JPH11244082A - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
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- JPH11244082A JPH11244082A JP4703498A JP4703498A JPH11244082A JP H11244082 A JPH11244082 A JP H11244082A JP 4703498 A JP4703498 A JP 4703498A JP 4703498 A JP4703498 A JP 4703498A JP H11244082 A JPH11244082 A JP H11244082A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/20—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being tiltable, e.g. to permit easy access
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/2352—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with external pawls
- B60N2/2354—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with external pawls and provided with memory locks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
トバックを折り重ねることができる車両用シートの改良
を図る。 【解決手段】 車体に支持したシートクッション9の後
部にリクライニング装置50とフリーヒンジ51でシー
トバック4を前傾方向へ揺動可能に支持する。フリーヒ
ンジ51のベースブラケット65にはアーム62に軸支
したロックレバー63のフック突部85が摺接する円弧
凹部82と、この円弧凹部82より大径の円弧凸部8
4、及びこの円弧凹部82と円弧凸部84との間に段部
83が形成されている。ウェビング57でリクライニン
グを調節をするときは、フック突部85が円弧凹部82
を摺接できる範囲内で行う。シートバック4を折り畳む
ときは、操作ノブ60でロックレバー63を回動させて
フック突部85が段部83を乗り越えて円弧凸部84に
摺接させることで前倒しを許容する。
Description
両用シートに関するもので、特にリクライニング装置を
有してシートバックが最後傾の状態から最前傾状態まで
回動できる構造を備えたシートの改良に関する。
室空間を可及的に増大しようとするもので、バンタイプ
やワンボックスタイプの車両に多く採用されている。す
なわち、図11に示すように、車体12に載置したベー
スプレート1にセンターシャフト2を介して回動可能に
アーム3を軸支し、アーム3にはシートバック4とブラ
ケット3aとがボルト5にて連結固定されている。
にはピンなどの軸6を介して連動プレート7の一端部が
回動可能に軸着され、この連動プレート7の他端部はシ
ートクッション9の一方の後側部がボルト8,8で固定
されている。シートクッション9の他方の後側部にはリ
ンク又はフリーヒンジが用いられる。
はリンク10の一端部が軸11を介して回動可能に軸支
され、リンク10の下端部は車体12に載置したブラケ
ット13に軸14を介して回動可能に軸支されている。
なお、ベースプレート1にはアーム3の傾斜角度を調節
するためのロック機構部15が設けられている。
うに、アーム3の下端部に、センターシャフト2を中心
とする所定半径の円周上に歯部17を形成したツース部
18を一体形成し、このツース部18の歯部17に噛合
可能な歯部19を有するロアーツース20が軸21を介
してベースプレート1に回動可能に軸支されている。セ
ンターシャフト2と軸21,24を両持ち支持するため
に、ホルダーカバー16がこれらのロック機構部15の
上に冠して固定されている。また、これらロック機構部
15を隠蔽するための図示しないカバーが設けられる。
形成したガイド部20aと凹部22とに係脱するカム2
3を回動可能に軸24にてベースプレート1に軸支し、
このカム23に突設されたピン25が係合する長孔26
を開設したレバー27がベースプレート1に軸28を介
して回動可能に軸支されている。
レート1のロック機構部15等を設けた側の反対側に一
体で回動可能に軸着されている。レバー27はベースプ
レート1に係止したコイルスプリング等の弾機30にて
時計方向へ回転付勢されている。レバー27と操作レバ
ー29とは一体的に回転できるように軸28は断面小判
型等の異形断面の係合部を有する。
5等を設けたベースプレート1の裏面において、センタ
ーシャフト2には渦巻きばね31の内端部が掛止され、
その外端部はアーム3に突設したピン32に掛止され
て、アーム3は常に前倒れ方向へ回転付勢されている。
操作してレバー27が一体的に回転すると、長孔26と
ピン25を介してカム23がロアーツース20のガイド
部20aから外れて凹部22に入り込み、ロアーツース
20はカム23に押し下げられて軸21を中心として反
時計方向へ回動して歯部17,19の噛合が解除され
る。
力で前方へ回動しようとするが、着座しているときはそ
の背に阻止されているので、背を伸ばすとシートバック
4を所望の傾斜角度に後方へ傾斜させることができる。
また、着座していないときは渦巻きばね31の力でシー
トバック4が前方へ回動してシートクッション9に重な
るように前倒れする。
に後方へ傾斜すると、図11に示すように、アーム3の
傾斜角度に応じて連動プレート7が後方へ引かれるとと
もに下方へ移動するため、シートクッション9の後部が
後方へ移動しながら下方へ移動することになり、シート
クッション9の前部は後方へ略水平に移動することにな
る。これにより、シートバック4の後部は後方へ移動し
ながら下方へ移動するとともに、シートバック4の前部
は水平方向へ移動するだけであるため、クッション座面
角が変化するのである。
と、アーム3が連動プレート7を前側へ押し出すので、
シートクッション9が前側へ移動する。また、図11に
示すように、シートバック4をシートクッション9に重
ねるごとく前倒しすると、連動プレート7を介してシー
トクッション9が前方へ移動するとともに、リンク1
0,10が前倒れしてシートクッション9が車体12側
へ沈下するというものである。
の車両用シートにあっては、着座者が着座状態で操作レ
バー29を操作してリクライニング調節をしようとする
と、ロックが解除された段階で渦巻きばね31の力でシ
ートバック4は車体前方側へ倒れようとするから、着座
者はシートバックとシートクッション間に挟まれて窮屈
感を生じて不快感を催すことがある。
じるのを防止したシートリクライニング装置を提供す
る。
決するため、請求項1では、車体に支持したシートクッ
ションの後部に一方側をシートリクライニング装置で、
他方側をフリーヒンジで、前後方向へ揺動可能に支持し
たシートバックを備えた車両用シートにおいて、前記フ
リーヒンジのベースプレートに、シートバックがほぼ直
立した状態から最後傾状態となる範囲内でセンターシャ
フトを中心とする所定半径の円弧凹部を形成するととも
に、シートバックがほぼ直立した状態からシートクッシ
ョン上に折り重ねられた状態となる範囲内で前記凹部よ
り大径の円弧凸部を前記センターシャフトを中心として
形成し、かつ、前記円弧凸部と円弧凹部間に段部を形成
し、前記ベースプレートに回動可能に軸着されて前記シ
ートバックを固定するアームには、前記円弧凹部と円弧
凸部にそれぞれ摺接可能、かつ、前記段部に係合して前
記シートバックの所定以上の前倒れを阻止するフック突
部を形成したロックレバーを軸支してなることを特徴と
する。
ックの上部に設けた開口部に出没可能な操作ノブと連動
用ワイヤにて連結されていることを特徴とする。
のロック及びロック解除を行うレバーユニットにシート
バックの上部に設けた前記操作ノブを連結しており、前
記レバーユニットのロック解除操作により、シートバッ
クがほぼ直立した状態から最後傾状態となる範囲内での
リクライニング調節が可能となるとともに、前記操作ノ
ブの操作により、前記ロックレバーのフック突部が前記
円弧凹部から外れて段部を乗り越すことでシートバック
を前倒ししてシートクッションに折り重ねることが可能
となることを特徴とする。
ートバックの側部に固定され、コ字形のブラケットに3
つのレバーを同軸で軸支しおり、その第1のレバーには
前記リクライニング装置のレバーと連動する連動用ロッ
ドの上端部を連結し、第2のレバーには第1のレバーに
突設したピンを係合する円弧長孔を形成して戻しばねに
て付勢するとともに、前記操作ノブと連結した連動用ワ
イヤの一端部を連結し、第3のレバーには第1のレバー
に突設したピンを係合する円弧長孔を形成して戻しばね
にて付勢するとともに、ウェビングの一端部を連結して
ウェビングのみをシートバックから外部に露出させたこ
とを特徴とする。
きは、ウェビングを引いてレバーユニットのレバーとそ
れに連結された連動用ロッドを介してシートリクライニ
ング装置のロックを解除すると、フリーヒンジ側のロッ
クレバーがベースプレートの円弧凹部を摺動する範囲
内、すなわちシートバックが前倒れしない範囲内で最後
傾状態までのリクライニング調節ができる。
トバックを前倒しするときは、操作ノブを引いて連動用
ワイヤを介しフリーヒンジ側のロックレバーを回動させ
てフック突部をベースプレートの段部に当接しないよう
に円弧凹部から移動させるとともに、シートリクライニ
ング装置のロックを解除することで、シートバックは付
勢された方向へ回動する。
基づき説明する。図において、前記従来例と同一構成部
分には同一符号を用いた。図1に示すように、主として
リアシートのシートクッション9における前方左右両側
はそれぞれリンク10によって車体に支持され、後方左
右両側の一方はシートリクライニング装置50で、他方
はフリーヒンジ51によってシートバック4に連結され
ると共に、車体に支持されている。シートバック4は下
部左右両側の一方をシートリクライニング装置50で、
他方をフリーヒンジ51で、前後方向へ揺動可能に支持
されている。
例に記載したものと実質的に同じ構造でるが、異なる点
としては、操作レバーの代わりにレバーユニット53が
設けられている点、及び、渦巻きばねがフリーヒンジ5
1側に設けられている点である。シートリクライニング
装置50のレバー27には連動用ロッド52の一端部が
回動可能に止着され、連動ロッド52の他端部はシート
バック4の略中央部に固定したレバーユニット53に延
伸してその第1のレバー54に連結されている。
6にはウェビング57が連結され、該ウェビング57は
シートバック4の外表面から露出している。レバー54
に隣接する第2のレバー55から第1の連動用ワイヤ5
8がシートバック4の内部を経てシートバック4の上部
に形成された開口部59に昇降可能に設けられた操作ノ
ブ60に配索され、かつ、その操作ノブ60から第2の
連動用ワイヤ61がフリーヒンジ51のアーム62に回
動可能に軸支したロックレバー63に配索されている。
ず、レバーユニット53は、図2〜5に示すように、シ
ートバック4の側面に固定する断面コ字形のブラケット
70にシャフト71を介し3つのレバー54,55,5
6をそれぞれ回転自在に軸支し、これら3つのレバーは
ピン72で連動し又は連動しないように構成されてい
る。
が突設され、第2及び第3のレバー55,56にはその
ピン72が係合する円弧長孔73,74がそれぞれ形成
されるとともに、第1のレバー54には連動用ロッド5
2の上端部が、第2のレバー55には前記連動用ワイヤ
58の一端部が、第3のレバー56にはウェビング57
の一端部がピン75で、それぞれ連結され、ウェビング
57の他端部はブラケット70に開設した窓孔76を挿
通してシートバック4の外表面から外に延伸している。
1を中心として同一半径の円周上にあり、互いに同じ長
さであって、図2に示すようにウェビング57及び連動
用ワイヤ58のいずれもが操作されない通常時には互い
に重なっている。そして、第2のレバー55には戻しば
ね77の一端部が、また、第3のレバー56には戻しば
ね78の一端部が、それぞれ連結され、戻しばね77,
78はそれぞれシャフト71に捲回され、他端部はブラ
ケット70に係止している。
6に示すように、ウェビング57を窓孔76から引き出
すと、第3のレバー56がシャフト71を中心として図
上反時計方向へ戻しばね78の力に抗して回動し、その
長孔74と係合するピン72を介して第1のレバー54
が共に反時計方向へ回動して連動用ロッド52が上方へ
引き上げられ、シートリクライニング装置50のレバー
27を上方へ引き上げてロックを解除する。
円弧長孔73内で移動させることができるために回動す
ることはない。
の操作により連動用ワイヤ58が上方へ引かれて第2の
レバー55がシャフト71を中心として戻しばね77の
力に抗して図上反時計方向へ回動すると、第1のレバー
54が共に回動して連動用ロッド52が上方へ引かれ、
シートリクライニング装置50のレバー27を上方へ引
き挙げてロックを解除する。
円弧長孔74内で移動させることができるために回動す
ることはない。ウェビング57又は操作ノブ60を引く
操作を放すと、第1のレバー54は第2又は第3のレバ
ー55,56の戻しばね77,78の力により時計方向
へ回動するとともに、連動用ロッド52が下方へ戻り、
シートリクライニング装置50のレバー27が下方へ引
き戻されてロックする。
示すように、車体に固定するベースプレート65にセン
ターシャフト64を中心として回転可能にアーム62が
軸支され、このアーム62はシートバック4の側面に当
接してその上端部に穿設された孔80,81にボルト5
(図1参照)を挿通することによりシートバック4に固
定されている。
ト64を中心とする所定半径及び角度の円周からなる円
弧凹部82が形成され、その円弧凹部82の車体前側に
は段部83を形成するとともに、その段部83からさら
に車体前側にはセンターシャフト64を中心とする所定
角度の円周からなる円弧凸部84が形成されている。円
弧凹部82はリクライニング調節できる範囲内であり、
シートバック4がほぼ直立する状態から最後傾位置まで
の範囲を規制する。
凹部82の周縁を摺動可能かつ前記段部83に係止可能
なフック突部85が形成され、ロックレバー63は軸8
6を中心として回転可能にアーム62に軸支されてい
る。このロックレバー63のフック突部85側の端部に
は、前記第2の連動用ワイヤ61の一端部がピン87で
連結されている。
ブの端部はアーム62に重ねられて軸86に固定される
とともに、アーム62に係止されて一体で回動するホル
ダーブラケット66に支持され、また、ロックレバー6
3には戻しばね67が装着されている。なお、68は渦
巻きばねで、その内端部はセンターシャフト64に、外
端部はベースプレート65に植設したピン69に形成し
ている。センターシャフト64はアーム62と一体で回
動できる。
ーム62がほぼ直立状態まで揺動すると、フック突部8
5が段部83に当接してシートバック4の前倒れは阻止
され、この位置からアーム62が最後傾状態となるまで
の間はフック突部85が円弧凹部82を摺動することに
より、任意の位置でリクライニング調節ができる。
ヤ61を上方へ引くとフック突部85が段部83を乗り
越えて円弧凸部84を摺動することにより、図10にb
で示すように、アーム62がシートクッション9とほぼ
平行となるような前傾方向へ回動できる。さらに、前倒
れ状態からアーム62を後方側へ起こしていくと、フッ
ク突部85は円弧凸部84を摺動した後、段部83から
円弧凹部82に落ちてそれを摺動することができる。
は、着座者がシートクッション9に着座した状態でウェ
ビング57を引いて行う。すなわち、ウェビング57を
シートバック4から引き出すと、前記図6及びその説明
をしたように、第3のレバー56が回動することによ
り、長孔74とピン72を介し第1のレバー54が回動
して連動用ロッド52が引上げられてシートリクライニ
ング装置50のレバー27が回動してロックを解除す
る。
26とピン25を介してカム23がロアーツース20の
ガイド部20aから外れて凹部22に入り込み、ロアー
ツース20はカム23に押し下げられて軸21を中心と
して反時計方向へ回動して歯部17,19の噛合が解除
される。したがって、フリーヒンジ51側のアーム62
は渦巻きばね68の力で前方へ回動しようとするが、着
座しているときは着座者の背に阻止されているので、背
を伸ばすとシートバック4を所望の傾斜角度に後方へ傾
斜させることができる。
ウェビング57を放すと、その状態がロックされる。こ
の場合、シートバック4を車体前方側へ最大限前倒しし
ても、フリーヒンジ51側でアーム62のフック突部8
5は円弧凹部82を摺動してベースプレート65の段部
83に当接するからそれ以上の前倒しはすることができ
ない。
部85が円弧凹部82を摺動できる範囲内で行われる。
したがって、シートリクライニング装置のロック解除時
に着座者がシートバック4とシートクッション9に挟ま
れる窮屈感を生じながらリクライニング調節を行わねば
ならない事態を回避できる。
9上に前倒しして荷室空間を大きくするときは、シート
バック4の背面側で操作ノブ60を上方向へ引くと、第
1及び第2の連動用ワイヤ58,61が上方へ引かれ、
前記図7に示したように、第2のレバー55がシャフト
71を中心に図7上で反時計方向へ回動するので、長孔
73とピン72を介して第1のレバー54が共に反時計
方向へ回動するため、連動用ロッド52を介してレバー
27が回動するからシートリクライニング装置50のロ
ックが解除される。
74をピン72が移動できるために回動することはな
い。また、第2の連動用ワイヤ61が上方へ引かれるこ
とにより、フリーヒンジ51のロックレバー63が軸8
6を中心に図上反時計方向へ回動してフック突部85が
段部83を乗り越えることができる位置に移動する。
ロックが解除されているので、シートバック4は渦巻き
ばね68の力で前倒し方向へ回動して、ロックレバー6
3のフック突部85はベースプレート65の円弧凸部8
4を摺動するので、シートバック4はシートクッション
9上に重なるように折り畳まれ、かつ、リンク10,1
0が車体前方側へ倒れるのでシートクッション9は車体
に向けて下降するというものである。
ョン9上に折り重ねられ、かつ、シートクッション9が
車体側へ下降している状態(図10中のb及び図11参
照)から、着座のためにシートバック4を車体後方側へ
引き起こすと、ロックレバー63のフック突部85は円
弧凸部84から段部83へ落ちて円弧凹部82に至り、
円弧凹部82を摺動し(図10中のa及び図11参
照)、シートリクライニング装置50で規制する所定位
置で停止しロックする。この状態からリクライニング調
節をするときは、前記したように、ウェビング57を引
いて行う。
ェビング57と、シートバック4を前倒ししてシートク
ッション9上に折り重ねる操作のための操作ノブ60と
を使い分けるようにして、ウェビング57を操作すると
きはシートバック4が必要以上に前倒れしないようにフ
リーヒンジ51側でベースプレート65の段部83に係
合するフック突部85を有するロックレバー63を設け
たので、着座状態でリクライニング調節をした場合に、
着座者がシートバック4とシートクッション9に挟まれ
る窮屈感を生じることがなく、しかも、シートクッショ
ンが車体側へ大きく沈下することがないので、不快感を
生じることを防止できると云うものである。
いては、シートリクライニング装置50に所謂外歯式を
採用しているが、所謂内歯式のシートリクライニング装
置としてもよい。また、シートリクライニング装置50
の操作を行うレバーユニット53をシートバック4に設
けているが、シートリクライニング装置50に操作レバ
ーを設けて操作するようにしてもよい。さらに、渦巻き
ばね68をフリーヒンジ51側に設けているが、従来同
様、シートリクライニング装置50側に設けるようにし
てもよい。
バックのリクライニング調節ができるとともに、シート
バックを最前傾状態に折り畳むことが可能な車両用シー
トにおいて、着座者がシートクッションに着座したまま
リクライニング調節をした場合に、シートバックとシー
トクッションの間に挟まれて窮屈感を生じることがなく
なり、車両用シートとしての質的向上をもたらす。
図
Claims (4)
- 【請求項1】 車体に支持したシートクッションの後部
に一方側をシートリクライニング装置で、他方側をフリ
ーヒンジで、前後方向へ揺動可能に支持したシートバッ
クを備えた車両用シートにおいて、前記フリーヒンジの
ベースプレートに、シートバックがほぼ直立した状態か
ら最後傾状態となる範囲内でセンターシャフトを中心と
する所定半径の円弧凹部を形成するとともに、シートバ
ックがほぼ直立した状態からシートクッション上に折り
重ねられた状態となる範囲内で前記凹部より大径の円弧
凸部を前記センターシャフトを中心として形成し、か
つ、前記円弧凸部と円弧凹部間に段部を形成し、前記ベ
ースプレートに回動可能に軸着されて前記シートバック
を固定するアームには、前記円弧凹部と円弧凸部にそれ
ぞれ摺接可能、かつ、前記段部に係合して前記シートバ
ックの所定以上の前倒れを阻止するフック突部を形成し
たロックレバーを軸支してなることを特徴とする車両用
シート。 - 【請求項2】 前記レバーが前記シートバックの上部に
設けた開口部に出没可能な操作ノブと連動用ワイヤにて
連結されていることを特徴とする請求項1記載の車両用
シート。 - 【請求項3】 シートリクライニング装置のロック及び
ロック解除を行うレバーユニットにシートバックの上部
に設けた前記操作ノブを連結しており、前記レバーユニ
ットのロック解除操作により、シートバックがほぼ直立
した状態から最後傾状態となる範囲内でのリクライニン
グ調節が可能となるとともに、前記操作ノブの操作によ
り、前記ロックレバーのフック突部が前記円弧凹部から
外れて段部を乗り越すことでシートバックを前倒しして
シートクッションに折り重ねることが可能となることを
特徴とする請求項2記載の車両用シート。 - 【請求項4】 前記レバーユニットは、シートバックの
側部に固定され、コ字形のブラケットに3つのレバーを
同軸で軸支しおり、その第1のレバーには前記リクライ
ニング装置のレバーと連動する連動用ロッドの上端部を
連結し、第2のレバーには第1のレバーに突設したピン
を係合する円弧長孔を形成して戻しばねにて付勢すると
ともに、前記操作ノブと連結した連動用ワイヤの一端部
を連結し、第3のレバーには第1のレバーに突設したピ
ンを係合する円弧長孔を形成して戻しばねにて付勢する
とともに、ウェビングの一端部を連結してウェビングの
みをシートバックから外部に露出させたことを特徴とす
る請求項3記載の車両用シート。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04703498A JP3578905B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 車両用シート |
DE69914237T DE69914237T2 (de) | 1998-02-27 | 1999-02-19 | Umklappbarer, verstellbarer Fahrzeugsitz |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04703498A JP3578905B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3578905B2 JP3578905B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=12763899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04703498A Expired - Fee Related JP3578905B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 車両用シート |
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EP (1) | EP0938997B1 (ja) |
JP (1) | JP3578905B2 (ja) |
DE (1) | DE69914237T2 (ja) |
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