JPH11244210A - 清掃具 - Google Patents
清掃具Info
- Publication number
- JPH11244210A JPH11244210A JP37061498A JP37061498A JPH11244210A JP H11244210 A JPH11244210 A JP H11244210A JP 37061498 A JP37061498 A JP 37061498A JP 37061498 A JP37061498 A JP 37061498A JP H11244210 A JPH11244210 A JP H11244210A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- floor
- arrow
- forming
- support tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚れの捕集領域を広くして汚れの捕集効率を
向上させることである。 【解決手段】 清掃具本体である支持具２の底面に清掃
材料１を装着し、この清掃材料１にて汚れを捕集する清
掃具において、上記支持具の上記底面は、中央部９が凸
で、清掃方向両端部へ向い緩やかな弧をなして湾曲する
曲率部８に形成されていることを特徴とする清掃具であ
る。
向上させることである。 【解決手段】 清掃具本体である支持具２の底面に清掃
材料１を装着し、この清掃材料１にて汚れを捕集する清
掃具において、上記支持具の上記底面は、中央部９が凸
で、清掃方向両端部へ向い緩やかな弧をなして湾曲する
曲率部８に形成されていることを特徴とする清掃具であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は清掃具に係り、特
に、不織布のような清掃材料を装着する清掃具本体（支
持具）の形状を改良した清掃具に関する。
に、不織布のような清掃材料を装着する清掃具本体（支
持具）の形状を改良した清掃具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の支持具の底面はフラットであるた
め、そこに不織布を装着すると、不織布が折り曲げられ
ている清掃方向両端周縁部のみがダスト類の吸着に働く
が、その面積の大部分を占めるフラットな部分にダスト
類がほとんど吸着しないという欠点が認められる。
め、そこに不織布を装着すると、不織布が折り曲げられ
ている清掃方向両端周縁部のみがダスト類の吸着に働く
が、その面積の大部分を占めるフラットな部分にダスト
類がほとんど吸着しないという欠点が認められる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】汚れの捕集領域を広く
して汚れの捕集効率を向上させることである。
して汚れの捕集効率を向上させることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、清掃具本体で
ある支持具の底面に清掃材料を装着し、この清掃材料に
て汚れを捕集する清掃具において、上記支持具の上記底
面は、中央部が凸で、清掃方向両端部へ向い緩やかな弧
をなして湾曲する曲率部に形成されていることを特徴と
する清掃具である。
ある支持具の底面に清掃材料を装着し、この清掃材料に
て汚れを捕集する清掃具において、上記支持具の上記底
面は、中央部が凸で、清掃方向両端部へ向い緩やかな弧
をなして湾曲する曲率部に形成されていることを特徴と
する清掃具である。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の清掃具の一例を示す図１
において、エレクトレットオレフィン系極細繊維不織布
から成る清掃材料１は、清掃具本体である支持具２の表
面に巻き付けられ、払拭面３の反対側の支持具上面４に
ビス等の固定具５で固定されている。支持具２の上面４
には、ハンドル７が支持具２に対して回動可能に支持す
るジョイント６を介して取り付けられている。支持具２
の底面は、中央部９が下方へ滑らかに凸で、そこから連
続しかつ清掃方向Ａの端部１０及び清掃方向Ｂの端部１
１へ向い緩やかな凸の円弧をなして湾曲する曲率部８を
形成している。支持具２の底面、即ち曲率部８に装着さ
れた不織布から成る清掃材料１の払拭面３（下面）も中
央部が凸で、清掃方向両端部へ向い緩やかな弧をなして
湾曲した形状となる。
において、エレクトレットオレフィン系極細繊維不織布
から成る清掃材料１は、清掃具本体である支持具２の表
面に巻き付けられ、払拭面３の反対側の支持具上面４に
ビス等の固定具５で固定されている。支持具２の上面４
には、ハンドル７が支持具２に対して回動可能に支持す
るジョイント６を介して取り付けられている。支持具２
の底面は、中央部９が下方へ滑らかに凸で、そこから連
続しかつ清掃方向Ａの端部１０及び清掃方向Ｂの端部１
１へ向い緩やかな凸の円弧をなして湾曲する曲率部８を
形成している。支持具２の底面、即ち曲率部８に装着さ
れた不織布から成る清掃材料１の払拭面３（下面）も中
央部が凸で、清掃方向両端部へ向い緩やかな弧をなして
湾曲した形状となる。
【０００６】ハンドル７を掴み、支持具２を床１２上で
矢印Ａ方向に押すと、清掃材料１の払拭面３が床１２上
の塵や埃等の汚れを捕集する。その時力を入れると矢印
Ａ方向端部１０側が床１２上に強く押し付けられ、力を
減すにつれて床１２に接する部分が端部１０から中央部
側へ移動する。ハンドル７を２点鎖線で示す７´の姿勢
にして矢印Ｂ方向に清掃する際も同様であり、このよう
にして、払拭面３の可及的に広い面積が使用され、即ち
汚れの捕集領域が広くなり、汚れ捕集効率が向上する。
矢印Ａ方向に押すと、清掃材料１の払拭面３が床１２上
の塵や埃等の汚れを捕集する。その時力を入れると矢印
Ａ方向端部１０側が床１２上に強く押し付けられ、力を
減すにつれて床１２に接する部分が端部１０から中央部
側へ移動する。ハンドル７を２点鎖線で示す７´の姿勢
にして矢印Ｂ方向に清掃する際も同様であり、このよう
にして、払拭面３の可及的に広い面積が使用され、即ち
汚れの捕集領域が広くなり、汚れ捕集効率が向上する。
【０００７】本発明の清掃材料１として使用するのに適
したオレフィン系極細繊維不織布は、一般にメルトブロ
ーン法により得られるメルトブローン不織布である。メ
ルトブローン不織布は、溶融樹脂を押し出して微細な樹
脂流とし、この樹脂流を高速度の加熱気体と接触させ
て、微細な繊維径の不連続ファイバーとし、このファイ
バーを多孔性支持体上に集積させることにより得られる
ものである。この方法により得られる不織布は、極細繊
維から成る不織布であり、柔軟性に優れるという特徴を
有している。
したオレフィン系極細繊維不織布は、一般にメルトブロ
ーン法により得られるメルトブローン不織布である。メ
ルトブローン不織布は、溶融樹脂を押し出して微細な樹
脂流とし、この樹脂流を高速度の加熱気体と接触させ
て、微細な繊維径の不連続ファイバーとし、このファイ
バーを多孔性支持体上に集積させることにより得られる
ものである。この方法により得られる不織布は、極細繊
維から成る不織布であり、柔軟性に優れるという特徴を
有している。
【０００８】オレフィン系樹脂としては、エチレン、プ
ロピレン、１ーブテン、１ーペンテン、１ーヘキセン、
４ーメチルー１ーペンテン、１ーオクテン、１ーデセン
等のαーオレフィンの単独又はこれらの混合物から成る
共重合体を使用することができる。このオレフィン系樹
脂は、アクリル酸、メタクリル酸、或いはそれらのエス
テル等のエチレン系不飽和カルボン酸、或いはそのエス
テル等の極性基含有単量体を含有していてもよく、これ
らの極性基含有単量体は、エレクトレット比誘電率
（ε）を高め電荷密度を向上させるのに役立つ。オレフ
ィン系樹脂の適当な例は、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテンー１、エチレンーアクリル系共重合体、
或いはそれらのブレンド物である。不織布の目付量は、
特に制限されないが、一般に３００乃至１０ｇ／ｍ2 、
特に２０乃至１００ｇ／ｍ2 の範囲にあるのがよく、フ
ァイバーの径は０．１μｍ、繊維長は平均５０乃至２０
０ｍｍの範囲にあるのがよい。
ロピレン、１ーブテン、１ーペンテン、１ーヘキセン、
４ーメチルー１ーペンテン、１ーオクテン、１ーデセン
等のαーオレフィンの単独又はこれらの混合物から成る
共重合体を使用することができる。このオレフィン系樹
脂は、アクリル酸、メタクリル酸、或いはそれらのエス
テル等のエチレン系不飽和カルボン酸、或いはそのエス
テル等の極性基含有単量体を含有していてもよく、これ
らの極性基含有単量体は、エレクトレット比誘電率
（ε）を高め電荷密度を向上させるのに役立つ。オレフ
ィン系樹脂の適当な例は、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテンー１、エチレンーアクリル系共重合体、
或いはそれらのブレンド物である。不織布の目付量は、
特に制限されないが、一般に３００乃至１０ｇ／ｍ2 、
特に２０乃至１００ｇ／ｍ2 の範囲にあるのがよく、フ
ァイバーの径は０．１μｍ、繊維長は平均５０乃至２０
０ｍｍの範囲にあるのがよい。
【０００９】本発明において繊維状シートとしてエレク
トレットオレフィン系極細繊維不織布を用いると好まし
いのは、次の理由による。エレクトレット（電石）はプ
ラスの電荷とマイナスの電荷が共存している永久帯電体
であり、外部電場は小さいので遠くからダストを離さな
いし、又電荷がダストに移ることがないので、ダストが
落ちにくいという顕著な利点を有する。このエレクトレ
ットをオレフィン系樹脂で形成すると、電荷の保持性が
特に良好である。オレフィン系極細繊維不織布をエレク
トレット化する方法としては、従来より公知の種々の方
法、例えば熱エレクトレット法、エレクトロエレクトレ
ット法、ホトエレクトレット法、ラジオエレクトレット
法、メカノエレクトレット法等を用いて行うことができ
る。一般に、電界強度は２０乃至１００ｖ／ｃｍの範囲
にあることが好ましく、電圧の印荷時間は０．５乃至
２．０秒程度である。得られたエレクトレット不織布は
一般に１×１０9 ｃ／ｃｍ2 以上、特に５×１０9 ｃ／
ｃｍ2 以上の表面電荷密度を有していることが、ダスト
コントロール性の点から好ましい。
トレットオレフィン系極細繊維不織布を用いると好まし
いのは、次の理由による。エレクトレット（電石）はプ
ラスの電荷とマイナスの電荷が共存している永久帯電体
であり、外部電場は小さいので遠くからダストを離さな
いし、又電荷がダストに移ることがないので、ダストが
落ちにくいという顕著な利点を有する。このエレクトレ
ットをオレフィン系樹脂で形成すると、電荷の保持性が
特に良好である。オレフィン系極細繊維不織布をエレク
トレット化する方法としては、従来より公知の種々の方
法、例えば熱エレクトレット法、エレクトロエレクトレ
ット法、ホトエレクトレット法、ラジオエレクトレット
法、メカノエレクトレット法等を用いて行うことができ
る。一般に、電界強度は２０乃至１００ｖ／ｃｍの範囲
にあることが好ましく、電圧の印荷時間は０．５乃至
２．０秒程度である。得られたエレクトレット不織布は
一般に１×１０9 ｃ／ｃｍ2 以上、特に５×１０9 ｃ／
ｃｍ2 以上の表面電荷密度を有していることが、ダスト
コントロール性の点から好ましい。
【００１０】
【発明の効果】本発明の清掃具によると、汚れの捕集領
域を広くして汚れ捕集効率を向上させることができる。
又従来の木綿繊維等から成る清掃具と異なり、レンタ
ル、再生処理を繰り返す必要がなく簡易に用いることが
できる。
域を広くして汚れ捕集効率を向上させることができる。
又従来の木綿繊維等から成る清掃具と異なり、レンタ
ル、再生処理を繰り返す必要がなく簡易に用いることが
できる。
【図１】 本発明の清掃具を清掃方向と直角方向に見た
側面図である。
側面図である。
１ 清掃材料（不織布） ２ 支持具 ３ 払拭面 ４ 上面 ８ 曲率部 ９ 中央部 １０、１１ 端部 １２ 床
Claims (1)
- 【請求項１】 清掃具本体である支持具の底面に清掃材
料を装着し、この清掃材料にて汚れを捕集する清掃具に
おいて、上記支持具の上記底面は、中央部が凸で、清掃
方向両端部へ向い緩やかな弧をなして湾曲する曲率部に
形成されていることを特徴とする清掃具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37061498A JPH11244210A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 清掃具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37061498A JPH11244210A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 清掃具 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11247592A Division JP2930472B2 (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 清掃具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11244210A true JPH11244210A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=18497312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37061498A Pending JPH11244210A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 清掃具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11244210A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1196073A1 (en) * | 2000-03-24 | 2002-04-17 | The Clorox Company | Advanced cleaning system |
| WO2002041746A3 (en) * | 2000-11-27 | 2002-10-10 | Procter & Gamble | Cleaning implement for cleaning hard surfaces |
| DE10210065A1 (de) * | 2002-03-08 | 2003-09-25 | Freudenberg Carl Kg | Wischerplatte für einen Staubwischer |
| US7096531B2 (en) | 1998-12-01 | 2006-08-29 | The Procter & Gamble Company | Cleaning implement for cleaning a surface |
| KR100881932B1 (ko) | 2002-07-04 | 2009-02-06 | 유니챰 가부시키가이샤 | 청소 용구 |
| US7895700B2 (en) | 2004-06-03 | 2011-03-01 | Uni-Charm Corporation | Cleaning device |
| KR101257620B1 (ko) * | 2008-10-24 | 2013-04-29 | 최철수 | 곡면형 청소패드가 장착된 대걸레 |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP37061498A patent/JPH11244210A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7096531B2 (en) | 1998-12-01 | 2006-08-29 | The Procter & Gamble Company | Cleaning implement for cleaning a surface |
| EP1196073A1 (en) * | 2000-03-24 | 2002-04-17 | The Clorox Company | Advanced cleaning system |
| EP1196073A4 (en) * | 2000-03-24 | 2003-09-17 | Clorox Co | CLEANING EQUIPMENT |
| WO2002041746A3 (en) * | 2000-11-27 | 2002-10-10 | Procter & Gamble | Cleaning implement for cleaning hard surfaces |
| DE10210065A1 (de) * | 2002-03-08 | 2003-09-25 | Freudenberg Carl Kg | Wischerplatte für einen Staubwischer |
| KR100881932B1 (ko) | 2002-07-04 | 2009-02-06 | 유니챰 가부시키가이샤 | 청소 용구 |
| US7895700B2 (en) | 2004-06-03 | 2011-03-01 | Uni-Charm Corporation | Cleaning device |
| KR101257620B1 (ko) * | 2008-10-24 | 2013-04-29 | 최철수 | 곡면형 청소패드가 장착된 대걸레 |
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