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JPH1151563A - 穀物乾燥機における排風装置 - Google Patents

穀物乾燥機における排風装置

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Publication number
JPH1151563A
JPH1151563A JP21065997A JP21065997A JPH1151563A JP H1151563 A JPH1151563 A JP H1151563A JP 21065997 A JP21065997 A JP 21065997A JP 21065997 A JP21065997 A JP 21065997A JP H1151563 A JPH1151563 A JP H1151563A
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JP
Japan
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fan
centrifugal fan
exhaust
exhaust duct
grain
Prior art date
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Application number
JP21065997A
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English (en)
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JP3783355B2 (ja
Inventor
Reiji Kojiyou
▼れい▲二 小條
Keiichi Miyazaki
啓市 宮崎
Eiji Nishino
栄治 西野
Takashi Uehara
祟 上原
Masashi Yumitate
正史 弓立
Katsunori Kono
克典 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH1151563A publication Critical patent/JPH1151563A/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀物乾燥機の排風装置を遠心ファンに構成
し、全長を短くしながら、排出空気流の整流を確保し安
定した乾燥作業を得ようとする。 【解決手段】 機壁1に取付けられ、高速回転する遠心
ファン30、このファンを内蔵するファン胴31、及び
排風ダクト32等からなる穀物乾燥機における排風装置
において、排風室8にのぞむファン胴31入り口部にベ
ルマウス状のガイド部34を設け、このガイド部34に
並列して遠心ファン30を、回転軸35中心に複数の羽
根36,36…を所定角度に配設して片側吸入の遠心フ
ァン30に構成し、ファン胴31は遠心ファン30に回
転に伴い起風し円形開口32からの空気を上方に放出す
るべく構成し、ファン胴31には排風ダクト32を接続
し、この排風ダクト32の内側における案内部は前記ベ
ルマウス状ガイド部34の存在側から非存在側に向かっ
てやや方向変換すべく形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は穀物乾燥機におけ
る排風装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】排風室
に通じる排風装置を接続するにあたっては、従来、軸流
ファンを採用しているため、前後長さを大きくする傾向
にあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、乾燥機の前
後長を短くするため遠心ファンを採用し、あわせて整流
を確保しようとするもので、機壁1に取付けられ、高速
回転する遠心ファン30、このファンを内蔵するファン
胴31、及び排風ダクト32等からなる穀物乾燥機にお
ける排風装置において、排風室8にのぞむファン胴31
入り口部にベルマウス状のガイド部34を設け、このガ
イド部34に並列して遠心ファン30を、回転軸35中
心に複数の羽根36,36…を所定角度に配設して片側
吸入の遠心ファン30に構成し、ファン胴31は遠心フ
ァン30に回転に伴い起風し円形開口32からの空気を
上方に放出するべく構成し、ファン胴31には排風ダク
ト32を接続し、この排風ダクト32の内側における案
内部は前記ベルマウス状ガイド部34の存在側から非存
在側に向かってやや方向変換すべく形成される構成とす
る。
【0004】
【発明の作用効果】ここで、空気流れについて説明する
と、遠心ファン30による旋回流は上方に向けられる
が、中間ダクト32aの案内胴部は前記ベルマウス状ガ
イド部34の存在側から非存在側に向かってやや方向変
換されるから、ガイド部34の外周を旋回する旋回流が
徐々に当該方向に変換されようとし、全体の旋回流れに
合流させ得、加えて断面積が徐々に拡大されるから、こ
の中間ダクト32a内においては全体として整流を得る
ことができる。
【0005】また、この中間ダクト32aはガイド部3
4の存在側から非存在側に向かって矩形断面のままやや
方向変換すべく形成されるから、機壁の突出部、例えば
タンク部の接合鍔部を迂回できるため、組付け上で有利
である。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。1は穀粒乾燥機の機枠で、この機枠内には上部から
貯留タンク2、乾燥室3、集穀室4を縦設し、このうち
乾燥室3は、バ−ナ5を有するバーナ胴に通じる熱風室
6と排風装置7に通じる排風室8との間に穀粒流下通路
9,9をV字状に形成してなり、各流下通路9,9の下
部に設ける繰出ドラム10の正逆回転連動により所定量
毎に流下する穀粒に熱風を浴びせて乾燥する構成であ
る。
【0007】上記機枠1外部には集穀室4の一側に集め
た穀粒を貯留タンク2に揚上還元する昇穀機11を立設
する。この昇穀機11は内部上下一対の駆動プーリ12
と被動プーリとの間にバケット13付ベルト14を巻回
する構成であり、集穀室4下部に横設する下部移送螺旋
15により一側に移送された乾燥穀粒を掬い上げ上部に
移送できる構成としている。この昇穀機11で掬われ上
部で投てきされる穀粒は、投げ口開口部16を介して上
部移送螺旋17を設ける移送樋18の始端側に案内され
る。尚、移送螺旋17で水平移送される穀粒は貯留タン
ク2の中央上部に配設する回転拡散盤19に案内され、
貯留タンク2内に拡散落下される構成としている。
【0008】前記昇穀機11、上部及び下部移送螺旋1
5,17からなる穀粒循環系は、機枠下隅部の駆動モ−
タ20により回転連動する。該モ−タ20駆動軸にはカ
ウンタプーリ21を介して下部移送螺旋15の軸22を
回転連動し、該下部移送螺旋15の回転は、昇穀機11
のバケットベルト14を連動回転すると共に、上部移送
螺旋16を連動しうる構成である。
【0009】又、上記繰出ドラム10はドラムモータ2
3をもって正逆回転連動する構成である。上記昇穀機1
1の適宜高さの位置における側壁24には、バケットベ
ルト14の往行程イと復行程ロとの左右間隔部以内に対
応すべく供給口25を設けると共に、この供給口25部
には水分計26を着脱自在に設けている。水分計26は
例えば一対の電極ロール間でサンプル粒の1粒を圧砕し
ながらその抵抗値を電気的処理して穀粒水分値に換算す
る構成である。
【0010】機枠1背面側には、排風装置7を設ける。
排風装置7は、高速回転する遠心ファン30、このファ
ンを内蔵するファン胴31、及び排風ダクト32等から
なる。機枠1背面に排風室8にのぞむ円形開口33を形
成し、ファン胴31入り口部においてベルマウス状のガ
イド部34を設ける。このガイド部34に並列して遠心
ファン30を設けるが、回転軸35中心に複数の羽根3
6,36…を所定角度に配設して片側吸入の遠心ファン
30に構成する。またファン胴31は遠心ファン30の
回転に伴い起風し円形開口32からの空気を上方に放出
するべく構成される。ファン胴31には、中間ダクト3
2aと最終ダクト32bとからなる排風ダクト32を接
続している。中間ダクト32aは下部側がファン胴31
との接続部では矩形開放部とされるのに対し、上部側は
円形の上向き開放部とされる。ファン胴31の内側にお
ける案内部は前記ベルマウス状ガイド部34の存在側か
ら非存在側に向かって矩形断面のままやや方向変換すべ
く形成され、中間ダクト32aとの接合部から徐々に断
面積を拡大しながら上部の円形開放部に至る形状とされ
る。
【0011】最終ダクト32bは断面円形をなし、空気
流れを上方向きから横方向きに変換すべくエルボ形態と
される。なお中間ダクト32aとは緩く嵌合しこの中間
ダクト32aをベースに縦軸心回りに首振り自在に構成
される。上記回転軸35の外側端にはプーリ37を設
け、前記カウンタプーリ21と一体に設ける第2カウン
タプーリ21aと該プーリ37との間にベルト38を掛
け回し、駆動モータ20に連動連結する構成としてい
る。
【0012】上記ベルマウス状のガイド部34は乾燥機
の壁部のバーリング加工によって得ることもできる。こ
の場合には、このガイド部34を囲うようにファン胴3
1をこの乾燥機壁部に取付け構成されるもので、格別の
ガイド部材を要さずコストダウンできる。図5は制御ブ
ロック図であり、コントローラ40の制御部41には、
操作盤42に配設した張込・乾燥・排出・停止の各モー
ドスイッチ43,44,45,46、穀粒種類の選択を
行う乾燥設定,設定水分,張込量の各設定スイッチ4
7,48,49、乾燥時間設定のための増・減スイッチ
50,51等の入力信号のほか、前記水分計26,フレ
ームロッド52,熱風温度センサ53,外気温度センサ
54,風量センサ55等の各種検出信号を入力する。一
方出力信号としては、前記駆動モータ20,ドラムモー
タ23等の循環系駆動モータ駆動信号、バーナ5駆動信
号等がある。
【0013】ドラムモータ23は間歇的に正逆回転駆動
すべく制御出力される。即ち、円筒ドラム形状の所定幅
を切欠き開口する繰出ドラム10は、正転して該開口を
下向きとなる位置に達し、直ちに360度逆転して再び
開口を下向きとする。この動きを所定時間置きに実行さ
せるべく上記ドラムモータ23に制御出力される構成と
している。
【0014】この制御部41は次の機能を併せ有する。
即ち、制御部41に水分計26からの検出信号処理によ
って仕上水分に達したことと判定すると、停止信号を出
力する。この停止信号を受けて循環モータ20やドラム
モータ23、あるいはバーナ5がその運転を停止するも
のである。上例の作用について説明する。
【0015】張込ホッパから昇穀機11を利用して貯留
タンク2に所定量の穀粒を張り込む。次いで穀粒種類、
仕上水分等を設定して乾燥作業を開始する。乾燥スイッ
チ44をオンすると、バーナ5,モータ20および23
に駆動信号が出力される。モータ20の駆動により、下
部移送螺旋,昇降機,上部移送螺旋,拡散盤および遠心
ファン30を回転連動する。従って、バーナ5熱風は遠
心ファン30回転による起風に伴い機枠1内部を流通す
る。またモータ23の駆動により、繰出ドラム10を正
逆連動回転するもので、ドラム10内に溜まる穀粒を下
部移送螺旋に排出しながら、流下通路の穀粒を流下させ
るものである。従って、貯留タンク2内の穀粒は乾燥室
3を流下しながら熱風を浴び、集穀室4に至る。熱風を
受けた穀粒は下側の移送螺旋で一側に移送され昇穀機1
1で揚穀され、上部移送螺旋16に引き継がれ再び貯留
タンク2内に至り、暫くの間調質作用を受ける。このよ
うな行程を繰り返し予め設定した仕上水分値に達すると
乾燥終了するものである。
【0016】ところで、遠心ファン30の回転に伴い、
機枠1の円形開口32より排風を吸引し、上方に向けて
吐出される。そして中間ダクト31a,最終ダクト31
bを経て機外に排出されることとなる。ここで、空気流
れについて説明すると、遠心ファン30による旋回流は
上方に向けられるが、中間ダクト32aの案内胴部は前
記ベルマウス状ガイド部34の存在側から非存在側に向
かってやや方向変換されるから、ガイド部34の外周を
旋回する旋回流が徐々に当該方向に変換されようとし、
全体の旋回流れに合流させ得、加えて断面積が徐々に拡
大されるから、この中間ダクト32a内においては全体
として整流を得ることができる。
【0017】また、この中間ダクト32aはガイド部3
4の存在側から非存在側に向かって矩形断面のままやや
方向変換すべく形成されるから、機壁の突出部、例えば
タンク部の接合鍔部を迂回できるため、組付け上で有利
である。前記水分計26について、その内部に1粒繰出
部61、一対の電極ロール62、駆動モータ63、ギヤ
連動部64、及び制御回路基板65等を有する。回路基
板65上に各種制御回路例えば水分値算出制御部、デー
タ信号出力部等を構成するものであるが、この基板65
には数ボルトまでの弱電回路を一まとめにして構成す
る。一方、モータトランス66に代表される強電部はこ
の基板65から離れた位置に、例えばモータ63と制御
基板65との間の底板67に支持させる構成としてい
る。68は、前記制御部41を備えるコントローラ40
と、水分計26の制御基板65上の制御回路やモータト
ランス66とを接続するためのハーネスであって、昇降
機5前後の略同高さに開口69,70を形成すると共
に、昇降機5にはこの開口69,70に一致して断面矩
形のトンネル状貫通筒71を当該昇降機5の前後に亘っ
て設けてある。こうしてハーネス68をトンネル状貫通
筒71を通すことによって、その一端を近傍のコントロ
ーラに接続すると共に他端を水分計内部にのぞませ、上
記制御回路基板65等と着脱自在にコネクタ接続される
こととなる。上記に構成によれば、昇降機5の水分計2
6存在側にハーネス類が見えないために見栄えを損なわ
ず、かつ鼠害を防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を断面した要部の側断面図である。
【図2】乾燥機本体の正面図である。
【図3】乾燥機本体の正断面図である。
【図4】要部の背面図である。
【図5】制御ブロック図である。
【図6】操作盤面の正面図である。
【図7】水分計の正断面図である。
【図8】水分計の側断面図である。
【符号の説明】
1…機枠、2…貯留タンク、3…乾燥室、4…集穀室、
5…バーナ、6…熱風室、7…吸引ファン、8…排風
室、9,9…穀粒流下通路、10…繰出ドラム、11…
昇穀機、13…バケット、14…バケットベルト、15
…下部移送螺旋、16…投げ口開口部、17…上部移送
螺旋、18…移送樋、19…回転拡散盤、20…駆動モ
−タ、21…カウンタプーリ、22…下部移送螺旋軸、
23…ドラムモータ、24…側壁、25…供給口、26
…水分計、27…取出口、30…遠心ファン、31…フ
ァン胴、32…排風ダクト、33…円形開口、34…ガ
イド部、35…回転軸、36,36…羽根、37…プー
リ、38…ベルト、40…コントローラ、41…制御
部、42…操作盤、43…張込スイッチ、44…乾燥ス
イッチ、45…排出スイッチ、46…停止スイッチ、4
7…穀粒種類設定スイッチ、48…仕上水分設定スイッ
チ、49…張込量設定スイッチ、50,51…増・減ス
イッチ、52…フレームロッド、53…熱風温度セン
サ、54…外気温度センサ、55…風量センサ、61…
1粒繰出部、62…電極ロール、63…モータ63、6
4…ギヤ連動部、65…制御回路基板、66…モータト
ランス、67…底板、68…ハーネス、69,70…開
口、71…トンネル状貫通筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 祟 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 弓立 正史 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 河野 克典 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機壁1に取付けられ、高速回転する遠心
    ファン30、このファンを内蔵するファン胴31、及び
    排風ダクト32等からなる穀物乾燥機における排風装置
    において、排風室8にのぞむファン胴31入り口部にベ
    ルマウス状のガイド部34を設け、このガイド部34に
    並列して遠心ファン30を、回転軸35中心に複数の羽
    根36,36…を所定角度に配設して片側吸入の遠心フ
    ァン30に構成し、ファン胴31は遠心ファン30に回
    転に伴い起風し円形開口32からの空気を上方に放出す
    るべく構成し、ファン胴31には排風ダクト32を接続
    し、この排風ダクト32の内側における案内部は前記ベ
    ルマウス状ガイド部34の存在側から非存在側に向かっ
    てやや方向変換すべく形成されることを特徴とする穀物
    乾燥機における排風装置。
JP21065997A 1997-08-05 1997-08-05 穀物乾燥機 Expired - Fee Related JP3783355B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019521306A (ja) * 2016-07-05 2019-07-25 江西省農業科学院農産品加工研究所The Institute Of Food Science And Technology, Jiangxi Academy Of Agricultural Sciences 加熱装置が内蔵された負圧連続式穀物乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019521306A (ja) * 2016-07-05 2019-07-25 江西省農業科学院農産品加工研究所The Institute Of Food Science And Technology, Jiangxi Academy Of Agricultural Sciences 加熱装置が内蔵された負圧連続式穀物乾燥機

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