JP2005021421A - 仕切り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】棚板等に特別な加工を施すことなく、棚板等に簡単に着脱できるとともに、仕切り板を、体裁よく、安定して支持しうるようにした仕切り装置を提供する。
【解決手段】棚板11等に載置して使用する仕切り装置Aにおいて、前端部に左右方向を向く凸条4を有する底板2と、底板2の後端から起立する背板3とを備え、凸条4及び背板3の上部に、複数のスリット5、6を左右方向に並べて穿設した側面視L字状の仕切り受材1に、上下方向を向く仕切り板7を、その後端に設けた係合片8を、背板3における任意のスリット6に係合し、かつ仕切り板7の下端部を、スリット6の前方における凸条4側のスリット5に係合することにより、着脱自在に装着する。
【選択図】 図3
【解決手段】棚板11等に載置して使用する仕切り装置Aにおいて、前端部に左右方向を向く凸条4を有する底板2と、底板2の後端から起立する背板3とを備え、凸条4及び背板3の上部に、複数のスリット5、6を左右方向に並べて穿設した側面視L字状の仕切り受材1に、上下方向を向く仕切り板7を、その後端に設けた係合片8を、背板3における任意のスリット6に係合し、かつ仕切り板7の下端部を、スリット6の前方における凸条4側のスリット5に係合することにより、着脱自在に装着する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棚板や机上などに載置して使用される仕切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の仕切り装置には、棚板自体の前部に、前板と左右方向を向くスライドレールとを設け、このスライドレールに、仕切り板の前端部に設けたスライダを左右方向に摺動自在に装着したものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−018889号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の仕切り装置では、棚板自体に前板やスライドレールを取り付けなければならないので、仕切り板を設けるタイプの棚板を、仕切り板を設けない通常の棚板として使用したい場合、前板やスライドレールを棚板から外さなければならず、その作業が煩雑であるとともに、それらを外した後に、ねじ孔等が残り、棚板が見苦しくなる。
【0005】
また、上述の装置では、仕切り板が前端部のスライダのみによって支持されており、後端部の支持が全くなされていないので、不安定であり、後端部に側方から外力が作用すると、仕切り板が前端部で折損したり、スライダがスライドレールから外れたりするおそれがある。
【0006】
なお、棚板と背板とに、多段のスリットを左右方向に並べて穿設し、それらの任意のものに、仕切り板の後端と下端とに設けた係止片をそれぞれ係合させて、仕切り板を支持するようにしたものもあるが、それによると、仕切り板を設けないで使用する場合に、棚板や背板に多数のスリットが残存し、見苦しいだけでなく、棚板上に載置した紙片やカード等がスリットから落下したり、棚板上に載置した物品がスリットに引掛って、取れなくなる等のおそれがある。
【0007】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、棚板等に特別な加工を施すことなく、棚板等に簡単に着脱できるとともに、仕切り板を、体裁よく、安定して支持しうるようにした仕切装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 棚板等に載置して使用する仕切り装置であって、前端部に左右方向を向く凸条を有する底板と、該底板の後端から起立する背板とを備え、前記凸条及び背板の上部に、複数のスリットを左右方向に並べて穿設した側面視L字状の仕切り受材に、上下方向を向く仕切り板を、その後端に設けた係合片を、前記背板における任意のスリットに係合し、かつ前記仕切り板の下端部を、前記スリットの前方における凸条側のスリットに係合することにより、着脱自在に装着する。
【0009】
(2) 上記(1)項において、凸条における前面起立部の後方よりスリットを後方に向けて切設し、前記スリットに係合した仕切り板の前端が、前記前面起立部に当接して、前方への移動が阻止されるようにする。
【0010】
(3) 上記(1)または(2)項において、底板の前端部を、側面視三角形に折曲して、凸条を形成する。
【0011】
(4) 上記(1)〜(3)項において、仕切り受材における背板の後面に、棚板等を支持する支柱の前面に穿設された係合孔に係合しうる係止片を設ける。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【0013】
図1に示すように、本発明の仕切り装置(A)は、仕切り受材(1)を備えている。この仕切り受材(1)は、水平板状の底板(2)と、底板(2)の後端から起立する背板(3)とを備え、側面視L字状をなしている。
【0014】
図1及び図2に示すように、底板(2)の前端部には、その前端部を側面視直角二等辺三角形状をなすように折曲することにより、左右方向を向く山形の凸条(4)が形成されている。
【0015】
この凸条(4)における前面起立部(4a)の頂部より、後方を向く多数のスリット(5)が、左右方向に等間隔をもって穿設されている。
【0016】
背板(3)の上下部には、上下方向を向くの多数のスリット(6)(6)が、凸条(4)における上記スリット(5)の間隔と等間隔をもって、左右方向に並べて穿設されている。
【0017】
垂直板状の仕切り板(7)は、高さが背板(3)より高く、かつ前後長が背板(3)からスリット(5)の前端までの距離と等しくなるように設定されている。
仕切り板(7)の後端の上下2カ所には、下向き鉤形の係止片(8)(8)が設けられている。この係止片(7)(7)を、前記背板(3)における任意の上下のスリット(6)(6)にそれぞれ係合し、かつ仕切り板(7)の前下端部を、凸条(4)における直前のスリット(5)に係合することにより、仕切り板(7)は、その前端が凸条(4)における前面起立部(4a)に当接することにより、前方への移動が阻止され、後端が背板(3)に当接することにより、後方への移動が阻止され、また係止片(8)(8)と前下端部とがスリット(6)(6)及び(5)に係合することにより、左右方向への移動が阻止され、安定して仕切り受板(1)に支持される。
【0018】
背板(3)の両側端上部には、後方を向く上向き鉤状の係止片(9)(9)が設けられている。
【0019】
図3及び図4は、上述の仕切り装置(A)を、左右1対の支柱(10)(10)間に複数の棚板(11)(その最上段のもののみを図示する)を架設した商品陳列棚(B)における最上段の棚板(11)上に載置して、ワインボトル(C)陳列用として用いた例を示している。
【0020】
左右の各支柱(10)の前面には、多数の係合孔(12)(12)が、左右2列として、上下方向に等間隔をもって穿設されており、その左右の支柱(10)(10)における等高をなす係合孔(12)に、前方を向くブラケット(13)の前端に設けた係合片(14)(図4参照)を係止し、かつ等高とした左右のブラケット(13)(13)に、左右方向を向く最上段の棚板(11)が架設されている。
【0021】
(15)は、左右の支柱(10)(10)の上端同士を連結する上部連結杆、(16)は、両支柱(10)(10)と、上部連結杆(15)及び下部連結杆(図示略)との間に設けられた背面板である。
【0022】
仕切り装置(A)は、その左右の係止片(9)(9)を、左右の支柱(10)(10)における所要の係合孔(12)に係合させて、底板(2)を棚板(11)上に載置することにより、最上段の棚板(11)上に装着されている。
【0023】
複数の仕切り板(7)は、ワインボトル(C)の直径とほぼ同一の左右間隔をもって、上述したように仕切り受材(1)に装着され、それらの間に、複数のワインボトル(C)を、前後方向に寝かせた状態で積み重ねて載置しうるようにしてある。
【0024】
この例では、棚板(11)の前後長を、底板(2)の前後長より大とし、底板(2)の前端より前方に突出する棚板(11)の前部上に、ワインボトル(C)を起立状態で載置しうるようにしてある。
【0025】
なお、棚板(11)の前後長を、底板(2)の前後長より小とし、棚板(11)の前端より底板(2)の前部が前方に突出するようにして、使用することもできる。
【0026】
図示の例では、仕切り装置(A)を、商品陳列棚(B)における棚板(11)上に載置して使用するものとしたが、本発明の仕切り装置(A)は、これに限定されるものではなく、例えば机上やキャビネット内の棚板上等に載置して使用することもできる。
【0027】
また、図5に示す変形例のように、底板(2)の前端部に設ける凸条(4’)の側面形状を、台形またはその他の形状としたり、スリット(5’)を、その凸条(4’)の前後方向の幅全体にわたって設け、そのスリット(5’)に、仕切り板(7’)の下端部における前後方向の中間部を嵌合し、仕切り板(7’)の前部が、凸条(4’)より前方に突出するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、棚板等に特別な加工を施すことなく、仕切り装置を単に載置するだけで、棚板上等に仕切り板を任意に、体裁よく、かつ安定して配置することができ、しかも不要となったときは、仕切り装置を棚板等から簡単に取り外すことができるとともに、取り外した後に、棚板等にねじ孔等が残ることがなく、仕切りなしの棚板等として使用することができる。
また、仕切り板は、その後端に設けた係合片が背板のスリットに係合し、かつ仕切り板の下端部が、凸条に設けたスリットに係合することにより、前後及び左右方向に移動することなく、確実に、かつ安定して、仕切り受材に支持される。
【0029】
請求項2記載の発明によると、仕切り板が凸条の前面起立部に当接して、前方への移動が確実に阻止されるとともに、凸条におけるスリットが設けられた部分の前面が、前面起立部により覆われ、上記スリットが前方よりほとんど見えないので、体裁がよい。
【0030】
請求項3記載の発明によると、凸条を、底板の前部を折曲するだけで簡単に形成することができ、安価に製造できるとともに、美麗な外観を呈することができる。
【0031】
請求項4記載の発明によると、仕切り装置が、棚板等の上面において、妄りに移動したり、脱落したりするのを、確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】本発明の一実施形態を、商品陳列棚の最上段の棚板に装着して使用したときの状態を示す要部の斜視図である。
【図4】同じく、要部の縦断側面図である。
【図5】本発明の変形例を示す、図2と同様の側面図である。
【符号の説明】
(A)仕切り装置
(B)商品陳列棚
(1)仕切り受材
(2)底板
(3)背板
(4)凸部
(4a)前面起立部
(5)(6)スリット
(7)仕切り板
(8)係止片
(9)係止片
(10)支柱
(11)棚板
(12)係合孔
(13)ブラケット
(14)係合片
(15)上部連結材
(16)背面板
【発明の属する技術分野】
本発明は、棚板や机上などに載置して使用される仕切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の仕切り装置には、棚板自体の前部に、前板と左右方向を向くスライドレールとを設け、このスライドレールに、仕切り板の前端部に設けたスライダを左右方向に摺動自在に装着したものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−018889号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の仕切り装置では、棚板自体に前板やスライドレールを取り付けなければならないので、仕切り板を設けるタイプの棚板を、仕切り板を設けない通常の棚板として使用したい場合、前板やスライドレールを棚板から外さなければならず、その作業が煩雑であるとともに、それらを外した後に、ねじ孔等が残り、棚板が見苦しくなる。
【0005】
また、上述の装置では、仕切り板が前端部のスライダのみによって支持されており、後端部の支持が全くなされていないので、不安定であり、後端部に側方から外力が作用すると、仕切り板が前端部で折損したり、スライダがスライドレールから外れたりするおそれがある。
【0006】
なお、棚板と背板とに、多段のスリットを左右方向に並べて穿設し、それらの任意のものに、仕切り板の後端と下端とに設けた係止片をそれぞれ係合させて、仕切り板を支持するようにしたものもあるが、それによると、仕切り板を設けないで使用する場合に、棚板や背板に多数のスリットが残存し、見苦しいだけでなく、棚板上に載置した紙片やカード等がスリットから落下したり、棚板上に載置した物品がスリットに引掛って、取れなくなる等のおそれがある。
【0007】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、棚板等に特別な加工を施すことなく、棚板等に簡単に着脱できるとともに、仕切り板を、体裁よく、安定して支持しうるようにした仕切装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 棚板等に載置して使用する仕切り装置であって、前端部に左右方向を向く凸条を有する底板と、該底板の後端から起立する背板とを備え、前記凸条及び背板の上部に、複数のスリットを左右方向に並べて穿設した側面視L字状の仕切り受材に、上下方向を向く仕切り板を、その後端に設けた係合片を、前記背板における任意のスリットに係合し、かつ前記仕切り板の下端部を、前記スリットの前方における凸条側のスリットに係合することにより、着脱自在に装着する。
【0009】
(2) 上記(1)項において、凸条における前面起立部の後方よりスリットを後方に向けて切設し、前記スリットに係合した仕切り板の前端が、前記前面起立部に当接して、前方への移動が阻止されるようにする。
【0010】
(3) 上記(1)または(2)項において、底板の前端部を、側面視三角形に折曲して、凸条を形成する。
【0011】
(4) 上記(1)〜(3)項において、仕切り受材における背板の後面に、棚板等を支持する支柱の前面に穿設された係合孔に係合しうる係止片を設ける。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【0013】
図1に示すように、本発明の仕切り装置(A)は、仕切り受材(1)を備えている。この仕切り受材(1)は、水平板状の底板(2)と、底板(2)の後端から起立する背板(3)とを備え、側面視L字状をなしている。
【0014】
図1及び図2に示すように、底板(2)の前端部には、その前端部を側面視直角二等辺三角形状をなすように折曲することにより、左右方向を向く山形の凸条(4)が形成されている。
【0015】
この凸条(4)における前面起立部(4a)の頂部より、後方を向く多数のスリット(5)が、左右方向に等間隔をもって穿設されている。
【0016】
背板(3)の上下部には、上下方向を向くの多数のスリット(6)(6)が、凸条(4)における上記スリット(5)の間隔と等間隔をもって、左右方向に並べて穿設されている。
【0017】
垂直板状の仕切り板(7)は、高さが背板(3)より高く、かつ前後長が背板(3)からスリット(5)の前端までの距離と等しくなるように設定されている。
仕切り板(7)の後端の上下2カ所には、下向き鉤形の係止片(8)(8)が設けられている。この係止片(7)(7)を、前記背板(3)における任意の上下のスリット(6)(6)にそれぞれ係合し、かつ仕切り板(7)の前下端部を、凸条(4)における直前のスリット(5)に係合することにより、仕切り板(7)は、その前端が凸条(4)における前面起立部(4a)に当接することにより、前方への移動が阻止され、後端が背板(3)に当接することにより、後方への移動が阻止され、また係止片(8)(8)と前下端部とがスリット(6)(6)及び(5)に係合することにより、左右方向への移動が阻止され、安定して仕切り受板(1)に支持される。
【0018】
背板(3)の両側端上部には、後方を向く上向き鉤状の係止片(9)(9)が設けられている。
【0019】
図3及び図4は、上述の仕切り装置(A)を、左右1対の支柱(10)(10)間に複数の棚板(11)(その最上段のもののみを図示する)を架設した商品陳列棚(B)における最上段の棚板(11)上に載置して、ワインボトル(C)陳列用として用いた例を示している。
【0020】
左右の各支柱(10)の前面には、多数の係合孔(12)(12)が、左右2列として、上下方向に等間隔をもって穿設されており、その左右の支柱(10)(10)における等高をなす係合孔(12)に、前方を向くブラケット(13)の前端に設けた係合片(14)(図4参照)を係止し、かつ等高とした左右のブラケット(13)(13)に、左右方向を向く最上段の棚板(11)が架設されている。
【0021】
(15)は、左右の支柱(10)(10)の上端同士を連結する上部連結杆、(16)は、両支柱(10)(10)と、上部連結杆(15)及び下部連結杆(図示略)との間に設けられた背面板である。
【0022】
仕切り装置(A)は、その左右の係止片(9)(9)を、左右の支柱(10)(10)における所要の係合孔(12)に係合させて、底板(2)を棚板(11)上に載置することにより、最上段の棚板(11)上に装着されている。
【0023】
複数の仕切り板(7)は、ワインボトル(C)の直径とほぼ同一の左右間隔をもって、上述したように仕切り受材(1)に装着され、それらの間に、複数のワインボトル(C)を、前後方向に寝かせた状態で積み重ねて載置しうるようにしてある。
【0024】
この例では、棚板(11)の前後長を、底板(2)の前後長より大とし、底板(2)の前端より前方に突出する棚板(11)の前部上に、ワインボトル(C)を起立状態で載置しうるようにしてある。
【0025】
なお、棚板(11)の前後長を、底板(2)の前後長より小とし、棚板(11)の前端より底板(2)の前部が前方に突出するようにして、使用することもできる。
【0026】
図示の例では、仕切り装置(A)を、商品陳列棚(B)における棚板(11)上に載置して使用するものとしたが、本発明の仕切り装置(A)は、これに限定されるものではなく、例えば机上やキャビネット内の棚板上等に載置して使用することもできる。
【0027】
また、図5に示す変形例のように、底板(2)の前端部に設ける凸条(4’)の側面形状を、台形またはその他の形状としたり、スリット(5’)を、その凸条(4’)の前後方向の幅全体にわたって設け、そのスリット(5’)に、仕切り板(7’)の下端部における前後方向の中間部を嵌合し、仕切り板(7’)の前部が、凸条(4’)より前方に突出するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、棚板等に特別な加工を施すことなく、仕切り装置を単に載置するだけで、棚板上等に仕切り板を任意に、体裁よく、かつ安定して配置することができ、しかも不要となったときは、仕切り装置を棚板等から簡単に取り外すことができるとともに、取り外した後に、棚板等にねじ孔等が残ることがなく、仕切りなしの棚板等として使用することができる。
また、仕切り板は、その後端に設けた係合片が背板のスリットに係合し、かつ仕切り板の下端部が、凸条に設けたスリットに係合することにより、前後及び左右方向に移動することなく、確実に、かつ安定して、仕切り受材に支持される。
【0029】
請求項2記載の発明によると、仕切り板が凸条の前面起立部に当接して、前方への移動が確実に阻止されるとともに、凸条におけるスリットが設けられた部分の前面が、前面起立部により覆われ、上記スリットが前方よりほとんど見えないので、体裁がよい。
【0030】
請求項3記載の発明によると、凸条を、底板の前部を折曲するだけで簡単に形成することができ、安価に製造できるとともに、美麗な外観を呈することができる。
【0031】
請求項4記載の発明によると、仕切り装置が、棚板等の上面において、妄りに移動したり、脱落したりするのを、確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】本発明の一実施形態を、商品陳列棚の最上段の棚板に装着して使用したときの状態を示す要部の斜視図である。
【図4】同じく、要部の縦断側面図である。
【図5】本発明の変形例を示す、図2と同様の側面図である。
【符号の説明】
(A)仕切り装置
(B)商品陳列棚
(1)仕切り受材
(2)底板
(3)背板
(4)凸部
(4a)前面起立部
(5)(6)スリット
(7)仕切り板
(8)係止片
(9)係止片
(10)支柱
(11)棚板
(12)係合孔
(13)ブラケット
(14)係合片
(15)上部連結材
(16)背面板
Claims (4)
- 棚板等に載置して使用する仕切り装置であって、前端部に左右方向を向く凸条を有する底板と、該底板の後端から起立する背板とを備え、前記凸条及び背板の上部に、複数のスリットを左右方向に並べて穿設した側面視L字状の仕切り受材に、上下方向を向く仕切り板を、その後端に設けた係合片を、前記背板における任意のスリットに係合し、かつ前記仕切り板の下端部を、前記スリットの前方における凸条側のスリットに係合することにより、着脱自在に装着したことを特徴とする仕切り装置。
- 凸条における前面起立部の頂部よりスリットを後方に向けて切設し、前記スリットに係合した仕切り板の前端が、前記前面起立部に当接して、前方への移動が阻止されるようにした請求項1記載の仕切り装置。
- 底板の前端部を、側面視三角形に折曲して、凸条を形成した請求項1または2記載の仕切り装置。
- 仕切り受材における背板の後面に、棚板等を支持する支柱の前面に穿設された係合孔に係合しうる係止片を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の仕切り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003190844A JP2005021421A (ja) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | 仕切り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003190844A JP2005021421A (ja) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | 仕切り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005021421A true JP2005021421A (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=34188609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003190844A Pending JP2005021421A (ja) | 2003-07-03 | 2003-07-03 | 仕切り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005021421A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7768399B2 (en) | 2004-12-07 | 2010-08-03 | Inventory Systems Gmbh | Holder for at least one object |
US8823355B2 (en) | 2009-02-19 | 2014-09-02 | Inventory Systems Gmbh | Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device |
-
2003
- 2003-07-03 JP JP2003190844A patent/JP2005021421A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7768399B2 (en) | 2004-12-07 | 2010-08-03 | Inventory Systems Gmbh | Holder for at least one object |
US8823355B2 (en) | 2009-02-19 | 2014-09-02 | Inventory Systems Gmbh | Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device |
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Legal Events
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Effective date: 20090609 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091110 |