JPH11348452A

JPH11348452A - サービス券付きカレンダー

Info

Publication number: JPH11348452A
Application number: JP15883798A
Authority: JP
Inventors: Akira Sasaki; 章佐々木; Toshihiko Yoshida; 稔彦吉田
Original assignee: KOKOKU KOBO KK; Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: KOKOKU KOBO KK; Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1998-06-08
Filing date: 1998-06-08
Publication date: 1999-12-21

Abstract

(57)【要約】【課題】被配付者の購買意欲を積極的にかき立て、来
店効果を発揮するサービス券付きカレンダーを提供す
る。【解決手段】１ヶ月分の日付欄を一覧表形式に記載し
たカレンダー用紙１０からなり、各日付欄１１が当該日
付の日以降に利用できるクーポン機能を有する形態にす
る。例えば、縦長状のカレンダー用紙１０からなり、平
行な複数の横罫線ａにより１ヶ月分の日付欄１１が区画
され、それらの日付欄１１には下方から上方へと順に日
付が記載されたものにする。切り取った日付欄１１がそ
の日付と連動したサービス券となるので、毎日のように
被配付者の気持ちをかき立てて来店効果を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、カレンダーに係
り、詳しくは値引券、クーポン券、割引券、商品引換
券、抽選券等の各種サービスの機能を盛り込んだサービ
ス券付きカレンダーに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のサービス券付きカレンダ
ーとしては、カレンダーとしての通常の掲載事項（月
日、曜日、カレンダー配付者など）の掲載とともに、カ
レンダー配付者の業務に係る値引券、クーポン券等をあ
らかじめ切離し可能に掲載装備したものが知られている
（例えば、実開昭５９−４１５５８号公報参照）。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたカ
レンダーは、カレンダー配付者にとっては、自己の業務
の宣伝用としての効果とともに、当該サービス券を媒体
として、自己の業務の販売促進に役立てることが可能と
なり、一方、カレンダーの被配付者にとっては、単なる
カレンダーとしての利用、すなわち月、曜日等の確認の
他に、当該サービス券により、カレンダー配付者の業務
を有利に利用できるという利益を享受することができる
もので、カレンダーの配付者および被配付者双方にとっ
てのカレンダーの利用価値を増大せしめることができる
ものではあるが、形態的には普通のカレンダーに単にサ
ービス券を連結しただけであって、必要な時に随時切り
取って使うようになっているため、被配付者の購買意欲
等の気持ちを積極的にかき立てる程のものではない。

【０００４】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、被配付者の気
持ちを積極的にかき立て、来店効果を発揮するサービス
券付きカレンダーを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るサービス券付きカレンダーは、１ヶ月
分の日付欄を一覧表形式に記載したカレンダー用紙から
なり、各日付欄が当該日付の日以降に利用できるサービ
ス券としての機能を有していることを特徴としており、
使用上の便宜を考え、各日付欄を切取り可能としておく
のが好ましいものである。

【０００６】そして、上記構成を備えた本発明の第１の
タイプのカレンダーは、縦長状のカレンダー用紙からな
り、複数の横罫線により１ヶ月分の日付欄が区画され、
それらの日付欄には下方から上方へと順に日付が記載さ
れたものである。

【０００７】また、上記構成を有する本発明の第２のタ
イプのカレンダーは、矩形状のカレンダー用紙からな
り、複数の縦罫線及び複数の横罫線により曜日ごとに１
ヶ月分の日付欄が区画され、それらの日付欄には下段か
ら上段へと順に日付が記載されたものである。

【０００８】

【発明の実施の形態】図１は本発明に係る第１のタイプ
のサービス券付きカレンダーの一例を示す一部切欠正面
図、図２は図１に示すカレンダーの裏面図である。

【０００９】この例のカレンダーは縦長状の１枚のカレ
ンダー用紙１０からなる。図示の如くカレンダー用紙１
０には複数の横罫線ａが設けられており、この横罫線ａ
により１ヶ月分の日付欄１１が区画されると共に、上部
に見出し部分１２が区画されている。図示のカレンダー
は１９９８年１月分であり、１月は大の月であるため日
付欄１１は３１個区画されている。なお、使用時におい
て横罫線ａの部分をはさみ等で切り取ることも考えられ
るが、横罫線ａをミシン加工やポッチング加工により手
で切取り可能な切取線にしておくのが好ましい。

【００１０】日付欄１１の表側には下方から上方へと順
に日付が記載されている。そして、各日付欄１１には、
それに記載された日付の日以降に利用できるサービス内
容が記載されている。このサービス内容の表示は、日付
欄１１の表側でも裏側でもよく、さらには両側を使用し
てもよい。図示の例では、日付欄１１の表側の余白にサ
ービス対象となる品目の写真が掲載され、裏側にその品
目のサービス内容が記載されている。具体的には、ここ
に例示したカレンダーはハンバーガーショップ用のもの
であるため、各日付欄１１の表側には、ハンバーガー、
ポテトチップス、ジュース等の写真がそれぞれ掲載され
ており、例えば３日の日付欄１１の裏側には表側に掲載
してあるジュースが翌日の４日に限って５０％割引であ
ることが記載されている。

【００１１】図１及び図２に示すカレンダーは、日付欄
１１を日付の順に横罫線ａに沿って切り取ることにより
最下部に当日が表示されることになる。そして、切り取
った日付欄１１は、日付の翌日に使えるサービス券とな
る。したがって、日付欄１１を切り取るごとに被配付者
の気持ちをかき立てることになる。

【００１２】図１及び図２で説明したカレンダーは１枚
ずつ配付するタイプであるが、例えば、日付欄に１年の
各月の日付をそれぞれ記載した１２枚のカレンダー用紙
を短冊状に束ねることにより、１年分のカレンダーにす
ることもできる。この場合、各カレンダー用紙の切取線
を同じ形態にするため、小の月でも日付欄を３１個分区
画しておき、余った日付欄は、例えば何時でも使用でき
る割引券にしておくなどの方法を採るのが好ましい。ま
た、必要に応じて３ヶ月分や６ヶ月分を短冊状に綴じた
形態にしてもよい。短冊状に綴じる綴じ方としては、枚
葉状のカレンダー用紙を上端で綴じる平綴形式や、縦に
長い２枚分のカレンダー用紙を２つ折り状態で束ねて針
金で綴じる中綴形式等がある。また、いずれのタイプに
おいても、上部に吊り下げ用の孔を設けてもよい。

【００１３】図３は本発明に係る第２のタイプのサービ
ス券付きカレンダーの一例を示す正面図、図４は図３に
示すカレンダーの裏面図である。

【００１４】この例のカレンダーは矩形状の１枚のカレ
ンダー用紙２０からなる。図示の如くカレンダー用紙２
０には６本の縦罫線ｂ及び５本の横罫線ｃが設けられて
おり、これらの縦罫線ｂ及び横罫線ｃにより曜日ごとに
１ヶ月分の日付欄２１が区画されると共に、上部に見出
し部分２２が区画されている。実際には、図示の如く大
の月をカバーできるように縦が５個で横が７個の合計３
５個の日付欄２１が区画されている。図示のカレンダー
は１９９８年１月分であり、３１個の日付欄２１に日付
が付されている。なお、使用時において縦罫線ｂ及び横
罫線ｃの部分をはさみ等で切り取ることも考えられる
が、縦罫線ｂ及び横罫線ｃをミシン加工やポッチング加
工により手で切取り可能な切取線にしておくのが好まし
い。

【００１５】日付欄２１の表側には下段から上段へと順
に日付が記載されている。そして、各日付欄２１には、
それに記載された日付の日以降に利用できるサービス内
容が記載されている。このサービス内容の表示は、日付
欄２１の表側でも裏側でもよく、さらには両側を使用し
てもよい。図示の例では、日付欄２１の表側の余白にサ
ービス対象となる品目の写真が掲載され、裏側にその品
目のサービス内容が記載されている。具体的には、ここ
に例示したカレンダーはハンバーガーショップ用のもの
であるため、各日付欄２１の表側には、ハンバーガー、
ポテトチップス、ジュース等の写真がそれぞれ掲載され
ており、例えば３日の日付欄２１の裏側には表側に掲載
してあるジュースが翌日の４日に限って５０％割引であ
ることが記載されている。なお、図示の例では、表側に
記載する曜日を左から右の順とし、これに合わせて日付
が右に大きくなるようにしているが、これらを逆にして
も構わない。

【００１６】図３及び図４に示すカレンダーは、日付欄
１１を日付の順にその回りの縦罫線ｂ及び横罫線ｃに沿
って切り取ることにより最下段の端に当日が表示される
ことになる。そして、切り取った日付欄２１は、日付の
翌日に使えるサービス券となる。したがって、日付欄２
１を切り取るごとに被配付者の気持ちをかき立てること
になる。

【００１７】図３及び図４で説明したカレンダーは１枚
ずつ配付するタイプであるが、例えば、日付欄に１年の
各月の日付をそれぞれ記載した１２枚のカレンダー用紙
を上辺に沿って束ねることにより、１年分のカレンダー
にすることもできる。この場合、各カレンダー用紙の切
取線を同じ形態にするため、小の月でも日付欄を３５個
分区画しておき、余った日付欄は、例えば何時でも使用
できる割引券にしておくなどの方法を採るのが好まし
い。また、必要に応じて３ヶ月分や６ヶ月分を綴じた形
態にしてもよい。また、綴じ合わせたカレンダーの上部
に吊り下げ用の孔を設けてもよい。なお、複数枚のカレ
ンダー用紙を綴じる場合、日付欄を切り取ると下の下の
カレンダー用紙の日付が見えるので、区別できるように
用紙の色を変えるなどの工夫をするのが好ましい。

【００１８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のサービス
券付きカレンダーは、切り取った日付欄がその日付と連
動したサービス券となるので、毎日のように被配付者の
気持ちをかき立てて、来店効果を発揮することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る第１のタイプのサービス券付きカ
レンダーの一例を示す一部切欠正面図である。

【図２】図１に示すカレンダーの裏面図である。

【図３】本発明に係る第２のタイプのサービス券付きカ
レンダーの一例を示す正面図である。

【図４】図３に示すカレンダーの裏面図である。

【符号の説明】

１０カレンダー用紙１１日付欄１２見出し部分２０カレンダー用紙２１日付欄２２見出し部分ａ〜ｃ罫線

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】１ヶ月分の日付欄を一覧表形式に記載し
たカレンダー用紙からなり、各日付欄が当該日付の日以
降に利用できるサービス券としての機能を有しているこ
とを特徴とするサービス券付きカレンダー。
【請求項２】各日付欄を切取り可能とした請求項１に
記載のサービス券付きカレンダー。
【請求項３】縦長状のカレンダー用紙からなり、複数
の横罫線により１ヶ月分の日付欄が区画され、それらの
日付欄には下方から上方へと順に日付が記載されてお
り、各日付欄が当該日付の日以降に利用できるサービス
券としての機能を有していることを特徴とするサービス
券付きカレンダー。
【請求項４】各日付欄を切取り可能とした請求項２に
記載のサービス券付きカレンダー。
【請求項５】日付欄に異なる月の日付をそれぞれ記載
した複数枚のカレンダー用紙を短冊状に束ねてなる請求
項３又は４に記載のサービス券付きカレンダー。
【請求項６】日付欄に１年の各月の日付をそれぞれ記
載した１２枚のカレンダー用紙を短冊状に束ねてなる請
求項３又は４に記載のサービス券付きカレンダー。
【請求項７】矩形状のカレンダー用紙からなり、複数
の縦罫線及び複数の横罫線により曜日ごとに１ヶ月分の
日付欄が区画され、それらの日付欄には下段から上段へ
と順に日付が記載されており、各日付欄が当該日付の日
以降に利用できるサービス券としての機能を有している
ことを特徴とするサービス券付きカレンダー。
【請求項８】各日付欄を切取り可能とした請求項７に
記載のサービス券付きカレンダー。
【請求項９】日付欄に異なる月の日付をそれぞれ記載
した複数枚のカレンダー用紙を上辺に沿って束ねてなる
請求項７又は８に記載のサービス券付きカレンダー。
【請求項１０】日付欄に１年の各月の日付をそれぞれ
記載した１２枚のカレンダー用紙を上辺に沿って束ねて
なる請求項７又は８に記載のサービス券付きカレンダ
ー。