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JP2883583B2 - 箱類における蓋のロック機構 - Google Patents

箱類における蓋のロック機構

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Publication number
JP2883583B2
JP2883583B2 JP18318296A JP18318296A JP2883583B2 JP 2883583 B2 JP2883583 B2 JP 2883583B2 JP 18318296 A JP18318296 A JP 18318296A JP 18318296 A JP18318296 A JP 18318296A JP 2883583 B2 JP2883583 B2 JP 2883583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
piece
lid
locking
base plate
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP18318296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1025940A (ja
Inventor
忍 鈴木
基男 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUTO KOGYO KK
Original Assignee
NITSUTO KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NITSUTO KOGYO KK filed Critical NITSUTO KOGYO KK
Priority to JP18318296A priority Critical patent/JP2883583B2/ja
Publication of JPH1025940A publication Critical patent/JPH1025940A/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として通信用ボ
ックスのようにボックスサイズを小さくして省スペース
化を図ることが要求される電気機器収納用箱その他箱部
材の内部を無駄なく利用できるようにした箱類における
蓋のロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内底面にベース板が取付けられた箱部材
の開口に施蓋される蓋部材の裏側に表側からの操作で回
動される板状のロック金具を設けてその先方の係止片部
を箱部材の内側に設けられた受部材の係止受片に係合さ
せてロックするようにした簡易ロック機構を備えた箱類
は、配電盤や制御盤などの電気機器収納用箱として広く
利用されているが、従来のものは図4、図5に示すよう
に、受部材23として箱部材21の内側に内向きの係止
受片24が張設されたものを用いる一方、前記ロック金
具33として蓋部材31の表側からの操作で回動される
操作軸32に蓋部材31の口縁より突出する脚片部35
を垂設してその脚端に外向きの係止片部36を連設した
ものを用いているため、箱部材21の内底面に取付けら
れているベース板22の側端上部にロック金具33の係
止片部36が位置し、これによりベース板22の有効利
用面積が狭められることとなり、特に、ボックスサイズ
を小さくして省スペース化を図ることが要求される通信
用ボックスなどでは前記した問題点を解決することが強
く求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、前記のような問題点を解決して、ベース
板の上面をその側端上面が受部材やロック金具により邪
魔されることなく全面的に有効利用できるようにした箱
類における蓋のロック機構を安価に提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決した本
発明に係る箱類における蓋のロック機構は、内底面にベ
ース板が取付けられた箱部材の開口を施蓋する蓋部材の
裏側に該蓋部材の表側からの操作で回動される板状のロ
ック金具を設けてその先端に形成される係止片部を箱部
材の内側に設けた板状の受部材の先端に形成される係止
受片に係合させてロックするようにした箱類における蓋
のロック機構において、前記受部材として箱部材の口縁
付近から張出された内向き片部の先端に起立腕部を介し
て外向きの係止受片を連設したものを用いてこの受部材
を箱部材の内側面とベース板との間に形成される幅狭の
空間部の上方に配置する一方、ロック金具として蓋部材
の表側からの操作で回動される操作軸に一端が取付けら
れた外向き片部の先端に脚片部を介して内向きの係止片
部を連設したものを用いてベース板の全面が受部材やロ
ック金具に邪魔されることなく有効利用できるようにし
たことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1〜図3に基づいて詳細に説明する。1は金属板
材よりなる箱部材で、この箱部材1の内底面には木製の
ベース板2が箱部材1の周縁との間に幅狭な空間部Sを
あけて取付けられている。そして、この箱部材1の内側
には所要の側板部1aに基部が取付けられた状態として
板状の受部材3が前記幅狭の空間部Sの上方に位置され
るように設けられている。受部材3は箱部材1の側板部
1aに溶接されている取付片部4の上端を該箱部材1の
口縁付近から内向きに張出させて内向き片部5とすると
ともにその先端より箱部材1の口縁より突出する起立腕
部6を連設し、さらに、その上端部分を外向きに折曲し
てその中間を切欠部8として切欠くことにより外向きの
係止受片7、7を形成したもので、各係止受片7の先端
は箱部材1の開口に施蓋される後記する蓋部材11の内
側面に向けられている。前記した受部材3はその内向き
片部5の先端をベース板2の端縁より外側の前記空間部
Sの上方に位置させてベース板2の側端上面の上方が邪
魔されないようにしてある。なお、前記した係止受片7
を相互間に切欠部8を介在させて2個設けたのは、箱自
体を天地反転させ、ハンドル17も左開き用、右開き用
に変更すれば扉の左開き、右開きのいずれの場合にも受
部材3を兼用できるようにするためであって、兼用とし
ないものであれば係止受片7は1個あればよく、また、
箱部材1は4つの側面が側板で囲まれた通常の箱として
もよいが、図示する箱部材1は、その一方の対向する側
面の前記したベース板2より上方部分が開放されてこの
開放部分を通じて配線コードがベース板2の側端上面に
直線状に配線されるようにした通信用ボックスである。
【0006】11は前記した箱部材1の開口に施蓋され
る蓋部材であって、その裏側には蓋部材11の表側に設
けられたハンドル17などの操作で回動される板状のロ
ック金具13が設けられている。このロック金具13
は、蓋部材11の表側からの操作で回動される操作軸1
2に一端が取付けられた外向き片部14の先端を蓋部材
11の内側面に沿って下向きに折曲して脚端が蓋部材1
1の口縁より突出しない脚片部15を連設するととも
に、この脚片部15の先端部分を内向きに折り返して短
い内向きの係止片部16に形成したもので、蓋部材11
の表側からの操作で操作軸12が回動されるとロック金
具13は回動してその下端にある短い内向きの係止片部
16が前記した箱部材1の口縁より突出する受部材3の
外向きの係止受片7と係合離脱して蓋部材11が箱部材
1に対しロックされたりロックが解かれたりすることと
なるが、ロック金具13はその脚片部15の脚端が蓋部
材11の口縁より突出しないようにするとともに、その
先端に続く内向きの係止片部16も短くてベース板2の
端縁より外側に位置する受部材3の起立腕部6より外側
にあるので、箱部材1の開口に蓋部材11を施蓋した状
態においてもロック金具13によりベース板2の端部上
方が邪魔されることはない。なお、本実施の形態では、
受部材3は箱部材1とは別体に設けているが、これに限
定されるものではなく、箱部材1を折り曲げて受部材3
を一体に形成してもよいことは言うまでもない。
【0007】このように構成されたものは、箱部材1の
内底面に取付けられたベース板2に機器類を取付けて蓋
部材11により開口を塞ぎ、蓋部材11の表側からの操
作でロック金具13を回動させてその先端に形成される
係止片部16を箱部材1の内側に設けた受部材3の先端
に形成される係止受片7に係合させてロックし、必要な
ときには蓋部材11の表側からの操作でロック金具13
を逆回動させて係止片部16の係止受片7に対する係合
を解いて蓋部材11を開くことができるようにして使用
することは従来のこの種の箱類と同様であるが、受部材
3の係止受片7が箱部材1の口縁付近から張出された内
向き片部5の先端に起立腕部6を介して外向きに連設さ
れており、一方、この係止受片7と係合されるロック金
具13の係止片部16は蓋部材11の表側からの操作で
回動される操作軸12に一端が取付けられた外向き片部
14の先端に脚片部15を介して内向きに連設したもの
としているために、箱部材1の開口に蓋部材11が施蓋
されていないときは勿論のこと、蓋部材11が施蓋され
ている状態においても、ベース板2の側縁上面が受部材
3やロック金具13に邪魔されることなく配線コード2
0の配線空間などとして有効利用できることとなり、こ
のことによってボックスサイズを小さくして省スペース
化を図ることができる。また、脚片部15はこの脚端が
前記蓋部材11の口縁より突出しないようにしておけ
ば、配線作業者が作業中にロック金具13に触れてケガ
をする恐れもなく、蓋部材11を外したときにその開口
側をもって地上に載置しても安定して載置することがで
きる。
【0008】特に、内底面にベース板2が取付けられた
箱部材1を、前記したように一方の対向する側面が開放
されていてこの開放部分を通じて配線コードをベース板
2の端部上面に直線状に配線できるものとしたものとし
た場合には、配線作業性が極めてよいうえにベース板2
の有効利用度もより顕著なものとなる。
【0009】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、内底面にベース板が取付けられた箱部材の開口を施
蓋する蓋部材の裏側に該蓋部材の表側からの操作で回動
される板状のロック金具を設けてその先端に形成される
係止片部を箱部材の内側に設けた板状の受部材の先端に
形成される係止受片に係合させてロックするようにした
箱類における蓋のロック機構において、前記受部材の係
止受片とロック金具の係止片部の張出方向を従来のもの
とは逆向きとするものとしたので、箱部材の内底面に取
付けられたベース板の上面を側端まで受部材やロック金
具により邪魔されることなく有効利用でき、これにより
ボックスサイズを小さくして省スペース化を図ることが
できる。また、受部材の係止受片が箱部材の口縁付近か
ら張出上方に突出し、蓋部材の係止片部は蓋部材の口縁
より突出しないものとすれば、蓋部材を外したときにそ
の開口側をもって地上などに載置しても、蓋部材はその
開口縁よりロック金具が突出していないので、安定して
載置できるうえにロック金具が他物に触れてロック金具
が破損することもないなど種々の利点がある。従って、
本発明は従来の問題点を解決した箱類における蓋のロッ
ク機構として業界の発展に寄与するところ大なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す要部の断面
図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態をロックされた状
態で示す要部の一部切欠平面図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態をロックが解かれ
た状態で示す要部の一部切欠平面図である。
【図4】従来例を示す要部の断面図である。
【図5】従来例をロックされた状態で示す要部の一部切
欠平面図である。
【符号の説明】
1 箱部材 2 ベース板 3 受部材 5 内向き片部 6 起立腕部 7 係止受片 11 蓋部材 12 操作軸 13 ロック金具 14 外向き片部 15 脚片部 16 係止片部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内底面にベース板(2) が取付けられた箱
    部材(1) の開口を施蓋する蓋部材(11)の裏側に該蓋部材
    (11)の表側からの操作で回動される板状のロック金具(1
    3)を設けてその先端に形成される係止片部(16)を箱部材
    (1) の内側に設けた板状の受部材(3) の先端に形成され
    る係止受片(7) に係合させてロックするようにした箱類
    における蓋のロック機構において、前記受部材(3) とし
    て箱部材(1) の口縁付近から張出された内向き片部(5)
    の先端に起立腕部(6) を介して外向きの係止受片(7) を
    連設したものを用いてこの受部材(3) を箱部材(1) の内
    側面とベース板(2) との間に形成される幅狭の空間部の
    上方に配置する一方、ロック金具(13)として蓋部材(11)
    の表側からの操作で回動される操作軸(12)に一端が取付
    けられた外向き片部(14)の先端に脚片部(15)を介して内
    向きの係止片部(16)を連設したものを用いてベース板
    (2) の側端上面を受部材(3) やロック金具(13)に邪魔さ
    れることなく有効利用できるようにしたことを特徴とす
    る箱類における蓋のロック機構。
  2. 【請求項2】 脚片部(15)はこの脚端が前記蓋部材(11)
    の口縁より突出しないものである請求項1に記載の箱類
    における蓋のロック機構。
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