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JPH11299598A - 網 棚 - Google Patents

網 棚

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Publication number
JPH11299598A
JPH11299598A JP11166998A JP11166998A JPH11299598A JP H11299598 A JPH11299598 A JP H11299598A JP 11166998 A JP11166998 A JP 11166998A JP 11166998 A JP11166998 A JP 11166998A JP H11299598 A JPH11299598 A JP H11299598A
Authority
JP
Japan
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net
shelf
rear end
card holder
net shelf
Prior art date
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Application number
JP11166998A
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English (en)
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JP4028078B2 (ja
Inventor
Tsunao Nagasaki
綱雄 長崎
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プライスカード保持具の着脱が容易であり、
柵に取り付けたプライスカード保持具が不用意に回転し
たり、脱落しないようにする。 【解決手段】 左右方向に間隔をもって並べられた複数
の前後方向を向く複数の連結杆15で各ワイヤ材14を
結合し、各ワイヤ材14の前後両端部を互いに異なる傾
斜角度をもって起立させ、各ワイヤ材14の前端部同士
及び後端部同士を、左右方向を向く横杆18、19をも
って結合することにより、前後両端部に起立角度の異な
る柵を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陳列棚装置等に取
り付けられる網棚に関し、特に、前後の向きを反転させ
て使用することができるようにした網棚に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、スーパーマーケット等におい
て見られる陳列棚装置(01)の要部を示している。
【0003】垂直の背板(02)の表面には、上下方向を向
く左右1対の中空杆(03)(03)が埋設されており、中空杆
(03)の表面には、多数の係止孔(04)が上下方向に並べて
穿設されている。前後方向を向くとともに、上面の前後
2箇所に係止溝(05)が設けられた左右1対のブラケット
(06)は、その後端部に形成された係止片(図示略)を係
止孔(04)に係合することにより、背板(02)に係止され
る。
【0004】並置した多数のワイヤ材を互いに溶着して
形成されるとともに、前後両端部にほぼ垂直の柵(07)(0
7)が形成された、商品(図示略)を載置するための網棚
(08)は、前後及び左右対称形をなしている。網棚(08)の
下面に固着された2本の横向きの連結杆(09)(09)を支持
ブラケット(06)の係止溝(05)に係合させることにより、
網棚(08)は、左右の支持ブラケット(06)(06)間に架設さ
れる。
【0005】上段の網棚(08)の前面には、左右方向に長
く、前面開口部(011)にプライスカード(図示略を)を
保持しうるようになっているプライスカード保持具(01
0)が、溶接により固着され、下段の網棚(08)の前面に
は、同様のプライスカード保持具(010)が、その裏面に
突設された下向きU字形をなす係止具(012)を、網棚(0
8)の前面上縁部をなすワイヤ材に係合することにより着
脱自在に取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】網棚による陳列のバリ
エーションを広げたい場合には、上述の網棚(08)に代え
て、網棚(08)とはデザインの異なる網棚(図示略)を支
持ブラケット(06)(06)に架設すればよいが、そのために
は、少なくとも2個の網棚が必要となり、経済的な負担
が増す。
【0007】また、上段の網棚(08)のプライスカード保
持具(010)のように、網棚(08)に完全に溶着してしまう
と、プライスカード保持具(010)を網棚(08)から取り外
すことができなくなる。
【0008】さらに、下段の網棚(08)のプライスカード
保持具(010)のように、単に係止具(012)をワイヤ部材に
係止しただけでは、網棚(08)が振動したり、顧客の体が
網棚(08)に触れたような場合に、プライスカード保持具
(010)が回転したり、網棚(08)から脱落してしまうこと
がある。
【0009】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、安価な手段により、陳列のバリ
エーションを広げうるとともに、柵へのプライスカード
保持具の着脱が容易であり、かつ、柵に取り付けプライ
スカード保持具が、妄りに回転したり、脱落しないよう
にした網棚を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 左右方向に間隔をもって並べられた複数の前後方
向を向くワイヤ材の底面同士を、左右方向を向く複数の
連結杆をもって結合し、かつ、前記各ワイヤ材の前後両
端部を互いに異なる傾斜角度をもって起立させるととも
に、各ワイヤ材の前端部同士及び後端部同士を、左右方
向を向く横杆をもって結合することにより、前後両端部
に起立角度の異なる柵を形成する。
【0011】(2) 上記(1)項において、各ワイヤ材の
前端部同士及び後端部同士を結合する横杆を、それぞれ
上下1対からなるものとし、かつこれら上下の横杆に、
プライスカード保持具の後面に設けた上下1対の係合片
を係合するものとする。
【0012】(3) 上記(1)または(2)項において、連
結杆の両端部を、それぞれ、左右1対の支持ブラケット
の上端に形成した係止溝に係合させることにより、左右
のブラケットに支持する。
【0013】(4) 上記(3)項において、ブラケット
を、陳列棚装置における垂直の背板等の前面に、前下が
り状態で係止することにより、底面を前下がりとして支
持されるようする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、添
付図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ部
材には、同じ符号から冒頭の「0」を除いた符号を付す
に止めて、その詳細な説明は省略する。また、以下の説
明では、図1の右斜め下方を「前方」とし、左斜め上方
を「後方」とする。
【0015】本実施形態の網棚(13)は、前後方向を向く
多数のワイヤ材(14)を左右方向に適宜の間隔をもって並
べ、各ワイヤ材(14)の底部に、左右方向を向く前後2本
の連結杆(15)を溶着するとともに、ワイヤ材(14)の前後
両端部を上方に折曲することにより前後の柵(16)(17)を
形成し、かつ前後の柵(16)(17)の外面に、それぞれ、左
右方向を向く上下2本のワイヤ材からなる取付杆(18)(1
9)を溶着したものである。
【0016】前後の柵(16)(17)の内、後方の柵(17)はほ
ぼ垂直をなし、前方の柵(16)は、斜め前上方に向かって
傾斜している。プライスカード保持具(10)の後面におけ
る左右方向の中央部と左右両端部とには、図2に拡大し
て示すような、合成樹脂等の弾性体からなる弾性保持具
(20)が固着されている。
【0017】弾性保持具(20)は、プライスカード保持具
(10)の後面に固着される垂直の基片(21)の上端部に、後
方を向く下向きU字形の上部係合片(22)を連設し、かつ
基片(21)の下端部に、後向片(23)を連設し、後向片(23)
の後端部を後上方へ向かって折曲して、下部係合片(24)
としたものである。
【0018】上部係合片(22)の上片と、後片における左
右方向の中央部にはスリット(25)が形成されている。上
部係合片(22)と下部係合片(24)との間隔は、前後の柵(1
6)(17)に固着された2本の取付杆(18)(19)同士の間隔よ
り若干狭くしてある。
【0019】図3及び図4に示すように、スリット(25)
を前側の柵(16)部に嵌合しつつ、上部係合片(22)を上方
の取付杆(18)に上方から係合し、かつ、後向片(23)を基
片(21)に対して拡開させて、下部係合片(24)を下方の取
付用ワイヤ材(19)に下方から弾性係合させることによ
り、弾性保持具(20)は前側の柵(16)に装着される。
【0020】図5は、ブラケット(26)を利用して、網棚
(13)を陳列棚装置(1)に取り付けた状態を示す。
【0021】前後方向を向くブラケット(26)は、その後
端部に形成された長さの異なる3個の係合片(27)(28)(2
9)を、それぞれ別個の係止孔(4)に係合することによ
り、左右の取付杆(3)に固定される。
【0022】ブラケット(26)の上面の前後2か所には、
前下方に向かって凹入する係止溝(30)が形成されてお
り、2本の連結杆(15)を各係止溝(30)に嵌合することに
より、網棚(13)は左右のブラケット(26)(26)間に架設さ
れる。
【0023】また、本実施形態の陳列棚装置(1)は、ブ
ラケット(26)の傾斜角度や網棚(13)の前後方向の向きを
変えることにより、様々な態様での使用が可能である。
【0024】図7に示す使用態様は、ブラケット(26)に
おける上段の係合片(27)の係止孔(4)への差し込み量を
減少させることにより、ブラケット(26)及び網棚(13)を
若干前下がりに傾斜させたものである。このようにする
と、網棚(13)の印象が変わるため、網棚(13)がこれまで
とは異なる陳列効果を発揮するようになる。
【0025】図8に示す使用態様は、ブラケット(26)の
傾斜角度は図7の状態と同じとしたまま、網棚(13)の前
後方向の向きを反転させて、垂直柵(17)を前方に位置さ
せるとともに、プライスカード保持具(10)を垂直柵(17)
の前面に取り付けたものである。
【0026】図9に示す使用態様は、上段と中段の係合
片(27)(28)の係止孔(4)への差し込み量をさらに減少さ
せて、ブラケット(26)をさらに下向きに傾斜させたもの
である。
【0027】このようにブラケット(26)を前下方に傾斜
させても、係止溝(30)が前斜め下方に向かって湾曲して
いるので、連結杆(15)(15)が係止溝(30)から脱落するこ
とはない。
【0028】なお、上部係合片(22)を上向きとし、かつ
下部係合片(24)を下向きとするとともに、上部係合片(2
2)と下部係合片(24)との間隔を、取付杆(18)(19)同士の
間隔よりも若干広くして、上部係合片(22)と下部係合片
(24)を、両取付杆(18)(19)の対向面に弾性係合させて、
弾性保持具(20)を網棚(13)に取り付けるようにしてもよ
い。
【0029】次に、図10及び図11を参照しながら、
本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1
の実施形態と同様の部材には、同じ符号を付すに止め
て、その詳細な説明は省略する。
【0030】本実施形態の弾性保持具(31)における後向
片(23)の先端部には、左右1対の係合片(32)が連設さ
れ、各係合片(32)の上面には、上向円弧状をなす3個の
係合溝(33)が前後方向に並べて設けられており、両係合
片(32)(32)の間はスリット(34)となっている。
【0031】上部係合片(22)を、第1の実施形態と同じ
要領で上方の取付用ワイヤ材(18)に弾性係合させ、か
つ、スリット(34)をワイヤ材(14)に嵌合しつつ、いずれ
かの係合溝(33)を下方の取付杆(19)に下方から弾性係合
すれば、弾性保持具(31)を網棚(13)の傾斜柵(16)に取り
付けることができる。図示を省略したが、他の係合溝(3
3)を取付杆(19)に係合させるようにすれば、弾性保持具
(31)の傾斜柵(16)への取付角度を変えることができる。
【0032】なお、上部係合片(22)を後方に向かってほ
ぼ直線状に伸びるものとして、その下面に上記の係合溝
(33)と同様のものを下向きとして並べて設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1記載の発明によれば、網棚の前後の向き
を変えるだけで、前方にくる柵の傾斜角度が変り、網棚
の印象が変わるため、単一の網棚により、従来とは異な
る陳列効果を発揮させることができる。
【0034】(b) 請求項2記載の発明によれば、プラ
イスカード保持具の後面に突設された上下1対の係合片
を、上下の横杆に係合させることにより、プライスカー
ド保持具を棚の前面に取り付けることができるので、プ
ライスカード保持具の棚への着脱は容易であり、かつ、
2本のプライスカード保持具が棚の前面から妄りに脱落
することもない。
【0035】前後両方の柵に横杆を設けてあるので、網
棚の前後方向の向きを変えた場合にも、網棚の前方にく
る方の柵に常にプライスカード保持具を取り付けること
ができる。また、網棚の構成部材である横杆を利用し
て、プライスカード保持具を網棚に取り付けることがで
きるので、部品点数の軽減を図ることができる。
【0036】(c) 請求項3記載の発明によると、網棚
を支持ブラケットに確実に支持させるこができる。
【0037】(d) 請求項4記載の発明によれば、支持
ブラケットの背板への取付角度と、網棚の前後を反転さ
せることによる前方にくる柵の傾斜角度とを適宜変更す
ることができるので、これらの組合せにより、陳列のバ
リエーションを更に広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の網棚とプライスカード保
持具の分解斜視図である。
【図2】同じくプライスカード保持具の要部と弾性係合
具の拡大分解斜視図である。
【図3】同じくプライスカード保持具を網棚の前面に取
り付けた状態における網棚とプライスカード保持具の要
部の拡大平面図である。
【図4】同じく図3のIV−IV線に沿う縦断側面図であ
る。
【図5】同じく網棚を陳列棚装置に取り付けた状態を示
す縦断側面図である。
【図6】同じく図5のVI−VI線に沿う拡大縦断側面図で
ある。
【図7】同じくブラケットの取付角度を変えた図5と同
様の縦断側面図である。
【図8】同じくブラケットの取付角度を図7と同じ状態
とし、かつ網棚の前後方向の向きを変えた図5と同様の
縦断側面図である。
【図9】同じくブラケットの取付角度を図7よりさらに
深くした図5と同様の縦断側面図である。
【図10】本発明の他の実施形態の図4と同様の拡大縦
断側面図である。
【図11】同じく図10のXI−XI線に沿う拡大横断平面
図である。
【図12】従来の陳列棚装置の要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
(1)陳列棚装置 (2)背板 (3)支持杆 (4)係止孔 (13)網棚 (14)ワイヤ材 (15)連結杆 (16)柵 (17)柵 (18)(19)取付杆 (20)弾性保持具 (21)基片 (22)上部係合片 (23)後向片 (24)下部係合片 (25)スリット (26)ブラケット (27)(28)(29)係合片 (30)係止溝 (31)弾性保持具 (32)係合片 (33)係合溝 (34)スリット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向に間隔をもって並べられた複数
    の前後方向を向くワイヤ材の底面同士を、左右方向を向
    く複数の連結杆をもって結合し、かつ、前記各ワイヤ材
    の前後両端部を互いに異なる傾斜角度をもって起立させ
    るとともに、各ワイヤ材の前端部同士及び後端部同士
    を、左右方向を向く横杆をもって結合することにより、
    前後両端部に起立角度の異なる柵を形成したことを特徴
    とする網棚。
  2. 【請求項2】 各ワイヤ材の前端部同士及び後端部同士
    を結合する横杆を、それぞれ上下1対からなるものと
    し、かつこれら上下の横杆に、プライスカード保持具の
    後面に設けた上下1対の係合片を係合するようにした請
    求項1記載の網棚。
  3. 【請求項3】 連結杆の両端部を、それぞれ、左右1対
    の支持ブラケットの上端に形成した係止溝に係合させる
    ことにより、左右のブラケットに支持させるようにした
    請求項1または2記載の網棚。
  4. 【請求項4】 ブラケットを、陳列棚装置における垂直
    の背板等の前面に、前下がり状態で係止することによ
    り、底面を前下がりとして支持されるようにした請求項
    3記載の網棚。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007000178A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Okamura Corp 棚の見出し取付構造
JP2020069039A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 富士通フロンテック株式会社 カゴ置き台およびチェックアウトシステム

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