JPH1143043A - 舵取・制動システム - Google Patents
舵取・制動システムInfo
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- JPH1143043A JPH1143043A JP9216011A JP21601197A JPH1143043A JP H1143043 A JPH1143043 A JP H1143043A JP 9216011 A JP9216011 A JP 9216011A JP 21601197 A JP21601197 A JP 21601197A JP H1143043 A JPH1143043 A JP H1143043A
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- JP
- Japan
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- steering
- cylinder
- brake
- pressure
- chambers
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- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】一台のポンプ8をブレーキシステムBとステア
リングシステムSに共用する。 【解決手段】エンジン6により駆動されるポンプ8から
の吐出油をタイヤ舵取用シリンダ2の両側の室2A,2
Bに導入する。これら両室2A,2Bの入口側とリザー
バ12への出口側にそれぞれ電磁弁16A,16B,1
6C,16Dを設け、コントローラ18により制御して
各室2A,2Bに油圧を発生させる。各室2A,2Bに
はそれぞれ接続通路22A,22Bを介してホイールシ
リンダ24A,24Bが接続されている。各ホイールシ
リンダ24A,24Bの上流側と、下流のリザーバ12
側とにそれぞれ電磁弁16E,16F,16G,16H
が設けられ、コントローラ18によって制御されて、ホ
イールシリンダ24A,24Bに発生するブレーキ圧を
制御する。 【効果】ブレーキシステムBとステアリングシステムS
の一方が作動中に他方が操作された場合にも、互いに悪
影響を受けることがない。
リングシステムSに共用する。 【解決手段】エンジン6により駆動されるポンプ8から
の吐出油をタイヤ舵取用シリンダ2の両側の室2A,2
Bに導入する。これら両室2A,2Bの入口側とリザー
バ12への出口側にそれぞれ電磁弁16A,16B,1
6C,16Dを設け、コントローラ18により制御して
各室2A,2Bに油圧を発生させる。各室2A,2Bに
はそれぞれ接続通路22A,22Bを介してホイールシ
リンダ24A,24Bが接続されている。各ホイールシ
リンダ24A,24Bの上流側と、下流のリザーバ12
側とにそれぞれ電磁弁16E,16F,16G,16H
が設けられ、コントローラ18によって制御されて、ホ
イールシリンダ24A,24Bに発生するブレーキ圧を
制御する。 【効果】ブレーキシステムBとステアリングシステムS
の一方が作動中に他方が操作された場合にも、互いに悪
影響を受けることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は舵取・制動システム
に係り、特に、ドライバーのハンドルへの入力に応じて
ステアリング圧を電気的に制御する電気制御ステアリン
グシステムと、ブレーキペダルへの入力に応じてブレー
キ圧を電気的に制御する電気制御ブレーキシステムとを
備えた舵取・制動システムに関するものである。
に係り、特に、ドライバーのハンドルへの入力に応じて
ステアリング圧を電気的に制御する電気制御ステアリン
グシステムと、ブレーキペダルへの入力に応じてブレー
キ圧を電気的に制御する電気制御ブレーキシステムとを
備えた舵取・制動システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気制御ブレーキシステムは、ブレーキ
ペダルの踏力またはストロークをセンサで検出し、この
センサからの信号が入力されるコントローラによって、
開閉電磁弁または比例電磁弁等の作動を制御してブレー
キ圧を制御するシステムであり、電気制御ステアリング
システムは、ハンドルの操作力または操舵角をセンサで
検出し、同様にコントローラによって開閉電磁弁または
比例電磁弁等の作動を制御してステアリング圧を制御す
るシステムであり、これら電気制御ブレーキシステムと
電気制御ステアリングシステムとを備えた舵取・制動シ
ステムは従来から知られている。
ペダルの踏力またはストロークをセンサで検出し、この
センサからの信号が入力されるコントローラによって、
開閉電磁弁または比例電磁弁等の作動を制御してブレー
キ圧を制御するシステムであり、電気制御ステアリング
システムは、ハンドルの操作力または操舵角をセンサで
検出し、同様にコントローラによって開閉電磁弁または
比例電磁弁等の作動を制御してステアリング圧を制御す
るシステムであり、これら電気制御ブレーキシステムと
電気制御ステアリングシステムとを備えた舵取・制動シ
ステムは従来から知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記電気制御ブレーキ
システムと電気制御ステアリングシステムとを備えた従
来の舵取・制動システムでは、各システムがそれぞれ別
のポンプを圧力源として用いているため、構造上無駄で
あり、コスト高であった。
システムと電気制御ステアリングシステムとを備えた従
来の舵取・制動システムでは、各システムがそれぞれ別
のポンプを圧力源として用いているため、構造上無駄で
あり、コスト高であった。
【0004】また、前記電気制御ブレーキシステムと電
気制御ステアリングシステムとを一つのポンプで駆動す
るために、図6に示すような構成にすると、例えば、ブ
レーキ(図6の左側がブレーキシステムBを示す)の作
動中にステアリング(図6の右側がステアリングシステ
ムSを示す)の操作を行なうと、ポンプPからの吐出油
がステアリングシステムS側にも流れ、ブレーキ側への
圧油の供給が不足し、ブレーキ力不足を生ずるおそれが
あり、同様に、ステアリングの作動中にブレーキの操作
が行なわれると、ステアリング力が不足するおそれがあ
るという問題があった。なお、図中102はタイヤ舵取
用シリンダ、104はホイールシリンダ、106は電磁
弁を示す。
気制御ステアリングシステムとを一つのポンプで駆動す
るために、図6に示すような構成にすると、例えば、ブ
レーキ(図6の左側がブレーキシステムBを示す)の作
動中にステアリング(図6の右側がステアリングシステ
ムSを示す)の操作を行なうと、ポンプPからの吐出油
がステアリングシステムS側にも流れ、ブレーキ側への
圧油の供給が不足し、ブレーキ力不足を生ずるおそれが
あり、同様に、ステアリングの作動中にブレーキの操作
が行なわれると、ステアリング力が不足するおそれがあ
るという問題があった。なお、図中102はタイヤ舵取
用シリンダ、104はホイールシリンダ、106は電磁
弁を示す。
【0005】さらに、機械的な接続による舵取・制動シ
ステムで、直列に接続されたブレーキシステムとステア
リングシステムとに、単一のポンプにより作動油を供給
するようにしたものは従来から知られている(図7参
照)。このシステムは、ブレーキペダル110、このブ
レーキペダル110によって作動されてペダル踏力を倍
力して出力するオープンセンター型ハイドロリックブレ
ーキブースタ(以下、ブースタと略す)112、このブ
ースタ112によって作動されブレーキ液圧を発生する
タンデム型のマスタシリンダ114、マスタシリンダ1
14からのブレーキ液圧で作動して各車輪に対するブレ
ーキ力を発生するブレーキシリンダ116、ハンドル1
18、ハンドル118によって作動されてハンドル操作
力を倍力して出力するオープンセンター型のパワーステ
アリング装置120、エンジン122によって駆動され
て作動液をブースタ112およびパワーステアリング装
置120に送給するポンプ124、作動液を貯留するリ
ザーバ126、および非常用アキュームレータ128等
により構成されている。
ステムで、直列に接続されたブレーキシステムとステア
リングシステムとに、単一のポンプにより作動油を供給
するようにしたものは従来から知られている(図7参
照)。このシステムは、ブレーキペダル110、このブ
レーキペダル110によって作動されてペダル踏力を倍
力して出力するオープンセンター型ハイドロリックブレ
ーキブースタ(以下、ブースタと略す)112、このブ
ースタ112によって作動されブレーキ液圧を発生する
タンデム型のマスタシリンダ114、マスタシリンダ1
14からのブレーキ液圧で作動して各車輪に対するブレ
ーキ力を発生するブレーキシリンダ116、ハンドル1
18、ハンドル118によって作動されてハンドル操作
力を倍力して出力するオープンセンター型のパワーステ
アリング装置120、エンジン122によって駆動され
て作動液をブースタ112およびパワーステアリング装
置120に送給するポンプ124、作動液を貯留するリ
ザーバ126、および非常用アキュームレータ128等
により構成されている。
【0006】前記システムでは、ブースタ112とパワ
ーステアリング装置120とが直列に接続されているた
め、ハンドル118が操作されてパワーステアリング装
置120が作動しているときにブレーキペダル110が
踏み込まれて作動されると、パワーステアリング装置1
20に供給される作動液の液量が減少してハンドル11
8にショックが生ずるおそれがある。このようにパワー
ステアリング装置120とブレーキブースタ112とを
直列に配置した舵取・制動システムでは、操舵中にブレ
ーキを作動させると、ステアリング装置120に供給さ
れているポンプ圧が変動してハンドル118にショック
が生じ、また、ブレーキの作動中に操舵すると、同様に
してブレーキ圧が変動してブレーキペダル110にショ
ックを生ずるという問題があった。
ーステアリング装置120とが直列に接続されているた
め、ハンドル118が操作されてパワーステアリング装
置120が作動しているときにブレーキペダル110が
踏み込まれて作動されると、パワーステアリング装置1
20に供給される作動液の液量が減少してハンドル11
8にショックが生ずるおそれがある。このようにパワー
ステアリング装置120とブレーキブースタ112とを
直列に配置した舵取・制動システムでは、操舵中にブレ
ーキを作動させると、ステアリング装置120に供給さ
れているポンプ圧が変動してハンドル118にショック
が生じ、また、ブレーキの作動中に操舵すると、同様に
してブレーキ圧が変動してブレーキペダル110にショ
ックを生ずるという問題があった。
【0007】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、一台のポンプを動力源として、電気制御ブレ
ーキシステムと電気制御ステアリングシステムを駆動す
るとともに、それぞれの作動が互いに悪影響をおよぼす
ことのない舵取・制動システムを提供することを目的と
するものである。
たもので、一台のポンプを動力源として、電気制御ブレ
ーキシステムと電気制御ステアリングシステムを駆動す
るとともに、それぞれの作動が互いに悪影響をおよぼす
ことのない舵取・制動システムを提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る舵取・制動
システムは、ポンプから吐出された作動油が両側の室に
導入されるタイヤ舵取用シリンダと、このタイヤ舵取用
シリンダの各室に油圧を発生させる電磁弁と、前記タイ
ヤ舵取用シリンダの両側の室に接続されたブレーキ系
と、タイヤ舵取用シリンダを介してブレーキ系に供給さ
れる圧力を制御する電磁弁とを備えている。
システムは、ポンプから吐出された作動油が両側の室に
導入されるタイヤ舵取用シリンダと、このタイヤ舵取用
シリンダの各室に油圧を発生させる電磁弁と、前記タイ
ヤ舵取用シリンダの両側の室に接続されたブレーキ系
と、タイヤ舵取用シリンダを介してブレーキ系に供給さ
れる圧力を制御する電磁弁とを備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例により本
発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る舵取・
制動システム(全体として符号1で示す)の概略構成を
示す回路図であり、図の上部がステアリングシステムS
を、図の下部がブレーキシステムBを示す。
発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る舵取・
制動システム(全体として符号1で示す)の概略構成を
示す回路図であり、図の上部がステアリングシステムS
を、図の下部がブレーキシステムBを示す。
【0010】図1において、2はパワーステアリングの
タイヤ舵取用シリンダで、ピストン4により区画された
二つの室2A,2Bに、エンジン6により駆動されるポ
ンプ8からの吐出油が導入される。ポンプ8からシリン
ダ2の両室2A,2Bへの供給通路10A,10Bおよ
び、各室2A,2Bbからリザーバ12への排出通路1
4A,14B内に、それぞれ電磁弁(この実施例では比
例電磁弁)16A,16B,16C,16Dが設けら
れ、これら電磁弁16A,16B,16C,16Dの作
動によって前記タイヤ舵取用シリンダ2の各室2A,2
B内に所要の圧力を発生させ、両室2A,2Bの差圧に
よってピストン4を作動させてタイロッド推力を得、操
向車輪に必要な舵角を発生させる。シリンダ2の両室2
A,2Bに圧力を発生させる電磁弁16A,16B,1
6C,16Dは、後に説明するようにコントローラ18
によって作動を制御される。これらシリンダ2の両室2
A,2Bには、それぞれの室2A,2Bの油圧を検出す
る圧力センサ20A,20Bが設けられ、このセンサ2
0A,20Bが検出した圧力が電気信号として前記コン
トローラ18に送られる。
タイヤ舵取用シリンダで、ピストン4により区画された
二つの室2A,2Bに、エンジン6により駆動されるポ
ンプ8からの吐出油が導入される。ポンプ8からシリン
ダ2の両室2A,2Bへの供給通路10A,10Bおよ
び、各室2A,2Bbからリザーバ12への排出通路1
4A,14B内に、それぞれ電磁弁(この実施例では比
例電磁弁)16A,16B,16C,16Dが設けら
れ、これら電磁弁16A,16B,16C,16Dの作
動によって前記タイヤ舵取用シリンダ2の各室2A,2
B内に所要の圧力を発生させ、両室2A,2Bの差圧に
よってピストン4を作動させてタイロッド推力を得、操
向車輪に必要な舵角を発生させる。シリンダ2の両室2
A,2Bに圧力を発生させる電磁弁16A,16B,1
6C,16Dは、後に説明するようにコントローラ18
によって作動を制御される。これらシリンダ2の両室2
A,2Bには、それぞれの室2A,2Bの油圧を検出す
る圧力センサ20A,20Bが設けられ、このセンサ2
0A,20Bが検出した圧力が電気信号として前記コン
トローラ18に送られる。
【0011】タイヤ舵取用シリンダ2の両側の室2A,
2Bは、それぞれ接続通路22A,22Bおよびこれら
接続通路22A,22Bに設けられた比例電磁弁16
E,16F,16G,16Hを介してホイールシリンダ
24A,24Bに接続されている。各ホイールシリンダ
24A,24Bは、上流側の電磁弁16E,16Fとリ
ザーバ12へ通じる下流側の電磁弁16G,16Hの作
動を制御することにより、ポンプ8からの吐出油をタイ
ヤ舵取用シリンダ2を介して導入し、必要なブレーキ力
を得ることができる。ホイールシリンダ24A,24B
に発生するブレーキ圧を制御する各電磁弁16E,16
F,16G,16Hは、前記コントローラ18によって
作動を制御される。前記各ホイールシリンダ24A,2
4Bには、それぞれの圧力を検出する圧力センサ26
A,26Bが設けられ、これらセンサ26A,26Bが
検出した圧力が電気信号として前記コントローラ18に
送られる。
2Bは、それぞれ接続通路22A,22Bおよびこれら
接続通路22A,22Bに設けられた比例電磁弁16
E,16F,16G,16Hを介してホイールシリンダ
24A,24Bに接続されている。各ホイールシリンダ
24A,24Bは、上流側の電磁弁16E,16Fとリ
ザーバ12へ通じる下流側の電磁弁16G,16Hの作
動を制御することにより、ポンプ8からの吐出油をタイ
ヤ舵取用シリンダ2を介して導入し、必要なブレーキ力
を得ることができる。ホイールシリンダ24A,24B
に発生するブレーキ圧を制御する各電磁弁16E,16
F,16G,16Hは、前記コントローラ18によって
作動を制御される。前記各ホイールシリンダ24A,2
4Bには、それぞれの圧力を検出する圧力センサ26
A,26Bが設けられ、これらセンサ26A,26Bが
検出した圧力が電気信号として前記コントローラ18に
送られる。
【0012】図2は、前記舵取・制動システム1の制御
系の一例を示す図であり、ハンドル30には、操舵角を
検出する操舵角センサまたは操舵トルクを検出するトル
クセンサ等のセンサ32が設けられており、ハンドル操
作時に検出した操舵角またはトルクを電気信号として前
記コントローラ18に入力し、コントローラ18は、こ
の信号に応じて、ステアリングシステムS側の比例電磁
弁16A,16B,16C,16Dの作動を制御してタ
イヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2Bに圧力を発生さ
せる。
系の一例を示す図であり、ハンドル30には、操舵角を
検出する操舵角センサまたは操舵トルクを検出するトル
クセンサ等のセンサ32が設けられており、ハンドル操
作時に検出した操舵角またはトルクを電気信号として前
記コントローラ18に入力し、コントローラ18は、こ
の信号に応じて、ステアリングシステムS側の比例電磁
弁16A,16B,16C,16Dの作動を制御してタ
イヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2Bに圧力を発生さ
せる。
【0013】また、ブレーキペダル34には、ペダル踏
力を検出する踏力センサまたはペダルストロークを検出
するストロークセンサ等のセンサ36が設けられてお
り、ブレーキペダル34の踏み込み時にペダル踏力また
はペダルストロークを検出し、この踏力またはストロー
クを電気信号として前記コントローラ18に入力し、コ
ントローラ18は、この信号に応じてブレーキシステム
B側の比例電磁弁16E,16F,16G,16Hの作
動を制御してブレーキ圧力を発生させる。
力を検出する踏力センサまたはペダルストロークを検出
するストロークセンサ等のセンサ36が設けられてお
り、ブレーキペダル34の踏み込み時にペダル踏力また
はペダルストロークを検出し、この踏力またはストロー
クを電気信号として前記コントローラ18に入力し、コ
ントローラ18は、この信号に応じてブレーキシステム
B側の比例電磁弁16E,16F,16G,16Hの作
動を制御してブレーキ圧力を発生させる。
【0014】以上の構成に係る舵取・制動システム1の
作動について説明する。この舵取・制動システム1の非
作動時には、ホイールシリンダ24A,24Bの上流側
に設けられた比例電磁弁16E,16Fを閉じてステア
リングシステムS側とブレーキシステムB側とを遮断
し、その他の電磁弁16A,16B,16C,16D,
16G,16Hは開放しておく。この状態では、ポンプ
8から吐出された作動油は、一方の供給通路10Aの電
磁弁16A、タイヤ舵取用シリンダ2の一方の室2Aお
よび排出通路14Aの電磁弁16Cを介して、また、他
方の供給通路10Bの電磁弁16B、タイヤ舵取用シリ
ンダ2の他方の室2Bおよび排出通路14Bの電磁弁1
6Dを介してリザーバ12に還流しており、タイヤ舵取
用シリンダ2の両室2A,2B内の圧力は零になってい
る。
作動について説明する。この舵取・制動システム1の非
作動時には、ホイールシリンダ24A,24Bの上流側
に設けられた比例電磁弁16E,16Fを閉じてステア
リングシステムS側とブレーキシステムB側とを遮断
し、その他の電磁弁16A,16B,16C,16D,
16G,16Hは開放しておく。この状態では、ポンプ
8から吐出された作動油は、一方の供給通路10Aの電
磁弁16A、タイヤ舵取用シリンダ2の一方の室2Aお
よび排出通路14Aの電磁弁16Cを介して、また、他
方の供給通路10Bの電磁弁16B、タイヤ舵取用シリ
ンダ2の他方の室2Bおよび排出通路14Bの電磁弁1
6Dを介してリザーバ12に還流しており、タイヤ舵取
用シリンダ2の両室2A,2B内の圧力は零になってい
る。
【0015】ステアリングの操作だけが行なわれた場合
には、前記操舵角センサ(またはトルクセンサ)32か
らの信号に応じて、コントローラ18がステアリングシ
ステムS側の各電磁弁16A,16B,16C,16D
を作動させ、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2B
の排出側の流路を絞ることにより両室2A,2Bに圧力
を発生させる。これら両室2A,2Bの圧力は圧力セン
サ20A,20Bによって検出しており、コントローラ
18は、前記操舵角センサ(またはトルクセンサ)32
からの入力に応じた値になるように前記各電磁弁16
A,16B,16C,16Dを制御して両室2A,2B
間に圧力差を発生させる。従来のステアリングシステム
では、必要なタイヤ操作力(タイロッド推力)を得るた
めの両室間の圧力差は、高圧側の室内にだけ所要の油圧
を発生させ、低圧側の室内の油圧は零のままにすること
により得ていたが、この実施例では、低圧側の室(例え
ば2A)内の圧力を、ブレーキの作動時に備えてブレー
キ作動に必要な圧力に上昇させておき、高圧側の室(例
えば2B)内には、低圧側の室内の圧力に対して必要な
圧力差が得られるような圧力を発生させるようになって
いる。
には、前記操舵角センサ(またはトルクセンサ)32か
らの信号に応じて、コントローラ18がステアリングシ
ステムS側の各電磁弁16A,16B,16C,16D
を作動させ、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2B
の排出側の流路を絞ることにより両室2A,2Bに圧力
を発生させる。これら両室2A,2Bの圧力は圧力セン
サ20A,20Bによって検出しており、コントローラ
18は、前記操舵角センサ(またはトルクセンサ)32
からの入力に応じた値になるように前記各電磁弁16
A,16B,16C,16Dを制御して両室2A,2B
間に圧力差を発生させる。従来のステアリングシステム
では、必要なタイヤ操作力(タイロッド推力)を得るた
めの両室間の圧力差は、高圧側の室内にだけ所要の油圧
を発生させ、低圧側の室内の油圧は零のままにすること
により得ていたが、この実施例では、低圧側の室(例え
ば2A)内の圧力を、ブレーキの作動時に備えてブレー
キ作動に必要な圧力に上昇させておき、高圧側の室(例
えば2B)内には、低圧側の室内の圧力に対して必要な
圧力差が得られるような圧力を発生させるようになって
いる。
【0016】前記ステアリングの作動中にブレーキ操作
を行なった場合には、前記踏力センサ(またはストロー
クセンサ)36からの信号に応じて、コントローラ18
がブレーキシステムB側の各電磁弁16E,16F,1
6G,16Hを作動させ、タイヤ舵取用シリンダ2の両
室2A,2Bとホイールシリンダ24A,24Bとを接
続する通路22A,22Bのリザーバ12側を絞ること
によりブレーキ圧力を発生させる。各ホイールシリンダ
24A,24Bの圧力は圧力センサ26A,26Bによ
って検出されており、コントローラ18は、この圧力が
前記踏力センサ(またはストロークセンサ)36からの
入力に応じた値になるように各電磁弁16E,16F,
16G,16Hを制御する。このとき、タイヤ舵取用シ
リンダ2の両室2A,2Bの圧油がブレーキ系に供給さ
れるので、これら両室2A,2B内の圧力がステアリン
グ操作に必要な圧力よりも降下しないように、前記ステ
アリングシステムS側の各電磁弁16A,16B,16
C,16dを制御して室2A,2B内に導入されるポン
プ8からの吐出油量を調整する。
を行なった場合には、前記踏力センサ(またはストロー
クセンサ)36からの信号に応じて、コントローラ18
がブレーキシステムB側の各電磁弁16E,16F,1
6G,16Hを作動させ、タイヤ舵取用シリンダ2の両
室2A,2Bとホイールシリンダ24A,24Bとを接
続する通路22A,22Bのリザーバ12側を絞ること
によりブレーキ圧力を発生させる。各ホイールシリンダ
24A,24Bの圧力は圧力センサ26A,26Bによ
って検出されており、コントローラ18は、この圧力が
前記踏力センサ(またはストロークセンサ)36からの
入力に応じた値になるように各電磁弁16E,16F,
16G,16Hを制御する。このとき、タイヤ舵取用シ
リンダ2の両室2A,2Bの圧油がブレーキ系に供給さ
れるので、これら両室2A,2B内の圧力がステアリン
グ操作に必要な圧力よりも降下しないように、前記ステ
アリングシステムS側の各電磁弁16A,16B,16
C,16dを制御して室2A,2B内に導入されるポン
プ8からの吐出油量を調整する。
【0017】本実施例に係る舵取・制動システム1にお
いて、ブレーキのみが作動される場合には、ステアリン
グシステムS側の電磁弁16A,16B,16C,16
Dを作動させて、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,
2Bに、ブレーキ作動に必要な同圧の圧力を発生させる
とともに、ブレーキシステムB側の電磁弁16E,16
G,16G,16hを作動させ、ブレーキペダル34の
踏力またはストロークに応じてブレーキ圧力を制御す
る。
いて、ブレーキのみが作動される場合には、ステアリン
グシステムS側の電磁弁16A,16B,16C,16
Dを作動させて、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,
2Bに、ブレーキ作動に必要な同圧の圧力を発生させる
とともに、ブレーキシステムB側の電磁弁16E,16
G,16G,16hを作動させ、ブレーキペダル34の
踏力またはストロークに応じてブレーキ圧力を制御す
る。
【0018】前記ブレーキ作動中にステアリング操作を
行なった場合には、電磁弁16A,16B,16C,1
6Dを制御して、両室2A,2B間の圧力差が必要なタ
イヤ操作力を得られるように、ハンドル30の操舵角ま
たはトルクに応じた圧力を導入する。例えば、前述のよ
うに、ブレーキのみが作動しているときにブレーキの作
動に必要な同圧の圧力を発生させている場合には、一方
の室2Aまたは2Bの圧力を上昇させて前記必要な差圧
を発生させる。
行なった場合には、電磁弁16A,16B,16C,1
6Dを制御して、両室2A,2B間の圧力差が必要なタ
イヤ操作力を得られるように、ハンドル30の操舵角ま
たはトルクに応じた圧力を導入する。例えば、前述のよ
うに、ブレーキのみが作動しているときにブレーキの作
動に必要な同圧の圧力を発生させている場合には、一方
の室2Aまたは2Bの圧力を上昇させて前記必要な差圧
を発生させる。
【0019】このように本実施例に係る舵取・制動シス
テム1では、一台のポンプ8をステアリングシステムS
とブレーキシステムBに共用することができ、システム
全体の簡素化を図ることができる。また、ブレーキシス
テムB側へのポンプ吐出油の供給を、タイヤ舵取用シリ
ンダ2の両室2A,2Bを介して行なうようにしたの
で、ブレーキ作動中にハンドル30の操作が行なわれた
場合や、ステアリング作動中にブレーキペダル34の操
作が行なわれた場合でも、互いに影響しあうことがな
い。
テム1では、一台のポンプ8をステアリングシステムS
とブレーキシステムBに共用することができ、システム
全体の簡素化を図ることができる。また、ブレーキシス
テムB側へのポンプ吐出油の供給を、タイヤ舵取用シリ
ンダ2の両室2A,2Bを介して行なうようにしたの
で、ブレーキ作動中にハンドル30の操作が行なわれた
場合や、ステアリング作動中にブレーキペダル34の操
作が行なわれた場合でも、互いに影響しあうことがな
い。
【0020】なお、この実施例では、ブレーキシステム
B側が、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2Bにそ
れぞれ接続された二系統になっているので、各組の電磁
弁16E,16Gと電磁弁16F,16Hとを別々に制
御することにより、二系統のブレーキ間に差をつけるこ
とが可能である。例えば、車両旋回時のブレーキ作動に
おいて、外側の車輪の制動力を大きくすることによって
車両を早く停止することができる。また、ブレーキペダ
ルを操作せずに車両旋回中に、内側の車輪にブレーキを
かけることで車両の旋回をスムーズに行なうことがで
き、安定した走行を行なうことができる。また、ブレー
キ作動時のタイヤロックを防止するアンチスキッドブレ
ーキ時には、片側の車輪だけブレーキ圧を減圧すること
ができる。また、発進時等にタイヤのスリップを防止す
るためのトラクションコントロールでは駆動輪をブレー
キ制御することができる。
B側が、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2Bにそ
れぞれ接続された二系統になっているので、各組の電磁
弁16E,16Gと電磁弁16F,16Hとを別々に制
御することにより、二系統のブレーキ間に差をつけるこ
とが可能である。例えば、車両旋回時のブレーキ作動に
おいて、外側の車輪の制動力を大きくすることによって
車両を早く停止することができる。また、ブレーキペダ
ルを操作せずに車両旋回中に、内側の車輪にブレーキを
かけることで車両の旋回をスムーズに行なうことがで
き、安定した走行を行なうことができる。また、ブレー
キ作動時のタイヤロックを防止するアンチスキッドブレ
ーキ時には、片側の車輪だけブレーキ圧を減圧すること
ができる。また、発進時等にタイヤのスリップを防止す
るためのトラクションコントロールでは駆動輪をブレー
キ制御することができる。
【0021】前記実施例では、電磁弁16A,16B,
16C,16D,16E,16F,16G,16Hとし
て比例電磁弁を用いた場合について説明したが、比例電
磁弁に代えて開閉電磁弁を用いることもできる。比例電
磁弁を用いた場合には、電流を制御して発生圧力を制御
し、開閉電磁弁の場合には、電磁弁をデューティ制御し
て発生圧力を制御する。
16C,16D,16E,16F,16G,16Hとし
て比例電磁弁を用いた場合について説明したが、比例電
磁弁に代えて開閉電磁弁を用いることもできる。比例電
磁弁を用いた場合には、電流を制御して発生圧力を制御
し、開閉電磁弁の場合には、電磁弁をデューティ制御し
て発生圧力を制御する。
【0022】図3は、第2の実施例に係る舵取・制動シ
ステム1を示すもので、図の上部のステアリングシステ
ムSは前記第1実施例のステアリングシステムSの構成
と同一であり、図の下部のブレーキシステムBの構成が
異なっている。前記実施例では、タイヤ舵取用シリンダ
2の両側の室2A,2Bにそれぞれ接続された独立した
二系統のブレーキ系を有していたが、この実施例では、
ブレーキ系が一系統になっている。すなわち、タイヤ舵
取用シリンダ2の両室2A,2Bからの接続通路22
A,22B内にそれぞれ電磁弁16E,16Fが設けら
れ、これら電磁弁16E,16Fを介した圧油が合流し
てパワーシリンダ40に供給され、それによりマスタシ
リンダ42が作動してホイールシリンダ24A,24B
にブレーキ圧力を発生させる。前記パワーシリンダ40
の下流側は電磁弁16Gを介してリザーバ12に接続さ
れている。
ステム1を示すもので、図の上部のステアリングシステ
ムSは前記第1実施例のステアリングシステムSの構成
と同一であり、図の下部のブレーキシステムBの構成が
異なっている。前記実施例では、タイヤ舵取用シリンダ
2の両側の室2A,2Bにそれぞれ接続された独立した
二系統のブレーキ系を有していたが、この実施例では、
ブレーキ系が一系統になっている。すなわち、タイヤ舵
取用シリンダ2の両室2A,2Bからの接続通路22
A,22B内にそれぞれ電磁弁16E,16Fが設けら
れ、これら電磁弁16E,16Fを介した圧油が合流し
てパワーシリンダ40に供給され、それによりマスタシ
リンダ42が作動してホイールシリンダ24A,24B
にブレーキ圧力を発生させる。前記パワーシリンダ40
の下流側は電磁弁16Gを介してリザーバ12に接続さ
れている。
【0023】なお、第2の実施例に係る舵取・制動シス
テム1も、図2に示すように、操舵角センサ(またはト
ルクセンサ)32が検出した操舵角(またはトルク)に
応じて、コントローラ18が、電磁弁16A,16B,
16C,16Dの作動を制御してタイヤ舵取用シリンダ
2の両室2A,2Bに圧力を発生させる。また、踏力セ
ンサ(またはストロークセンサ)36が検出したペダル
踏力(またはペダルストローク)に応じて、コントロー
ラ18が電磁弁16E,16F,16Gの作動を制御し
てブレーキ圧力を発生させる。
テム1も、図2に示すように、操舵角センサ(またはト
ルクセンサ)32が検出した操舵角(またはトルク)に
応じて、コントローラ18が、電磁弁16A,16B,
16C,16Dの作動を制御してタイヤ舵取用シリンダ
2の両室2A,2Bに圧力を発生させる。また、踏力セ
ンサ(またはストロークセンサ)36が検出したペダル
踏力(またはペダルストローク)に応じて、コントロー
ラ18が電磁弁16E,16F,16Gの作動を制御し
てブレーキ圧力を発生させる。
【0024】第2実施例に係る舵取・制動システム1の
作動について説明する。非作動時には、電磁弁16E,
16Fを閉じてステアリングシステムS側とブレーキシ
ステムB側とを遮断し、その他の電磁弁16A,16
B,16C,16D,16Gは開放しておく。この状態
では、ポンプ8から吐出された作動油は、一方の供給通
路10Aの電磁弁16A、タイヤ舵取用シリンダ2の一
方の室2Aおよび電磁弁16Cを介して、また、他方の
供給通路10Bの電磁弁16B、タイヤ舵取用シリンダ
2の一方の室2Bおよび電磁弁16Dを介してリザーバ
12に還流し、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2
B内の圧力は零になっている。
作動について説明する。非作動時には、電磁弁16E,
16Fを閉じてステアリングシステムS側とブレーキシ
ステムB側とを遮断し、その他の電磁弁16A,16
B,16C,16D,16Gは開放しておく。この状態
では、ポンプ8から吐出された作動油は、一方の供給通
路10Aの電磁弁16A、タイヤ舵取用シリンダ2の一
方の室2Aおよび電磁弁16Cを介して、また、他方の
供給通路10Bの電磁弁16B、タイヤ舵取用シリンダ
2の一方の室2Bおよび電磁弁16Dを介してリザーバ
12に還流し、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2
B内の圧力は零になっている。
【0025】ステアリングの作動だけが行なわれるとき
には、前記第1実施例と同様の作動を行なう。このステ
アリングの作動中にブレーキ操作が行なわれた場合に
は、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2Bのうちい
ずれか一方の室に接続されている電磁弁16Eまたは1
6Fと、リザーバ12側の電磁弁16Gとを制御して、
前記室2Aまたは2B内の圧力をパワーシリンダ40に
送り、マスタシリンダ42を作動させてホイールシリン
ダ24A,24bにブレーキ圧を発生させる。コントロ
ーラ18は、この圧力が前記踏力センサ(またはストロ
ークセンサ)36からの入力に応じた値になるように各
電磁弁16E,16F,16Gを制御する。ステアリン
グ作動中にブレーキが操作されたときには、いずれの室
2A,2Bからブレーキ系に圧力を供給するようにして
も良い。例えば、タイヤ舵取用シリンダ2の高圧側の室
(例えば2A)の電磁弁16Eを開放してブレーキ圧力
を供給する。このとき、ブレーキ側に圧力を供給する側
のシリンダ2の室2A内の圧力が低下しないように、そ
の室2Aの上流側と下流側の電磁弁16A,16Cを制
御して圧力を維持する。
には、前記第1実施例と同様の作動を行なう。このステ
アリングの作動中にブレーキ操作が行なわれた場合に
は、タイヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2Bのうちい
ずれか一方の室に接続されている電磁弁16Eまたは1
6Fと、リザーバ12側の電磁弁16Gとを制御して、
前記室2Aまたは2B内の圧力をパワーシリンダ40に
送り、マスタシリンダ42を作動させてホイールシリン
ダ24A,24bにブレーキ圧を発生させる。コントロ
ーラ18は、この圧力が前記踏力センサ(またはストロ
ークセンサ)36からの入力に応じた値になるように各
電磁弁16E,16F,16Gを制御する。ステアリン
グ作動中にブレーキが操作されたときには、いずれの室
2A,2Bからブレーキ系に圧力を供給するようにして
も良い。例えば、タイヤ舵取用シリンダ2の高圧側の室
(例えば2A)の電磁弁16Eを開放してブレーキ圧力
を供給する。このとき、ブレーキ側に圧力を供給する側
のシリンダ2の室2A内の圧力が低下しないように、そ
の室2Aの上流側と下流側の電磁弁16A,16Cを制
御して圧力を維持する。
【0026】なお、前記説明では、ブレーキ作動時にタ
イヤ舵取用シリンダ2の一方の室2Aまたは2B(例え
ば高圧側の室)からブレーキ側へ圧力を導入するように
したが、ブレーキシステムBの上流側の両電磁弁16
E,16Fおよび下流側の電磁弁16Gを制御してシリ
ンダ2の両室2A,2Bからブレーキ側へ圧力を供給す
るようにしても良い。このときには、シリンダ2の両室
2A,2Bとも圧力が低下することを防止するために、
電磁弁16A,16Cおよび電磁弁16B,16Dを制
御することはいうまでもない。
イヤ舵取用シリンダ2の一方の室2Aまたは2B(例え
ば高圧側の室)からブレーキ側へ圧力を導入するように
したが、ブレーキシステムBの上流側の両電磁弁16
E,16Fおよび下流側の電磁弁16Gを制御してシリ
ンダ2の両室2A,2Bからブレーキ側へ圧力を供給す
るようにしても良い。このときには、シリンダ2の両室
2A,2Bとも圧力が低下することを防止するために、
電磁弁16A,16Cおよび電磁弁16B,16Dを制
御することはいうまでもない。
【0027】ブレーキのみの作動が行なわれる際には、
電磁弁16A,16B,16C,16Dを制御してタイ
ヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2Bにブレーキ作動に
必要な圧力を同圧で発生させる。それと同時にブレーキ
の上流側の電磁弁16E,16Fのいずれか一方と下流
側の電磁弁16Gを作動させてブレーキ圧力を発生さ
せ、このブレーキ圧力が、前記ブレーキペダル34の踏
力またはストロークに応じた圧力になるようにこれら電
磁弁16E,16F,16Gを制御する。
電磁弁16A,16B,16C,16Dを制御してタイ
ヤ舵取用シリンダ2の両室2A,2Bにブレーキ作動に
必要な圧力を同圧で発生させる。それと同時にブレーキ
の上流側の電磁弁16E,16Fのいずれか一方と下流
側の電磁弁16Gを作動させてブレーキ圧力を発生さ
せ、このブレーキ圧力が、前記ブレーキペダル34の踏
力またはストロークに応じた圧力になるようにこれら電
磁弁16E,16F,16Gを制御する。
【0028】前記ブレーキの作動中にハンドル30の操
作を行なった場合には、電磁弁16A,16B,16
C,16Dを制御してタイヤ舵取用シリンダ2の両室2
A,2Bの圧力差が、ハンドル30の操舵角またはトル
クに応じた値になるように制御する。例えば、前述のよ
うにブレーキのみの作動中は、タイヤ舵取用シリンダ2
の両室2A,2Bに、ブレーキの作動に充分な同圧を発
生させている場合には、一方の室2Aまたは2Bの圧力
を、両室間に必要な差圧が得られるように上昇させる。
作を行なった場合には、電磁弁16A,16B,16
C,16Dを制御してタイヤ舵取用シリンダ2の両室2
A,2Bの圧力差が、ハンドル30の操舵角またはトル
クに応じた値になるように制御する。例えば、前述のよ
うにブレーキのみの作動中は、タイヤ舵取用シリンダ2
の両室2A,2Bに、ブレーキの作動に充分な同圧を発
生させている場合には、一方の室2Aまたは2Bの圧力
を、両室間に必要な差圧が得られるように上昇させる。
【0029】なお、前記第1実施例では、ブレーキ作動
時に、ポンプ8からタイヤ舵取用シリンダ2の両室2
A,2B内に導入されている圧油を、直接ホイールシリ
ンダ24A,24Bに供給してブレーキ圧力を発生させ
ており、また、第2実施例では、タイヤ舵取用シリンダ
2の両室2A,2B内に導入されている圧油を、パワー
シリンダ40に供給し、それによりマスタシリンダ42
を作動させてホイールシリンダ24A,24Bにブレー
キ圧力を発生させるようにしているが、両実施例とも、
直接ホイールシリンダ24A,24Bに圧油を導入する
ようにしても良く、また、マスタシリンダ42を介して
ブレーキ圧力を発生させるようにしても良い。但し、現
在では、ブレーキ液として植物性の作動液を、ステアリ
ング用としては鉱物性のオイルが用いられるのが一般的
であるため、パワーシリンダ40およびマスタシリンダ
42を介して変換することが好ましい。また、第2の実
施例では、ステアリングシステムS側からブレーキシス
テムB側へ供給されるポンプからの圧油は一系統なの
で、マスタシリンダ42をタンデムとし、マスタシリン
ダ42から先を二系統とすることが安全上好ましい。
時に、ポンプ8からタイヤ舵取用シリンダ2の両室2
A,2B内に導入されている圧油を、直接ホイールシリ
ンダ24A,24Bに供給してブレーキ圧力を発生させ
ており、また、第2実施例では、タイヤ舵取用シリンダ
2の両室2A,2B内に導入されている圧油を、パワー
シリンダ40に供給し、それによりマスタシリンダ42
を作動させてホイールシリンダ24A,24Bにブレー
キ圧力を発生させるようにしているが、両実施例とも、
直接ホイールシリンダ24A,24Bに圧油を導入する
ようにしても良く、また、マスタシリンダ42を介して
ブレーキ圧力を発生させるようにしても良い。但し、現
在では、ブレーキ液として植物性の作動液を、ステアリ
ング用としては鉱物性のオイルが用いられるのが一般的
であるため、パワーシリンダ40およびマスタシリンダ
42を介して変換することが好ましい。また、第2の実
施例では、ステアリングシステムS側からブレーキシス
テムB側へ供給されるポンプからの圧油は一系統なの
で、マスタシリンダ42をタンデムとし、マスタシリン
ダ42から先を二系統とすることが安全上好ましい。
【0030】前記各実施例の舵取・制動システム1を車
両に適用する場合のブレーキ系統の接続方式について、
図4および図5により説明する。先ず、第1実施例の二
系統のブレーキ(ホイールシリンダ24A側と24B
側)を、図4に示すように、X配管とする。すなわち、
ブレーキシステムBの一系統を操舵輪である前輪の右側
50Aと後輪の左側51Bに接続し、他の一系統を、前
輪の左側50Bと後輪の右側51Aに接続する。この場
合には、全輪に本発明に係る舵取・制動システム1が適
用される。また、第1実施例の二系統のブレーキのうち
の一方を、図5に示すように、前輪右側50Aに、他方
を前輪左側50Bに接続し、後輪51A,51Bは、ブ
レーキペダル34により作動するマスタシリンダ52に
接続することもできる。この場合には、前輪50A,5
0Bには本発明の舵取・制動システム1が適用され、後
輪51A,51Bには、従来から用いられている機械的
なブレーキシステムが適用される。
両に適用する場合のブレーキ系統の接続方式について、
図4および図5により説明する。先ず、第1実施例の二
系統のブレーキ(ホイールシリンダ24A側と24B
側)を、図4に示すように、X配管とする。すなわち、
ブレーキシステムBの一系統を操舵輪である前輪の右側
50Aと後輪の左側51Bに接続し、他の一系統を、前
輪の左側50Bと後輪の右側51Aに接続する。この場
合には、全輪に本発明に係る舵取・制動システム1が適
用される。また、第1実施例の二系統のブレーキのうち
の一方を、図5に示すように、前輪右側50Aに、他方
を前輪左側50Bに接続し、後輪51A,51Bは、ブ
レーキペダル34により作動するマスタシリンダ52に
接続することもできる。この場合には、前輪50A,5
0Bには本発明の舵取・制動システム1が適用され、後
輪51A,51Bには、従来から用いられている機械的
なブレーキシステムが適用される。
【0031】第2実施例の場合には、ブレーキ系が一系
統であるので、図3のマスタシリンダ42をタンデムタ
イプとして二つの回路に分岐し、その一方を前輪右側5
0Aと後輪左側51Bに、他方を前輪左側50Bと後輪
右側51Aに接続してX配管とする(図4参照)。この
場合にも、全輪に本発明に係る舵取・制動システム1が
適用される。また、第2実施例のマスタシリンダ42を
タンデムタイプとし、その一方を前輪右側50Aに、他
方を前輪左側50Bに接続し、後輪51A,51Bは、
ブレーキペダル34により作動するマスタシリンダ52
に接続する(図5参照)。この場合には、前輪50A,
50Bには本発明の舵取・制動システム1が適用され、
後輪51A,51Bには、従来から用いられている機械
的なブレーキシステムが適用される。
統であるので、図3のマスタシリンダ42をタンデムタ
イプとして二つの回路に分岐し、その一方を前輪右側5
0Aと後輪左側51Bに、他方を前輪左側50Bと後輪
右側51Aに接続してX配管とする(図4参照)。この
場合にも、全輪に本発明に係る舵取・制動システム1が
適用される。また、第2実施例のマスタシリンダ42を
タンデムタイプとし、その一方を前輪右側50Aに、他
方を前輪左側50Bに接続し、後輪51A,51Bは、
ブレーキペダル34により作動するマスタシリンダ52
に接続する(図5参照)。この場合には、前輪50A,
50Bには本発明の舵取・制動システム1が適用され、
後輪51A,51Bには、従来から用いられている機械
的なブレーキシステムが適用される。
【0032】以上のように本願発明は種々の構成に適用
可能であるが、特に、図5に示す接続を行なう場合に
は、本発明に係る舵取・制動システム1が失陥した場合
にも、後輪51A,51Bだけは常にブレーキ性能を確
保できるので、極めて高い安全性を確保することができ
る。また、第1実施例の構成を、図4に示すようにX配
管の接続をした場合には、ブレーキ系が二系統あるの
で、一系統が失陥した際にはその系統の制御を中止し、
他の正常な一系統だけを制御することによりブレーキ力
を確保することができる。
可能であるが、特に、図5に示す接続を行なう場合に
は、本発明に係る舵取・制動システム1が失陥した場合
にも、後輪51A,51Bだけは常にブレーキ性能を確
保できるので、極めて高い安全性を確保することができ
る。また、第1実施例の構成を、図4に示すようにX配
管の接続をした場合には、ブレーキ系が二系統あるの
で、一系統が失陥した際にはその系統の制御を中止し、
他の正常な一系統だけを制御することによりブレーキ力
を確保することができる。
【0033】前記実施例では、ステアリングシステムS
とブレーキシステムBとを一台のポンプ8を駆動源とし
て、油圧回路中に設けた複数の電磁弁16A,16B,
16C,16D,16E,16F,16G,16Hを、
コントローラ18によって制御することにより、所望の
タイヤ舵角およびタイヤ制動力を得るようにしたが、前
記電磁弁を制御するコントローラ18の設定を変更する
ことで、ステアリング特性およびブレーキ特性を容易に
しかも短時間で変更することができる。
とブレーキシステムBとを一台のポンプ8を駆動源とし
て、油圧回路中に設けた複数の電磁弁16A,16B,
16C,16D,16E,16F,16G,16Hを、
コントローラ18によって制御することにより、所望の
タイヤ舵角およびタイヤ制動力を得るようにしたが、前
記電磁弁を制御するコントローラ18の設定を変更する
ことで、ステアリング特性およびブレーキ特性を容易に
しかも短時間で変更することができる。
【0034】ブレーキ特性としては、ペダル踏力に対す
るブレーキ圧特性、またはペダルストロークに対するブ
レーキ圧特性を複数種類コントローラに記憶させ、ステ
アリング特性としては、ハンドル操舵角に対するタイヤ
舵取用シリンダの差圧についての特性、またはハンドル
トルクに対するタイヤ舵取用シリンダの差圧についての
特性を複数種類記憶させ、所定の条件で前記特性のうち
からいずれかを選択して切換える。
るブレーキ圧特性、またはペダルストロークに対するブ
レーキ圧特性を複数種類コントローラに記憶させ、ステ
アリング特性としては、ハンドル操舵角に対するタイヤ
舵取用シリンダの差圧についての特性、またはハンドル
トルクに対するタイヤ舵取用シリンダの差圧についての
特性を複数種類記憶させ、所定の条件で前記特性のうち
からいずれかを選択して切換える。
【0035】コントローラ8に記憶された複数の特性を
選択して切換える場合の条件としては、例えば、1)車
両の積載状況(すなわち、積車であるか空車であるか)
に応じて、また、2)走行速度に応じて、つまり、高速
走行時には中低速走行時とは異なる特性に切換え、ある
いは、3)路面状況、例えば、低μ路であるか高μ路で
あるか、すなわち、タイヤと路面との摩擦係数(μ)が
大きいか小さいかに応じて特性を切換え、さらに、4)
運転者の意思によって、切換スイッチを操作することに
より好みの特性に切換え、あるいは、5)ブレーキの一
系統が失陥した場合に切換える等が考えられる。
選択して切換える場合の条件としては、例えば、1)車
両の積載状況(すなわち、積車であるか空車であるか)
に応じて、また、2)走行速度に応じて、つまり、高速
走行時には中低速走行時とは異なる特性に切換え、ある
いは、3)路面状況、例えば、低μ路であるか高μ路で
あるか、すなわち、タイヤと路面との摩擦係数(μ)が
大きいか小さいかに応じて特性を切換え、さらに、4)
運転者の意思によって、切換スイッチを操作することに
より好みの特性に切換え、あるいは、5)ブレーキの一
系統が失陥した場合に切換える等が考えられる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ポン
プから吐出された作動油が両側の室に導入されるタイヤ
舵取用シリンダと、このタイヤ舵取用シリンダの各室に
油圧を発生させる電磁弁と、前記タイヤ舵取用シリンダ
の両側の室に接続されたブレーキ系と、タイヤ舵取用シ
リンダを介してブレーキ系に供給される圧力を制御する
電磁弁とを備えたことにより、一つのポンプをステアリ
ングシステムとブレーキシステムに共用することがで
き、しかも、一方のシステムの作動中に他方のシステム
の操作が行なわれても、互いに悪影響を受けることな
く、充分な能力を発揮することができる。
プから吐出された作動油が両側の室に導入されるタイヤ
舵取用シリンダと、このタイヤ舵取用シリンダの各室に
油圧を発生させる電磁弁と、前記タイヤ舵取用シリンダ
の両側の室に接続されたブレーキ系と、タイヤ舵取用シ
リンダを介してブレーキ系に供給される圧力を制御する
電磁弁とを備えたことにより、一つのポンプをステアリ
ングシステムとブレーキシステムに共用することがで
き、しかも、一方のシステムの作動中に他方のシステム
の操作が行なわれても、互いに悪影響を受けることな
く、充分な能力を発揮することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る舵取・制動システムの
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図2】前記舵取・制動システムの制御系の一例を示す
図である。
図である。
【図3】第2の実施例に係る舵取・制動システムの構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図4】前記各実施例の舵取・制動システムを車両に適
用する場合のブレーキ系統の接続方式の一例を示す図で
ある。
用する場合のブレーキ系統の接続方式の一例を示す図で
ある。
【図5】前記ブレーキ系統の接続方式の他の例を示す図
である。
である。
【図6】一台のポンプから電気制御ブレーキシステムと
電気制御ステアリングシステムに作動油を供給する場合
の、従来の構成の一例を示す図である。
電気制御ステアリングシステムに作動油を供給する場合
の、従来の構成の一例を示す図である。
【図7】従来の機械的な接続による舵取・制動システム
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
2 タイヤ舵取用シリンダ 2A タイヤ舵取用シリンダの室 2B タイヤ舵取用シリンダの室 4 ピストン 8 ポンプ 10A 供給通路 10B 供給通路 12 リザーバ 14A 排出通路 14B 排出通路 16A〜16H 電磁弁 18 コントローラ 22A 接続通路 22B 接続通路 24A ホイールシリンダ 24B ホイールシリンダ
Claims (8)
- 【請求項1】 ポンプから吐出された作動油が両側の室
に導入されるタイヤ舵取用シリンダと、このタイヤ舵取
用シリンダの各室に油圧を発生させる電磁弁と、前記タ
イヤ舵取用シリンダの両側の室に接続されたブレーキ系
と、タイヤ舵取用シリンダを介してブレーキ系に供給さ
れる圧力を制御する電磁弁とを備えたことを特徴とする
舵取・制動システム。 - 【請求項2】 ポンプから吐出された作動油がピストン
により区画された両側の室に導入されるタイヤ舵取用シ
リンダと、このタイヤ舵取用シリンダの各室への供給通
路および各室からリザーバへの排出通路にそれぞれ設け
られて、各室内に油圧を発生させる電磁弁と、前記タイ
ヤ舵取用シリンダの両室に接続通路を介して接続された
ホイールシリンダと、このホイールシリンダの上流側と
下流側にそれぞれ設けられて、前記タイヤ舵取用シリン
ダから送られる圧力を制御する電磁弁と、ハンドルの操
作およびブレーキペダルの操作に応じて前記電磁弁の作
動を制御するコントローラとを備えたことを特徴とする
舵取・制動システム。 - 【請求項3】 前記ブレーキ系は、タイヤ舵取用シリン
ダの各室にそれぞれ独立して接続された二系統から成る
ことを特徴とする請求項1に記載の舵取・制動システ
ム。 - 【請求項4】 前記ブレーキ系は、タイヤ舵取用シリン
ダの両室に接続された一系統であることを特徴とする請
求項1に記載の舵取・制動システム。 - 【請求項5】 タイヤ舵取用シリンダの両室の圧力は、
マスタシリンダを介してホイールシリンダに伝達される
ことを特徴とする請求項2に記載の舵取・制動システ
ム。 - 【請求項6】 タイヤ舵取用シリンダの両室の圧力は、
直接ホイールシリンダに供給されることを特徴とする請
求項2に記載の舵取・制動システム。 - 【請求項7】 前記二系統のブレーキ系の一方、または
一系統のブレーキ系を二つの回路に分岐した一方を、車
両の右前輪と左後輪に接続し、他方を、車両の左全輪と
右後輪に接続したことを特徴とする請求項3または請求
項4に記載の舵取・制動システム。 - 【請求項8】 前記二系統のブレーキ系の一方、または
一系統のブレーキ系を二つの回路に分岐した一方を右前
輪に、他方を左前輪にそれぞれ接続するとともに、後輪
はブレーキペダルの操作によって作動するマスタシリン
ダに接続したことを特徴とする請求項3または請求項4
に記載の舵取・制動システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9216011A JPH1143043A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 舵取・制動システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9216011A JPH1143043A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 舵取・制動システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1143043A true JPH1143043A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16681912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9216011A Pending JPH1143043A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | 舵取・制動システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1143043A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020121689A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 株式会社豊田自動織機 | ブレーキシステム |
CN115703448A (zh) * | 2021-08-09 | 2023-02-17 | 比亚迪股份有限公司 | 用于车辆的制动转向系统及车辆 |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP9216011A patent/JPH1143043A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020121689A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 株式会社豊田自動織機 | ブレーキシステム |
CN115703448A (zh) * | 2021-08-09 | 2023-02-17 | 比亚迪股份有限公司 | 用于车辆的制动转向系统及车辆 |
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