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JPH11195277A - 光記録媒体再生装置及び光記録媒体再生方法 - Google Patents

光記録媒体再生装置及び光記録媒体再生方法

Info

Publication number
JPH11195277A
JPH11195277A JP36954197A JP36954197A JPH11195277A JP H11195277 A JPH11195277 A JP H11195277A JP 36954197 A JP36954197 A JP 36954197A JP 36954197 A JP36954197 A JP 36954197A JP H11195277 A JPH11195277 A JP H11195277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording medium
address
optical recording
sector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36954197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Ueki
泰弘 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP36954197A priority Critical patent/JPH11195277A/ja
Publication of JPH11195277A publication Critical patent/JPH11195277A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing
    • G11B2020/183Testing wherein at least one additional attempt is made to read or write the data when a first attempt is unsuccessful

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データエラーが発生したときに適切に対応し
てプレーヤビリティーの最もよい光記録媒体の再生装置
及び光記録媒体の再生方法を提供する。 【解決手段】 エラーが発生した場合、一時記憶メモリ
9(DRAM)のデータ残量値と、光ピックアップ2の
現在のトラック半径位置を用いて再度所定のトラックに
戻って読み出しを繰り返すべきか(リトライすべきか)
否かを判断し、リトライする場合は一時記憶メモリのデ
ータ残量値と、光ピックアップの現在のトラック半径位
置を用いてその回数を決定するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体再生装
置及び再生方法に関し、特に光記録媒体から読み出した
データをメモリに一時記憶して時間伸長して出力する構
成の光記録媒体の再生装置及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCDプレーヤなどの光記録媒体再
生装置では、光記録媒体に記録された音声やその他のデ
ータなどを光ピックアップにて読み出す際に、光ピック
アップが正確に所望のトラックのデータを読み出すこと
ができるようにトラッキングサーボ制御やフォーカスサ
ーボ制御を行っている。しかし、外部からの振動、その
他の要因により光ピックアップが所望のトラックから一
時的に外れて、データエラーを生じることがある。かか
るデータエラーを生じたときは、再生音声にミューティ
ングをかけるなどして、聴感上のノイズを軽減すること
で対処する方法があった。しかし、ビデオCDや、DV
D(デジタル・バーサタイル・ディスク)のように記録
データが音声のみならず、画像である場合は、データエ
ラーにより欠損した画素データに対して補正を施すこと
は困難である。
【0003】そこで、光ピックアップによるデータの読
み出しを可能な限り繰り返す、いわゆるリトライを実行
して正しいデータを読み出すようにしているものがあ
る。例えばMD(ミニディスク)では、読み出したデー
タを4MBのショックプルーフメモリにて一時記憶し、
データエラーが発生したときは、メモリにデータが残っ
ている約10秒の間に光ピックアップによるデータ読み
出しのリトライを行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるMDにおけるリ
トライの技術をDVDプレーヤに転用すると、同様に4
MBのショックプルーフメモリを用いたとしても、可変
転送レートであることと、転送速度がCDプレーヤより
速いことから、データ量は0.5秒程度の再生時間にし
か相当しない。したがって、かかるDVDプレーヤでM
Dと同様にリトライを行うと、一時記憶の時間を浪費す
ることで、かえってプレーヤビリティーを低下させるこ
ととなる。
【0005】したがって、本発明はデータエラーが発生
したときに適切に対応してプレーヤビリティーの最もよ
い光記録媒体の再生装置及び光記録媒体の再生方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では光記録媒体の所定のトラックから光ピッ
クアップがデータを読み出しているときにエラーが発生
した場合、一時記憶メモリのデータ残量値と、光ピック
アップの現在のトラック半径位置を用いて再度所定のト
ラックに戻って読み出しを繰り返すべきか(リトライす
べきか)否かを判断し、リトライする場合は一時記憶メ
モリのデータ残量値と、光ピックアップの現在のトラッ
ク半径位置を用いてその回数を決定するようにしてい
る。
【0007】すなわち本発明によれば、光記録媒体を回
転させるスピンドルモータと、前記光記録媒体に光ビー
ムを照射して、その反射光又は透過光を検出する光ピッ
クアップと、前記光ピックアップからの検出信号に基づ
いて前記光ビームのフォーカスサーボ制御とトラッキン
グサーボ制御を行うサーボ制御手段と、前記光ピックア
ップの出力信号から再生信号を得る手段と、前記再生信
号からアドレスを検出するアドレス検出手段と、前記再
生信号を一時記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段に
保持されている前記再生信号のデータ量を示すデータ残
量表示手段と、前記メモリ手段から読み出したデータを
時間伸長する手段と、前記再生信号のエラーを訂正する
手段と、所定トラックのアドレスのセクタを読み出し中
にエラーが発生した場合、前記データ残量表示手段によ
り示される前記メモリ手段に保持されているデータ量
と、現在のトラックのアドレスから再度所定のトラック
のセクタに戻って読み出しを行う読み出し制御手段と
を、有する光記録媒体再生装置が提供される。
【0008】また本発明によれば、光記録媒体を回転さ
せるスピンドルモータと、前記光記録媒体に光ビームを
照射して、その反射光又は透過光を検出する光ピックア
ップと、前記光ピックアップからの検出信号に基づいて
前記光ビームのフォーカスサーボ制御とトラッキングサ
ーボ制御を行うサーボ制御手段と、前記光ピックアップ
の出力信号から再生信号を得る手段と、前記再生信号か
らアドレスを検出するアドレス検出手段と、前記再生信
号を一時記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段に保持
されている前記再生信号のデータ量を示すデータ残量表
示手段と、前記メモリ手段から読み出したデータを時間
伸長する手段と、前記再生信号のエラーを訂正する手段
とを有する光記録媒体再生装置にて光記録媒体からデー
タを再生する方法において、所定トラックのアドレスの
セクタを読み出し中にエラーが発生した場合、前記デー
タ残量表示手段により示される前記メモリ手段に保持さ
れているデータ量と、現在のトラックのアドレスから再
度所定のトラックのセクタに戻って読み出しを行うよう
前記光ピックアップを制御するようにした光記録媒体再
生方法が提供される。
【0009】また本発明によれば同心円状またはスパイ
ラル状の記録トラックを有する光記録媒体から記録デー
タを読み出すにあたり、読み出したデータを一時的にメ
モリに保持し、かつ読み出したデータのエラー検出をし
つつ光記録媒体からデータを再生する方法において、所
定トラックのアドレスのセクタを読み出し中にエラーが
発生した場合、前記メモリに保持されているデータ量
と、現在のトラックのアドレスから再度所定のトラック
のセクタに戻って読み出しを行うことが可能か否かを判
断するステップと、前記判断の結果、可能なときは再度
所定のトラックのセクタに戻って読み出しを行うステッ
プと、前記判断の結果、不可能なときは、所定のデータ
補完を行うステップとを有することを特徴とする光記録
媒体再生方法が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図2は本発明に係
る光記録媒体再生装置の好ましい実施の形態のブロック
図である。図2において、DVDなどの光記録媒体とし
てのディスク1がスピンドルモータ3により通常再生時
にはCLV(線速度一定)で回転されるようモータドラ
イバ/トラッキング・フォーカス制御回路4により制御
が行われる。光ピックアップ(PU:光ヘッド)2によ
りディスク1から読み出された信号はプリアンプ5に供
給され、その出力信号はデジタルサーボ(DSV)制御
回路・信号処理回路6に与えられる。システムコントロ
ーラ7はプリアンプ5及びDSV制御回路・信号処理回
路6と信号の授受を行い、光ディスク再生装置全体を制
御する。DSV制御回路・信号処理回路6の出力信号は
モータドライバ/トラッキング・フォーカス制御回路4
に供給され、スピンドルモータ3の回転制御と光ピック
アップのトラッキングサーボ制御及びフォーカスサーボ
制御を行う。
【0011】なお、DSV制御回路・信号処理回路6は
サーボ制御回路の他に可変速コントローラ/メモリコン
トローラ/EFM復調回路/エラー訂正回路を含み、4
MBのDRAMであるメモリ9との間でデータの授受を
行う。すなわち読み出されたEFM+信号から、例えば
NRZデータにデコードが行われ、エラー訂正処理が行
われて、各セクタのアドレス信号とデータ信号を得る。
この信号は、可変転送レートで圧縮された信号であるの
で、一時記憶手段としてのDRAM9に記憶され、可変
転送による時間軸のバラツキの吸収を行う。DSV制御
回路・信号処理回路6とシステムコントローラ7はA−
Vデコーダ8に接続されている。なお、DSV制御回路
・信号処理回路6はシステムコントローラ7と共にサー
ボオン手段を構成し、モータドライバ/トラッキング・
フォーカス制御回路4を制御する機能を有する。
【0012】A−Vデコーダ8はD/Aコンバータなど
を含み、16MBのメモリ10を利用して、再生信号を
送出する機能を有する。すなわち、DRAM9から読み
出された信号はDSV制御回路・信号処理回路6からA
−Vデコーダ8に送られ、時間伸長され、オーディオ信
号とビデオ信号に分離され、それぞれD/Aコンバータ
によりアナログ信号とされて出力される。光ピックアッ
プ2は図示省略のトラバースモータにてディスク1の半
径方向に移動可能であり、また図示省略のフォーカスサ
ーボ制御機構及びトラッキングサーボ制御機構により対
物レンズがフォーカス方向、すなわち光路に沿った方向
及びディスクの半径方向に移動可能である。
【0013】図3は本発明の光記録媒体再生装置及び再
生方法によりデータが再生されるDVDのデータ記録構
造を模式的に示す図である。DVDは周知のようにCD
などと同様にCLV(線速度一定)にて螺旋状の記録ト
ラックからデータが読み出される構造を有している。し
たがってディスク1の内周INにおいて仮に1周を1ブ
ロックとして、これを4つのセクタに分割し、その1つ
のセクタをエリアAとする。また、ディスク1の外周O
UTにおいて仮に1周を1ブロックとして、これを8つ
のセクタに分割し、その1つのセクタをエリアBとす
る。なお、このセクタ分割は説明の便宜上のものであ
り、実際のデータ分割配置のためのセクタとは異なる。
【0014】いま、光ピックアップの相対速度がエリア
Aで40m/sec、エリアBで80m/sec程度で
あるとする。また、内周INに光ピックアップ2がある
ものとして、いま図3のエリアAからデータを読み出し
ているものとする。この状態を模式的に示したのが図4
である。図4に示すように、セクタS4からデータを読
み出そうとしているとき、このセクタのアドレスが読め
なかったり、アドレスは読み出せたが、エラーがあった
場合(時刻及び場所:t1)、1トラックキックバック
して前のトラックのセクタS0に戻る(時刻及び場所:
t2)。このキックバックにより、ディスク1が一周し
て再度セクタS4にアクセスしてデータの読み出しを行
う。
【0015】DRAM9は上述のようにディスク1から
読み出されたデータを一時記憶するためのもので、ディ
スクのトラックにして数本分のデータを記憶するもので
あることから、トラックバッファ(TB)と呼ぶことに
にする。図5はこのTBに対するデータの書き込み、読
み出しの状態を示す制御図である。図5において横軸は
時間であり、縦軸は記憶されているデータ量(データ残
量ともいう)である。データ量において、0と100は
それぞれデータ量が最大記憶容量の0%と100%を示
し、FULLは100%より低い所定値(例えば85
%)であり、EMPTYは0%より多い所定値(例えば
40%)である。
【0016】光ピックアップ2がディスク1の所定位置
からデータ読み出しを開始すると、読み出されたデータ
はプリアンプ5、DSV制御回路・信号処理回路6を介
してTB(DRAM)9に書き込みが開始される。図5
に示すように、当初TB9のデータ量が0%であるとす
ると、データ量は書き込みにより増加してゆき、EMP
TYを超えた段階で、TB9からデータを読み出してA
−Vデコーダ8に送出する。換言すれば、TB9のデー
タ量がEMPTY以上となると、A−Vデコーダ8は音
声と映像の実際の再生、すなわちオーディオ信号とビデ
オ信号の外部への送出を始めるのである。
【0017】こうしてTB9へのデータの書き込みはデ
ータ量がFULLになるまで継続される(区間a1)。
データ量がFULLになると、光ピックアップ2からの
データの書き込みは中止し、TB9からデータを読み出
してA−Vデコーダ8に送出する動作のみ継続する(区
間b1)。この区間b1では、光ピックアップ2がディ
スク1の内周側へ1トラックだけキックバックする動作
を繰り返して現在位置に留まるよう制御する。すなわ
ち、区間b1は光ピックアップ2はポーズ状態であり、
次のトラックからのデータ読み出しに備えて待機してい
る状態である。時間の経過とともに区間b1の末尾でT
B9のデータ量がEMPTYになると、再度目的のアド
レスを確認して、光ピックアップ2にてディスク1から
データを読み出し、TB9に書き込む動作を開始し、デ
ータ量がFULLになるまで書き込みを継続する(区間
a2)。このようなTB9に対するデータの書き込みと
読み出し制御を繰り返し、区間b2、区間a3、区間b
3に示すようにデータ量はEMPTYとFULLの間で
絶えず増加と減少を繰り返しつつ、A−Vデコーダ8か
らは連続的に再生信号が送出される。
【0018】図5の制御例はデータエラーが生じていな
いノーマル状態での制御例であるが、次にエリアAとエ
リアBのそれぞれでデータエラーが発生した場合の動作
について図6、図7に沿って説明する。図6は図5と同
様にTB9に対するデータの書き込みと読み出しの制御
状態を示す図であるが、いま区間b1の後半部分でセク
タアドレスが読み出せない事態が発生したものとする。
この場合、図6中に示す区間cの処理に移行する。図7
は区間cの処理をエリアAとエリアBのそれぞれの場合
について示す図である。エリアAの場合、アドレスをチ
ェックして目的のアドレスと一致しないとき、あるいは
通過してしまったときなどは、例えば図4に示すように
内周に1トラックだけキックバックし、再度回転待ちを
して、目的のアドレスを再度チェックし、合致しないと
き(アドレスチェック:NG)は更に内周に1トラック
だけキックバックし、再度回転待ちをする。こうして目
的のセクタのあるトラックまで戻り、アドレスが一致し
たとき(アドレスチェック:OK)そこから光ピックア
ップ2による読み出しを開始する。
【0019】この区間cでデータを正確に読み出すまで
光ピックアップ2による読み出しを試みる、いわゆるリ
トライを何回まで実行できるかについて検討する。TB
9のデータ残量を時間に換算し、これを現在のトラック
における回転待ち時間で除算することにより次の一般式
が成立する。
【0020】
【数1】 TBデータ残量換算時間/回転待ち時間=可能リトライ回数+余り時間 ・・・・ 式1
【0021】ここで回転待ち時間は、光ピックアップ2
のディスク1の半径位置により変化する変数であり、現
在のアドレスを知ることにより得ることができる。具体
的には、例えば現在のセクタアドレスに対応した回転時
間をあらかじめテーブルとして作成しておき、セクタア
ドレスに応じて回転時間を得ることができる。
【0022】また、CLVの場合、あるアドレスから他
のアドレスに移動したり、2つのアドレス間でサーチす
る場合、アドレス同士の差をトラックの本数に変換する
変換テーブルや変換式を用いることで回転待ち時間を簡
単に得ることができる。
【0023】図3に示したエリアAとエリアBについて
見ると、エリアAでは正味の回転待ち時間が30mse
cで、その他セクタ検出時間、キック時間の合計が10
msecとして、総合計40msecが式1における回
転時間であるとし、TB9の残量換算時間が100ms
ecであるとすると、式1から100/40を計算して
リトライ回数2を得る。すなわち、エリアAでは2回リ
トライが可能であることがわかる。一方、エリアBでは
正味の回転待ち時間が80msecで、その他セクタ検
出時間、キック時間の合計が10msecとして、総合
計90msecが式1における回転時間であるとし、T
B9の残量換算時間が同様に100msecであるとす
ると、式1から100/90を計算してリトライ回数1
を得る。すなわち、エリアBでは1回リトライが可能で
あることがわかる。
【0024】なお、TB9の残量換算時間が極めて少な
く、例えば、エリアAでTB9の残量換算時間が50m
secであるとすると、式1からリトライを行うことが
できないことがわかる。すなわち、リトライが可能か否
かを判断して、可能でないときは、リトライは実行せず
に、エラーの生じているデータに対して適切な処理を施
す。すなわち、画像データの場合は、フレーズを施した
り、音声データの場合は、前値による補完やミュートに
よる補完などを施すことにより、再生画像や音声に著し
い障害が発生することを防止することができ、またその
後の再生データに悪影響を与えることなく、安定したデ
ータの再生が可能となる。
【0025】上記実施の形態の動作を図1のフローチャ
ートに沿って説明する。このフローチャートはDSV制
御回路・信号処理回路6を構成する図示省略のCPU
(中央演算処理装置)あるいはDSP(デジタル信号処
理装置)の処理プログラムとして、あらかじめ所定のメ
モリに格納された手順に従って実行される。まず、ステ
ップS1で光ピックアップ2の光スポットがディスク1
の所定のセクタに位置しているか否かを判断する。YE
Sであれば、ステップS2でデータを読み出してTB9
に書き込みを開始する。ステップS3でTB9のデータ
量が図5、図6のEMPTY以上か否かを判断する。な
お、図1ではEMPと略している。YESであれば、ス
テップS4でTB9からA−Vデコーダ(dec)8に
データを送る。ステップS5で、TB9のデータ量が図
5、図6のFULLに達したか否かを判断する。FUL
Lであれば、ステップS6でTB9への書き込みを禁止
し、キックバックして回転待ちを行う。
【0026】ステップS7でTB9のデータ量がEMP
TYより少ないか否かを判断する。NOであれば、ステ
ップS6へ戻る。YESであれば、ステップS8で所定
のセクタを読めたか否かを判断する。読めたときは、ス
テップS9でTB9へのデータの書き込みを開始する。
ステップS10ではTB9のデータ量がFULLに達し
たか否かを判断する。FULLであれば、ステップS1
1でTB9への書き込みを禁止し、キックバックして回
転待ちを行う。一方、FULLでないときは、ステップ
S12でTB9のデータ量がEMPTYより少ないか否
かを判断する。NOの場合は、ステップS11へ行く。
YESの場合、すなわち、TB9のデータ量がEMPT
Yを下回ったときは、ステップS13で次の再生開始セ
クタを設定し、ステップS8に戻る。
【0027】ステップS8で所定のセクタが読めないと
きは、ステップS14で所定のセクタより前か否かを判
断する。所定のセクタより前であれば、ステップS8に
戻る。所定のセクタを通過したとき(ステップS14で
NO)は、ステップS15でリトライ回数の計算を式1
に基づいて行う。ステップS16でリトライ回数が1回
以上あるか否かを判断し、YESであればステップS1
7で1トラックキックバックしてステップS8に戻る。
ステップS16でリトライ回数な1未満と判断されたと
きは、リトライを断念し、ステップS18でデータ補完
処理を行う。その後、ステップS19で再生開始セクタ
を所定のセクタに変更して、ステップS8に戻る。
【0028】上記実施の形態ではDSV制御回路・信号
処理回路6を構成するCPUあるいはDSPの処理プロ
グラムとして、図1のフローチャートを説明したが、シ
ステムコントローラ7を構成するCPUの処理プログラ
ムとすることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータエラーが発生したときに一時記憶メモリのデータ残
量と現在の光ピックアップの位置からリトライ可能性を
判断し、適切に対応してプレーヤビリティーの最もよい
光記録媒体の再生装置及び光記録媒体の再生方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図2】本発明に係る光記録媒体再生装置の好ましい実
施の形態のブロック図である。
【図3】本発明の光記録媒体再生装置及び再生方法によ
りデータが再生されるDVDのデータ記録構造を模式的
に示す図である。
【図4】図3のエリアAからデータを読み出している状
態を模式的に示した図である。
【図5】TBに対するデータの書き込み、読み出しの状
態を示す制御図である。
【図6】TBに対するデータの書き込みと読み出しの制
御状態を示す図であり、所定区間でセクタアドレスが読
み出せない事態が発生した場合を示している。
【図7】図6に示す区間cの処理をエリアAとエリアB
のそれぞれの場合について示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ(PU:光ヘッド) 3 スピンドルモータ 4 モータドライバ/トラッキング・フォーカス制御回
路(DSV制御回路・信号処理回路6と共にサーボ制御
手段を構成する) 5 プリアンプ(DSV制御回路・信号処理回路6と共
に再生信号を得る手段を構成する) 6 デジタルサーボ(DSV)制御回路・信号処理回路
(データ残量を表示する手段、時間伸長する手段、エラ
ーを訂正する手段、アドレス検出手段、制御手段を構成
する) 7 システムコントローラ 8 A−Vデコーダ 9 DRAM(TB:トラックバッファ:メモリ手段) 10 メモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/10 321 G11B 20/10 321Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体を回転させるスピンドルモー
    タと、 前記光記録媒体に光ビームを照射して、その反射光又は
    透過光を検出する光ピックアップと、 前記光ピックアップからの検出信号に基づいて前記光ビ
    ームのフォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御
    を行うサーボ制御手段と、 前記光ピックアップの出力信号から再生信号を得る手段
    と、 前記再生信号からアドレスを検出するアドレス検出手段
    と、 前記再生信号を一時記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段に保持されている前記再生信号のデータ
    量を示すデータ残量表示手段と、 前記メモリ手段から読み出したデータを時間伸長する手
    段と、 前記再生信号のエラーを訂正する手段と、 所定トラックのアドレスのセクタを読み出し中にエラー
    が発生した場合、前記データ残量表示手段により示され
    る前記メモリ手段に保持されているデータ量と、現在の
    トラックのアドレスから再度所定のトラックのセクタに
    戻って読み出しを行う読み出し制御手段とを、 有する光記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 前記読み出し制御手段が、前記データ残
    量表示手段により示される前記メモリ手段に保持されて
    いるデータ量と、現在のトラックのアドレスから再度所
    定のトラックのセクタに戻って読み出す回数を決定する
    ものである請求項1記載の光記録媒体再生装置。
  3. 【請求項3】 光記録媒体を回転させるスピンドルモー
    タと、 前記光記録媒体に光ビームを照射して、その反射光又は
    透過光を検出する光ピックアップと、 前記光ピックアップからの検出信号に基づいて前記光ビ
    ームのフォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御
    を行うサーボ制御手段と、 前記光ピックアップの出力信号から再生信号を得る手段
    と、 前記再生信号からアドレスを検出するアドレス検出手段
    と、 前記再生信号を一時記憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段に保持されている前記再生信号のデータ
    量を示すデータ残量表示手段と、 前記メモリ手段から読み出したデータを時間伸長する手
    段と、 前記再生信号のエラーを訂正する手段とを有する光記録
    媒体再生装置にて光記録媒体からデータを再生する方法
    において、 所定トラックのアドレスのセクタを読み出し中にエラー
    が発生した場合、前記データ残量表示手段により示され
    る前記メモリ手段に保持されているデータ量と、現在の
    トラックのアドレスから再度所定のトラックのセクタに
    戻って読み出しを行うよう前記光ピックアップを制御す
    るようにした光記録媒体再生方法。
  4. 【請求項4】 同心円状またはスパイラル状の記録トラ
    ックを有する光記録媒体から記録データを読み出すにあ
    たり、読み出したデータを一時的にメモリに保持し、か
    つ読み出したデータのエラー検出をしつつ光記録媒体か
    らデータを再生する方法において、 所定トラックのアドレスのセクタを読み出し中にエラー
    が発生した場合、前記メモリに保持されているデータ量
    と、現在のトラックのアドレスから再度所定のトラック
    のセクタに戻って読み出しを行うことが可能か否かを判
    断するステップと、 前記判断の結果、可能なときは再度所定のトラックのセ
    クタに戻って読み出しを行うステップと、 前記判断の結果、不可能なときは、所定のデータ補完を
    行うステップとを有することを特徴とする光記録媒体再
    生方法。
JP36954197A 1997-12-26 1997-12-26 光記録媒体再生装置及び光記録媒体再生方法 Pending JPH11195277A (ja)

Priority Applications (1)

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JP36954197A JPH11195277A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 光記録媒体再生装置及び光記録媒体再生方法

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JP36954197A JPH11195277A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 光記録媒体再生装置及び光記録媒体再生方法

Publications (1)

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JPH11195277A true JPH11195277A (ja) 1999-07-21

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ID=18494691

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001195808A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Nec Corp 情報再生制御装置
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