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JPH11174277A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

Info

Publication number
JPH11174277A
JPH11174277A JP9342968A JP34296897A JPH11174277A JP H11174277 A JPH11174277 A JP H11174277A JP 9342968 A JP9342968 A JP 9342968A JP 34296897 A JP34296897 A JP 34296897A JP H11174277 A JPH11174277 A JP H11174277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical connector
ferrule holder
plug
connector
connector housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9342968A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Nagaoka
保貴 長岡
Nobuhiko Suzuki
信彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP9342968A priority Critical patent/JPH11174277A/ja
Priority to US09/209,427 priority patent/US6206580B1/en
Priority to DE19857622A priority patent/DE19857622C2/de
Publication of JPH11174277A publication Critical patent/JPH11174277A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3869Mounting ferrules to connector body, i.e. plugs
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3818Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type
    • G02B6/3821Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type with axial spring biasing or loading means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3874Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules
    • G02B6/3878Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules comprising a plurality of ferrules, branching and break-out means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付けが容易で、作業能率、メンテナンス
性を格段に向上させるとともに、拡張性のある光コネク
タを提供する。 【解決手段】 光コネクタ21は光コネクタプラグ2、
2とフェルール保持体22とコネクタハウジング23と
を備えており、光コネクタプラグ2、2を挿脱自在に収
容したフェルール保持体22をコネクタハウジング23
に挿抜自在に嵌合させる。また、フェルール保持体22
には、両側壁32、32と後壁26の一部とを連続して
切り欠いて光コネクタプラグ2、2が挿脱自在に装着可
能なプラグ導入スリット33、33を形成し、コネクタ
ハウジング23にはフェルール保持体22に係合してそ
のフェルール保持体22の抜けを規制するとともに係合
解除が可能な可撓係止片46を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバなどの
光伝導部材の末端に装着して光伝送回路相互の接続に用
いられる光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示される如くの光コネクタ
が知られている。図中において、光コネクタ1は、光コ
ネクタプラグ2、2と、フェルール保持体3と、コネク
タハウジング4とを備えて構成されている。
【0003】光コネクタプラグ2、2は、例えば光ファ
イバである一対の光伝導部材5、5と、円筒状の小径部
6a、6a、大径部6b、6bを有するフェルール6、
6とから成り、光伝導部材5、5の各芯線部(図示しな
い)が小径部6a、6aに、被覆部5a、5aが大径部
6b、6bにそれぞれ収容されている。
【0004】また、フェルール保持体3は、前端面の一
部が光コネクタプラグ2に対して開放された箱状のハウ
ジング7と、そのハウジング7の後端面に連成された楕
円状の断面を有する支持壁8とから成り、ハウジング7
の上壁7aには中央に形成された凹部7bの両側に矩形
の係止孔7c、7cが形成され、支持壁8には上記一対
の光伝導部材5、5に対する挿通孔8a、8aが穿設さ
れている。
【0005】コネクタハウジング4は、光コネクタプラ
グ2、2に対する中空のプラグ収容室4a、4aを有
し、上壁4bの前部には、図示しない相手側コネクタの
ハウジングに対するロッキングアーム4cが形成され、
上壁4bの後部には係止孔7c、7cに対応する係止突
起4d、4dが形成されている。また、上壁4bの中央
には凹部4eが形成されるとともに、フェルール保持体
3に対する案内部4fが凹部4eに連通して形成されて
いる。
【0006】上記構成において、光コネクタプラグ2、
2は、予め光導電部材5、5をフェルール保持体3に挿
通して、弾性体としての圧縮コイルスプリング9、9を
光導電部材5、5に装着した後に形成される。そして、
コネクタハウジング4にフェルール保持体3を光コネク
タプラグ2、2と共に装着してゆくと、フェルール保持
体3が案内部4fに案内されて、図8に示される如く、
コネクタハウジング4の係止突起4d、4d(一方のみ
図示)とフェルール保持体3の係止孔7c、7c(一方
のみ図示)とが互いに強固に係合して光コネクタ1を形
成し、図示しない相手側コネクタのハウジングに装着可
能な状態になる。尚、この状態において、光コネクタプ
ラグ2は、フェルール6の大径部6bの表面に周設され
た係合突起6cとハウジング7の内部に形成された係合
部7dとの間に介装された圧縮コイルスプリング9、9
(一方のみ図示)の弾性力によって若干の遊びがもたさ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、光コネクタプラグ2、2を形成する前に、光伝導部
材5、5をいちいちフェルール保持体3に挿通しておか
なければならず、この煩わしい作業によって作業能率が
向上しないといった問題点がある。
【0008】また、フェルール保持体3とコネクタハウ
ジング4とが強固に係合しているので、例えば光コネク
タ1のメンテナンスや、コネクタハウジング4の交換な
どをする必要が生じても、フェルール保持体3とコネク
タハウジング4との係合を容易に解除することができ
ず、場合によっては、これらの破損につながってしまう
恐れもある。
【0009】さらには、光伝導部材5の末端部分に光コ
ネクタプラグ2が形成されているので、フェルール保持
体3から光伝導部材5を取り外すことができず、光コネ
クタ1に拡張性をもたせることができないといった問題
点もある。
【0010】本発明は、上述した問題点を解消するた
め、組み付けが容易で、作業能率、メンテナンス性を格
段に向上させるとともに、拡張性のある光コネクタを提
供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の光コネクタは、光伝導
部材の末端をフェルールに収容係止して形成される光コ
ネクタプラグと、該光コネクタプラグに弾性体を介装し
て前記フェルールを付勢するフェルール保持体と、相手
側コネクタのハウジングに嵌合するコネクタハウジング
とを備える光コネクタにおいて、前記コネクタハウジン
グには、前記光コネクタプラグを挿脱自在に収容した前
記フェルール保持体が挿抜自在に嵌合することを特徴と
している。
【0012】上記構成において、光コネクタは、光コネ
クタプラグと、フェルール保持体と、コネクタハウジン
グとを備えており、光コネクタプラグを挿脱自在に収容
したフェルール保持体がコネクタハウジングに挿抜自在
に嵌合することによって、相手側コネクタのハウジング
に装着可能な状態となる。このように、フェルール保持
体に光コネクタプラグを挿脱自在に収容し、さらには、
コネクタハウジングに光コネクタプラグと共にフェルー
ル保持体を嵌合させれば、組付けが容易になって作業能
率を格段に向上させることができるとともに、メンテナ
ンス性も格段に向上し、さらには、拡張性ももたせるこ
とができる。
【0013】請求項2記載の本発明の光コネクタは、請
求項1に記載の光コネクタにおいて、前記フェルール保
持体には、該フェルール保持体の両側壁と後壁の一部と
を連続して切り欠いて前記光コネクタプラグが挿脱自在
に装着可能なプラグ導入スリットを形成し、前記コネク
タハウジングには、前記フェルール保持体に係合して該
フェルール保持体の抜けを規制するとともに係合解除が
可能な可撓係止片を設けることを特徴としている。
【0014】上記構成において、フェルール保持体に
は、そのフェルール保持体の両側壁と後壁の一部とを連
続して切り欠いて光コネクタプラグが挿脱自在に装着可
能なプラグ導入スリットを形成し、コネクタハウジング
には、フェルール保持体に係合してそのフェルール保持
体の抜けを規制するとともに係合解除が可能な可撓係止
片を設けているので、光コネクタプラグとフェルール保
持体との組付けが非常に容易になり、従来のような煩わ
しい作業がなくなって作業能率を向上させることがで
き、さらには、メンテナンス性も格段に向上して、拡張
性ももたせることができる。
【0015】請求項3記載の本発明の光コネクタは、請
求項2に記載の光コネクタにおいて、前記フェルール保
持体の後壁には、前記プラグ導入スリットの縁部に前記
光伝導部材を支持するC字状の断面を有した支持壁を設
けることを特徴としている。
【0016】上記構成において、フェルール保持体の後
壁には、プラグ導入スリットの縁部に光伝導部材を支持
するC字状の断面を有した支持壁が設けられているの
で、フェルール保持体にプラグ導入スリットを形成して
も光伝導部材を十分に支持することができる。
【0017】請求項4記載の本発明の光コネクタは、請
求項3に記載の光コネクタにおいて、前記支持壁の端部
を曲面に形成することを特徴としている。
【0018】上記構成において、フェルール保持体の後
壁に設けられた支持壁の端部を曲面に形成してあるの
で、光伝導部材に生じた曲げ力に対してその光伝導部材
を保護することができる。
【0019】請求項5記載の本発明の光コネクタは、請
求項1ないし請求項4のいずれか記載の光コネクタにお
いて、前記コネクタハウジングには、該コネクタハウジ
ングの両側壁に前記フェルール保持体の両側壁部分の前
記プラグ導入スリットに対応するスリットカバー部を形
成することを特徴としている。
【0020】上記構成において、コネクタハウジングに
は、そのコネクタハウジングの両側壁に、フェルール保
持体の両側壁部分のプラグ導入スリットに対応するスリ
ットカバー部が形成されているので、コネクタハウジン
グにフェルール保持体を嵌合させると、両側壁部分のプ
ラグ導入スリットがスリットカバー部によってカバーさ
れ、光コネクタプラグの動きを規制することができる。
【0021】請求項6記載の本発明の光コネクタは、請
求項5に記載の光コネクタにおいて、前記スリットカバ
ー部には、前記コネクタハウジングの後端面よりも突出
するとともに、前記コネクタハウジングと前記フェルー
ル保持体とが嵌合した際に前記フェルール保持体の後壁
部分の前記プラグ導入スリットから突出して前記支持壁
に対応する支持壁カバー部を設けることを特徴としてい
る。
【0022】上記構成において、コネクタハウジングの
両側壁のスリットカバー部には、フェルール保持体の支
持壁に対する支持壁カバー部が設けられ、この支持壁カ
バー部は、コネクタハウジングの後端面よりも突出する
とともに、コネクタハウジングとフェルール保持体とが
嵌合した際に、フェルール保持体の後壁部分のプラグ導
入スリットから突出して支持壁をカバーするので、支持
壁における光伝導部材の動きを規制することができる。
【0023】請求項7記載の本発明の光コネクタは、請
求項5又は請求項6に記載の光コネクタにおいて、前記
コネクタハウジングには、前記スリットカバー部に前記
光コネクタプラグの挿着軸に沿うガイド溝を形成し、前
記フェルール保持体には、該フェルール保持体の両側壁
内面に前記ガイド溝に対応する案内突条を設けることを
特徴としている。
【0024】上記構成において、コネクタハウジングに
は、スリットカバー部に光コネクタプラグの挿着軸に沿
うガイド溝を形成し、フェルール保持体には、そのフェ
ルール保持体の両側壁内面にガイド溝に対応する案内突
条を設けてあるので、組み付けやすく、作業能率を向上
させることができる。
【0025】請求項8記載の本発明の光コネクタは、請
求項2ないし請求項7のいずれか記載の光コネクタにお
いて、前記コネクタハウジングには、前記光コネクタプ
ラグに対するプラグ収容室を少なくとも二つ以上形成す
るとともに、前記コネクタハウジングの後部下壁に前記
プラグ収容室間を区画して前記可撓係止片が備えられる
凹部を形成し、前記フェルール保持体には、該フェルー
ル保持体の下壁に前記可撓係止片に対する係止部を形成
することを特徴としている。
【0026】上記構成において、コネクタハウジングに
は、光コネクタプラグに対するプラグ収容室を少なくと
も二つ以上形成するとともに、コネクタハウジングの後
部下壁にプラグ収容室間を区画して可撓係止片が備えら
れる凹部を形成し、フェルール保持体には、そのフェル
ール保持体の下壁に可撓係止片に対する係止部を形成し
てあるので、従来の光コネクタに対して、スペース効率
を格段に向上させることができる。
【0027】請求項9記載の本発明の光コネクタは、請
求項8に記載の光コネクタにおいて、前記係止部は前記
フェルール保持体の軸方向の断面形状がL字状に形成さ
れ、一方の壁が前記可撓係止片と係合し、他方の壁が前
記可撓係止片の係合を保護することを特徴としている。
【0028】上記構成において、フェルール保持体の下
壁に形成された係止部はフェルール保持体の軸方向の断
面形状がL字状に形成され、その一方の壁が可撓係止片
と係合し、他方の壁が可撓係止片の係合を保護している
ので、外力によってコネクタハウジングからフェルール
保持体が簡単に外れてしまうことを防止することができ
る。
【0029】請求項10記載の本発明の光コネクタは、
請求項8又は請求項9に記載の光コネクタにおいて、前
記コネクタハウジングには、該コネクタハウジングの前
端面から前記凹部に連通する係止解除治具挿通孔を形成
することを特徴としている。
【0030】上記構成において、コネクタハウジングに
は、そのコネクタハウジングの前端面から後部下壁の凹
部に連通する係止解除治具挿通孔を形成してあるので、
フェルール保持体をコネクタハウジングから容易に抜き
取ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の光コネクタの分
解斜視図を示し、図2は図1のフェルール保持体のA−
A線断面図、図3は図1のコネクタハウジングのB−B
線断面図、図4はコネクタハウジングとフェルール保持
体の嵌合状態を示す断面図、図5は図4の外観斜視図、
図6は相手側コネクタと光コネクタとの取付を説明する
ための斜視図である。尚、従来例と同一の構成部材には
同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0032】図1において、21は光コネクタを示し、
該光コネクタ21は光コネクタプラグ2、2とフェルー
ル保持体22とコネクタハウジング23等とを備えてい
る。また、24は相手側コネクタを示している。
【0033】光コネクタプラグ2、2は従来例で示した
ように、光ファイバである一対の光伝導部材5、5と、
合成樹脂製の円筒状の小径部6a、6a、大径部6b、
6bを有するフェルール6、6とから成り、各光伝導部
材5、5の末端の図示しない芯線部が各小径部6a、6
aに、被覆部5a、5aが各大径部6b、6bにそれぞ
れ収容係止されている。また、大径部6b、6bには弾
性体としての圧縮コイルスプリング9、9に対する係合
突起6c、6cが形成されている。
【0034】フェルール保持体22は合成樹脂製のハウ
ジング25と該ハウジング25の後壁26に連成された
支持壁27、27とから成り、ハウジング25には光コ
ネクタプラグ2、2に対するプラグ収容室28、28が
前端面29の一部を開放するように形成されている。プ
ラグ収容室28、28には圧縮コイルスプリング9、9
に対する係合部30、30と、スムーズな嵌合を促すた
めの案内突条31、31がそれぞれ形成されている。
【0035】また、ハウジング25には両側壁32、3
2と後壁26の一部とを連続して切り欠いて、プラグ収
容室28、28に連通するプラグ導入スリット33、3
3が形成されている。ハウジング25の上壁34には中
央部分に凹部35が形成され、その凹部35の両側には
相手側コネクタ24に係合するコネクタハウジング23
の後述するロッキングアーム41に対する保護壁36、
36が設けられている。ハウジング25の下壁37の中
央部分には、フェルール保持体22の軸方向の断面形状
がL字状となる係止部38(図2参照)が形成され、コ
ネクタハウジング23の後述する可撓係止片46が前記
軸に直交する一方の壁38aに係合し、他方の壁38b
はその係合部分を保護する役割を果たしている。
【0036】一方、支持壁27、27はフェルール保持
体22の軸に直交する方向の断面形状がC字状であっ
て、後壁26側のプラグ導入スリット33、33の縁部
33a、33aから突出しており、その支持壁27、2
7の端部27a、27aは曲面に形成されている。
【0037】コネクタハウジング23は合成樹脂材によ
り成形されており、光コネクタプラグ2、2に対する中
空のプラグ収容室39、39を有し、上壁40の前部に
は相手側コネクタ24のハウジング24aに対するロッ
キングアーム41が設けられ、下壁42の中央部分には
プラグ収容室39、39を区画するように後部側に凹部
43が形成されるとともに、その凹部43に前端面44
から連通する係止解除治具挿通孔45(図3参照)が形
成されている。また、凹部43にはフェルール保持体2
2の係止部38に対する可撓係止片46が設けられてい
る。尚、上記係止解除治具挿通孔45を形成せずに凹部
43を前端面44から後述する後端面49まで延設して
もよい。
【0038】一方、コネクタハウジング23の両側壁4
7、47には、フェルール保持体22の両側壁32、3
2部分のプラグ導入スリット33、33に対応するスリ
ットカバー部48、48が形成され、そのスリットカバ
ー部48、48にはコネクタハウジング23の後端面4
9よりも突出してフェルール保持体22の支持壁27、
27に対応する短冊状の支持壁カバー部50、50が設
けられている。また、スリットカバー部48、48には
フェルール保持体22の案内突条31、31に対するガ
イド溝51、51が形成されている。
【0039】上記構成において、図1を参照しながら光
コネクタ21の組み立てについて説明する。まず、光伝
導部材5、5に圧縮コイルスプリング9、9を装着して
おき、光伝導部材5、5の末端にフェルール6、6を収
容係止して光コネクタプラグ2、2を形成する。続い
て、プラグ導入スリット33、33を介して光コネクタ
プラグ2、2をフェルール保持体22のプラグ収容室2
8、28に収容し、そのフェルール保持体22をコネク
タハウジング23に向けて移動(矢線C方向)してゆく
と、案内突条31、31がガイド溝51、51を摺動し
て図4に示される如く可撓係止片46が係止部38の一
方の壁38aに係合し、コネクタハウジング23とフェ
ルール保持体22が嵌合する。
【0040】この時、コネクタハウジング23のプラグ
収容室39、39に挿着された光コネクタプラグ2、2
は、フェルール6、6の係合突起6c、6cとフェルー
ル保持体22の係合部30、30との間に介装された圧
縮コイルスプリング9、9の弾性力によって、従来例と
同様に遊びがもたされた状態(以上は図示せず)になっ
ている。また、フェルール保持体22の両側壁32、3
2側のプラグ導入スリット33、33部分がスリットカ
バー部48、48によって覆われるとともに、支持壁2
7、27がプラグ導入スリット33、33から突出する
支持壁カバー部50、50によって同様に覆われ、光コ
ネクタプラグ2、2の脱落が規制されている。
【0041】以上のように組み立てられた光コネクタ2
1は図5に示されるように、相手側コネクタ24のハウ
ジング24aに装着可能な状態になる。そして、図6に
示される如くその光コネクタ21を矢線D方向に移動し
て装着すると、ロッキングアーム41に設けられた係止
突起41aがハウジング24aの係止孔24bに係合し
て光コネクタ21が相手側コネクタ24に取り付けられ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、光コネクタは、光コネクタプラグ
と、フェルール保持体と、コネクタハウジングとを備え
ており、光コネクタプラグを挿脱自在に収容したフェル
ール保持体がコネクタハウジングに挿抜自在に嵌合する
ことによって、相手側コネクタのハウジングに装着可能
な状態となる。このように、フェルール保持体に光コネ
クタプラグを挿脱自在に収容し、さらには、コネクタハ
ウジングに光コネクタプラグと共にフェルール保持体を
嵌合させれば、組付けが容易になって作業能率を格段に
向上させることができるとともに、メンテナンス性も格
段に向上し、さらには、拡張性ももたせることができる
という効果を奏する。
【0043】請求項2に記載された本発明によれば、フ
ェルール保持体には、そのフェルール保持体の両側壁と
後壁の一部とを連続して切り欠いて光コネクタプラグが
挿脱自在に装着可能なプラグ導入スリットを形成し、コ
ネクタハウジングには、フェルール保持体に係合してそ
のフェルール保持体の抜けを規制するとともに係合解除
が可能な可撓係止片を設けているので、光コネクタプラ
グとフェルール保持体との組付けが非常に容易になり、
従来のような煩わしい作業がなくなって作業能率を向上
させることができ、さらには、メンテナンス性も格段に
向上して、拡張性ももたせることができるという効果を
奏する。
【0044】請求項3に記載された本発明によれば、フ
ェルール保持体の後壁には、プラグ導入スリットの縁部
に光伝導部材を支持するC字状の断面を有した支持壁が
設けられているので、フェルール保持体にプラグ導入ス
リットを形成しても光伝導部材を十分に支持することが
できるという効果を奏する。
【0045】請求項4に記載された本発明によれば、フ
ェルール保持体の後壁に設けられた支持壁の端部を曲面
に形成してあるので、光伝導部材に生じた曲げ力に対し
てその光伝導部材を保護することができるという効果を
奏する。
【0046】請求項5に記載された本発明によれば、コ
ネクタハウジングには、そのコネクタハウジングの両側
壁に、フェルール保持体の両側壁部分のプラグ導入スリ
ットに対応するスリットカバー部が形成されているの
で、コネクタハウジングにフェルール保持体を嵌合させ
ると、両側壁部分のプラグ導入スリットがスリットカバ
ー部によってカバーされ、光コネクタプラグの動きを規
制することができるという効果を奏する。
【0047】請求項6に記載された本発明によれば、コ
ネクタハウジングの両側壁のスリットカバー部には、フ
ェルール保持体の支持壁に対する支持壁カバー部が設け
られ、この支持壁カバー部は、コネクタハウジングの後
端面よりも突出するとともに、コネクタハウジングとフ
ェルール保持体とが嵌合した際に、フェルール保持体の
後壁部分のプラグ導入スリットから突出して支持壁をカ
バーするので、支持壁における光伝導部材の動きを規制
することができるという効果を奏する。
【0048】請求項7に記載された本発明によれば、コ
ネクタハウジングには、スリットカバー部に光コネクタ
プラグの挿着軸に沿うガイド溝を形成し、フェルール保
持体には、そのフェルール保持体の両側壁内面にガイド
溝に対応する案内突条を設けてあるので、組み付けやす
く、作業能率を向上させることができるという効果を奏
する。
【0049】請求項8に記載された本発明によれば、コ
ネクタハウジングには、光コネクタプラグに対するプラ
グ収容室を少なくとも二つ以上形成するとともに、コネ
クタハウジングの後部下壁にプラグ収容室間を区画して
可撓係止片が備えられる凹部を形成し、フェルール保持
体には、そのフェルール保持体の下壁に可撓係止片に対
する係止部を形成してあるので、従来の光コネクタに対
して、スペース効率を格段に向上させることができると
いう効果を奏する。
【0050】請求項9に記載された本発明によれば、フ
ェルール保持体の下壁に形成された係止部はフェルール
保持体の軸方向の断面形状がL字状に形成され、その一
方の壁が可撓係止片と係合し、他方の壁が可撓係止片の
係合を保護しているので、外力によってコネクタハウジ
ングからフェルール保持体が簡単に外れてしまうことを
防止することができるという効果を奏する。
【0051】請求項10に記載された本発明によれば、
コネクタハウジングには、そのコネクタハウジングの前
端面から後部下壁の凹部に連通する係止解除治具挿通孔
を形成してあるので、フェルール保持体をコネクタハウ
ジングから容易に抜き取ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光コネクタの一実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】図1のフェルール保持体のA−A線断面図であ
る。
【図3】図1のコネクタハウジングのB−B線断面図で
ある。
【図4】図1のコネクタハウジングとフェルール保持体
の嵌合状態を示す断面図である。
【図5】図4の外観斜視図である。
【図6】相手側コネクタと光コネクタとの取付を説明す
るための斜視図である。
【図7】従来例の光コネクタの分解斜視図である。
【図8】図7のコネクタハウジングとフェルール保持体
の嵌合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 光コネクタプラグ 5 光伝導部材 6 フェルール 9 圧縮コイルスプリング 21 光コネクタ 22 フェルール保持体 23 コネクタハウジング 24 相手側コネクタ 25 ハウジング 26 後壁 27 支持壁 28 プラグ収容室 29 前端面 30 係合部 31 案内突条 32 側壁 33 プラグ導入スリット 38 係止部 38a 一方の壁 38b 他方の壁 39 プラグ収容室 41 ロッキングアーム 43 凹部 44 前端面 45 係止解除治具挿通孔 46 可撓係止片 47 側壁 48 スリットカバー部 49 後端面 50 支持壁カバー部 51 ガイド溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝導部材の末端をフェルールに収容
    係止して形成される光コネクタプラグと、該光コネクタ
    プラグに弾性体を介装して前記フェルールを付勢するフ
    ェルール保持体と、相手側コネクタのハウジングに嵌合
    するコネクタハウジングとを備える光コネクタにおい
    て、 前記コネクタハウジングには、前記光コネクタプラグを
    挿脱自在に収容した前記フェルール保持体が挿抜自在に
    嵌合することを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光コネクタにおいて、 前記フェルール保持体には、該フェルール保持体の両側
    壁と後壁の一部とを連続して切り欠いて前記光コネクタ
    プラグが挿脱自在に装着可能なプラグ導入スリットを形
    成し、前記コネクタハウジングには、前記フェルール保
    持体に係合して該フェルール保持体の抜けを規制すると
    ともに係合解除が可能な可撓係止片を設けることを特徴
    とする光コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光コネクタにおいて、 前記フェルール保持体の後壁には、前記プラグ導入スリ
    ットの縁部に前記光伝導部材を支持するC字状の断面を
    有した支持壁を設けることを特徴とする光コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光コネクタにおいて、 前記支持壁の端部を曲面に形成することを特徴とする光
    コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか記載
    の光コネクタにおいて、 前記コネクタハウジングには、該コネクタハウジングの
    両側壁に前記フェルール保持体の両側壁部分の前記プラ
    グ導入スリットに対応するスリットカバー部を形成する
    ことを特徴とする光コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光コネクタにおいて、 前記スリットカバー部には、前記コネクタハウジングの
    後端面よりも突出するとともに、前記コネクタハウジン
    グと前記フェルール保持体とが嵌合した際に前記フェル
    ール保持体の後壁部分の前記プラグ導入スリットから突
    出して前記支持壁に対応する支持壁カバー部を設けるこ
    とを特徴とする光コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載の光コネク
    タにおいて、 前記コネクタハウジングには、前記スリットカバー部に
    前記光コネクタプラグの挿着軸に沿うガイド溝を形成
    し、前記フェルール保持体には、該フェルール保持体の
    両側壁内面に前記ガイド溝に対応する案内突条を設ける
    ことを特徴とする光コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項2ないし請求項7のいずれか記載
    の光コネクタにおいて、 前記コネクタハウジングには、前記光コネクタプラグに
    対するプラグ収容室を少なくとも二つ以上形成するとと
    もに、前記コネクタハウジングの後部下壁に前記プラグ
    収容室間を区画して前記可撓係止片が備えられる凹部を
    形成し、前記フェルール保持体には、該フェルール保持
    体の下壁に前記可撓係止片に対する係止部を形成するこ
    とを特徴とする光コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の光コネクタにおいて、 前記係止部は前記フェルール保持体の軸方向の断面形状
    がL字状に形成され、一方の壁が前記可撓係止片と係合
    し、他方の壁が前記可撓係止片の係合を保護することを
    特徴とする光コネクタ。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載の光コネ
    クタにおいて、 前記コネクタハウジングには、該コネクタハウジングの
    前端面から前記凹部に連通する係止解除治具挿通孔を形
    成することを特徴とする光コネクタ。
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