JPH11176879A - 半導体装置の実装方法およびこれに用いる異方性導電接着剤 - Google Patents
半導体装置の実装方法およびこれに用いる異方性導電接着剤Info
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- JPH11176879A JPH11176879A JP34286697A JP34286697A JPH11176879A JP H11176879 A JPH11176879 A JP H11176879A JP 34286697 A JP34286697 A JP 34286697A JP 34286697 A JP34286697 A JP 34286697A JP H11176879 A JPH11176879 A JP H11176879A
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
- H05K3/323—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives by applying an anisotropic conductive adhesive layer over an array of pads
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- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続ピッチの微細化に対応可能で、しかも安
定な接続を可能にする半導体装置の実装方法およびこれ
に用いる異方性導電接着剤を提供すること。 【解決手段】 回路基板17上に半田粒子12を含有し
た異方性導電接着剤13を配置する工程と、半導体装置
16に設けられた突起電極14を対抗する回路基板17
上の配線パターン15に位置合わせして半導体装置16
を回路基板17上に配置する工程と、搭載した半導体装
置16を加熱加圧治具18で回路基板17に熱圧着する
工程と、異方性導電接着剤13が硬化した後、加熱加圧
治具18をはずす工程とを有する半導体装置の実装方法
およびこれに用いる異方性導電接着剤。
定な接続を可能にする半導体装置の実装方法およびこれ
に用いる異方性導電接着剤を提供すること。 【解決手段】 回路基板17上に半田粒子12を含有し
た異方性導電接着剤13を配置する工程と、半導体装置
16に設けられた突起電極14を対抗する回路基板17
上の配線パターン15に位置合わせして半導体装置16
を回路基板17上に配置する工程と、搭載した半導体装
置16を加熱加圧治具18で回路基板17に熱圧着する
工程と、異方性導電接着剤13が硬化した後、加熱加圧
治具18をはずす工程とを有する半導体装置の実装方法
およびこれに用いる異方性導電接着剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異方性導電接着剤
を用いた半導体装置の接続方法と、これに用いる異方性
導電接着剤の構成に関する。
を用いた半導体装置の接続方法と、これに用いる異方性
導電接着剤の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】回路基板上に半導体装置を異方性導電接
着剤で接続させる方法が実用化されている。
着剤で接続させる方法が実用化されている。
【0003】この従来技術における半導体装置の接続方
法を、図4の工程断面図と図5の実装後の状態示す断面
図を用いて説明する。
法を、図4の工程断面図と図5の実装後の状態示す断面
図を用いて説明する。
【0004】図4は従来技術での半導体装置の実装の工
程を示した図面である。半導体装置16の突起電極14
と回路基板17の配線パターン15と直接接続を行う構
造になっているのが特徴である。配線パターン15と、
半導体チップ13に形成された突起電極14とのあいだ
に、異方性導電接着剤13中に含まれる導電性を有する
樹脂粒子19を挟んで導通を行なう。
程を示した図面である。半導体装置16の突起電極14
と回路基板17の配線パターン15と直接接続を行う構
造になっているのが特徴である。配線パターン15と、
半導体チップ13に形成された突起電極14とのあいだ
に、異方性導電接着剤13中に含まれる導電性を有する
樹脂粒子19を挟んで導通を行なう。
【0005】半導体チップ13を回路基板17に実装す
る方法を説明する。まずはじめに、図4(a)に示すよ
うに、回路基板17の半導体装置16を搭載する部分に
異方性導電接着剤13を転写する。
る方法を説明する。まずはじめに、図4(a)に示すよ
うに、回路基板17の半導体装置16を搭載する部分に
異方性導電接着剤13を転写する。
【0006】この異方性導電接着剤13は、エポキシ系
接着剤に、導電性をもたせるために直径5μm〜10μ
mの銀(Ag)やハンダなどの金属粒子、またはプラス
チック樹脂粒子の表面に金(Au)メッキを施した粒子
を混入して構成したものである。
接着剤に、導電性をもたせるために直径5μm〜10μ
mの銀(Ag)やハンダなどの金属粒子、またはプラス
チック樹脂粒子の表面に金(Au)メッキを施した粒子
を混入して構成したものである。
【0007】つぎに、図4(b)に示すように、半導体
装置16を対向する回路基板17の配線パターン15と
位置合わせし、回路基板17に搭載する。回路基板17
上に形成される電極材料は、銅(Cu)または金(A
u)などが一般的である。
装置16を対向する回路基板17の配線パターン15と
位置合わせし、回路基板17に搭載する。回路基板17
上に形成される電極材料は、銅(Cu)または金(A
u)などが一般的である。
【0008】つぎに、図4(c)に示すように、加熱加
圧治具18を用いて半導体装置16を回路基板17に熱
圧着して、異方性導電接着剤13の接着剤樹脂11を硬
化させる。
圧治具18を用いて半導体装置16を回路基板17に熱
圧着して、異方性導電接着剤13の接着剤樹脂11を硬
化させる。
【0009】接着剤樹脂11が硬化すれば、図4(d)
に示すように、半導体装置16は回路基板17上に接着
され、異方性導電接着剤13中の導電粒子によって半導
体装置16の突起電極14と配線パターン15間の導通
も保持される。このときの状態を図5の断面図に拡大し
て示す。
に示すように、半導体装置16は回路基板17上に接着
され、異方性導電接着剤13中の導電粒子によって半導
体装置16の突起電極14と配線パターン15間の導通
も保持される。このときの状態を図5の断面図に拡大し
て示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の接続方法で
は、図5に示すように、導電性樹脂粒子19と突起電極
14、配線パターン15との接続が機械的接触で行われ
る。このため、これらの界面に接着剤樹脂がごく薄い膜
厚で残る現象が発生する。このように界面に樹脂層があ
ることによって、半導体装置16と回路基板17と接続
抵抗値が高くなり、さらに接続抵抗値が不安定になる。
は、図5に示すように、導電性樹脂粒子19と突起電極
14、配線パターン15との接続が機械的接触で行われ
る。このため、これらの界面に接着剤樹脂がごく薄い膜
厚で残る現象が発生する。このように界面に樹脂層があ
ることによって、半導体装置16と回路基板17と接続
抵抗値が高くなり、さらに接続抵抗値が不安定になる。
【0011】この接続抵抗値を低く安定させるには、多
くの導電粒子を接続部分に集めなければならない。
くの導電粒子を接続部分に集めなければならない。
【0012】したがって、接続部分の面積を広くとらな
ければならず、従来技術では接続部の面積の小さい高密
度実装には適していない。
ければならず、従来技術では接続部の面積の小さい高密
度実装には適していない。
【0013】〔発明の目的〕本発明の目的は、上記課題
を解決するために、接続ピッチの微細化に対応可能で、
しかも安定な接続を可能にする半導体装置の実装方法お
よびこれに用いる異方性導電接着剤を提供することであ
る。
を解決するために、接続ピッチの微細化に対応可能で、
しかも安定な接続を可能にする半導体装置の実装方法お
よびこれに用いる異方性導電接着剤を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置の実装方法およびこれに用いる
異方性導電接着剤は、下記記載の手段を採用する。
に、本発明の半導体装置の実装方法およびこれに用いる
異方性導電接着剤は、下記記載の手段を採用する。
【0015】本発明の半導体装置の実装方法は、回路基
板上に半田粒子を含有した異方性導電接着剤を配置する
工程と、半導体装置に設けられた突起電極を対抗する回
路基板上の配線パターンに位置合わせして、半導体装置
を回路基板上に配置する工程と、搭載した半導体装置を
加熱加圧治具で回路基板に熱圧着する工程と、異方性導
電接着剤が硬化した後、加熱加圧治具をはずす工程とを
有することを特徴とする。
板上に半田粒子を含有した異方性導電接着剤を配置する
工程と、半導体装置に設けられた突起電極を対抗する回
路基板上の配線パターンに位置合わせして、半導体装置
を回路基板上に配置する工程と、搭載した半導体装置を
加熱加圧治具で回路基板に熱圧着する工程と、異方性導
電接着剤が硬化した後、加熱加圧治具をはずす工程とを
有することを特徴とする。
【0016】さらに本発明の半導体装置の異方性導電接
着剤は、半田粒子を導電粒子とすることを特徴とする。
着剤は、半田粒子を導電粒子とすることを特徴とする。
【0017】〔作用〕本発明では、回路基板上に半導体
装置を実装する際に、半田粒子を含有した異方性導電接
着剤を熱圧着して実装する。
装置を実装する際に、半田粒子を含有した異方性導電接
着剤を熱圧着して実装する。
【0018】異方性導電接着剤を加熱硬化させる間、半
田粒子が溶融し、半導体装置の突起電極と回路基板の配
線パターンとを接続する。
田粒子が溶融し、半導体装置の突起電極と回路基板の配
線パターンとを接続する。
【0019】またさらに、この異方性導電接着剤に混入
する半田粒子の直径を5μmから数十μm程度にするこ
とで、接続ピッチが100μm以下の微細な高密度実装
が可能となる。
する半田粒子の直径を5μmから数十μm程度にするこ
とで、接続ピッチが100μm以下の微細な高密度実装
が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の最適
な実施形態における半導体装置の実装方法とこの実装方
法に適用する異方性導電接着剤の構造を説明する。図1
は本発明の実施形態における異方性導電接着剤の構造を
示す断面図であり、図2は実装工程を示す工程断面図で
ある。また、図3は実装後の状態を示す断面図である。
以下、図1と図2と図3を用いて説明する。
な実施形態における半導体装置の実装方法とこの実装方
法に適用する異方性導電接着剤の構造を説明する。図1
は本発明の実施形態における異方性導電接着剤の構造を
示す断面図であり、図2は実装工程を示す工程断面図で
ある。また、図3は実装後の状態を示す断面図である。
以下、図1と図2と図3を用いて説明する。
【0021】〔異方性導電接着剤の構造:図1〕図1に
示す本発明で用いる異方性導電接着剤13は、厚さ20
μmから100μmの接着剤樹脂11の膜に導電性を持
たせるために直径5μmから数十μmの半田粒子12を
混入した構造である。
示す本発明で用いる異方性導電接着剤13は、厚さ20
μmから100μmの接着剤樹脂11の膜に導電性を持
たせるために直径5μmから数十μmの半田粒子12を
混入した構造である。
【0022】接着剤樹脂11の厚さは、実装する半導体
装置16に形成する突起電極14の高さと回路基板17
上に形成する配線パターン15の高さで決定する。
装置16に形成する突起電極14の高さと回路基板17
上に形成する配線パターン15の高さで決定する。
【0023】たとえば、半導体装置の突起電極の高さが
20μmとし、回路基板上の配線パターンの高さが18
μmとすると合計38μmであるので、接着剤樹脂層の
厚さを38μm以上の厚さに設定する。接着剤樹脂は印
刷法や転写法などで膜状に形成するが、形成の精度を考
慮して10μm程度厚く形成する。したがって、この場
合は50μmの厚さに接着剤樹脂11を形成する。
20μmとし、回路基板上の配線パターンの高さが18
μmとすると合計38μmであるので、接着剤樹脂層の
厚さを38μm以上の厚さに設定する。接着剤樹脂は印
刷法や転写法などで膜状に形成するが、形成の精度を考
慮して10μm程度厚く形成する。したがって、この場
合は50μmの厚さに接着剤樹脂11を形成する。
【0024】この異方性導電接着剤13を構成する接着
剤樹脂の種類は、絶縁性の樹脂であればよく熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂、紫外線硬化性樹脂のいずれでもよ
い。具体的にはたとえば、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ア
クリル樹脂、その他の樹脂を用いてもよい。この実施形
態では、エポキシ系熱硬化性樹脂を用いた場合で説明す
る。
剤樹脂の種類は、絶縁性の樹脂であればよく熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂、紫外線硬化性樹脂のいずれでもよ
い。具体的にはたとえば、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ア
クリル樹脂、その他の樹脂を用いてもよい。この実施形
態では、エポキシ系熱硬化性樹脂を用いた場合で説明す
る。
【0025】接着剤樹脂11に混入する半田粒子12の
大きさは、接続するパターンのギャップにより変わり、
たとえばパターン間のギャップが10μmであるなら
ば、パターン間のショートが起こらないように半田粒子
の直径を10μmより小さく設定する。
大きさは、接続するパターンのギャップにより変わり、
たとえばパターン間のギャップが10μmであるなら
ば、パターン間のショートが起こらないように半田粒子
の直径を10μmより小さく設定する。
【0026】半田粒子12は、接着剤樹脂11に対し4
wt%の量を添加し、混練して異方性導電接着剤13と
する。
wt%の量を添加し、混練して異方性導電接着剤13と
する。
【0027】〔半導体装置の実装方法:図2および図
3〕つぎに、半導体装置の実装方法を説明する。まずは
じめに図2(a)に示すように、回路基板17上の半導
体装置16を実装する部分に異方性導電接着剤13を実
装する半導体装置16と同じ大きさかまたは外形より2
mm程度大きい範囲に転写する。
3〕つぎに、半導体装置の実装方法を説明する。まずは
じめに図2(a)に示すように、回路基板17上の半導
体装置16を実装する部分に異方性導電接着剤13を実
装する半導体装置16と同じ大きさかまたは外形より2
mm程度大きい範囲に転写する。
【0028】異方性導電接着剤13の転写方法は、ヒー
ターで80℃から100℃の温度に加熱した加熱ヘッド
で異方性導電接着剤13を熱圧着して行う。
ターで80℃から100℃の温度に加熱した加熱ヘッド
で異方性導電接着剤13を熱圧着して行う。
【0029】その後、図2(b)に示すように、回路基
板17上に銅や金などで形成された配線パターン15
と、半導体装置16に形成された突起電極14とを位置
合わせし、半導体装置16を回路基板17に搭載する。
板17上に銅や金などで形成された配線パターン15
と、半導体装置16に形成された突起電極14とを位置
合わせし、半導体装置16を回路基板17に搭載する。
【0030】この半導体装置16に形成される突起電極
14は、端子部分に半田または半田と合金化する金属を
メッキ法によって形成する。突起電極14に用いる金属
は、半田や金や銅などの材料をメッキ法や真空蒸着法な
どで形成する。
14は、端子部分に半田または半田と合金化する金属を
メッキ法によって形成する。突起電極14に用いる金属
は、半田や金や銅などの材料をメッキ法や真空蒸着法な
どで形成する。
【0031】つぎに図2(c)に示すように、加熱加圧
治具18を用いて半導体装置16を回路基板17に熱圧
着し、接着剤樹脂11を硬化させる。
治具18を用いて半導体装置16を回路基板17に熱圧
着し、接着剤樹脂11を硬化させる。
【0032】加熱加圧治具18は、ヒーターと熱電対を
備え、ヒーターで加熱し熱電対で温度制御できる構造に
なっている。
備え、ヒーターで加熱し熱電対で温度制御できる構造に
なっている。
【0033】加熱加圧治具の熱によって異方性導電接着
剤13の接着剤樹脂11は硬化し、混入した半田粒子1
2は溶融する。
剤13の接着剤樹脂11は硬化し、混入した半田粒子1
2は溶融する。
【0034】このとき、図3に示すように、半導体装置
16の突起電極14と配線パターン15間に挟まれた半
田粒子12が溶融し、突起電極14と配線パターン15
間に溶け広がり接続する。
16の突起電極14と配線パターン15間に挟まれた半
田粒子12が溶融し、突起電極14と配線パターン15
間に溶け広がり接続する。
【0035】熱圧着時に異方性導電接着剤13に加える
温度は、半田が溶解する温度以上に加熱する。半田粒子
が、Sn:Pb=6:4の比率の組成の場合、融点は1
83℃であるので、加熱温度は183℃から300℃程
度で、圧力は半導体装置16の突起電極14のサイズの
対して、10〜100kg/cm2 の範囲で行う。圧着
時間は5秒から1分程度である。
温度は、半田が溶解する温度以上に加熱する。半田粒子
が、Sn:Pb=6:4の比率の組成の場合、融点は1
83℃であるので、加熱温度は183℃から300℃程
度で、圧力は半導体装置16の突起電極14のサイズの
対して、10〜100kg/cm2 の範囲で行う。圧着
時間は5秒から1分程度である。
【0036】接着剤樹脂11が硬化すれば、図2(d)
に示すように、半導体装置16は回路基板17上に接着
され、溶融した半田粒子12によって半導体装置16の
突起電極14と配線パターン15間の導通も保持され
る。
に示すように、半導体装置16は回路基板17上に接着
され、溶融した半田粒子12によって半導体装置16の
突起電極14と配線パターン15間の導通も保持され
る。
【0037】このとき、接続に寄与しなかった半田粒子
12も熱圧着時の熱で溶融するが、半田粒子12の周り
を接着剤樹脂11が取り囲んでいるため溶け広がること
はない。したがって、隣接端子間でショートすることは
ない。
12も熱圧着時の熱で溶融するが、半田粒子12の周り
を接着剤樹脂11が取り囲んでいるため溶け広がること
はない。したがって、隣接端子間でショートすることは
ない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明に
おいては、異方性導電接着剤を用いて半導体装置を回路
基板上に熱圧着する際に、導電粒子を半田粒子にするこ
とで、熱圧着時に半田粒子が溶融し各端子間を溶融接続
する。
おいては、異方性導電接着剤を用いて半導体装置を回路
基板上に熱圧着する際に、導電粒子を半田粒子にするこ
とで、熱圧着時に半田粒子が溶融し各端子間を溶融接続
する。
【0039】端子間が半田で溶融接続することで、本発
明では接続抵抗値が低く、安定した接続が可能となると
いう効果を有する。
明では接続抵抗値が低く、安定した接続が可能となると
いう効果を有する。
【0040】さらに同時に、接着剤樹脂が硬化すること
によって、回路基板と半導体装置の接着を同時に行うこ
とができる。
によって、回路基板と半導体装置の接着を同時に行うこ
とができる。
【0041】したがって、本発明の半導体装置の実装方
法およびこれに用いる異方性導電接着剤では、実装工程
が少なく、しかも安定した高密度実装による接続を得る
ことができる。
法およびこれに用いる異方性導電接着剤では、実装工程
が少なく、しかも安定した高密度実装による接続を得る
ことができる。
【図1】本発明の実施形態における異方性導電接着剤の
構造を示す図面である。
構造を示す図面である。
【図2】本発明の実施形態における半導体装置の実装方
法を示す断面図である。
法を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態における半導体装置の実装方
法およびこれに用いる異方性導電接着剤による実装部分
を拡大して示す断面図である。
法およびこれに用いる異方性導電接着剤による実装部分
を拡大して示す断面図である。
【図4】従来技術における半導体装置の実装方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】従来技術における半導体装置の実装方法による
実装部分を拡大して示す断面図である。
実装部分を拡大して示す断面図である。
11 接着剤樹脂 12 半田粒子 13 異方性導電接着剤 14 突起電極 15 配線パターン 16 半導体装置 17 回路基板 18 加熱加圧治具 19 導電性樹脂粒子
Claims (2)
- 【請求項1】 回路基板上に異方性導電接着剤を配置す
る工程と、 半導体装置に設けられた突起電極を対抗する回路基板上
の配線パターンに位置合わせして、半導体装置を回路基
板上に配置する工程と、 搭載した半導体装置を加熱加圧治具で回路基板に熱圧着
する工程と、 異方性導電接着剤が硬化した後、加熱加圧治具をはずす
工程とを有することを特徴とする半導体装置の実装方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の実装方法に
用いる異方性導電性接着剤は、 半田粒子を導電粒子とすることを特徴とする異方性導電
接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34286697A JPH11176879A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 半導体装置の実装方法およびこれに用いる異方性導電接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34286697A JPH11176879A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 半導体装置の実装方法およびこれに用いる異方性導電接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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