JPH1150950A - アキシャルピストンポンプまたはモータ - Google Patents
アキシャルピストンポンプまたはモータInfo
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- JPH1150950A JPH1150950A JP9211888A JP21188897A JPH1150950A JP H1150950 A JPH1150950 A JP H1150950A JP 9211888 A JP9211888 A JP 9211888A JP 21188897 A JP21188897 A JP 21188897A JP H1150950 A JPH1150950 A JP H1150950A
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- F04B1/124—Pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract
レートの隙間からの作動流体の漏洩を防止し得る構成
を、少ない加工工数により低コストで実現し得るアキシ
ャルピストンポンプまたはモータを提供する。 【解決手段】 ピストン5の基端に球面対偶で枢支され
るピストンシュ−8の底面8Cの略中央に凹部8Dを形
成し、樹脂材料からなるシュ−パッド15の上面15A
の略中央に形成した凸部15Bを凹部8Dに嵌合させる
ことにより、ピストンシュ−8の底面8Cとシュ−パッ
ド15の上面15Aを面接触させる一方、シュ−パッド
15の下面に、前記凸部15Bの断面積より広いポケッ
ト穴15Cを形成し、シュ−パッド15を上下に貫通す
る流体通路15Eから、このポケット穴15Cにシリン
ダ4からの高圧作動流体を導入して、シュ−パッド15
とスラストプレート7との間に静圧軸受を構成した。
Description
ストンシュ−とスラストプレートの隙間からの作動流体
の漏洩を防止したアキシャルピストンポンプまたはモー
タの改良に関する。
において、ピストン基端のピストンシュ−とスラストプ
レートの隙間からの作動流体の漏洩防止を図ったものと
しては、例えば特開平9−14125号公報等に提案が
なされている。
125号公報に提案されたアキシャルピストンポンプま
たはモータを示す。
トンポンプまたはモータは、ケーシング1内に駆動軸2
を回転自在に支持し、この駆動軸2の外周に、駆動軸2
と一体に回転するシリンダブロック3を備えている。こ
のシリンダブロック3には駆動軸2の同心円上かつ駆動
軸2と略平行に複数のシリンダ4が開口し、これらのシ
リンダ4には、それぞれピストン5が基端側を突出させ
ながら往復摺動自在に嵌挿されている。
動軸2外周には斜板6が配置され、この斜板6は駆動軸
2に対して相対的に傾斜するようにケーシング1に固定
されている。この斜板6の傾斜面にはスラストプレート
7が固着されている。そして、ピストン5の基端に球面
対偶で枢支されたスリッパ(ピストンシュ−)80が、
このスラストプレート7に摺接するようになっている。
シング1に固定のバルブプレート9に摺接している。各
シリンダ4は、バルブプレートに開口するポートを介し
て、バルブプレート9裏側の吸込口10または吐出口1
1に選択的に連通するようになっている。
ンポンプは、駆動軸2と一体のシリンダブロック4の回
転によりピストン5が往復摺動するとともに、この往復
動により拡大するシリンダ4には吸込口10から作動流
体が吸い込まれ、縮小するシリンダ4からは吐出口11
に作動流体が吐き出されるようになっている。また、ア
キシャルピストンモータは、これとは逆に動作し、作動
流体の吸込および吐出によりシリンダブロック3ととも
に駆動軸2が回転駆動される。
ンプまたはモータでは、スリッパ80を、図16〜図1
7に示すような構成にすることにより、低粘性の作動流
体を用いた場合でも、スリッパ80とスラストプレート
7との隙間からの作動流体の漏洩を低減するようにして
いる。
スリッパ80の下面81には、円板状のくりぬき部82
が形成される。そして、このくりぬき部82に、図18
に示すような形状の樹脂材料からなるスリッパパッド9
0が嵌挿され、このスリッパパッド90はスラストプレ
ート7と摺接する。このスリッパパッド90の中央には
連通穴91が開口し、シリンダ4内の作動流体の一部
は、ピストン5に形成された流体通路5Aおよびスリッ
パ80を上下に貫通する流体通路83を介して、この連
通穴91に導かれ、スリッパパッド90とスラストプレ
ート7との間を潤滑する。
耐摩耗性や耐焼付性に優れた樹脂材料からなるスリッパ
パッド90を用いることにより、低粘度の作動流体を用
いた場合にもスリッパパッド90の押し付け力を大きく
でき、スリッパパッド90とスラストプレート7との隙
間からの作動流体の漏洩を低減することができる。
円環状の溝85が形成され、この円環溝85は放射状に
延びる連絡溝86を介して外部に連通している。これに
より、流体通路83を介して導かれた作動流体のうち、
スリッパパッド90とスラストプレート7との潤滑に余
剰の作動流体は、円環溝85および連絡溝86を介して
外部に逃がされ、くりぬき部82の底面84と、スリッ
パパッド90の上面の潤滑を効果的に行うことができ
る。
来のアキシャルピストンポンプまたはモータでは、くり
ぬき部82の底部84は、スリッパパッド90が隙間な
く密着して嵌挿するように、高い精度で平面に加工する
必要があり、この精度確保のため加工工数がかかり製造
コストが上昇してしまう。
パパッド90の上面の潤滑のために円環溝85および連
絡溝86を形成するならば、さらに加工工数が増大する
のみならず、スラストプレート7とスリッパパッド90
の間に流体圧力が圧力勾配を伴いながら作用すると、ス
リッパパッド90が弾性変形によって円環溝85、連絡
溝86に潜り込んでしまう恐れがあり、この場合には、
スラストプレート7とスリッパパッド90の間に隙間が
生じ、作動流体の過大な漏れの原因となってしまう。
されたもので、ピストン基端のピストンシュ−とスラス
トプレートの隙間からの作動流体の漏洩を防止し得る構
成を、少ない加工工数により低コストで実現し得るアキ
シャルピストンポンプまたはモータを提供することを目
的とする。
回転自在に支持されたシリンダブロックと、シリンダブ
ロックの回転軸の同心円上に回転軸と略平行に開口した
複数のシリンダと、これらの各シリンダに往復動自在に
収装された複数のピストンと、前記シリンダブロックの
回転軸心に対して相対的に傾斜するとともに前記ピスト
ンの基端側が当接するスラストプレートと、前記シリン
ダブロックと同期回転する駆動軸とを備えたアキシャル
ピストンポンプまたはモータにおいて、前記複数のピス
トンの基端に球面対偶で枢支されるピストンシュ−の平
面状の底面の略中央に凹部を形成し、この凹部に前記シ
リンダ内の高圧を導入する流体通路を前記ピストンシュ
−を貫通して形成し、樹脂材料からなるシュ−パッドの
平面状の上面の略中央に凸部を形成し、このシュ−パッ
ドの凸部を前記ピストンシュ−の凹部に嵌合させるとと
もに前記ピストンシュ−底面の平面部分と前記シュ−パ
ッド上面の平面部分を面接触させ、前記シュ−パッドの
下面にポケット穴とこのポケット穴を囲うランド部を形
成し、このシュ−パッドのランド部を前記スラストプレ
ートに摺動自在に当接させ、前記シュ−パッドを前記凸
部の端部から上下に貫通する流体通路を前記ポケット穴
に連通させてシリンダ内の高圧の作動流体を前記ポケッ
ト穴に導入することにより前記シュ−パッドとスラスト
プレートとの間に静圧軸受を構成した。
ポケット穴を前記シュ−パッドの上面の凸部の断面より
広い断面積に形成した。
凸部と前記シュ−パッドの下面のポケット穴とを同軸上
の円形断面に形成するとともに、前記ポケット穴の径を
前記凸部の径より大きくした。
れたシリンダブロックと、シリンダブロックの回転軸の
同心円上に往復動自在に収装された複数のピストンと、
前記シリンダブロックの回転軸心に対して相対的に傾斜
するとともに前記ピストンの基端側が当接するスラスト
プレートと、前記シリンダブロックと同期回転する駆動
軸とを備えたアキシャルピストンポンプまたはモータに
おいて、前記複数のピストンの基端に球面対偶で枢支さ
れるピストンシュ−の底面を平面状に形成し、樹脂材料
からなるシュ−パッドの平面状の上面の外周縁に環状突
起を形成するとともにこの環状突起内側に前記ピストン
シュ−の底面側を嵌合させて前記ピストンシュ−底面と
前記シュ−パッド上面を面接触させ、前記シュ−パッド
の下面にポケット穴とこのポケット穴を囲うランド部を
形成し、このシュ−パッドのランド部をスラストプレー
トに摺接させるとともに、前記シュ−パッドを前記凸部
端部から上下に貫通する流体通路を前記ポケット穴に連
通させて前記ピストンシュ−の凹部とこの流体通路を介
してシリンダ内の高圧をポケット穴に導入することによ
り静圧軸受を構成した。
ット穴全体の連通を阻害しないように島状のランド部を
形成した。
れたシリンダブロックと、シリンダブロックの回転軸の
同心円上に回転軸と略平行に開口した複数のシリンダ
と、これらの各シリンダに往復動自在に収装された複数
のピストンと、これらのピストン基端側に設けられたピ
ストンシュ−と、前記シリンダブロックの回転軸心に対
して相対的に傾斜する駆動軸と、この駆動軸に同軸的に
固定されるとともに表側面において前記ピストンシュ−
の底面と球面接触するトルクプレートと、このトルクプ
レートの裏側面に摺接してこのトルクプレートを支持す
るスラストプレートと、前記駆動軸と前記シリンダブロ
ックの回転軸を同期回転させる回転力伝達機構とを備え
たアキシャルピストンポンプまたはモータにおいて、ピ
ストン基端の平面状の基端面の略中央に凹部を形成し、
この凹部に前記シリンダ内部からの作動流体を導入する
とともに、樹脂材料からなるシュ−パッドの平面状の上
面の略中央に凸部を形成し、前記ピストン基端の凹部に
前記シュ−パッドの凸部を嵌合させるとともに前記ピス
トンの基端面の平面部分と前記シュ−パッドの上面の平
面部分とを面接触させ、前記シュ−パッドの下面にポケ
ット穴とこのポケット穴を囲うランド部を形成し、この
シュ−パッドのランド部を前記ピストンシュ−の平面上
の上面に摺動自在に当接させるとともに、前記シュ−パ
ッドを前記凸部の端部から上下に貫通する流体通路を前
記ポケット穴に連通させてシリンダ内の高圧の作動流体
を前記ポケット穴に導入することにより前記シュ−パッ
ドとピストンシュ−との間に静圧軸受を構成した。
れたシリンダブロックと、シリンダブロックの回転軸の
同心円上に回転軸と略平行に開口した複数のシリンダ
と、これらの各シリンダに往復動自在に収装された複数
のピストンと、これらのピストン基端側に設けられたピ
ストンシュ−と、前記シリンダブロックの回転軸心に対
して相対的に傾斜する駆動軸と、この駆動軸に同軸的に
固定されるとともに表側面において前記ピストンシュ−
の底面と球面接触するトルクプレートと、このトルクプ
レートの裏側面に摺接してこのトルクプレートを支持す
るスラストプレートと、前記駆動軸と前記シリンダブロ
ックの回転軸を同期回転させる回転力伝達機構とを備え
たアキシャルピストンポンプまたはモータにおいて、樹
脂材料からなるシュ−パッドの平面状の下面の略中央に
凸部を形成し、前記ピストンシュ−の平面状の上面の略
中央に凹部を形成し、前記ピストンシュ−の凹部に前記
シュ−パッドの凸部を嵌合させるとともに前記ピストン
シュ−の上面の平面部分と前記シュ−パッドの下面の平
面部分とを面接触させ、前記シュ−パッドの上面にポケ
ット穴とこのポケット穴を囲うランド部を形成し、この
シュ−パッドのランド部を前記ピストンの平面状の基端
面に摺動自在に当接させるとともに、このピストンの基
端面に開口してシリンダ内の高圧の作動流体を前記シュ
−パッドのポケット穴に導入する流体通路を前記ピスト
ンに形成することにより前記シュ−パッドとピストンの
基端面との間に静圧軸受を構成した。
ト穴を前記シュ−パッドの凸部の断面より広い断面積に
形成した。
前記シュ−パッドのポケット穴とを同軸上の円形断面に
形成するとともに、前記ポケット穴の径を前記凸部の径
より大きくした。
記ピストンシュ−と相対する部分に座ぐり穴を形成し、
これらの座ぐり穴に樹脂材料からなるソケットをはめ込
むとともに、これらのソケットの上面に凹部を形成し、
これらの凹部にピストンシュ−の球面状の底面を球面接
触させた。
に沿って溝を形成するとともに、前記トルクプレートに
はこの溝に連通してトルクプレート外部に通じる流体通
路を形成する。
記ピストンシュ−と相対する部分にトルクプレートを上
下に貫通する収容穴を形成し、これらの収容穴に樹脂材
料からなるソケットをはめ込むとともに、これらのソケ
ットの上面に凹部を形成し、これらの凹部にピストンシ
ュ−の球面状の底面を球面接触させた。
ピストンシュ−を上下に貫通する流体通路を形成し、こ
れらの流体通路を介して前記シリンダ内の高圧の作動流
体を前記ソケット底面側に導入することにより、前記ソ
ケット底面とスラストプレートとの間に静圧軸受を構成
した。
する樹脂材料に強化材を添加した。
ピストンポンプまたはモータが作動すると、ピストンは
斜板に対して相対的に回転し、ピストンシュ−基端のシ
ュ−パッドは、斜板に固定されたスラストプレートに押
し付けられながら摺動するが、シュ−パッドとスラスト
プレート間の静圧軸受の作用によって、この摺動の潤滑
が高められるとともに、シュ−パッドは耐摩耗性および
耐焼付性の高い樹脂材料からなるので、ピストンのスラ
ストプレートへの押し付け力を高くすることができる。
この結果、低粘性流体を作動流体としたときでもシュ−
パッドとスラストプレートの隙間からの作動流体の漏洩
を低減できるが、このためのピストンシュ−の加工はピ
ストンシュ−の底面中央に凹部を加工するだけでよく、
また樹脂材料からなるシュ−パッドは射出成形によって
加工できる。したがって、ピストン基端部の構成は、容
易かつ低コストに製造することができる。
ンポンプまたはモータの作動中、シュ−パッドの上面に
作用する流体圧力は、凸部の周囲において外周側に向か
うほど弱まる圧力勾配を持ち、またシュ−パッドの下面
に作用する流体圧力は、ポケット穴外側のランド部にお
いては外周に向かうほど弱まる圧力勾配を持つ。この結
果、シュ−パッドに作用する流体圧力は、シュ−パッド
を上面側のピストンシュ−に押し付けるように作用す
る。したがって、シュ−パッドとピストンシュ−は、特
に圧着や圧入などを行わなくても一体に固定され、シュ
−パッドとピストンシュ−の間から作動流体の漏れが生
じることはない。
周縁に沿って環状突起が形成され、ピストンシュ−の底
面側がこの環状突起15の内側に嵌まり込み、ピストン
シュ−とシュ−パッドの位置の固定がなされるので、ピ
ストンシュ−の形状の簡素化することができ、ピストン
シュ−の加工を容易とすることができる。
け、シュ−パッドとスラストプレートの固体接触の面積
が広げられるので、固体接触の面圧が相対的に低下し、
シュ−パッドの摩耗が低減され、シュ−パッドの耐久性
が向上する。
下面とトルクプレートとを球面接触させるとともに、ピ
ストンシュ−またはピストンに対してシュ−パッドのラ
ンド部を摺動可能に当接させることにより、ピストン側
から作用する流体圧力によって発生する力が、ピストン
の軸に略一致した方向の反力で支持され、ポンプまたは
モータの最大使用圧力、回転数等の性能を向上させる上
での大きな障害となるピストン横力がほとんど作用しな
いようにしたアキシャルピストンポンプまたはモータに
おいて、ピストンの押し付け力を高くすることができ、
低粘性流体を作動流体としたときでも作動流体の漏洩を
低減でき、また、このためにピストンとピストンシュ−
の間に設けられるシュ−パッドの加工は射出成形できる
とともに、ピストンおよびピストンシュ−の加工はほと
んど必要なく、ピストン基端部の構成を容易かつ低コス
トで製造し得る。
用する流体圧力は、シュ−パッドを凸部側のピストンま
たはピストンシュ−に押し付けるように作用するので、
シュ−パッドは特に圧着や圧入などを行わなくても、ピ
ストンまたはピストンシュ−に一体に固定され、シュ−
パッドとピストンまたはピストンシュ−の間から作動流
体の漏れが生じることはない。
−を樹脂材料からなるソケットを介してトルクプレート
に支持するようにしたので、ピストンシュ−のトルクプ
レート(ソケット)に対する摺動動作は非常に円滑とな
り、ポンプまたはモータの振動および騒音の発生が抑制
されるとともに、またポンプまたはモータの効率を高め
ることができる。
びトルクプレートに形成した流体通路を介して、ソケッ
トとトルクプレートの間の作動流体が外部に逃がされ、
ソケット底面の溝の流体圧力は低圧となるので、ソケッ
トがトルクプレート側から押し上げられ、座ぐり穴から
抜け出てしまうことが防止できる。
ソケットの構成を簡素化できるとともに、静圧軸受の作
用によりスラストプレートとトルクプレート(ソケッ
ト)間の摺動をスムーズにでき、ポンプまたはモータの
作動をより円滑で低騒音にすることができる。
る樹脂材料には強化材が添加されるため、シュ−パッド
の強度と耐摩耗性が向上し、熱膨張率が低下し、寸法安
定性が増大するので、シュ−パッドの摺動面に特に要求
される加工精度の向上と寸法の維持が達成できる。
明の実施の形態について説明する。
トンポンプまたはモータにおけるピストンシュ−8周辺
部分の構成を示す。なお、本実施の形態においては、ア
キシャルピストンポンプまたはモータの基本的構成は、
図15に示した従来のアキシャルピストンポンプまたは
モータと略同一であり、図15のスリッパ80およびス
リッパパッド90の代わりに、ピストンシュ−8および
シュ−パッドが用いられている点のみが異なっている。
したがって、以下、このピストンシュ−8およびシュ−
パッドの構成を中心に説明する。
状の上部8Aにおいて、ピストン5基端の球面部5Aに
球面対偶で枢支される。この上部8A下方のピストンシ
ューの下部8Bは側方にフランジ状に広がり、このフラ
ンジ状の下部8Bの下面であるピストンシューの底面8
Cは平面に形成されている。この底面8Cの中央には、
断面円形の座ぐり形状の凹部8Dが形成される。この凹
部8Dの底には、ピストンシュ−8を上下に貫通する流
体通路8Eが連通している。
トプレート7の間に介装されるシュ−パッド15は樹脂
材料から構成される。このシュ−パッド15の上面15
Aは、ピストンシュ−8の底面8Cと略同径に形成され
ている。また、この上面15Aの中央には、上述の凹部
8Dに嵌合する凸部15Bが形成され、この凸部15B
が凹部8Dに嵌まり込んだ状態で、上面15Aと底面8
Cが当接するようになっている。
にも示すように、凸部15Bの径よりも大きな径のポケ
ット穴15Cが形成され、このポケット穴15Cの周囲
に、スラストプレート7との摺接面である環状のランド
部15Dが形成されている。さらに、このポケット穴1
5Cの底部には、凸部15B先端からシュ−パッド15
の軸上を上下に貫通する流体通路15Eが連通する。こ
れにより、ポケット穴15C内に、流体通路8Eおよび
15Eを介して、ピストン5側から高圧の作動流体が導
入され、シュ−パッド15とスラストプレート7との間
に静圧軸受が構成される。
作動すると、ピストン5は斜板6に対して相対的に回転
し、ピストンシュ−8基端のシュ−パッド15は、斜板
6に固定されたスラストプレート7に押し付けられなが
ら摺動する。そして、シュ−パッド15の下面とスラス
トプレート7の間には、流体通路8E、15Eを介して
高圧の作動流体が導入され、シュ−パッド15とスラス
トプレート7間の静圧軸受の作用によって、これらの間
の潤滑が高められる。
のピストンシュ−8とスラストプレート7の間に、耐摩
耗性および耐焼付性の高い樹脂材料からなるシュ−パッ
ド15が介装され、ピストンシュ−8のスラストプレー
ト7への押し付け力を高くでき、低粘性流体を作動流体
としたときでもシュ−パッド15とスラストプレート7
の隙間からの作動流体の漏洩を低減できるが、このため
のピストンシュ−8およびシュ−パッド15に対する加
工は容易であり低コストで行うことができる。すなわ
ち、ピストンシュ−8の底面8Cは、平面中央に座ぐり
形状の凹部8Dを加工すればよく、容易に形成できると
ともに、樹脂材料からなるシュ−パッド15は射出成形
によって加工でき、容易かつ低コストに製造することが
できる。
ータの作動中、シュ−パッド15の上面15Aには、図
3に示すように、シュ−パッド15Aの上側に導かれた
流体から、凸部15Bにおいては略一定圧(ピストン5
内の流体圧力で決まる高圧)の流体圧力が、そしてこの
凸部15Bの周囲においては外周側に向かうほど弱まる
圧力勾配を持った流体圧力が作用する。また、シュ−パ
ッド15の下面側には、同じく図3に示すように、シュ
−パッド15下側に導かれた流体から、ポケット穴15
Cにおいては略一定圧(ピストン5内の流体圧力で決ま
る高圧)の流体圧力が、そしてランド部15Dにおいて
は外周に向かうほど弱まる圧力勾配を持った流体圧力が
作用する。
5Bの径より大きいので、シュ−パッド15への流体圧
力の総和は、シュ−パッド15をピストンシュ−8側に
押し付けるように作用する。したがって、シュ−パッド
15とピストンシュ−8は、特に圧着や圧入などを行わ
なくても、アキシャルピストンポンプまたはモータの作
動中、一体に固定される。よって、シュ−パッド15の
上面15Aとピストンシュ−8の底面8Cは適切に密着
し、作動流体の漏れが生じることはない。
す。
実施の形態と同様の構成に加えて、ポケット穴15C内
に、例えば4つの略90度の部分に分割された環状のラ
ンド部15Fを設けている。そして、この4つのランド
部15Fの内側(ポケット穴15Cの略中央)に円形溝
15Gを、外側に環状溝15Hを備え、各ランド部15
Fの間の連通溝15Iにおいて円形溝15Gと環状溝1
5Hが連通するようになっている。これにより、流体通
路15Eから導入された高圧流体が、円形溝15Gから
連通溝15Iを介して環状溝15Hに流れ込み、さらに
はランド部15Fの表面にも高圧流体が作用し、これら
円形溝15G、連通溝15I、環状溝15Hおよびラン
ド部15Fとスラストプレート7との間に静圧軸受が構
成される。
15Dに加えてランド部15Fを設けることにより、シ
ュ−パッド15が固体接触によりスラストプレート7上
に支持される面積を広げている。ところで、シュ−パッ
ド15とスラストプレート7間の静圧軸受の浮上力は、
一般的にピストン5から受ける押し付け力よりもわずか
に小さく設定され、静圧軸受からの作動流体の漏れ流量
を低減し容積効率の低下を防いでいるが、この浮上力と
押し付け力の差は、このシュ−パッド15とスラストプ
レート7間の固体接触により支持されている。したがっ
て、本実施の形態のように固体接触の面積が広げられる
と、固体接触の面圧が低下する結果、シュ−パッド15
の摩耗が低減され、シュ−パッド15の耐久性が向上す
る。
を示す。
態に比較して、ピストンシュ−8の底面8Cに凹部8D
が形成されず、シュ−パッド15が上面15A中央に凸
部15Bを備えない代わりに、上面15Aの周に沿って
環状突起15Jが形成されている点で異なり、他の構成
は共通となっている。そして、ピストンシュ−8の下部
8Bは、ちょうどこの環状突起15Jの内側に嵌まり込
み、これにより、ピストンシュ−8とシュ−パッド15
の位置の固定がなされるようになっている。本実施の形
態は、このような構成により、ピストンシュ−8の形状
の簡素化することができ、ピストンシュ−8の加工を容
易とすることができる。
の形態を示す。
ポンプまたはモータの全体構成が図15に示したものと
異なっている。詳しく説明すると、図7に示されるよう
に、ハウジング21内には、シリンダブロック22が回
転軸22Aを中心に回転自在に収容されている。このシ
リンダブロック22の回転軸22Aは、駆動軸23に対
して所定の角度で傾いて、回転伝達機構24により連結
され、駆動軸23に同期して回転するようになってい
る。シリンダブロック22には、回転軸22Aの同心円
上かつ回転軸22Aと略平行に複数のシリンダ25が開
口し、これらのシリンダ25内にはそれぞれピストン2
6が往復摺動自在に収容されている。このピストン26
の基端側には、後述するような樹脂材料からなるシュ−
パッド27を介してピストンシュ−28が当接する。こ
のピストンシュ−28の球面状の底面28Bは、駆動軸
23の回りで一体に回転するトルクプレート29のピス
トン26基端と相対する位置に設けられた凹部29Aに
球面対偶で枢支されている。なお、トルクプレート29
とその裏面を支持するスラストプレート30の間には、
トルクプレート29を上下に貫通する流体通路を介して
作動流体が導かれ、ポンプまたはモータの作動によりこ
れらが互いに摺動するときの潤滑が図られる。
6の基端面26Aはピストン26の軸と垂直な平面とな
っており、この基端面26Aにシュ−パッド27の上面
27Aが面接触で当接する。この場合、シュ−パッド2
7の上面27Aの中央には凸部27Bが突出して設けら
れ、ピストン基端の開口26Bに嵌合している。
ランド部27Dの内側には、ポケット穴27Cが開口
し、このポケット穴27Cの底面には、シュ−パッド2
7を縦方向に貫通する流体通路27Eが連通している。
これにより、ポケット穴27Cには、シリンダ25から
の高圧の作動流体が導入され、ピストンシュ−28の平
面状の上面28Aとの間に静圧軸受が構成されるととも
に、この作動流体の一部はピストンシュ−28を上下に
貫通する流体通路28Cを通って、ピストンシュ−28
の底面28Bとトルクプレート29の凹部29Aとの間
を潤滑するようになっている。
27C内にはランド部27Fが設けられ、前述のランド
部27Dとこのランド部27Fが、ピストンシュ−28
の上面28Aと当接し、ポンプまたはピストンの作動
中、シュ−パッド27はピストンシュ−28の上面28
A上をわずかに摺動する。このように、ランド部27F
を設けることにより、シュ−パッド27とピストンシュ
−28の固体接触の面積を広げ、固体接触の面圧を低下
させることにより、シュ−パッドの耐久性を向上させる
のは前述の実施の形態と同様である。
プまたはモータは、上述のようにピストンシュ−28の
上面28Aは、ピストン26基端側に固定されたピスト
ンシュ−27とピストン26の軸と横方向に摺動可能に
して、ピストン26側から作用する流体圧力によって発
生する力が、ピストン26の軸に略一致した方向の反力
で支持され、ポンプまたはモータの最大使用圧力、回転
数等の性能を向上させる上での大きな障害となるピスト
ン横力がほとんど作用しないようにしたものである。こ
のようなアキシャルピストンポンプまたはモータのピス
トン26基端とピストンシュ−28の間に、耐摩耗性お
よび耐焼付性の高い樹脂材料からなるシュ−パッド27
を介装することにより、ピストン26の押し付け力を高
くすることができ、低粘性流体を作動流体としたときで
も作動流体の漏洩を低減できる。そして、この場合、シ
ュ−パッド27の加工は射出成形によって容易かつ低コ
ストで行い得るとともに、ピストン26およびピストン
シュ−28の加工はほとんど必要ない。
を示す。
形態のピストン26、シュ−パッド27、ピストンシュ
−28の代わりに、ピストン31、シュ−パッド32、
ピストンシュ−33を備えたものである。
31Bに加工され、この平面31にシュ−パッド32の
上面側のランド部32D、32Fが当接する。ランド部
32Dはシュ−パッド32の外周端に沿った円環状のも
のであり、このランド部32Dの内側にポケット穴32
Cが形成され、このポケット穴32C内に島状のランド
部32Fが配設される。ポケット穴32Cには、ピスト
ン31基端に開口する流体通路31Bからシリンダ25
内の高圧の作動流体が導入され、ポンプまたはモータ作
動時にわずかに摺動するピストン31基端と、シュ−パ
ッド32上面との間に、静圧軸受が構成される。
は、同じく平面であるピストンシュ−33の上面33A
に当接するとともに、シュ−パッド32の下面32A中
央から突出した凸部32Bが、ピストンシュ−33を上
下に貫通した開口部33Cの端部に嵌合して、シュ−パ
ッド32とピストンシュ−33の位置が固定される。こ
のピストンシュ−33の球状の底面33Bは、トルクプ
レート29の凹部29Aに球面対偶で枢支されるととも
に、開口部33Cおよびピストンシュ−32を上下に貫
通する32Eを通じて、底面33Bと凹部29Aとの間
に作動流体が導入され、これらの間の潤滑が図られてい
る。
び耐焼付性の高い樹脂材料からなるシュ−パッド32の
存在により、ピストン31の押し付け力を高くすること
ができ、低粘性流体を作動流体としたときでも作動流体
の漏洩を低減できるとともに、ピストン31、シュ−パ
ッド32、ピストンシュ−33の加工は低コストで容易
に行い得る。
態を示す。
施の形態と比較して、トルクプレート29をトルクプレ
ート35とした構成のみが異なっている。
には、ピストン26基端と相対する位置にピストン26
と同数の座ぐり穴35Aが開口し、これらの座ぐり穴3
5A内には、それぞれ樹脂材料からなるソケット36が
嵌合している。このソケット36には、それぞれ球面状
の凹部36Aが形成され、この凹部36Aにピストンシ
ュ−28の球状の底面28Bが嵌まり込み枢支されるよ
うになっている。また、トルクプレート35の裏側に
は、トルクプレート35およびソケット36を同軸上で
上下にそれぞれ貫通する流体通路35Bおよび36Bを
通じて作動流体が導かれ、互いに摺動するトルクプレー
ト35とスラストプレート30間の潤滑が図られるよう
になっている。
シュ−28を樹脂材料からなるソケット36を介してト
ルクプレート35に支持するようにしたので、ピストン
シュ−28のソケット36に対する摺動動作は非常に円
滑となり、ポンプまたはモータの振動および騒音の発生
が抑制されるとともに、またポンプまたはモータの効率
を高めることができる。
実施の形態を示す。
は、図10に示した実施の形態の基本的構成に比較し
て、ソケット36の底面36Cの外周の縁には環状溝3
6Dを形成するとともに、これらの環状溝36Dに位置
を合わせてトルクプレート35を上下に貫通する流体通
路35Cを備えた点のみが異なっている。図12に示す
ように、トルクプレート35の裏面外周部は外部と連通
する切り欠き部35Fとなっており、流体通路35Cの
端部がこの切り欠き部35Fに開口し、この環状溝36
Dからの作動流体を外部に逃がすようになっている。な
お、図12から分かるように、トルクプレート35の裏
面には、スラストプレート30と当接するランド部35
Dの一部に、ピストン26と同数のポケット穴35Eが
形成されており、これらのポケット穴35Eに流体通路
35Bを通ってシリンダ25内の高圧が導入されること
により、トルクプレート35の裏面とスラストプレート
30の間に静圧軸受が構成されている。
体通路35Cを介して、ソケット36とトルクプレート
35の間の作動流体が外部に逃がされ、環状溝36Dの
流体圧は低圧となるので、ソケット36が、トルクプレ
ート35側から押し上げられ、座ぐり穴35Aから抜け
出てしまうことが防止できる。
実施の形態を示す。
は、図10に示した実施の形態の基本的構成に比較し
て、トルクプレート40を上下に貫通するように収容穴
40Aを形成し、この収容穴40Aにソケット41を収
容している点のみが異なっている。これにより、ソケッ
ト41の下部は、図14に示すように、トルクプレート
40裏面から突出し、ランド部41Aにおいてスラスト
プレート30と摺接する。さらに、ランド部41A内側
に形成されたポケット部41Bには、ソケット41を上
下に貫通する流体通路41Cを介してシリンダ25から
の高圧の作動流体が導入され、ソケット41下部とスラ
ストプレート30の間には静圧軸受が構成される。ま
た、ソケット41上面には凹部41Dが形成され、この
凹部41Dにピストンシュ−28の球形の底面28Bが
嵌合するようになっている。
とにより、トルクプレート40およびソケット41の構
成を簡素化できるとともに、スラストプレート30とト
ルクプレート40(ソケット41)間の摺動をスムーズ
にでき、ポンプまたはモータの作動をより円滑で低騒音
にすることができる。
においては、ピストン26、シュ−パッド27、ピスト
ンシュ−28を、図9に示した実施の形態と同様に、ピ
ストン31、シュ−パッド32、ピストンシュ−33に
変更することができ、これにより他の実施の形態を構成
することができるのは当然である。
−パッド15、27、32を構成する樹脂材料として
は、例えば、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミ
ド、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エーテルスルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリ
フェニレンエーテル、芳香族ポリエステル、ポリアセタ
ール、ポリケトン、ポリエーテルエーテルケトン、フェ
ノール樹脂、PTFE等の強度と剛性に優れた樹脂を使
用するとよい。
維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維等の強化材を添加
すれば、シュ−パッド15、27、32の強度および耐
摩耗性を向上させることができるとともに、シュ−パッ
ド15、27、32の熱膨張率が低下させ、寸法安定性
を向上させることができる。これにより、シュ−パッド
15、27、32の摺動部分に特に要求される高い加工
精度と寸法の維持が、より高い次元で達成できる。
2を構成する樹脂材料に、グラファイト、二硫化モリブ
デン、PTFE等を添加すれば、シュ−パッド15、2
7、32の摺動部分における摩擦を低減させることがで
きる。
説明図である。
の底面図である。
図4のA−A断面図である。
る。
図である。
す断面図である。
面図である。
面図である。
断面図である。
体構成を示す断面図である。
ある。
を示す底面図、(B)は同じくスリッパ(ピストンシュ
−)を示す一部破断の側面図である。
ド)を示す側面図、(B)は同じくスリッパパッド(シ
ュ−パッド)を示す底面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】軸回りに回転自在に支持されたシリンダブ
ロックと、 シリンダブロックの回転軸の同心円上に回転軸と略平行
に開口した複数のシリンダと、 これらの各シリンダに往復動自在に収装された複数のピ
ストンと、 前記シリンダブロックの回転軸心に対して相対的に傾斜
するとともに前記ピストンの基端側が当接するスラスト
プレートと、 前記シリンダブロックと同期回転する駆動軸とを備えた
アキシャルピストンポンプまたはモータにおいて、 前記複数のピストンの基端に球面対偶で枢支されるピス
トンシュ−の平面状の底面の略中央に凹部を形成し、 この凹部に前記シリンダ内の高圧を導入する流体通路を
前記ピストンシュ−を貫通して形成し、 樹脂材料からなるシュ−パッドの平面状の上面の略中央
に凸部を形成し、 このシュ−パッドの凸部を前記ピストンシュ−の凹部に
嵌合させるとともに前記ピストンシュ−底面の平面部分
と前記シュ−パッド上面の平面部分を面接触させ、 前記シュ−パッドの下面にポケット穴とこのポケット穴
を囲うランド部を形成し、 このシュ−パッドのランド部を前記スラストプレートに
摺動自在に当接させ、 前記シュ−パッドを前記凸部の端部から上下に貫通する
流体通路を前記ポケット穴に連通させてシリンダ内の高
圧の作動流体を前記ポケット穴に導入することにより前
記シュ−パッドとスラストプレートとの間に静圧軸受を
構成したことを特徴とするアキシャルピストンポンプま
たはモータ。 - 【請求項2】前記シュ−パッドの下面のポケット穴を前
記シュ−パッドの上面の凸部の断面より広い断面積に形
成したことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルピ
ストンポンプまたはモータ。 - 【請求項3】前記シュ−パッドの上面の凸部と前記シュ
−パッドの下面のポケット穴とを同軸上の円形断面に形
成するとともに、前記ポケット穴の径を前記凸部の径よ
り大きくしたことを特徴とする請求項2に記載のアキシ
ャルピストンポンプまたはモータ。 - 【請求項4】軸回りに回転自在に支持されたシリンダブ
ロックと、 シリンダブロックの回転軸の同心円上に往復動自在に収
装された複数のピストンと、 前記シリンダブロックの回転軸心に対して相対的に傾斜
するとともに前記ピストンの基端側が当接するスラスト
プレートと、 前記シリンダブロックと同期回転する駆動軸とを備えた
アキシャルピストンポンプまたはモータにおいて、 前記複数のピストンの基端に球面対偶で枢支されるピス
トンシュ−の底面を平面状に形成し、 樹脂材料からなるシュ−パッドの平面状の上面の外周縁
に環状突起を形成するとともにこの環状突起内側に前記
ピストンシュ−の底面側を嵌合させて前記ピストンシュ
−底面と前記シュ−パッド上面を面接触させ、 前記シュ−パッドの下面にポケット穴とこのポケット穴
を囲うランド部を形成し、 このシュ−パッドのランド部をスラストプレートに摺接
させるとともに、 前記シュ−パッドを前記凸部端部から上下に貫通する流
体通路を前記ポケット穴に連通させて前記ピストンシュ
−の凹部とこの流体通路を介してシリンダ内の高圧をポ
ケット穴に導入することにより静圧軸受を構成したこと
を特徴とするアキシャルピストンポンプまたはモータ。 - 【請求項5】前記ポケット穴内側にポケット穴全体の連
通を阻害しないように島状のランド部を形成したことを
特徴とする請求項1から請求項4のいずれかひとつに記
載のアキシャルピストンポンプまたはモータ。 - 【請求項6】軸回りに回転自在に支持されたシリンダブ
ロックと、 シリンダブロックの回転軸の同心円上に回転軸と略平行
に開口した複数のシリンダと、 これらの各シリンダに往復動自在に収装された複数のピ
ストンと、 これらのピストン基端側に設けられたピストンシュ−
と、 前記シリンダブロックの回転軸心に対して相対的に傾斜
する駆動軸と、 この駆動軸に同軸的に固定されるとともに表側面におい
て前記ピストンシュ−の底面と球面接触するトルクプレ
ートと、 このトルクプレートの裏側面に摺接してこのトルクプレ
ートを支持するスラストプレートと、 前記駆動軸と前記シリンダブロックの回転軸を同期回転
させる回転力伝達機構と、 を備えたアキシャルピストンポンプまたはモータにおい
て、 ピストン基端の平面状の基端面の略中央に凹部を形成
し、 この凹部に前記シリンダ内部からの作動流体を導入する
とともに、 樹脂材料からなるシュ−パッドの平面状の上面の略中央
に凸部を形成し、 前記ピストン基端の凹部に前記シュ−パッドの凸部を嵌
合させるとともに前記ピストンの基端面の平面部分と前
記シュ−パッドの上面の平面部分とを面接触させ、 前記シュ−パッドの下面にポケット穴とこのポケット穴
を囲うランド部を形成し、 このシュ−パッドのランド部を前記ピストンシュ−の平
面上の上面に摺動自在に当接させるとともに、 前記シュ−パッドを前記凸部の端部から上下に貫通する
流体通路を前記ポケット穴に連通させてシリンダ内の高
圧の作動流体を前記ポケット穴に導入することにより前
記シュ−パッドとピストンシュ−との間に静圧軸受を構
成したことを特徴とするアキシャルピストンポンプまた
はモータ。 - 【請求項7】軸回りに回転自在に支持されたシリンダブ
ロックと、 シリンダブロックの回転軸の同心円上に回転軸と略平行
に開口した複数のシリンダと、 これらの各シリンダに往復動自在に収装された複数のピ
ストンと、 これらのピストン基端側に設けられたピストンシュ−
と、 前記シリンダブロックの回転軸心に対して相対的に傾斜
する駆動軸と、 この駆動軸に同軸的に固定されるとともに表側面におい
て前記ピストンシュ−の底面と球面接触するトルクプレ
ートと、 このトルクプレートの裏側面に摺接してこのトルクプレ
ートを支持するスラストプレートと、 前記駆動軸と前記シリンダブロックの回転軸を同期回転
させる回転力伝達機構と、 を備えたアキシャルピストンポンプまたはモータにおい
て、 樹脂材料からなるシュ−パッドの平面状の下面の略中央
に凸部を形成し、 前記ピストンシュ−の平面状の上面の略中央に凹部を形
成し、 前記ピストンシュ−の凹部に前記シュ−パッドの凸部を
嵌合させるとともに前記ピストンシュ−の上面の平面部
分と前記シュ−パッドの下面の平面部分とを面接触さ
せ、 前記シュ−パッドの上面にポケット穴とこのポケット穴
を囲うランド部を形成し、 このシュ−パッドのランド部を前記ピストンの平面状の
基端面に摺動自在に当接させるとともに、 このピストンの基端面に開口してシリンダ内の高圧の作
動流体を前記シュ−パッドのポケット穴に導入する流体
通路を前記ピストンに形成することにより前記シュ−パ
ッドとピストンの基端面との間に静圧軸受を構成したこ
とを特徴とするアキシャルピストンポンプまたはモー
タ。 - 【請求項8】前記シュ−パッドのポケット穴を前記シュ
−パッドの凸部の断面より広い断面積に形成したことを
特徴とする請求項6または請求項7に記載のアキシャル
ピストンポンプまたはモータ。 - 【請求項9】前記シュ−パッドの凸部と前記シュ−パッ
ドのポケット穴とを同軸上の円形断面に形成するととも
に、前記ポケット穴の径を前記凸部の径より大きくした
ことを特徴とする請求項8に記載のアキシャルピストン
ポンプまたはモータ。 - 【請求項10】前記トルクプレートの前記ピストンシュ
−と相対する部分に座ぐり穴を形成し、これらの座ぐり
穴に樹脂材料からなるソケットをはめ込むとともに、こ
れらのソケットの上面に凹部を形成し、これらの凹部に
ピストンシュ−の球面状の底面を球面接触させたことを
特徴とする請求項6から請求項9のいずれかひとつに記
載のアキシャルピストンポンプまたはモータ。 - 【請求項11】前記ソケットの底面外周に沿って溝を形
成するとともに、前記トルクプレートにはこの溝に連通
してトルクプレート外部に通じる流体通路を形成するこ
とを特徴とする請求項10に記載のアキシャルピストン
ポンプまたはモータ。 - 【請求項12】前記トルクプレートの前記ピストンシュ
−と相対する部分にトルクプレートを上下に貫通する収
容穴を形成し、これらの収容穴に樹脂材料からなるソケ
ットをはめ込むとともに、これらのソケットの上面に凹
部を形成し、これらの凹部にピストンシュ−の球面状の
底面を球面接触させたことを特徴とする請求項6から請
求項9のいずれかひとつに記載のアキシャルピストンポ
ンプまたはモータ。 - 【請求項13】前記ソケットおよび前記ピストンシュ−
を上下に貫通する流体通路を形成し、これらの流体通路
を介して前記シリンダ内の高圧の作動流体を前記ソケッ
ト底面側に導入することにより、前記ソケット底面とス
ラストプレートとの間に静圧軸受を構成したことを特徴
とする請求項12に記載のアキシャルピストンポンプま
たはモータ。 - 【請求項14】前記シュ−パッドを構成する樹脂材料に
強化材を添加したことを特徴とする請求項1から請求項
13のいずれかひとつに記載のアキシャルピストンポン
プまたはモータ。
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