JPH11225653A - 散布機用噴管 - Google Patents
散布機用噴管Info
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- JPH11225653A JPH11225653A JP3575698A JP3575698A JPH11225653A JP H11225653 A JPH11225653 A JP H11225653A JP 3575698 A JP3575698 A JP 3575698A JP 3575698 A JP3575698 A JP 3575698A JP H11225653 A JPH11225653 A JP H11225653A
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Abstract
きず、広い圃場では散布作業が長くなっていた。 【解決手段】 粒剤や粉剤等の薬剤を散布するために動
力散布機の噴出口12aに接続する噴管5において、該
噴管の先端部に、本管21より主管22と支管23に分
岐して、該主管と支管を平行に突出し、または、噴管の
先端部に、本管より大きい外径の噴流管24を固定し、
該噴流管24と本管21の間の面積を本管の断面積より
小さくした。
Description
によって粉剤や粒剤の薬剤、特に、粒状の肥料や薬剤等
をできるだけ遠くの範囲まで散布できるようにするため
の噴管の構成に関する。
状の肥料や薬剤等を散布することは行われてきている。
通常散布機は粉剤や粒剤や肥料や液剤等を散布すること
が可能であり、これら薬剤や肥料に合わせてシャッター
や噴管等が交換される。そして、粒剤を散布する場合に
はその粒剤の大きさや散布する範囲に合わせて噴管も選
択されて、粒剤が均一に散布されるようにしている。例
えば、図6に示すように、噴管1の基部を分岐してその
先端を三角形状または扇形にして、その内部にガイド片
1a・1bを設けて、散布される粒剤の放出方向が略均
等に広がるようにしていた(実開昭54−2388
1)。また、図7に示すように、噴管2をパイプ状に構
成して、その下面と先端に所定間隔をあけて散布口2a
・2a・・・を設け、その散布口2a・2a・・・にそ
れぞれガイド板を設けて、粒剤がそのガイド板に衝突し
て放出方向が曲げられ、噴管を斜め上方へ立てたまま、
畦を歩きながら圃場方向へ散布して広い範囲で散布でき
るようにしていた(実公昭62−29077)。
噴管では、前者の場合、拡散して散布できるのである
が、散布範囲は狭く、広い圃場の場合には何度も往復散
布しなければならない。また、後者の場合には前者より
も広い範囲で散布することができるのであるが、散布で
きる距離は限界がある。本発明はこれよりも更に遠くま
で飛ばせるようにして、更に広い範囲で散布できるよう
にして、散布時間を短縮でき散布効率を向上できるよう
にするものである。
を解決するために次のような手段を用いる。即ち、粒剤
や粉剤等の薬剤を散布するために動力散布機の噴出口に
接続する噴管において、該噴管の先端部に、本管より主
管と支管に分岐して、該主管と支管を平行に突出し、ま
たは、噴管の先端部に、本管より大きい外径の噴流管を
固定し、該噴流管と本管の間の面積を本管の断面積より
小さくしたものである。
例の形態を説明する。図1は背負式動力散布機に本発明
の噴管を接続して粒剤を散布している状態を示す斜視
図、図2は本発明の第一実施例の噴管の斜視図、図3は
同じく先端部の側面断面図、図4は第二実施例の噴管の
斜視図、図5は同じく先端部の側面断面図である。
に、側面視L字状に形成した背負枠3の下板上に、ブロ
ワーケース12と、その前面にエンジン13と燃料タン
ク7を載置し、ブロワーケース12の上部に薬剤タンク
11が配置され、この薬剤タンク11及びブロワーケー
ス12は、樹脂をブロウ成形することによって一体的に
構成されている。該ブロワーケース12内には送風ファ
ンが収納され、ブロワーケース12の前面に配置したエ
ンジン13の出力軸がブロワーケース12内へ挿入され
て、該出力軸上に送風ファンが固設されて、エンジン1
3によって直接ファンを駆動するようにしている。8は
エアクリーナーである。
ンク11の間にはシャッター収納部が形成されて、シャ
ッターを収納している。一方、ブロワーケース12側部
にはレバーガイド4を設けて、該レバーガイド4にアク
セルレバーと薬剤の調量レバーが後方へ突出され、アク
セルレバーはエンジン13と連結され、調量レバーは前
記シャッターと連結されて、アクセルレバーの回動でエ
ンジン13の回転数を調節でき、調量レバーの回動で散
布量を調節できるようにしている。そして、ブロワーケ
ース12の一端(図1右側)の噴出口12aに本発明の
噴管5の一端が連結されている。該噴出口12aにはジ
ャバラ状の連結パイプ12bが介在されて噴管5を揺動
自在としている。
に粒剤を投入して、圃場において背負式動力散布機を背
負いつつ、エンジン13を駆動してブロワーケース12
内の送風ファンを回転させ、薬剤の散布量を調量レバー
を操作して調整し、また、送風ファンの回転数、即ち、
風力の大小の調節はアクセルレバーによって行い、送風
ファンの回転によって発生した送風力によって、薬剤タ
ンク10内の薬剤が設定量ずつブロワーケース2内に落
下されて、後述する噴管5より散布される。
を図2、図3より説明する。噴管5は合成樹脂等でパイ
プ状に構成され、基端部を前記連結パイプ12bに接続
して連通し、基部外周に把手5aが形成されている。噴
管5の下部には適宜間隔を開けて吐出孔5b・5b・・
・が開口され、該吐出孔5b・5b・・・にはそれぞれ
ガイド板が設けられて、従来と同様に送風で搬送された
薬剤がガイド板に衝突して吐出方向が曲げられてガイド
され、斜め上方向へ吐出されるようにしている。前記各
ガイド板の角度を少しずつ変更することで、広い範囲で
均一な散布ができるようにしている。
形成されている。即ち、図3に示すように、本管21の
先端部分に主管22と支管23・23が設けられ、主管
22は本管21の延長上で本管21よりも細く、つま
り、該主管22の断面積Aを本管21の断面積Cよりも
小さくしている。支管23・23は本管21の先端部で
側方に分岐して主管22より分かれ、該支管23・23
が主管22と平行となり、出来るだけ近づけて配置して
いる。そして、該支管23は主管22よりも細く形成さ
れ、該支管23の断面積Bは主管22の断面積Aよりも
小さくしている。具体的な関係としては、A>2×B、
C≒A+2×Bとしている。但し、主管22及び支管2
3の形状は円筒状としているが、限定するものではな
く、支管23は主管22の周囲で平行に噴出できるもの
であれば、三日月状等に構成することもできる。また、
支管23の数は本実施例では2個であるが、前記関係の
式を満たすものであれば3個以上配置することも可能で
ある。
1へ送られてきた送風は、主管22から本流、支管23
から支流として吐出される。この本流において、空気中
を流体が運動したときには、周辺の空気が流体の運動方
向に動く現象(随伴気流)が発生し、この随伴気流が空
気抵抗となって駆動流体は相対的に減少するが、本管2
1の本流の周囲には支管23からの支流があるために、
随伴気流による抵抗が小さくなり、本管21からの流速
は従来よりも落ち難くなり、到達距離を増加させること
ができるのである。
4、図5より説明する。噴管5の基部側の構成は前記と
同様であり、基部には把手5aが設けられ、下面には適
宜間隔を開けて吐出孔5b・5b・・・が開口されて、
薬剤がガイド板にガイドされて斜め上方向へ吐出される
ようにしている。
が形成されており、図5に示すように、本管21の先端
部分に噴流管24が固設されており、該噴流管24は短
いパイプ状に構成されて、本管21の半径より若干大き
く構成し、つまり、噴流管24の断面積Dは本管21の
断面積Cよりも大きく(D>C)して、噴流管24が本
管21の先端上に外嵌する構成としている。そして、噴
流管24は基端側はラッパ状に開き吸入部24aとしさ
らに大きな断面として、噴流管24と本管21の外周面
との間から空気を吸い込めるようにしている。
管21の先端部外周との間にステー25・25・・・を
介して固定できるようにしており、該噴流管24の先端
は本管21の先端よりも長く突出して配設される。この
ように構成したことで、本管21から吐出された気流に
よって、吸入部24aに負圧が発生して、この吸入部2
4aより外側の空気が入って、その気流が噴流管24内
で合流して吐出される。このとき、本管21から吐出さ
れる噴流は吸入部24aより入っていた気流により整流
され、直接本管21より吐出されるよりも広がることが
なくなるので、薬剤の到達距離を長くすることができる
のである。
り、次のような効果を奏するのである。即ち、請求項1
の如く、粒剤や粉剤等の薬剤を散布するために動力散布
機の噴出口に接続する噴管において、該噴管の先端部
に、本管より主管と支管に分岐して、該主管と支管を平
行に突出したので、主管から突出される噴流は、その周
囲に抵抗が発生するが、支管から吐出された気流によっ
て、その抵抗を軽減するようになり、主管から吐出され
る薬剤の到達距離を長くすることができるようになり、
更に広い範囲で散布することが可能になり、散布作業の
工程を短くしたり、作業時間を短縮したりできるように
なった。
管より大きい外径の噴流管を固定し、該噴流管と本管の
間の面積を本管の断面積より小さくしたので、噴流管を
取り付けるだけで、本管先端の周囲から噴流管によって
気流が吸入されて、整流されるようになり、本管から吐
出される薬剤の到達距離を長くすることができるように
なり、散布作業を効率よく行うことが可能となり、ま
た、同じ到達距離の散布を行う場合には風力を下げるこ
とができて、動力部分やファン等を小型化、軽量化する
ことが可能となる。
剤を散布している状態を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 粒剤や粉剤等の薬剤を散布するために動
力散布機の噴出口に接続する噴管において、該噴管の先
端部に、本管より主管と支管に分岐して、該主管と支管
を平行に突出したことを特徴とする散布機用噴管。 - 【請求項2】 粒剤や粉剤等の薬剤を散布するために動
力散布機の噴出口に接続する噴管において、該噴管の先
端部に、本管より大きい外径の噴流管を固定し、該噴流
管と本管の間の面積を本管の断面積より小さくしたこと
を特徴とする散布機用噴管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03575698A JP3877249B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 散布機用噴管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03575698A JP3877249B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 散布機用噴管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11225653A true JPH11225653A (ja) | 1999-08-24 |
JP3877249B2 JP3877249B2 (ja) | 2007-02-07 |
Family
ID=12450692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03575698A Expired - Fee Related JP3877249B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 散布機用噴管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3877249B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001036105A1 (fr) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Aura Tec Co., Ltd. | Tuyere produisant des micro-bulles et dispositif d'application |
JP2011016696A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 被覆粒状組成物 |
JP2016096770A (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-30 | 株式会社やまびこ | 散布機用噴管 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP03575698A patent/JP3877249B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001036105A1 (fr) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Aura Tec Co., Ltd. | Tuyere produisant des micro-bulles et dispositif d'application |
JP2011016696A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 被覆粒状組成物 |
JP2016096770A (ja) * | 2014-11-20 | 2016-05-30 | 株式会社やまびこ | 散布機用噴管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3877249B2 (ja) | 2007-02-07 |
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