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JPH1145889A - バイポーラトランジスタ - Google Patents

バイポーラトランジスタ

Info

Publication number
JPH1145889A
JPH1145889A JP9201406A JP20140697A JPH1145889A JP H1145889 A JPH1145889 A JP H1145889A JP 9201406 A JP9201406 A JP 9201406A JP 20140697 A JP20140697 A JP 20140697A JP H1145889 A JPH1145889 A JP H1145889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitter
bipolar transistor
substrate
electrodes
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9201406A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Shimura
輝之 紫村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9201406A priority Critical patent/JPH1145889A/ja
Publication of JPH1145889A publication Critical patent/JPH1145889A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な動作が可能なバイポーラトランジスタ
を提供することを課題とする。 【解決手段】 エミッタ電極1に挟まれた領域に、この
エミッタ電極1の配列方向において、その基板7側に接
する面積が周辺部から中央部に向かって段階的に増加し
ている複数の放熱板7を設け、エミッタ電極1と放熱板
4とをエアブリッジ5で接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はバイポーラトラン
ジスタに関し、特に複数のエミッタ電極を有するバイポ
ーラトランジスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のパイポーラトランジスタ
の構造を示す平面図であり、図において、101はエミ
ッタ電極、102はベース電極、103はコレクタ電
極、107はGaAs基板である。このバイポーラトラ
ンジスタは、所定の方向に互いに平行となるように配列
されるとともに、それぞれの一端が相互接続されている
同一のストライプ形状を有する複数のエミッタ電極10
1と、このそれぞれのエミッタ電極101に沿ってその
両側に平行に配置されるとともに、それぞれの一端が相
互接続されているストライプ形状を有する複数のベース
電極102と、このそれぞれのベース電極102に沿っ
て平行に配列され、上記ベース電極102及びエミッタ
電極101をまたぐよう設けられたエアブリッジ(図示
せず)等により相互接続されたストライプ形状を有する
複数のコレクタ電極103とを備えた、いわゆるマルチ
フィンガ構造のバイポーラトランジスタであり、上記複
数のエミッタ電極101は通常エミッタフィンガと呼ば
れている。
【0003】このバイポーラトランジスタは、各エミッ
タ電極101と、これに沿って配列されているベース電
極102,コレクタ電極103とにより構成される,通
常のバイポーラトランジスタとして動作するバイポーラ
トランジスタ素子部を複数個,互いに並列接続したもの
で、これにより高出力動作を可能としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の複数の
エミッタ電極101、即ちエミッタフィンガ101を互
いに一列に並べたマルチフィンガ構造を有するバイポー
ラトランジスタにおいては、その動作時に自己発熱が起
こると、列の中央部側に位置するエミッタフィンガ10
1が列の周辺部側に位置するエミッタフィンガ101に
対して熱くなり、この熱により、中央部側のエミッタフ
ィンガ101により構成されるバイポーラ素子部のしき
い値電圧が周辺部側の素子部に対して低くなり、低電圧
でも電流が流れるようになってしまう結果、バイポーラ
トランジスタが均一に動作しないという問題があった。
【0005】また、このような問題点を解消するため
に、マルチフィンガ構造のバイポーラトランジスタにお
いて、中央部に向かうほどエミッタフィンガ間の距離を
離すようにしたものが特開平6−342803号公報
に、また、中央部に向かうほどエミッタフィンガの面積
を小さくしたものが特開平8−97230号公報にそれ
ぞれ開示されている。しかしながら、これらの構造にお
いても、まだ、上記問題点を十分に解決するには至って
いない。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、均一な動作が可能なバイ
ポーラトランジスタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るバイポー
ラトランジスタは、半導体基板上に所定の方向に互いに
平行となるよう配列された複数のエミッタ電極と、上記
基板上に上記エミッタ電極のそれぞれに沿って平行とな
るよう配置された複数のゲート電極と、上記基板上に上
記ゲート電極のそれぞれに沿って平行となるよう配置さ
れた複数のコレクタ電極と、上記基板上の上記各エミッ
タ電極に隣接した領域にそれぞれ配置された,上記エミ
ッタ電極の配列方向において、その基板側に接する面積
が周辺部から中央部に向かって段階的に増加している,
異なる面積を有する複数の放熱板と、上記複数のエミッ
タ電極と複数の放熱板とを互いに接続する接続手段とを
備えたものである。
【0008】また、上記バイポーラトランジスタにおい
て、上記接続手段はAu層を含む積層膜からなるととも
に、上記エミッタ電極の配列方向において、そのAu層
の厚さが周辺部から中央部に向かって段階的に厚くなっ
ているようにしたものである。
【0009】また、上記バイポーラトランジスタにおい
て、上記エミッタ電極は、その配列方向において、その
厚さが周辺部から中央部に向かって段階的に薄くなって
いる、異なる厚さを有する複数のエミッタ電極からなる
ようにしたものである。
【0010】また、上記バイポーラトランジスタにおい
て、上記各エミッタ電極上に配置された、該エミッタ電
極よりも熱伝導率の低い材料からなるとともに、その厚
さが、該エミッタ電極の配列方向において、周辺部から
中央部に向かって段階的に薄くなっている、異なる厚さ
を有する複数の低熱伝導層を有しており、上記接続手段
は、該低熱伝導層を介して上記エミッタ電極と接続され
ているようにしたものである。
【0011】また、この発明に係るバイポーラトランジ
スタは、半導体基板上に所定の方向に互いに平行となる
よう配列された複数のエミッタ電極と、上記基板上に上
記エミッタ電極のそれぞれに沿って平行となるよう配置
された複数のゲート電極と、上記基板上に上記ゲート電
極のそれぞれに沿って平行となるよう配置された複数の
コレクタ電極とを備えており、上記基板は、その厚さが
上記エミッタ電極の配列方向において、周辺部から中央
部に向かって段階的に薄くなっているようにしたもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1に係るバイ
ポーラトランジスタの構造を示す平面図であり、図にお
いて、7は厚さ約100μmのGaAs基板、1は平面
形状がストライプ形状であるWSiからなる厚さ300
0オングストロームのエミッタ電極で、このエミッタ電
極1が複数個、互いに平行となるように配列されてい
る。2は平面形状がストライプ形状である厚さがそれぞ
れ100,300,100,3500オングストローム
であるPt,Ti,Pt,Auが順次積層されたベース
電極、2aは複数のベース電極2の端部の一方を相互接
続する結合部、3は平面形状がストライプ形状である厚
さがそれぞれ300,200,3000オングストロー
ムであるAuGe,Ni,Auが順次積層されたコレク
タ電極、3aは複数のコレクタ電極2の端部の一方を相
互接続する結合部、4はエミッタ電極1において発生し
た熱を放熱するための,厚さがそれぞれ500,200
00オングストロームであるTi,Auが順次積層され
た、基板7と接する側の面積が異なる複数の放熱板で、
エミッタ電極1に隣接した領域に、エミッタ電極1の配
列方向において、周辺部から中央部に向かって段階的に
その基板7側と接する面積が増加するように配置されて
いる。また、この放熱板4の面積の調整は、ここでは特
に放熱板4のエミッタ電極1の配列方向における長さ,
即ち幅を広くすることにより行っている。6は厚さがそ
れぞれ500,20000オングストロームであるTi
/Auからなる,上記エミッタ電極1を取り出すための
エミッタパッドである。これらのエミッタパッド6や放
熱板4や各電極等は蒸着とリフトオフとの組み合わせ等
により形成される。5は厚さがそれぞれ500,300
00オングストロームであるTiAu,Auを順次積層
してなるエアブリッジで、エミッタ電極1と放熱板4と
エミッタパッド6とを相互接続するとともに、他の配線
等と接触しないよう基板7の上方に設けられている。こ
のエアブリッジ5は基板7と接触させない部分にレジス
トマスク等を設けた後、スパッタ法により給電層である
TiAu層を形成し、さらにその表面に金メッキを行う
ことにより得られる。なお、エアブリッジ5の代わり
に、基板上に絶縁膜等を介して配置される金属配線等
の,熱伝導性の高い他の接続手段を設けるようにしても
よい。また、エアブリッジ5に配線としての機能を持た
せず、エアブリッジ5とは別にエミッタ電極1同士を電
気的に接続する配線を設けるようにしてもよい。
【0013】図2は本実施の形態1のバイポーラトラン
ジスタの構造を示す、図1に示したII−II線による断面
図(図2(a)),及びこの図2(a) においてAで示した部
分の拡大図であり、図2において、図1と同一符号は同
一または相当する部分を示しており、21は基板7上に
配置された高濃度にn型不純物を有するGaAsからな
るコレクタコンタクト層、22はコレクタコンタクト層
上に配置されたn型GaAsからなるコレクタ層、23
はコレクタ層22上に配置されたp型GaAsからなる
ベース層、24はベース層23上に配置されたn型Al
GaAsからなるエミッタ層、25はエミッタ層24上
に配置された、高濃度にn型不純物を含むGaAsまた
はInGaAsからなるエミッタコンタクト層であり、
これらのコレクタコンタクト層21,コレクタ層22,
ベース層23,エミッタ層24,及びエミッタコンタク
ト層25は基板7上に順次エピタキシャル成長により形
成されており、これらの層のうちの電極を形成する領域
は必要に応じてエッチングにより露出されている。26
はコレクタ層22及びコレクタコンタクト層21に不純
物等を注入して形成された絶縁化された絶縁領域で、こ
の領域26上に放熱板が形成されている。8は基板7の
裏面に設けられた厚さがそれぞれ2000,20000
オングストロームのNiとAuとを積層してなる裏面メ
ッキ、9はエミッタ電極1の上部及び放熱板4の上部を
除く位置に設けられた厚さ1000オングストロームの
SiONからなる絶縁膜、10はエミッタ電極1からの
熱流である。
【0014】この実施の形態1に係るバイポーラトラン
ジスタは、所定の方向に互いに平行に配列された複数の
エミッタ電極1と、このエミッタ電極1に沿ってその両
側に平行に配置された複数のゲート電極2と、このゲー
ト電極2のエミッタ電極1に対向しない側に沿って平行
に配置されたコレクタ電極3と、上記エミッタ電極1に
挟まれた領域にそれぞれ配置された、上記エミッタ電極
1の配列方向において、その基板7側に接する面積が周
辺部から中央部に向かって段階的に増加している複数の
放熱板とを備えたマルチフィンガ構造を有しているもの
である。なお、ここでは、ベース電極2と、コレクタ電
極3とをエミッタ電極1の両側に設けているが、ベース
電極2と、コレクタ電極3とはエミッタ電極1の片側だ
けに設けるようにしてもよい。
【0015】このバイポーラトランジスタの各電極に電
圧を印加し動作状態とすると、各エミッタ電極1と、そ
の両側に配置されたベース電極2,コレクタ電極3から
なる各バイポーラ素子が発熱し、この素子で発熱した熱
10は、一部が素子直下からGaAs基板7に流れ、一
部はエミッタ電極1から、エアブリッジ5を通って放熱
板4に至り、放熱板4からGaAs基板7に流れる。こ
のとき、本発明においては、放熱板4の面積を、エミッ
タ電極1の配列方向において、その中央部側に向かうに
したがって広くしている。放熱板4は基板7,あるいは
基板7の上方に配置されたコレクタコンタクト層21等
と接する面積が広いほど放熱しやすい,つまり、熱抵抗
が下がることから、このバイポーラトランジスタにおい
ては、中央部に近い放熱板7のほうが、周辺の放熱板7
よりも放熱性がよくなっている。したがって、従来のマ
ルチフィンガ型のバイポーラトランジスタにおいては、
動作時に中央のエミッタフィンガが周辺のフィンガより
熱くなり、中央部側のエミッタフィンガと周辺部側のエ
ミッタフィンガとの均熱化が図れず、バイポーラトラン
ジスタが均一に動作しないという問題があったが、本実
施の形態1に係るバイポーラトランジスタにおいては、
中央部の放熱板7の放熱性が周辺部の放熱板7よりも優
れているため、中央部側のエミッタフィンガ1において
発生した熱の放熱性が良くなり、これにより、動作時に
おける中央部側のエミッタフィンガ1と周辺部側のエミ
ッタフィンガ1との均熱化が図れ、バイポーラトランジ
スタが均一に動作させることができる。
【0016】このように、本実施の形態1に係るバイポ
ーラトランジスタによれば、エミッタ電極1に挟まれた
領域に、このエミッタ電極1の配列方向において、その
基板7側に接する面積が周辺部から中央部に向かって段
階的に増加している複数の放熱板7とを備え、各エミッ
タ電極1と放熱板とを接続手段により接続するようにし
たから、動作時における中央部側のエミッタフィンガ1
と周辺部側のエミッタフィンガ1との均熱化が図れ、中
央部側の素子の周辺部側の素子に対するしきい値電圧の
変化を防いで、均一な動作が可能なバイポーラトランジ
スタを提供できる効果がある。
【0017】なお、この実施の形態1においては放熱板
7の幅のみを変化させて放熱板7の面積を変化さている
が、本発明においては、放熱板の面積は、例えば図3に
示すように、放熱板7の長さのみを変化させることによ
り変化させてもよいし、幅及び長さの両者を変化させて
変化させるようにしてもよく、このような場合において
も上記実施の形態1と同様の効果を奏する。なお、図3
において図1と同一符号は同一又は相当する部分を示し
ており、この図においてはベース電極2や,コレクタ電
極3,エアブリッジ5等は省略している。
【0018】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2に係るバイポーラトランジスタの構造を示すエミッタ
電極の配列方向に沿った断面図であり、図において、図
2と同一符号は同一または相当する部分を示しており、
7aは基板7の裏面に設けられた凹部である。
【0019】この実施の形態2においては、上記実施の
形態1に係るバイポーラトランジスタにおいて、エミッ
タ電極1の配列方向において、その中央部側の領域の基
板7の裏面にエッチングにより所定の深さの凹部7aを
設けて、中央部側の領域の基板7の厚さを周辺部側の厚
さに対して薄くなるようにしたものである。
【0020】バイポーラトランジスタにおいてはエミッ
タ電極1により発生した熱の放熱性は基板7の厚さに依
存しており、厚さが薄いほど放熱性がよい。このため、
この実施の形態2においては、上記実施の形態1におい
て示したバイポーラトランジスタにおいて、エミッタ電
極1の配列方向において、その中央側のエミッタフィン
ガ1の下部のみの基板7の厚さを薄くしたことにより、
周辺部に対して熱が高くなる中央部側のエミッタフィン
ガ1の基板7を介した放熱性を良くして、エミッタフィ
ンガ1間の均熱化を図ることができる。
【0021】このように本実施の形態2によれば、上記
実施の形態1に係るバイポーラトランジスタにおいて、
エミッタ電極1の配列方向において、その中央部側の領
域の基板7の裏面にエッチングにより凹部7aを設け
て、基板7の厚さを周辺部側の厚さに対して中央部側の
領域に向かうにつれて段階的に薄くなるようにしたか
ら、上記実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、
基板7の放熱性を周辺部側から中央部側の領域に向かう
につれて段階的に良くでき、動作時における中央部側の
エミッタフィンガ1と周辺部側のエミッタフィンガ1と
の均熱化がより良く図れ、中央部側の素子の周辺部側の
素子に対するしきい値電圧の変化を防いで、より均一な
動作が可能なバイポーラトランジスタを提供できる効果
がある。
【0022】なお、この実施の形態2においては、一定
の深さの凹部7aを、中央部側のエミッタ電極1の下部
の領域に位置する基板7の裏面に設けて、基板1の厚さ
が1段階だけ変化するようにしたが、本発明において
は、例えば、図5に示すように、中央部側のエミッタフ
ィンガ1に近づくに従って、数段の段階をへてその深さ
が深くなる凹部7bを設けて、エミッタフインガ1の配
列方向において、その中央部側に向かうに従って、段階
的に基板7の厚さを薄くなるようにしてもよく、さらに
は、図6に示すように、基板7の裏面に設ける凹部を無
限に近い段階を経てその深さが深くなるような,その断
面が円弧形状の凹部7cとして、中央部側のエミッタフ
ィンガ1に近づくにしたがって基板7の厚さをなめらか
に薄くなるようにしてもよく、このような構造とするこ
とにより、上記実施の形態2と同様に、基板7の放熱性
を周辺部側から中央部側の領域に向かうにつれて段階的
に良くでき、エミッタフィンガ1間の均熱化を図ること
ができる。このとき、図5,図6において、図4と同一
符号は同一または相当する部分を示しており、7b,7
cはそれぞれ基板7の裏面にエッチングにより形成され
た凹部である。
【0023】実施の形態3.図7は本発明の実施の形態
3に係るバイポーラトランジスタの構造を示すエミッタ
電極の配列方向に沿った断面図であり、図において、図
2と同一符号は同一または相当する部分を示しており、
5aは厚さ約500オングストロームのTiAu層(図
示せず)上にAu層(図示せず)を配置してなるエアブ
リッジである。
【0024】この実施の形態3に係るバイポーラトラン
ジスタは、上記実施の形態1に係るバイポーラトランジ
スタにおいて、エミッタ電極1と放熱板7とを接続する
エアブリッジとして、エミッタ電極1の配列方向におい
て、中央部側の領域に向かうにつれて、その厚さ,特に
その構成層であるAu層の厚さが段階的に厚くなってい
るエアブリッジ5aを用いるようにしたものであり、こ
こでは、周辺部のAu層の厚さを3μm,中央部のAu
層の厚さを7μm,周辺部と中央部とをつなぐ領域のA
u層の厚さを5μmとしている。この時、この厚さの異
なるAu層は、厚さの厚い領域に対してAuメッキを繰
り返すことにより形成できる。なお、図13に示すよう
に、中央部近傍の領域のみのAu層の厚さを厚くしたエ
アブリッジ5bを用いるようにしてもよい。この図13
において図7と同一符号は同一又は相当する部分を示し
ている。
【0025】この実施の形態3に係るバイポーラトラン
ジスタにおいては、エアブリッジ5aのAu層の厚さ
を、エミッタ電極1の配列方向において周辺部から中央
部に近づくにつれて段階的に厚くしてエミッタ電極1か
ら放熱板4に至るまでの熱抵抗を中央部側のエミッタフ
ィンガ1に近づくにつれて段階的に下げるようにしたも
のであり、これにより、上記実施の形態1と同様の効果
を奏するとともに、中央部側のエミッタ電極1からのエ
アブリッジ5aを経た放熱性を周辺部側に対して向上さ
せることができ、より均熱性に優れたバイポーラトラン
ジスタを得ることができる効果がある。
【0026】実施の形態4.図8は本発明の実施の形態
4に係るバイポーラトランジスタの構造を示すエミッタ
電極の配列方向に沿った断面図であり、図において、図
1と同一符号は同一又は相当する部分を示しており、1
aは異なる厚さを有する複数のエミッタ電極で、ここで
はその中央部側の厚さが1000オングストローム,周
辺部側の厚さが3000オングストローム,その間の領
域の厚さが2000オングストロームであるものを用い
ている。
【0027】この実施の形態4に係るバイポーラトラン
ジスタは、上記実施の形態1に係るバイポーラトランジ
スタにおいて、エミッタ電極1aとして、その配列方向
において、周辺部側から中央部側に向かうにしたがって
厚さが段階的に薄くなっている電極を用いるようにした
ものであり、このエミッタ電極1aは、例えば均等な厚
さのWSi等のエミッタ電極の材料層を基板7上方に形
成し、これの中央部側のエミッタ電極となる部分をドラ
イエッチング等を用いてエッチングして薄くした後、こ
の層を所定の電極パターンとなるようにパターニングす
ることにより得られる。
【0028】通常バイポーラトランジスタにおいてはエ
ミッタ電極の材料としてはWSi等の熱伝導の悪い材料
からなっているため、上記実施の形態1に示すバイポー
ラトランジスタのようにエミッタ電極からの熱をエアブ
リッジを介して放熱する構造を有する場合、エミッタ電
極の厚さが薄いほうが放熱性が優れている。本実施の形
態4においては、中央部側に向かうに従って段階的に厚
さが薄くなっているエミッタ電極1aを設けているた
め、中央部側のエミッタ電極1aのエアブリッジ5にい
たるまでの熱抵抗を、周辺部側よりも下げることによ
り、均熱性に優れたバイポーラトランジスタを得ること
ができる効果がある。
【0029】なお、この実施の形態4に係るバイポーラ
トランジスタにおいては、中央部側に向かうにつれて2
段階を経て厚さが薄くなっているエミッタ電極1aを用
いた場合において説明したが、段階的に厚さが変化して
いれば、何段階を経てもよく、例えば、図9に示すよう
に中央部側のみの厚さを一定の厚さとなるよう薄くし
た、1段階で厚さが変化しているエミッタ電極1bを設
けるようにしてもよく、このような場合においても上記
実施の形態4と同様の効果を奏する。このとき、図9に
おいて、図8と同一符号は同一または相当する部分を示
している。
【0030】実施の形態5.図10は本発明の実施の形
態5に係るバイポーラトランジスタの構造を示す,エミ
ッタ電極の配列方向に沿った断面図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当する部分を示して
おり、11はエミッタ電極1の材料よりも熱伝導率の低
いWN等の低熱伝導層である。
【0031】この実施の形態5に係るバイポーラトラン
ジスタは、上記実施の形態1に係るバイポーラトランジ
スタにおいて、エミッタ電極1上に、熱伝導性の悪い低
熱伝導層11を、エミッタ電極1の配列方向において、
周辺部側から中央部側へ向かうにしたがって厚さが段階
的に薄くなるように配置するようにしたものであり、例
えば、エミッタ電極1上の低熱伝導層11の厚さは、中
央部側が0オングストローム,周辺部が1000オング
ストローム,その間の領域の厚さが50オングストロー
ムとなるようにする。この厚さの異なる低熱伝導層11
は上記実施の形態4において説明した厚さの異なるエミ
ッタ電極1bと同様の方法により形成される。
【0032】この実施の形態5においては、中央部側に
向かうに従って段階的に厚さが薄くなっている熱伝導性
の悪い低熱伝導層11をエミッタ電極1上に設けている
ため、周辺部側のエミッタ電極1のエアブリッジ5にい
たるまでの熱抵抗を、厚さの厚い熱伝導性の悪い低熱伝
導層11を設けることで中央部側の熱抵抗よりも上げる
ことができ、均熱性に優れたバイポーラトランジスタを
得ることができる効果がある。
【0033】なお、この実施の形態5にいては、2段階
を経て厚さの変化している低熱伝導層11を設けている
が、本発明においては、例えば、図11に示すように、
両端のエミッタ電極1以外の低熱伝導層11の厚さを0
として、中央部側に向かって1段階で低熱伝導層11の
厚さが変化するようにしてもよい。このとき、図11に
おいて図10と同一符号は同一又は相当する部分を示し
ている。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、半導体
基板上に所定の方向に互いに平行となるよう配列された
複数のエミッタ電極と、上記基板上に上記エミッタ電極
のそれぞれに沿って平行となるよう配置された複数のゲ
ート電極と、上記基板上に上記ゲート電極のそれぞれに
沿って平行となるよう配置された複数のコレクタ電極
と、上記基板上の上記各エミッタ電極に隣接した領域に
それぞれ配置された,上記エミッタ電極の配列方向にお
いて、その基板側に接する面積が周辺部から中央部に向
かって段階的に増加している,異なる面積を有する複数
の放熱板と、上記複数のエミッタ電極と複数の放熱板と
を互いに接続する接続手段とを備えるようにしたから、
動作時における中央部側のエミッタフィンガと周辺部側
のエミッタフィンガとの均熱化が図れ、中央部側の素子
の周辺部側の素子に対するしきい値電圧の変化を防い
で、均一な動作が可能なバイポーラトランジスタを提供
できる効果がある。
【0035】また、この発明によれば、上記接続手段は
Au層を含む積層膜からなるとともに、上記エミッタ電
極の配列方向において、そのAu層の厚さが周辺部から
中央部に向かって段階的に厚くなっているようにしたか
ら、中央部側のエミッタ電極からの接続手段を経た放熱
性を周辺部側に対して向上させることができ、より均熱
性に優れたバイポーラトランジスタを得ることができる
効果がある。
【0036】また、この発明によれば、上記エミッタ電
極は、その配列方向において、その厚さが周辺部から中
央部に向かって段階的に薄くなっている、異なる厚さを
有する複数のエミッタ電極からなるようにしたから、中
央部側のエミッタ電極の接続手段に至るまでの熱抵抗
を、周辺部側よりも下げることにより、均熱性に優れた
バイポーラトランジスタを得ることができる効果があ
る。
【0037】また、この発明によれば、上記各エミッタ
電極上に配置された、該エミッタ電極よりも熱伝導率の
低い材料からなるとともに、その厚さが、該エミッタ電
極の配列方向において、周辺部から中央部に向かって段
階的に薄くなっている、異なる厚さを有する複数の低熱
伝導層を有しており、上記接続手段は、該低熱伝導層を
介して上記エミッタ電極と接続されているようにしたか
ら、周辺部側のエミッタ電極のエアブリッジ5にいたる
までの熱抵抗を、厚さの厚い熱伝導性の悪い低熱伝導層
を設けることで中央部側よりも上げることにより、均熱
性に優れたバイポーラトランジスタを得ることができる
効果がある。
【0038】また、この発明によれば、半導体基板上に
所定の方向に互いに平行となるよう配列された複数のエ
ミッタ電極と、上記基板上に上記エミッタ電極のそれぞ
れに沿って平行となるよう配置された複数のゲート電極
と、上記基板上に上記ゲート電極のそれぞれに沿って平
行となるよう配置された複数のコレクタ電極とを備えて
おり、上記基板は、その厚さが上記エミッタ電極の配列
方向において、周辺部から中央部に向かって段階的に薄
くなっているようにしたから、周辺部に対して熱が高く
なる中央部側のエミッタフィンガの基板を介した放熱性
を良くして、エミッタフィンガ間の均熱化を図ることが
でき、均熱性に優れたバイポーラトランジスタを得るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るバイポーラト
ランジスタの構造を示す平面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るバイポーラト
ランジスタの構造を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るバイポーラト
ランジスタの変形例の構造を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係るバイポーラト
ランジスタの構造を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係るバイポーラト
ランジスタの第1の変形例の構造を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係るバイポーラト
ランジスタの第2の変形例の構造を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係るバイポーラト
ランジスタの構造を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係るバイポーラト
ランジスタの構造を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に係るバイポーラト
ランジスタの変形例の構造を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5に係るバイポーラ
トランジスタの構造を示す断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態5に係るバイポーラ
トランジスタの変形例の構造を示す断面図である。
【図12】 従来のバイポーラトランジスタの構造を示
す平面図である。
【図13】 この発明の実施の形態3に係るバイポーラ
トランジスタの変形例の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,101 エミッタ電極、2,102
ベース電極、2a,3a 結合部、3,103 コレク
タ電極、4 放熱板、5,5a,5b エアブリッジ、
6 エミッタパッド、7,107 GaAs基板、7
a,7b,7c 凹部、8 裏面メッキ、9 絶縁膜、
11 低熱伝導層、21 コレクタコンタクト層、22
コレクタ層、23 ベース層、24 エミッタ層、2
5 エミッタコンタクト層、26 絶縁領域。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の複数の
エミッタ電極101、即ちエミッタフィンガ101を互
いに一列に並べたマルチフィンガ構造を有するバイポー
ラトランジスタにおいては、その動作時に自己発熱が起
こると、列の中央部側に位置するエミッタフィンガ10
1が列の周辺部側に位置するエミッタフィンガ101
り高温となり、中央部側のエミッタフィンガ101によ
り構成されるバイポーラ素子部のしきい値電圧が周辺部
側の素子部に対して低くなり、低電圧でも電流が流れる
ようになってしまう結果、バイポーラトランジスタが均
一に動作しないという問題があった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るバイポー
ラトランジスタは、半導体基板上に所定の方向に互いに
平行となるよう配列された複数のエミッタ電極と、上記
基板上に上記エミッタ電極のそれぞれに沿って平行とな
るよう配置された複数のベース電極と、上記基板上に上
ベース電極のそれぞれに沿って平行となるよう配置さ
れた複数のコレクタ電極と、上記基板上の上記各エミッ
タ電極に隣接した領域にそれぞれ配置された,上記エミ
ッタ電極の配列方向において、その基板側に接する面積
が周辺部から中央部に向かって段階的に増加している,
異なる面積を有する複数の放熱板と、上記複数のエミッ
タ電極と複数の放熱板とを互いに接続する接続手段とを
備えたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、上記バイポーラトランジスタにおい
て、上記接続手段は金属層を含む積層膜からなるととも
に、上記エミッタ電極の配列方向において、その金属
の厚さが周辺部から中央部に向かって段階的に厚くなっ
ているようにしたものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、この発明に係るバイポーラトランジ
スタは、半導体基板上に所定の方向に互いに平行となる
よう配列された複数のエミッタ電極と、上記基板上に上
記エミッタ電極のそれぞれに沿って平行となるよう配置
された複数のベース電極と、上記基板上に上記ベース
極のそれぞれに沿って平行となるよう配置された複数の
コレクタ電極とを備えており、上記基板は、その厚さが
上記エミッタ電極の配列方向において、周辺部から中央
部に向かって段階的に薄くなっているようにしたもので
ある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、半導体
基板上に所定の方向に互いに平行となるよう配列された
複数のエミッタ電極と、上記基板上に上記エミッタ電極
のそれぞれに沿って平行となるよう配置された複数の
ース電極と、上記基板上に上記ベース電極のそれぞれに
沿って平行となるよう配置された複数のコレクタ電極
と、上記基板上の上記各エミッタ電極に隣接した領域に
それぞれ配置された,上記エミッタ電極の配列方向にお
いて、その基板側に接する面積が周辺部から中央部に向
かって段階的に増加している,異なる面積を有する複数
の放熱板と、上記複数のエミッタ電極と複数の放熱板と
を互いに接続する接続手段とを備えるようにしたから、
動作時における中央部側のエミッタフィンガと周辺部側
のエミッタフィンガとの均熱化が図れ、中央部側の素子
の周辺部側の素子に対するしきい値電圧の変化を防い
で、均一な動作が可能なバイポーラトランジスタを提供
できる効果がある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】また、この発明によれば、上記接続手段は
金属層を含む積層膜からなるとともに、上記エミッタ電
極の配列方向において、その金属層の厚さが周辺部から
中央部に向かって段階的に厚くなっているようにしたか
ら、中央部側のエミッタ電極からの接続手段を経た放熱
性を周辺部側に対して向上させることができ、より均熱
性に優れたバイポーラトランジスタを得ることができる
効果がある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】また、この発明によれば、半導体基板上に
所定の方向に互いに平行となるよう配列された複数のエ
ミッタ電極と、上記基板上に上記エミッタ電極のそれぞ
れに沿って平行となるよう配置された複数のゲート電極
と、上記基板上に上記ベース電極のそれぞれに沿って平
行となるよう配置された複数のコレクタ電極とを備えて
おり、上記基板は、その厚さが上記エミッタ電極の配列
方向において、周辺部から中央部に向かって段階的に薄
くなっているようにしたから、周辺部に対して熱が高く
なる中央部側のエミッタフィンガの基板を介した放熱性
を良くして、エミッタフィンガ間の均熱化を図ることが
でき、均熱性に優れたバイポーラトランジスタを得るこ
とができる効果がある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に所定の方向に互いに平行
    となるよう配列された複数のエミッタ電極と、 上記基板上に上記エミッタ電極のそれぞれに沿って平行
    となるよう配置された複数のゲート電極と、 上記基板上に上記ゲート電極のそれぞれに沿って平行と
    なるよう配置された複数のコレクタ電極と、 上記基板上の上記各エミッタ電極に隣接した領域にそれ
    ぞれ配置された,上記エミッタ電極の配列方向におい
    て、その基板側に接する面積が周辺部から中央部に向か
    って段階的に増加している、異なる面積を有する複数の
    放熱板と、 上記複数のエミッタ電極と複数の放熱板とを互いに接続
    する接続手段とを備えたことを特徴とするバイポーラト
    ランジスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバイポーラトランジス
    タにおいて、 上記接続手段はAu層を含む積層膜からなるとともに、
    上記エミッタ電極の配列方向において、そのAu層の厚
    さが周辺部から中央部に向かって段階的に厚くなってい
    ることを特徴とするバイポーラトランジスタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のバイポーラトランジス
    タにおいて、 上記エミッタ電極は、その配列方向において、その厚さ
    が周辺部から中央部に向かって段階的に薄くなってい
    る、異なる厚さを有する複数のエミッタ電極からなるこ
    とを特徴とするバイポーラトランジスタ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のバイポーラトランジス
    タにおいて、 上記各エミッタ電極上に配置された、該エミッタ電極よ
    りも熱伝導率の低い材料からなるとともに、その厚さ
    が、該エミッタ電極の配列方向において、周辺部から中
    央部に向かって段階的に薄くなっている、異なる厚さを
    有する複数の低熱伝導層を有しており、 上記接続手段は、該低熱伝導層を介して上記エミッタ電
    極と接続されていることを特徴とするバイポーラトラン
    ジスタ。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に所定の方向に互いに平行
    となるよう配列された複数のエミッタ電極と、 上記基板上に上記エミッタ電極のそれぞれに沿って平行
    となるよう配置された複数のゲート電極と、 上記基板上に上記ゲート電極のそれぞれに沿って平行と
    なるよう配置された複数のコレクタ電極とを備えてお
    り、 上記基板は、その厚さが上記エミッタ電極の配列方向に
    おいて、周辺部から中央部に向かって段階的に薄くなっ
    ていることを特徴とするバイポーラトランジスタ。
JP9201406A 1997-07-28 1997-07-28 バイポーラトランジスタ Pending JPH1145889A (ja)

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