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JPH1168341A - 機器筐体構造 - Google Patents

機器筐体構造

Info

Publication number
JPH1168341A
JPH1168341A JP22457497A JP22457497A JPH1168341A JP H1168341 A JPH1168341 A JP H1168341A JP 22457497 A JP22457497 A JP 22457497A JP 22457497 A JP22457497 A JP 22457497A JP H1168341 A JPH1168341 A JP H1168341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
case
body cover
opening
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22457497A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihito Yokoo
文仁 横尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP22457497A priority Critical patent/JPH1168341A/ja
Publication of JPH1168341A publication Critical patent/JPH1168341A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に基地局通信機器用の筐体構造にあって、
開けた蓋部材が狭隘場所における保守点検作業等の支障
とならないように、カバー開閉構造の機能性をアップ
し、使用便宜を向上させる。 【解決手段】 本体ケース1の両側のケース側板2に前
後奥行き方向へ延びる平行一対のガイド長溝3を設け、
このガイド長溝3に係合するスライドピン13を本体カ
バー10の両側端面に突起状に設ける。本体ケース1の
開口部を開放するとき、初動時はスライドピン13を回
動支点にして本体カバー10を手前に引き出し、続いて
スライドピン13をガイド長溝3の案内によりスライド
移動させて、本体カバー10を本体ケース1のケース底
板に重ねるようにして内部または外部に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に基地局通信
機器等における筐体構造に関し、さらに詳しくは、筐体
を閉塞/開放するスライド式蓋を備えた機器筐体構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機器筐体構造として提案されたも
のに、例えば特開平7−307582号公報に記載され
た通信機器用筐体がある。この場合、筐体本体のケース
の開口部に蓋部材のカバーが一辺をヒンジ連結して他辺
を開閉できるよう取り付けてあり、閉塞中はカバーの開
閉端をボルトとロータリナットによる締結部材組でロッ
クできるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】.ところで、この従来
例として挙げられた上記公報の通信機器用筐体を含むこ
れまでの機器筐体構造にあっては、解決すべき次の問題
点が残されている。
【0004】保守点検等の作業にあたって本体カバーが
開けられるが、この本体カバーは本体ケースに取り付い
た状態になっている点である。したがって、近隣に配置
されている他の機器も同時に点検作業を行うような場
合、開いた本体カバーが他機器の作業に支障となる。特
に、狭隘な場所での作業では、その開いた本体カバーに
つまずくなどして、人身や機器に思わぬ危害損傷を被る
ことが多々ある。
【0005】また、開けた本体カバーを本体ケースから
完全に取り外しできる構造の場合でも、取り外しに要す
る作業スペースを十分に広く確保しなければならず、狭
隘な作業場所では対応に不都合が生じる。
【0006】したがって、この発明の目的は、特に基地
局通信機器用の筐体構造に最適であり、開けた蓋部材の
カバーが保守点検作業等の障害とならないように、カバ
ー開閉構造の機能性アップと使用便宜の向上を図った機
器筐体構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の機器筐体構造
は、電子部品を格納する箱形の本体ケースが一面のほぼ
全面を開口してあり、その両側にケース側板を有しかつ
ケース底板を有し、その本体ケースの開口部を蓋部材の
本体カバーで開閉するにあたって、前記両側のケース側
板に前後奥行き方向へ延びる平行一対のガイド長溝を設
け、このガイド長溝に係合するスライドピンを前記本体
カバーの両側端面に突起状に設けて、前記本体ケースの
開口部を開放するときは、初動時は前記スライドピンを
回動支点にして前記本体カバーを手前に引き出し、その
スライドピンを前記ガイド長溝の案内によりスライド移
動させることにより、前記本体カバーを前記本体ケース
のケース底板に重ねるようにして格納可能に構成してい
る。
【0008】この場合、本体カバーがケース底板の外側
で外部格納されるか、またはケース底板を二重底構造に
した場合はその二重底空間に内部格納することができ
る。
【0009】また、ガイド長溝の設置位置が、ケース側
板の天地方向でいう下端近傍に設けられた場合、その位
置に対応する本体カバーの下端両側に左右一対のスライ
ドピンを突設して、このスライドピンをヒンジピンにし
て本体カバーが上端部から手前ほぼ90°の水平位置ま
で引き倒し、開く片側観音開き構造とすることができ
る。
【0010】さらに、本体カバーの上端部に引き出し操
作用の開閉つまみを設ければ、操作に便利であり、その
開閉つまみに施錠または解錠機能をもたせることもでき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明による機器筐体構
造の実施の形態について、図1〜図3を参照して詳細に
説明する。
【0012】図1は、構造全体を示す斜視図である。通
信回路基板や配線等よりなる種々の電子部品を格納する
本体ケース1を有し、この本体ケース1の前面開口端を
蓋部材の本体カバー10で閉塞/開放するようになって
いる。
【0013】本体ケース1の前面開口端からみて両側の
ケース側板2には、その前後奥行き方向へ下端に沿って
断面L字形状のガイド長溝3が形成されている。また、
図1中の拡大図示側面部と図2に示すように、ガイド長
溝3の手前始端側でその直下に、本体カバー10の開閉
時の初動を補助して円滑に案内するための断面L字形状
のガイド補助片4が固定されている。
【0014】一方、本体カバー10は、その主板11が
本体ケース1の前面開口端を閉じるだけの面積を有する
矩形状であり、この主板11の四辺に沿って箱形に折り
返し側板12が設けてある。主板11の両側の折り返し
側板12では、この各下端部に凸形状の一対のスライド
ピン13が左右に突出して設けてある。スライドピン1
3は、上記ケース側板2に設けたガイド長溝3に係合し
て案内され、本体カバー10の開閉動作を案内する。ま
た、主板11の上端近くには、左右両側に一対の凸形状
に突出させた開閉つまみ14が設けられている。
【0015】次に、以上の構成により、保守点検作業等
にあたって、本体ケース1の前面開口端で閉塞された状
態から本体カバー10を開けて内部開放する場合、作業
者は本体カバー10の主板11に設けた一対の開閉つま
み14を掴みもち、手前に引く。このつまみ操作によ
り、主板11の上端部がまず手前方向へ引き出される。
【0016】図1中の仮想線で示すように、つまみ操作
による本体カバー10の引き出し動作により、主板11
はその下端両側のスライドピン13を支点に回動し、ほ
ぼ90°手前の水平位置にまで引き倒される。
【0017】本体カバー10の主板11を手前にほぼ9
0°の水平位置まで引き倒した段階で、今度は主板11
を本体ケース1の内部に向かって押し込むようにする。
その際、両側のスライドピン13は本体ケース1側のス
ライド長溝3に案内され、ケース側板11の奥に向かっ
てスライドする。
【0018】スライドピン13のスライドにより、主板
11は本体ケース1内の底板外側に重なるようにしてほ
ぼ水平姿勢で収納される。主板11のここまでの動作
は、初期段階から本体ケース1側に設けたガイド補助片
4に下方から支持され、引き倒しから押し込みまでの動
作を円滑に補助する。
【0019】このようにして、本体カバー10はほぼワ
ンタッチで本体ケース1の底板の外側に重なるようにし
て無駄な格納場所を占有することなく格納される。本体
ケース1の内部開放により、所要の作業が行われる。そ
の間、本体カバー10は作業の何ら支障とならない。作
業終了後は、上記動作の逆の手順を踏み、本体カバー1
0で本体ケース1を閉塞する。
【0020】なお、本体カバー10の主板11に設けた
開閉つまみ14としては、開閉ロック機能を備えたプッ
シュ・プル構造のものとか、ねじ込み式といった多種多
様な構造のものを用いることができる。
【0021】また、本体カバー10を本体ケース1の底
板外側に格納することが説明されたが、底板の内側に二
重底を形成すれば、その二重底空間にて本体ケース1内
での格納構造も可能であることも容易に理解されよう。
て内の
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の機器筐
体構造によれば、保守点検作業等に際して、本体カバー
をスライド式に開けて本体ケース内部に効率良く格納す
ることができるので、従来のように開けた本体カバーが
作業の支障となるのを防止でき、機能性を高めかつ使用
便宜が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機器筐体構造の実施の形態において
要部拡大側面部を図示した全体斜視図である。
【図2】実施の形態による本体ケース側のガイド長溝と
ガイド補助片を示す部分拡大側面図である。
【図3】本体ケース側のガイド長溝に対する本体カバー
側のスライドピンの係合取り合いを示す部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 ケース側板 3 ガイド長溝 4 ガイド補助片 10 本体カバー 11 主板 12 折り返し側板 13 スライドピン 14 開閉つまみ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を格納する箱形の本体ケースが一
    面のほぼ全面を開口してあり、その両側にケース側板を
    有しかつケース底板を有し、その本体ケースの開口部を
    蓋部材の本体カバーで開閉する機器筐体構造であって、 前記両側のケース側板に前後奥行き方向へ延びる平行一
    対のガイド長溝を設け、このガイド長溝に係合するスラ
    イドピンを前記本体カバーの両側端面に突起状に設け
    て、前記本体ケースの開口部を開放するときは、初動時
    は前記スライドピンを回動支点にして前記本体カバーを
    手前に引き出し、そのスライドピンを前記ガイド長溝の
    案内によりスライド移動させることにより、前記本体カ
    バーを前記本体ケースのケース底板に重ねるようにして
    格納可能に構成したことを特徴とする機器筐体構造。
  2. 【請求項2】前記本体カバーが前記ケース底板の外側で
    外部格納されるか、またはケース底板を二重底構造にし
    た場合はその二重底空間に内部格納されることを特徴と
    する請求項1に記載の機器筐体構造。
  3. 【請求項3】前記ガイド長溝を前記ケース側板の天地方
    向でいう下端近傍に設け、その位置に対応する前記本体
    カバーの下端両側に前記左右一対のスライドピンを突設
    して、このスライドピンをヒンジピンにして前記本体カ
    バーが上端部から手前に開く片側観音開き構造となって
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の機器筐
    体構造。
  4. 【請求項4】前記本体カバーが、ほぼ90°の水平位置
    まで片側観音開き構造となっていることを特徴とする請
    求項3に記載の機器筐体構造。
  5. 【請求項5】前記本体カバーの上端部に引き出し操作用
    の開閉つまみを設けたことを特徴とする請求項2〜4の
    いずれかに記載の機器筐体構造。
  6. 【請求項6】前記開閉つまみは、前記本体カバーを前記
    本体ケースに施錠または解錠するロック機能を備えてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の機器筐体構造。
JP22457497A 1997-08-21 1997-08-21 機器筐体構造 Pending JPH1168341A (ja)

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JP22457497A JPH1168341A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 機器筐体構造

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JPH1168341A true JPH1168341A (ja) 1999-03-09

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ID=16815888

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JP22457497A Pending JPH1168341A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 機器筐体構造

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