JPH11279600A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JPH11279600A JPH11279600A JP8635998A JP8635998A JPH11279600A JP H11279600 A JPH11279600 A JP H11279600A JP 8635998 A JP8635998 A JP 8635998A JP 8635998 A JP8635998 A JP 8635998A JP H11279600 A JPH11279600 A JP H11279600A
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- Japan
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- weight
- general formula
- nonionic surfactant
- carbon atoms
- alkyl
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 襟・袖口の汚れに対して優れた洗浄力を示す
液体洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 (a)特定の非イオン界面活性剤(I)
または該非イオン界面活性剤(I)及び特定の非イオン
界面活性剤(II)、(b)特定のスルホン酸化合物及び
(c)重量平均分子量が1000〜20000のポリエ
チレングリコールを、それぞれ特定比率で含有し、水分
量が50重量%以下である液体洗浄剤組成物。
液体洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 (a)特定の非イオン界面活性剤(I)
または該非イオン界面活性剤(I)及び特定の非イオン
界面活性剤(II)、(b)特定のスルホン酸化合物及び
(c)重量平均分子量が1000〜20000のポリエ
チレングリコールを、それぞれ特定比率で含有し、水分
量が50重量%以下である液体洗浄剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汚染部分に直接塗布
した場合に、襟・袖口等の皮脂汚れに対する除去効果が
高い液体洗浄剤組成物に関する。
した場合に、襟・袖口等の皮脂汚れに対する除去効果が
高い液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】洗浄剤
を衣料等の汚れた部分に直接塗布し洗濯するような洗い
方において液体洗剤は使用勝手に優れる。襟・袖口に対
する汚れは強固であるため、部分洗いを行う頻度が高
く、襟・袖口汚れに対して洗浄力に優れた液体洗浄剤組
成物の開発が望まれている。特開平9-279180号公報に
は、室温で通常液状の非イオン界面活性剤を主成分とし
た、温度による粘度変化が少なく、使用勝手に優れる部
分洗い用の液体洗浄剤組成物が開示されている。特に襟
・袖口等の皮脂汚れに対する洗浄力の優れた液体洗浄剤
組成物が望まれている。
を衣料等の汚れた部分に直接塗布し洗濯するような洗い
方において液体洗剤は使用勝手に優れる。襟・袖口に対
する汚れは強固であるため、部分洗いを行う頻度が高
く、襟・袖口汚れに対して洗浄力に優れた液体洗浄剤組
成物の開発が望まれている。特開平9-279180号公報に
は、室温で通常液状の非イオン界面活性剤を主成分とし
た、温度による粘度変化が少なく、使用勝手に優れる部
分洗い用の液体洗浄剤組成物が開示されている。特に襟
・袖口等の皮脂汚れに対する洗浄力の優れた液体洗浄剤
組成物が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記成分
(a)、(b)及び(c)を含有し水分量が50重量%
以下である液体洗浄剤組成物を提供するものである。 (a)(a-i) 下記一般式(I)で示される非イオン界面
活性剤20〜50重量%または(a-ii)下記一般式(I)
で示される非イオン界面活性剤及び下記一般式(II)で
示される非イオン界面活性剤20〜50重量%〔ただ
し、洗浄剤組成物中の一般式(I)の非イオン界面活性
剤の含有量が10重量%以上である。〕 R1O(EO)m/(PO)nH (I) [R1 は炭素数8〜20のアルキル基、アルケニル基で
ある。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオ
キサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、m
は4〜16、nは1〜5である。] R2O(EO)xH (II) [R2 は炭素数8〜20の直鎖2級のアルキル基又は直
鎖2級のアルケニル基である。EOはエチレンオキサイ
ドを示す。xは5〜15である。] (b)次の一般式(III) にて示されるスルホン酸化合物
0.1〜5重量% R3SO3H (III) [R3 はベンゼン環以外の全炭素数が1〜6であるモノ
アルキルフェニル又はジアルキルフェニルである。] (c)重量平均分子量が1000〜20000のポリエ
チレングリコール 0.1〜5重量%
(a)、(b)及び(c)を含有し水分量が50重量%
以下である液体洗浄剤組成物を提供するものである。 (a)(a-i) 下記一般式(I)で示される非イオン界面
活性剤20〜50重量%または(a-ii)下記一般式(I)
で示される非イオン界面活性剤及び下記一般式(II)で
示される非イオン界面活性剤20〜50重量%〔ただ
し、洗浄剤組成物中の一般式(I)の非イオン界面活性
剤の含有量が10重量%以上である。〕 R1O(EO)m/(PO)nH (I) [R1 は炭素数8〜20のアルキル基、アルケニル基で
ある。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオ
キサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、m
は4〜16、nは1〜5である。] R2O(EO)xH (II) [R2 は炭素数8〜20の直鎖2級のアルキル基又は直
鎖2級のアルケニル基である。EOはエチレンオキサイ
ドを示す。xは5〜15である。] (b)次の一般式(III) にて示されるスルホン酸化合物
0.1〜5重量% R3SO3H (III) [R3 はベンゼン環以外の全炭素数が1〜6であるモノ
アルキルフェニル又はジアルキルフェニルである。] (c)重量平均分子量が1000〜20000のポリエ
チレングリコール 0.1〜5重量%
【0004】
【発明の実施の形態】本発明に配合される成分(a)に
関して、一般式(I)においてR1 の平均炭素数は12
〜18の直鎖のアルキル基、mは5〜15、nは1〜3
が好ましい。EOとPOの付加順序は、例えばランダム
付加重合、またはEOを付加した後、POを付加しても
よく、またその逆のようなブロック付加体でもよい。
関して、一般式(I)においてR1 の平均炭素数は12
〜18の直鎖のアルキル基、mは5〜15、nは1〜3
が好ましい。EOとPOの付加順序は、例えばランダム
付加重合、またはEOを付加した後、POを付加しても
よく、またその逆のようなブロック付加体でもよい。
【0005】一般式(I)で示されるもののうち、特に
下記一般式(IV)で示される非イオン界面活性剤が好ま
しい。 R4O(EO)p(PO)q(EO)rH (IV) [R4 は平均炭素数10〜18の直鎖または分岐鎖のア
ルキル基またはアルケニル基を表し、EOはオキシエチ
レン基、POはオキシプロピレン基を表す。p,q及び
rは平均付加モル数を表しp>0、q=1〜4、r>0
であり、p+q+r=6〜14、p+r=5〜12であ
る。好ましくはp+q+r=7〜14であり、p+r=
6〜12であり、q=1〜2である。] 一般式(IV)の非イオン性界面活性剤は、合成もしくは天
然油脂から誘導されたR4 のアルキル基を有するアルコ
ールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドの順
序で付加した後、再度エチレンオキサイドを付加するこ
とで合成される。
下記一般式(IV)で示される非イオン界面活性剤が好ま
しい。 R4O(EO)p(PO)q(EO)rH (IV) [R4 は平均炭素数10〜18の直鎖または分岐鎖のア
ルキル基またはアルケニル基を表し、EOはオキシエチ
レン基、POはオキシプロピレン基を表す。p,q及び
rは平均付加モル数を表しp>0、q=1〜4、r>0
であり、p+q+r=6〜14、p+r=5〜12であ
る。好ましくはp+q+r=7〜14であり、p+r=
6〜12であり、q=1〜2である。] 一般式(IV)の非イオン性界面活性剤は、合成もしくは天
然油脂から誘導されたR4 のアルキル基を有するアルコ
ールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドの順
序で付加した後、再度エチレンオキサイドを付加するこ
とで合成される。
【0006】一般式(II)で示される非イオン界面活性
剤は、R2 が平均炭素数10〜14であり、xが7〜1
2のものが好ましい。
剤は、R2 が平均炭素数10〜14であり、xが7〜1
2のものが好ましい。
【0007】本発明の成分(a)は一般式(I)で示さ
れる非イオン界面活性剤のみ(a-i)であっても、一般式
(II)で示される非イオン界面活性剤との併用(a-ii)で
あってもよい。ただし、一般式(I)で示される非イオ
ン界面活性剤と一般式(II)で示される非イオン界面活
性剤とを併用する場合、洗浄剤組成物中に一般式(I)
で示される非イオン界面活性剤を10重量%以上含有す
る。
れる非イオン界面活性剤のみ(a-i)であっても、一般式
(II)で示される非イオン界面活性剤との併用(a-ii)で
あってもよい。ただし、一般式(I)で示される非イオ
ン界面活性剤と一般式(II)で示される非イオン界面活
性剤とを併用する場合、洗浄剤組成物中に一般式(I)
で示される非イオン界面活性剤を10重量%以上含有す
る。
【0008】本発明の組成物は、成分(a)の非イオン
界面活性剤を20〜40重量%含有することが好まし
い。
界面活性剤を20〜40重量%含有することが好まし
い。
【0009】成分(b)の好ましくは、一般式(III) に
おいてR3 がパラ位またはメタ位に炭素数1〜2のアル
キル基を有するモノアルキルフェニル又はジアルキルフ
ェニルであり、最も好ましくはパラトルエンスルホン
酸、メタキシレンスルホン酸である。成分(b)は酸型
として配合されるが、溶液中のアルカリによって中和さ
れて塩を形成してもよい。その場合の塩を形成するため
のアルカリ剤としては、アルカリ金属の水酸化物、アル
カノールアミンが挙げられ、特にモノエタノールアミン
が好ましい。本発明の組成物は成分(b)を0.2〜4
重量%含有することが好ましい。
おいてR3 がパラ位またはメタ位に炭素数1〜2のアル
キル基を有するモノアルキルフェニル又はジアルキルフ
ェニルであり、最も好ましくはパラトルエンスルホン
酸、メタキシレンスルホン酸である。成分(b)は酸型
として配合されるが、溶液中のアルカリによって中和さ
れて塩を形成してもよい。その場合の塩を形成するため
のアルカリ剤としては、アルカリ金属の水酸化物、アル
カノールアミンが挙げられ、特にモノエタノールアミン
が好ましい。本発明の組成物は成分(b)を0.2〜4
重量%含有することが好ましい。
【0010】成分(c)のポリエチレングリコールの好
ましい平均分子量は、2000〜15000である。ポ
リエチレングリコールの平均分子量は、既知の平均分子
量を有するポリエチレングリコールの標準サンプルを用
いて、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定すること
ができる。本発明の組成物は成分(c)を0.2〜4重
量%含有することが好ましい。
ましい平均分子量は、2000〜15000である。ポ
リエチレングリコールの平均分子量は、既知の平均分子
量を有するポリエチレングリコールの標準サンプルを用
いて、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定すること
ができる。本発明の組成物は成分(c)を0.2〜4重
量%含有することが好ましい。
【0011】本発明に配合される成分(a)以外の界面
活性剤としては、陰イオン界面活性剤として、直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸エステル塩等が挙げられ、特に低泡性に
するためには脂肪酸塩を併用することが好ましい。塩を
形成するための物質としては、ナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属以外に、マグネシウム等のアルカリ土類
金属及び/又はモノ、ジ、トリエタノールアミン等のア
ルカノールアミン等を使用するが、特にアルカノールア
ミンを用いることで液安定性が向上することから好適で
ある。陰イオン界面活性剤は酸型で添加し液体洗浄剤中
のアルカリ剤で塩を形成してもよい。
活性剤としては、陰イオン界面活性剤として、直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル硫酸エステル塩等が挙げられ、特に低泡性に
するためには脂肪酸塩を併用することが好ましい。塩を
形成するための物質としては、ナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属以外に、マグネシウム等のアルカリ土類
金属及び/又はモノ、ジ、トリエタノールアミン等のア
ルカノールアミン等を使用するが、特にアルカノールア
ミンを用いることで液安定性が向上することから好適で
ある。陰イオン界面活性剤は酸型で添加し液体洗浄剤中
のアルカリ剤で塩を形成してもよい。
【0012】非イオン界面活性剤としては、アミンオキ
サイドや一般式(II)以外のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルを配合することができる。
サイドや一般式(II)以外のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルを配合することができる。
【0013】また風合いを向上させるためには、モノ長
鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤
を併用することが好ましいが、陽イオン界面活性剤を使
用する場合には、液体洗浄剤の相安定性を損なわないよ
うに注意する。
鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤
を併用することが好ましいが、陽イオン界面活性剤を使
用する場合には、液体洗浄剤の相安定性を損なわないよ
うに注意する。
【0014】液体洗浄剤組成物の水分量は、40重量%
以下であることが優れた洗浄性を得るうえで好適であ
る。
以下であることが優れた洗浄性を得るうえで好適であ
る。
【0015】更に次の成分を配合することができる。ア
ルカリ金属の水酸化物、ケイ酸塩、炭酸塩及びアルカノ
ールアミン等のアルカリ剤;エタノール等のアルコール
類、エチレングリコール、プロピレングリコール等のグ
リコール類、安息香酸塩(防腐剤としての効果もある)
並びに尿素等の減粘剤あるいは可溶化剤;ポリオキシア
ルキレンベンジルエーテル、ポリオキシアルキレンフェ
ニルエーテル等の相調節剤;イミノ二酢酸、ジエチレン
トリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢
酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテト
ラミン六酢酸、マロン酸、コハク酸、ジグリコール酸、
リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等並びにそれらの塩等の金
属イオン封鎖剤;ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、ア
クリル酸マレイン酸共重合体、ポリアスパラギン酸、カ
ルボキシメチルセルロース、無水マレイン酸−ジイソブ
チレン共重合体、無水マレイン酸−メチルビニルエーテ
ル共重合体、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体、
無水マレイン酸―酢酸ビニル共重合体、ナフタレンスル
ホン酸塩ホルマリン縮合物ポリマー、特開昭59−62
614号公報記載のポリマー、特開平7−53993号
公報記載のポリマー等の再汚染防止剤又は金属イオン封
鎖剤;ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤;アミラ
ーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素;
塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ
素化合物)等の酵素安定化剤;チノパールCBS(チバ
ガイギー社製)等の蛍光染料;アミノ変成シリコーン等
の柔軟化剤;シリカ、シリコーン等の消泡剤;ジブチル
ヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の酸化防止剤;着
色剤、香料、抗菌防腐剤等が挙げられる。
ルカリ金属の水酸化物、ケイ酸塩、炭酸塩及びアルカノ
ールアミン等のアルカリ剤;エタノール等のアルコール
類、エチレングリコール、プロピレングリコール等のグ
リコール類、安息香酸塩(防腐剤としての効果もある)
並びに尿素等の減粘剤あるいは可溶化剤;ポリオキシア
ルキレンベンジルエーテル、ポリオキシアルキレンフェ
ニルエーテル等の相調節剤;イミノ二酢酸、ジエチレン
トリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢
酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテト
ラミン六酢酸、マロン酸、コハク酸、ジグリコール酸、
リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等並びにそれらの塩等の金
属イオン封鎖剤;ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、ア
クリル酸マレイン酸共重合体、ポリアスパラギン酸、カ
ルボキシメチルセルロース、無水マレイン酸−ジイソブ
チレン共重合体、無水マレイン酸−メチルビニルエーテ
ル共重合体、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体、
無水マレイン酸―酢酸ビニル共重合体、ナフタレンスル
ホン酸塩ホルマリン縮合物ポリマー、特開昭59−62
614号公報記載のポリマー、特開平7−53993号
公報記載のポリマー等の再汚染防止剤又は金属イオン封
鎖剤;ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤;アミラ
ーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素;
塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ
素化合物)等の酵素安定化剤;チノパールCBS(チバ
ガイギー社製)等の蛍光染料;アミノ変成シリコーン等
の柔軟化剤;シリカ、シリコーン等の消泡剤;ジブチル
ヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の酸化防止剤;着
色剤、香料、抗菌防腐剤等が挙げられる。
【0016】
【実施例】<襟汚れ汚染布の調製>3日間着用した綿/
ポリエステル混紡ワイシャツ50人分の襟部分を裁断し
収集した。襟部分の裁断したもの50枚を、汚れの程度
で襟汚れ汚染布を5つのグループに分け、汚れがひどい
方から3番目のグループの襟汚れ汚染布を用い、洗浄評
価に供した。
ポリエステル混紡ワイシャツ50人分の襟部分を裁断し
収集した。襟部分の裁断したもの50枚を、汚れの程度
で襟汚れ汚染布を5つのグループに分け、汚れがひどい
方から3番目のグループの襟汚れ汚染布を用い、洗浄評
価に供した。
【0017】<液体洗浄剤組成物の調製>表1の成分か
らなる液体洗浄剤組成物を調製した。pHの調整は48
重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液を使用した。
らなる液体洗浄剤組成物を調製した。pHの調整は48
重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液を使用した。
【0018】<洗浄力の評価>二槽式洗濯機(東芝銀河
3.6)を準備、洗濯槽に40Lの水道水を入れ、これ
に1.4kgの綿製の未着用肌着および0.6kgの綿
/ポリエステル混紡の未着用ワイシャツを入れる。更に
コンパクト型粉末洗剤を標準使用量に従い投入する。3
0×30cm2 の綿布に上記で調製した襟汚れ汚染布を
5枚縫い付けたものを1枚用意し、表1に記載された組
成の液体洗浄剤組成物を襟汚れ汚染布1枚に対し3mL
塗布する。こうして得た襟汚れ汚染布5枚を洗濯槽に入
れ、10分間普通洗浄する。その後1分間脱水し、8分
間15L/minの水量で流水すすぎを行なう。その後
5分間脱水し、室内で自然乾燥させる。
3.6)を準備、洗濯槽に40Lの水道水を入れ、これ
に1.4kgの綿製の未着用肌着および0.6kgの綿
/ポリエステル混紡の未着用ワイシャツを入れる。更に
コンパクト型粉末洗剤を標準使用量に従い投入する。3
0×30cm2 の綿布に上記で調製した襟汚れ汚染布を
5枚縫い付けたものを1枚用意し、表1に記載された組
成の液体洗浄剤組成物を襟汚れ汚染布1枚に対し3mL
塗布する。こうして得た襟汚れ汚染布5枚を洗濯槽に入
れ、10分間普通洗浄する。その後1分間脱水し、8分
間15L/minの水量で流水すすぎを行なう。その後
5分間脱水し、室内で自然乾燥させる。
【0019】各液体洗浄剤組成物を用いて洗浄した各襟
汚れ汚染布(1種の組成について5枚)について、以下
の基準に従って5枚全体を見て汚れ落ちレベルを決定し
た。判定は研究所内の熟練したパネラーによりなされ
た。結果を表1に示した。 ○;汚れが充分落ちており満足のいくレベル △;汚れが少し残っており不満足なレベル ×;汚れがほとんど落ちておらず不満足なレベル
汚れ汚染布(1種の組成について5枚)について、以下
の基準に従って5枚全体を見て汚れ落ちレベルを決定し
た。判定は研究所内の熟練したパネラーによりなされ
た。結果を表1に示した。 ○;汚れが充分落ちており満足のいくレベル △;汚れが少し残っており不満足なレベル ×;汚れがほとんど落ちておらず不満足なレベル
【0020】
【表1】
【0021】<表1記載の成分>表1記載の液体洗剤に
使用した成分の詳細を以下に示す。 ・非イオン界面活性剤(1) A:一般式(IV)のR4 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、p=5、q=2、
r=5のもの。 ・非イオン界面活性剤(1) B:一般式(IV)のR4 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、p=7、q=2、
r=3のもの。 ・非イオン界面活性剤(1) C:一般式(IV)のR4 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、p=5、q=2、
r=3のもの。 ・非イオン界面活性剤(1) D:一般式(I)のR1 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、m=8、n=2を
EOPOの順にブロック付加させたもの。 ・非イオン界面活性剤(1) E:一般式(I)のR1 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、m=8、n=2を
ランダム付加させたもの。
使用した成分の詳細を以下に示す。 ・非イオン界面活性剤(1) A:一般式(IV)のR4 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、p=5、q=2、
r=5のもの。 ・非イオン界面活性剤(1) B:一般式(IV)のR4 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、p=7、q=2、
r=3のもの。 ・非イオン界面活性剤(1) C:一般式(IV)のR4 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、p=5、q=2、
r=3のもの。 ・非イオン界面活性剤(1) D:一般式(I)のR1 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、m=8、n=2を
EOPOの順にブロック付加させたもの。 ・非イオン界面活性剤(1) E:一般式(I)のR1 が炭
素数10〜14の直鎖1級アルキル、m=8、n=2を
ランダム付加させたもの。
【0022】・非イオン界面活性剤(1) F:一般式
(I)のR1 が炭素数10〜14の直鎖1級アルキル、
m=6、n=1をEOPOの順にブロック付加させたも
の。 ・非イオン界面活性剤(2) G:一般式(II)のR2 が炭
素数10〜14の直鎖2級アルキル、x=8もの。 ・ポリエチレングリコール:平均分子量6000 ・アミンオキサイド:ドデシルジメチルアミンオキサイ
ド ・LAS−S:アルキル炭素数9〜14の直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸 ・ES−S:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
(アルキル炭素数10〜14、エチレンオキサイドを平
均3モル付加) ・脂肪酸:炭素数12〜14のヤシ油系脂肪酸 ・ポリアクリル酸:平均分子量5000 ・ポリエチレングリコールフェニルエーテル:ポリオキ
シエチレンモノフェニルエーテル(エチレンオキサイド
平均3モル付加) ・酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボ
ノルディスクバイオインダストリー社製)
(I)のR1 が炭素数10〜14の直鎖1級アルキル、
m=6、n=1をEOPOの順にブロック付加させたも
の。 ・非イオン界面活性剤(2) G:一般式(II)のR2 が炭
素数10〜14の直鎖2級アルキル、x=8もの。 ・ポリエチレングリコール:平均分子量6000 ・アミンオキサイド:ドデシルジメチルアミンオキサイ
ド ・LAS−S:アルキル炭素数9〜14の直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸 ・ES−S:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
(アルキル炭素数10〜14、エチレンオキサイドを平
均3モル付加) ・脂肪酸:炭素数12〜14のヤシ油系脂肪酸 ・ポリアクリル酸:平均分子量5000 ・ポリエチレングリコールフェニルエーテル:ポリオキ
シエチレンモノフェニルエーテル(エチレンオキサイド
平均3モル付加) ・酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボ
ノルディスクバイオインダストリー社製)
【0023】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は襟・袖口の
汚れに対して優れた洗浄力を示す。
汚れに対して優れた洗浄力を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3:37 1:722)
Claims (1)
- 【請求項1】 下記成分(a)、(b)及び(c)を含
有し水分量が50重量%以下である液体洗浄剤組成物。 (a)(a-i) 下記一般式(I)で示される非イオン界面
活性剤20〜50重量%または(a-ii)下記一般式(I)
で示される非イオン界面活性剤及び下記一般式(II)で
示される非イオン界面活性剤20〜50重量%〔ただ
し、洗浄剤組成物中の一般式(I)の非イオン界面活性
剤の含有量が10重量%以上である。〕 R1O(EO)m/(PO)nH (I) [R1 は炭素数8〜20のアルキル基、アルケニル基で
ある。EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオ
キサイドを示す。m及びnは平均付加モル数であり、m
は4〜16、nは1〜5である。] R2O(EO)xH (II) [R2 は炭素数8〜20の直鎖2級のアルキル基又は直
鎖2級のアルケニル基である。EOはエチレンオキサイ
ドを示す。xは5〜15である。] (b)次の一般式(III) にて示されるスルホン酸化合物
0.1〜5重量% R3SO3H (III) [R3 はベンゼン環以外の全炭素数が1〜6であるモノ
アルキルフェニル又はジアルキルフェニルである。] (c)重量平均分子量が1000〜20000のポリエ
チレングリコール 0.1〜5重量%
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JP8635998A JPH11279600A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 液体洗浄剤組成物 |
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ID=13884703
Family Applications (1)
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JP8635998A Pending JPH11279600A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 液体洗浄剤組成物 |
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JP (1) | JPH11279600A (ja) |
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