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JPH1116250A - 情報再生システム - Google Patents

情報再生システム

Info

Publication number
JPH1116250A
JPH1116250A JP9164448A JP16444897A JPH1116250A JP H1116250 A JPH1116250 A JP H1116250A JP 9164448 A JP9164448 A JP 9164448A JP 16444897 A JP16444897 A JP 16444897A JP H1116250 A JPH1116250 A JP H1116250A
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JP
Japan
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information
reproduction
unit
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command signal
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Pending
Application number
JP9164448A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyasu Kondo
敏康 近藤
Shigeru Watanabe
茂 渡辺
Wataru Negishi
亘 根岸
Kenichi Kita
健一 喜多
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP9164448A priority Critical patent/JPH1116250A/ja
Priority to CA002241019A priority patent/CA2241019C/en
Priority to US09/100,098 priority patent/US5991244A/en
Priority to EP98304857A priority patent/EP0886277A3/en
Publication of JPH1116250A publication Critical patent/JPH1116250A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/34—Indicating arrangements 
    • G—PHYSICS
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    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 博物館等における展示用の情報再生システム
であって、当該その構成全体を簡略化することができる
と共に、安価に構成でき、更にその利用上の利便性も向
上させることが可能な情報再生システムを提供する。 【解決手段】 再生すべき複数の再生情報を選択するメ
ニュー画面を表示するためのメニュー情報と、メニュー
画面を用いた選択に基づいて当該選択に対応した再生情
報を再生するためのハイライトコマンド情報と、当該ハ
イライトコマンド情報に基づいて再生される再生情報と
が記録されているＤＶＤから再生情報を再生するための
ＤＶＤプレーヤ１を含む情報再生システムであって、Ｄ
ＶＤプレーヤ１に直接接続されるスイッチボックス２０
を含み、当該スイッチボックス２０において再生情報の
選択動作を実行し、これに基づいてハイライトコマンド
情報を用いて再生を行う。展示再生用の特別なコントロ
ーラ等が不要なので、展示用の情報再生システムを簡易
に構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤよりも飛躍的
に記録容量を向上させた光ディスクであるいわゆるＤＶ
Ｄ内に記録された画像等の再生情報を再生するための情
報再生システムに関し、より詳細には、主として展示用
に用いられる情報再生システムの技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＤＶＤに類して画像等の再生情報
を記録した光ディスクの再生装置としては、例えば、Ｌ
Ｄ（LASER Disk）を再生可能なＬＤＰ（LASER Disk Pla
yer）が広く一般化している。
【０００３】ここで、当該ＬＤには、当該ＬＤ内に記録
されている再生情報における章（チャプター）番号又は
フレーム番号が映像信号と共に記録されており、ＬＤＰ
においては、これらの番号に基づいていわゆるチャプタ
ーサーチ又はフレームサーチを行い、使用者から再生が
指示された情報単位（上記章又はフレーム）を再生する
動作を実行していた。
【０００４】従って、当該ＬＤＰを、例えば、博物館に
おける展示用等に用いる場合には、当該ＬＤＰの他に、
博物館の見学者が見たい再生情報を選択するためのスイ
ッチを収めたいわゆるスイッチボックスと、当該スイッ
チボックスにおける入力動作（ＬＤに記録されている情
報単位の番号等を直接指定する動作ではなく、例えばメ
ニュー画面に表示される当該見学者が見たい画像の属性
（例えば、「春」に関連する画像であるとか、「新幹
線」に関連する画像とかの属性）を指定する入力動作）
に基づき、当該入力動作に対応する再生情報の再生を制
御するためのコントローラとが必要となってくる。この
とき、当該コントローラは、スイッチボックスにおける
入力動作と、当該入力動作に対応して再生すべき再生情
報の番号等とを関連づけたテーブル情報を予め記憶して
おり、スイッチボックスにおいて入力動作があったとき
に対応する再生情報の番号等をＬＤＰに対して指定し、
これを再生させる制御を実行する。
【０００５】このような構成によれば、市販のＬＤＰに
対して大きな構成上の変更を加えることなく、博物館等
における展示用に転用することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ＬＤＰを展示用に転用するためには、上記専用のコント
ローラを設け、ＬＤに記録されている再生情報とスイッ
チボックスにおける入力動作とを対応づける上記テーブ
ル情報を各ＬＤ毎に作成する必要があり、ソフトウェア
的にもハードウェア的にも複雑になると共に多大な製造
コストがかかり、情報再生システム全体としても構成が
複雑化して高価になると共に、配置面積等も大きくな
り、再生情報の再生における利便性も低下するという問
題点があった。
【０００７】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
なされたもので、その課題は、博物館等における展示用
の情報再生システムであって、その構成全体を簡略化す
ることができると共に、安価に構成でき、更にその利用
上の利便性も向上させることが可能な情報再生システム
を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項１に記載の発明は、再生すべき複数の再生
情報を選択するメニュー画面を表示するためのメニュー
情報と、前記メニュー画面を用いた選択に基づいて当該
選択に対応した前記再生情報を再生するためのハイライ
トコマンド情報等の再生制御情報と、当該再生制御情報
に基づいて再生される前記再生情報とが記録されている
ＤＶＤ等の記録媒体から前記再生情報を再生するための
情報再生システムであって、前記メニュー画面を用いた
選択及び前記再生制御情報に基づいて、前記再生情報を
前記記録媒体から再生するピックアップ等の再生手段
と、前記メニュー画面及び前記再生された再生情報を表
示するための表示信号を生成する主ＣＰＵ等の表示生成
手段と、を備えたＤＶＤプレーヤ等の記録媒体再生装置
と、前記メニュー画面を用いた選択を実行するためのス
イッチボックス等の操作装置と、を備える。
【０００９】請求項１に記載の発明の作用によれば、記
録媒体再生装置に含まれる再生手段は、メニュー画面を
用いた選択及び再生制御情報に基づいて再生情報を記録
媒体から再生する。
【００１０】そして、記録媒体再生装置に含まれる表示
生成手段は、メニュー画面及び再生された再生情報を表
示するための表示信号を生成する。
【００１１】一方、操作装置は、メニュー画面を用いた
選択を実行する。
【００１２】よって、記録媒体内に再生制御情報が記録
されており、操作装置における選択動作に基づき当該再
生制御情報を用いて選択された再生情報を再生するの
で、記録媒体再生装置及び操作装置以外の装置を用いる
ことなく所望の再生情報の再生が可能となる。
【００１３】上記の課題を解決するために、請求項２に
記載の発明は、請求項１に記載の情報再生システムにお
いて、前記記録媒体再生装置は、前記操作装置を接続す
るためのコネクタ等の第１接続部と、前記操作装置から
前記第１接続部を介して入力される指令信号に基づいて
前記再生手段を制御するための命令信号を生成するサブ
ＣＰＵ等の入力処理手段と、を更に備え、前記操作装置
は、前記第１接続部に接続されるコネクタ等の第２接続
部と、前記メニュー画面を用いた選択動作を行うための
少なくとも一つの選択スイッチ等の入力手段と、前記第
２接続部に接続され、当該入力手段を用いた選択動作に
対応して前記指令信号を生成する選択スイッチ等の生成
手段と、を更に備える。
【００１４】請求項２に記載の発明の作用によれば、請
求項１に記載の発明の作用に加えて、記録媒体再生装置
が操作装置を接続するための第１接続部を備え、更に記
録媒体再生装置に含まれる入力処理手段は、操作装置か
ら第１接続部を介して入力される指令信号に基づいて再
生手段を制御するための命令信号を生成する。
【００１５】一方、操作装置が第１接続部に接続される
第２接続部を備え、更に、操作装置に少なくとも一つ含
まれる入力手段は、メニュー画面を用いた選択動作を行
う。
【００１６】そして、操作装置に含まれる生成手段は、
第２接続部に接続され、入力手段を用いた選択動作に対
応して指令信号を生成する。
【００１７】よって、操作装置と記録媒体再生装置が第
１接続部及び第２接続部により接続されるので、操作装
置を簡易に記録媒体再生装置に接続して再生情報の再生
を選択制御することができる。
【００１８】上記の課題を解決するために、請求項３に
記載の発明は、請求項２に記載の情報再生システムにお
いて、前記メニュー画面は、再生すべき夫々の前記再生
情報を指定するための選択番号等の指定指標を含むと共
に、前記入力手段は、当該指定指標を選択するための選
択スイッチ等の選択部と、前記選択動作を確定させるた
めの確定スイッチ等の確定部と、を少なくとも含んで構
成される。
【００１９】請求項３に記載の発明の作用によれば、請
求項２に記載の発明の作用に加えて、メニュー画面が指
定指標を含むと共に、入力手段には、指定指標を選択す
るための選択部と、選択動作を確定させるための確定部
とがを少なくとも含まれている。
【００２０】よって、再生情報の選択動作を簡易に実行
することができる。
【００２１】上記の課題を解決するために、請求項４に
記載の発明は、請求項２又は３に記載の情報再生システ
ムにおいて、前記入力処理手段は、当該入力処理手段に
予め備えられた予備入力端子の一部又は全部を前記操作
装置からの前記指令信号毎に対応した入力端子に充てて
いる。
【００２２】請求項４に記載の発明の作用によれば、請
求項２又は３に記載の発明の作用に加えて、入力処理手
段が予備入力端子の一部又は全部を操作装置からの指令
信号毎に対応した入力端子に充てているので、指令信号
の入力のために別個の部材を備える必要がなく、記録再
生装置を簡易に構成することができる。
【００２３】上記の課題を解決するために、請求項５に
記載の発明は、再生すべき複数の再生情報を選択するメ
ニュー画面を表示するためのメニュー情報と、前記メニ
ュー画面を用いた選択に基づいて当該選択に対応した前
記再生情報を再生するためのハイライトコマンド等の再
生制御情報と、当該再生制御情報に基づいて再生される
前記再生情報とが記録されているＤＶＤ等の記録媒体か
ら前記再生情報を再生するための情報再生システムであ
って、前記メニュー画面及び前記再生された再生情報を
表示するための表示信号を生成する主ＣＰＵ等の表示生
成手段と、リモコン装置等の無線操作装置から無線によ
り送信されてくる前記メニュー画面を用いた選択に対応
する指令信号を受信する赤外線受光部等の受信手段と、
前記指令信号及び前記再生制御情報に基づいて、前記再
生情報を前記記録媒体から再生するピックアップ等の再
生手段と、を備えたＤＶＤプレーヤ等の記録媒体再生装
置と、前記メニュー画面を用いた選択を実行するための
選択スイッチ等の入力手段と、当該入力手段を用いた選
択動作に対応して前記指令信号を生成するＣＰＵ等の生
成手段と、前記指令信号を無線により前記受信手段に送
信する赤外線発光部等の送信手段と、を備えた前記無線
操作装置と、を備える。
【００２４】請求項５に記載の発明の作用によれば、記
録媒体再生装置に含まれる表示生成手段は、メニュー画
面及び再生された再生情報を表示するための表示信号を
生成する。
【００２５】このとき、記録媒体再生装置に含まれる受
信手段は、無線操作装置から無線により送信されてくる
メニュー画面を用いた選択に対応する指令信号を受信す
る。
【００２６】そして、記録媒体再生装置に含まれる再生
手段は、指令信号及び再生制御情報に基づいて、再生情
報を記録媒体から再生する。
【００２７】一方、無線操作装置に含まれる入力手段
は、メニュー画面を用いた選択を実行する。
【００２８】そして、無線操作装置に含まれる生成手段
は、当該入力手段を用いた選択動作に対応して指令信号
を生成する。
【００２９】更に、無線操作装置に含まれる送信手段
は、指令信号を無線により受信手段に送信する。
【００３０】よって、記録媒体内に再生制御情報が記録
されており、無線操作装置における選択動作に基づき当
該再生制御情報を用いて選択された再生情報を再生する
ので、記録媒体再生装置及び無線操作装置以外の装置を
用いることなく所望の再生情報の再生が可能となる。
【００３１】また、記録媒体再生装置と無線操作装置が
無線により接続されているので、無線操作装置の設置位
置等に関する自由度が向上し、再生情報の再生における
利便性が向上する。
【００３２】上記の課題を解決するために、請求項６に
記載の発明は、請求項５に記載の情報再生システムにお
いて、前記メニュー画面は、再生すべき夫々の前記再生
情報を指定するための選択番号等の指定指標を含むと共
に、前記入力手段は、前記指定指標を選択するための少
なくとも一つの選択スイッチ等の選択部と、前記選択動
作を確定させるための確定スイッチ等の確定部と、を少
なくとも含んで構成される。
【００３３】請求項６に記載の発明の作用によれば、請
求項５に記載の発明の作用に加えて、メニュー画面が指
定指標を含むと共に、入力手段が少なくとも一つの選択
部と、確定部とを少なくとも含むので、再生情報の選択
動作を簡易に実行することができる。
【００３４】上記の課題を解決するために、請求項７に
記載の発明は、請求項５又は６に記載の情報再生システ
ムにおいて、当該情報再生システムは、前記記録媒体再
生装置に接続され、前記メニュー画面を用いた選択を実
行するためのスイッチボックス等の有線操作装置を更に
含むと共に、前記記録媒体再生装置は、前記有線操作装
置を接続するためのコネクタ等の第１接続部と、前記有
線操作装置から前記第１接続部を介して入力される前記
指令信号に基づいて前記再生手段を制御するための命令
信号を生成するサブＣＰＵ等の入力処理手段と、を備
え、前記有線操作装置は、前記第１接続部に接続される
コネクタ等の第２接続部と、前記メニュー画面を用いた
選択動作を行うための少なくとも一つの選択スイッチ等
の有線入力手段と、前記第２接続部に接続され、当該有
線入力手段を用いた選択動作に対応して前記指令信号を
生成する確定スイッチ等の有線生成手段と、を備える。
【００３５】請求項７に記載の発明の作用によれば、請
求項５又は６に記載の発明の作用に加えて、有線操作装
置は、記録媒体再生装置に接続され、メニュー画面を用
いた選択を実行する。
【００３６】このとき、記録媒体再生装置が有線操作装
置を接続するための第１接続部を有し、記録媒体再生装
置に含まれる入力処理手段は、有線操作装置から第１接
続部を介して入力される指令信号に基づいて再生手段を
制御するための命令信号を生成する。
【００３７】一方、有線操作装置は第１接続部に接続さ
れる第２接続部を有し、有線操作装置に少なくとも一つ
含まれる有線入力手段は、メニュー画面を用いた選択動
作を行う。
【００３８】そして、有線操作装置に含まれる有線生成
手段は、第２接続部に接続され、当該有線入力手段を用
いた選択動作に対応して指令信号を生成する。
【００３９】よって、記録再生装置に対する指令信号の
伝送に関して、無線により指令信号を送信する無線操作
装置と第１接続部及び第２接続部を介して指令信号を送
信する有線操作装置とを選択でき、再生情報の再生にお
ける利便性が更に向上する。
【００４０】上記の課題を解決するために、請求項８に
記載の発明は、請求項７に記載の情報再生システムにお
いて、前記有線入力手段は、前記指定指標を選択するた
めの選択スイッチ等の選択部と、前記選択動作を確定さ
せるための確定スイッチ等の確定部と、を少なくとも含
んで構成される。
【００４１】請求項８に記載の発明の作用によれば、請
求項７に記載の発明の作用に加えて、有線入力手段が選
択部と確定部とを少なくとも含むので、再生情報の選択
動作を簡易に実行することができる。
【００４２】上記の課題を解決するために、請求項９に
記載の発明は、請求項７又は８に記載の情報再生システ
ムにおいて、前記入力処理手段は、前記受信手段を介し
て入力される前記指令信号に基づいて前記再生手段を制
御するための前記命令信号を生成すると共に、当該入力
処理手段は、当該入力処理手段に予め備えられた予備入
力端子の一部又は全部を、前記第１接続部を介して入力
される前記指令信号毎に対応した入力端子に充ててい
る。
【００４３】請求項９に記載の発明の作用によれば、請
求項７又は８に記載の発明の作用に加えて、入力処理手
段は、受信手段を介して入力される指令信号に基づいて
再生手段を制御するための命令信号を生成する。
【００４４】そして、当該入力処理手段は、予備入力端
子の一部又は全部を第１接続部を介して入力される指令
信号毎に対応した入力端子に充てている。
【００４５】よって、指令信号の入力のために別個の部
材を備える必要がなく、記録再生装置を簡易に構成する
ことができる。
【００４６】上記の課題を解決するために、請求項１０
に記載の発明は、請求項７から９のいずれか一項に記載
の情報再生システムにおいて、前記無線操作装置は、前
記第２接続部を接続するためのコネクタ等の第３接続部
を更に備え、前記生成手段は、前記有線操作装置から出
力される前記指令信号を前記送信手段に伝送し、更に前
記送信手段は、当該指令信号を無線により前記受信手段
に送信するように構成される。
【００４７】請求項１０に記載の発明の作用によれば、
請求項７から９のいずれか一項に記載の発明の作用に加
えて、無線操作装置は、第２接続部を接続するための第
３接続部を更に備え、生成手段は当該有線操作装置から
出力される指令信号を送信手段に伝送し、更に送信手段
は、当該指令信号を無線により受信手段に送信する。
【００４８】よって、無線操作装置を介して有線操作装
置を記録媒体再生装置に接続することができるので、有
線操作装置と記録媒体再生装置を離隔させて配置するこ
ともでき、これらの装置の設置場所についての自由度が
向上して再生情報の再生における利便性が更に向上す
る。
【００４９】上記の課題を解決するために、請求項１１
に記載の発明は、請求項５又は６に記載の情報再生シス
テムにおいて、当該情報再生システムは、前記無線操作
装置に接続され、前記メニュー画面を用いた選択を実行
するためのスイッチボックス等の有線操作装置を更に含
むと共に、前記無線操作装置は、前記有線操作装置を接
続するためのコネクタ等の接続部を更に備え、前記生成
手段は、当該有線操作装置から出力される前記指令信号
を前記送信手段に伝送し、前記送信手段は、当該指令信
号を無線により前記受信手段に送信し、更に前記有線操
作装置は、前記接続部に接続されるコネクタ等の有線接
続部と、前記メニュー画面を用いた選択動作を行うため
の少なくとも一つの選択スイッチ等の有線入力手段と、
前記有線接続部に接続され、前記有線入力手段を用いた
選択動作に対応して前記指令信号を生成する確定スイッ
チ等の有線生成手段と、を備える。
【００５０】請求項１１に記載の発明の作用によれば、
請求項５又は６に記載の発明の作用に加えて、当該情報
再生システムに含まれる有線操作装置は、無線操作装置
に接続され、メニュー画面を用いた選択を実行する。
【００５１】このとき、無線操作装置は、有線操作装置
を接続するための接続部を備え、生成手段は、当該有線
操作装置から出力される指令信号を送信手段に伝送す
る。
【００５２】そして、送信手段は、当該指令信号を無線
により受信手段に送信する。
【００５３】一方、有線操作装置に含まれる有線接続部
は上記接続部に接続される。
【００５４】そして、少なくとも一つの有線入力手段は
メニュー画面を用いた選択動作を行う。
【００５５】これにより、有線接続部に接続される有線
生成手段は、有線入力手段を用いた選択動作に対応して
指令信号を生成する。
【００５６】よって、記録再生装置に対する指令信号の
伝送に関して、無線操作装置上で生成した指令信号を無
線により送信する方法と有線操作装置上で生成した指令
信号を無線操作装置を介して送信する方法とを選択で
き、再生情報の再生における利便性が更に向上する。
【００５７】上記の課題を解決するために、請求項１２
に記載の発明は、請求項１から１１のいずれか一項に記
載の情報再生システムにおいて、前記記録媒体はＤＶＤ
であるように構成される。
【００５８】請求項１２に記載の発明の作用によれば、
請求項１から１０のいずれか一項に記載の発明の作用に
加えて、記録媒体がＤＶＤであるので、高密度で記録さ
れている多くの再生情報を再生することができる。
【００５９】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する実施形態は、本発明を博物館等における情報展示用
に用いられる情報再生システムに適用した場合の実施の
形態である。
【００６０】（Ｉ）情報再生システムの全体構成 始めに、本発明に係る情報再生システムの全体構成につ
いて、図１を用いて説明する。なお、図１は、本発明に
係る情報再生システムを構成する記録再生装置としての
ＤＶＤプレーヤ１、無線操作装置としてのリモートコン
トロール装置（以下、リモコン装置と称する。）１０及
び有線操作装置としてのスイッチボックス２０の外観斜
視図を示している。
【００６１】上述のように、実施形態の情報再生システ
ムは、ＤＶＤプレーヤ１と、リモートコントロール装置
１０と、スイッチボックス２０とにより構成されてい
る。
【００６２】この内、ＤＶＤプレーヤ１は、図１（ａ）
に示すように、その外観上、筐体２と、ＤＶＤを挿入す
ると共に取り出すための挿入口３と、電源スイッチ４
と、表示部５と、受信手段としての赤外線受光部６と、
キーボード７と、第１接続部としてのコネクタ８とによ
り構成されており、当該ＤＶＤに記録されている再生情
報等を表示するための表示信号に対応する表示を行うデ
ィスプレイＤに接続されている。
【００６３】ここで、ＤＶＤプレーヤ１において再生さ
れるＤＶＤについて説明する。
【００６４】ＤＶＤとは、いわゆるＤＶＤ規格に基づ
き、従来のＣＤ（Compact Disk）等よりも飛躍的に（約
７倍程度に）記録容量を増大させた多用途の光ディスク
であり、音楽情報はもとより、通常の映画１本分の画像
を記録することができる。そして、当該記録されている
情報について、メニュー形式により選択しつつ所望の画
像を視聴することができるように構成されている。例え
ば、映画における字幕については、３２通りの言語の字
幕を記録しておくことが可能であり、対応するメニュー
画面により所望の言語の字幕を選択して表示させること
が可能である。また、通常のカメラから撮った映像の他
に、当該映画に出演している俳優達の視線から見た同じ
場面をも記録しておくことが可能であり、それらの視線
をメニュー画面で選択して所望の視線から見た映像を視
聴すること（いわゆるマルチアングル再生）もできる。
【００６５】更に、複数種類の映像を記録する場合に
は、それらの映像を選択して視聴するためのメニュー画
面が併せて記録されており、最初に当該メニュー画面を
表示して視聴したい映像を選択して表示することが可能
となるように構成されている。
【００６６】また、当該ＤＶＤプレーヤ１は、上述した
様な種々の再生方式を選択可能とするために必要なスイ
ッチ類を含むキーボード７及び再生状態等を表示するた
めの液晶ディスプレイ等よりなる表示部５を備えてい
る。
【００６７】一方、リモコン装置１０は、図１（ｂ）に
示すように、その外観上、筐体１９と、選択部としての
選択スイッチ１１乃至１４と、確定部としての確定スイ
ッチ１５と、電源スイッチを含んでＤＶＤプレーヤ１の
再生動作を制御するためのキーボード１６と、送信手段
としての赤外線発光部１７と、第３接続部及び接続部と
してのコネクタ１８とにより構成されている。
【００６８】更に、スイッチボックス２０は、図１
（ｃ）に示すように、その外観上、筐体２６と、有線入
力手段、生成手段及び選択部としての選択スイッチ２１
乃至２４と、有線入力手段、生成手段及び確定部として
の確定スイッチ２５と、コード２８と、第２接続部及び
有線接続部としてのコネクタ２７とにより構成されてい
る。
【００６９】なお、実施形態の情報再生システムは、通
常は、図１（ｄ）に示すような展示用の筐体ＢＤ内に収
められており、ディスプレイＤ及びスイッチボックス２
０については、博物館の見学者等が見やすい位置又は操
作しやすい位置に配置されている。また、ＤＶＤプレー
ヤ１については、通常は見学者等から見えない位置に設
置されている。
【００７０】（II）情報再生システムの細部構成及び概
要動作 次に、情報再生システムを構成する各装置の細部構成及
び動作について説明する。
【００７１】始めに、ＤＶＤプレーヤ１の細部構成及び
動作について、図２を用いて説明する。
【００７２】図２（ａ）に示すように、ＤＶＤ３０を含
むＤＶＤプレーヤ１は、筐体２内に、スピンドルモータ
３１と、再生手段としてのピックアップ３２と、ＤＶＤ
デコーダ３３と、ビデオオーディオデコーダ３４と、再
生手段及び表示生成手段としての主ＣＰＵ３５と、ＲＡ
Ｍ（Random Access Memory）３６と、ＲＯＭ（Read Onl
y Memory）３７と、バス３８と、インターフェース３９
と、入力処理手段としてのサブＣＰＵ４０と、表示部５
と、赤外線受光部６と、キーボード７と、コネクタ８と
を含んで構成されている。
【００７３】次に、各部の概要動作を説明する。
【００７４】スピンドルモータ３１は、ＤＶＤデコーダ
３３内に含まれているサーボ部３３ａから出力されるス
ピンドルサーボ信号Ｓssに基づいて、再生すべき画像等
の再生情報が記録されているＤＶＤ３０を一定線速度で
回転させる。
【００７５】これと並行して、ピックアップ３２は、Ｄ
ＶＤ３０の情報記録面に対して図示しない光ビームを照
射し、その反射光を受光して、上記再生情報に対応する
検出信号Ｓpを出力する。このとき、当該ピックアップ
３２に対しては、上記サーボ部３３ａからのピックアッ
プサーボ信号Ｓspに基づいて、図示しないアクチュエー
タにより、ＤＶＤ３０の半径方向のトラッキングサーボ
制御及びＤＶＤ３０の情報記録面に垂直方向のフォーカ
スサーボ制御が施されている。
【００７６】そして、ＤＶＤデコーダ３３は、出力され
た検出信号Ｓpに対して８−１６復調等の復調処理を施
し、復調信号Ｓrを出力すると共に、サーボ部３３ａを
制御して上記スピンドルサーボ信号Ｓss及びピックアッ
プサーボ信号Ｓspを出力させる。
【００７７】次に、ビデオオーディオデコーダ３４は、
復調信号Ｓrをデコードして画像信号としてのビデオ信
号Ｓvを生成し、ディスプレイＤに出力すると共に、復
調信号Ｓrをデコードして音声信号Ｓaを生成し、図示し
ないスピーカに出力する。
【００７８】一方、これらＤＶＤデコーダ３３及びビデ
オオーディオデコーダ３４の動作は、バス３８を介して
主ＣＰＵ３５により制御されている。
【００７９】更に、主ＣＰＵ３５の動作のために必要な
制御プログラムは予めＲＯＭ３７に記憶されており、必
要に応じてバス３８を介して読み出される。
【００８０】また、ＲＡＭ３６は、主ＣＰＵ３５の動作
により生じたデータ等を一時的に読み出し可能に記憶
し、必要に応じてバス３８を介して出力する。
【００８１】更にまた、主ＣＰＵと外部との間で授受す
べきデータは、ＲＳ−２３２Ｃ等の規格に基づいたイン
ターフェース３９を介して外部に対し入出力される。
【００８２】次に、赤外線受光部６は、リモコン装置１
０における赤外線発光部１７から送信される赤外線を受
光し、当該赤外線に含まれる後述の指令信号Ｓi2をサブ
ＣＰＵ４０に出力する。
【００８３】更に、キーボード７は、使用者からＤＶＤ
プレーヤ１に対して直接入力された指令に対する指令信
号Ｓi1をサブＣＰＵ４０に出力する。なお、本実施形態
においては、キーボード７は見学者等が操作するもので
はなく、本情報再生システムの保守管理者が操作するも
のである。
【００８４】更にまた、コネクタ８は、スイッチボック
ス２０におけるコネクタ２７と接続されることにより当
該スイッチボックス２０から出力される指令信号Ｓi3を
サブＣＰＵ４０に出力する。
【００８５】これらにより、サブＣＰＵ４０は各指令信
号Ｓi1、Ｓi2又はＳi3が入力されたとき、当該指令信号
Ｓi1、Ｓi2又はＳi3に対応する命令コードを含む命令信
号Ｓmを生成し、主ＣＰＵ３５に出力する。これによ
り、主ＣＰＵ３５は、ＤＶＤプレーヤ１が各指令信号Ｓ
i1、Ｓi2又はＳi3に含まれる内容に従った動作を実行す
ように当該ＤＶＤプレーヤ１を制御する。
【００８６】ここで、サブＣＰＵ４０及びコネクタ８の
接続関係について詳説すると、当該コネクタ８は、図２
（ｂ）に示すように、コンピュータ等の外部接続端子と
して一般的に使用されている１５ピンのコネクタであ
り、当該１５個の端子の内、スイッチボックス２０上の
各スイッチ（選択スイッチ２１乃至２４及び確定スイッ
チ２５）に対応した端子及び後述の共通ラインの計６個
の端子がサブＣＰＵ４０に接続されている。
【００８７】このとき、当該サブＣＰＵ４０は、いわゆ
るＩＣ（Integlated Circuit）として構成されており、
当該サブＣＰＵ４０にもともと形成されている予備端子
（当該サブＣＰＵ４０内のＲＯＭにデータやプログラム
を組込むことにより、サブＣＰＵ４０の製造者が自由に
入出力の内容を定義できる予備端子）の一部又は全部を
用いてコネクタ８の各端子と接続されている。これらの
予備端子は、単極端子（細部後述）であり、このことに
対応して、スイッチボックス２０における上記各スイッ
チが当該スイッチボックス２０内の共通ラインの電位と
の電位差により上記指令信号Ｓi3を構成するように配線
されていることにより、各スイッチに対して二つの配線
を用意する必要がなくなる（ここで、上記単極端子と
は、ある所定の基準電位との電位差により信号を入出力
する端子のことをいう。）。なお、見学者が操作するス
イッチボックス２０上のスイッチ自体は通常の操作用の
スイッチよりも少なくてよいので、必要な上記予備端子
も少なくて済むこととなる。
【００８８】また、表示部５については、主ＣＰＵ３５
からの表示信号Ｓdに基づいて、ＤＶＤプレーヤ１の動
作に必要な表示を行う。
【００８９】次に、リモコン装置１０の細部構成及び動
作について、図３を用いて説明する。
【００９０】図３に示すように、赤外線発光部１７を含
むリモコン装置１０は、筐体１９内に、生成手段として
のＣＰＵ４１と、ＲＯＭ４２と、ＲＡＭ４３と、バス４
４と、コネクタ１８と、上記選択スイッチ１１乃至１４
又は確定スイッチ１５若しくはキーボード１６の夫々に
対応する接点を含むキーマトリックススイッチＫＭとを
含んで構成されている。ここで、ＲＯＭ４２とＲＡＭ４
３はＣＰＵ４１内に内蔵されていてもよい。
【００９１】次に、各部の概要動作を説明する。
【００９２】選択スイッチ１１乃至１４又は確定スイッ
チ１５若しくはキーボード１６のいずれかを使用者が操
作すると、キーマトリックススイッチＫＭに含まれてい
る当該操作されたスイッチに対応する接点がオンとな
り、対応する信号がＣＰＵ４１に出力される。
【００９３】ここで、キーマトリックススイッチＫＭに
ついて、図３（ｂ）を用いて説明すると、キーマトリッ
クススイッチＫＭにおいては、各スイッチに対応する接
点が図３（ｂ）に示すようにマトリックス状に接続され
ている。そして、例えば、ＣＰＵ４１におけるＯA端子
からＯC端子に対してこの順に一つづつ電圧が印加され
る。このとき、例えば、ＯA端子に電圧がかけられいる
ときにＩ2端子からＩ4端子に電圧がかかっているかを順
に確認し、例えば、Ｉ2端子に対して電圧がかかってい
ることを検出したときには、接点Ｓ5がオンとされてい
るとＣＰＵ４１において判断するのである（このような
手法をキースキャン法という。）。このようにして、各
スイッチに対応する接点がオンとされているか否かを判
断して各スイッチの操作状況をＣＰＵ４１が認識するこ
ととなる。
【００９４】そして、ＣＰＵ４１においては、当該各ス
イッチの操作状況の認識結果に基づいて各スイッチ操作
に対応する指令信号Ｓi2をバス４４を介して赤外線発光
部１７に出力する。
【００９５】一方、ＣＰＵ４１は、コネクタ１８にも接
続されている。そして、当該コネクタ１８は、上記ＤＶ
Ｄプレーヤ１におけるコネクタ８と同様の構成を備えて
おり、当該コネクタ１８にスイッチボックス２０のコネ
クタ２７が接続されたときには、当該コネクタ２７を介
して入力される指令信号Ｓi3をＣＰＵ４１に出力する。
このとき、ＣＰＵ４１は、指令信号Ｓi3に対応する指令
信号Ｓi2を赤外線発光部１７に出力することとなる。
【００９６】ここで、当該ＣＰＵ４１とコネクタ１９と
の接続関係も上記サブＣＰＵ４０とコネクタ８との接続
関係と同様のものであり、ＩＣにより構成されているＣ
ＰＵ４１にもともと形成されている予備端子の一部又は
全部を用いてコネクタ１９の各端子が接続されている。
【００９７】一方、ＲＯＭ４２は、ＣＰＵ４１の動作の
ために必要な制御プログラムを予め記憶しており、必要
に応じてバス４４を介して出力する。
【００９８】更に、ＲＡＭ４３は、ＣＰＵ４１の動作に
より生じたデータ等を一時的に読み出し可能に記憶し、
必要に応じてバス４４を介して出力する。なお、当該Ｒ
ＡＭ４３は、キーマトリックススイッチＫＭに含まれて
いる各スイッチの用途（各スイッチ毎に定義されている
「選択」、「確定」等の意味付け又は送信する指令信号
Ｓi2のフォーマット等）を変更可能とする場合に、当該
定義された各スイッチ毎の用途等を記憶しておくのにも
用いられる。
【００９９】最後に、スイッチボックス２０の細部構成
及び動作について、図４を用いて説明する。
【０１００】図４に示すように、スイッチボックス２０
は、筐体２６内に、上記選択スイッチ２１乃至２４と、
確定スイッチ２５と、共通ライン２９とを備え、これら
がコード２８を介してコネクタ２７に接続されている。
【０１０１】次に、各部の概要動作を説明する。
【０１０２】スイッチボックス２０においては、各スイ
ッチが共通ライン２９を共通とするように接続されてお
り、各スイッチの他方の端子は直接コネクタ２７に接続
され、指令信号Ｓi3を各スイッチ毎に出力する。そし
て、当該指令信号Ｓi3が、スイッチボックス２０がＤＶ
Ｄプレーヤ１に直接接続されているときはそのままコネ
クタ２７及び８を介してサブＣＰＵ４０に出力されると
共に、スイッチボックス２０がリモコン装置１０に接続
されているときは当該リモコン装置１０内のＣＰＵ４
１、赤外線受光部６等を介してサブＣＰＵ４０に出力さ
れることとなる。
【０１０３】なお、上記共通ライン２９について、ＤＶ
Ｄプレーヤ１におけるコネクタ８からサブＣＰＵ４０に
至る線のうち当該共通ライン２９に対応する線はサブＣ
ＰＵ４０を含む回路の接地端子又は基準電位端子に接続
されている。
【０１０４】これと同様に、リモコン装置１０における
コネクタ１８からＣＰＵ４１に至る線のうち当該共通ラ
イン２９に対応する線はＣＰＵ４１を含む回路の接地端
子又は基準電位端子に接続されている。
【０１０５】（III）情報再生システムの細部動作 次に、上記の構成を有する情報再生システムの実施形態
に係る動作（展示説明用の動作）について図５及び図６
を用いて説明する。なお、以下の説明においては、展示
説明を受ける見学者の手元にあるスイッチボックス２０
がＤＶＤプレーヤ１のコネクタ８に直接接続され、当該
スイッチボックス２０上の各スイッチを操作することに
よりＤＶＤ３０に記録されている再生情報の再生を制御
する場合について説明する。
【０１０６】図５にフローチャートを示すように、実施
形態の再生情報再生動作においては、始めに、ＤＶＤプ
レーヤ１内の主ＣＰＵ３５の制御により、ディスプレイ
Ｄ上に再生情報に対応するメニュー画面が表示される
（ステップＳ１）。
【０１０７】ここで、ＤＶＤ３０に記録されているメニ
ュー情報を用いた当該メニュー画面の表示について、図
６を用いて説明する。
【０１０８】図６に示すように、一のメニュー画面５４
を表示するためのメニュー情報として、ＤＶＤ３０に
は、バックグランド画面５０と、サブピクチャー情報５
１と、ハイライト情報５２と、再生制御情報としてのハ
イライトコマンド情報５３とが記録されている。
【０１０９】この内、バックグランド画面５０は、メニ
ュー画面５４における背景となるための画面であり、Ｄ
ＶＤ３０には、いわゆるＭＰＥＧ（Moving Picture Exp
ertGroup）２方式を用いて画像圧縮された状態で記録さ
れている。このバックグランド画面５０としては、静止
画を表示時間分だけ記録してもよいし、また、部分的又
は全画面を動画として記録してもよい。更に、画面構成
上の色数等も制限されておらず様々な画面を予め記録し
ておき、背景として使用することができる。
【０１１０】一方、サブピクチャー情報５１は、メニュ
ー画面５４における選択番号５１ａや選択内容５１ｂの
表示を行うための主として文字により構成される情報で
ある。この文字表示としては、背景を活かすために半透
明とすることもできるし、更に文字毎に色を変えて表示
することもできる。
【０１１１】次に、ハイライト情報５２は、メニュー画
面５４上においていずれかの選択肢が選択された場合
に、当該選択された項目を確認するため、選択された項
目の枠の表示色又は輝度を変化させるための情報であ
り、サブピクチャー情報５１における各文字に重ねて表
示してもよいし、また、選択された項目についてサブピ
クチャー情報５１に代えてハイライト情報５２のみを表
示するようにしてもよい。
【０１１２】最後に、ハイライトコマンド情報５３は、
各選択された項目毎に設定されて記録されており、当該
項目が選択された際のＤＶＤプレーヤ１の動作を指定す
るための命令を含む情報である。より具体的には、例え
ば、選択された項目に対応する画像が記録されているＤ
ＶＤ３０上のアドレスや当該項目に対応した画像の再生
順序の指定のための情報等が記録されている。なお、ハ
イライトコマンド情報５３そのものに対応する画像はな
く、当該ハイライトコマンド情報５３は、主ＣＰＵ３５
のみが解読できる言語を用いて記録されているものであ
る。
【０１１３】そして、上記バックグランド画面５０、サ
ブピクチャー情報５１及びハイライト情報５２が重ね合
わされることにより一枚のメニュー画面５４が形成され
て表示されると共に、その中の選択項目毎にハイライト
コマンド情報５３が設定されて記録されているのであ
る。
【０１１４】ステップＳ１においてメニュー画面５４が
表示されると、次に、当該メニュー画面５４に基づい
て、スイッチボックス２０上のいずれかの選択スイッチ
が操作されたか否かが、指令信号Ｓi3に基づいてサブＣ
ＰＵ４０において判定される（ステップＳ２）。このと
き、メニュー画面５４と選択スイッチ２１乃至２４との
対応については、例えば、図６に示すメニュー画面５４
を例とすると、選択スイッチ２１を押下すると各選択項
目について、ハイライト情報５２によるハイライト表示
が４．→３．→２．→１．と移動し、一方、選択スイッ
チ２３を押下すると各選択項目についてハイライト表示
が１．→２．→３．→４．と移動して選択されているこ
とを表示する。更に、選択項目が縦に２列に表示されて
いるときは、選択スイッチ２４又は２２を押下すること
により各列間の移動が可能となる。更に、ディスプレイ
Ｄ上で最右列の選択項目がハイライト表示されていると
きに選択スイッチ２２を更に押下すると、「ＮＥＸＴ」
（次頁のメニュー画面を要求することを示す。）の項目
がハイライト表示される。
【０１１５】ステップＳ２の判定においていずれの選択
スイッチも操作されないときは（ステップＳ２；ｎｏ）
そのまま操作されるまで待機し、操作されたときは（ス
テップＳ２；ｙｅｓ）、次に、サブＣＰＵ４０から指令
信号Ｓi3に対応する命令信号Ｓmが主ＣＰＵ３５に出力
され、これにより、選択された項目に対してハイライト
情報５２を表示すべく画面を変更する（ステップＳ
３）。
【０１１６】次に、スイッチボックス２０上の確定スイ
ッチ２５が押されたか否かが指令信号Ｓi3に基づいてサ
ブＣＰＵ４０において判定され（ステップＳ４）、操作
されないときは（ステップＳ４；ｎｏ）そのままステッ
プＳ２に戻り、操作されたときは（ステップＳ４；ｙｅ
ｓ）、選択された項目を指定することが確認されたとし
て、次に、確定された選択項目に対応する画像をＤＶＤ
３０から読み出して再生しディスプレイＤに表示する
（ステップＳ５）。このときは、確定された選択項目に
対応するハイライトコマンド情報５３に基づいて主ＣＰ
Ｕ３５がＤＶＤプレーヤ１を制御して再生情報を再生
し、展示説明を実行することとなる。
【０１１７】そして、確定された選択項目に対応する展
示説明が終了したか否かが主ＣＰＵ３５により判定され
（ステップＳ６）、終了していないときは（ステップＳ
６；ｎｏ）ステップＳ５に戻って展示説明を継続し、終
了したときは（ステップＳ６；ｙｅｓ）、次に、ＤＶＤ
プレーヤ１の電源スイッチ４が断とされたか否かが判定
され（ステップＳ７）、断となっていないときは（ステ
ップＳ７；ｎｏ）、次の展示説明に備えてステップＳ１
に戻り、断とされているときは（ステップＳ７；ｙｅ
ｓ）そのまま処理を終了する。
【０１１８】以上説明したように、実施形態の情報再生
システムの構成及び動作によれば、ＤＶＤ３０内にハイ
ライトコマンド情報５３が記録されており、スイッチボ
ックス２０における選択動作に基づき、当該ハイライト
コマンド情報５３を用いて選択された再生情報を再生す
るので、ＤＶＤプレーヤ１及びスイッチボックス２０以
外の装置を用いることなく再生情報の再生が可能とな
る。
【０１１９】また、スイッチボックス２０とＤＶＤプレ
ーヤ１がコネクタ８及び２７により接続されるので、ス
イッチボックス２０を簡易にＤＶＤプレーヤ１に接続し
て再生情報の再生を選択制御することができる。
【０１２０】更に、メニュー画面５４が選択項目５１ａ
及び選択内容５１ｂを含むと共に、スイッチボックス２
０には選択スイッチ２１乃至２４と、選択動作を確定さ
せるための確定スイッチ２５とがを含まれているので、
再生情報の選択動作を簡易に実行することができる。
【０１２１】更にまた、サブＣＰＵ４０が予備入力端子
の一部又は全部をスイッチボックス２０からの指令信号
Ｓi3毎に対応した入力端子に充てているので、指令信号
Ｓi3の入力のために別個の端子を備える必要がなく、Ｄ
ＶＤプレーヤ１を簡易に構成することができる。
【０１２２】なお、上述の実施形態においては、スイッ
チボックス２０を直接ＤＶＤプレーヤ１に接続して情報
再生を実行する場合について説明したが、これ以外に、
スイッチボックス２０に代えてリモコン装置１０を用い
て上記図５に示す再生動作を制御することも可能であ
る。
【０１２３】すなわち、リモコン装置１０上の選択スイ
ッチ１１乃至１４を用いて上記選択スイッチ２１乃至２
４と同様の選択動作を実行し、確定スイッチ１５を用い
て選択の確定動作を実行するのである。この場合には、
各選択スイッチ１１乃至１４及び確定スイッチ１５から
の指令信号はキーマトリックススイッチＫＭを介してＣ
ＰＵ４１において認識され、指令信号Ｓi2として赤外線
発光部１７から送信され、ＤＶＤプレーヤ１において受
信されて所望の再生動作が実行されることとなる。
【０１２４】このリモコン装置１０を用いた実施形態に
よれば、ＤＶＤ３０内にハイライトコマンド情報５３が
記録されており、スイッチボックスＲ２０における選択
動作に基づき、当該ハイライトコマンド情報５３を用い
て選択された再生情報を再生するので、ＤＶＤプレーヤ
１及びリモコン装置１０以外の装置を用いることなく再
生情報の再生が可能となる。
【０１２５】また、ＤＶＤプレーヤ１とリモコン装置１
０が赤外線により接続されているので、リモコン装置１
０の設置位置等に関する自由度が向上し、再生情報の再
生における利便性が向上する。
【０１２６】更に、メニュー画面５４が選択項目５１ａ
及び選択内容５１ｂを含むと共に、リモコン装置１０に
選択スイッチ１１乃至１４と、選択動作を確定させるた
めの確定スイッチ１５とが含まれているので、再生情報
の選択動作を簡易に実行することができる。
【０１２７】更にまた、ＤＶＤプレーヤ１に対する指令
信号の伝送に関して、無線により指令信号を送信するリ
モコン装置１０と、コネクタ８及びコネクタ２７を介し
て指令信号を送信するスイッチボックス２０とを選択で
き、再生情報の再生における利便性が更に向上する。
【０１２８】また、リモコン装置１０のコネクタ１８に
スイッチボックス２０のコネクタ２７を接続し、当該ス
イッチボックス２０上の選択スイッチ２１乃至２４又は
確定スイッチ２５により再生動作の選択・確定を実行
し、この動作に対応して出力される指令信号Ｓi3に対応
する指令信号Ｓi3を赤外線発光部１７からＤＶＤプレー
ヤ１に送信して再生動作の制御を実行するように構成す
ることもできる。
【０１２９】このリモコン装置１０とスイッチボックス
２０とを用いた実施形態によれば、上記リモコン装置１
０のみを用いた実施形態の効果に加えて、ＣＰＵ４１が
予備入力端子の一部又は全部をスイッチボックス２０か
らの指令信号Ｓi3毎に対応した入力端子に充てているの
で、指令信号Ｓi3の入力のために別個の端子を備える必
要がなく、ＤＶＤプレーヤ１を簡易に構成することがで
きる。
【０１３０】また、リモコン装置１０がスイッチボック
ス２０を接続するためのコネクタ１８を更に備え、当該
スイッチボックス２０から出力される指令信号Ｓi3を無
線によりＤＶＤプレーヤ１に送信するので、リモコン装
置１０を介してスイッチボックス２０をＤＶＤプレーヤ
１に接続することができ、スイッチボックス２０とＤＶ
Ｄプレーヤ１とを離隔させて配置することができること
となり、再生情報の再生における利便性が更に向上す
る。
【０１３１】なお、スイッチボックス２０をリモコン装
置１０に接続して再生を制御するときには、ＤＶＤプレ
ーヤ１上のコネクタ８はなくともよい。
【０１３２】この場合には、ＤＶＤプレーヤ１に対する
指令信号の伝送に関して、リモコン装置１０上で生成し
た指令信号を無線により送信する方法とスイッチボック
ス２０上で生成した指令信号をリモコン装置１０を介し
て送信する方法とを選択でき、再生情報の再生における
利便性が更に向上することとなる。
【０１３３】（IV）変形形態 次に、本発明の他の実施形態である変形形態について、
図７及び図８を用いて説明する。なお、図７はリモコン
装置１０の変形形態の概要構成を示すものであり、図８
はスイッチボックス２０と同等の機能を有する有線操作
装置の実施形態の概要構成を示すものである。更に、図
７において、図３（ａ）と同様の部材については、同様
の部材番号を付して細部の説明は省略する。
【０１３４】始めに、リモコン装置１０の変形形態につ
いて図７を用いて説明する。
【０１３５】上述の実施形態のリモコン装置１０では、
各選択スイッチ１１乃至１４及び確定スイッチ１５につ
いては、キーマトリックススイッチＫＭを介してＣＰＵ
４１に接続し、コネクタ１８についてはＣＰＵ４１に独
立した単極端子を設けて直接接続するようにしたが、こ
れ以外に、ＣＰＵに独立した単極端子を設けることがで
きないときは、図７に示すリモコン装置１０’のよう
に、キーマトリックススイッチ６１における各選択スイ
ッチ１１乃至１４及び確定スイッチ１５に対応する接点
Ｓ1乃至Ｓ5に、コネクタ１８における対応する端子（ス
イッチボックス２０における各選択スイッチ２１乃至２
４及び確定スイッチ２５に対応する端子）を接続するよ
うにしてもよい。なお、このように構成する場合で、且
つＤＶＤプレーヤ１にコネクタ８を設ける場合には、当
該コネクタ８とコネクタ１８の端子配列を共通にしてお
くことによりスイッチボックス２０がいずれの装置にも
接続できるようになる。
【０１３６】この場合、コネクタ１８と各選択スイッチ
１１乃至１４及び確定スイッチ１５とでキーマトリック
ススイッチ６１を共有することとなると共に、ＣＰＵ６
０においてコネクタ１８用の独立した端子を設ける必要
がないので、リモコン装置１０を簡素化・小型化するこ
とができる。
【０１３７】次に、スイッチボックス２０に相当する機
能を有する有線操作装置であるジョイスティック装置２
０’について、図８を用いて説明する。
【０１３８】図８（ａ）に示すように、ジョイスティッ
ク装置２０’は、その外観上、筐体２６’上に上記選択
スイッチ２１乃至２４及び確定スイッチ２５として機能
するジョイスティックＢ及び確定スイッチＢＳを備え、
上記コード２８及びコネクタ２７と同様の外観を有する
コード２８’及びコネクタ２７’を更に備えている。
【０１３９】次に、ジョイスティック装置２０’の細部
構成について、図８（ｂ）を用いて説明すると、当該ジ
ョイスティック装置２０’は、抵抗６５と、抵抗６６
と、確定スイッチＢＳとを備えている。そして、抵抗６
５及び抵抗６６の一端は開放されており、他端は共通ラ
インＣに接続されてコネクタ２７’の一端子に接続され
ている。また、確定スイッチＢＳは当該共通ラインＣと
コネクタ２７’の他の一端子との間に接続されている。
【０１４０】更にまた、各抵抗６５及び６６には可動端
子６７及び６８が配置されており、夫々独立にコネクタ
２７の一端子に接続されている。このうち、可動端子６
７がジョイスティックＢを＋Ｘ方向又は−Ｘ方向に傾斜
させたときにその傾斜方向及び傾斜角度に対応して抵抗
６５上をスライド移動し、一方、可動端子６８がジョイ
スティックＢを＋Ｙ方向又は−Ｙ方向に傾斜させたとき
にその傾斜方向及び傾斜角度に対応して抵抗６６上をス
ライド移動する。
【０１４１】なお、ジョイスティックＢは操作する手を
離したときは中立位置に自動復帰するように構成されて
いる。
【０１４２】この構成において、抵抗６５及び可動端子
６７が上記選択スイッチ２２及び２４にするものであ
り、抵抗６５上を可動端子６７が＋Ｘ方向に移動すると
選択スイッチ２２を押下していることと同等の指令信号
Ｓxが出力され、また、抵抗６５上を可動端子６７が−
Ｘ方向に移動すると選択スイッチ２４を押下しているこ
とと同等の指令信号Ｓxが出力される。
【０１４３】更に、抵抗６６及び可動端子６８が上記選
択スイッチ２１及び２３にするものであり、抵抗６６上
を可動端子６８が＋Ｙ方向に移動すると選択スイッチ２
１を押下していることと同等の指令信号Ｓyが出力さ
れ、また、抵抗６６上を可動端子６８が−Ｙ方向に移動
すると選択スイッチ２３を押下していることと同等の指
令信号Ｓyが出力される。
【０１４４】また、抵抗６５又は６６の一端が接続され
ている共通ラインＣはリモコン装置１０又はＤＶＤプレ
ーヤ１内の基準電位に接続されている。
【０１４５】更に、確定スイッチＢＳのオン／オフに伴
って出力される選択確定を示す指令信号Ｓpも同様にコ
ネクタ２７’に接続されている。この指令信号Ｓpは前
述の実施形態における選択確定動作により出力される指
令信号と同一視することができる。
【０１４６】ここで、ジョイスティック装置２０’から
の指令信号Ｓx及びＳyは、ジョイスティックＢの傾きに
応じた低抗値で示される。従って、ジョイスティック装
置２０’をリモコン装置ｌ０のコネクタ１８又はＤＶＤ
プレーヤ１のコネクタ８に接続して使用する場合には、
上記図３（ａ）又は図２で示したＣＰＵ４１又はサブＣ
ＰＵ４０の予備端子としては、低抗値をアナログ量とし
て検出できるアナログ入力端子を使用することとなる。
このときには、これらの各アナログ入力端子に適当なプ
ルアップ抵抗を介して所定の基準電圧を与えておき、接
地電位（基準電位）からみた抵抗値あるいは電圧値が所
定の範囲にあるとき、前述の選択スイッチ２１乃至２４
が押下されたものと同等に認識するように、これらＣＰ
Ｕ４１又はサブＣＰＵ４０を予めプログラムしておけば
よい。
【０１４７】更に、スイッチボックス２０やジョイステ
ィック装置２０’をコネクタ８又はコネクタ１８を介し
て直接ＣＰＵ４１又はサブＣＰＵ４０の予備端子に接続
して使用した場合においては、キーマトリクススイッチ
を使用する際のキースキャン法による時間の遅れや、リ
モコン装置１０で必須な指令信号のシリアルコード化及
びその復調に伴う時間遅れが発生しない。即ち、本発明
の情報再生システムを例えばゲーム装置といったスイッ
チやジョイスティックの操作に対応して迅速な制御が必
要な用途に適用してもよい。
【０１４８】更にまた、リモコン装置１０とスイッチボ
ックス２０とを接続して使用する場合において、リモコ
ン装置１０としての電源をコネクタ１８及び２７を介し
てスイッチボックス２０から供給するように構成するこ
ともできる。
【０１４９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、記録媒体内に再生制御情報が記録されて
おり、操作装置における選択動作に基づき、当該再生制
御情報を用いて選択された再生情報を再生するので、記
録媒体再生装置及び操作装置以外の装置を用いることな
く再生情報の再生が可能となる。
【０１５０】従って、情報再生システム全体の構成を簡
略化することができると共に、安価に情報再生システム
を構成することができる。
【０１５１】請求項２に記載の発明によれば、請求項１
に記載の発明の効果に加えて、操作装置と記録媒体再生
装置が第１接続部及び第２接続部により接続されるの
で、操作装置を簡易に記録媒体再生装置に接続して再生
情報の再生を選択制御することができる。
【０１５２】請求項３に記載の発明によれば、請求項２
に記載の発明の効果に加えて、メニュー画面が指定指標
を含むと共に、入力手段には、指定指標を選択するため
の選択部と、選択動作を確定させるための確定部とがを
少なくとも含まれているので、再生情報の選択動作を簡
易に実行することができる。
【０１５３】請求項４に記載の発明によれば、請求項２
又は３に記載の発明の効果に加えて、入力処理手段が予
備入力端子の一部又は全部を操作装置からの指令信号毎
に対応した入力端子に充てているので、指令信号の入力
のために別個の部材を備える必要がなく、記録再生装置
を簡易に構成することができる。
【０１５４】請求項５に記載の発明によれば、記録媒体
内に再生制御情報が記録されており、無線操作装置にお
ける選択動作に基づき当該再生制御情報を用いて選択さ
れた再生情報を再生するので、記録媒体再生装置及び無
線操作装置以外の装置を用いることなく再生情報の再生
が可能となる。
【０１５５】従って、情報再生システム全体の構成を簡
略化することができると共に、安価に情報再生システム
を構成することができる。
【０１５６】また、記録媒体再生装置と無線操作装置が
無線により接続されているので、無線操作装置の設置位
置等に関する自由度が向上し、再生情報の再生における
利便性が向上する。
【０１５７】請求項６に記載の発明によれば、請求項５
に記載の発明の効果に加えて、メニュー画面が指定指標
を含むと共に、入力手段が少なくとも一つの選択部と、
確定部とを少なくとも含むので、再生情報の選択動作を
簡易に実行することができる。
【０１５８】請求項７に記載の発明によれば、請求項５
又は６に記載の発明の効果に加えて、記録媒体再生装置
に対する指令信号の伝送に関して、無線により指令信号
を送信する無線操作装置と、第１接続部及び第２接続部
を介して指令信号を送信する有線操作装置とを選択で
き、再生情報の再生における利便性が更に向上する。
【０１５９】請求項８に記載の発明によれば、請求項７
に記載の発明の効果に加えて、有線入力手段が選択部と
確定部とを少なくとも含むので、再生情報の選択動作を
簡易に実行することができる。
【０１６０】請求項９に記載の発明によれば、請求項７
又は８に記載の発明の効果に加えて、命令信号を生成す
る入力処理手段において、予備入力端子の一部又は全部
を第１接続部を介して入力される指令信号毎に対応した
入力端子に充てているので、指令信号の入力のために別
個の部材を備える必要がなく、記録再生装置を簡易に構
成することができる。
【０１６１】請求項１０に記載の発明によれば、請求項
７から９のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、
無線操作装置が有線操作装置を接続するための第３接続
部を更に備え、当該有線操作装置から出力される指令信
号を無線により記録媒体再生装置に送信するので、無線
操作装置を介して有線操作装置を記録媒体再生装置に接
続することができ、有線操作装置と記録媒体再生装置を
離隔させて配置することができることとなり、再生情報
の再生における利便性が更に向上する。
【０１６２】請求項１１に記載の発明によれば、請求項
５又は６に記載の発明の効果に加えて、記録再生装置に
対する指令信号の伝送に関して、無線操作装置上で生成
した指令信号を無線により送信する方法と有線操作装置
上で生成した指令信号を無線操作装置を介して送信する
方法とを選択でき、再生情報の再生における利便性が更
に向上する。
【０１６３】請求項１２に記載の発明によれば、請求項
１から１１のいずれか一項に記載の発明の効果に加え
て、記録媒体がＤＶＤであるので、高密度で記録されて
いる多くの再生情報を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】情報再生システムの全体構成を示す図であり、
（ａ）はＤＶＤプレーヤの外観を示す斜視図であり、
（ｂ）はリモコン装置の外観を示す斜視図であり、
（ｃ）はスイッチボックスの外観を示す斜視図であり、
（ｄ）は情報再生システムが適用される展示用装置の外
観を示す図である。
【図２】ＤＶＤプレーヤ等の細部構成を示すブロック図
であり、（ａ）はＤＶＤプレーヤの細部構成を示すブロ
ック図であり、（ｂ）はコネクタ８の外観を示す斜視図
である。
【図３】リモコン装置等の細部構成を示すブロック図で
あり、（ａ）はリモコン装置の細部構成を示すブロック
図であり、（ｂ）はキーマトリックススイッチの構成を
示す概念図である。
【図４】スイッチボックスの細部構成を示すブロック図
である。
【図５】実施形態の再生動作を示すフローチャートであ
る。
【図６】メニュー画面の構成を示す説明図である。
【図７】リモコン装置の変形形態を示すブロック図であ
る。
【図８】ジョイスティック装置を示す図であり、（ａ）
は外観斜視図であり、（ｂ）は細部構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
１…ＤＶＤプレーヤ ２、１９、１９’、２６、２６’、ＢＤ…筐体 ３…挿入口 ４…電源スイッチ ５…表示部 ６…赤外線受光部 ７…操作部 ８、１８、２７、２７’…コネクタ １０、１０’…リモコン装置 １１、１２、１３、１４、２１、２２、２３、２４…選
択スイッチ １５、２５、ＢＳ…確定スイッチ １７…赤外線発光部 ２０…スイッチボックス ２０’…ジョイスティック装置 ２８、２８’…コード ２９、Ｃ…共通ライン ３０…ＤＶＤ ３１…スピンドルモータ ３２…ピックアップ ３３…ＤＶＤデコーダ ３３ａ…サーボ部 ３４…ビデオオーディオデコーダ ３５…主ＣＰＵ ３６、４３…ＲＡＭ ３７、４２…ＲＯＭ ３８、４４…バス ３９…インターフェース ４０…サブＣＰＵ ４１、６０…ＣＰＵ ５０…バックグラウンド画面 ５１…サブピクチャ情報 ５１ａ…選択番号 ５１ｂ…選択内容 ５２…ハイライト情報 ５３…ハイライトコマンド情報 ５４…メニュー画面 ６５、６６…抵抗 ６７、６８…可動端子 Ｄ…ディスプレイ Ｓp…検出信号 Ｓsp…ピックアップサーボ信号 Ｓss…スピンドルサーボ信号 Ｓr…復調信号 Ｓv…ビデオ信号 Ｓa…音声信号 Ｓd…表示信号 Ｓm…命令信号 Ｓi1、Ｓi2、Ｓi3、Ｓx、Ｓy、Ｓp…指令信号 ＫＭ、６１…キーマトリックススイッチ Ｓ1、Ｓ2、Ｓ3、Ｓ4、Ｓ5…接点 Ｂ…ジョイスティック
【手続補正書】
【提出日】平成９年７月２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図４】
【図３】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜多 健一 東京都大田区大森西４丁目15番５号 パイ オニア株式会社大森工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 再生すべき複数の再生情報を選択するメ
    ニュー画面を表示するためのメニュー情報と、前記メニ
    ュー画面を用いた選択に基づいて当該選択に対応した前
    記再生情報を再生するための再生制御情報と、当該再生
    制御情報に基づいて再生される前記再生情報とが記録さ
    れている記録媒体から前記再生情報を再生するための情
    報再生システムであって、 前記メニュー画面を用いた選択及び前記再生制御情報に
    基づいて、前記再生情報を前記記録媒体から再生する再
    生手段と、 前記メニュー画面及び前記再生された再生情報を表示す
    るための表示信号を生成する表示生成手段と、 を備えた記録媒体再生装置と、 前記メニュー画面を用いた選択を実行するための操作装
    置と、 を備えることを特徴とする情報再生システム。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の情報再生システムにお
    いて、 前記記録媒体再生装置は、 前記操作装置を接続するための第１接続部と、 前記操作装置から前記第１接続部を介して入力される指
    令信号に基づいて前記再生手段を制御するための命令信
    号を生成する入力処理手段と、 を更に備え、 前記操作装置は、 前記第１接続部に接続される第２接続部と、 前記メニュー画面を用いた選択動作を行うための少なく
    とも一つの入力手段と、 前記第２接続部に接続され、当該入力手段を用いた選択
    動作に対応して前記指令信号を生成する生成手段と、 を更に備えることを特徴とする情報再生システム。
  3. 【請求項３】 請求項２に記載の情報再生システムにお
    いて、 前記メニュー画面は、再生すべき夫々の前記再生情報を
    指定するための指定指標を含むと共に、 前記入力手段は、 当該指定指標を選択するための選択部と、 前記選択動作を確定させるための確定部と、 を少なくとも含むことを特徴とする情報再生システム。
  4. 【請求項４】 請求項２又は３に記載の情報再生システ
    ムにおいて、 前記入力処理手段は、当該入力処理手段に予め備えられ
    た予備入力端子の一部又は全部を前記操作装置からの前
    記指令信号毎に対応した入力端子に充てていることを特
    徴とする情報再生システム。
  5. 【請求項５】 再生すべき複数の再生情報を選択するメ
    ニュー画面を表示するためのメニュー情報と、前記メニ
    ュー画面を用いた選択に基づいて当該選択に対応した前
    記再生情報を再生するための再生制御情報と、当該再生
    制御情報に基づいて再生される前記再生情報とが記録さ
    れている記録媒体から前記再生情報を再生するための情
    報再生システムであって、 前記メニュー画面及び前記再生された再生情報を表示す
    るための表示信号を生成する表示生成手段と、 無線操作装置から無線により送信されてくる前記メニュ
    ー画面を用いた選択に対応する指令信号を受信する受信
    手段と、 前記指令信号及び前記再生制御情報に基づいて、前記再
    生情報を前記記録媒体から再生する再生手段と、 を備えた記録媒体再生装置と、 前記メニュー画面を用いた選択を実行するための入力手
    段と、 当該入力手段を用いた選択動作に対応して前記指令信号
    を生成する生成手段と、 前記指令信号を無線により前記受信手段に送信する送信
    手段と、 を備えた前記無線操作装置と、 を備えることを特徴とする情報再生システム。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載の情報再生システムにお
    いて、 前記メニュー画面は、再生すべき夫々の前記再生情報を
    指定するための指定指標を含むと共に、 前記入力手段は、 前記指定指標を選択するための少なくとも一つの選択部
    と、 前記選択動作を確定させるための確定部と、 を少なくとも含むことを特徴とする情報再生システム。
  7. 【請求項７】 請求項５又は６に記載の情報再生システ
    ムにおいて、 当該情報再生システムは、前記記録媒体再生装置に接続
    され、前記メニュー画面を用いた選択を実行するための
    有線操作装置を更に含むと共に、 前記記録媒体再生装置は、 前記有線操作装置を接続するための第１接続部と、 前記有線操作装置から前記第１接続部を介して入力され
    る前記指令信号に基づいて前記再生手段を制御するため
    の命令信号を生成する入力処理手段と、 を備え、 前記有線操作装置は、 前記第１接続部に接続される第２接続部と、 前記メニュー画面を用いた選択動作を行うための少なく
    とも一つの有線入力手段と、 前記第２接続部に接続され、当該有線入力手段を用いた
    選択動作に対応して前記指令信号を生成する有線生成手
    段と、 を備えることを特徴とする情報再生システム。
  8. 【請求項８】 請求項７に記載の情報再生システムにお
    いて、 前記有線入力手段は、 前記指定指標を選択するための選択部と、 前記選択動作を確定させるための確定部と、 を少なくとも含むことを特徴とする情報再生システム。
  9. 【請求項９】 請求項７又は８に記載の情報再生システ
    ムにおいて、 前記入力処理手段は、前記受信手段を介して入力される
    前記指令信号に基づいて前記再生手段を制御するための
    前記命令信号を生成すると共に、 当該入力処理手段は、当該入力処理手段に予め備えられ
    た予備入力端子の一部又は全部を、前記第１接続部を介
    して入力される前記指令信号毎に対応した入力端子に充
    てていることを特徴とする情報再生システム。
  10. 【請求項１０】 請求項７から９のいずれか一項に記載
    の情報再生システムにおいて、 前記無線操作装置は、前記第２接続部を接続するための
    第３接続部を更に備え、 前記生成手段は、前記有線操作装置から出力される前記
    指令信号を前記送信手段に伝送し、 更に前記送信手段は、当該指令信号を無線により前記受
    信手段に送信することを特徴とする情報再生システム。
  11. 【請求項１１】 請求項５又は６に記載の情報再生シス
    テムにおいて、 当該情報再生システムは、前記無線操作装置に接続さ
    れ、前記メニュー画面を用いた選択を実行するための有
    線操作装置を更に含むと共に、 前記無線操作装置は、 前記有線操作装置を接続するための接続部を更に備え、 前記生成手段は、当該有線操作装置から出力される前記
    指令信号を前記送信手段に伝送し、 前記送信手段は、当該指令信号を無線により前記受信手
    段に送信し、 更に前記有線操作装置は、 前記接続部に接続される有線接続部と、 前記メニュー画面を用いた選択動作を行うための少なく
    とも一つの有線入力手段と、 前記有線接続部に接続され、前記有線入力手段を用いた
    選択動作に対応して前記指令信号を生成する有線生成手
    段と、 を備えることを特徴とする情報再生システム。
  12. 【請求項１２】 請求項１から１１のいずれか一項に記
    載の情報再生システムにおいて、 前記記録媒体はＤＶＤであることを特徴とする情報再生
    システム。
JP9164448A 1997-06-20 1997-06-20 情報再生システム Pending JPH1116250A (ja)

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