JPH11291013A - ダイカスト鋳造に用いる金型用ガス抜き装置 - Google Patents
ダイカスト鋳造に用いる金型用ガス抜き装置Info
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- JPH11291013A JPH11291013A JP9464298A JP9464298A JPH11291013A JP H11291013 A JPH11291013 A JP H11291013A JP 9464298 A JP9464298 A JP 9464298A JP 9464298 A JP9464298 A JP 9464298A JP H11291013 A JPH11291013 A JP H11291013A
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- mold
- gas
- exhaust passage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大量のガスを迅速に抜くことができると共
に、溶湯による目詰まり事故の発生をほとんどなくする
ことができ、且つガス抜き動作の確認を外部から容易に
視認することができ、更に設置する向きの制約を受ける
ことがないようにする。 【解決手段】 可動側ブロック3aと固定側ブロック3
bの衝合せ面5に、金型キャビティ2に通じるオーバー
フローランナー6とベントランナー7を形成し、可動側
ブロックには前記ベントランナーの終端位置に前記衝合
せ面から内部を通って外部に通じる排気通路8を形成す
ると共に、オーバーフローランナーの終端部分にオーバ
ーフローランナーを上昇してきた溶湯に押圧されて摺動
する弁棒9の受圧端9cを臨ませ、排気通路8を上記弁
棒の摺動動作により開閉自在ならしめ、且つ弁棒の先端
側9bを可動側ブロックの外部から突出させると共に弁
棒をその受圧端9c方へ付勢させた。
に、溶湯による目詰まり事故の発生をほとんどなくする
ことができ、且つガス抜き動作の確認を外部から容易に
視認することができ、更に設置する向きの制約を受ける
ことがないようにする。 【解決手段】 可動側ブロック3aと固定側ブロック3
bの衝合せ面5に、金型キャビティ2に通じるオーバー
フローランナー6とベントランナー7を形成し、可動側
ブロックには前記ベントランナーの終端位置に前記衝合
せ面から内部を通って外部に通じる排気通路8を形成す
ると共に、オーバーフローランナーの終端部分にオーバ
ーフローランナーを上昇してきた溶湯に押圧されて摺動
する弁棒9の受圧端9cを臨ませ、排気通路8を上記弁
棒の摺動動作により開閉自在ならしめ、且つ弁棒の先端
側9bを可動側ブロックの外部から突出させると共に弁
棒をその受圧端9c方へ付勢させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイカスト鋳造
法、特に、型閉め後に金型キャビティ内の空気等の気体
を吸引減圧しその状態でもって金型キャビティ内に溶湯
を供給する真空ダイカスト法(GF法)や、射出スリー
ブ及び金型キャビティ内の空気等の気体を酸素ガスと置
換しその状態でもって金型キャビティ内に溶湯を供給す
る酸素雰囲気ダイカスト法(PF法)等を実施するのに
適したダイカスト鋳造法に用いると有用なダイカスト金
型用ガス抜き装置に関するものである。
法、特に、型閉め後に金型キャビティ内の空気等の気体
を吸引減圧しその状態でもって金型キャビティ内に溶湯
を供給する真空ダイカスト法(GF法)や、射出スリー
ブ及び金型キャビティ内の空気等の気体を酸素ガスと置
換しその状態でもって金型キャビティ内に溶湯を供給す
る酸素雰囲気ダイカスト法(PF法)等を実施するのに
適したダイカスト鋳造法に用いると有用なダイカスト金
型用ガス抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の真空ダイカスト法(GF法)で
は、金型キャビティ内の空気等の気体を真空バルブ(G
Fバルブ)を通してむやみに吸引減圧していただけであ
るため、鋳造の際に金型キャビティからオーバーフロー
してきた溶湯がガス抜き装置のエアベントに薄い鋳バリ
となって残留したり真空バルブ(GFバルブ)等に侵入
して動作不良を起こしやすいなどの不具合があった。
は、金型キャビティ内の空気等の気体を真空バルブ(G
Fバルブ)を通してむやみに吸引減圧していただけであ
るため、鋳造の際に金型キャビティからオーバーフロー
してきた溶湯がガス抜き装置のエアベントに薄い鋳バリ
となって残留したり真空バルブ(GFバルブ)等に侵入
して動作不良を起こしやすいなどの不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な不具
合に鑑みてなされたものであり、大量のガスを迅速に抜
くことが可能であると共に、溶湯による目詰まり事故の
発生をほとんどなくすることができ、且つガス抜き動作
の確認を外部から容易に視認することができ、更に設置
する向きの制約を受けることがないダイカスト金型用ガ
ス抜き装置を提供せんとするものである。
合に鑑みてなされたものであり、大量のガスを迅速に抜
くことが可能であると共に、溶湯による目詰まり事故の
発生をほとんどなくすることができ、且つガス抜き動作
の確認を外部から容易に視認することができ、更に設置
する向きの制約を受けることがないダイカスト金型用ガ
ス抜き装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発
明のダイカスト金型用ガス抜き装置は、可動型側に設置
される可動側ブロックと固定型側に設置される固定側ブ
ロックの衝合せ面に、金型キャビティに通じるオーバー
フローランナーと,該オーバーフローランナーに通じる
ベントランナーを形成せしめ、且つ上記可動側ブロック
には前記ベントランナーの終端位置に前記衝合せ面から
内部を通って外部に通じる排気通路を形成すると共に、
前記オーバーフローランナーの終端部分に前記オーバー
フローランナーを上昇してきた溶湯に押圧されて摺動す
る弁棒の受圧端を臨ませ、前記排気通路を上記弁棒の摺
動動作により開閉自在ならしめた事を特徴としたもので
ある。この際、前記弁棒の先端側を前記可動側ブロック
の外部から突出させたり、前記弁棒をその受圧端方へ付
勢させたり、更に前記排気通路からエアーブロー用通路
を分岐せしめることが好ましい。
明のダイカスト金型用ガス抜き装置は、可動型側に設置
される可動側ブロックと固定型側に設置される固定側ブ
ロックの衝合せ面に、金型キャビティに通じるオーバー
フローランナーと,該オーバーフローランナーに通じる
ベントランナーを形成せしめ、且つ上記可動側ブロック
には前記ベントランナーの終端位置に前記衝合せ面から
内部を通って外部に通じる排気通路を形成すると共に、
前記オーバーフローランナーの終端部分に前記オーバー
フローランナーを上昇してきた溶湯に押圧されて摺動す
る弁棒の受圧端を臨ませ、前記排気通路を上記弁棒の摺
動動作により開閉自在ならしめた事を特徴としたもので
ある。この際、前記弁棒の先端側を前記可動側ブロック
の外部から突出させたり、前記弁棒をその受圧端方へ付
勢させたり、更に前記排気通路からエアーブロー用通路
を分岐せしめることが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を
図面に基づいて説明する。本発明に係るガス抜き装置A
は、金型1の可動型1a側に設置される可動側ブロック
3aと固定型1b側に設置される固定側ブロック3bと
で構成され、金型(可動型1a及び固定型1b)1の型
合わせ面1cにおける上部位置や側部位置等に形成した
設置凹部4a,4b内或いは金型(可動型1a及び固定
型1b)1の外周面上に設置され、金型(可動型1a及
び固定型1b)1の型開閉動作と一体になって開閉動作
する。尚、固定側ブロック3bは、固定型1bの型合わ
せ面に代替えさせることも可能である。
図面に基づいて説明する。本発明に係るガス抜き装置A
は、金型1の可動型1a側に設置される可動側ブロック
3aと固定型1b側に設置される固定側ブロック3bと
で構成され、金型(可動型1a及び固定型1b)1の型
合わせ面1cにおける上部位置や側部位置等に形成した
設置凹部4a,4b内或いは金型(可動型1a及び固定
型1b)1の外周面上に設置され、金型(可動型1a及
び固定型1b)1の型開閉動作と一体になって開閉動作
する。尚、固定側ブロック3bは、固定型1bの型合わ
せ面に代替えさせることも可能である。
【0006】そして、可動側ブロック3aと固定側ブロ
ック3bの衝合せ面5には、金型キャビティ2に通じる
オーバーフローランナー6と、このオーバーフローラン
ナー6に通じるベントランナー7が形成される。
ック3bの衝合せ面5には、金型キャビティ2に通じる
オーバーフローランナー6と、このオーバーフローラン
ナー6に通じるベントランナー7が形成される。
【0007】オーバーフローランナー6は、金型キャビ
ティ2内の空気や酸素ガス等の気体及び金型キャビティ
2をオーバーフローして上昇してきた溶湯を本装置A内
に導くための通路であり、空気等の気体や酸素ガス及び
溶湯が容易に通過し得る大きさの断面積を有する適当な
長さに形成し、金型(可動型1aと固定型1b)1の型
合わせ面1cに形成されたオーバーフロー通路(湯溜り
やエアベント)1dに連通接続される。そして、このオ
ーバーフローランナー6の終端位置からベントランナー
7を分岐させると共に、オーバーフローランナー6の延
長線上にあってベントランナー7との分岐部分に、オー
バーフローランナー6を上昇してきた溶湯に押圧されて
摺動する弁棒9の受圧端9cを臨ませる。
ティ2内の空気や酸素ガス等の気体及び金型キャビティ
2をオーバーフローして上昇してきた溶湯を本装置A内
に導くための通路であり、空気等の気体や酸素ガス及び
溶湯が容易に通過し得る大きさの断面積を有する適当な
長さに形成し、金型(可動型1aと固定型1b)1の型
合わせ面1cに形成されたオーバーフロー通路(湯溜り
やエアベント)1dに連通接続される。そして、このオ
ーバーフローランナー6の終端位置からベントランナー
7を分岐させると共に、オーバーフローランナー6の延
長線上にあってベントランナー7との分岐部分に、オー
バーフローランナー6を上昇してきた溶湯に押圧されて
摺動する弁棒9の受圧端9cを臨ませる。
【0008】ベントランナー7は、オーバーフローラン
ナー6から上昇してきた金型キャビティ2内の空気や酸
素ガス等の気体を通過させて排気通路8に導くと同時に
オーバーフローランナー6から上昇してきた溶湯を凝固
させるための通路であり、オーバーフローランナー6か
ら上昇してきた溶湯が排気通路8の入口8aに到達する
前に、その排気通路8の入口8aをオーバーフローラン
ナー6から上昇してきた溶湯で押圧される弁棒9で塞ぐ
ことが可能な時間を稼ぐことができるように、オーバー
フローランナー6の終端位置より排気通路8の入口8a
にわたって迂回させたり途中から分岐させる等適当な形
状に形成してなる。
ナー6から上昇してきた金型キャビティ2内の空気や酸
素ガス等の気体を通過させて排気通路8に導くと同時に
オーバーフローランナー6から上昇してきた溶湯を凝固
させるための通路であり、オーバーフローランナー6か
ら上昇してきた溶湯が排気通路8の入口8aに到達する
前に、その排気通路8の入口8aをオーバーフローラン
ナー6から上昇してきた溶湯で押圧される弁棒9で塞ぐ
ことが可能な時間を稼ぐことができるように、オーバー
フローランナー6の終端位置より排気通路8の入口8a
にわたって迂回させたり途中から分岐させる等適当な形
状に形成してなる。
【0009】尚、ベントランナー7の部分には、このベ
ントランナー7内で凝固した鋳バリmを押し出すための
押出しピン10を、可動側ブロック3aの背面側から衝
合せ面5に向けて、ベントランナー7の形状に応じて1
個ないし複数個を配置せしめる。
ントランナー7内で凝固した鋳バリmを押し出すための
押出しピン10を、可動側ブロック3aの背面側から衝
合せ面5に向けて、ベントランナー7の形状に応じて1
個ないし複数個を配置せしめる。
【0010】排気通路8は、オーバーフローランナー6
からベントランナー7を通って来た金型キャビティ2内
の空気や酸素ガス等の気体を本装置Aの外部に排出させ
るための通路であり、可動側ブロック2の衝合せ面5に
入口8aを開口形成し、内部を通って可動側ブロック3
aの側面又は上面の外部にわたって穿ち形成してなる。
からベントランナー7を通って来た金型キャビティ2内
の空気や酸素ガス等の気体を本装置Aの外部に排出させ
るための通路であり、可動側ブロック2の衝合せ面5に
入口8aを開口形成し、内部を通って可動側ブロック3
aの側面又は上面の外部にわたって穿ち形成してなる。
【0011】また、排気通路8には、その中途部から可
動側ブロック3aの外部に通じるようにエアーブロー用
通路11を分岐せしめ、エアーブロー用通路11の外部
接続口11aに圧搾エアー源を接続させるようにする。
尚、図中1eは、エアーブロー用通路11の外部接続口
11aを収容するための可動型1aに形成された凹部で
ある。
動側ブロック3aの外部に通じるようにエアーブロー用
通路11を分岐せしめ、エアーブロー用通路11の外部
接続口11aに圧搾エアー源を接続させるようにする。
尚、図中1eは、エアーブロー用通路11の外部接続口
11aを収容するための可動型1aに形成された凹部で
ある。
【0012】弁棒9は、排気通路8の入口8aを開閉す
ると同時に排気通路8の開閉を外部から確認できるよう
にするためのものであり、細長い棒形状に形成すると共
に、中途部に他の部分よりもやや大径状に形成した開閉
弁部9aを形成してなり、排気通路8の中途部分を貫通
しオーバーフローランナー6の終端に向けて穿設された
弁設置穴12内に上下摺動自在に設置すると共に、先端
側9bを可動側ブロック3aの外部(図示実施例では、
エアーシリンダ13の上面)に突出させ、上記開閉弁部
9aが排気通路8の入口8a近傍に位置し、受圧端9c
がオーバーフローランナー6の終端部分に位置するよう
に配置する。この際、弁棒9の外周面に潤滑剤をブロー
(吹き付け塗布)できるように、図示実施例のごとく、
弁棒9の外周面と弁設置穴12の内周面との間に適当な
空間15を設けると共に、弁設置穴12と連通させてブ
ロー用通路16を設けることが好ましい。そうすれば、
弁棒9の外周面に潤滑剤をブロー(吹き付け塗布)でき
るだけでなく、弁棒9の冷却を図ることができる。
ると同時に排気通路8の開閉を外部から確認できるよう
にするためのものであり、細長い棒形状に形成すると共
に、中途部に他の部分よりもやや大径状に形成した開閉
弁部9aを形成してなり、排気通路8の中途部分を貫通
しオーバーフローランナー6の終端に向けて穿設された
弁設置穴12内に上下摺動自在に設置すると共に、先端
側9bを可動側ブロック3aの外部(図示実施例では、
エアーシリンダ13の上面)に突出させ、上記開閉弁部
9aが排気通路8の入口8a近傍に位置し、受圧端9c
がオーバーフローランナー6の終端部分に位置するよう
に配置する。この際、弁棒9の外周面に潤滑剤をブロー
(吹き付け塗布)できるように、図示実施例のごとく、
弁棒9の外周面と弁設置穴12の内周面との間に適当な
空間15を設けると共に、弁設置穴12と連通させてブ
ロー用通路16を設けることが好ましい。そうすれば、
弁棒9の外周面に潤滑剤をブロー(吹き付け塗布)でき
るだけでなく、弁棒9の冷却を図ることができる。
【0013】さらに、この弁棒9は、軸方向に沿ってそ
の受圧端9c方へ付勢させるようにする。即ち、弁棒9
がオーバーフローランナー6から上昇してきた溶湯で押
し上げられた後に元の位置に復帰し得るように、その受
圧端9c方へ軸方向に沿って比較的弱い力でもって付勢
させるものである。具体的には、図示実施例の場合、弁
棒9を、開閉弁部9aを備えた弁本体91と、エアーシ
リンダ13の加圧室13aに臨ませた被加圧部材92と、
上記弁本体91と被加圧部材92とを連結するための連
結管93と、弁本体91に連結されてエアーシリンダ1
3の上面から突出動する確認ピン94とで形成せしめ、
エアーシリンダ13のエアー圧でもって被加圧部材92
を常時加圧することにより、弁棒9全体をその受圧端9
c方へ付勢させるように構成したものである。この実施
例の場合、エアーシリンダ13に代えて皿バネやコイル
スプリング等の弾性部材を使用することが可能である。
尚、図中14は排気通路8の外部接続口8cを穿設し可
動側ブロック3aの上面3a’上に固着された補助ブロ
ックを示す。
の受圧端9c方へ付勢させるようにする。即ち、弁棒9
がオーバーフローランナー6から上昇してきた溶湯で押
し上げられた後に元の位置に復帰し得るように、その受
圧端9c方へ軸方向に沿って比較的弱い力でもって付勢
させるものである。具体的には、図示実施例の場合、弁
棒9を、開閉弁部9aを備えた弁本体91と、エアーシ
リンダ13の加圧室13aに臨ませた被加圧部材92と、
上記弁本体91と被加圧部材92とを連結するための連
結管93と、弁本体91に連結されてエアーシリンダ1
3の上面から突出動する確認ピン94とで形成せしめ、
エアーシリンダ13のエアー圧でもって被加圧部材92
を常時加圧することにより、弁棒9全体をその受圧端9
c方へ付勢させるように構成したものである。この実施
例の場合、エアーシリンダ13に代えて皿バネやコイル
スプリング等の弾性部材を使用することが可能である。
尚、図中14は排気通路8の外部接続口8cを穿設し可
動側ブロック3aの上面3a’上に固着された補助ブロ
ックを示す。
【0014】而して、本ガス抜き装置Aの使用に際し、
可動側ブロック3aを金型1の可動型1a側に設置し固
定側ブロック3bを金型1の固定型1b側に設置して、
排気通路8の外部接続口8cに気体流量計(ガスメータ
ー)B及び真空ポンプを接続させれば、金型キャビティ
2内の空気やガスを吸引減圧して鋳造する真空ダイカス
ト法を実施するためのガス抜き減圧装置となり、また排
気通路8の外部接続口8cに気体流量計(ガスメータ
ー)または酸素ガス濃度計Bを接続させれば、射出スリ
ーブと金型キャビティ2内の空気等の気体を酸素ガスと
置換して鋳造する酸素雰囲気ダイカスト法を実施するた
めの酸素ガス置換ガス抜き装置となる。
可動側ブロック3aを金型1の可動型1a側に設置し固
定側ブロック3bを金型1の固定型1b側に設置して、
排気通路8の外部接続口8cに気体流量計(ガスメータ
ー)B及び真空ポンプを接続させれば、金型キャビティ
2内の空気やガスを吸引減圧して鋳造する真空ダイカス
ト法を実施するためのガス抜き減圧装置となり、また排
気通路8の外部接続口8cに気体流量計(ガスメータ
ー)または酸素ガス濃度計Bを接続させれば、射出スリ
ーブと金型キャビティ2内の空気等の気体を酸素ガスと
置換して鋳造する酸素雰囲気ダイカスト法を実施するた
めの酸素ガス置換ガス抜き装置となる。
【0015】即ち、排気通路8の外部接続口8cに気体
流量計(ガスメーター)B及び真空ポンプを接続させた
場合には、金型(可動型1a及び固定型1b)1を型締
めして可動側ブロック3aと固定側ブロック3bを衝き
合せた後、真空ポンプを動作させると、金型キャビティ
2内の空気等の気体が金型1のオーバーフロー通路1d
からオーバーフローランナー6を通って、ベントランナ
ー7→排気通路8(の入口8a→外部接続口8c)と順
に通過して外部に排出され、金型キャビティ2内が減圧
される。そして、外部に排出される空気等の気体の排出
量が設定値(例えば、金型キャビティの容積+α)にな
ると、気体流量計(ガスメーター)Bに電気的に接続さ
れた比較器Cからダイカスト機の射出装置に信号が発信
され、真空ポンプによる減圧動作が停止すると同時に、
ダイカスト機の射出装置が射出動作を開始する。
流量計(ガスメーター)B及び真空ポンプを接続させた
場合には、金型(可動型1a及び固定型1b)1を型締
めして可動側ブロック3aと固定側ブロック3bを衝き
合せた後、真空ポンプを動作させると、金型キャビティ
2内の空気等の気体が金型1のオーバーフロー通路1d
からオーバーフローランナー6を通って、ベントランナ
ー7→排気通路8(の入口8a→外部接続口8c)と順
に通過して外部に排出され、金型キャビティ2内が減圧
される。そして、外部に排出される空気等の気体の排出
量が設定値(例えば、金型キャビティの容積+α)にな
ると、気体流量計(ガスメーター)Bに電気的に接続さ
れた比較器Cからダイカスト機の射出装置に信号が発信
され、真空ポンプによる減圧動作が停止すると同時に、
ダイカスト機の射出装置が射出動作を開始する。
【0016】射出装置のプランジャチップが前進動作し
て、射出スリーブ内の溶湯が金型キャビティ2に射出さ
れると、その大部分は金型キャビティ2内に充填される
が、金型キャビティからオーバーフローした溶湯は金型
1のオーバーフロー通路1dからオーバーフローランナ
ー6を上昇して来て、弁棒9の先端9cに衝突すると共
に、ベントランナー7内に進入する。そして、弁棒9の
先端9cに衝突した溶湯は、その勢いでもって弁棒9を
上方に押し上げる。すると弁棒9の開閉弁部9aが排気
通路8の入口8a上に移動して、排気通路8が弁棒9で
閉鎖される。一方、ベントランナー7内に進入した溶湯
は、最終的に排気通路8の入口8a内に溜まりせき止め
られる。(図4参照)。
て、射出スリーブ内の溶湯が金型キャビティ2に射出さ
れると、その大部分は金型キャビティ2内に充填される
が、金型キャビティからオーバーフローした溶湯は金型
1のオーバーフロー通路1dからオーバーフローランナ
ー6を上昇して来て、弁棒9の先端9cに衝突すると共
に、ベントランナー7内に進入する。そして、弁棒9の
先端9cに衝突した溶湯は、その勢いでもって弁棒9を
上方に押し上げる。すると弁棒9の開閉弁部9aが排気
通路8の入口8a上に移動して、排気通路8が弁棒9で
閉鎖される。一方、ベントランナー7内に進入した溶湯
は、最終的に排気通路8の入口8a内に溜まりせき止め
られる。(図4参照)。
【0017】然る後、金型キャビティ2内の溶湯が所定
時間冷却されて凝固すると、オーバーフローランナー6
から排気通路8の入口8aの内部に至る溶湯も凝固する
ので、金型1を型開きして可動側ブロック3aを固定側
ブロック3bから分離した後、各押出しピン10を同時
に前進動作させて鋳バリmを鋳造製品と共に押し出し除
去する。(図5参照)。
時間冷却されて凝固すると、オーバーフローランナー6
から排気通路8の入口8aの内部に至る溶湯も凝固する
ので、金型1を型開きして可動側ブロック3aを固定側
ブロック3bから分離した後、各押出しピン10を同時
に前進動作させて鋳バリmを鋳造製品と共に押し出し除
去する。(図5参照)。
【0018】その後、弁棒9はエアシリンダー16を動
作させるか自重により元の位置に押し下げられる。他
方、エアーブロー用通路17から圧搾エアーを吹き込ん
で排気通路8の入口8a等に残っていた鋳バリを除去す
ると共に、金型キャビティ2と一緒に可動側ブロック3
aと固定側ブロック3bの衝合せ面5をエアブローし
て、再び金型1a,1bを型締めし可動側ブロック3a
と固定側ブロック3bを衝合させ、以下、上述した動作
を繰り返す。
作させるか自重により元の位置に押し下げられる。他
方、エアーブロー用通路17から圧搾エアーを吹き込ん
で排気通路8の入口8a等に残っていた鋳バリを除去す
ると共に、金型キャビティ2と一緒に可動側ブロック3
aと固定側ブロック3bの衝合せ面5をエアブローし
て、再び金型1a,1bを型締めし可動側ブロック3a
と固定側ブロック3bを衝合させ、以下、上述した動作
を繰り返す。
【0019】また、排気通路8の外部接続口8cに気体
流量計(ガスメーター)や酸素ガス濃度計Bを接続させ
た場合には、金型1を型締めし可動側ブロック3aと固
定側ブロック3bを衝き合せた後、射出スリーブ内に酸
素ガスを吹き込む。すると、射出スリーブ及び金型キャ
ビティ内の空気やガスが酸素ガスで押し出されて置換さ
れ、空気やガスと共に余剰の酸素ガスがオーバーフロー
ランナー6から排気通路8を通って外部に排出されるの
で、その排出量を気体流量計(ガスメーター)で計測す
るか或いは酸素ガス濃度計Bで酸素ガスの濃度を測定す
ることにより酸素ガスの置換量を検知し、これら空気等
の気体の排出量又は酸素ガス濃度が設定値になったら、
酸素ガスの供給を停止すると同時に、ダイカスト機の射
出装置を動作させる。そして以下、上述した排気通路8
の外部接続口8cに真空ポンプを接続させた場合と同様
の動作を繰り返すものである。
流量計(ガスメーター)や酸素ガス濃度計Bを接続させ
た場合には、金型1を型締めし可動側ブロック3aと固
定側ブロック3bを衝き合せた後、射出スリーブ内に酸
素ガスを吹き込む。すると、射出スリーブ及び金型キャ
ビティ内の空気やガスが酸素ガスで押し出されて置換さ
れ、空気やガスと共に余剰の酸素ガスがオーバーフロー
ランナー6から排気通路8を通って外部に排出されるの
で、その排出量を気体流量計(ガスメーター)で計測す
るか或いは酸素ガス濃度計Bで酸素ガスの濃度を測定す
ることにより酸素ガスの置換量を検知し、これら空気等
の気体の排出量又は酸素ガス濃度が設定値になったら、
酸素ガスの供給を停止すると同時に、ダイカスト機の射
出装置を動作させる。そして以下、上述した排気通路8
の外部接続口8cに真空ポンプを接続させた場合と同様
の動作を繰り返すものである。
【0020】
【発明の効果】本発明のダイカスト金型用ガス抜き装置
は斯様に構成したので、排気通路の外部接続口に真空ポ
ンプを接続させれば金型キャビティ内の空気やガスを吸
引減圧して鋳造する真空ダイカスト法を実施するための
ガス抜き減圧装置となり、また排気通路の外部接続口に
気体流量計(ガスメーター)や酸素ガス濃度計を接続さ
せれば射出スリーブと金型キャビティ内の空気を酸素ガ
スと置換して鋳造する酸素雰囲気ダイカスト法を実施す
るための酸素ガス置換ガス抜き装置となり、真空ダイカ
スト法及び酸素雰囲気ダイカスト法の両方に共通して使
用することが出来る。
は斯様に構成したので、排気通路の外部接続口に真空ポ
ンプを接続させれば金型キャビティ内の空気やガスを吸
引減圧して鋳造する真空ダイカスト法を実施するための
ガス抜き減圧装置となり、また排気通路の外部接続口に
気体流量計(ガスメーター)や酸素ガス濃度計を接続さ
せれば射出スリーブと金型キャビティ内の空気を酸素ガ
スと置換して鋳造する酸素雰囲気ダイカスト法を実施す
るための酸素ガス置換ガス抜き装置となり、真空ダイカ
スト法及び酸素雰囲気ダイカスト法の両方に共通して使
用することが出来る。
【0021】しかも、ガスを通す(抜く)通路をチルベ
ント様(波板状)に形成せずとも安全にガス抜きができ
るので、流通抵抗を大幅に減少させて一度に大量のガス
を抜くことが可能になると共に、真空ダイカスト法を実
施する従来のガス抜き装置のように複雑な構造をしたG
Fバルブを必要としないので、安価に提供できるだけで
なく、溶湯による目詰まり事故の発生をほとんどなくす
ることができ、且つガス抜き装置として小型に組立てる
ことが可能となり、設置スペースの制約を受けることが
少なくなる。
ント様(波板状)に形成せずとも安全にガス抜きができ
るので、流通抵抗を大幅に減少させて一度に大量のガス
を抜くことが可能になると共に、真空ダイカスト法を実
施する従来のガス抜き装置のように複雑な構造をしたG
Fバルブを必要としないので、安価に提供できるだけで
なく、溶湯による目詰まり事故の発生をほとんどなくす
ることができ、且つガス抜き装置として小型に組立てる
ことが可能となり、設置スペースの制約を受けることが
少なくなる。
【0022】また、請求項2記載のダイカスト金型用ガ
ス抜き装置によれば、弁棒の先端側を可動側ブロックの
外部から突出させてなるので、弁棒の動きを外部から容
易に視認することができる。即ち、オーバーフローラン
ナーから上昇してきた溶湯で弁棒が押圧されて移動し、
その結果排気通路の入口が弁棒の開閉弁部で塞がれたこ
とを、外部から容易に確認することができる。
ス抜き装置によれば、弁棒の先端側を可動側ブロックの
外部から突出させてなるので、弁棒の動きを外部から容
易に視認することができる。即ち、オーバーフローラン
ナーから上昇してきた溶湯で弁棒が押圧されて移動し、
その結果排気通路の入口が弁棒の開閉弁部で塞がれたこ
とを、外部から容易に確認することができる。
【0023】また、請求項3記載のダイカスト金型用ガ
ス抜き装置によれば、弁棒をその受圧端方へ付勢させて
なるので、弁棒自体を横向きは勿論のこと天地を逆に設
置しても、弁棒が常に元の位置に戻ろうとはたらき、そ
の結果、本ガス抜き装置を金型の上面ばかりでなく金型
の側面或いは下面にでも設置することが可能となり、設
置スペースの制約を受けることがなくなる。
ス抜き装置によれば、弁棒をその受圧端方へ付勢させて
なるので、弁棒自体を横向きは勿論のこと天地を逆に設
置しても、弁棒が常に元の位置に戻ろうとはたらき、そ
の結果、本ガス抜き装置を金型の上面ばかりでなく金型
の側面或いは下面にでも設置することが可能となり、設
置スペースの制約を受けることがなくなる。
【0024】更に、請求項4記載のダイカスト金型用ガ
ス抜き装置によれば、排気通路からエアーブロー用通路
を分岐せしめてなるので、排気通路のエアーブロー口側
から圧搾エアーを吹き込むことにより排気通路等に残っ
ている鋳バリをエアーブローすることができ、真空ダイ
カスト法を実施する従来のチルベントバキュームと比較
して、ガス抜き溝等に鋳バリが残留したり溶湯の詰まり
が生じる惧れがなくなる。
ス抜き装置によれば、排気通路からエアーブロー用通路
を分岐せしめてなるので、排気通路のエアーブロー口側
から圧搾エアーを吹き込むことにより排気通路等に残っ
ている鋳バリをエアーブローすることができ、真空ダイ
カスト法を実施する従来のチルベントバキュームと比較
して、ガス抜き溝等に鋳バリが残留したり溶湯の詰まり
が生じる惧れがなくなる。
【図1】 本発明ガス抜き装置を金型に設置した状態の
一実施を示す正面図。
一実施を示す正面図。
【図2】 図1の(X)−(X)線に沿う拡大断面図。
【図3】 図1の(Y)−(Y)線に沿う拡大断面図。
【図4】 ガス抜きしている状態を示す断面図。
【図5】 ベントランナーで凝固した鋳バリを押出した
状態を示す斜視図。
状態を示す斜視図。
A………ガス抜き装置 m ……鋳バリ B………気体流量計(ガスメーター)や酸素ガス濃度計 C………比較器 1………金型 1a……可動型 1b……固定型 1c……型合わせ面 1d……オーバーフ
ロー通路 2………金型キャビティ 3a……可動側ブロ
ック 3b……固定側ブロック 4a,4b……設置
凹部 5………衝合せ面 6………オーバーフ
ローランナー 7………ベントランナー 8……排気通路 8a……排気通路の入口 8b…排気通路の外
部接続口 9………弁棒 9a…弁棒の開閉弁
部 9b……弁棒の先端側 9c…弁棒の受圧端 10……押出しピン 11……エアーブロ
ー用通路 12……弁設置穴 13……エアシリン
ダー 14……補助ブロック
ロー通路 2………金型キャビティ 3a……可動側ブロ
ック 3b……固定側ブロック 4a,4b……設置
凹部 5………衝合せ面 6………オーバーフ
ローランナー 7………ベントランナー 8……排気通路 8a……排気通路の入口 8b…排気通路の外
部接続口 9………弁棒 9a…弁棒の開閉弁
部 9b……弁棒の先端側 9c…弁棒の受圧端 10……押出しピン 11……エアーブロ
ー用通路 12……弁設置穴 13……エアシリン
ダー 14……補助ブロック
Claims (4)
- 【請求項1】 可動型側に設置される可動側ブロックと
固定型側に設置される固定側ブロックの衝合せ面に、金
型キャビティに通じるオーバーフローランナーと,該オ
ーバーフローランナーに通じるベントランナーを形成せ
しめ、且つ上記可動側ブロックには前記ベントランナー
の終端位置に前記衝合せ面から内部を通って外部に通じ
る排気通路を形成すると共に、前記オーバーフローラン
ナーの終端部分に前記オーバーフローランナーを上昇し
てきた溶湯に押圧されて摺動する弁棒の受圧端を臨ま
せ、前記排気通路を上記弁棒の摺動動作により開閉自在
ならしめた事を特徴とするダイカスト金型用ガス抜き装
置。 - 【請求項2】 前記弁棒の先端側を前記可動側ブロック
の外部から突出させてなる請求項1記載のダイカスト金
型用ガス抜き装置。 - 【請求項3】 前記弁棒をその受圧端方へ付勢させてな
る請求項1記載のダイカスト金型用ガス抜き装置。 - 【請求項4】 前記排気通路からエアーブロー用通路を
分岐せしめてなる請求項1記載のダイカスト金型用ガス
抜き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9464298A JPH11291013A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | ダイカスト鋳造に用いる金型用ガス抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9464298A JPH11291013A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | ダイカスト鋳造に用いる金型用ガス抜き装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11291013A true JPH11291013A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14115926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9464298A Pending JPH11291013A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | ダイカスト鋳造に用いる金型用ガス抜き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11291013A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007111710A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Toyota Motor Corp | ダイカスト鋳造法 |
CN103568156A (zh) * | 2013-10-09 | 2014-02-12 | 昆山腾宇鑫金属制品有限公司 | 点火开关上盖模具 |
KR101480048B1 (ko) * | 2014-06-02 | 2015-01-09 | 한연수 | 사출 금형용 에어 벤트 장치 |
CN113275509A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-08-20 | 欧基炮 | 一种基于高端制造的可稳定内部气压的金属铸造模具 |
KR102695331B1 (ko) * | 2023-04-19 | 2024-08-14 | (주)동아이엔지 | 복합수지 성형 금형의 가스벤트 조절구조 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP9464298A patent/JPH11291013A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007111710A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Toyota Motor Corp | ダイカスト鋳造法 |
JP4655869B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2011-03-23 | トヨタ自動車株式会社 | ダイカスト鋳造法 |
CN103568156A (zh) * | 2013-10-09 | 2014-02-12 | 昆山腾宇鑫金属制品有限公司 | 点火开关上盖模具 |
KR101480048B1 (ko) * | 2014-06-02 | 2015-01-09 | 한연수 | 사출 금형용 에어 벤트 장치 |
CN113275509A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-08-20 | 欧基炮 | 一种基于高端制造的可稳定内部气压的金属铸造模具 |
KR102695331B1 (ko) * | 2023-04-19 | 2024-08-14 | (주)동아이엔지 | 복합수지 성형 금형의 가스벤트 조절구조 |
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