JPH11180443A - ラミネート缶蓋の成形装置およびラミネート缶蓋 - Google Patents
ラミネート缶蓋の成形装置およびラミネート缶蓋Info
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- JPH11180443A JPH11180443A JP35378497A JP35378497A JPH11180443A JP H11180443 A JPH11180443 A JP H11180443A JP 35378497 A JP35378497 A JP 35378497A JP 35378497 A JP35378497 A JP 35378497A JP H11180443 A JPH11180443 A JP H11180443A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開缶性に優れるとともに、開缶後に缶蓋の天
板側の樹脂フィルムにひげが発生せず、見栄えが向上す
るラミネート缶蓋、およびこのラミネート缶蓋の成形装
置を提供する。 【解決手段】 スコア形成用金型の上型20のスコア形
成用凸部22の縦断面における一対の傾斜側面26,2
5のうち、スコア形成用凸部22の中心線Mに対する内
側傾斜側面26の傾斜角度をaとし、外側傾斜側面25
の傾斜角度をbとすると、a>bを満たす。これによ
り、スコア加工の際には、スコア形成用凸部22の外側
傾斜側面25が缶蓋素材板12に、内側傾斜側面26よ
りも鋭く食い込むことにより、スコア4の外側傾斜壁面
28上でPETフィルム13が伸ばされずに切断される
傾向が高まる。これにより、開缶性が向上するととも
に、天板1側にPETフィルム13のひげが発生しな
い。
板側の樹脂フィルムにひげが発生せず、見栄えが向上す
るラミネート缶蓋、およびこのラミネート缶蓋の成形装
置を提供する。 【解決手段】 スコア形成用金型の上型20のスコア形
成用凸部22の縦断面における一対の傾斜側面26,2
5のうち、スコア形成用凸部22の中心線Mに対する内
側傾斜側面26の傾斜角度をaとし、外側傾斜側面25
の傾斜角度をbとすると、a>bを満たす。これによ
り、スコア加工の際には、スコア形成用凸部22の外側
傾斜側面25が缶蓋素材板12に、内側傾斜側面26よ
りも鋭く食い込むことにより、スコア4の外側傾斜壁面
28上でPETフィルム13が伸ばされずに切断される
傾向が高まる。これにより、開缶性が向上するととも
に、天板1側にPETフィルム13のひげが発生しな
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶蓋素材板(例え
ばアルミニウム板)の少なくとも外面に樹脂フィルム
(例えばポリエチレンテレフタレートフィルム)を貼り
合わせたラミネート材を成形して得られたラミネート缶
蓋、およびこのラミネート缶蓋をスコア加工するための
スコア形成用金型に関する。
ばアルミニウム板)の少なくとも外面に樹脂フィルム
(例えばポリエチレンテレフタレートフィルム)を貼り
合わせたラミネート材を成形して得られたラミネート缶
蓋、およびこのラミネート缶蓋をスコア加工するための
スコア形成用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ビール缶、酒缶、ジュース缶等の
缶は、有底筒状の缶胴と、その缶胴の開口端を塞ぐ缶蓋
とからなるものが一般的になっている。その缶蓋も様々
であるが、その主流となっているものは、タブ等を付設
することにより容易に缶を開封し得るイージーオープン
タイプ缶蓋すなわち容易開口缶蓋である。その容易開口
缶蓋には、大別してプルタブを引上げることにより開口
部分をなす開口片を除去するプルトップタイプのもの
と、開口片を容器内に押し込みタブが蓋から取れないプ
ッシュオープンタイプのものがある。
缶は、有底筒状の缶胴と、その缶胴の開口端を塞ぐ缶蓋
とからなるものが一般的になっている。その缶蓋も様々
であるが、その主流となっているものは、タブ等を付設
することにより容易に缶を開封し得るイージーオープン
タイプ缶蓋すなわち容易開口缶蓋である。その容易開口
缶蓋には、大別してプルタブを引上げることにより開口
部分をなす開口片を除去するプルトップタイプのもの
と、開口片を容器内に押し込みタブが蓋から取れないプ
ッシュオープンタイプのものがある。
【0003】プルトップタイプの缶蓋においては、開缶
後に、切込線に囲まれたスコア部及びタブ(これらを開
口片という)が蓋本体から分離されて捨てられ、開口片
を回収し難い。このような問題を解決するために、最近
では、開缶後においても、缶本体と開口片とを一部連結
した状態にしておくプッシュオープンタイプのものが大
半を占めている。なお、ここでは従来例を、プッシュオ
ープンタイプのものを例に挙げて説明するが、後述する
本発明は、プルトップタイプの缶蓋にも適用できる。
後に、切込線に囲まれたスコア部及びタブ(これらを開
口片という)が蓋本体から分離されて捨てられ、開口片
を回収し難い。このような問題を解決するために、最近
では、開缶後においても、缶本体と開口片とを一部連結
した状態にしておくプッシュオープンタイプのものが大
半を占めている。なお、ここでは従来例を、プッシュオ
ープンタイプのものを例に挙げて説明するが、後述する
本発明は、プルトップタイプの缶蓋にも適用できる。
【0004】図4(a),(b)および図5に示すよう
に、例えばプッシュオープンタイプの簡易開口缶蓋10
は、円形の天板(パネル)1と、天板1の周縁に設けら
れ、缶胴(図示せず)に巻締められる巻締め部2と、巻
締め部2と天板1との間に周設された外周溝3と、溝状
のスコア4により天板1の天板中心CPと外周溝3との
間に区画され、天板中心CP側で天板1に連結された開
口片5と、先端が開口片5の天板中心CP側に重なるよ
うに配置され、リベット6により天板中心CPに連結さ
れたプルタブ7とからなる。プルタブ7は、そのほぼ中
央部にリベット6を挿通する挿通孔2bが形成されてい
る。
に、例えばプッシュオープンタイプの簡易開口缶蓋10
は、円形の天板(パネル)1と、天板1の周縁に設けら
れ、缶胴(図示せず)に巻締められる巻締め部2と、巻
締め部2と天板1との間に周設された外周溝3と、溝状
のスコア4により天板1の天板中心CPと外周溝3との
間に区画され、天板中心CP側で天板1に連結された開
口片5と、先端が開口片5の天板中心CP側に重なるよ
うに配置され、リベット6により天板中心CPに連結さ
れたプルタブ7とからなる。プルタブ7は、そのほぼ中
央部にリベット6を挿通する挿通孔2bが形成されてい
る。
【0005】プルタブ7を引くと、スコア4側のタブ先
端7aが支点、タブ指掛け部7bが力点、リベット部7
cが作用点となり、スコア部が押圧され、図4(b)
(図4(a)を裏面から見た図)に示すスコア4のリベ
ット周辺部4dが破断される第1の工程と、図4(a)
のリベット6を支点として、プルタブ7の先端7aが開
口片5の天板中心CP側である基端部を押圧し、その押
圧力により残りのスコア4が破断され、開口片5が缶本
体の内部に入れられる第2の工程とを経て、飲み口が形
成される。なお、第1の工程はポップ工程といい、第2
の工程の初期段階をティアー工程という。また、スコア
4において、ポップ過程で破断されるリベット6の図4
(b)に示す周辺部4dと、図4(a)のプルタブ7の
押圧力が伝わりにくい、開口片5の先端側は、確実に破
断するようにその溝が深く、残厚が薄くなっている。
端7aが支点、タブ指掛け部7bが力点、リベット部7
cが作用点となり、スコア部が押圧され、図4(b)
(図4(a)を裏面から見た図)に示すスコア4のリベ
ット周辺部4dが破断される第1の工程と、図4(a)
のリベット6を支点として、プルタブ7の先端7aが開
口片5の天板中心CP側である基端部を押圧し、その押
圧力により残りのスコア4が破断され、開口片5が缶本
体の内部に入れられる第2の工程とを経て、飲み口が形
成される。なお、第1の工程はポップ工程といい、第2
の工程の初期段階をティアー工程という。また、スコア
4において、ポップ過程で破断されるリベット6の図4
(b)に示す周辺部4dと、図4(a)のプルタブ7の
押圧力が伝わりにくい、開口片5の先端側は、確実に破
断するようにその溝が深く、残厚が薄くなっている。
【0006】上述した缶蓋10としては、アルミニウム
薄板の両面に熱可塑性樹脂フィルムとしてのPETフィ
ルムを貼り合わせてラミネート材を製造し、このラミネ
ート材を成形(絞り加工、スコア加工およびタブ加工
等)して得られるラミネート缶蓋が開発されてきてお
り、非結晶状態のPETフィルムが持つ強度、延性によ
り、良好なエナメルレーター値(ERV)を示すため、
塗装に代わる技術として注目されている。
薄板の両面に熱可塑性樹脂フィルムとしてのPETフィ
ルムを貼り合わせてラミネート材を製造し、このラミネ
ート材を成形(絞り加工、スコア加工およびタブ加工
等)して得られるラミネート缶蓋が開発されてきてお
り、非結晶状態のPETフィルムが持つ強度、延性によ
り、良好なエナメルレーター値(ERV)を示すため、
塗装に代わる技術として注目されている。
【0007】次に、スコア形成用金型(スコア型部材)
およびスコア加工の概略について説明する。図6に示す
ように、スコア型形成用金型の上型40のスコア形成用
凸部42は、その縦断面において、その中心線Mに対す
る外側および内側傾斜側面42a,42bの角度は等し
くなっており、上型40および下型41を閉じることに
より、上型40がアルミニウム薄板12に食い込み、こ
の際、スコア形成用凸部42によりPETフィルム13
の一部13aがスコア4内に押し込まれるが、この一部
13aはPETフィルム13からは完全には分離されな
い。なお、図6および後述する図7において、アルミニ
ウム薄板の内面側のPETフィルムは不図示とされてい
る。
およびスコア加工の概略について説明する。図6に示す
ように、スコア型形成用金型の上型40のスコア形成用
凸部42は、その縦断面において、その中心線Mに対す
る外側および内側傾斜側面42a,42bの角度は等し
くなっており、上型40および下型41を閉じることに
より、上型40がアルミニウム薄板12に食い込み、こ
の際、スコア形成用凸部42によりPETフィルム13
の一部13aがスコア4内に押し込まれるが、この一部
13aはPETフィルム13からは完全には分離されな
い。なお、図6および後述する図7において、アルミニ
ウム薄板の内面側のPETフィルムは不図示とされてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、アルミ
ニウム薄板の両面にPETフィルムを貼り合わせたラミ
ネート材を成形(絞り加工、スコア加工およびタブ加工
等)して得られた缶蓋は、非結晶状態のPETフィルム
が持つ強度、延性のために、良好なエナメルレーター値
(ERV)を示す。しかしながら、図7に示すように、
開缶性に関して以下のような問題点がある。すなわち、
開口片5が缶本体の内部に押し込まれて開口する際に、
スコア4内に入ったPETフィルム13aが、スコア4
の外側傾斜壁面43(天板1側の傾斜壁面)上で延びて
しまい、これにより、開缶しにくいとともに、開缶後に
天板(缶蓋本体)1のスコア4周辺のPETフィルム1
3の端部にひげ(フィルムが糸状になったもので、エン
ゼルヘアーともいう)44が発生して、見栄えが悪く、
さらには、飲み口に口を当てると、前記ひげ44による
違和感も生じる。
ニウム薄板の両面にPETフィルムを貼り合わせたラミ
ネート材を成形(絞り加工、スコア加工およびタブ加工
等)して得られた缶蓋は、非結晶状態のPETフィルム
が持つ強度、延性のために、良好なエナメルレーター値
(ERV)を示す。しかしながら、図7に示すように、
開缶性に関して以下のような問題点がある。すなわち、
開口片5が缶本体の内部に押し込まれて開口する際に、
スコア4内に入ったPETフィルム13aが、スコア4
の外側傾斜壁面43(天板1側の傾斜壁面)上で延びて
しまい、これにより、開缶しにくいとともに、開缶後に
天板(缶蓋本体)1のスコア4周辺のPETフィルム1
3の端部にひげ(フィルムが糸状になったもので、エン
ゼルヘアーともいう)44が発生して、見栄えが悪く、
さらには、飲み口に口を当てると、前記ひげ44による
違和感も生じる。
【0009】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、開缶性に優れるとともに、
開缶後に缶蓋の天板側の樹脂フィルムにひげが発生せ
ず、見栄えが向上するラミネート缶蓋、およびこのラミ
ネート缶蓋の成形装置を提供することを目的としてい
る。
鑑みてなされたものであり、開缶性に優れるとともに、
開缶後に缶蓋の天板側の樹脂フィルムにひげが発生せ
ず、見栄えが向上するラミネート缶蓋、およびこのラミ
ネート缶蓋の成形装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、缶蓋素材板の少なくとも一方の面に樹脂フ
ィルムを貼り付けてなるラミネート材を用い、前記樹脂
フィルムが外面になるように成形するとともに、スコア
形成用凸部を有するスコア型部材により、溝状のスコア
で囲まれた開口片を形成してなるラミネート缶蓋を製造
する、ラミネート缶蓋の成形装置において、前記スコア
型部材は、前記スコア形成用凸部の縦断面における一対
の傾斜側面のうち、前記スコア形成用凸部の中心線に対
する内側傾斜側面の傾斜角度をaとし、外側傾斜側面の
傾斜角度をbとすると、a>bを満たすことを特徴とす
るものである。
の本発明は、缶蓋素材板の少なくとも一方の面に樹脂フ
ィルムを貼り付けてなるラミネート材を用い、前記樹脂
フィルムが外面になるように成形するとともに、スコア
形成用凸部を有するスコア型部材により、溝状のスコア
で囲まれた開口片を形成してなるラミネート缶蓋を製造
する、ラミネート缶蓋の成形装置において、前記スコア
型部材は、前記スコア形成用凸部の縦断面における一対
の傾斜側面のうち、前記スコア形成用凸部の中心線に対
する内側傾斜側面の傾斜角度をaとし、外側傾斜側面の
傾斜角度をbとすると、a>bを満たすことを特徴とす
るものである。
【0011】また、a−b≧5゜を満たすものや、前記
スコア形成用凸部の縦断面における前記開口片側の下部
隅部に丸み加工が施されているものや、前記aは25゜
≦a≦35゜を満たす範囲内にあり、前記bは20゜≦
b≦30゜を満たす範囲内にあることが好ましい。
スコア形成用凸部の縦断面における前記開口片側の下部
隅部に丸み加工が施されているものや、前記aは25゜
≦a≦35゜を満たす範囲内にあり、前記bは20゜≦
b≦30゜を満たす範囲内にあることが好ましい。
【0012】本発明のラミネート缶蓋は、缶蓋素材板の
少なくとも外面に樹脂フィルムを貼り付けてなり、溝状
のスコアで囲まれた部位が開口片になっているラミネー
ト缶蓋において、前記スコアの縦断面における一対の傾
斜壁面のうち、前記スコアの中心線に対する内側傾斜壁
面の傾斜角度をaとし、外側傾斜壁面の傾斜角度をbと
すると、a>bを満たすことを特徴とするものである。
少なくとも外面に樹脂フィルムを貼り付けてなり、溝状
のスコアで囲まれた部位が開口片になっているラミネー
ト缶蓋において、前記スコアの縦断面における一対の傾
斜壁面のうち、前記スコアの中心線に対する内側傾斜壁
面の傾斜角度をaとし、外側傾斜壁面の傾斜角度をbと
すると、a>bを満たすことを特徴とするものである。
【0013】また、a−b≧5゜を満たすものや、前記
スコアの縦断面における前記開口片側の下部が丸くなっ
ているものや、前記aは25゜≦a≦35゜を満たす範
囲内にあり、前記bは20゜≦b≦30゜を満たす範囲
内にあることが好ましい。
スコアの縦断面における前記開口片側の下部が丸くなっ
ているものや、前記aは25゜≦a≦35゜を満たす範
囲内にあり、前記bは20゜≦b≦30゜を満たす範囲
内にあることが好ましい。
【0014】本発明の作用としては、スコア型部材のス
コア形成用凸部の縦断面における一対の傾斜側面のう
ち、前記スコア形成用凸部の中心線に対する内側傾斜側
面の傾斜角度をaとし、外側傾斜側面の傾斜角度をbと
すると、a>bを満たすことにより、スコア加工の際
に、スコア形成用凸部の外側傾斜側面は、缶蓋素材板
に、内側傾斜側面よりも鋭く食い込むことにより、従来
のようにスコアの外側傾斜壁面(前記天板側の傾斜壁
面)上で樹脂フィルムは伸ばされずに、切断されやすく
なる。これにより、開缶の際には、開缶しやすとととも
に、天板側の樹脂フィルムにひげが発生しない。ここ
で、多くの実験を行った結果、a−b≧5゜を満たす場
合に、上記のような作用が顕著になることが確認された
ので、a−b≧5゜を満たすことが好ましい。
コア形成用凸部の縦断面における一対の傾斜側面のう
ち、前記スコア形成用凸部の中心線に対する内側傾斜側
面の傾斜角度をaとし、外側傾斜側面の傾斜角度をbと
すると、a>bを満たすことにより、スコア加工の際
に、スコア形成用凸部の外側傾斜側面は、缶蓋素材板
に、内側傾斜側面よりも鋭く食い込むことにより、従来
のようにスコアの外側傾斜壁面(前記天板側の傾斜壁
面)上で樹脂フィルムは伸ばされずに、切断されやすく
なる。これにより、開缶の際には、開缶しやすとととも
に、天板側の樹脂フィルムにひげが発生しない。ここ
で、多くの実験を行った結果、a−b≧5゜を満たす場
合に、上記のような作用が顕著になることが確認された
ので、a−b≧5゜を満たすことが好ましい。
【0015】また、前記スコア形成用凸部の縦断面にお
ける前記開口片側の隅部に丸み加工を施すことにより、
スコア加工の際に、スコア内に押し込まれた樹脂フィル
ムが開口片側の樹脂フィルムから分断することはなく、
これにより、開缶時には、前記スコア内に押し込まれた
樹脂フィルムは、缶内に押し込まれる開口片と一体とな
って缶内に移動し、これにより、前記スコア内に押し込
まれた樹脂フィルムが天板(缶蓋本体)に付着すること
はない。
ける前記開口片側の隅部に丸み加工を施すことにより、
スコア加工の際に、スコア内に押し込まれた樹脂フィル
ムが開口片側の樹脂フィルムから分断することはなく、
これにより、開缶時には、前記スコア内に押し込まれた
樹脂フィルムは、缶内に押し込まれる開口片と一体とな
って缶内に移動し、これにより、前記スコア内に押し込
まれた樹脂フィルムが天板(缶蓋本体)に付着すること
はない。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。先ず、ラミネート材の製造
方法の一例について説明する。図1に示すように、先
ず、缶蓋素材板としての板厚0.3mm程度のアルミニ
ウム薄板12の両面に、厚さ10μm程度のPETフィ
ルム13,13をそれぞれ貼り合わせたラミネート材を
製造する。なお、熱可塑性樹脂フィルム13の一例とし
ては、基材としての第1のポリエチレンテレフタレート
フィルムの下面に、イソフタル酸(IPA)を所定量含
んだ第2のポリエチレンテレフタレートフィルムが設け
られた2層構造のPETフィルムであり、第2のポリエ
チレンテレフタレートフィルムの部分がアルミニウム薄
板12に貼り合わされる。このラミネート材を用い、所
定の成形加工(絞り加工、スコア加工およびタブ加工
等)を経てラミネート缶蓋に成形する。
て図面を参照して説明する。先ず、ラミネート材の製造
方法の一例について説明する。図1に示すように、先
ず、缶蓋素材板としての板厚0.3mm程度のアルミニ
ウム薄板12の両面に、厚さ10μm程度のPETフィ
ルム13,13をそれぞれ貼り合わせたラミネート材を
製造する。なお、熱可塑性樹脂フィルム13の一例とし
ては、基材としての第1のポリエチレンテレフタレート
フィルムの下面に、イソフタル酸(IPA)を所定量含
んだ第2のポリエチレンテレフタレートフィルムが設け
られた2層構造のPETフィルムであり、第2のポリエ
チレンテレフタレートフィルムの部分がアルミニウム薄
板12に貼り合わされる。このラミネート材を用い、所
定の成形加工(絞り加工、スコア加工およびタブ加工
等)を経てラミネート缶蓋に成形する。
【0017】次に、ラミネート缶蓋の成形装置に係わる
スコア形成用金型(スコア型部材)およびスコア形成工
程について説明する。図2に示すように、本実施形態の
スコア形成用金型の一対の型部材20,21のうち、上
型20(缶蓋外面の熱可塑性樹脂フィルム13側の型部
材)は、以下の点で従来例と相違する。すなわち、スコ
ア形成用凸部22の縦断面における一対の傾斜側面2
5,26のうち、スコア形成用凸部22の中心線Mに対
する内側傾斜側面26(溝状のスコア4の開口片5側の
内側傾斜壁面29を形成するための傾斜側面)の傾斜角
度をaとし、外側傾斜側面25(溝状のスコア4の天板
1側の外側傾斜壁面28を形成するための傾斜側面)の
傾斜角度をbとすると、aはbよりも大きくなってい
る。すなわち、aおよびbは式a>bを満たすようにそ
れぞれ設定されている。なお、図2や後述する図3にお
いて、アルミニウム薄板12の内面(図示下面)側のP
ETフィルムは不図示とされている。
スコア形成用金型(スコア型部材)およびスコア形成工
程について説明する。図2に示すように、本実施形態の
スコア形成用金型の一対の型部材20,21のうち、上
型20(缶蓋外面の熱可塑性樹脂フィルム13側の型部
材)は、以下の点で従来例と相違する。すなわち、スコ
ア形成用凸部22の縦断面における一対の傾斜側面2
5,26のうち、スコア形成用凸部22の中心線Mに対
する内側傾斜側面26(溝状のスコア4の開口片5側の
内側傾斜壁面29を形成するための傾斜側面)の傾斜角
度をaとし、外側傾斜側面25(溝状のスコア4の天板
1側の外側傾斜壁面28を形成するための傾斜側面)の
傾斜角度をbとすると、aはbよりも大きくなってい
る。すなわち、aおよびbは式a>bを満たすようにそ
れぞれ設定されている。なお、図2や後述する図3にお
いて、アルミニウム薄板12の内面(図示下面)側のP
ETフィルムは不図示とされている。
【0018】本例では、aおよびbのそれぞれの具体値
は30゜および25゜となっており、これに限定されな
いが、前記aを25゜≦a≦35゜を満たす範囲内に設
定し、前記bを20゜≦b≦30゜を満たす範囲内に設
定することが好ましい。すなわち、a<25゜のときに
は、内側傾斜壁面29上でフィルム13が破断してしま
い、開口片5とフィルム13を一体とする目的を果たす
ことができず、a>35゜のときには、スコア4の底部
のフィルム13が破断しにくくなり、開缶の際に開口片
5が完全には開かないという状況が発生する。また、b
>30゜のときには、外側傾斜壁面28に残存付着する
フィルム片が現れ、ひげの発生を完全に防止することは
難しくなる。b<20゜のときには、スコア4の底部の
角部にクラックが発生し、ここから缶内の内容物が漏洩
する恐れがある。
は30゜および25゜となっており、これに限定されな
いが、前記aを25゜≦a≦35゜を満たす範囲内に設
定し、前記bを20゜≦b≦30゜を満たす範囲内に設
定することが好ましい。すなわち、a<25゜のときに
は、内側傾斜壁面29上でフィルム13が破断してしま
い、開口片5とフィルム13を一体とする目的を果たす
ことができず、a>35゜のときには、スコア4の底部
のフィルム13が破断しにくくなり、開缶の際に開口片
5が完全には開かないという状況が発生する。また、b
>30゜のときには、外側傾斜壁面28に残存付着する
フィルム片が現れ、ひげの発生を完全に防止することは
難しくなる。b<20゜のときには、スコア4の底部の
角部にクラックが発生し、ここから缶内の内容物が漏洩
する恐れがある。
【0019】また、スコア形成用凸部22の縦断面にお
ける開口片5側の下部隅部に丸み加工27が施されてい
る。この丸み加工27の曲率半径Rは0.010〜0.
050mm程度になっているが、これに限らない。な
お、上型20は補助スコア形成用凸部23を備えてい
る。
ける開口片5側の下部隅部に丸み加工27が施されてい
る。この丸み加工27の曲率半径Rは0.010〜0.
050mm程度になっているが、これに限らない。な
お、上型20は補助スコア形成用凸部23を備えてい
る。
【0020】そして、スコア加工の際には、一対の型部
材20,21を閉じることにより、スコア形成用凸部2
2および補助スコア形成用凸部23によって、ラミネー
ト缶蓋にスコア4および補助スコア24をそれぞれ形成
し、スコア4の外側および内側傾斜壁面28,29の傾
斜角度はそれぞれ、スコア形成用凸部22の外側および
および内側傾斜側面25,26の傾斜角度b,aと等し
くなる。この際、スコア形成用凸部22の外側傾斜側面
25がアルミニウム薄板12に、内側傾斜側面26より
も鋭く食い込むことにより、スコア4の外側傾斜壁面2
8上でPETフィルム13が伸ばされにくくなり、PE
Tフィルム13は確実に切断されやすくなる。これによ
り、天板1側のPETフィルム13にひげが発生しな
い。また、スコア加工の際には、アルミニウム薄板12
中にメタルフローFが発生し、スコア4の外側傾斜壁面
28下部に応力集中が発生し、この部分から確実に開缶
される。
材20,21を閉じることにより、スコア形成用凸部2
2および補助スコア形成用凸部23によって、ラミネー
ト缶蓋にスコア4および補助スコア24をそれぞれ形成
し、スコア4の外側および内側傾斜壁面28,29の傾
斜角度はそれぞれ、スコア形成用凸部22の外側および
および内側傾斜側面25,26の傾斜角度b,aと等し
くなる。この際、スコア形成用凸部22の外側傾斜側面
25がアルミニウム薄板12に、内側傾斜側面26より
も鋭く食い込むことにより、スコア4の外側傾斜壁面2
8上でPETフィルム13が伸ばされにくくなり、PE
Tフィルム13は確実に切断されやすくなる。これによ
り、天板1側のPETフィルム13にひげが発生しな
い。また、スコア加工の際には、アルミニウム薄板12
中にメタルフローFが発生し、スコア4の外側傾斜壁面
28下部に応力集中が発生し、この部分から確実に開缶
される。
【0021】結果的に、図3に示すように、開缶の際に
は、開缶性が向上するとともに、天板1(缶蓋本体)側
にPETフィルム13にひげが発生しない。なお、多く
の実験を行った結果、a−b≧5゜を満たす場合に、上
記のような作用が顕著になることが確認されたので、a
−b≧5゜を満たすことが好ましい。
は、開缶性が向上するとともに、天板1(缶蓋本体)側
にPETフィルム13にひげが発生しない。なお、多く
の実験を行った結果、a−b≧5゜を満たす場合に、上
記のような作用が顕著になることが確認されたので、a
−b≧5゜を満たすことが好ましい。
【0022】また、スコア形成用凸部22の開口片5側
の隅部27に丸み加工が施されていることにより、スコ
ア加工の際に、スコア4内に押し込まれたPETフィル
ム13が開口片5側のPETフィルム13から分断され
ず、これにより、開缶時には、スコア4内に押し込まれ
たPETフィルム13は、缶内に押し込まれる開口片5
と一体となって缶内に移動し、これにより、前記スコア
4に押し込まれたPETフィルム13が天板1に付着す
ることはない。
の隅部27に丸み加工が施されていることにより、スコ
ア加工の際に、スコア4内に押し込まれたPETフィル
ム13が開口片5側のPETフィルム13から分断され
ず、これにより、開缶時には、スコア4内に押し込まれ
たPETフィルム13は、缶内に押し込まれる開口片5
と一体となって缶内に移動し、これにより、前記スコア
4に押し込まれたPETフィルム13が天板1に付着す
ることはない。
【0023】上記各実施形態では、プッシュオープンタ
イプのものを例に挙げたが、これに限らず、プルトップ
タイプの缶蓋にも適用できる。また、ラミネート材は、
アルミニウム薄板の両面に樹脂フィルム(例えばPET
フィルム)が貼り付けられてなるが、これに限らず、ア
ルミニウム薄板の代わりにスチール板を用いたり、さら
に、アルミニウム薄板の少なくとも外面側に樹脂フィル
ム(例えばPETフィルム)を貼り付けたラミネート材
を用いてもよい。
イプのものを例に挙げたが、これに限らず、プルトップ
タイプの缶蓋にも適用できる。また、ラミネート材は、
アルミニウム薄板の両面に樹脂フィルム(例えばPET
フィルム)が貼り付けられてなるが、これに限らず、ア
ルミニウム薄板の代わりにスチール板を用いたり、さら
に、アルミニウム薄板の少なくとも外面側に樹脂フィル
ム(例えばPETフィルム)を貼り付けたラミネート材
を用いてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。本
発明のスコア形成用金型によれば、スコア加工の際に、
スコア形成用凸部の外側傾斜側面が缶蓋素材板に、内側
傾斜側面よりも鋭く食い込むことにより、従来のような
前記スコアの外側傾斜壁面上で樹脂フィルムは伸ばされ
にくくなって、確実に切断される。これにより、開缶の
際には、開缶しやすくなるとともに、缶蓋本体(天板)
側にひげが発生しない。結果的に、ラミネート缶蓋の見
栄えが向上し、さらには、前記ひげによる違和感も生じ
ない。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。本
発明のスコア形成用金型によれば、スコア加工の際に、
スコア形成用凸部の外側傾斜側面が缶蓋素材板に、内側
傾斜側面よりも鋭く食い込むことにより、従来のような
前記スコアの外側傾斜壁面上で樹脂フィルムは伸ばされ
にくくなって、確実に切断される。これにより、開缶の
際には、開缶しやすくなるとともに、缶蓋本体(天板)
側にひげが発生しない。結果的に、ラミネート缶蓋の見
栄えが向上し、さらには、前記ひげによる違和感も生じ
ない。
【0025】また、前記スコア形成用凸部の縦断面にお
ける前記開口片側の隅部に丸み加工を施すことにより、
スコア加工の際に、スコア内に押し込まれた樹脂フィル
ムが開口片側の樹脂フィルムから分断されないことによ
り、これにより、開缶時には、前記スコア内に押し込ま
れた樹脂フィルムは、缶内に押し込まれる開口片と一体
となって缶内に移動し、これにより、前記スコア内に押
し込まれた樹脂フィルムが天板(缶蓋本体)に付着する
ことはない。
ける前記開口片側の隅部に丸み加工を施すことにより、
スコア加工の際に、スコア内に押し込まれた樹脂フィル
ムが開口片側の樹脂フィルムから分断されないことによ
り、これにより、開缶時には、前記スコア内に押し込ま
れた樹脂フィルムは、缶内に押し込まれる開口片と一体
となって缶内に移動し、これにより、前記スコア内に押
し込まれた樹脂フィルムが天板(缶蓋本体)に付着する
ことはない。
【0026】本発明のラミネート缶蓋は、開缶性に優れ
るとともに、開缶後に樹脂フィルムのひげが目立たな
く、見栄えが向上する。
るとともに、開缶後に樹脂フィルムのひげが目立たな
く、見栄えが向上する。
【図1】 本発明のラミネート缶蓋を製造するために用
いるラミネート材の断面図である。
いるラミネート材の断面図である。
【図2】 本発明のラミネート缶蓋の成形装置に係わ
る、スコア形成用金型(スコア型部材)の要部を示す縦
断面図であり、成形後に型開きした状態を示す。
る、スコア形成用金型(スコア型部材)の要部を示す縦
断面図であり、成形後に型開きした状態を示す。
【図3】 本発明に係わるラミネート缶蓋の開缶時にお
ける状態を示す、ラミネート缶蓋のスコア部の縦断面図
である。
ける状態を示す、ラミネート缶蓋のスコア部の縦断面図
である。
【図4】 (a)および(b)はそれぞれラミネート缶
蓋の平面図および底面図である。
蓋の平面図および底面図である。
【図5】 ラミネート缶蓋の断面図である。
【図6】 従来技術を説明するためのスコア形成用金型
の要部を示す縦断面図であり、成形後に型開きした状態
を示す。
の要部を示す縦断面図であり、成形後に型開きした状態
を示す。
【図7】 従来技術に係わるラミネート缶蓋の開缶時に
おける状態を示す、ラミネート缶蓋のスコア部の縦断面
図である。
おける状態を示す、ラミネート缶蓋のスコア部の縦断面
図である。
1 天板 2 巻締め部 2b 挿通孔 3 外周溝 4 スコア 4d リベット周辺部 5 開口片 6 リベット 7a タブ先端部 7b タブ指掛け部 7c リベット部 10 缶蓋 12 アルミニウム薄板(缶蓋素材板) 13 PETフィルム(熱可塑性樹脂フィルム) 20 上型 21 下型 22 スコア形成用凸部 23 補助スコア形成用凸部 24 補助スコア 25,26 傾斜側面 27 丸み加工 28,29 傾斜壁面 M 中心線
Claims (8)
- 【請求項1】 缶蓋素材板の少なくとも一方の面に樹脂
フィルムを貼り付けてなるラミネート材を用い、前記樹
脂フィルムが外面になるように成形するとともに、スコ
ア形成用凸部を有するスコア型部材により、溝状のスコ
アで囲まれた開口片を形成してなるラミネート缶蓋を製
造する、ラミネート缶蓋の成形装置において、 前記スコア型部材は、前記スコア形成用凸部の縦断面に
おける一対の傾斜側面のうち、前記スコア形成用凸部の
中心線に対する内側傾斜側面の傾斜角度をaとし、外側
傾斜側面の傾斜角度をbとすると、a>bを満たすこと
を特徴とするラミネート缶蓋の成形装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のラミネート缶蓋の成形
装置において、a−b≧5゜を満たすことを特徴とする
ラミネート缶蓋の成形装置。 - 【請求項3】 前記スコア形成用凸部の縦断面における
前記開口片側の下部隅部に丸み加工が施されている請求
項1または請求項2に記載のラミネート缶蓋の成形装
置。 - 【請求項4】 前記aは25゜≦a≦35゜を満たす範
囲内にあり、前記bは20゜≦b≦30゜を満たす範囲
内にある請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
ラミネート缶蓋の成形装置。 - 【請求項5】 缶蓋素材板の少なくとも外面に樹脂フィ
ルムを貼り付けてなり、溝状のスコアで囲まれた部位が
開口片になっているラミネート缶蓋において、 前記スコアの縦断面における一対の傾斜壁面のうち、前
記スコアの中心線に対する内側傾斜壁面の傾斜角度をa
とし、外側傾斜壁面の傾斜角度をbとすると、a>bを
満たすことを特徴とするラミネート缶蓋。 - 【請求項6】 請求項5に記載のラミネート缶蓋におい
て、a−b≧5゜を満たすことを特徴とするラミネート
缶蓋。 - 【請求項7】 前記スコアの縦断面における前記開口片
側の下部が丸くなっている請求項5または請求項6に記
載のラミネート缶蓋。 - 【請求項8】 前記aは25゜≦a≦35゜を満たす範
囲内にあり、前記bは20゜≦b≦30゜を満たす範囲
内にある請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の
ラミネート缶蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35378497A JPH11180443A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | ラミネート缶蓋の成形装置およびラミネート缶蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35378497A JPH11180443A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | ラミネート缶蓋の成形装置およびラミネート缶蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11180443A true JPH11180443A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18433203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35378497A Withdrawn JPH11180443A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | ラミネート缶蓋の成形装置およびラミネート缶蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11180443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024204814A1 (ja) * | 2023-03-30 | 2024-10-03 | 大和製罐株式会社 | 缶蓋及び缶容器 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35378497A patent/JPH11180443A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024204814A1 (ja) * | 2023-03-30 | 2024-10-03 | 大和製罐株式会社 | 缶蓋及び缶容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |