en) | 1980-03-12 |
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SE438150B (sv) | 1985-04-01 |
ATA811778A (de) | 1979-12-15 |
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IT1098015B (it) | 1985-08-31 |
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US4223146A (en) | 1980-09-16 |
NL7811125A (nl) | 1980-02-11 |
SU791241A3 (ru) | 1980-12-23 |
GB2028798B (en) | 1982-08-11 |
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AU4149078A (en) | 1980-02-14 |
ZA786388B (en) | 1979-10-31 |
AT357533B (de) | 1980-07-10 |
DE2849572C2 (de) | 1986-06-26 |
NL181657C (nl) | 1987-10-01 |
DK502678A (da) | 1980-02-08 |
CH636875A5 (de) | 1983-06-30 |
JPS5524158A (en) | 1980-02-21 |
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