JPH11216183A - 鼻腔用投薬器 - Google Patents
鼻腔用投薬器Info
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- JPH11216183A JPH11216183A JP3540998A JP3540998A JPH11216183A JP H11216183 A JPH11216183 A JP H11216183A JP 3540998 A JP3540998 A JP 3540998A JP 3540998 A JP3540998 A JP 3540998A JP H11216183 A JPH11216183 A JP H11216183A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カプセル内の薬粉を拡散して微粒化し、かつ
カプセル内に効率よく空気を流入させることにより、薬
粉を安定して患者に投与する。 【解決手段】 カプセル収容室7内にカプセルの外周側
を弾性的に保持するカプセル保持リング9を設け、カプ
セル保持リング9は、ポンプ10によって空気を供給、
停止することによりカプセルと共に振動する構成として
いる。従って、ポンプ10による空気の供給、停止動作
を繰り返すことにより、カプセル保持リング9によって
カプセルを振動させて内部の薬粉を拡散して微粒化する
ことができる。また、カプセル保持リング9をカプセル
収容室7とカプセルとの間の隔壁として利用でき、ポン
プ10から供給される空気のほぼ全部を流入穴を通して
カプセル内に流入させることができる。
カプセル内に効率よく空気を流入させることにより、薬
粉を安定して患者に投与する。 【解決手段】 カプセル収容室7内にカプセルの外周側
を弾性的に保持するカプセル保持リング9を設け、カプ
セル保持リング9は、ポンプ10によって空気を供給、
停止することによりカプセルと共に振動する構成として
いる。従って、ポンプ10による空気の供給、停止動作
を繰り返すことにより、カプセル保持リング9によって
カプセルを振動させて内部の薬粉を拡散して微粒化する
ことができる。また、カプセル保持リング9をカプセル
収容室7とカプセルとの間の隔壁として利用でき、ポン
プ10から供給される空気のほぼ全部を流入穴を通して
カプセル内に流入させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カプセル内に充填
した薬粉を患者の鼻腔内に投与するのに用いて好適な鼻
腔用投薬器に関する。
した薬粉を患者の鼻腔内に投与するのに用いて好適な鼻
腔用投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鼻アレルギー、喘息等の患者に
は薬粉(粉体状の薬品)を鼻腔内に投与して治療する方
法が採用されている。また、この治療法では専用の投薬
器を用いて、カプセル内に充填した薬粉を鼻腔内へ投与
するようになっている。
は薬粉(粉体状の薬品)を鼻腔内に投与して治療する方
法が採用されている。また、この治療法では専用の投薬
器を用いて、カプセル内に充填した薬粉を鼻腔内へ投与
するようになっている。
【0003】さらに、この治療法に用いられる投薬器と
しては、例えば特開昭59−34267号公報、特開平
8−243163号公報等(以下、従来技術という)に
示すものが知られている。
しては、例えば特開昭59−34267号公報、特開平
8−243163号公報等(以下、従来技術という)に
示すものが知られている。
【0004】この従来技術における鼻腔用投薬器は、カ
プセルを収容するカプセル収容室を備えたカプセルホル
ダと、カプセル収容室を挟んで該カプセルホルダの一側
に設けられ、カプセル収容室に向け空気を供給するポン
プと、前記カプセル収容室を挟んで該ポンプと反対側に
設けられ、前記カプセル内の薬粉を噴霧ノズルから鼻腔
内に噴霧する薬粉噴霧部とによって大略構成されてい
る。
プセルを収容するカプセル収容室を備えたカプセルホル
ダと、カプセル収容室を挟んで該カプセルホルダの一側
に設けられ、カプセル収容室に向け空気を供給するポン
プと、前記カプセル収容室を挟んで該ポンプと反対側に
設けられ、前記カプセル内の薬粉を噴霧ノズルから鼻腔
内に噴霧する薬粉噴霧部とによって大略構成されてい
る。
【0005】このように構成された従来技術による投薬
器を使用する場合には、まず投薬の準備動作として、カ
プセルホルダのカプセル収容室内にカプセルを挿入し、
この状態で、針等の穴あけ具を用いてカプセルの軸方向
両側に穴をあける。
器を使用する場合には、まず投薬の準備動作として、カ
プセルホルダのカプセル収容室内にカプセルを挿入し、
この状態で、針等の穴あけ具を用いてカプセルの軸方向
両側に穴をあける。
【0006】次に、薬粉を投与する場合には、薬粉噴霧
部の噴霧ノズルを患者の鼻腔内に挿入し、この状態でポ
ンプを押圧して該ポンプからカプセル収容室内のカプセ
ルに向け空気を供給する。これにより、ポンプから供給
される空気は、流入側の穴を通ってカプセル内に流入
し、該カプセル内の薬粉を流出側の穴を通して薬粉噴霧
部の噴霧ノズル側に流出させるから、この薬粉は該噴霧
ノズルを介して患者の鼻腔内に噴霧され、患者に投与さ
れる。
部の噴霧ノズルを患者の鼻腔内に挿入し、この状態でポ
ンプを押圧して該ポンプからカプセル収容室内のカプセ
ルに向け空気を供給する。これにより、ポンプから供給
される空気は、流入側の穴を通ってカプセル内に流入
し、該カプセル内の薬粉を流出側の穴を通して薬粉噴霧
部の噴霧ノズル側に流出させるから、この薬粉は該噴霧
ノズルを介して患者の鼻腔内に噴霧され、患者に投与さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による投薬器では、カプセル収容室内にカプセル
を収容しているだけであるから、例えば薬粉の粒径、帯
電性等の影響で流動性が悪い薬粉を投与する場合には、
カプセル内で凝集等を生じた薬粉を微粒化することがで
きない。このため、薬粉がカプセル内に残存したり、投
薬途中で落下してしまい、投薬効率の低下を招くという
問題がある。
来技術による投薬器では、カプセル収容室内にカプセル
を収容しているだけであるから、例えば薬粉の粒径、帯
電性等の影響で流動性が悪い薬粉を投与する場合には、
カプセル内で凝集等を生じた薬粉を微粒化することがで
きない。このため、薬粉がカプセル内に残存したり、投
薬途中で落下してしまい、投薬効率の低下を招くという
問題がある。
【0008】また、従来技術によるものでは、カプセル
収容室の大きさを、カプセルを収容したときに空隙が生
じるような大きさとしているから、ポンプから供給され
る空気がカプセル内に流入せずに、カプセル収容室とカ
プセルとの間の空隙を通って噴霧ノズル側に流出してし
まう。このため、カプセル内にポンプから供給される空
気を効率よく流入させることができないから、薬粉を安
定して投与することができないという問題がある。
収容室の大きさを、カプセルを収容したときに空隙が生
じるような大きさとしているから、ポンプから供給され
る空気がカプセル内に流入せずに、カプセル収容室とカ
プセルとの間の空隙を通って噴霧ノズル側に流出してし
まう。このため、カプセル内にポンプから供給される空
気を効率よく流入させることができないから、薬粉を安
定して投与することができないという問題がある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、カプセル内の薬粉を拡
散して微粒化し、かつカプセル内に効率よく空気を流入
させることにより、薬粉を安定して患者に投与できるよ
うにした鼻腔用投薬器を提供することにある。
されたもので、本発明の目的は、カプセル内の薬粉を拡
散して微粒化し、かつカプセル内に効率よく空気を流入
させることにより、薬粉を安定して患者に投与できるよ
うにした鼻腔用投薬器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による鼻腔用投薬
器は、カプセルを収容するカプセル収容室を備えたカプ
セルホルダと、カプセル収容室を挟んで該カプセルホル
ダの一側に設けられ、カプセル収容室に向け空気を供給
するポンプと、前記カプセル収容室を挟んで該ポンプと
反対側に設けられ、前記カプセル内の薬粉を噴霧ノズル
から鼻腔内に噴霧する薬粉噴霧部とから構成されてい
る。
器は、カプセルを収容するカプセル収容室を備えたカプ
セルホルダと、カプセル収容室を挟んで該カプセルホル
ダの一側に設けられ、カプセル収容室に向け空気を供給
するポンプと、前記カプセル収容室を挟んで該ポンプと
反対側に設けられ、前記カプセル内の薬粉を噴霧ノズル
から鼻腔内に噴霧する薬粉噴霧部とから構成されてい
る。
【0011】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記カプセル
ホルダのカプセル収容室内には該カプセル収容室内に収
容されたカプセルの外周側を弾性的に保持するカプセル
保持リングを設け、該カプセル保持リングは前記ポンプ
による空気の供給、停止に応じて前記カプセルと共に変
位する構成としたことにある。
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記カプセル
ホルダのカプセル収容室内には該カプセル収容室内に収
容されたカプセルの外周側を弾性的に保持するカプセル
保持リングを設け、該カプセル保持リングは前記ポンプ
による空気の供給、停止に応じて前記カプセルと共に変
位する構成としたことにある。
【0012】このように構成したことにより、カプセル
収容室内にカプセルを挿入すると、該カプセルはカプセ
ル保持リングによって保持される。この状態でポンプか
らカプセル収容室に向け空気を供給すると、カプセル保
持リングが弾性変形してカプセルと共に薬粉噴霧部側に
変位する。一方、ポンプによる空気の供給を停止する
と、カプセル保持リングの弾性力によってカプセルが引
き戻される。これにより、ポンプによって空気を供給、
停止することによりカプセルを振動させることができ、
該カプセル内の薬粉を振動により拡散して微粒化するこ
とができる。
収容室内にカプセルを挿入すると、該カプセルはカプセ
ル保持リングによって保持される。この状態でポンプか
らカプセル収容室に向け空気を供給すると、カプセル保
持リングが弾性変形してカプセルと共に薬粉噴霧部側に
変位する。一方、ポンプによる空気の供給を停止する
と、カプセル保持リングの弾性力によってカプセルが引
き戻される。これにより、ポンプによって空気を供給、
停止することによりカプセルを振動させることができ、
該カプセル内の薬粉を振動により拡散して微粒化するこ
とができる。
【0013】しかも、カプセル保持リングによってカプ
セルの外周側を弾性的に保持しているから、カプセル保
持リングがカプセル収容室とカプセルとの間で隔壁をな
し、カプセル収容室に流入する空気のほぼ全部をカプセ
ル内に流入させることができる。
セルの外周側を弾性的に保持しているから、カプセル保
持リングがカプセル収容室とカプセルとの間で隔壁をな
し、カプセル収容室に流入する空気のほぼ全部をカプセ
ル内に流入させることができる。
【0014】請求項2の発明は、カプセルホルダにはカ
プセル収容室の内壁面に環状の嵌合溝を設け、カプセル
保持リングは外周側が該嵌合溝に嵌合し、内周側でカプ
セルを保持する円環状の弾性体として形成したことにあ
る。
プセル収容室の内壁面に環状の嵌合溝を設け、カプセル
保持リングは外周側が該嵌合溝に嵌合し、内周側でカプ
セルを保持する円環状の弾性体として形成したことにあ
る。
【0015】これにより、カプセル保持リングの形状を
簡略化することができ、しかも、カプセル保持リングの
外周側を嵌合溝に嵌合させるだけでカプセル収容室内に
容易に取付けることができる。
簡略化することができ、しかも、カプセル保持リングの
外周側を嵌合溝に嵌合させるだけでカプセル収容室内に
容易に取付けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
鼻腔用投薬器を図1ないし図5に従って詳細に説明す
る。
鼻腔用投薬器を図1ないし図5に従って詳細に説明す
る。
【0017】1は鼻腔用投薬器の本体をなし、後述する
カプセルKを保持するカプセルホルダで、該カプセルホ
ルダ1は、後述の固定部材2と、該固定部材2の内周側
に軸方向に移動可能に設けられた可動部材4とによって
構成されている。
カプセルKを保持するカプセルホルダで、該カプセルホ
ルダ1は、後述の固定部材2と、該固定部材2の内周側
に軸方向に移動可能に設けられた可動部材4とによって
構成されている。
【0018】2は段付筒状に形成された固定部材で、該
固定部材2の内周側には、可動部材4が軸方向に移動可
能に挿嵌されている。また、固定部材2の底部側中央に
は、カプセルKに流入穴H1 をあけるための第1の穴あ
けピン3が先端部を上側に向けて取付けられている。
固定部材2の内周側には、可動部材4が軸方向に移動可
能に挿嵌されている。また、固定部材2の底部側中央に
は、カプセルKに流入穴H1 をあけるための第1の穴あ
けピン3が先端部を上側に向けて取付けられている。
【0019】4は固定部材2の内周側に設けられた可動
部材で、該可動部材4は、固定部材2に対して周方向に
位置決めされた状態で軸方向に移動可能に設けられてい
る。また、可動部材4は、筒部4Aと、該筒部4Aの下
側に設けられ、固定部材2内に挿嵌された底部4Bと、
該底部4Bの中央から下向きに延びた小径突部4Cとか
ら大略構成され、前記筒部4Aの外周側には雄ねじ4D
が刻設されている。また、前記小径突部4Cには、第1
の穴あけピン3が挿通されると共に、後述のポンプ10
から供給される空気が流通する空気通路5が上下方向に
伸長して形成されている。
部材で、該可動部材4は、固定部材2に対して周方向に
位置決めされた状態で軸方向に移動可能に設けられてい
る。また、可動部材4は、筒部4Aと、該筒部4Aの下
側に設けられ、固定部材2内に挿嵌された底部4Bと、
該底部4Bの中央から下向きに延びた小径突部4Cとか
ら大略構成され、前記筒部4Aの外周側には雄ねじ4D
が刻設されている。また、前記小径突部4Cには、第1
の穴あけピン3が挿通されると共に、後述のポンプ10
から供給される空気が流通する空気通路5が上下方向に
伸長して形成されている。
【0020】また、可動部材4の内周側は空気通路5に
連通する一側カプセル穴6となり、該一側カプセル穴6
は、後述の他側カプセル穴15と一体化することにより
カプセル収容室7を構成している。ここで、カプセル収
容室7は、図3、図4に示す如く、カプセルKよりも十
分に大きな内径寸法、軸方向寸法を有している。
連通する一側カプセル穴6となり、該一側カプセル穴6
は、後述の他側カプセル穴15と一体化することにより
カプセル収容室7を構成している。ここで、カプセル収
容室7は、図3、図4に示す如く、カプセルKよりも十
分に大きな内径寸法、軸方向寸法を有している。
【0021】8は一側カプセル穴6に形成された嵌合溝
で、該嵌合溝8は、一側カプセル穴6の内壁面に環状の
凹陥状として形成されている。そして、嵌合溝8には、
後述するカプセル保持リング9の外周側が嵌合されてい
る。
で、該嵌合溝8は、一側カプセル穴6の内壁面に環状の
凹陥状として形成されている。そして、嵌合溝8には、
後述するカプセル保持リング9の外周側が嵌合されてい
る。
【0022】9はカプセル収容室7内に設けられたカプ
セル保持リングで、該カプセル保持リング9は、図2に
示す如く、例えばゴム材料等の弾性体によって円環状の
板体として形成されている。また、カプセル保持リング
9の内径寸法はカプセルKの外径寸法と同等あるいは僅
かに小さくなるように設定され、これにより、カプセル
保持リング9内にカプセルKを挿嵌したときには、カプ
セル保持リング9によりカプセルKの外周側を弾性的に
保持する。さらに、カプセル保持リング9は、その外周
側を嵌合溝8に嵌合することによりカプセル収容室7内
に取付けられている。
セル保持リングで、該カプセル保持リング9は、図2に
示す如く、例えばゴム材料等の弾性体によって円環状の
板体として形成されている。また、カプセル保持リング
9の内径寸法はカプセルKの外径寸法と同等あるいは僅
かに小さくなるように設定され、これにより、カプセル
保持リング9内にカプセルKを挿嵌したときには、カプ
セル保持リング9によりカプセルKの外周側を弾性的に
保持する。さらに、カプセル保持リング9は、その外周
側を嵌合溝8に嵌合することによりカプセル収容室7内
に取付けられている。
【0023】そして、カプセル保持リング9は、カプセ
ル収容室7内にカプセルKを挿入したときに、該カプセ
ル収容室7とカプセルKとの間を気密に保持する隔壁を
なしている。また、カプセル保持リング9は、図4に示
すようにポンプ10から空気が供給され、この空気の圧
力がカプセルKに作用したときに、弾性変形してカプセ
ルKと共に上側(薬粉噴霧部13側)に変位する。一
方、ポンプ10からの空気の供給を停止させたときに
は、弾性力によってカプセルKを図3に示す位置に引き
戻すものである。これにより、カプセル保持リング9
は、ポンプ10によって空気を供給、停止することによ
りカプセルKと共に振動を生じ、カプセルK内の薬粉を
拡散する。
ル収容室7内にカプセルKを挿入したときに、該カプセ
ル収容室7とカプセルKとの間を気密に保持する隔壁を
なしている。また、カプセル保持リング9は、図4に示
すようにポンプ10から空気が供給され、この空気の圧
力がカプセルKに作用したときに、弾性変形してカプセ
ルKと共に上側(薬粉噴霧部13側)に変位する。一
方、ポンプ10からの空気の供給を停止させたときに
は、弾性力によってカプセルKを図3に示す位置に引き
戻すものである。これにより、カプセル保持リング9
は、ポンプ10によって空気を供給、停止することによ
りカプセルKと共に振動を生じ、カプセルK内の薬粉を
拡散する。
【0024】10はゴム材料により有底円筒状に形成さ
れたポンプで、該ポンプ10の開口部側は固定部材2の
外周側に気密に嵌着されている。また、ポンプ10の底
部側には、該ポンプ10内に外気を吸込むときに開弁す
る吸込弁11が設けられ、固定部材2には吐出弁12が
設けられている。
れたポンプで、該ポンプ10の開口部側は固定部材2の
外周側に気密に嵌着されている。また、ポンプ10の底
部側には、該ポンプ10内に外気を吸込むときに開弁す
る吸込弁11が設けられ、固定部材2には吐出弁12が
設けられている。
【0025】一方、13はカプセルホルダ1の可動部材
4に螺着される薬粉噴霧部で、該薬粉噴霧部13の下側
には、可動部材螺着穴14が形成され、該可動部材螺着
穴14の開口側内周には、可動部材4の雄ねじ4Dに螺
着される雌ねじ14Aが刻設されている。また、薬粉噴
霧部13には、前記可動部材螺着穴14の奥所に位置し
て一側カプセル穴6と共にカプセル収容室7を構成する
他側カプセル穴15が形成されている。
4に螺着される薬粉噴霧部で、該薬粉噴霧部13の下側
には、可動部材螺着穴14が形成され、該可動部材螺着
穴14の開口側内周には、可動部材4の雄ねじ4Dに螺
着される雌ねじ14Aが刻設されている。また、薬粉噴
霧部13には、前記可動部材螺着穴14の奥所に位置し
て一側カプセル穴6と共にカプセル収容室7を構成する
他側カプセル穴15が形成されている。
【0026】さらに、薬粉噴霧部13の上側には、薬粉
を患者の左,右の鼻腔(図示せず)内に噴霧するための
左,右の噴霧ノズル16,16が突設され、該左,右の
噴霧ノズル16,16には他側カプセル穴15から二又
に分岐した左,右の薬粉通路17,17が延びている。
を患者の左,右の鼻腔(図示せず)内に噴霧するための
左,右の噴霧ノズル16,16が突設され、該左,右の
噴霧ノズル16,16には他側カプセル穴15から二又
に分岐した左,右の薬粉通路17,17が延びている。
【0027】18は第1の穴あけピン3と対向して薬粉
噴霧部13に設けられた第2の穴あけピンで、該第2の
穴あけピン18の先端側はシールゴム19を貫通するよ
うに下向きに延びている。そして、第2の穴あけピン1
8は、摺動部材20に接続された操作板(図示せず)に
よって下方に移動されることにより、カプセルKに流出
穴H2 を開けるものである。
噴霧部13に設けられた第2の穴あけピンで、該第2の
穴あけピン18の先端側はシールゴム19を貫通するよ
うに下向きに延びている。そして、第2の穴あけピン1
8は、摺動部材20に接続された操作板(図示せず)に
よって下方に移動されることにより、カプセルKに流出
穴H2 を開けるものである。
【0028】本実施の形態による鼻腔用投薬器は上述し
た如く構成されるもので、次に、その使用動作について
説明する。
た如く構成されるもので、次に、その使用動作について
説明する。
【0029】最初に、カプセルKに流入穴H1 、流出穴
H2 を形成するまでの準備動作について説明するに、ま
ず、可動部材4に形成された一側カプセル穴6内にカプ
セルKを押込むように挿入し、該一側カプセル穴6内に
突出した第1の穴あけピン3によってカプセルKに流入
穴H1 をあける。次に、カプセルホルダ1に薬粉噴霧部
13を組付けるべく、カプセルホルダ1側の雄ねじ4D
に薬粉噴霧部13側の雌ねじ14Aを螺着する。これに
より、可動部材4は固定部材2に対して上側に引上げら
れるように移動するから、流入穴H1 から第1の穴あけ
ピン3が引き抜かれる。そして、カプセルホルダ1に薬
粉噴霧部13を取付けたら、操作板を上下方向に往復動
させることにより、第2の穴あけピン18によってカプ
セルKに流出穴H2 をあける。
H2 を形成するまでの準備動作について説明するに、ま
ず、可動部材4に形成された一側カプセル穴6内にカプ
セルKを押込むように挿入し、該一側カプセル穴6内に
突出した第1の穴あけピン3によってカプセルKに流入
穴H1 をあける。次に、カプセルホルダ1に薬粉噴霧部
13を組付けるべく、カプセルホルダ1側の雄ねじ4D
に薬粉噴霧部13側の雌ねじ14Aを螺着する。これに
より、可動部材4は固定部材2に対して上側に引上げら
れるように移動するから、流入穴H1 から第1の穴あけ
ピン3が引き抜かれる。そして、カプセルホルダ1に薬
粉噴霧部13を取付けたら、操作板を上下方向に往復動
させることにより、第2の穴あけピン18によってカプ
セルKに流出穴H2 をあける。
【0030】一方、カプセル収容室7内に挿着されたカ
プセルKは、外周側がカプセル保持リング9によって保
持されており、ポンプ10から空気が供給されていない
状態では、図3に示す下側位置に配置される。
プセルKは、外周側がカプセル保持リング9によって保
持されており、ポンプ10から空気が供給されていない
状態では、図3に示す下側位置に配置される。
【0031】次に、流入穴H1 、流出穴H2 が形成され
たカプセルK内の薬粉を患者の鼻腔に噴霧するための投
薬動作について説明する。
たカプセルK内の薬粉を患者の鼻腔に噴霧するための投
薬動作について説明する。
【0032】まず、左,右の噴霧ノズル16,16を患
者の左,右の鼻腔内に挿入し、この状態で、ポンプ10
を押圧すことにより、該ポンプ10から吐出される圧送
空気流を空気通路5等を経由してカプセル収容室7に向
け供給する。このときには、カプセル収容室7内のカプ
セルKに対して空気流の供給圧力が上向きに作用するか
ら、図4に示すように、弾性変形したカプセル保持リン
グ9と共にカプセルKが上側位置に変位する。また、ポ
ンプ10の押圧を停止させると、図3に示すように、カ
プセル保持リング9の弾性力によってカプセルKが下側
位置に引き戻される。そして、このポンプ10の操作を
繰り返すことにより、カプセルKはカプセル収容室7内
で上下方向に振動することとなり、この振動によってカ
プセルK内の薬粉を拡散して微粒化することができる。
しかも、カプセルKを上下方向に振動させたときには、
該カプセルKが各カプセル穴6,15の穴底に衝突する
から、このカプセルKに強い振動を与えることができ、
薬粉の微粒化を促進することができる。
者の左,右の鼻腔内に挿入し、この状態で、ポンプ10
を押圧すことにより、該ポンプ10から吐出される圧送
空気流を空気通路5等を経由してカプセル収容室7に向
け供給する。このときには、カプセル収容室7内のカプ
セルKに対して空気流の供給圧力が上向きに作用するか
ら、図4に示すように、弾性変形したカプセル保持リン
グ9と共にカプセルKが上側位置に変位する。また、ポ
ンプ10の押圧を停止させると、図3に示すように、カ
プセル保持リング9の弾性力によってカプセルKが下側
位置に引き戻される。そして、このポンプ10の操作を
繰り返すことにより、カプセルKはカプセル収容室7内
で上下方向に振動することとなり、この振動によってカ
プセルK内の薬粉を拡散して微粒化することができる。
しかも、カプセルKを上下方向に振動させたときには、
該カプセルKが各カプセル穴6,15の穴底に衝突する
から、このカプセルKに強い振動を与えることができ、
薬粉の微粒化を促進することができる。
【0033】さらに、カプセル保持リング9をカプセル
収容室7とカプセルKとの間の隔壁として設けているか
ら、ポンプ10から供給される空気がカプセルKの外周
側を通って薬粉通路17側に漏れるのを防止でき、ポン
プ10から供給される空気のほぼ全部を流入穴H1 を通
してカプセルK内に流入させることができる。
収容室7とカプセルKとの間の隔壁として設けているか
ら、ポンプ10から供給される空気がカプセルKの外周
側を通って薬粉通路17側に漏れるのを防止でき、ポン
プ10から供給される空気のほぼ全部を流入穴H1 を通
してカプセルK内に流入させることができる。
【0034】そして、流入穴H1 を通ってカプセルK内
に流入する空気は、当該カプセルK内の薬粉を拡散し、
薬粉と共に流出穴H2 を通って左,右の薬粉通路17内
に流出され、左,右の噴霧ノズル16から患者の鼻腔に
噴霧される。
に流入する空気は、当該カプセルK内の薬粉を拡散し、
薬粉と共に流出穴H2 を通って左,右の薬粉通路17内
に流出され、左,右の噴霧ノズル16から患者の鼻腔に
噴霧される。
【0035】かくして、本実施の形態によれば、カプセ
ル収容室7内にカプセルKの外周側を弾性的に保持する
カプセル保持リング9を設け、該カプセル保持リング9
は、ポンプ10によって空気を供給、停止することによ
りカプセルKと共に振動する構成としている。
ル収容室7内にカプセルKの外周側を弾性的に保持する
カプセル保持リング9を設け、該カプセル保持リング9
は、ポンプ10によって空気を供給、停止することによ
りカプセルKと共に振動する構成としている。
【0036】従って、ポンプ10による空気の供給、停
止動作を繰り返すことにより、カプセル保持リング9に
よってカプセルKを振動させて内部の薬粉を拡散して微
粒化することができ、カプセルK内に薬粉を残すことな
く噴霧ノズル16から噴出させることができる。この結
果、規定量の薬粉を患者の鼻腔に安定して投与すること
ができ、投薬効率を高めることができる。
止動作を繰り返すことにより、カプセル保持リング9に
よってカプセルKを振動させて内部の薬粉を拡散して微
粒化することができ、カプセルK内に薬粉を残すことな
く噴霧ノズル16から噴出させることができる。この結
果、規定量の薬粉を患者の鼻腔に安定して投与すること
ができ、投薬効率を高めることができる。
【0037】また、カプセルKの振動時には、該カプセ
ルKを各カプセル穴6,15の穴底に衝突させて薬粉の
微粒化を促進することができるから、より一層投薬効果
を高めることができる。
ルKを各カプセル穴6,15の穴底に衝突させて薬粉の
微粒化を促進することができるから、より一層投薬効果
を高めることができる。
【0038】また、カプセル保持リング9をカプセル収
容室7とカプセルKとの間の隔壁として利用しているか
ら、ポンプ10から供給される空気のほぼ全部を流入穴
H1を通してカプセルK内に流入させることができ、カ
プセルK内の薬粉を大量の空気によって微粒化し、患者
に安定して薬粉を投与することができる。
容室7とカプセルKとの間の隔壁として利用しているか
ら、ポンプ10から供給される空気のほぼ全部を流入穴
H1を通してカプセルK内に流入させることができ、カ
プセルK内の薬粉を大量の空気によって微粒化し、患者
に安定して薬粉を投与することができる。
【0039】さらに、カプセル収容室7を構成する一側
カプセル穴6に嵌合溝8を形成し、該嵌合溝8に円環状
の板体として形成されたカプセル保持リング9の外周側
を嵌合させて取付ける構成とてしているから、カプセル
保持リング9の形状を簡略化でき、またカプセル保持リ
ング9をカプセル収容室7側に容易に取付けることがで
き、加工性、組立作業性等を高めて、生産性の向上、コ
ストの低減を図ることができる。
カプセル穴6に嵌合溝8を形成し、該嵌合溝8に円環状
の板体として形成されたカプセル保持リング9の外周側
を嵌合させて取付ける構成とてしているから、カプセル
保持リング9の形状を簡略化でき、またカプセル保持リ
ング9をカプセル収容室7側に容易に取付けることがで
き、加工性、組立作業性等を高めて、生産性の向上、コ
ストの低減を図ることができる。
【0040】なお、実施の形態では、薬粉通路17を二
又に分岐し、噴霧ノズル16を左,右に設けることによ
り、患者の左,右の鼻腔に同時に投薬できるようにした
が、本発明はこれに限らず、薬粉通路を1本として左,
右の鼻腔に交互に噴霧ノズルを挿入して投薬するように
してもよい。
又に分岐し、噴霧ノズル16を左,右に設けることによ
り、患者の左,右の鼻腔に同時に投薬できるようにした
が、本発明はこれに限らず、薬粉通路を1本として左,
右の鼻腔に交互に噴霧ノズルを挿入して投薬するように
してもよい。
【0041】また、実施の形態では、カプセル保持リン
グ9を円環状の板体として形成した場合を例示したが、
本発明はこれに限らず、例えば、図5に示す変形例の如
く、カプセル保持リング31を、外周側に位置して嵌合
溝8に嵌合される取付鍔部31Aと、内周側に位置して
カプセルKを保持する開口部31Bと、該取付鍔部31
Aと開口部31Bとの間の伸縮部31Cとによって構成
してもよい。
グ9を円環状の板体として形成した場合を例示したが、
本発明はこれに限らず、例えば、図5に示す変形例の如
く、カプセル保持リング31を、外周側に位置して嵌合
溝8に嵌合される取付鍔部31Aと、内周側に位置して
カプセルKを保持する開口部31Bと、該取付鍔部31
Aと開口部31Bとの間の伸縮部31Cとによって構成
してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、カプセルホルダのカプセル収容室内にカプセルの
外周側を弾性的に保持するカプセル保持リングを設けて
いるから、カプセル収容室内にカプセルを挿入したとき
には、該カプセルをカプセル保持リングによって保持す
ることができ、この状態でポンプからカプセル収容室に
向け空気を供給することにより、カプセル保持リングを
弾性変形させてカプセルと共に薬粉噴霧部側に変位させ
ることができる。一方、ポンプによる空気の供給を停止
したときには、カプセル保持リングの弾性力によってカ
プセルを引き戻すことができる。これにより、ポンプに
よって空気を供給、停止することによりカプセルを振動
させて内部の薬粉を拡散して微粒化することができるか
ら、カプセルK内に薬粉を残すことなく噴霧ノズル16
から噴出させることができ、規定量の薬粉を患者の鼻腔
に安定して投与して、投薬効率を高めることができる。
れば、カプセルホルダのカプセル収容室内にカプセルの
外周側を弾性的に保持するカプセル保持リングを設けて
いるから、カプセル収容室内にカプセルを挿入したとき
には、該カプセルをカプセル保持リングによって保持す
ることができ、この状態でポンプからカプセル収容室に
向け空気を供給することにより、カプセル保持リングを
弾性変形させてカプセルと共に薬粉噴霧部側に変位させ
ることができる。一方、ポンプによる空気の供給を停止
したときには、カプセル保持リングの弾性力によってカ
プセルを引き戻すことができる。これにより、ポンプに
よって空気を供給、停止することによりカプセルを振動
させて内部の薬粉を拡散して微粒化することができるか
ら、カプセルK内に薬粉を残すことなく噴霧ノズル16
から噴出させることができ、規定量の薬粉を患者の鼻腔
に安定して投与して、投薬効率を高めることができる。
【0043】しかも、カプセル保持リングによってカプ
セルの外周側を弾性的に保持しているから、カプセル保
持リングをカプセル収容室とカプセルとの間の隔壁とし
て利用することができ、カプセル収容室に流入する空気
のほぼ全部をカプセル内に流入させて大量の空気により
薬粉を微粒化でき、患者に安定して薬粉を投与すること
ができる。
セルの外周側を弾性的に保持しているから、カプセル保
持リングをカプセル収容室とカプセルとの間の隔壁とし
て利用することができ、カプセル収容室に流入する空気
のほぼ全部をカプセル内に流入させて大量の空気により
薬粉を微粒化でき、患者に安定して薬粉を投与すること
ができる。
【0044】請求項2の発明によれば、カプセル収容室
の内壁面に環状の嵌合溝を設け、円環状の弾性体として
形成されたカプセル保持リングの外周側を該嵌合溝に嵌
合させる構成としているから、カプセル保持リングの形
状を簡略化することができ、しかも、カプセル保持リン
グの外周側を嵌合溝に嵌合させるだけでカプセル収容室
内に容易に取付けることができ、加工性、組立作業性等
を向上することができる。
の内壁面に環状の嵌合溝を設け、円環状の弾性体として
形成されたカプセル保持リングの外周側を該嵌合溝に嵌
合させる構成としているから、カプセル保持リングの形
状を簡略化することができ、しかも、カプセル保持リン
グの外周側を嵌合溝に嵌合させるだけでカプセル収容室
内に容易に取付けることができ、加工性、組立作業性等
を向上することができる。
【図1】本発明の実施の形態による鼻腔用投薬器を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1中のカプセル保持リングを拡大して示す外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図3】カプセル収容室内にカプセルを挿着した状態を
示す図1中の要部拡大縦断面図である。
示す図1中の要部拡大縦断面図である。
【図4】ポンプからカプセル収容室に向け空気を供給し
た状態を示す図3と同様位置からみた要部拡大縦断面図
である。
た状態を示す図3と同様位置からみた要部拡大縦断面図
である。
【図5】本発明の変形例によるカプセル保持リングを示
す外観斜視図である。
す外観斜視図である。
1 カプセルホルダ 7 カプセル収容室 8 嵌合溝 9,31 カプセル保持リング 10 ポンプ 13 薬粉粉噴霧部 16 噴霧ノズル K カプセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 茂巳 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 谷澤 嘉行 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3
Claims (2)
- 【請求項1】 カプセルを収容するカプセル収容室を備
えたカプセルホルダと、カプセル収容室を挟んで該カプ
セルホルダの一側に設けられ、カプセル収容室に向け空
気を供給するポンプと、前記カプセル収容室を挟んで該
ポンプと反対側に設けられ、前記カプセル内の薬粉を噴
霧ノズルから鼻腔内に噴霧する薬粉噴霧部とからなる鼻
腔用投薬器において、 前記カプセルホルダのカプセル収容室内には該カプセル
収容室内に収容されたカプセルの外周側を弾性的に保持
するカプセル保持リングを設け、該カプセル保持リング
は前記ポンプによる空気の供給、停止に応じて前記カプ
セルと共に変位する構成としたことを特徴とする鼻腔用
投薬器。 - 【請求項2】 前記カプセルホルダにはカプセル収容室
の内壁面に環状の嵌合溝を設け、前記カプセル保持リン
グは外周側が該嵌合溝に嵌合し、内周側で前記カプセル
を保持する円環状の弾性体として形成してなる請求項1
に記載の鼻腔用投薬器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3540998A JPH11216183A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 鼻腔用投薬器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3540998A JPH11216183A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 鼻腔用投薬器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11216183A true JPH11216183A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12441094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3540998A Pending JPH11216183A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 鼻腔用投薬器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11216183A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4897220B2 (ja) * | 2002-12-12 | 2012-03-14 | ベーリンガー インゲルハイム ファルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | 活性物質が充填された使い捨てカプセルを収容するカプセルチャンバを有する粉末吸入器 |
WO2016157603A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | オリンパス株式会社 | カプセル型内視鏡保持装置 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP3540998A patent/JPH11216183A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4897220B2 (ja) * | 2002-12-12 | 2012-03-14 | ベーリンガー インゲルハイム ファルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | 活性物質が充填された使い捨てカプセルを収容するカプセルチャンバを有する粉末吸入器 |
WO2016157603A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | オリンパス株式会社 | カプセル型内視鏡保持装置 |
JPWO2016157603A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2017-04-27 | オリンパス株式会社 | カプセル型内視鏡保持装置 |
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