JPH11322776A - アジスロマイシン二水和物の製造方法 - Google Patents
アジスロマイシン二水和物の製造方法Info
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- JPH11322776A JPH11322776A JP11065443A JP6544399A JPH11322776A JP H11322776 A JPH11322776 A JP H11322776A JP 11065443 A JP11065443 A JP 11065443A JP 6544399 A JP6544399 A JP 6544399A JP H11322776 A JPH11322776 A JP H11322776A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H17/00—Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H17/04—Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
- C07H17/08—Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アジスロマイシン一水和物形で単離する必要
なしに、医療上有用な抗生物質であるアジスロマイシン
二水和物を製造する方法が提供される。 【解決手段】 この新規方法は医療品の製造に重大な問
題を生起しない溶剤を用いることに在る。
なしに、医療上有用な抗生物質であるアジスロマイシン
二水和物を製造する方法が提供される。 【解決手段】 この新規方法は医療品の製造に重大な問
題を生起しない溶剤を用いることに在る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアジスロマイシンか
らアジスロマイシン二水和物の製造方法に関する。
らアジスロマイシン二水和物の製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】アジスロマイシンは、
グラム陽性菌及び若干のグラム陰性菌に対して優れた抗
菌活性を示す次式: の周知の半合成マクロライド抗生物質(米国特許第 4,4
74,768号;米国特許第4,517,359号参照)である。アジ
スロマイシンは子供及び成人における上部気道の疾患の
有用な治療剤である。
グラム陽性菌及び若干のグラム陰性菌に対して優れた抗
菌活性を示す次式: の周知の半合成マクロライド抗生物質(米国特許第 4,4
74,768号;米国特許第4,517,359号参照)である。アジ
スロマイシンは子供及び成人における上部気道の疾患の
有用な治療剤である。
【0003】アジスロマイシンは少なくとも2種の相異
なる結晶形で存在でき(国際特許第89/00576号)、即ち
通常はアジスロマイシン一水和物及びアジスロマイシン
二水和物と呼ばれる2種の形である。該結晶形はそれら
の赤外スペクトル、差動走査熱量サーモグラム及び粉末
のX線回折図形によって同定且つ識別される。
なる結晶形で存在でき(国際特許第89/00576号)、即ち
通常はアジスロマイシン一水和物及びアジスロマイシン
二水和物と呼ばれる2種の形である。該結晶形はそれら
の赤外スペクトル、差動走査熱量サーモグラム及び粉末
のX線回折図形によって同定且つ識別される。
【0004】添附の図1,図3及び図5はそれぞれアジ
スロマイシン二水和物の粉末X線回折スペクトル、赤外
スペクトル及び差動走査熱量(DSC)サーモグラムを
示す。
スロマイシン二水和物の粉末X線回折スペクトル、赤外
スペクトル及び差動走査熱量(DSC)サーモグラムを
示す。
【0005】添附の図2,図4及び図6はそれぞれアジ
スロマイシン一水和物の粉末X線回折スペクトル、赤外
スペクトル及び差動走査熱量(DSC)サーモグラムを
示す。
スロマイシン一水和物の粉末X線回折スペクトル、赤外
スペクトル及び差動走査熱量(DSC)サーモグラムを
示す。
【0006】現在市販されている薬剤は、熱力学的によ
り安定なアジスロマイシン二水和物から処方される。こ
の結晶形は国際特許第89/00576号に記載される如く、少
なくとも2モル当量の水の存在下にテトラヒドロフラン
(THF)と脂肪族炭化水素(C5 〜C7 )との混合物
から晶出することによりアジスロマイシン一水和物から
調製されていた。
り安定なアジスロマイシン二水和物から処方される。こ
の結晶形は国際特許第89/00576号に記載される如く、少
なくとも2モル当量の水の存在下にテトラヒドロフラン
(THF)と脂肪族炭化水素(C5 〜C7 )との混合物
から晶出することによりアジスロマイシン一水和物から
調製されていた。
【0007】然しながら、国際特許第89/00576号での好
ましい脂肪族炭化水素であるヘキサンは理想的な溶剤で
はなく、その毒性能力によりICH等級2に分類されて
いることに注目すべきである。それ故余り有毒でない溶
剤を用いるアジスロマイシン二水和物の製造方法に対す
る要求が存在するものである。
ましい脂肪族炭化水素であるヘキサンは理想的な溶剤で
はなく、その毒性能力によりICH等級2に分類されて
いることに注目すべきである。それ故余り有毒でない溶
剤を用いるアジスロマイシン二水和物の製造方法に対す
る要求が存在するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はアジスロマイシ
ン一水和物形を単離する必要なしにアジスロマイシン二
水和物の新規製造方法に関する。この新規な方法は医薬
品の製造に重大な問題を生じない溶剤を用いるものであ
る。
ン一水和物形を単離する必要なしにアジスロマイシン二
水和物の新規製造方法に関する。この新規な方法は医薬
品の製造に重大な問題を生じない溶剤を用いるものであ
る。
【0009】アジスロマイシンはエリスロマイシンAか
ら調製できる。このアジスロマイシン調製法は、エリス
ロマイシンAをそのオキシムに転化させ;該オキシムを
エリスロマイシンAのイミノエーテルにベックマン転位
させ;該イミノエーテルを9−デオキソ−9a−アザ−
9a−ホモエリスロマイシンに還元させ;最後に還元性
N−メチル化を行なってアジスロマイシンを得ることに
在る。
ら調製できる。このアジスロマイシン調製法は、エリス
ロマイシンAをそのオキシムに転化させ;該オキシムを
エリスロマイシンAのイミノエーテルにベックマン転位
させ;該イミノエーテルを9−デオキソ−9a−アザ−
9a−ホモエリスロマイシンに還元させ;最後に還元性
N−メチル化を行なってアジスロマイシンを得ることに
在る。
【0010】本発明の新規な方法では、塩酸の希薄水溶
液の如き酸の添加によりpH1〜5で粗製のアジスロマイ
シンを水に溶解させる。最良の結果をもたらす水の量は
粗製アジスロマイシンの3倍〜7倍(v/w) の量である
が、これらの範囲外の別の量も用い得る。同様にpHを
決定する酸に関しても制限はないが、塩酸が好ましい。
温度は通常0〜35℃である。より高い温度では生成物の
分解を生起してしまう。
液の如き酸の添加によりpH1〜5で粗製のアジスロマイ
シンを水に溶解させる。最良の結果をもたらす水の量は
粗製アジスロマイシンの3倍〜7倍(v/w) の量である
が、これらの範囲外の別の量も用い得る。同様にpHを
決定する酸に関しても制限はないが、塩酸が好ましい。
温度は通常0〜35℃である。より高い温度では生成物の
分解を生起してしまう。
【0011】こうして得られたアジスロマイシンの水溶
液に或る量のアセトンを添加して7:3〜3:7の水/
アセトンの混合物を得る。
液に或る量のアセトンを添加して7:3〜3:7の水/
アセトンの混合物を得る。
【0012】アジスロマイシン溶液のpHは次いで適当
な塩基の添加により9〜10に調整する。9〜10のpHを
確立する塩基に関しては制限がないが水酸化ナトリウム
の水溶液が好ましい。
な塩基の添加により9〜10に調整する。9〜10のpHを
確立する塩基に関しては制限がないが水酸化ナトリウム
の水溶液が好ましい。
【0013】晶出したアジスロマイシンの試薬懸濁物を
6〜30時間0〜25℃で攪拌する。この段階に要する時間
は高純度及び高収率のアジスロマイシン二水和物を得る
のに重要である。何故ならば最初は多量の又は完全に沈
澱さえするアジスロマイシン一水和物がこの時期に生起
してしまうからである。攪拌を延長するとアジスロマイ
シン一水和物形を完全に二水和物形に転化させるのに役
立つ。正確な攪拌時間は温度及び溶剤の組成に応じて決
まる。
6〜30時間0〜25℃で攪拌する。この段階に要する時間
は高純度及び高収率のアジスロマイシン二水和物を得る
のに重要である。何故ならば最初は多量の又は完全に沈
澱さえするアジスロマイシン一水和物がこの時期に生起
してしまうからである。攪拌を延長するとアジスロマイ
シン一水和物形を完全に二水和物形に転化させるのに役
立つ。正確な攪拌時間は温度及び溶剤の組成に応じて決
まる。
【0014】アジスロマイシン二水和物の収率は混合物
中に存在するアセトンの量に左右される。アセトンの量
が増大する時は収率は減少する。混合物中の水が80%よ
り多い時はアジスロマイシンはアジスロマイシン一水和
物の形で晶出してしまう。
中に存在するアセトンの量に左右される。アセトンの量
が増大する時は収率は減少する。混合物中の水が80%よ
り多い時はアジスロマイシンはアジスロマイシン一水和
物の形で晶出してしまう。
【0015】また本発明の追加の利点はアジスロマイシ
ン一水和物を7:3〜3:7の比率の水とアセトンとの
混合物に懸濁させた時且つ該懸濁物を0〜25℃の温度で
攪拌させた時にはアジスロマイシン二水和物が形成され
ることである。もう一度言えばアジスロマイシン二水和
物への完全な転化に要する時間は6〜30時間で変化し得
るが、温度に応じてこの時間より短かい又は長い時間も
必要とされるかもしれない。
ン一水和物を7:3〜3:7の比率の水とアセトンとの
混合物に懸濁させた時且つ該懸濁物を0〜25℃の温度で
攪拌させた時にはアジスロマイシン二水和物が形成され
ることである。もう一度言えばアジスロマイシン二水和
物への完全な転化に要する時間は6〜30時間で変化し得
るが、温度に応じてこの時間より短かい又は長い時間も
必要とされるかもしれない。
【0016】本発明を次の実施例により例示するが、こ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
【0017】実施例1 アジスロマイシン二水和物の製造 欧州特許第 9803945.4号に記載した如く調製した5gの
粗製アジスロマイシンを20〜25℃の温度で22.6mlの水と
2.4mlの6N塩酸とに溶解させた。この溶液に25mlのア
セトンとpHを 9.8に調節する20%(w/v) 水酸化ナトリ
ウム水溶液(2.8ml) とを添加した。20〜25℃の温度で5
時間攪拌した後に、該懸濁物を5〜0℃に冷却し、この
温度で1時間攪拌した。得られる固体を濾過により収集
し、水洗し(5℃に冷却した5mlの水で3回)、35〜40
℃で乾燥してアジスロマイシン二水和物(3.3g) を得
た。
粗製アジスロマイシンを20〜25℃の温度で22.6mlの水と
2.4mlの6N塩酸とに溶解させた。この溶液に25mlのア
セトンとpHを 9.8に調節する20%(w/v) 水酸化ナトリ
ウム水溶液(2.8ml) とを添加した。20〜25℃の温度で5
時間攪拌した後に、該懸濁物を5〜0℃に冷却し、この
温度で1時間攪拌した。得られる固体を濾過により収集
し、水洗し(5℃に冷却した5mlの水で3回)、35〜40
℃で乾燥してアジスロマイシン二水和物(3.3g) を得
た。
【0018】実施例2 アジスロマイシン二水和物の製造 5gの粗製のアジスロマイシンを20〜25℃の温度で12.6
mlの水と 2.4mlの6N塩酸とに溶解させた。この溶液に
35mlのアセトンとpHを 9.8に調整する20%(w/v) 水酸
化ナトリウム水溶液(2.8ml) とを添加した。20〜25℃の
温度で5時間攪拌した後に、該懸濁物を5〜10℃に冷却
し、この温度で1時間攪拌した。得られる固体を濾過に
より採取し、水洗し(5℃に冷却した5mlの水で3
回)、35〜40℃で乾燥させるとアジスロマイシン二水和
物(2.6g) を得た。
mlの水と 2.4mlの6N塩酸とに溶解させた。この溶液に
35mlのアセトンとpHを 9.8に調整する20%(w/v) 水酸
化ナトリウム水溶液(2.8ml) とを添加した。20〜25℃の
温度で5時間攪拌した後に、該懸濁物を5〜10℃に冷却
し、この温度で1時間攪拌した。得られる固体を濾過に
より採取し、水洗し(5℃に冷却した5mlの水で3
回)、35〜40℃で乾燥させるとアジスロマイシン二水和
物(2.6g) を得た。
【0019】実施例3 アジスロマイシン二水和物の製造 5gの粗製のアジスロマイシンを、20〜25℃の温度で3
2.6mlの水と 2.4mlの6N塩酸とに溶解させた。この溶
液に15mlのアセトンとpHを 9.8に調整する20%(w/v)
水酸化ナトリウム水溶液(2.8ml) とを添加した。20〜25
℃の温度で29時間攪拌した後に、該懸濁物を5〜0℃に
冷却し、この温度で1時間攪拌した。得られる固体を濾
過により収集し、水洗し(5℃に冷却した5mlの水で3
回)、35〜40℃で乾燥させてアジスロマイシン二水和物
(4.6g) を得た。
2.6mlの水と 2.4mlの6N塩酸とに溶解させた。この溶
液に15mlのアセトンとpHを 9.8に調整する20%(w/v)
水酸化ナトリウム水溶液(2.8ml) とを添加した。20〜25
℃の温度で29時間攪拌した後に、該懸濁物を5〜0℃に
冷却し、この温度で1時間攪拌した。得られる固体を濾
過により収集し、水洗し(5℃に冷却した5mlの水で3
回)、35〜40℃で乾燥させてアジスロマイシン二水和物
(4.6g) を得た。
【0020】実施例4 アジスロマイシン一水和物の製造 欧州特許第 9803945.4号に記載の如く調製した5gの粗
製アジスロマイシンを、20〜25℃の温度で37.6mlの水と
2.4mlの6N塩酸とに溶解させた。この溶液に10mlのア
セトンとpHを 9.8に調節する20%(w/v) 水酸化ナトリ
ウム水溶液とを添加した。20〜25℃の温度で4時間攪拌
した後に該懸濁物を5〜0℃に冷却し、この温度で1時
間攪拌した。得られる固体を濾過により収集し、水洗し
(5℃に冷却した5mlの水で3回)、35〜40℃で乾燥さ
せるとアジスロマイシン一水和物(4.6g) を得た。
製アジスロマイシンを、20〜25℃の温度で37.6mlの水と
2.4mlの6N塩酸とに溶解させた。この溶液に10mlのア
セトンとpHを 9.8に調節する20%(w/v) 水酸化ナトリ
ウム水溶液とを添加した。20〜25℃の温度で4時間攪拌
した後に該懸濁物を5〜0℃に冷却し、この温度で1時
間攪拌した。得られる固体を濾過により収集し、水洗し
(5℃に冷却した5mlの水で3回)、35〜40℃で乾燥さ
せるとアジスロマイシン一水和物(4.6g) を得た。
【0021】実施例5 アジスロマイシン一水和物のアジスロマイシン二水和物
への転化 アジスロマイシン一水和物(5g)を50mlの水/アセト
ン(30:70)に懸濁させ、25〜25℃で24時間攪拌した。
得られた固体を濾過により収集し、35〜40℃で乾燥させ
るとアジスロマイシン二水和物(4.8g) を得た。
への転化 アジスロマイシン一水和物(5g)を50mlの水/アセト
ン(30:70)に懸濁させ、25〜25℃で24時間攪拌した。
得られた固体を濾過により収集し、35〜40℃で乾燥させ
るとアジスロマイシン二水和物(4.8g) を得た。
【図1】アジスロマイシン二水和物の粉末X線回折スペ
クトルを示すグラフである。
クトルを示すグラフである。
【図2】アジスロマイシン一水和物の粉末X線回折スペ
クトルを示すグラフである。
クトルを示すグラフである。
【図3】アジスロマイシン二水和物の赤外スペクトルを
示すグラフ(透過率%/波数)である。
示すグラフ(透過率%/波数)である。
【図4】アジスロマイシン一水和物の赤外スペクトルを
示すグラフ(透過率%/波数)である。
示すグラフ(透過率%/波数)である。
【図5】アジスロマイシン二水和物の差動走査熱量サー
モグラムを示すグラフである。
モグラムを示すグラフである。
【図6】アジスロマイシン一水和物の差動走査熱量サー
モグラムを示すグラフである。
モグラムを示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨン バンダラ ポルトガル共和国 2670−414 ロウレス, ルア アルダ フルタド 5,3エスク
Claims (13)
- 【請求項1】 アジスロマイシンの水溶液に塩基を添加
してアジスロマイシン二水和物を晶出させることからな
り、該水溶液は1〜5のpHを有し且つアセトンを含有
するものとする、アジスロマイシンからアジスロマイシ
ン二水和物の製造方法。 - 【請求項2】 前記の水溶液はアジスロマイシンをpH1
〜5の酸性化した水に溶解させ次いでアセトンを添加す
ることにより形成する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記の水溶液はアジスロマイシンの水溶
液に酸を添加して 1.0〜 5.0のpHを与え続いてアセト
ンを添加することにより形成する請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 水溶液のpHは 3.0〜 5.0である請求項
1,2又は3記載の方法。 - 【請求項5】 水溶液のpHは実質的に5である請求項
4記載の方法。 - 【請求項6】 水溶液は酢酸又は塩酸を含有する請求項
1〜5の何れかに記載の方法。 - 【請求項7】 水溶液はアジスロマイシンの重量の3〜
7倍の容量の水を含有する請求項1〜6の何れかに記載
の方法。 - 【請求項8】 該水溶液は粗製のアジスロマイシンを含
有してなる請求項1〜7の何れかに記載の方法。 - 【請求項9】 該水溶液はアジスロマイシン一水和物を
含有してなる請求項1〜8の何れかに記載の方法。 - 【請求項10】 該水溶液中のアセトン:水の重量比は
7:3〜3:7、好ましくは1:1〜1:2である請求
項1〜9の何れかに記載の方法。 - 【請求項11】 塩基は水酸化ナトリウムである請求項
1〜10の何れかに記載の方法。 - 【請求項12】 塩基の添加後に、こうして形成された
懸濁物を6〜30時間0°〜25℃で攪拌する請求項1〜11
の何れかに記載の方法。 - 【請求項13】 3:7〜7:3のアセトン:水の重量
比の水とアセトンとの混合物にアジスロマイシン一水和
物を懸濁させ、該懸濁物を0°〜25℃で攪拌することか
らなる、アジスロマイシン一水和物からアジスロマイシ
ン二水和物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PT102130A PT102130A (pt) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | Processo de preparacao de dihidrato de azitromicina |
PT102,130 | 1998-03-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11322776A true JPH11322776A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=20085748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11065443A Pending JPH11322776A (ja) | 1998-03-13 | 1999-03-11 | アジスロマイシン二水和物の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0941999A3 (ja) |
JP (1) | JPH11322776A (ja) |
KR (1) | KR19990077826A (ja) |
CN (1) | CN1232037A (ja) |
AU (1) | AU1952599A (ja) |
CA (1) | CA2265412A1 (ja) |
HU (1) | HUP9900550A3 (ja) |
NO (1) | NO991204L (ja) |
PT (1) | PT102130A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011162553A (ja) * | 2003-09-04 | 2011-08-25 | Wockhardt Ltd | ベンゾキノリジン−2−カルボン酸アルギニン塩四水和物 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
HRP20020231A2 (en) | 2002-03-18 | 2003-12-31 | Pliva D D | ISOSTRUCTURAL PSEUDOPOLYMORPHS OF 9-DEOXO-9a-AZA-9a-METHYL-9a-HOMOERYTHROMYCIN A |
DE60029589T2 (de) | 1999-06-29 | 2007-07-19 | Sandoz Ag | Verfahren zur herstellung von azithromycin |
ES2177373B1 (es) | 1999-11-26 | 2003-11-01 | Astur Pharma Sa | Preparacion de azitromicina en su forma no cristalina |
EP1246831B1 (en) * | 2000-01-04 | 2008-03-05 | Teva Pharmaceutical Industries Ltd. | Preparation method of azithromycin dihydrate |
ES2162764B1 (es) * | 2000-05-17 | 2003-04-01 | Ercros Ind Sa | Forma polimorfica del dihidrato de azitromicina, y su procedimiento deobtencion. |
JP2004519430A (ja) * | 2000-11-27 | 2004-07-02 | バイオケミ・エセ・ア | マクロライドの溶媒和物 |
CN100341886C (zh) * | 2000-11-27 | 2007-10-10 | 桑多斯股份公司 | 大环内酯类化合物的溶剂化物 |
IN190080B (ja) * | 2001-01-29 | 2003-06-07 | Alembic Ltd | |
KR100491183B1 (ko) * | 2001-03-21 | 2005-05-25 | 한미약품 주식회사 | 아지트로마이신의 제조방법 및 이 방법에 사용되는9-데옥소-9에이-아자-9에이-호모에리트로마이신 에이의결정성 수화물 |
KR100431431B1 (ko) * | 2001-04-25 | 2004-05-14 | 한미약품 주식회사 | 아지트로마이신 수화물의 1,2-프로필렌글리콜 내포화합물,그의 제조방법 및 그의 약학적 조성물 |
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