JPH11223451A - 冷蔵庫及びその冷却機構 - Google Patents
冷蔵庫及びその冷却機構Info
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- JPH11223451A JPH11223451A JP2721998A JP2721998A JPH11223451A JP H11223451 A JPH11223451 A JP H11223451A JP 2721998 A JP2721998 A JP 2721998A JP 2721998 A JP2721998 A JP 2721998A JP H11223451 A JPH11223451 A JP H11223451A
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- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/003—General constructional features for cooling refrigerating machinery
-
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Thermal Sciences (AREA)
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、凝縮器及び圧縮機が著しく温度上
昇した場合でも、急速に冷却できる冷蔵庫及びその冷却
機構を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、冷凍サイクル中の熱を帯びる
部分４,６をファン７によって吸引した外気で冷却する
冷蔵庫において、貯蔵室２０,２１の扉を開けたときに
該貯蔵室２０,２１から漏出する冷気を取り込んでファ
ン７へ導くダクト１０,１１を設けている。
昇した場合でも、急速に冷却できる冷蔵庫及びその冷却
機構を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、冷凍サイクル中の熱を帯びる
部分４,６をファン７によって吸引した外気で冷却する
冷蔵庫において、貯蔵室２０,２１の扉を開けたときに
該貯蔵室２０,２１から漏出する冷気を取り込んでファ
ン７へ導くダクト１０,１１を設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の凝縮器や
圧縮機といった冷凍サイクル中の熱を帯びる部分をファ
ンによって冷却する冷蔵庫及びその冷却機構に関するも
のである。
圧縮機といった冷凍サイクル中の熱を帯びる部分をファ
ンによって冷却する冷蔵庫及びその冷却機構に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫の凝縮器及び圧縮機を冷却するた
めの冷却機構について、その従来技術説明する。図４は
冷蔵庫本体の底部における横断面を上方から見た概略図
であり、図中下方の側辺が冷蔵庫本体の前面にあたる。
また、図中矢印は空気流を示す。
めの冷却機構について、その従来技術説明する。図４は
冷蔵庫本体の底部における横断面を上方から見た概略図
であり、図中下方の側辺が冷蔵庫本体の前面にあたる。
また、図中矢印は空気流を示す。
【０００３】本体底部では底面に沿って通風路３が設け
られており、本体前面の下部に位置する吸気口３ａより
外部に通じている。また、該通風路３に連通して機械室
５がその背面側に設けられており、本体背面の下部に位
置する背面放熱口８より外部に通じている。これら通風
路３及び機械室５の上方には図示しない貯蔵室(例えば、
冷蔵室など)が位置する。
られており、本体前面の下部に位置する吸気口３ａより
外部に通じている。また、該通風路３に連通して機械室
５がその背面側に設けられており、本体背面の下部に位
置する背面放熱口８より外部に通じている。これら通風
路３及び機械室５の上方には図示しない貯蔵室(例えば、
冷蔵室など)が位置する。
【０００４】上述した通風路３内には凝縮器４が、機械
室５には圧縮機６が設置されており、通風路３の機械室
５に連通するところではファン７が設置されている。該
ファン７が作動すると吸気口３ａより通風路３内へ外気
が吸引され、まず通風路３内の凝縮器４を冷却する。そ
して、この外気は機械室５で圧縮機６を冷却した後、背
面放熱口８より排気される。
室５には圧縮機６が設置されており、通風路３の機械室
５に連通するところではファン７が設置されている。該
ファン７が作動すると吸気口３ａより通風路３内へ外気
が吸引され、まず通風路３内の凝縮器４を冷却する。そ
して、この外気は機械室５で圧縮機６を冷却した後、背
面放熱口８より排気される。
【０００５】図５には特開平７−５５３２４号公報に記
載されている冷蔵庫の冷却機構を示す。ここでは、圧縮
機６の風上側と風下側にファン７を設けており、吸引す
る外気量を増やすことで急速に冷却させる構成となって
いる。
載されている冷蔵庫の冷却機構を示す。ここでは、圧縮
機６の風上側と風下側にファン７を設けており、吸引す
る外気量を増やすことで急速に冷却させる構成となって
いる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】冷蔵庫は、扉の開閉や
食品の出し入れによって負荷が急激に変動する。特に、
夏場、頻繁に扉の開閉が行われると圧縮機が連続運転と
なり、圧縮機の寿命に影響を与えるほどに温度が上昇す
ることがある。このような場合、外気導入による冷却だ
けでは不十分である。
食品の出し入れによって負荷が急激に変動する。特に、
夏場、頻繁に扉の開閉が行われると圧縮機が連続運転と
なり、圧縮機の寿命に影響を与えるほどに温度が上昇す
ることがある。このような場合、外気導入による冷却だ
けでは不十分である。
【０００７】本発明は、凝縮器及び圧縮機が著しく温度
上昇した場合でも急速に冷却することができる冷蔵庫及
びその冷却機構を提供することを目的とする。
上昇した場合でも急速に冷却することができる冷蔵庫及
びその冷却機構を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の冷蔵庫は、冷凍サイクル中の熱を帯びる
部分をファンによって吸引した外気で冷却する冷蔵庫に
おいて、貯蔵室の扉を開けたときに該貯蔵室から漏出す
る冷気を取り込んでファンへ導く手段を設けたものであ
る。この冷蔵庫では、貯蔵室から漏出する冷気によって
冷凍サイクル中の熱を帯びた部分を冷却することができ
る。
に、請求項１の冷蔵庫は、冷凍サイクル中の熱を帯びる
部分をファンによって吸引した外気で冷却する冷蔵庫に
おいて、貯蔵室の扉を開けたときに該貯蔵室から漏出す
る冷気を取り込んでファンへ導く手段を設けたものであ
る。この冷蔵庫では、貯蔵室から漏出する冷気によって
冷凍サイクル中の熱を帯びた部分を冷却することができ
る。
【０００９】また、請求項２の冷蔵庫は、請求項１に記
載の冷蔵庫において、前記手段は貯蔵室の下方に近接し
た入口を有するダクトであり、該ダクトの下方部がファ
ンに通じる通風路に連結している。この冷蔵庫では、貯
蔵室より漏出した冷気は貯蔵室の下方に近接したダクト
の入口より流入し、通風路を経てファンへ送られる。
載の冷蔵庫において、前記手段は貯蔵室の下方に近接し
た入口を有するダクトであり、該ダクトの下方部がファ
ンに通じる通風路に連結している。この冷蔵庫では、貯
蔵室より漏出した冷気は貯蔵室の下方に近接したダクト
の入口より流入し、通風路を経てファンへ送られる。
【００１０】請求項３の冷蔵庫は、請求項１又は請求項
２に記載の冷蔵庫において、熱を帯びる部分は凝縮器又
は圧縮機であることを特徴とする。この冷蔵庫では発熱
する圧縮機や冷媒を放熱して凝縮させる凝縮器を、取り
込まれた冷気によって冷却する。
２に記載の冷蔵庫において、熱を帯びる部分は凝縮器又
は圧縮機であることを特徴とする。この冷蔵庫では発熱
する圧縮機や冷媒を放熱して凝縮させる凝縮器を、取り
込まれた冷気によって冷却する。
【００１１】請求項４の冷却機構は、ファンによって吸
引された外気が冷蔵庫本体底部の通風路を通って凝縮器
を冷却した後、本体底部の機械室に送られて圧縮機を冷
却する冷蔵庫の冷却機構において、複数ある貯蔵室の各
扉を縦方向に貫通するように各扉に設けられたダクト
と、扉を閉成したとき各扉のダクトを連通させる手段
と、最下段の扉のダクトを通風路に連通させる連結ダク
トと、を備えたものである。
引された外気が冷蔵庫本体底部の通風路を通って凝縮器
を冷却した後、本体底部の機械室に送られて圧縮機を冷
却する冷蔵庫の冷却機構において、複数ある貯蔵室の各
扉を縦方向に貫通するように各扉に設けられたダクト
と、扉を閉成したとき各扉のダクトを連通させる手段
と、最下段の扉のダクトを通風路に連通させる連結ダク
トと、を備えたものである。
【００１２】上記構成の冷却機構ではファンが作動する
と、全ての扉が閉成しているときは最上段の貯蔵室の扉
に設けられているダクトの上端から外気が吸引される。
また、扉が開成しているときは、その直下の扉に設けら
れているダクトの上端から貯蔵室より漏れた冷気が吸引
される。この外気又は冷気は連結ダクトを経て通風路に
送られ、凝縮器を冷却する。その後、機械室へ流入して
圧縮機を冷却する。
と、全ての扉が閉成しているときは最上段の貯蔵室の扉
に設けられているダクトの上端から外気が吸引される。
また、扉が開成しているときは、その直下の扉に設けら
れているダクトの上端から貯蔵室より漏れた冷気が吸引
される。この外気又は冷気は連結ダクトを経て通風路に
送られ、凝縮器を冷却する。その後、機械室へ流入して
圧縮機を冷却する。
【００１３】請求項５の冷却機構は、請求項４に記載の
冷却機構において、扉のうち少なくとも１つが開成した
ときは、ファンが作動するものである。この冷却機構で
は、扉が開成して貯蔵室より漏れた冷気は積極的にダク
トへ吸引され、凝縮器及び圧縮機の冷却に用いられる。
冷却機構において、扉のうち少なくとも１つが開成した
ときは、ファンが作動するものである。この冷却機構で
は、扉が開成して貯蔵室より漏れた冷気は積極的にダク
トへ吸引され、凝縮器及び圧縮機の冷却に用いられる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。尚、従来技術と同じ構成の部材に
ついては図４と同一の符号を付し、その説明は省略す
る。また、図中矢印は空気流を示す。
を参照して説明する。尚、従来技術と同じ構成の部材に
ついては図４と同一の符号を付し、その説明は省略す
る。また、図中矢印は空気流を示す。
【００１５】図１は本発明に係る冷蔵庫の縦断面概略図
である。この冷蔵庫は、蒸発器１で冷却された冷気を庫
内ファン２により強制循環させる２ドアファン式冷凍冷
蔵庫である。本体底部には図４の従来技術と同様に通風
路３と機械室５が形成されており、凝縮器４、圧縮機
６、及びファン７が設けられている。
である。この冷蔵庫は、蒸発器１で冷却された冷気を庫
内ファン２により強制循環させる２ドアファン式冷凍冷
蔵庫である。本体底部には図４の従来技術と同様に通風
路３と機械室５が形成されており、凝縮器４、圧縮機
６、及びファン７が設けられている。
【００１６】冷凍室扉９及び冷蔵室扉１０には、その内
部を縦方向に貫通するダクト１１,１２が形成されてい
る。この冷蔵室扉９におけるダクト１１の下端の周縁に
は連結ヒレ１３が設けられている。この連結ヒレ１３は
冷蔵室扉９より突出しており、両扉９,１０を閉成した
ときには連結ヒレ１３の下端がダクト１２の上端に接し
てダクト１１とダクト１２とが連通する。
部を縦方向に貫通するダクト１１,１２が形成されてい
る。この冷蔵室扉９におけるダクト１１の下端の周縁に
は連結ヒレ１３が設けられている。この連結ヒレ１３は
冷蔵室扉９より突出しており、両扉９,１０を閉成した
ときには連結ヒレ１３の下端がダクト１２の上端に接し
てダクト１１とダクト１２とが連通する。
【００１７】本体底部の通風路３の前方には通風路カバ
ー１４が取り付けられており、その内部に連結ダクト１
５が設けられている。通風路３には連結ダクト１５の一
端が連通しており、通風路３へはこの連結ダクト１５を
経て外気が流入する。故に、図４の従来技術で示した通
風路３の吸気口３ａは、本実施形態の通風路３には設け
られていない。また、連結ダクト１５の他端は通風路カ
バー１４より上方向に突出しており、冷蔵室扉１０が閉
成しているときはダクト１２の下端に接し、該ダクト１
２と連結ダクト１５とが連通する。
ー１４が取り付けられており、その内部に連結ダクト１
５が設けられている。通風路３には連結ダクト１５の一
端が連通しており、通風路３へはこの連結ダクト１５を
経て外気が流入する。故に、図４の従来技術で示した通
風路３の吸気口３ａは、本実施形態の通風路３には設け
られていない。また、連結ダクト１５の他端は通風路カ
バー１４より上方向に突出しており、冷蔵室扉１０が閉
成しているときはダクト１２の下端に接し、該ダクト１
２と連結ダクト１５とが連通する。
【００１８】上記構成の冷蔵庫において両扉９,１０が
閉成している場合、機械室５内のファン７が作動すると
冷凍室扉９のダクト１１ではその上端で外気が吸引され
る。この外気はダクト１１下端の連結ヒレ１３を介して
冷蔵室扉１０のダクト１２を通り、通風路カバー１４内
の連結ダクト１５を経て通風路３へ流入する。そして、
通風路３の凝縮器４を冷却した後に機械室５へ送られ、
圧縮機６を冷却して背面放熱口８から排気される。
閉成している場合、機械室５内のファン７が作動すると
冷凍室扉９のダクト１１ではその上端で外気が吸引され
る。この外気はダクト１１下端の連結ヒレ１３を介して
冷蔵室扉１０のダクト１２を通り、通風路カバー１４内
の連結ダクト１５を経て通風路３へ流入する。そして、
通風路３の凝縮器４を冷却した後に機械室５へ送られ、
圧縮機６を冷却して背面放熱口８から排気される。
【００１９】図２は冷凍室扉９が開成した状態を示した
模式図である。冷凍室扉９が開成している場合、冷凍室
２０より流出した冷気の一部は、機械室５内のファン７
が作動することによって冷蔵室扉１０のダクト１２の上
端へ吸引され、連結ダクト１５を経て通風路３へ流入す
る。
模式図である。冷凍室扉９が開成している場合、冷凍室
２０より流出した冷気の一部は、機械室５内のファン７
が作動することによって冷蔵室扉１０のダクト１２の上
端へ吸引され、連結ダクト１５を経て通風路３へ流入す
る。
【００２０】また、冷蔵室扉１０が開成している場合
(図示せず)も同様に、冷蔵室２１より流出した冷気の一
部は、ファン７が作動することによって連結ダクト１５
の上端へ吸引されて通風路３へ流入する。上述したいず
れの場合も、冷気は凝縮器４及び圧縮機６を冷却して背
面放熱口８(図１参照)から排出される。
(図示せず)も同様に、冷蔵室２１より流出した冷気の一
部は、ファン７が作動することによって連結ダクト１５
の上端へ吸引されて通風路３へ流入する。上述したいず
れの場合も、冷気は凝縮器４及び圧縮機６を冷却して背
面放熱口８(図１参照)から排出される。
【００２１】図３は上記冷蔵庫を駆動するための基本電
気回路の一例を示している。圧縮機６はサーモスタット
１６を介して交流電源１９に接続されており、該サーモ
スタット１６のみによってＯＮ/ＯＦＦされる。冷蔵庫
内のファン２のファンモータ２′は冷凍室扉９の開閉に
より切り替わるドアスイッチ１７、及び冷蔵室扉１０の
開閉により切り替わるドアスイッチ１８を介して接続さ
れている。
気回路の一例を示している。圧縮機６はサーモスタット
１６を介して交流電源１９に接続されており、該サーモ
スタット１６のみによってＯＮ/ＯＦＦされる。冷蔵庫
内のファン２のファンモータ２′は冷凍室扉９の開閉に
より切り替わるドアスイッチ１７、及び冷蔵室扉１０の
開閉により切り替わるドアスイッチ１８を介して接続さ
れている。
【００２２】また、機械室５内のファン７のファンモー
タ７′はリレー２２を介して接続されている。このリレ
ー２２はサーモスタット１６がＯＦＦのときはＸa接点
に、ＯＮのときはＸb接点に切り替わる。この電気回路
図では圧縮機６は作動しており、両扉９,１０は閉成し
ている状態にある。
タ７′はリレー２２を介して接続されている。このリレ
ー２２はサーモスタット１６がＯＦＦのときはＸa接点
に、ＯＮのときはＸb接点に切り替わる。この電気回路
図では圧縮機６は作動しており、両扉９,１０は閉成し
ている状態にある。
【００２３】該電気回路では圧縮機６が作動中、即ちサ
ーモスタット１６がＯＮであれば、リレー２２はＸb接
点に接続されるのでファンモータ７′は作動する。この
とき、貯蔵室の両扉９,１０が閉成しているとダクト１
１の上端から外気が吸引され(図１参照)、少なくとも一
方の扉が開成しているとその貯蔵室から漏れた冷気がダ
クト１２(又は、連結ダクト１５)へ吸引される(その一例
として、図２参照)。
ーモスタット１６がＯＮであれば、リレー２２はＸb接
点に接続されるのでファンモータ７′は作動する。この
とき、貯蔵室の両扉９,１０が閉成しているとダクト１
１の上端から外気が吸引され(図１参照)、少なくとも一
方の扉が開成しているとその貯蔵室から漏れた冷気がダ
クト１２(又は、連結ダクト１５)へ吸引される(その一例
として、図２参照)。
【００２４】圧縮機６が停止中、即ちサーモスタット１
６がＯＦＦであれば、リレー２２はＸa接点に接続され
る。このとき、扉９,１０の少なくとも一方が開成して
いる、即ちドアスイッチ１７,１８のいずれかが「開」接
点に接続されるとファンモータ７′は作動する。
６がＯＦＦであれば、リレー２２はＸa接点に接続され
る。このとき、扉９,１０の少なくとも一方が開成して
いる、即ちドアスイッチ１７,１８のいずれかが「開」接
点に接続されるとファンモータ７′は作動する。
【００２５】故に、扉の開成した貯蔵室より漏れる冷気
がダクト１２(又は、連結ダクト１５)へ吸引される(その
一例として、図２参照)。また、両扉９,１０が閉成して
いる、即ちドアスイッチ１７,１８が共に「閉」接点に接
続されるとファンモータ７′は作動しない。
がダクト１２(又は、連結ダクト１５)へ吸引される(その
一例として、図２参照)。また、両扉９,１０が閉成して
いる、即ちドアスイッチ１７,１８が共に「閉」接点に接
続されるとファンモータ７′は作動しない。
【００２６】従って、上記電気回路を備えた冷蔵庫で
は、両扉９,１０が閉成している場合、圧縮機６が作動
しているときのみファン７が作動し、吸引された外気に
よって凝縮器４及び圧縮機６が冷却される。また、いず
れか一方の扉９,１０が開成している場合は、圧縮機６
のＯＮ/ＯＦＦにかかわらずファン７が作動し、扉の開
成した貯蔵室より漏れる冷気によって凝縮器４及び圧縮
機６がより一層冷却される。
は、両扉９,１０が閉成している場合、圧縮機６が作動
しているときのみファン７が作動し、吸引された外気に
よって凝縮器４及び圧縮機６が冷却される。また、いず
れか一方の扉９,１０が開成している場合は、圧縮機６
のＯＮ/ＯＦＦにかかわらずファン７が作動し、扉の開
成した貯蔵室より漏れる冷気によって凝縮器４及び圧縮
機６がより一層冷却される。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１〜請求項
５の冷蔵庫及びその冷却機構は、貯蔵室から漏出する冷
気によって冷凍サイクル中の熱を帯びた部分を冷却する
ので、凝縮器及び圧縮機は急速に冷却され、この部分の
温度が異常に上昇することを防止できる。故に、冷凍サ
イクルの信頼性を向上させることができる。
５の冷蔵庫及びその冷却機構は、貯蔵室から漏出する冷
気によって冷凍サイクル中の熱を帯びた部分を冷却する
ので、凝縮器及び圧縮機は急速に冷却され、この部分の
温度が異常に上昇することを防止できる。故に、冷凍サ
イクルの信頼性を向上させることができる。
【００２８】また、請求項２の冷蔵庫では、ダクトの入
口が貯蔵室の下方に近接するよう構成されている。これ
によると、貯蔵室から漏れた冷気は下方へ流出するの
で、この冷気を効率よくダクト内へ吸引することがで
き、冷凍サイクル中の熱を帯びた部分を速やかに冷却で
きる。
口が貯蔵室の下方に近接するよう構成されている。これ
によると、貯蔵室から漏れた冷気は下方へ流出するの
で、この冷気を効率よくダクト内へ吸引することがで
き、冷凍サイクル中の熱を帯びた部分を速やかに冷却で
きる。
【００２９】また、請求項５の冷却機構では、扉のうち
少なくとも１つが開成したときにはファンが作動する構
成となっている。これによると、貯蔵室から冷気が流出
したときは必ずファンが作動して積極的に冷気をダクト
に取り込むので、効率よく冷却を行うことができ、冷気
を無駄に漏出しないようにする。
少なくとも１つが開成したときにはファンが作動する構
成となっている。これによると、貯蔵室から冷気が流出
したときは必ずファンが作動して積極的に冷気をダクト
に取り込むので、効率よく冷却を行うことができ、冷気
を無駄に漏出しないようにする。
【図１】本発明に係る凝縮器及び圧縮機冷却機構を具備
した冷蔵庫の縦方向断面図。
した冷蔵庫の縦方向断面図。
【図２】図１に示す冷蔵庫において、冷凍室扉を開成し
た状態を模式的に示した図。
た状態を模式的に示した図。
【図３】本発明の冷蔵庫を構成する基本電気回路の一例
を示した図。
を示した図。
【図４】従来の凝縮器及び圧縮機冷却機構を具備した冷
蔵庫の底部の横方向断面図。
蔵庫の底部の横方向断面図。
【図５】従来の他の凝縮器及び圧縮機冷却機構を具備し
た冷蔵庫の底部の横方向断面図。
た冷蔵庫の底部の横方向断面図。
１ 蒸発器 ２ 庫内ファン ３ 通風路 ４ 凝縮器 ５ 機械室 ６ 圧縮機 ７ 機械室内ファン ８ 背面放熱口 ９ 冷凍室扉 １０ 冷蔵室扉 １１ ダクト １２ ダクト １３ 連結ヒレ １４ 通風路カバー １５ 連結ダクト １６ サーモスタット １７ ドアスイッチ １８ ドアスイッチ １９ 交流電源 ２０ 冷凍室 ２１ 冷蔵室 ２２ リレー
Claims (5)
- 【請求項１】 冷凍サイクル中の熱を帯びる部分をファ
ンによって吸引した外気で冷却する冷蔵庫において、 貯蔵室の扉を開けたときに該貯蔵室から漏出する冷気を
取り込んで前記ファンへ導く手段を設けたことを特徴と
する冷蔵庫。 - 【請求項２】 前記手段は前記貯蔵室の下方に近接した
入口を有するダクトであり、該ダクトの下方部が前記フ
ァンに通じる通風路に連結していることを特徴とする請
求項１に記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】 前記熱を帯びる部分は凝縮器又は圧縮機
であることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の
冷蔵庫。 - 【請求項４】 ファンによって吸引された外気が冷蔵庫
本体底部の通風路を通って凝縮器を冷却した後、前記本
体底部の機械室に送られて圧縮機を冷却する冷蔵庫の冷
却機構において、 複数ある貯蔵室の各扉を縦方向に貫通するように各扉に
設けられたダクトと、 前記扉を閉成したとき各扉のダクトを連通させる手段
と、 最下段の扉のダクトを前記通風路に連通させる連結ダク
トと、を備えたことを特徴とする冷蔵庫の冷却機構。 - 【請求項５】 前記扉のうち少なくとも１つが開成した
ときは、前記ファンが作動することを特徴とする請求項
４に記載の冷蔵庫の凝縮器及び圧縮機冷却機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2721998A JPH11223451A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 冷蔵庫及びその冷却機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2721998A JPH11223451A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 冷蔵庫及びその冷却機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11223451A true JPH11223451A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12215000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2721998A Pending JPH11223451A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 冷蔵庫及びその冷却機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11223451A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006066635A1 (en) * | 2004-12-23 | 2006-06-29 | Irinox S.P.A. | Temperature cooler for rapid cooling and/or rapid freezing of products to be stored at low temperature for domestic use |
| CN102278848A (zh) * | 2011-08-30 | 2011-12-14 | 海尔集团公司 | 冰箱 |
| JP2014085092A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Mitsubishi Electric Corp | オープンショーケース |
| EP3583000A4 (en) * | 2017-02-17 | 2020-12-23 | LG Electronics Inc. -1- | REFRIGERATION OR HEATING EQUIPMENT, AND VEHICLE |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP2721998A patent/JPH11223451A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006066635A1 (en) * | 2004-12-23 | 2006-06-29 | Irinox S.P.A. | Temperature cooler for rapid cooling and/or rapid freezing of products to be stored at low temperature for domestic use |
| CN102278848A (zh) * | 2011-08-30 | 2011-12-14 | 海尔集团公司 | 冰箱 |
| CN102278848B (zh) * | 2011-08-30 | 2016-06-08 | 海尔集团公司 | 冰箱 |
| JP2014085092A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Mitsubishi Electric Corp | オープンショーケース |
| EP3583000A4 (en) * | 2017-02-17 | 2020-12-23 | LG Electronics Inc. -1- | REFRIGERATION OR HEATING EQUIPMENT, AND VEHICLE |
| US11618299B2 (en) | 2017-02-17 | 2023-04-04 | Lg Electronics Inc. | Refrigerating or warming apparatus, and vehicle |
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