JPH1164825A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH1164825A JPH1164825A JP23893397A JP23893397A JPH1164825A JP H1164825 A JPH1164825 A JP H1164825A JP 23893397 A JP23893397 A JP 23893397A JP 23893397 A JP23893397 A JP 23893397A JP H1164825 A JPH1164825 A JP H1164825A
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Abstract
小化して実装の合理化を図る。 【解決手段】 表示装置は画素アレイ部1と垂直駆動回
路2と水平駆動回路3とからなる。画素アレイ部1は互
いに交差する走査線Xの行及び信号線Yの列と、両者の
交差部に配される画素PXLとを有している。垂直駆動
回路2は各走査線Xに接続しており、順次一行分の画素
PXLを選択する。水平駆動回路3は各信号線Yに接続
しており多ビット構成のデジタル画像データに基づいて
多階調化された信号電圧を生成し、選択された一行分の
画素PXLに信号電圧を書き込む。水平駆動回路3は3
段の電圧変調部35,36,37を直列接続した多階調
化回路34を備えている。前段電圧変調部35は上位桁
側のビットデータに応じて一次階調化を行なう。中段電
圧変調部36は中位桁側のビットデータに応じて二次階
調化を行なう。後段電圧変調部37は下位桁側のビット
データに応じて三次階調化を行なう。
Description
より詳しくは、デジタル画像データに基づいて階調表現
ができる表示装置の集積化技術に関する。
を簡潔に説明する。表示装置は画面を構成するパネル1
10と周辺の垂直駆動回路120、水平駆動回路13
0、タイミング生成回路140とで構成されている。パ
ネル110は例えば非晶質シリコン薄膜トランジスタを
スイッチング素子に用いたアクティブマトリクス型の液
晶ディスプレイ(LCD)からなる。なお、パネルはこ
れに限られるものではなくプラズマディスプレイ(PD
P)やエレクトロルミネッセンスディスプレイ(EL)
を用いることができる。周辺の垂直駆動回路120、水
平駆動回路130及びタイミング生成回路140は外付
けのLSIからなる。従来の表示装置はパネルと周辺回
路が別体であり、両者はTABなどで電気的に接続され
る。
信号線Yが配列されている。行状の走査線Xと列状の信
号線Yとの交差部には画素PXLが形成されている。画
素PXLは画素電極とこれに対面する対向電極COMと
で構成されており、両電極の間に液晶などの電気光学物
質が保持されている。各画素PXLは非晶質シリコンを
活性層とする薄膜トランジスタTrによって駆動され
る。薄膜トランジスタTrのドレイン電極は対応する画
素PXLに接続され、ソース電極は対応する信号線Yに
接続され、ゲート電極は対応する走査線Xに接続されて
いる。垂直駆動回路120は垂直シフトレジスタ回路1
21と出力バッファ回路122とからなる。垂直シフト
レジスタ回路121は出力バッファ回路122を介して
各走査線Xに接続しており、順次一行分の画素PXLを
選択する。水平駆動回路130は、水平シフトレジスタ
回路131とラインメモリ回路132とレベル変換回路
133とデジタルアナログ変換回路134とを集積化し
たLSIである。この水平駆動回路130は各信号線Y
に接続しており、多ビット構成のデジタル画像データに
基づいて多階調化された信号電圧を生成し、選択された
一行分の画素PXLに信号電圧を書き込む。なお、信号
電圧はデジタル画像データに基づいて基準電圧を変調す
ることにより生成される。タイミング生成回路140は
垂直駆動回路120と水平駆動回路130との間の同期
制御を行なう。
成例を示している。水平駆動回路は、水平シフトレジス
タ回路131、入力線Z、サンプリングスイッチSW、
レベル変換回路133、ラインメモリ回路132、デジ
タルアナログ変換回路134などから構成されている。
水平シフトレジスタ回路131は、図11に示したタイ
ミング生成回路140から供給されるタイミング信号に
応じて動作し、6個一組となったサンプリングスイッチ
SWを開閉制御する。これにより、入力線Zを介して外
部から供給された6ビットパラレル構成のデジタル画像
データD0〜D5をサンプリングする。サンプリングさ
れたデジタル画像データはレベル変換回路133を介し
てラインメモリ回路132に一行分まとめて格納され
る。ラインメモリ回路132に対するデジタル画像デー
タの一括ラッチは、図11に示したタイミング生成回路
140から供給されるタイミング信号によって制御され
る。デジタルアナログ変換回路134はデコーダ回路と
アナログスイッチとで構成されている。デジタルアナロ
グ変換回路134はラインメモリ回路132に格納され
たデジタル画像データを解読して、画素PXL毎に割り
当てられた信号電圧を生成する。生成された信号電圧は
対応する信号線Yに出力される。従来のデジタルアナロ
グ変換回路134は外部から供給された64階調の基準
電圧V1〜V64の何れか一つを6ビットパラレル構成
のデジタル画像データの解読結果に基づいて選択し、対
応する信号線Yに供給する。この従来例では6ビットパ
ラレル構成のデジタル画像データを用いている為、基準
電圧は26 =64階調のレベルが必要になる。8ビット
パラレル構成のデジタル画像データを用いた場合には、
基準電圧の階調レベルは28 =256となる。なお、レ
ベル変換回路133とラインメモリ回路132の配置
は、図11に示した様に入れ替えることもできる。
グ変換回路134の具体的な構成例を示しており、一本
分の信号線Yに対応した部分のみが表わされている。図
示する様に、デジタルアナログ変換回路134は基準電
圧選択回路135−1〜135−256の直列接続から
なる。デジタル画像データがD0〜D7からなる8ビッ
トパラレル構成を有する場合、基準電圧選択回路135
−1〜135−256は28 =256個必要となり、こ
れをワンチップ化した場合大規模なIC(LSI)にな
ってしまう。各基準電圧選択回路の内部は例えば、デコ
ーダ回路とインバータとトランジスタとで構成されてい
る。具体的な構成は、例えばS.SAITO,K.KI
TAMURA,etc,NEC“A 6−bit Di
gital Data Driver for Col
or TFT−LCDs”,pp257−260,SI
D 95 digest,1995に開示されている。
この従来例では、信号電圧を生成する為に基準電圧を用
いている。基準電圧は抵抗分割により階調化されてい
る。この方式では一本の信号線に対して、例えば6ビッ
トパラレル構成のデジタル画像データを書き込む場合、
抵抗分割用に26 =64個の抵抗素子が必要になる。さ
らに、デジタル画像データに対応した階調レベルを選択
する為ROMデコーダを用いている。これは、64階調
×6ビット構成のトランジスタマトリックスアレイであ
る。マトリックスの各格子にC−MOSスイッチを配す
ると、全トランジスタの個数は64×6×2=768個
必要となり、基準電圧選択回路の高集積化が必須であ
る。さらに、8ビットパラレル構成のデジタル画像デー
タを用いて一層の高階調化を図ると、ROMデコーダの
規模は膨大なものになる。
では、パネル110が非晶質シリコンを活性層とする薄
膜トランジスタを用いたアクティブマトリクスLCDで
ある。非晶質シリコン薄膜トランジスタは動作特性が比
較的劣り、画素駆動用のスイッチング素子としては用い
ることができるものの、周辺の回路部を構成するには不
十分である。その為従来の表示装置では、パネル110
とは別体に垂直駆動回路120や水平駆動回路130を
LSIで構成し、パネル110に結線していた。
性層とした薄膜トランジスタをスイッチング素子に用い
たアクティブマトリクス型のLCDが開発されている。
多結晶シリコン薄膜トランジスタは非晶質シリコン薄膜
トランジスタに比べ動作特性が優れている為、画素駆動
用のスイッチング素子に加え周辺回路も同一の絶縁基板
上に形成可能である。しかしながら、図11に示した従
来の表示装置構成では、特に水平駆動回路の規模が膨大
である為、パネルへの内蔵化あるいは一体化の障害にな
っていた。具体的には、水平駆動回路をパネルに内蔵す
るとその専有面積が大きくなる為、パネル全体のサイズ
が拡大化してしまう。パネル全体に占める画素アレイ部
(画面)の専有面積が相対的に低くなり、商品価値を著
しく損なう。
画像データのビット数が増えるに従って外部から入力す
る基準電圧の階調レベル数が多くなり、これに応じて配
線数も増える。従って、水平駆動回路をパネルに内蔵し
たとしても依然として基準電圧を入力する為の配線作業
が必要となり、歩留りの悪化を招く。さらに、パネル面
積の増大に伴い、デジタルアナログ変換回路内部の寄生
容量が増え、パネル内部での信号伝送遅延が発生する。
この為高速応答性が損なわれ、高周波で駆動することが
困難となる。
その回路規模を縮小化することが必須である。この点、
改良化された水平駆動回路の構成が例えば特開平3−8
9392号公報に開示されている。この表示装置は、平
行する複数の信号線が設けられたパネルと、入力デジタ
ル画像データを複数レベルの信号電圧の何れかに変換
し、この変換によって得られた信号電圧を各信号線に送
出する水平駆動回路とを備えている。ここで、あらかじ
め与えられた複数レベルの基準電圧の何れにも対応しな
い中間調の信号電圧の生成を可能にしている。具体的に
は、中間調の信号電圧を生成する為、フィールド毎に近
接する一対の基準電圧の平均化を行なっている。即ち、
基準電圧の選択を行なう前段過程と、選択された基準電
圧の平均化を行なう後段過程とを経て所望の信号電圧を
生成している。換言すると、前段過程で疎な階調化を行
ない、後段過程で密な階調化を行なっている。この様
に、階調化を2段階に分けることで、これに要するデコ
ーダの個数を低減化可能である。8ビットパラレル構成
のデジタル画像データを用いた場合、段階的な階調化を
行なわないと必要なデコーダの個数は前述した様に信号
線一本当り28 =256個である。これを二段階に分け
て疎階調化及び密階調化を行なうと、例えば24+24
=16+16=32個のデコーダで済む。しかしなが
ら、信号線一本当り32個のデコーダがまだ必要であ
る。依然として水平駆動回路をパネルに一体化あるいは
内蔵化させる為には回路規模の縮小化が必要であり、解
決すべき課題となっている。
を解決する為に以下の手段を講じた。即ち、本発明に係
る表示装置は基本的な構成として、互いに交差する走査
線の行及び信号線の列と、両者の交差部に配される画素
と、垂直駆動回路と、水平駆動回路とを備えている。垂
直駆動回路は各走査線に接続しており順次一行分の画素
を選択する。水平駆動回路は各信号線に接続しており、
多ビット構成のデジタル画像データに基づいて多階調化
された信号電圧を生成し、選択された一行分の画素に該
信号電圧を書き込む。特徴事項として、前記水平駆動回
路は少くとも、多ビット構成に含まれる上位桁側のビッ
トデータに応じて一次階調化を行なう前段の電圧変調部
と、同じく多ビット構成に含まれる中位桁側のビットデ
ータに応じて二次階調化を行なう中段の電圧変調部と、
同じく多ビット構成に含まれる下位桁側のビットデータ
に応じて三次階調化を行なう後段の電圧変調部とを直列
接続した多階調化回路を有する。
圧変調部の少くとも一つが、抵抗分割された複数レベル
の電圧から当該ビットデータに対応した分圧を取り出す
抵抗分割型である。あるいは前記多階調化回路は、各段
の電圧変調部の少くとも一つが、ゲート電圧に応じてイ
ンピーダンスの変化するアナログゲート素子を用いて階
調化を行なうゲート電圧変調型である。あるいは、前記
多階調化回路は、各段の電圧変調部の少くとも一つが、
ゲートパルスのデューティ比に応じて開閉動作するアナ
ログゲート素子を用いて階調化を行なうゲートパルス変
調型である。あるいは前記多階調化回路は、各段の電圧
変調部の少くとも一つが、あらかじめ入力された複数レ
ベルの電圧から当該ビットデータに対応した電圧を選択
して階調化を行なう電圧選択型である。
れ且つ該走査線及び信号線に接続した薄膜トランジスタ
と、該薄膜トランジスタを介して信号電圧が書き込まれ
る画素電極とを有する。この場合、前記垂直駆動回路及
び水平駆動回路も同一の絶縁基板上に集積形成された薄
膜トランジスタで構成されている。
表示装置は基本的な構成として、互いに交差する走査線
の行及び信号線の列と、両者の交差部に配される画素
と、各走査線に接続しており順次一行分の画素を選択す
る垂直駆動回路と、各信号線に接続しており多ビット構
成のデジタル画像データに基づいて多階調化された信号
電圧を生成し、選択された一行分の画素に該信号電圧を
書き込む水平駆動回路とを備えている。前記水平駆動回
路は少なくとも、多ビット構成に含まれる上位桁側のビ
ットデータに応じて一次階調化を行なう前段の電圧変調
部と、同じく多ビット構成に含まれる下位桁側のビット
データに応じて二次階調化を行なって信号電圧を出力す
る後段の電圧変調部とを直列接続した多階調化回路を有
している。前段の電圧変調部はビットデータに応じて選
択された一対の基準電圧を出力する一対のアナログスイ
ッチ素子を備えている。特徴事項として、後段の電圧変
調部は該一対のアナログスイッチ素子の間に直列接続さ
れた複数個の抵抗素子を備えており、該一対のアナログ
素子を抵抗成分として含めた分圧回路を構成する。後段
の電圧変調部はビットデータに応じて該分圧回路から分
圧を取り出して信号電圧を出力する。好ましくは、各抵
抗素子の抵抗値は、該アナログスイッチ素子が導通状態
にある時の抵抗値の二倍以上に設定されている。又好ま
しくは、複数の抵抗素子は互いに等しい抵抗値を有して
おり、且つ二次階調化の階調数より一個少ない個数の抵
抗素子を該一対のアナログスイッチ素子の間に直列接続
している。
中後の三段階に分けて直列接続し、多階調化回路を構成
している。これにより、多ビット構成のデジタル画像デ
ータに基づいて多階調化された信号電圧を各信号線に印
加することができる。8ビット構成のデジタル画像デー
タに基づいて多階調化を行なう場合、何ら電圧変調部の
段階化を行なわないと、信号線一本当りに要するデコー
ダの個数は28 =256となる。前後二段に分けて多階
調化を行なうとデコーダの個数は信号線一本当り24 +
24 =32個となる。これに対し、本発明に従って前中
後の三段階に分けて多階調化を行なうと、デコーダの個
数は信号線一本当り22 +23 +23 =20個まで低減
化可能である。これにより、パネルに対する多階調化回
路の内蔵化が容易になる。加えて、デコーダの個数の低
減化に伴い外部から入力する基準電圧の個数も縮小化で
きる。隣り合う基準電圧の中間に入る信号電圧は多階調
化回路によって内部的に生成することができる。本発明
の他の側面によれば、前段の電圧変調部はビットデータ
に応じて選択された一対の基準電圧を出力する一対のア
ナログ素子を備えており、後段の電圧変調部は一対のア
ナログスイッチ素子の間に直列接続された複数個の抵抗
素子を備えており、一対のアナログ素子を抵抗成分とし
て含めた分圧回路を構成し、ビットデータに応じて分圧
回路から分圧を取り出して信号電圧を出力する。抵抗素
子の一部をアナログスイッチ素子で代替することによ
り、抵抗素子の専有面積を削減化できる。又、アナログ
スイッチ素子の抵抗を抵抗素子群に対して無視可能な程
小さい抵抗値にする必要はなくなる。
の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る表示装置
を示す全体ブロック図である。図示する様に、本表示装
置は大別して、画素アレイ部1と垂直駆動回路2と水平
駆動回路3とタイミング生成回路4とからなる。少くと
も画素アレイ部1、垂直駆動回路2及び水平駆動回路3
は同一の絶縁基板上に集積形成可能である。ただし、本
発明はこれに限られるものではなく、画素アレイ部1の
みをパネルに形成し、残りの垂直駆動回路2及び水平駆
動回路3などを外付けのLSIで供給してもよい。
しており、互いに交差する走査線Xと信号線Yが配列さ
れている。行状の走査線Xと列状の信号線Yとの交差部
には画素PXLが形成されている。この画素PXLは少
くとも液晶容量LCと薄膜トランジスタTrからなる。
液晶容量LCは画素電極とこれに対面する対向電極CO
Mとで構成されており、両電極の間に電気光学物質とし
て液晶が保持されている。なお、本発明はこれに限られ
るものではなく液晶に代えて他の電気光学物質を用いる
ことができる。実際のパネル構造では、画素電極及び薄
膜トランジスタTrは一方の絶縁基板に集積形成され、
対向電極COMは他方の絶縁基板に全面的に形成されて
いる。両基板の間に液晶が保持される。液晶容量LCは
薄膜トランジスタTrによって駆動される。薄膜トラン
ジスタTrは例えば多結晶シリコンを活性層とする電界
効果型のトランジスタである。薄膜トランジスタTrの
ドレイン電極は対応する液晶容量LCの画素電極に接続
され、ソース電極は対応する信号線Yに接続され、ゲー
ト電極は対応する走査線Xに接続されている。垂直駆動
回路2は垂直シフトレジスタ回路21及び出力バッファ
回路22とからなる。垂直シフトレジスタ回路21はタ
イミング生成回路4から出力されるタイミング信号に応
じて動作し、出力バッファ回路22を介して順次一行分
の画素PXLを選択する。具体的には、垂直駆動回路2
は順次選択パルスを各走査線Xに出力し、一行毎に薄膜
トランジスタTrを導通状態におく。これにより、液晶
容量LCが対応する信号線Yに接続されることになる。
31、ラインメモリ回路32、レベル変換回路33及び
多階調化回路34からなる。水平シフトレジスタ回路3
1はタイミング生成回路4から供給されるタイミング信
号に応じて動作し、外部から供給されるデジタル画像デ
ータを逐次サンプリングする。ラインメモリ回路32は
同じくタイミング生成回路4から供給されるタイミング
信号に応じて動作し、サンプリングされたデジタル画像
データを一行分一括して格納する。格納されたデジタル
画像データはレベル変換回路33を介して多階調化回路
34に供給される。多階調化回路34は外部から基準電
圧の供給を受けるとともに信号線Yに接続しており、多
ビット構成のデジタル画像データに基づいて多階調化さ
れた信号電圧を生成し、選択された一行分の画素PXL
に信号電圧を書き込む。具体的には、垂直駆動回路2に
よって導通状態におかれた薄膜トランジスタTrを介し
て信号電圧を対応する液晶容量LCに書き込む。前述し
た様に、画素PXLは絶縁基板上に形成されている。各
画素PXLは走査線X及び信号線Yに接続した薄膜トラ
ンジスタTrと、この薄膜トランジスタTrを介して信
号電圧が書き込まれる画素電極とを有している。薄膜ト
ランジスタTrは多結晶シリコンを活性層としている。
垂直駆動回路2及び水平駆動回路3も画素PXLと同一
の絶縁基板上に集積形成された薄膜トランジスタで構成
されている。即ち、本表示装置は画素アレイ部1に加え
て周辺の垂直駆動回路2及び水平駆動回路3も同一の絶
縁基板上に一体化した駆動回路内蔵型である。
号線Yに対応した電圧変調部を備えている。本発明では
この電圧変調部は少くとも三段階に分かれており、前段
電圧変調部35と中段電圧変調部36と後段電圧変調部
37の直列接続となっている。前段電圧変調部35はデ
ジタル画像データの多ビット構成に含まれる上位桁側の
ビットデータに応じて一次階調化を行なう。中段電圧変
調部36は同じく多ビット構成に含まれる中位桁側のビ
ットデータに応じて二次階調化を行なう。後段電圧変調
部37は同じく多ビット構成に含まれる下位桁側のビッ
トデータに応じて三次階調化を行なう。一次〜三次の階
調化を経て生成された信号電圧は対応する信号線Yに出
力される。
具体的な構成例を示しており、一本の信号線に対応する
部分のみを表わしている。図示する様に、この多階調化
回路は例えば8ビット構成のデジタル画像データD0〜
D7に基づいて256レベルに階調化された信号電圧を
信号線に供給する。前段電圧変調部35は上位桁側の2
ビットデータD0,D1に応じて一次階調化を行なう。
即ち、2ビットデータD0,D1に従って4レベルの一
次階調化信号A1A2を出力する。本例ではこの前段電
圧変調部35はあらかじめ入力された複数レベルの前段
基準電圧V0〜V4から当該ビットデータD0D1に対
応した電圧を選択して階調化を行なう電圧選択型であ
る。そこで、本明細書では係る構成を有する前段電圧変
調部35を電圧選択回路と称している。中段電圧変調部
36は中位桁側の3ビットデータD2D3D4に応じて
二次階調化を行なう。即ち、3ビットデータD2D3D
4に基づいて8レベルの二次階調化信号B1B2を出力
する。本例ではこの中段電圧変調部36はゲート電圧に
応じてインピーダンスの変化するアナログゲート素子を
用いて階調化を行なうゲート電圧変調型である。そこ
で、本明細書では中段電圧変調部36をゲート電圧変調
回路と称している。このゲート電圧変調回路36は前段
の電圧選択回路35から供給される一次階調化信号A1
A2を変調用のゲート電圧として受け入れる。同時にこ
のゲート電圧変調回路36は外部から供給された中段基
準電圧V5〜V13を中位ビットデータD2D3D4の
値に応じて適宜選択する。選択された中段基準電圧をゲ
ート電圧で変調して二次階調化信号B1B2を出力し、
後段電圧変調部37に供給する。後段電圧変調部37は
下位桁側の3ビットデータD5D6D7に応じて三次階
調化を行なう。即ち3ビットデータD5D6D7に基づ
き8レベルの三次階調化信号Cを出力する。この三次階
調化信号Cは最終的な信号電圧として信号線に供給され
る。本例ではこの後段電圧変調部37は抵抗分割された
8レベルの電圧から当該ビットデータD5D6D7に対
応した分圧を取り出す抵抗分割型である。そこで、本明
細書では後段電圧変調部37を抵抗分割変調回路と称し
ている。具体的には、直列接続された複数の抵抗の両端
に二次階調化信号B1B2が供給されている。二次階調
化信号B1B2の分圧を下位3ビットデータD5D6D
7の値に基づいて適宜選択する。
ら出力される階調化信号を模式的に表わしている。前段
電圧変調部(電圧選択回路)35はハイレベル(Hig
h)からローレベル(Low)に渡ってレベル化された
前段基準電圧V0〜V4の内から、上位2ビットデータ
D0D1に基づいて互いに隣り合う一対のレベルを選択
し、一次階調化信号A1A2として出力する。例えばD
0D1=11の場合V0V1のペアを選択してこれを一
次階調化信号A1A2として中段電圧変調部36に出力
する。前段電圧変調部35はD0D1の値に応じてV0
V1,V1V2,V2V3,V3V4の各ペアから一つ
を選択して出力する。即ち、この前段階で大まかに4レ
ベルの階調化が行なわれる。中段電圧変調部(ゲート電
圧変調回路)36は中位ビットデータD2D3D4の値
に基づき、中段基準電圧V5V6,V6V7,V7V
8,V8V9,V9V10,V10V11,V11V1
2,V12V13の各ペアから何れか一つを選択して二
次階調化信号B1B2として後段電圧変調部Cに出力す
る。例えばD2D3D4=111の場合V5V6のペア
が二次階調化信号B1B2として選択される。この際、
ゲート電圧変調回路36は一次階調化信号A1A2をゲ
ート電圧に用いて二次階調化信号B1B2の変調を行な
って、その結果を後段電圧変調部37に出力している。
この段階で4レベル×8レベル=32レベルの階調化が
行なわれたことになる。後段電圧変調部(抵抗分割変調
回路)37は抵抗分割方式により下位ビットデータD5
D6D7に基づいて二次階調化信号B1B2の三次階調
化を行なっている。この例では二次階調化信号B1B2
は抵抗分割により8レベルに分かれ、下位ビットデータ
D5D6D7の値に従って8レベルの一つが選択され最
終的な三次階調化信号C(信号電圧)として出力され
る。最終的に、4×8×8=256レベルの階調化が行
なえたことになる。
的な構成を表わしている。参考の為(A)に、図13で
示した従来の多階調化回路の構成を再掲しておく。図示
する様に、この従来の多階調化回路は基準電圧選択回路
135−1〜135−256を256個直列接続したも
のであり、8ビットデジタル画像データD0D1D2D
3D4D5D6D7に応じて何れか一個の基準電圧選択
回路がオン状態となり、対応する基準電圧がアナログ信
号電圧として一本の信号線Yに出力される。
回路は前段に位置する4個のゲート電圧選択回路35−
1〜35−4と、中段に位置する8個のゲート電圧変調
回路36−1〜36−8と、後段に位置する8個の抵抗
分割変調回路37−1〜37−8とで構成されている。
即ち、本発明に係る多階調化回路は信号線一本に付き、
前段の4個、中段の8個及び後段の8個で合計20個の
デコーダにより構成可能であり、従来に比し大幅に回路
規模の縮小化が達成できる。上位ビットデータD0D1
=11の時第1のゲート電圧選択回路35−1がオン状
態となり、対応する一次階調化信号が中段に送られる。
D0D1=00ならば第4のゲート電圧選択回路35−
4がオン状態となる。中位3ビットデータD2D3D4
=111ならば第1のゲート電圧変調回路36−1がオ
ン状態となり、対応する二次階調化信号が後段側に送ら
れる。D2D3D4=000ならば第8のゲート電圧変
調回路36−8がオン状態となる。下位3ビットデータ
D5D6D7=111ならば第1の抵抗分割変調回路3
7−1がオン状態となり、対応する三次階調化信号がア
ナログ信号電圧として信号線Yに出力される。D5D6
D7=000ならば第8の抵抗分割変調回路37−8が
オン状態となる。
路のさらに具体的な構成を示す回路図である。この図で
は理解を容易にする為、第1のゲート電圧選択回路35
−1と第1のゲート電圧変調回路36−1と第1の抵抗
分割変調回路37−1のみを示しており、且つこれらの
回路が8ビットデジタル画像データD0D1D2D3D
4D5D6D7=11111111により全てオン状態
となった場合を表わしている。前段のゲート電圧選択回
路35−1はデコーダ回路DEC1と一対のアナログゲ
ート素子TG1,TG2とからなる。ここでは、アナロ
グゲート素子(アナログスイッチ)としてCMOS構成
のトランスミッションゲート素子を用いている。デコー
ダ回路DEC1はD0D1=11に応じて選択信号X
1,x1を出力し、TG1,TG2を開いて一対の前段
基準電圧V0,V1を選択する。V0,V1のペアは図
3に示した通りである。なおX1,x1は互いに逆相関
係となっている。TG1,TG2を通過した前段基準電
圧のペアV0,V1は一次階調化信号A1A2として中
段のゲート電圧変調回路36−1に供給される。中段の
ゲート電圧変調回路36−1に属するデコーダ回路DE
C2はD2D3D4=111に応じて選択信号X2,x
2を出力し、アナログゲート素子TG3,TG4,TG
5,TG6を導通状態にする。TG3,TG4がオンと
なることにより、一次階調化信号A1,A2はそれぞれ
TG5,TG6のゲートに印加される。又、TG5,T
G6がオンになることで、一対の中段基準電圧V5,V
6が選択される。V5,V6のペアのレベルは図3に示
した通りである。V5はTG5でA1により変調を受け
その結果が二次階調化信号B1として後段の抵抗分割変
調回路37−1に送られる。同様にV6はTG6により
A2で変調を受け、その結果が二次階調化信号B2とし
て後段の抵抗分割変調回路37−1に送られる。A1,
A2はV5,V6を変調する役割を持つ。即ち、TG
5,TG6のオン抵抗はそれぞれA1,A2によって制
御される。TG5,TG6はそれぞれV5,V6を入力
とし、B1,B2を出力としている。TG5,TG6か
らの出力はこれらのアナログスイッチの抵抗の比率によ
り決定される。TG5のドレイン/ソース間の抵抗をR
5とし、TG6のドレイン/ソース間の抵抗をR6とす
ると、二次階調化信号B1B2の出力電圧VOUTは以
下の式により与えられる。VOUT=(V5−V6)/
(R5+R6)×R5+V6=(R5×V5+R6×V
6)/(R5+R6)。ここでR5,R6の値はTG
5,TG6のゲートに供給される前段基準電圧V0,V
1により制御される。後段の抵抗分割変調回路37−1
に属するデコーダ回路DEC3はD5D6D7=111
に応じて選択信号X3,x3を出力し、アナログゲート
素子TG7を開いて三次階調化信号Cを最終的な信号電
圧として出力する。抵抗分割変調回路37−1は直列接
続された抵抗R1〜R9を備えている。この直列接続の
両端には二次階調化信号B1,B2が印加されている。
二次階調化信号B1B2の出力電圧はR1〜R9により
抵抗分割され、所望の分圧がTG7で選択される。本例
ではD5D6D7=111であるので、最もハイレベル
の分圧がR1の一端から取り出されTG7を介して信号
線Yに供給される。
A2、二次階調化信号B1B2、三次階調化信号Cの具
体的な波形を示す模式図である。図示する様に、液晶を
電気光学物質として用いる画素アレイを駆動する場合に
は、信号電圧は交流化されたものを用いる。例えば、一
次階調化信号A1,A2は信号電圧を中心として一水平
期間(1H)又は一フィールド期間(1F)毎に極性が
反転している。同様に、二次階調化信号B1,B2も信
号電圧を中心として交流化されている。前述した様に、
二次階調化信号B1,B2は一次階調化信号A1,A2
をゲート電圧としてアナログゲート素子により振幅変調
されている。二次階調化信号B1B2の出力電圧は抵抗
分割により所望の値に分圧され、最終的な三次階調化信
号Cが得られる。三次階調化信号Cは信号電圧を中心に
して交流化されており、且つその振幅は最終的に8ビッ
トデジタル画像データD0〜D7の値に基づいて変調さ
れている。
実施形態を示すブロック図である。図2に示した実施形
態と対応する部分には対応する参照を付して理解を容易
にしている。異なる点は、先の実施形態の前段電圧変調
部35がゲート電圧選択回路であったのに対し、本実施
形態ではゲートパルス選択回路となっている。即ち、前
段電圧変調部35は外部から供給された4種類のゲート
パルスφ0〜φ3から上位2ビットデータD0D1の値
に応じて何れか一つを選択する。選択されたゲートパル
スを一次階調化信号Aとして中段電圧変調部36に出力
する。本実施形態の中段電圧変調部36は先の実施形態
の中段電圧変調部と基本的に同様であるが、ゲート電圧
変調方式ではなくゲートパルス変調方式を採用してい
る。即ち、この中段電圧変調部36は一次階調化信号A
として供給されるゲートパルスのデューティ比に応じて
開閉動作するアナログゲート素子を用いて階調化を行な
う。中段電圧変調部36から出力された二次階調化信号
B1B2は後段電圧変調部37に供給される。これは、
先の実施形態と同様に抵抗分割変調回路である。
出力される各階調化信号の波形を示している。前段電圧
変調部35を構成するゲート電圧選択回路はデューティ
比が異なる4種類のゲートパルスφ0〜φ3から何れか
一つを選択して一次階調化信号Aとする。例えば、D0
D1=11の時φ0がAとして選択される。中段電圧変
調部36を構成するゲートパルス変調回路はD2D3D
4の値に従って基準電圧V5〜V13から一対を選び、
二次階調化信号B1B2とする。この際、選択された一
対の基準電圧は前段電圧変調部35から供給された一次
階調化信号Aによりゲートパルス変調を受ける。
的な構成を示している。図5に示した先の実施形態と対
応する部分には対応する参照番号を付して理解を容易に
している。前段のゲートパルス選択回路35−1に属す
るデコーダ回路DEC1はD0D1=11に応じて選択
信号X1,x1を出力し、TG1を開いてφ0を選択す
る。中段のゲートパルス変調回路36−1に属するデコ
ーダ回路DEC2はD2D3D4=111に応じて選択
信号X2,x2を出力し、TG3を開いてφ0からなる
一次階調化信号Aをゲートパルスとして受け入れる。さ
らにデコーダ回路DEC2はTG5,TG6を開いて一
対の基準電圧V5,V6を受け入れる。V5,V6はそ
れぞれTG5,TG6においてAによりゲートパルス変
調を受け、その結果が二次階調化信号B1,B2として
後段の抵抗分割変調回路37−1に出力される。
作説明に供する波形図である。図示する様に、前段のゲ
ートパルス選択回路35−1により選択されたゲートパ
ルスφ0は振幅がVDDで周期がTの矩形波である。デ
ューティ比は1:1に設定されている。中段のゲートパ
ルス変調回路36−1によって選択される一対の基準電
圧V5,V6は信号電圧を中心として1H又は1F毎に
極性反転する。前段で選択されたゲートパルスφ0はそ
のまま一次階調化信号Aとして中段に入力される。中段
で選択された一対の基準電圧V5,V6は一次階調化信
号Aによりゲートパルス変調され、二次階調化信号B
1,B2が得られる。二次階調化信号B1B2の出力電
圧は後段の抵抗分割変調回路37−1により分圧され、
所望の振幅レベルを有する三次階調化信号Cが得られ
る。三次階調化信号Cはある程度平滑化されており、そ
のまま信号電圧として対応する信号線Yに送出される。
信号電圧の振幅は最終的に8ビットデジタル画像データ
D0〜D7の値により設定できる。
型駆動回路を一つの特徴としている。薄膜トランジス
タ、即ちTFTによる一体型駆動回路を実施する理由を
以下に説明する。従来は、信号出力の階調制御方法は、
オペアンプ回路による、出力制御を実施していた。しか
しながら、このオペアンプを構成するMOSTrのばら
つきが階調出力の再現性及び均一性を支配している。図
14に、ICで使用されるアンプ回路を使用した多階調
回路を示す。この回路の動作原理は、入力されたデジタ
ルデータa〜dで、CMOSバッファを経由して抵抗a
1からd1に電流が流れる。加算電流をアンプの入力側
に受け、その電荷の増大分を検知するわけである。そし
て、最終出力でその信号電圧に比例した形でVoutを
出力する。
回路で使用されるミラー回路は定電流I1/2を維持す
るために同じTr特性でなければならない。というの
は、これを出力するe点での出力電圧が変動するためで
ある。最終的には、Voutで出力された出力信号は、
Trばらつきにより安定せず、入力信号に対しての出力
信号の細かな階調信号制御が行えなくなる。ゆえに、ア
ンプ回路にTFTを使用することは難しい、そこで、本
発明では前述した様にアンプなしでの多階調信号出力回
路が必要になった。図14及び図15に示したアンプ回
路は、一般的に階調制御用に使用されるものである。特
にこのまえに、抵抗接続を施し、この抵抗接続を選択す
ることにより、階調性をだす。ここで、問題となるの
は、上記のI1/2の部分であり、左側I1/2と右側
のI1/2が、同様に電流を流す必要がある。トランジ
スタが均一に形成されていないとこのバランスがこわれ
て、入力信号と出力信号のリニアリティが損なわれる。
い。特に、トランジスタのVthに起因するオフセット
電流のばらつきが問題となる。これは、10%以内であ
ることが望ましく、これを達成するのは、現在のTFT
デバイスでは困難である。TFTでは、±40%のばら
つきが普通である。これを回避するためには、多階調回
路に採用するTFT一体型の駆動回路では、TFTは、
信号の選択スイッチとして使用することが望ましい。本
発明は、これを積極的に採用したものであり、これによ
り、ばらつきの大きいTFTを使用しても、階調信号の
ばらつきを小さくすることができる。
施形態を示す模式的なブロック図であり、要部のみを表
わしている。なお、図2に示した先の実施形態と対応す
る部分には対応する参照番号を付して理解を容易にして
いる。図16に示した多階調化回路34は図1に示した
表示装置の水平駆動回路3に組み込まれるものであり、
一本の信号線に対応する部分のみを表わしている。図示
する様に、この多階調化回路34は例えば6ビット構成
のデジタル画像データD0〜D5に基づいて64レベル
に階調化された信号電圧を信号線に供給する。この多階
調化回路34は前段電圧変調部35と後段電圧変調部3
7の直列接続からなる。前段電圧変調部35は上位桁側
の3ビットデータD0,D1,D2に応じて一次階調化
を行なう。即ち、3ビットデータD0,D1,D2に従
って8レベルの一次階調化信号A1A2を出力する。本
例ではこの前段電圧変調部35はあらかじめ入力された
複数レベルの基準電圧V0〜V8から当該ビットデータ
D0D1D2に対応した電圧を選択して階調化を行なう
電圧選択型である。そこで、係る構成を有する前段電圧
変調部35を基準電圧選択回路と称することにする。後
段電圧変調部37は下位桁側の3ビットデータD3D4
D5に応じて二次階調化を行なう。即ち3ビットデータ
D3D4D5に基づき8レベルの二次階調化信号Cを出
力する。この二次階調化信号Cは最終的な信号電圧とし
て信号線に供給される。本例ではこの後段電圧変調部3
7は抵抗分割された8レベルの電圧から当該ビットデー
タD3D4D5に対応した分圧を取り出す抵抗分割型で
ある。ここでは、後段電圧変調部37を抵抗分割変調回
路と称することにする。具体的には、直列接続された複
数の抵抗素子の両端に一次階調化信号A1A2が供給さ
れている。この一次階調化信号A1A2は前段の基準電
圧選択回路35によって選択された高低一対の基準電圧
からなる。この一次階調化信号A1A2の分圧を下位3
ビットデータD3D4D5の値に基づいて適宜選択す
る。
4の具体的な構成を表わしている。参考の為(A)に従
来の多階調化回路の構成を挙げておく。図示する様に、
この従来の多階調化回路は基準電圧選択回路135−1
〜135−64を64個直列接続したものであり、6ビ
ットデジタル画像データD0D1D2D3D4D5に応
じて何れか一個の基準電圧選択回路がオン状態となり、
対応する基準電圧がアナログ信号電圧として一本の信号
線Yに出力される。6ビットデータの場合、64階調と
なる為、従来の多階調化回路では64レベルの基準電圧
が必要である。これに対応して、64個の基準電圧選択
回路が必要となる。個々の基準電圧選択回路はデコーダ
回路とアナログスイッチの組み合わせにより構成されて
いる。64階調の場合、一本の信号線Yに付き64個の
デコーダ回路が必要になる。この従来例では基準電圧選
択回路を構成するデジタルアナログ回路の専有面積の増
大に伴い、チップサイズが大型化する。又、基準電圧の
レベル数の増大に伴い、外部入出力用の配線数が多くな
り、外部との接続作業時に歩留りの低下が生じる。又、
チップ面積の増大に伴いデジタルアナログ変換回路内部
の寄生容量が増大し、内部での信号遅延が発生する。こ
の為、高速応答性が損なわれ高周波での駆動が困難にな
る。
化回路は前段に位置する8個の基準電圧選択回路35−
1〜35−8と、後段に位置する8個の抵抗分割変調回
路37−1〜37−8とで構成されている。即ち、本発
明に係る多階調化回路は信号線一本に付き、前段の8個
及び後段の8個で合計16個のデコーダにより構成可能
であり、従来に比し大幅に回路規模の縮小化が達成でき
る。上位ビットデータD0D1D2=111の時第1の
基準電圧選択回路35−1がオン状態となり、対応する
一次階調化信号が後段に送られる。D0D1D2=00
0ならば第8の基準電圧選択回路35−8がオン状態と
なる。一方後段側については、下位3ビットデータD3
D4D5=111ならば第1の抵抗分割変調回路37−
1がオン状態となり、対応する二次階調化信号がアナロ
グ信号電圧として信号線Yに出力される。下位3ビット
データD3D4D5=000ならば第8の抵抗分割変調
回路37−8がオン状態となる。この様に本実施形態で
は、前段の基準電圧選択回路は基準電圧を選択する為の
アナログスイッチを含むデコーダで構成されている。後
段の抵抗分割変調回路は分圧抵抗を含むデコーダで構成
されている。これにより、多階調のアナログ信号電圧を
発生するデジタル多階調化回路を構成する。本実施形態
は、デジタルデータ入力方式の駆動回路を有する表示装
置において、基準電圧選択回路と抵抗分割変調回路を直
列接続したことで、あらかじめ用意された基準電圧のレ
ベル数よりも多くの階調を実現することが可能になる。
入力されたデジタル画像信号に応じて基準電圧を選択
し、更に選択された基準電圧を分圧してアナログ信号電
圧を得ている。最終的なアナログ信号電圧は選択された
高低一対の基準電圧の中間に位置することになる。即
ち、アナログ信号電圧は高レベルの基準電圧より小さ
く、低レベルの基準電圧より大きな中間の電圧レベルと
なる。
化回路の更に具体的な構成を示す回路図である。この図
では理解を容易にする為、第1の基準電圧選択回路35
−1と第1の抵抗分割変調回路37−1のみを示してお
り、且つこれらの回路が6ビットデジタル画像データD
0D1D2D3D4D5=111111によりすべてオ
ン状態となった場合を表わしている。前段の基準電圧選
択回路35−1はデコーダ回路DEC1と一対のアナロ
グスイッチ素子TG1,TG2とからなる。ここでは、
アナログスイッチ素子としてCMOS構成のトランスミ
ッションゲート素子を用いている。デコーダ回路DEC
1はD0D1D2=111に応じて選択信号X1,x1
を出力し、TG1,TG2を開いて一対の基準電圧V
H,VLを選択する。VHが高レベル側であり、VLが
低レベル側である。なお、D0D1D2=111の場
合、実際には図16に示した基準電圧V0がVHとして
選択され、基準電圧V1がVLとして選択される。な
お、X1,x1は互いに逆相となっている。TG1,T
G2を通過した基準電圧のペアVH,VLは一次階調化
信号A1A2として後段の抵抗分割変調回路37−1に
供給される。
デコーダ回路DEC3はD3D4D5=111に応じて
選択信号X3,x3を出力し、アナログスイッチ素子T
G7を開いて二次階調化信号Cを最終的な信号電圧とし
て出力する。抵抗分割変調回路37−1は直列接続され
た7個の抵抗素子RSを備えている。この直列接続の両
端には基準電圧選択回路35−1側の一対のアナログス
イッチ素子TG1,TG2を介して一次階調化信号A1
A2が印加されている。基準電圧選択回路35−1の出
力電圧は7個の抵抗素子RSにより抵抗分割され、所望
の分圧がTG7で選択される。本例ではD3D4D5=
111であるので、最もハイレベルの分圧が取り出さ
れ、TG7を介して信号線Yに供給される。
路35−1は上位3ビットデータD0D1D2に応じて
選択された高低一対の基準電圧VH,VLを出力する一
対のアナログスイッチTG1,TG2を備えている。後
段の抵抗分割変調回路37−1は一対のアナログスイッ
チTG1,TG2の間に直列接続された7個の抵抗素子
RSを備えており、一対のアナログスイッチ素子TG
1,TG2を抵抗成分として含めた分圧回路を構成して
いる。抵抗分割変調回路37−1は下位3ビットデータ
D3D4D5に応じて上記分圧回路から分圧を取り出し
てアナログ信号電圧を信号線に出力する。好ましくは、
各抵抗素子RSの抵抗値は、アナログスイッチ素子TG
1,TG2が導通状態にある時の抵抗値R1,R2の二
倍以上に設定されている。又、複数の抵抗素子RSは互
いに等しい抵抗値(これもRSで表わす)を有してお
り、且つ二次階調化の階調数8より一個少ない7個の抵
抗素子RSを一対のアナログスイッチ素子TG1,TG
2の間に直列接続している。これに対し、図5に示した
先の抵抗分割変調回路では階調数8よりも一つ多い9個
の抵抗素子R1〜R9を直列接続して分圧回路としてい
る。この場合、一対のアナログスイッチ素子の導通抵抗
は極力0に近づける必要がある。一方、本実施形態では
アナログスイッチ素子TG1,TG2の導通抵抗をあら
かじめ考慮した形で分圧回路を構成しており、直列抵抗
素子の個数は階調数8よりも一つ少なくて済む。又、ア
ナログスイッチ素子TG1,TG2の導通抵抗R1,R
2を極力0に抑える必要はなくなる為、回路設計上の負
担が少なくて済む。図18では、8個の分圧の何れかを
取り出す為のノードを8個の黒丸印で表わしている。図
示する様に、一番高い分圧はTG1と一番目のRSとの
接続点(ノード)から取り出される。又最低の分圧はT
G2と一番下のRSとの接続点(ノード)から取り出さ
れる。図示の例では、下位3ビットデータD3D4D5
=111であるので、TG7に接続されるノードは8個
の内一番上のものが選択されている。
ソース間抵抗をR1とし、アナログスイッチ素子TG2
のドレイン/ソース間抵抗をR2とし、これら一対のア
ナログスイッチ素子TG1,TG2に直列接続されてい
る複数の抵抗素子RSの一個の抵抗をRSとすると、各
ノードから取り出される出力電圧VOUT1〜VOUT
8は以下の式で表わされる。即ち、高レベル側の基準電
圧をVHとし低レベル側の基準電圧をVLとすると、両
者の電位差(VH−VL)を8分割で分圧することによ
り、VOUT1〜VOUT8が得られる。この場合、式
中n=8となる。
ら出力される信号電圧の直線性を示すグラフである。図
示する様に、本実施形態の多階調化回路は6ビットデジ
タルデータに応じて64階調の信号電圧を出力する。前
段の基準電圧選択回路はVH及びVLの対として、(V
0=10.5V,V1=10.0V)、(V1=10.
0V,V2=9.5V)、(V2=9.5V,V3=
9.0V)、(V3=9.0V,V4=8.5V)、
(V4=8.5V,V5=8.0V)、(V5=8.0
V,V6=7.5V)、(V6=7.5V,V7=7.
0V)、(V7=7.0V,V8=6.5V)の何れか
一つを上位3ビットデータの値に応じて選択する。選択
された高低一対の基準電圧を上記数式のVH,VLに代
入すれば、8階調の分圧が得られる。下位3ビットデー
タの値に応じて8レベルの分圧の何れか一つを選択す
る。前述した様に、抵抗分割変調回路は一対のアナログ
スイッチ素子も抵抗として含んでおり8個の分圧が高低
一対の基準電圧VH,VLの間で発生する。結果とし
て、基準電圧の組の選択で8種類あり、分圧の選択で8
種類があるので、これらの掛け算により64階調の信号
電圧を生成できる。これに対し、従来法では64組の抵
抗分圧とデコーダの組で信号電圧を生成していた。この
従来例に比し、本実施形態では1/4の回路規模で済
む。又、抵抗素子の一部をアナログスイッチ素子で代替
することにより、抵抗素子の面積の減少化が可能にな
る。同時に、アナログスイッチ素子の抵抗を分圧用の抵
抗素子群に対して無視可能に小さくする必要性はなくな
る。この為、アナログスイッチ素子自体もトランジスタ
のサイズを縮小化することが可能である。
R2は抵抗素子のRSに対して、1/2以下に設定する
ことが望ましい。この様にすることで、階調に対する信
号電圧の直線性が保たれる。図19に示す様に、6.5
V〜10.5Vの範囲で信号電圧はほぼ直線的な階調性
を保っている。階調に対する信号電圧の直線性を保つ為
には、特に基準電圧VH,VLに近い分圧に支配的な影
響を及ぼすアナログスイッチ素子の抵抗R1,R2を適
切に設定する必要がある。R1,R2はRSに対して比
較的小さくする必要があり、望ましくはRSの1/2以
下がよい。
対する信号電圧の依存性を表わしている。アナログスイ
ッチ素子の抵抗R1,R2が中心値に対して±50%変
動しても、信号電圧の変動幅が48mVと非常に小さく
抑えられる特徴を有している。図20はアナログスイッ
チ素子TG1の抵抗値R1を中心値に対して±50%変
動させ、アナログスイッチ素子TG2の抵抗値R2を中
心値に対して±50%変動させ、一番最悪に抵抗が分布
した場合の信号電圧を見たものである。グラフから明ら
かな様に、変動電圧は小さく抑えられる為、階調選択に
ほぼ忠実な信号電圧が表示装置の各画素に印加できる。
なお、アナログスイッチ素子TG1,TG2の抵抗値、
複数の抵抗素子の抵抗値、基準電圧VH,VLの値は、
液晶の透過率や印加電圧特性に応じて適宜最適化する必
要がある。
よれば、少くとも前中後の3段電圧変調部を直列接続し
て多階調化回路を構成しており、デジタルデータに応じ
て信号電圧の多階調化を図っている。例えば、8ビット
のデジタル画像データに基づいて多階調化を行なう場
合、何ら段階化を施さない場合には、多階調化回路は信
号線一本当り28 =256個のデコーダが必要である。
前後2段に分けて多階調化を行なうと、24 +24 =3
2個のデコーダが必要になる。本発明では、前中後の3
段階に分けて多階調化を図っている為、22 +23 +2
3 =20個のデコーダで済む。この様に、従来に比べデ
コーダ個数を低減化することが可能となり、多階調化回
路の縮小化が実現でき、パネル内への内蔵化も容易にな
る。又、多階調化回路の多段階化に伴い外部から供給す
る基準電圧のレベル数も少くて済み、回路規模及び配線
面積の縮小化が達成できる。又、本発明の他の側面によ
れば、前段の電圧変調部はビットデータに応じて選択さ
れた一対の基準電圧を出力する一対のアナログ素子を備
えており、後段の電圧変調部は一対のアナログスイッチ
素子の間に直列接続された複数個の抵抗素子を備えてお
り、一対のアナログ素子を抵抗成分として含めた分圧回
路を構成し、ビットデータに応じて分圧回路から分圧を
取り出して信号電圧を出力する。抵抗素子の一部をアナ
ログスイッチ素子で代替することにより、抵抗素子の専
有面積を削減化できる。又、アナログスイッチ素子の抵
抗を抵抗素子群に対して無視可能な程小さい抵抗値にす
る必要はなくなる。この為、アナログスイッチ素子自体
もトランジスタサイズを小さくすることが可能である。
加えて、大面積の絶縁基板に形成されたトランジスタに
動作特性上のばらつきが発生しても、安定した階調表現
が確保できる。
ク図である。
る多階調化回路を示すブロック図である。
模式図である。
である。
成を示す回路図である。
波形図である。
ク図である。
模式図である。
す回路図である。
る波形図である。
る。
平駆動回路の構成例を示す回路図である。
タルアナログ変換回路の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
プの一例を示す回路図である。
れる多階調化回路の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
を示すブロック図である。
構成を示す回路図である。
信号電圧の直線性を示すグラフである。
信号電圧の直線性を示すグラフである。
・水平駆動回路、4・・・タイミング生成回路、21・
・・垂直シフトレジスタ回路、22・・・出力バッファ
回路、31・・・水平シフトレジスタ回路、32・・・
ラインメモリ回路、33・・・レベル変換回路、34・
・・多階調化回路、35・・・前段電圧変調部、36・
・・中段電圧変調部、37・・・後段電圧変調部
Claims (10)
- 【請求項1】 互いに交差する走査線の行及び信号線の
列と、両者の交差部に配される画素と、各走査線に接続
しており順次一行分の画素を選択する垂直駆動回路と、
各信号線に接続しており多ビット構成のデジタル画像デ
ータに基づいて多階調化された信号電圧を生成し、選択
された一行分の画素に該信号電圧を書き込む水平駆動回
路とを備えた表示装置であって、 前記水平駆動回路は少くとも、多ビット構成に含まれる
上位桁側のビットデータに応じて一次階調化を行なう前
段の電圧変調部と、同じく多ビット構成に含まれる中位
桁側のビットデータに応じて二次階調化を行なう中段の
電圧変調部と、同じく多ビット構成に含まれる下位桁側
のビットデータに応じて三次階調化を行なう後段の電圧
変調部とを直列接続した多階調化回路を有することを特
徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記多階調化回路は、各段の電圧変調部
の少くとも一つが、抵抗分割された複数レベルの電圧か
ら当該ビットデータに対応した分圧を取り出す抵抗分割
型であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記多階調化回路は、各段の電圧変調部
の少くとも一つが、ゲート電圧に応じてインピーダンス
が変化するアナログゲート素子を用いて階調化を行なう
ゲート電圧変調型であることを特徴とする請求項1記載
の表示装置。 - 【請求項4】 前記多階調化回路は、各段の電圧変調部
の少くとも一つが、ゲートパルスのデューティ比に応じ
て開閉動作するアナログゲート素子を用いて階調化を行
なうゲートパルス変調型であることを特徴とする請求項
1記載の表示装置。 - 【請求項5】 前記多階調化回路は、各段の電圧変調部
の少くとも一つが、あらかじめ入力された複数レベルの
電圧から当該ビットデータに対応した電圧を選択して階
調化を行なう電圧選択型であることを特徴とする請求項
1記載の表示装置。 - 【請求項6】 前記画素は、絶縁基板上に形成され且つ
該走査線及び信号線に接続した薄膜トランジスタと該薄
膜トランジスタを介して信号電圧が書き込まれる画素電
極とを有し、前記垂直駆動回路及び水平駆動回路も同一
の絶縁基板上に集積形成された薄膜トランジスタで構成
されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 【請求項7】 互いに交差する走査線の行及び信号線の
列と、両者の交差部に配される画素と、各走査線に接続
しており順次一行分の画素を選択する垂直駆動回路と、
各信号線に接続しており多ビット構成のデジタル画像デ
ータに基づいて多階調化された信号電圧を生成し、選択
された一行分の画素に該信号電圧を書き込む水平駆動回
路とを備えた表示装置であって、 前記水平駆動回路は少くとも、多ビット構成に含まれる
上位桁側のビットデータに応じて一次階調化を行なう前
段の電圧変調部と、同じく多ビット構成に含まれる下位
桁側のビットデータに応じて二次階調化を行なって信号
電圧を出力する後段の電圧変調部とを直列接続した多階
調化回路を有しており、 前段の電圧変調部はビットデータに応じて選択された一
対の基準電圧を出力する一対のアナログスイッチ素子を
備えており、 後段の電圧変調部は該一対のアナログスイッチ素子の間
に直列接続された複数個の抵抗素子を備えており、該一
対のアナログスイッチ素子を抵抗成分として含めた分圧
回路を構成し、ビットデータに応じて該分圧回路から分
圧を取り出して信号電圧を出力することを特徴とする表
示装置。 - 【請求項8】 各抵抗素子の抵抗値は、該アナログスイ
ッチ素子が導通状態にある時の抵抗値の二倍以上に設定
されていることを特徴とする請求項7記載の表示装置。 - 【請求項9】 複数の抵抗素子は互いに等しい抵抗値を
有しており、且つ二次階調化の階調数より一個少ない個
数の抵抗素子を該一対のアナログスイッチ素子の間に直
列接続したことを特徴とする請求項7記載の表示装置。 - 【請求項10】 前記画素は、絶縁基板上に形成され且
つ該走査線及び信号線に接続した薄膜トランジスタと該
薄膜トランジスタを介して信号電圧が書き込まれる画素
電極とを有し、前記垂直駆動回路及び水平駆動回路も同
一の絶縁基板上に集積形成された薄膜トランジスタで構
成されていることを特徴とする請求項7記載の表示装
置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-08-20 JP JP23893397A patent/JP3641913B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8537090B2 (en) | 2006-06-05 | 2013-09-17 | Samsung Display Co., Ltd. | Driving circuit and organic electroluminescence display thereof |
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