JPH1125313A - 紙幣金種判別装置 - Google Patents
紙幣金種判別装置Info
- Publication number
- JPH1125313A JPH1125313A JP9181564A JP18156497A JPH1125313A JP H1125313 A JPH1125313 A JP H1125313A JP 9181564 A JP9181564 A JP 9181564A JP 18156497 A JP18156497 A JP 18156497A JP H1125313 A JPH1125313 A JP H1125313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper money
- light
- data
- denomination
- serial number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来にない観点で紙幣の金種判別を行なうこ
とができる紙幣金種判別装置を提供する。 【解決手段】 紙幣に光を照射する光照射手段17,2
1と、該光照射手段17,21により照射された光の紙
幣からの反射光を受光する受光手段19,23と、該受
光手段19,23により受光したデータから紙幣の個々
の番号を示す記番号を検出する記番号検出手段と、該記
番号検出手段により検出された記番号の字体と予め記憶
されている記番号の字体のマスタデータとを比較して金
種を判別する金種判別手段とを有し、記番号の字体から
金種を判別する。
とができる紙幣金種判別装置を提供する。 【解決手段】 紙幣に光を照射する光照射手段17,2
1と、該光照射手段17,21により照射された光の紙
幣からの反射光を受光する受光手段19,23と、該受
光手段19,23により受光したデータから紙幣の個々
の番号を示す記番号を検出する記番号検出手段と、該記
番号検出手段により検出された記番号の字体と予め記憶
されている記番号の字体のマスタデータとを比較して金
種を判別する金種判別手段とを有し、記番号の字体から
金種を判別する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣の金種を判別
する紙幣金種判別装置に関し、特に紙幣を光学的に検出
することにより金種判別を行なう紙幣金種判別装置に関
する。
する紙幣金種判別装置に関し、特に紙幣を光学的に検出
することにより金種判別を行なう紙幣金種判別装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣金種判別装置として、例えば
特開平1−281591号公報に開示されたものが知ら
れている。この紙幣金種判別装置は、搬送されてきた紙
幣に光源から光を照射し、紙幣からの反射光をレンズに
て集光し、イメージラインセンサにて受光する。そし
て、イメージラインセンサにて受光された光学情報を光
電変換して画像データとし、該画像データを2値化して
紙幣に印刷されている金種を表す文字を検出し、この検
出された文字と予め記憶されている文字のマスタデータ
とを比較して金種を判別するようになっている。
特開平1−281591号公報に開示されたものが知ら
れている。この紙幣金種判別装置は、搬送されてきた紙
幣に光源から光を照射し、紙幣からの反射光をレンズに
て集光し、イメージラインセンサにて受光する。そし
て、イメージラインセンサにて受光された光学情報を光
電変換して画像データとし、該画像データを2値化して
紙幣に印刷されている金種を表す文字を検出し、この検
出された文字と予め記憶されている文字のマスタデータ
とを比較して金種を判別するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、紙幣の金種判別
は、上記の他に、光の透過あるいは反射、さらには紙幣
の大きさ等で行なわれているが、紙幣のデザイン変更に
よっては、これらでは金種判別できない事態が生じる可
能性も勿論あり、これらとは別の新たな観点で紙幣の金
種を判別できる装置が求められる可能性がある。したが
って、本発明の目的は、従来にない観点で紙幣の金種判
別を行なうことができる紙幣金種判別装置を提供するこ
とである。
は、上記の他に、光の透過あるいは反射、さらには紙幣
の大きさ等で行なわれているが、紙幣のデザイン変更に
よっては、これらでは金種判別できない事態が生じる可
能性も勿論あり、これらとは別の新たな観点で紙幣の金
種を判別できる装置が求められる可能性がある。したが
って、本発明の目的は、従来にない観点で紙幣の金種判
別を行なうことができる紙幣金種判別装置を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙幣金種判別装置は、紙幣に光を照射する
光照射手段と、該光照射手段により照射された光の紙幣
からの反射光を受光する受光手段と、該受光手段により
受光したデータから紙幣の個々の番号を示す記番号を検
出する記番号検出手段と、該記番号検出手段により検出
された記番号の字体と予め記憶されている記番号の字体
のマスタデータとを比較して金種を判別する金種判別手
段と、を有することを特徴としている。これにより、記
番号検出手段が、受光手段により受光したデータから紙
幣の個々の番号を示す記番号を検出すると、金種判別手
段が、検出された記番号の字体と予め記憶されている記
番号の字体のマスタデータとを比較して金種を判別す
る。このように、記番号の字体から金種を判別すること
ができる。
め、本発明の紙幣金種判別装置は、紙幣に光を照射する
光照射手段と、該光照射手段により照射された光の紙幣
からの反射光を受光する受光手段と、該受光手段により
受光したデータから紙幣の個々の番号を示す記番号を検
出する記番号検出手段と、該記番号検出手段により検出
された記番号の字体と予め記憶されている記番号の字体
のマスタデータとを比較して金種を判別する金種判別手
段と、を有することを特徴としている。これにより、記
番号検出手段が、受光手段により受光したデータから紙
幣の個々の番号を示す記番号を検出すると、金種判別手
段が、検出された記番号の字体と予め記憶されている記
番号の字体のマスタデータとを比較して金種を判別す
る。このように、記番号の字体から金種を判別すること
ができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の紙幣金種判別装置の一の
実施の形態を図1〜図4を参照して以下に説明する。図
1において符号11,12で示すものは、水平配置され
た紙幣1をそれぞれ上下の搬送ベルトで挟持しつつその
長さ方向を搬送方向に略直交させて直線状に水平搬送す
る搬送手段であり、紙幣金種判別装置13は、搬送手段
11,12間で受け渡される際に紙幣1の金種を判別可
能に配置されている。なお、図1においては、搬送手段
11,12により紙幣1が右側から左側に配送されるよ
うになっている。
実施の形態を図1〜図4を参照して以下に説明する。図
1において符号11,12で示すものは、水平配置され
た紙幣1をそれぞれ上下の搬送ベルトで挟持しつつその
長さ方向を搬送方向に略直交させて直線状に水平搬送す
る搬送手段であり、紙幣金種判別装置13は、搬送手段
11,12間で受け渡される際に紙幣1の金種を判別可
能に配置されている。なお、図1においては、搬送手段
11,12により紙幣1が右側から左側に配送されるよ
うになっている。
【0006】図1および図2に示すように、紙幣金種判
別装置13は、搬送中において搬送手段11,12間に
位置する紙幣1の上面側を検出する上面検出機構15
と、搬送中において搬送手段11,12間に位置する紙
幣1の下面側を検出する下面検出機構16とを有してい
る。
別装置13は、搬送中において搬送手段11,12間に
位置する紙幣1の上面側を検出する上面検出機構15
と、搬送中において搬送手段11,12間に位置する紙
幣1の下面側を検出する下面検出機構16とを有してい
る。
【0007】上面検出機構15は、搬送中において搬送
手段11,12間に位置する紙幣1に上側から光を照射
する光源(光照射手段)17と、搬送中において搬送手
段11,12間に位置する紙幣1と光源17との間に配
置されて光源17からの光の照射範囲を限定するスリッ
ト(光照射手段)18と、光源17と同じ上側に配置さ
れて、光源17からスリット18を介して照射された光
の、搬送中において搬送手段11,12間に位置する紙
幣1からの反射光を検出可能なCCDカメラ(受光手
段)19とを有している。
手段11,12間に位置する紙幣1に上側から光を照射
する光源(光照射手段)17と、搬送中において搬送手
段11,12間に位置する紙幣1と光源17との間に配
置されて光源17からの光の照射範囲を限定するスリッ
ト(光照射手段)18と、光源17と同じ上側に配置さ
れて、光源17からスリット18を介して照射された光
の、搬送中において搬送手段11,12間に位置する紙
幣1からの反射光を検出可能なCCDカメラ(受光手
段)19とを有している。
【0008】下面検出機構16は、搬送中において搬送
手段11,12間に位置する紙幣1に下側から光を照射
する光源(光照射手段)21と、搬送中において搬送手
段11,12間に位置する紙幣1と光源21との間に配
置されて光源21からの光の照射範囲を限定するスリッ
ト(光照射手段)22と、光源21と同じ下側に配置さ
れて、光源21からスリット22を介して照射された光
の、搬送中において搬送手段11,12間に位置する紙
幣1からの反射光を検出可能なCCDカメラ(受光手
段)23とを有している。
手段11,12間に位置する紙幣1に下側から光を照射
する光源(光照射手段)21と、搬送中において搬送手
段11,12間に位置する紙幣1と光源21との間に配
置されて光源21からの光の照射範囲を限定するスリッ
ト(光照射手段)22と、光源21と同じ下側に配置さ
れて、光源21からスリット22を介して照射された光
の、搬送中において搬送手段11,12間に位置する紙
幣1からの反射光を検出可能なCCDカメラ(受光手
段)23とを有している。
【0009】ここで、日本国内において流通されるもの
にあっては、紙幣1の一面の長手方向における中央より
左側であって短手方向における上側1/3の範囲(図3
にハッチングで示す範囲X)と、長手方向における中央
より右側であって短手方向における下側1/3の範囲
(図3にハッチングで示す範囲Y)の二カ所に記番号が
それぞれ記載されている。
にあっては、紙幣1の一面の長手方向における中央より
左側であって短手方向における上側1/3の範囲(図3
にハッチングで示す範囲X)と、長手方向における中央
より右側であって短手方向における下側1/3の範囲
(図3にハッチングで示す範囲Y)の二カ所に記番号が
それぞれ記載されている。
【0010】そして、この実施の形態においては、紙幣
1が予め表裏を取り揃えた状態で搬送されなくとも金種
が判別できるように、上記したように上下両側に上面検
出機構15および下面検出機構16が配置されている。
さらに、上面検出機構15および下面検出機構16は、
各光源17,21の光の影響が他方のものに影響を与え
ないようにそれぞれの光源17,21のスリット18,
22で限定される紙幣1への光照射範囲を、紙幣1の搬
送方向に対し左右にずらしている。具体的には、紙幣1
の搬送方向下流側を上側とした平面視左側に上面検出機
構15の光照射範囲が、平面視右側に下面検出機構16
の光照射範囲がそれぞれ重なり合わないように配置され
ている。なお、上面検出機構15および下面検出機構1
6は、紙幣搬送方向における光源17,21からの光照
射範囲については一致させている。
1が予め表裏を取り揃えた状態で搬送されなくとも金種
が判別できるように、上記したように上下両側に上面検
出機構15および下面検出機構16が配置されている。
さらに、上面検出機構15および下面検出機構16は、
各光源17,21の光の影響が他方のものに影響を与え
ないようにそれぞれの光源17,21のスリット18,
22で限定される紙幣1への光照射範囲を、紙幣1の搬
送方向に対し左右にずらしている。具体的には、紙幣1
の搬送方向下流側を上側とした平面視左側に上面検出機
構15の光照射範囲が、平面視右側に下面検出機構16
の光照射範囲がそれぞれ重なり合わないように配置され
ている。なお、上面検出機構15および下面検出機構1
6は、紙幣搬送方向における光源17,21からの光照
射範囲については一致させている。
【0011】上面検出機構15のCCDカメラ19およ
び下面検出機構16のCCDカメラ23は、CPU25
に接続されており、CPU25には、これらCCDカメ
ラ19,23で検出されたデータを記憶するRAM26
と、CPU25による金種判別のためのマスタデータが
記憶されたROM27とが接続されている。ここで、C
PU25は、CCDカメラ19,23による検出データ
から紙幣1の個々の番号を示す記番号の図形データとし
ての字体のみを検出する記番号検出手段28と、記番号
検出手段28により検出された記番号の字体とROM2
7に予め記憶されている記番号の字体のマスタデータと
を比較して金種を判別する金種判別手段29とで構成さ
れている。
び下面検出機構16のCCDカメラ23は、CPU25
に接続されており、CPU25には、これらCCDカメ
ラ19,23で検出されたデータを記憶するRAM26
と、CPU25による金種判別のためのマスタデータが
記憶されたROM27とが接続されている。ここで、C
PU25は、CCDカメラ19,23による検出データ
から紙幣1の個々の番号を示す記番号の図形データとし
ての字体のみを検出する記番号検出手段28と、記番号
検出手段28により検出された記番号の字体とROM2
7に予め記憶されている記番号の字体のマスタデータと
を比較して金種を判別する金種判別手段29とで構成さ
れている。
【0012】なお、ROM27には、取り扱うすべての
金種の紙幣1のそれぞれについて、記番号として使用さ
れる0,1,2,3,4,5,6,7,8,9の数字お
よびアルファベットのIとOとを除いた文字の字体のマ
スタデータが記憶されている。すなわち、例えば図4
に、0,3,6を例示して説明すれば、上段に示す万券
の字体と、中段に示す五千券の字体と、下段に示す千券
の字体とは、同じ数字であっても字体が各数字それぞれ
について異なっており、このように金種により異なるす
べての記番号の文字の字体のマスタデータを二値化して
記憶しているのである。また、紙幣1の搬送の向きによ
っては、文字が搬送方向に沿って上下いずれの方向を向
く可能性もあるため、マスタデータは、記番号として使
用されるすべての文字の字体の上下両向きのデータを有
している。
金種の紙幣1のそれぞれについて、記番号として使用さ
れる0,1,2,3,4,5,6,7,8,9の数字お
よびアルファベットのIとOとを除いた文字の字体のマ
スタデータが記憶されている。すなわち、例えば図4
に、0,3,6を例示して説明すれば、上段に示す万券
の字体と、中段に示す五千券の字体と、下段に示す千券
の字体とは、同じ数字であっても字体が各数字それぞれ
について異なっており、このように金種により異なるす
べての記番号の文字の字体のマスタデータを二値化して
記憶しているのである。また、紙幣1の搬送の向きによ
っては、文字が搬送方向に沿って上下いずれの方向を向
く可能性もあるため、マスタデータは、記番号として使
用されるすべての文字の字体の上下両向きのデータを有
している。
【0013】次に、以上の構成の紙幣金種判別装置13
の作動について説明する。金種判別動作中において上面
検出機構15の光源17および下面検出機構16の光源
21は常に光を照射状態としており、搬送手段11,1
2により搬送中の紙幣1が光照射位置に達すると反射光
がそれぞれのCCDカメラ19,23で検出される。そ
して、このように両CCDカメラ19,23で反射光が
検出されそれぞれのデータがRAM26に一旦記憶され
ると、CPU25は、CCDカメラ19,23のいずれ
か一方、例えば上面検出機構15のCCDカメラ19に
よる検出データのうち、紙幣1の短手方向の搬送方向に
おける検出時間tのうちの所定範囲の時間、具体的には
検出最初のt/3の時間の検出データのみを使用し、こ
の検出データを例えば適宜のしきい値で切って二値化す
ることにより、紙幣の個々の番号を示す記番号の図形デ
ータを記番号検出手段28で検出する。
の作動について説明する。金種判別動作中において上面
検出機構15の光源17および下面検出機構16の光源
21は常に光を照射状態としており、搬送手段11,1
2により搬送中の紙幣1が光照射位置に達すると反射光
がそれぞれのCCDカメラ19,23で検出される。そ
して、このように両CCDカメラ19,23で反射光が
検出されそれぞれのデータがRAM26に一旦記憶され
ると、CPU25は、CCDカメラ19,23のいずれ
か一方、例えば上面検出機構15のCCDカメラ19に
よる検出データのうち、紙幣1の短手方向の搬送方向に
おける検出時間tのうちの所定範囲の時間、具体的には
検出最初のt/3の時間の検出データのみを使用し、こ
の検出データを例えば適宜のしきい値で切って二値化す
ることにより、紙幣の個々の番号を示す記番号の図形デ
ータを記番号検出手段28で検出する。
【0014】次に、検出された記番号の全部あるいは予
め定められた所定数の図形データを一つ一つ、CPU2
5の金種判別手段29が、ROM27に記憶されたマス
タデータと順次比較し、比較されたすべての(あるいは
所定の比率以上の)記番号が一の金種のものに一致し
(すなわち一致度が予め定められた所定の比率以上であ
り)かつ文字の上下の向きが統一されている場合には、
前記一の金種の紙幣であると判定する。
め定められた所定数の図形データを一つ一つ、CPU2
5の金種判別手段29が、ROM27に記憶されたマス
タデータと順次比較し、比較されたすべての(あるいは
所定の比率以上の)記番号が一の金種のものに一致し
(すなわち一致度が予め定められた所定の比率以上であ
り)かつ文字の上下の向きが統一されている場合には、
前記一の金種の紙幣であると判定する。
【0015】ここで、前記一方のCCDカメラ19によ
る検出データの二値化データにいずれの金種の紙幣の記
番号も検出されなかった場合には、上面には記番号が記
載されていないと判定して、上記に対し反対の下面検出
機構16のCCDカメラ23による検出データのうち、
紙幣1の短手方向の搬送方向における検出時間tのうち
の所定範囲の時間、具体的には最初のt/3の時間の検
出データのみを使用し、この検出データを例えば適宜の
しきい値で切って二値化することにより、紙幣の個々の
番号を示す記番号の図形データを記番号検出手段28で
検出する。
る検出データの二値化データにいずれの金種の紙幣の記
番号も検出されなかった場合には、上面には記番号が記
載されていないと判定して、上記に対し反対の下面検出
機構16のCCDカメラ23による検出データのうち、
紙幣1の短手方向の搬送方向における検出時間tのうち
の所定範囲の時間、具体的には最初のt/3の時間の検
出データのみを使用し、この検出データを例えば適宜の
しきい値で切って二値化することにより、紙幣の個々の
番号を示す記番号の図形データを記番号検出手段28で
検出する。
【0016】次に、検出された記番号の全部あるいは予
め定められた所定数の図形データを一つ一つ、ROM2
7に記憶されたマスタデータと順次比較し、比較された
すべての(または所定の比率以上の)記番号が一の金種
のものに一致し(すなわち一致度が予め定められた所定
の比率以上であり)かつ文字の上下の向きが統一されて
いる場合には、前記一の金種の紙幣であると判定する。
め定められた所定数の図形データを一つ一つ、ROM2
7に記憶されたマスタデータと順次比較し、比較された
すべての(または所定の比率以上の)記番号が一の金種
のものに一致し(すなわち一致度が予め定められた所定
の比率以上であり)かつ文字の上下の向きが統一されて
いる場合には、前記一の金種の紙幣であると判定する。
【0017】ここで、最初のT/3の時間の検出データ
を使用するのは、紙幣1の上下の向きおよび表裏の向き
がいずれの向きであっても、必ず上面検出機構15およ
び下面検出機構16のいずれか一方の最初のT/3の時
間の検出データ内に記番号が含まれるからである。
を使用するのは、紙幣1の上下の向きおよび表裏の向き
がいずれの向きであっても、必ず上面検出機構15およ
び下面検出機構16のいずれか一方の最初のT/3の時
間の検出データ内に記番号が含まれるからである。
【0018】以上に述べた紙幣金種判別装置によれば、
CPU25の記番号検出手段28が、CCDカメラ1
9,23により受光したデータから紙幣の個々の番号を
示す記番号を検出すると、CPU25の金種判別手段2
9が、検出された記番号の字体と予め記憶されている記
番号の字体のマスタデータとを比較して金種を判別す
る。このようにして、記番号の字体から金種を判別する
ことができる。したがって、従来の金種判別に加えて用
いれば、さらに金種判別の精度を向上させることができ
る。
CPU25の記番号検出手段28が、CCDカメラ1
9,23により受光したデータから紙幣の個々の番号を
示す記番号を検出すると、CPU25の金種判別手段2
9が、検出された記番号の字体と予め記憶されている記
番号の字体のマスタデータとを比較して金種を判別す
る。このようにして、記番号の字体から金種を判別する
ことができる。したがって、従来の金種判別に加えて用
いれば、さらに金種判別の精度を向上させることができ
る。
【0019】なお、以上においては紙幣1の表裏が取り
揃えられないで搬送される場合を例にとり説明したが、
紙幣1の表裏が取り揃えられた状態で搬送される場合、
搬送される紙幣1の記番号を有する面側にのみ上記した
検出機構を設ければよいことになる。
揃えられないで搬送される場合を例にとり説明したが、
紙幣1の表裏が取り揃えられた状態で搬送される場合、
搬送される紙幣1の記番号を有する面側にのみ上記した
検出機構を設ければよいことになる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
記番号検出手段が、受光手段により受光したデータから
紙幣の個々の番号を示す記番号を検出すると、金種判別
手段が、検出された記番号の字体と予め記憶されている
記番号の字体のマスタデータとを比較して金種を判別す
る。このように、記番号の字体から金種を判別すること
ができる。
記番号検出手段が、受光手段により受光したデータから
紙幣の個々の番号を示す記番号を検出すると、金種判別
手段が、検出された記番号の字体と予め記憶されている
記番号の字体のマスタデータとを比較して金種を判別す
る。このように、記番号の字体から金種を判別すること
ができる。
【図1】 本発明の紙幣金種判別装置の一の実施の形態
を概略的に示す側面図である。
を概略的に示す側面図である。
【図2】 本発明の紙幣金種判別装置の一の実施の形態
の制御系のブロック図である。
の制御系のブロック図である。
【図3】 本発明の紙幣金種判別装置の一の実施の形態
で検出される紙幣の記番号の存在範囲を示す平面図であ
る。
で検出される紙幣の記番号の存在範囲を示す平面図であ
る。
【図4】 本発明の紙幣金種判別装置の一の実施の形態
で検出される記番号の例を示す図表である。
で検出される記番号の例を示す図表である。
1 紙幣 13 紙葉類判別装置 17,21 光源(光照射手段) 18,22 スリット(光照射手段) 19,23 CCDカメラ(受光手段) 25 CPU 28 記番号検出手段 29 金種判別手段
Claims (1)
- 【請求項1】 紙幣に光を照射する光照射手段と、 該光照射手段により照射された光の紙幣からの反射光を
受光する受光手段と、 該受光手段により受光したデータから紙幣の個々の番号
を示す記番号を検出する記番号検出手段と、 該記番号検出手段により検出された記番号の字体と予め
記憶されている記番号の字体のマスタデータとを比較し
て金種を判別する金種判別手段と、を有することを特徴
とする紙幣金種判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9181564A JPH1125313A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 紙幣金種判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9181564A JPH1125313A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 紙幣金種判別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125313A true JPH1125313A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16103010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9181564A Pending JPH1125313A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 紙幣金種判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125313A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-07-07 JP JP9181564A patent/JPH1125313A/ja active Pending
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