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JPH11339439A - 記録媒体収納カセット - Google Patents

記録媒体収納カセット

Info

Publication number
JPH11339439A
JPH11339439A JP14142598A JP14142598A JPH11339439A JP H11339439 A JPH11339439 A JP H11339439A JP 14142598 A JP14142598 A JP 14142598A JP 14142598 A JP14142598 A JP 14142598A JP H11339439 A JPH11339439 A JP H11339439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
cassette
recording medium
element device
storage element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14142598A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsue Sakurai
美津江 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14142598A priority Critical patent/JPH11339439A/ja
Publication of JPH11339439A publication Critical patent/JPH11339439A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体収納カセットを記録再生装置に装填
し、記録媒体の記録再生が可能になるまでの時間を短縮
する。 【解決手段】 所定の開口部を開閉する閉塞体としての
スライダー40を備えたカセット本体32のスライダー
40に対応する部面に、記憶素子装置であるIC基板5
1を嵌合固定してIC基板51に設けた接続端子55を
外面側に表出させる。スライダー40に、開き位置にお
いて接続端子55を外部に臨ませる接続窓部46を形成
し、接続窓部46を介して接続端子55に検出装置の接
続端子を接触させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、デジタル
オーディオテープレコーダー(DAT)及びデジタルデ
ータストレージ(DDS)に適用されるテープカセット
等の記録媒体収納カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、AV機器、コンピューター機器等
の記録再生機器の多様化や小型軽量化が進んでおり、こ
れに伴ってデジタルオーディオテープカセット(DAT
カセット)等の小型で高記録密度の磁気記録媒体として
の磁気テープのテープカセットが開発されている。これ
らの磁気記録媒体の収納カセットとしての磁気テープカ
セットは、AV機器用の磁気記録媒体として開発された
ものであるが、その高記録密度を利用してコンピュータ
ー機器におけるデジタルデータストレージ(DDS)の
外部記録媒体としても用いられるようになった。
【0003】この従来のデジタルオーディオテープ(D
AT)のテープカセットは、磁気テープが収納されるカ
セット本体に所要の開口部を開閉する閉塞体を備えて構
成されている。すなわち、従来のテープカセットは、図
21〜図23に示すように構成されており、図21はテ
ープカセットを分解して示し、図22はテープカセット
の外観を示し、図23はテープカセットの不使用及び使
用状態を示す。
【0004】この図21〜図23において符記号1は、
テープカセットの全体を示し、このテープカセット1の
カセット本体2は、上ハーフ3と下ハーフ4とをねじ止
め或いは融着等によって合体して箱状に形成され、この
カセット本体2内に磁気テープTが収納される。このカ
セット本体2を形成する下ハーフ4の底面部4aには、
左右一対のリール軸挿入孔5,5が形成され、このリー
ル軸挿入孔5,5上に位置して磁気テープTを巻回した
一対のリールハブ6,6が回転自在に収納配置されてい
る。リールハブ6,6に巻回された磁気テープTは、上
下から滑性シート7,7により挟んで下ハーフ4の底面
部4a上に載置されて下ハーフ4の前部両側に設けられ
た左右のテープガイド部8,8を介してカセット本体2
の前面側に導出露呈されている。
【0005】また、下ハーフ4の前部には、カセット本
体2の前面に露呈される磁気テープTの裏側に対応する
部分、すなわち、両テープガイド部8,8間に凹形状の
ローディング用ポケット部9が形成されており、テープ
カセット1を磁気記録再生装置に装填した際には、この
ポケット部9に装置側のテープローディング用のガイド
部材が侵入し、磁気テープTをカセット本体2の前方へ
引き出す(テープローディング)ようになされている。
【0006】一方、上ハーフ3には、透明窓部10が形
成されており、この透明窓部10を介してリールハブ
6,6に巻回されている磁気テープTの量を確認するこ
とができる。また、この上ハーフ3の前端部には、カセ
ット本体2の前面側の磁気テープ露出部を開閉する前面
蓋11が、その主板部11aの両端部に形成された側板
部11b,11bにおいて上下方向に回動可能に取付け
られており、テープカセット1の不使用状態では前面蓋
11によってカセット本体2の前面側の両テープガイド
部8,8間における磁気テープ露出部分が閉塞され、ま
た、テープカセット1を磁気記録再生装置に装填すると
装置側の機構によって前面蓋11が上方へ開き回動し、
磁気テープTが露出されるようになされている。この前
面蓋11の開き動作に伴いリールハブ6,6を回り止め
するロック部材12がロック解除動作される。
【0007】そして、このテープカセット1において
は、カセット本体2の下ハーフ4の底面部4aの下面側
には、開口部の閉塞体としてのスライダー13が前後方
向に摺動可能に装着されている。このスライダー13に
は下ハーフ4側のリール軸挿入孔5,5に対応してリー
ル軸挿入孔14,14が形成され、スプリング15によ
り常時前方へ付勢されており、テープカセット1の不使
用時には前方の閉じ位置にあって、カセット本体2の所
要の開口部である下ハーフ3側のリール軸挿入孔5,5
及びポケット部9を閉塞した状態にある。また、テープ
カセット1を磁気記録再生装置に装填すると装置側の機
構によってスライダー12は後方の開き位置まで摺動さ
れ、これによって下ハーフ4側のリール軸挿入孔5,5
に、リール軸挿入孔14,14が重ね合わされてこのリ
ール軸挿入孔5,5が開放されると共に、ポケット部9
が開放される。
【0008】このようにテープカセット1は、図22及
び図23のAに示すように不使用時にはカセット本体2
に対して前面蓋11とスライダー12は閉じ位置にあっ
て、カセット本体2の前面側開放部とリール軸挿入孔
5,5及びポケット部9が閉塞されてカセット本体2内
は密閉状態になり、収納される磁気テープTは塵埃等が
付着することなく保護される。
【0009】また、記録再生用テープカセットは、小型
化すると共に、記録再生用テープ、例えば磁気テープへ
の記録/再生に加えて、記録情報や磁気テープの長さ、
消去防止手段等の諸機能が備えられている。例えは、デ
ジタルビデオテープカセット等の記録再生用テープカセ
ットにおいては、これを構成する上下ハーフの所定位置
に接続端子部分を臨ませた記憶装置としての集積回路基
板(以下IC基板という)を記録再生用テープカセット
内に組み込み、このIC基板の接点端子と磁気記録再生
装置等に備えられている情報検出装置の外部端子と接続
して、IC基板のICメモリに記憶される収納テープの
記録情報を検索できるように構成した記録再生用テープ
カセットがある。
【0010】このように記憶装置としてのIC基板を組
み込んだ記録再生用テープカセット及びIC基板を図2
4〜図27に示す。図24は、記録再生用テープカセッ
トの下ハーフを示し、図25は、IC基板を示し、図2
6は、IC基板の断面を示すものである。
【0011】この記録再生用テープカセットは、図24
に示すように、カセット本体の所定位置、例えば四角形
状の下ハーフ21の後部の一方の角部分に後面と平行に
細長い領域、いわゆる所定幅の隙間部からなる基板取付
部22を設けてある。この基板取付部22の後面には、
後述するIC基板の接続端子が外方に臨む複数の接続窓
部23が形成されている。
【0012】また、この下ハーフ21においても底面部
21aにはリール軸挿入孔24,24が形成され、前面
両側にテープガイド部25,25が設けられており、こ
のテープガイド部25,25間に凹形状のローディング
用ポケット部26が形成されている。
【0013】一方、この下ハーフ21の基板取付部22
に図25及び図26に示すように構成されるIC基板2
7が組み込まれる。このIC基板27の基板部27a
は、エポキシ樹脂や他のエンジニアリングプラスチック
(POM等)で作成され、ABS樹脂等のプラスチック
により形成されているカセット本体の上下ハーフと同等
のプラスチック材料により作成される。このIC基板2
7の基板部27aの上半部、内面側に記憶素子としての
ICチップ28を実装搭載して保護層27bにより被覆
すると共に下半部の外面側に接続端子29を設けて構成
されている。
【0014】このように構成されるICチップ28を備
えたIC基板27を前述したカセット本体の下ハーフ2
1の基板取付部22に組み込むには図27のAに示すよ
うに、接続端子29を外側に向けて基板27aを基板取
付部22の両側溝部22a,22bに上方から係合させ
て押圧挿入する。このようにIC基板27を下ハーフ2
1の基板取付部22に組み込むと、図27のBに示すよ
うに、接続端子29は接続窓部23を通して外部に臨ん
だ状態となる。
【0015】このようにして、下ハーフ21にIC基板
27を組み込んだ状態で、その上部から上ハーフ(図示
せず)を被せて組立てる。すなわち、IC基板27は基
板部27aの上下端部が上下ハーフに挟み込まれた状態
でカセット本体内に組み込み固定される。
【0016】このように構成される記録再生用テープカ
セットは、磁気記録再生装置に装填することにより、装
置内に備えられた情報検出装置の検出用外部端子にIC
基板27の接続端子29が接続窓部23を通して接触さ
れる。これによりIC基板27の記憶素子28に記憶さ
れている収納磁気テープの情報の検出、すなわちアドレ
ス等の情報検索が行なわれる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たデジタルオーディオテープレコーダー(DATテープ
レコーダー)及びデジタルデータストレージ(DDS)
には、情報検出装置は搭載されておらず、従って、この
DATテープレコーダー等に使用する前述したテープカ
セットにはIC基板は組み込まれていない。そのため、
収納磁気テープの例えばアドレスの検索を行なうには、
磁気テープの一部にアドレスを書き込む方式であり、デ
ータを記録再生する場合、空きのアドレスを検索した後
に、必要なデータのアドレスを検索した状態でデータの
読み書きを行なうことになり、検索に時間を要してい
た。
【0018】また、アドレス検索エリアは磁気テープの
先端部に位置しているため、磁気テープは、必要なデー
タを読み出した後、必ず巻き戻すように構成されている
ので、ヘッドとの接触回数が増加することになってダメ
ージを受け易く、そのため、磁気テープの耐久性(使用
寿命)を縮めることになる。
【0019】また、情報記憶装置としてのIC基板を組
み込み搭載した記録再生用テープカセットにおいては、
IC基板が偏平面であるため、カセット本体への組み込
み作業において、両側端部と厚み方向を上下ハーフによ
り挟み込んで固定しようとすると、この組み込み作業中
にIC基板が上下ハーフ間から外れ易く、作業性に問題
がある。
【0020】また、このIC基板は接続端子がカセット
本体の接続窓部を通して常時露出されているため、損傷
したり、塵埃、指脂等の付着により汚損し、情報の取り
込み、読み出しが正確に行えなくなる等の問題があっ
た。
【0021】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、デジタルオーディオテープカセット(DATカセッ
ト)等の記録媒体収納カセットにおいても記憶装置とし
てのIC基板を組み込み搭載することによって、収納記
録媒体の情報データの検索時間等の短縮や耐久性を向上
させると共に組立て作業を容易に、かつ確実に行なうこ
とができると共に、IC基板の接続端子の損傷、汚損等
を確実に防止できるようにした記録媒体収納カセットを
提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、記録媒体が収納されるカセット本体に所要
の開口部を開閉する閉塞体を備えた記録媒体収納カセッ
トであって、カセット本体の閉塞体が対応する部面に所
要の情報が記憶される記憶素子装置を固定し、この記憶
素子装置の接続端子を閉塞体の開き動作により露出させ
るように構成したものである。
【0023】上記構成において、カセット本体の底面に
記憶素子装置の収納凹部を形成して記憶素子装置を収納
固定し、この接続端子を、閉塞体の開位置において露出
されるカセット本体の所要部面に配置して構成したもの
である。
【0024】また、上記構成において、カセット本体の
底面に記憶素子装置の収納凹部を形成して記憶素子装置
を収納固定し、閉塞体に開位置において記憶素子装置の
接続端子を露出させる窓部を設けて構成したものであ
る。
【0025】そして、上記構成において記憶素子装置
は、カセット本体側の記憶素子装置の収納凹部に周縁部
において固定手段を介して固定することができるもので
ある。
【0026】また、上記固定手段は、記憶素子装置の収
納凹部側に係合突子を、記憶素子装置の基板側に係合部
を形成して構成できるものであり、係合突子は押えピン
部材、溶着突子により形成できるものである。
【0027】また、上記構成において、記憶素子装置の
収納凹部には、記憶素子装置の記憶素子部が収容可能な
収容部を形成することが好ましい。
【0028】また、上記構成において、閉塞体に設けら
れる窓部は記憶素子装置の接続端子数と同数の分割窓穴
として形成することが好ましい。
【0029】以上のように構成される本発明による記録
媒体収納カセットは、記憶素子装置が備えられることに
より、収納記録媒体の情報データの検索時間等を短縮で
き、また、記憶素子装置の接続端子は、カセットの不使
用時においては閉塞体により覆われて隠蔽され、カセッ
トの使用時のみ露出されて外部接点と接触可能になる。
【0030】また、記憶素子装置は、カセット本体の底
面に形成される収納凹部に収納されて固定手段により固
定されることにより組立て作業時における脱落が防止さ
れ、組立て作業が容易に行える。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図20を参照して説明する。
【0032】この実施の形態は、本発明に係る記録媒体
収納カセットを、記録媒体として磁気テープを用い、こ
の磁気テープを密封状に収納するカセットとして構成し
たものである。そして、この実施の形態においては、こ
のカセットに記憶素子装置を組み込み、収納記録媒体の
情報データの検索を行なうことができるように構成した
ものである。
【0033】先ず、この実施の形態の記録媒体収納カセ
ットとしてのテープカセットの構造を図1〜図3を参照
して説明するに、図1は、本発明を適用した一例のテー
プカセットの一部分解して下面側から見た図であり、図
2は、図1に示すテープカセットの底面図であり、図3
は、スライダーの内面側の斜視図である。
【0034】この実施の形態のテープカセット31は、
概略構造は前述した図21〜図23に示すテープカセッ
トとほぼ同じであって、カセット本体32は、上ハーフ
33と下ハーフ34とをねじ止め或いは融着等によって
合体して箱状に形成され、このカセット本体32内に磁
気テープが収納される。このカセット本体32の下面
側、すなわち、下ハーフ34の底面部34aには、左右
一対のリール軸挿入孔35,35が形成され、このリー
ル軸挿入孔35,35上に位置して磁気テープを巻回し
た一対のリールハブ36,36が回転自在に収納配置さ
れている。この磁気テープは前述したテープカセットと
同様に上下から滑性シートにより挟まれて上下ハーフ3
3,34間に収納され、下ハーフ34の前部両側に設け
られたテープガイド部37,37を介してカセット本体
32の前面側に導出露呈されている。また、下ハーフ3
4の前部の両テープガイド部37,37間には、凹形状
のローディング用ポケット部38が形成されて磁気記録
再生装置側のテープローディング用のガイド部材が侵入
し、磁気テープをカセット本体32の前方へ引き出すよ
うになされている。
【0035】一方、上ハーフ33の前端部には、カセッ
ト本体32の前面側の磁気テープ露出部を開閉する前面
蓋39が、その主板部39aの両端部に形成された側板
部39bにおいて、上下方向に回動可能に取付けられて
おり、テープカセット31の不使用の状態では前面蓋3
9によってカセット本体32の前面側の両テープガイド
部37,37間における磁気テープ露出部分が閉塞され
る。この前面蓋39は磁気記録再生装置側の機構によっ
て上方へ開き回動し、磁気テープが露出され、この前面
蓋39の開き回動動作に伴いリールハブを回り止めする
ロック部材がロック解除動作される。
【0036】また、カセット本体32の下面側、すなわ
ち、下ハーフ34の底面部34aの下面側には、開口部
の閉塞体としてのスライダー40が前後方向に摺動可能
に装着されている。このスライダー40には、下ハーフ
34のリール軸挿入孔35,35と対応するリール軸挿
入孔41,41が形成されて、前方への摺動位置(閉じ
位置)においては、下ハーフ34のリール軸挿入孔3
5,35及びローディング用ポケット部38を閉塞し、
後方への摺動位置(開き位置)においては下ハーフ34
のリール軸挿入孔35,35をリール軸挿入孔41,4
1の対応により外部に開口させると共にポケット部38
が開放される。
【0037】このように、この実施の形態のテープカセ
ット31においても、不使用時にはカセット本体32に
対して前面蓋39とスライダー40が閉じ位置にあると
きは、カセット本体2の前面側開放部とリール軸挿入孔
35,35及びポケット部38が閉塞されてカセット本
体32内は密閉状態になり、収納される磁気テープは塵
埃等が付着することなく保護される。
【0038】そして、この実施の形態のテープカセット
31は、記録再生装置に備えられている情報検出装置の
外部端子と接続して収納磁気テープの記録情報を検索で
きるように、記憶素子装置としての集積回路基板(IC
基板)を組み込んである。
【0039】すなわち、テープカセット31のカセット
本体32の下面側に記憶素子装置としてのIC基板51
を装着し、スライダー40の開き位置において後述する
接続端子が露出されるようになされている。
【0040】このテープカセット31に組み込まれるI
C基板51は、図4〜図6に示すように、エポキシ樹脂
や他のエンジニアリングプラスチック(POM)等で作
成される基板部51aの前半部の内面側にIC搭載部面
52aを形成し、後半部の外面側に端子部面52bを形
成してある。このIC搭載部面52aには、略中央の位
置に情報を記録しておくICチップ53が搭載されて、
このICチップ53は保護層54により被覆された構造
となっており、このICチップ53は、端子部面52b
が設けられた複数の接続端子55のそれぞれと接続され
ている。
【0041】このように構成されるIC基板51は、テ
ープカセット31のカセット本体32の下面側である下
ハーフ34の底面部34aの下面側に収納される。すな
わち、下ハーフ34の底面部34aの下面側のスライダ
ー40に対応する部面に図1,図2及び図4〜図6に示
すように、IC基板51を収納する収納凹部42が設け
られて、この収納凹部42の内面側にIC基板51の保
護層53を嵌挿収容する収容部43が形成されている。
この収納凹部42はIC基板51の基板部51aががた
つくことなく嵌合される形状及び大きさで、基板部51
aの厚みとほぼ同一か、それ以上の深さに形成されてお
り、また、収容部43は、保護層54が充分な余裕をも
って嵌挿される大きさで、突当たりが生じないように図
示例では下ハーフ34の底面部34aを貫通する開口状
に形成されている。
【0042】そして、このように下ハーフ34の底面部
34aの下面側に設けられる収納凹部42にIC基板5
1が図1及び図4〜図7に示すように、下ハーフ34の
下面と略同一面上に嵌合されて固定手段44により係合
固定される。この固定手段44は、この実施の形態にお
いては、収納凹部42の内周縁部、詳しくは、収容部4
3の両側に対向する前半幅広部42aの両側縁部に先端
が鉤状のボス45,45を下ハーフ34に一体に突出形
成し、このボス45,45に対応してIC基板51の基
板部51aの両側縁部に係合孔56,56を形成して構
成されている。
【0043】このように構成される固定手段44におい
ては、下ハーフ34側の収納凹部42に突出形成される
ボス45,45は鉤状先端部45a,45aが外側に突
出した形状に形成され、IC基板51の基板部51aに
形成される係合孔56,56はボス45,45の間隔と
ほぼ同間隔で形成されるが、図7のAに示すように係合
孔56,56の幅は、ボス45,45の鉤状先端部45
a,45aの外側への突出長寸法aとほぼ等しい幅寸法
bだけ内側に拡げられている。
【0044】このように形成される下ハーフ34側の収
納凹部42にIC基板51を嵌合固定するには、前述し
たボス45,45と係合孔56,56とを係合する。こ
の係合は、図7のBに示すように、IC基板51をその
基板部51aの係合孔56,56を収納凹部42のボス
45,45に対応させて押し込むことにより、ボス4
5,45は鉤状先端部45a,45aの外面側が係合孔
56,56の外側内面の内縁により押圧されて内側に撓
むことになるが、係合孔56,56は前述のように内側
に拡げられているので、ボス45,45は撓んだ状態で
も鉤状先端部45a,45aが係合孔56,56に嵌挿
状に対応することになる。
【0045】この状態で係合孔56,56は、ボス4
5,45の鉤状先端部45a,45aを通過し、ボス4
5,45の元部に対応し、これにより、ボス45,45
は復元して鉤状先端部45a,45aは図5に示すよう
に係合孔56,56の外面側に突出して外側内面の外縁
に係合されIC基板51は下ハーフ34側の収納凹部4
2に嵌合固定される。この状態でIC基板51の保護層
54は収納凹部42の開口状収容部43に嵌挿されて基
板部51aは収納凹部42の内面に密接された状態にな
り、接続端子55は下ハーフ34の底面部34aの下面
側に表出される。
【0046】このようにIC基板51が嵌合固定された
下ハーフ34に対応して前後方向、すなわち、閉じ位置
と開き位置方向に摺動されるスライダー40には、下ハ
ーフ34に対して開き位置に摺動した状態で、IC基板
51の接続端子55に対応する接続窓部46が形成され
ており、この接続窓部46は接続端子55の数に対応し
て複数に分割して形成されている。また、このスライダ
ー40の内面側には下ハーフ34の収納凹部42に突出
形成されたIC基板51の固定用のボス45,45の接
触を防止するために凹面部47が形成されている。この
凹面部47はIC基板51との関係から接続窓部46を
囲繞して形成される。
【0047】以上のように構成されるこの実施の形態の
テープカセット31は、不使用時は、カセット本体32
の開口部、すなわち、テープガイド37,37間の前面
開口部及び下ハーフ34のリール軸挿入孔35,35、
前部のローディング用ポケット部38が前述のように前
面蓋39及びスライダー40により閉塞されて磁気テー
プを収納したカセット本体32内は密閉状態になり、収
納磁気テープはほぼ完全に保護される。
【0048】そして、カセット本体32の下面側、すな
わち、下ハーフ34の底面部34aの下面側に嵌合固定
されたIC基板51の端子部52bは、図8に示すよう
にスライダー40が閉じ位置に摺動位置としていること
により、接続窓部46が前方へずれた位置にあって、他
の部面が対応して隠蔽され、接続端子55は外部から不
用意に触れることはできず、ほぼ完全に保護される。
【0049】このテープカセット31を使用において、
磁気記録再生装置に装填すると装置側の機構によってス
ライダー40は図9に示すように後方の開き位置まで摺
動され、これによって下ハーフ34のリール軸挿入孔3
5,35に、リール軸挿入孔41,41が対応すると共
にポケット部38から前部が後退し、リール軸挿入孔3
5,35及びポケット部38が開放される。
【0050】このときスライダー40に形成された接続
窓部46がIC基板51の端子部52bに対応して、こ
の端子部52bの接続端子55が接続窓部46に臨むこ
とになって外部に露出し、この状態で図10に示すよう
に、磁気記録再生装置に備えられた検出装置(図示せ
ず)の外部端子61が接続して、IC基板51のICチ
ップ53に記録されるカセット本体32内の磁気テープ
の記録情報、例えばアドレス情報を検索することにな
る。
【0051】このように、下ハーフ34の下面側に固定
されるIC基板51は、スライダー40に接続窓部46
を設け、スライダー40の摺動動作を利用することで端
子部面52bを見ることができて、このテープカセット
31を磁気記録再生装置に装填する使用状態ではIC基
板51の接続端子55は、スライダー40の接続窓部4
6が対応して露出し、外部接続端子に接触させることが
でき、また、不使用状態では、接続端子55はスライダ
ー40によって隠蔽されて保護され、損傷や汚損が防止
される。
【0052】また、IC基板51は、下ハーフ34の底
面部34aの下面側に設けた収納凹部42に固定手段、
すなわち、ボス45,45と係合孔56,56との係合
によって固定されることにより、テープカセット31の
組立作業中においてIC基板51が不要に脱落すること
なく、組立作業が容易に、かつ、効率よく行なうことが
でき、特に自動組立てが何等の支障なく、IC基板を用
いないテープカセットと同様に行なうことができる。
【0053】そして、この実施の形態のテープカセット
31は磁気記録再生装置に装填するだけで磁気テープを
駆動走行させることなく、記録情報、例えばアドレス情
報を検索することができるので、図11のAに示すよう
に、従来、アドレス情報を磁気テープに記録していた場
合に必要であった磁気テープT上のデータエリアTdの
先端部のアドレス検索エリアTaは、同図のBに示すよ
うに不要となって磁気テープT上にはデータエリアTd
のみが形成されることになり、アドレス検索時間が大幅
に削減されると共にデータ容量が増すことになる。
【0054】すなわち、テープカセットに記憶素子装置
であるIC基板を搭載しない場合、図11のAに示すよ
うに磁気テープTの先端部にアドレス検出エリアTaが
あるため、テープカセットのイジェクト時にはテープ巻
き始めに巻き戻すことが必須となるが、この実施の形態
の如くIC基板を搭載した場合は、磁気テープの途中に
おいても、直ぐにイジェクトできるので、テープ巻き戻
し分の時間が短縮される。
【0055】そして、例えばテープ長125mのテープ
カセットでIC基板を搭載していない場合、テープの先
端部にあるアドレス検索エリア(1m以内)Taでの検
索時間として約10sec(max)を要する。このア
ドレス検索後、必要なデータエリアTdを検索するのに
通常の早送り(FF)/巻き戻し(REW)が100〜
200mm/secで行なわれることから最大で60s
ecの検索時間を要することになる。これに対して、こ
の実施の形態の如く、IC基板を搭載している場合は、
テープカセットの装填動作で瞬時に検索されるため前述
した検索時間を全く要せず、従って、検索時間が大幅に
短縮できる。
【0056】また、テープカセットにIC基板を搭載し
た場合、磁気テープにアドレス検索エリアが不要になる
ため、そのエリア分データの容量が増加する。また、ア
ドレス検出エリアに毎回、テープを巻き戻す必要がなく
なるため、磁気テープとヘッドとの接触回数やテープの
走行回数が減少し、磁気テープの耐久性向上及び信頼性
向上を図ることができる。
【0057】以上のように構成されるこの実施の形態の
テープカセット31におけるIC基板51のカセット本
体32に対する固定手段44としては、各種の形態が実
施可能である。
【0058】図12〜図14に示すIC基板51の固定
手段44の形態例では、カセット本体32の下ハーフ3
4の底面部34aの下面側に設けられる収納凹部42の
内周面部、詳しくは、収容部43の両側に相対する前半
幅広部42aの両側面部に、その外側縁部を内方に突出
して係合突縁48,48を形成し、この係合突縁48,
48の内側、すなわち、収納凹部42の内面と係合突縁
48,48の内面との間にIC基板51の基板部51a
の前半幅広部51a1 の両側縁部を挿入係合することに
より、IC基板51を収納凹部42に固定するように構
成されている。
【0059】この形態例におけるIC基板51の収納凹
部42に対する係合固定は、基板部51aの前半幅広部
51a1 の一方の側縁部を収納凹部42の一方の係合突
縁48の内側に深く挿入し、他方の側縁部を他方の係合
突縁48の内側に対向させた状態で基板部51a全体を
他方の係合突縁48方向にずらすことにより、前半幅広
部51a1 の両側縁部が両係合突縁48,48に係合さ
れる。これによりIC基板51は収納凹部42に嵌合固
定されて不要に脱落することはない。
【0060】また、図15〜図17に示すIC基板51
の固定手段44の形態例は、IC基板51を下ハーフ3
4側の収納凹部42に嵌合した状態で止めピン49によ
り止着するように構成したものである。
【0061】すなわち、この形態例においては、IC基
板51の基板部51aの周縁部の適宜部位、図示のもの
においては、前半部幅広部51a1 の両側縁部の中央及
び後半幅狭部51a2 の後縁部の中央に係合凹部57を
形成しておき、このIC基板51を下ハーフ34側の収
納凹部42に嵌合した状態で止めピン49を基板部51
の各係合凹部57に外側から挿入して収納凹部42の内
面に埋め込むことにより、IC基板51を収納凹部42
に嵌合固定するように構成されている。このように構成
することによりIC基板51は収納凹部42にほぼ完全
に嵌合固定されて不要に脱落することはない。
【0062】さらに、図18〜図20に示すIC基板5
1の固定手段44の形態例は、IC基板51を下ハーフ
34側の収納凹部42に嵌合した状態で融着により固定
するように構成したものである。
【0063】すなわち、この形態例においては、下ハー
フ34側の収納凹部42の周縁部の適宜部位、図示のも
のにおいては、前半幅広部42aの両側縁部の後側両角
及び後半幅狭部42bの後縁部の中央に一体に係合ボス
50を突出形成し、この収納凹部42側の係合ボス50
に対応してIC基板51の基板部51aの周縁部、すな
わち前半幅広部51a1 の両側縁部の後側両角部及び後
半部幅狭部51a2 の後縁部の中央に係合凹部58を形
成して固定手段44を構成している。
【0064】そして、この固定手段44によるIC基板
51の固定は、IC基板51を下ハーフ34側の収納凹
部42に、基板部51aの各係合凹部58を係合ボス5
0に係合して嵌合し、この嵌合状態で各係合ボス50の
頭部を超音波溶着ホーン62により溶融させてかしめる
ことにより、IC基板51の基板部51aが収納凹部4
2に固定される。
【0065】以上のように構成されるIC基板51の固
定手段44の各形態例においても、IC基板51はカセ
ット本体32側の収納凹部42に確実に固定されて、テ
ープカセット31の組立て作業中に不要に脱落すること
なく、作業が容易に行える。
【0066】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更し得るもので
ある。
【0067】例えば、記憶素子装置としてのIC基板を
固定する部面は、カセット本体の下面側に限ることな
く、閉塞体としてのスライダーに対応する部面であれば
カセット本体の側面側でもよい。また、このIC基板を
固定する嵌合凹部に形成するICチップの保護層の収納
部は、嵌合凹部の形成面部の厚さが大の場合は、この面
部を貫通して形成することなく凹状に形成できるもので
ある。また、IC基板の構成形状は図示のものに限るも
のではなく、固定部面の形状等に応じた形状、例えば記
憶部としてのICチップと接続端子部が離れた構成、形
状とすることができるものである。
【0068】そして、本発明は、開閉可能な閉塞体とし
てのスライダーを備えたテープカセットのみに適用され
るものではなく、ディスク状記録媒体を収納し開口部を
開閉する閉塞体としてのシャッターを備えたディスクカ
ートリッジ等にも適用されるものである。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明による記録媒体収
納カセットは、所定の開口部を開閉する閉塞体を備えた
カセット本体の閉塞体が対応する部面に、所要の情報が
記憶される記憶素子装置を固定し、この記憶素子装置の
接続端子を閉塞体の開き動作により露出させるように構
成したことにより、不使用時においては閉塞体によって
記憶素子装置は隠蔽されて接続端子が保護され、損傷、
汚損等を防止することができて、使用時においては露出
されて外部端子と確実に接触、接続することができる。
【0070】また、記憶素子装置はカセット本体に固定
手段を介して固定することにより、カセットの組立て作
業中に不要に脱落することなく、組立作業を効率よく行
なうことができる。
【0071】そして、このようにカセット本体に記憶素
子装置を固定することにより、内部に収納する記録媒体
へのアクセス時間を大幅に短縮できると共に、記録媒体
はアドレス検索エリアが不要になることによりデータ記
録容量が増加することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例のテープカセットの一部
分解した下面側からの斜視図である。
【図2】図1に示すテープカセットの下ハーフの底面図
である。
【図3】図1に示すテープカセットのスライダーの内面
側の斜視図である。
【図4】図1に示すテープカセットにIC基板を固定し
た状態の平面図である。
【図5】図4における横断面図である。
【図6】図4における縦断面図である。
【図7】図4に示すIC基板を固定する過程を説明する
説明図で、Aは固定前の状態を示し、Bは固定中途状態
を示す。
【図8】図1に示すテープカセットの不使用状態の底面
図である。
【図9】図1に示すテープカセットの使用状態の底面図
である。
【図10】図9に示すテープカセットの使用状態におけ
る要部の拡大縦断面図である。
【図11】本発明を適用したテープカセットと従来のテ
ープカセットとの磁気テープの記録状態を対比する説明
図で、Aは従来のテープカセットの磁気テープの記録状
態を示し、Bは本発明を適用したテープカセットの磁気
テープの記録状態を示す。
【図12】図1に示すテープカセットにIC基板を固定
した状態の他例の平面図である。
【図13】図12における横断面図である。
【図14】図12における縦断面図である。
【図15】図1に示すテープカセットにIC基板を固定
した状態の他例の平面図である。
【図16】図15における横断面図である。
【図17】図15における縦断面図である。
【図18】図1に示すテープカセットにIC基板を固定
した状態のさらに他例の平面図である。
【図19】図18における横断面図である。
【図20】図18における縦断面図である。
【図21】従来のDATテープカセットの分解斜視図で
ある。
【図22】図21に示すテープカセットの外観斜視図で
ある。
【図23】図21及び図22に示すテープカセットの下
面側斜視図で、Aは不使用状態、Bは使用状態を示す。
【図24】従来の他のテープカセットの下ハーフの斜視
図である。
【図25】図24に示すテープカセットに組み込むIC
基板の平面図である。
【図26】図25に示すIC基板の横断面図である。
【図27】図24に示す下ハーフに、図25に示すIC
基板を組み込む過程を説明する説明図で、AはIC基板
を組み込む前の状態を示し、BはIC基板を組み込んだ
状態を示す。
【符号の説明】
31‥‥テープカセット、32‥‥カセット本体、33
‥‥上ハーフ、34‥‥下ハーフ、34a‥‥底面部、
40‥‥スライダー、42‥‥収納凹部、43‥‥収容
部、44‥‥固定手段、45‥‥ボス、46‥‥接続窓
部、51‥‥IC基板、51a‥‥基板部、53‥‥I
Cチップ、54‥‥保護層、55‥‥接続端子、56‥
‥係合孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体が収納されるカセット本体に、
    所定の開口部を開閉する閉塞体を備えた記録媒体収納カ
    セットであって、 上記カセット本体の上記閉塞体が対応する部面に所要の
    情報が記憶される記憶素子装置を固定し、 上記記憶素子装置の接続端子を上記閉塞体の開き動作に
    より露出させるようにしたことを特徴とする記録媒体収
    納カセット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体収納カセット
    において、 上記カセット本体の底面に上記記憶素子装置の収納凹部
    を形成して上記記憶素子装置を収納固定し、上記記憶素
    子装置の接続端子を、上記閉塞体の開位置において露出
    される上記カセット本体の所要部面に配置したことを特
    徴とする記録媒体収納カセット。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の記録媒体収納カセット
    において、 上記カセット本体の底面に上記記憶素子装置の収納凹部
    を形成して上記記憶素子装置を収納固定し、上記閉塞体
    に、開位置において上記記憶素子装置の接続端子を露出
    させる窓部を設けたことを特徴とする記録媒体収納カセ
    ット。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の記録媒体収納カ
    セットにおいて、 上記記憶素子装置は上記記憶素子装置の収納凹部に、周
    縁部において固定手段を介して固定されるようにしたこ
    とを特徴とする記録媒体収納カセット。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3に記載の記録媒体収納カ
    セットにおいて、 上記記憶素子装置の収納凹部の周縁部に係合突子を突設
    し、上記記憶素子装置の基板側に係合孔部を形成して上
    記係合突子と上記係合孔部とを係合し、上記収納凹部に
    上記記憶素子装置を固定するようにしたことを特徴とす
    る記録媒体収納カセット。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の記録媒体収納カセット
    において、 上記固定手段は、上記記憶素子装置の収納凹部の周縁部
    に突設される押えピン部材と、上記記憶素子装置の基板
    側に形成される係合部とにより構成したことを特徴とす
    る記録媒体収納カセット。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の記録媒体収納カセット
    において、 上記固定手段は、上記記憶素子装置の収納凹部の周縁部
    に突設される溶着突子と、上記記憶素子装置の基板側に
    形成され、上記溶着突子に係合される係合部とにより構
    成したことを特徴とする記録媒体収納カセット。
  8. 【請求項8】 請求項2又は3に記載の記録媒体収納カ
    セットにおいて、 上記記憶素子装置の収納凹部に、上記記憶素子装置の記
    憶素子部が収容可能な収容部を形成されていることを特
    徴とする記録媒体収納カセット。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の記録媒体収納カセット
    において、 上記閉塞体に設けられる上記窓部は、上記記憶素子装置
    の接続端子数と同数の分割窓穴として形成したことを特
    徴とする記録媒体収納カセット。
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