JPH11169658A - 排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置 - Google Patents
排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置Info
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- JPH11169658A JPH11169658A JP9347836A JP34783697A JPH11169658A JP H11169658 A JPH11169658 A JP H11169658A JP 9347836 A JP9347836 A JP 9347836A JP 34783697 A JP34783697 A JP 34783697A JP H11169658 A JPH11169658 A JP H11169658A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 酸化性物質の生成とCODの上昇を抑制して
排水処理装置の機能低下を防止し、且つ排水処理装置の
吸着樹脂の劣化を抑制する。 【解決手段】 吸収剤として石灰を用いた吸収液2と排
ガスを接触せしめて排ガス中のSO2を吸収除去し該排
ガスと接触せしめた吸収液2に酸化空気を吹き込む吸収
塔5を備えた排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法であ
って、排ガスの吸収SO2量に対応した酸化空気量を吸
収塔5に吹込むと共に、吸収液2の酸化還元電位32を
検出して該酸化還元電位32が設定値幅内に維持される
ように酸化空気の吹込量を補正する。
排水処理装置の機能低下を防止し、且つ排水処理装置の
吸着樹脂の劣化を抑制する。 【解決手段】 吸収剤として石灰を用いた吸収液2と排
ガスを接触せしめて排ガス中のSO2を吸収除去し該排
ガスと接触せしめた吸収液2に酸化空気を吹き込む吸収
塔5を備えた排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法であ
って、排ガスの吸収SO2量に対応した酸化空気量を吸
収塔5に吹込むと共に、吸収液2の酸化還元電位32を
検出して該酸化還元電位32が設定値幅内に維持される
ように酸化空気の吹込量を補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排煙脱硫装置の酸
化空気供給制御方法及び装置に関するものである。
化空気供給制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吸収剤として石灰(石灰石、消石
灰又は生石灰)を用いた排煙脱硫装置は、一般に図8に
示されるように、下部に形成された液溜り部1の吸収液
2を、循環ポンプ3の作動により、上部に配設されたス
プレーノズル4から噴霧して循環させると共に、外部か
ら供給される排ガスを前記スプレーノズル4から噴霧さ
れた吸収液2と接触せしめた後排出させる吸収塔5の前
記液溜り部1に、酸化用の空気を供給する酸化空気ブロ
ワ6を接続すると共に、液溜り部1内の吸収液2を撹拌
する撹拌機7を設け、後述する母液タンク25から供給
される吸収液23とサイロ8から供給される石灰9を混
練して吸収剤スラリー10を生成し且つ該吸収剤スラリ
ー10を前記吸収塔5の液溜り部1に供給するための吸
収剤スラリーピット11を設け、前記吸収塔5の底部か
ら吸収液2の一部が供給され且つ前記吸収塔5の液溜り
部1へ供給されるカセイソーダ等の中和剤12の一部が
供給され前記吸収液2と中和剤12を混合撹拌する中和
タンク13を設け、該中和タンク13から抽出された吸
収液14を濃縮せしめるシックナ15を設け、該シック
ナ15で濃縮された石膏スラリー16が供給され該石膏
スラリー16を撹拌する石膏分離機供給タンク17を設
け、該石膏分離機供給タンク17から抽出される石膏ス
ラリー16を脱水し石膏19を生成するための石膏分離
機20を設け、該石膏分離機20で脱水された水21が
供給され該水21の一部を前記シックナ15へ供給する
ための濾液ピット22を設け、更に、前記シックナ15
から上澄みの吸収液23が供給され該吸収液23の一部
を排水処理装置24と吸収剤スラリーピット11へ供給
し且つ残りを前記吸収塔5の液溜り部1へ送るための母
液タンク25を設けてなる構成を有している。尚、図8
中、18は吸収塔5へ適宜補給される補給水である。
灰又は生石灰)を用いた排煙脱硫装置は、一般に図8に
示されるように、下部に形成された液溜り部1の吸収液
2を、循環ポンプ3の作動により、上部に配設されたス
プレーノズル4から噴霧して循環させると共に、外部か
ら供給される排ガスを前記スプレーノズル4から噴霧さ
れた吸収液2と接触せしめた後排出させる吸収塔5の前
記液溜り部1に、酸化用の空気を供給する酸化空気ブロ
ワ6を接続すると共に、液溜り部1内の吸収液2を撹拌
する撹拌機7を設け、後述する母液タンク25から供給
される吸収液23とサイロ8から供給される石灰9を混
練して吸収剤スラリー10を生成し且つ該吸収剤スラリ
ー10を前記吸収塔5の液溜り部1に供給するための吸
収剤スラリーピット11を設け、前記吸収塔5の底部か
ら吸収液2の一部が供給され且つ前記吸収塔5の液溜り
部1へ供給されるカセイソーダ等の中和剤12の一部が
供給され前記吸収液2と中和剤12を混合撹拌する中和
タンク13を設け、該中和タンク13から抽出された吸
収液14を濃縮せしめるシックナ15を設け、該シック
ナ15で濃縮された石膏スラリー16が供給され該石膏
スラリー16を撹拌する石膏分離機供給タンク17を設
け、該石膏分離機供給タンク17から抽出される石膏ス
ラリー16を脱水し石膏19を生成するための石膏分離
機20を設け、該石膏分離機20で脱水された水21が
供給され該水21の一部を前記シックナ15へ供給する
ための濾液ピット22を設け、更に、前記シックナ15
から上澄みの吸収液23が供給され該吸収液23の一部
を排水処理装置24と吸収剤スラリーピット11へ供給
し且つ残りを前記吸収塔5の液溜り部1へ送るための母
液タンク25を設けてなる構成を有している。尚、図8
中、18は吸収塔5へ適宜補給される補給水である。
【0003】前述の如き排煙脱硫装置の場合、吸収液2
が循環ポンプ3の作動により循環しており、吸収塔5に
送り込まれた排ガスは、スプレーノズル4から噴霧され
る吸収液2と接触することにより、SO2(硫黄酸化
物)が吸収除去された後、外部へ排出される。
が循環ポンプ3の作動により循環しており、吸収塔5に
送り込まれた排ガスは、スプレーノズル4から噴霧され
る吸収液2と接触することにより、SO2(硫黄酸化
物)が吸収除去された後、外部へ排出される。
【0004】一方、前記排ガスからSO2を吸収した吸
収液2の一部は、吸収塔5の液溜り部1の底部から中和
タンク13へ供給され、該中和タンク13において中和
剤12と混合撹拌され、該混合撹拌された吸収液14が
シックナ15へ送られ、該シックナ15において濃縮さ
れ、該濃縮された石膏スラリー16が石膏分離機供給タ
ンク17を経て石膏分離機20へ送られ、該石膏分離機
20において水分が除去され石膏19が生成される。
収液2の一部は、吸収塔5の液溜り部1の底部から中和
タンク13へ供給され、該中和タンク13において中和
剤12と混合撹拌され、該混合撹拌された吸収液14が
シックナ15へ送られ、該シックナ15において濃縮さ
れ、該濃縮された石膏スラリー16が石膏分離機供給タ
ンク17を経て石膏分離機20へ送られ、該石膏分離機
20において水分が除去され石膏19が生成される。
【0005】前記石膏分離機20で脱水された水21
は、濾液ピット22を経て前記シックナ15へ戻され、
又、該シックナ15における前記吸収液14の濃縮時に
出る上澄みの吸収液23は、母液タンク25を経て排水
処理装置24と吸収剤スラリーピット11へ供給される
と共に、前記吸収塔5の液溜り部1へ送られる。
は、濾液ピット22を経て前記シックナ15へ戻され、
又、該シックナ15における前記吸収液14の濃縮時に
出る上澄みの吸収液23は、母液タンク25を経て排水
処理装置24と吸収剤スラリーピット11へ供給される
と共に、前記吸収塔5の液溜り部1へ送られる。
【0006】前記吸収剤スラリーピット11へ供給され
た吸収液23は、該吸収剤スラリーピット11において
サイロ8から供給される石灰9と混練され、吸収剤スラ
リー10として前記吸収塔5の液溜り部1に供給され
る。
た吸収液23は、該吸収剤スラリーピット11において
サイロ8から供給される石灰9と混練され、吸収剤スラ
リー10として前記吸収塔5の液溜り部1に供給され
る。
【0007】前記排水処理装置24へ送られた吸収液2
3は、排水処理装置24の硝化菌の作用により有害な窒
素化合物が分解され、且つCOD(化学的酸素要求量)
で表わされる還元性物質が前記排水処理装置24の高分
子材料からなる吸着樹脂により吸着された後、外部へ排
出される。
3は、排水処理装置24の硝化菌の作用により有害な窒
素化合物が分解され、且つCOD(化学的酸素要求量)
で表わされる還元性物質が前記排水処理装置24の高分
子材料からなる吸着樹脂により吸着された後、外部へ排
出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来の排煙脱硫装置においては、酸化空気ブロワ6
によって吸収塔5へ供給される酸化空気量[Nm3/
h]は、ボイラ負荷指令(発電機出力)[MWD]とは
無関係に、酸化空気ブロワ6の能力の全量となるよう略
一定に制御されており、脱硫の主反応に必要となる量以
上の酸化空気が供給されているため、副反応としてS2
O8(過硫酸)やIO3(ヨウ素酸)等の酸化性物質が生
成されて該酸化性物質の濃度が高まり、この酸化性物質
によって排水処理装置24の硝化菌の活性低下を引き起
こしたり、或いは硝化菌が死滅してしまって排水処理装
置24の機能が低下すると共に、該排水処理装置24の
吸着樹脂の劣化が速まってCODの上昇を招くという問
題を有していた。
如き従来の排煙脱硫装置においては、酸化空気ブロワ6
によって吸収塔5へ供給される酸化空気量[Nm3/
h]は、ボイラ負荷指令(発電機出力)[MWD]とは
無関係に、酸化空気ブロワ6の能力の全量となるよう略
一定に制御されており、脱硫の主反応に必要となる量以
上の酸化空気が供給されているため、副反応としてS2
O8(過硫酸)やIO3(ヨウ素酸)等の酸化性物質が生
成されて該酸化性物質の濃度が高まり、この酸化性物質
によって排水処理装置24の硝化菌の活性低下を引き起
こしたり、或いは硝化菌が死滅してしまって排水処理装
置24の機能が低下すると共に、該排水処理装置24の
吸着樹脂の劣化が速まってCODの上昇を招くという問
題を有していた。
【0009】本発明は、斯かる実情に鑑み、脱硫性能を
低下させることなく、酸化性物質の生成を抑制すること
により、CODの上昇を抑制して排水処理装置の機能低
下を防止し得、且つ排水処理装置の吸着樹脂の劣化を抑
制し得る排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置
を提供しようとするものである。
低下させることなく、酸化性物質の生成を抑制すること
により、CODの上昇を抑制して排水処理装置の機能低
下を防止し得、且つ排水処理装置の吸着樹脂の劣化を抑
制し得る排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置
を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸収剤として
石灰を用いた吸収液と排ガスを接触せしめて排ガス中の
SO2を吸収除去し該排ガスと接触せしめた吸収液に酸
化空気を吹き込む吸収塔を備えた排煙脱硫装置の酸化空
気供給制御方法であって、排ガスの吸収SO2量に対応
した酸化空気量を吸収塔に吹込むと共に、前記吸収液の
酸化還元電位を検出して該酸化還元電位が設定値幅内に
維持されるように前記酸化空気の吹込量を補正すること
を特徴とする排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法、に
係るものである。
石灰を用いた吸収液と排ガスを接触せしめて排ガス中の
SO2を吸収除去し該排ガスと接触せしめた吸収液に酸
化空気を吹き込む吸収塔を備えた排煙脱硫装置の酸化空
気供給制御方法であって、排ガスの吸収SO2量に対応
した酸化空気量を吸収塔に吹込むと共に、前記吸収液の
酸化還元電位を検出して該酸化還元電位が設定値幅内に
維持されるように前記酸化空気の吹込量を補正すること
を特徴とする排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法、に
係るものである。
【0011】更に、上記酸化還元電位を吸収液のpH値
で補正する。
で補正する。
【0012】また、本発明は、排ガス中のSO2濃度と
排ガス流量とを掛算して吸収SO2量を求める掛算器
と、該掛算器からの吸収SO2量に基づいて酸化空気吹
込量を求めて流量調整ダンパを制御する関数発生器と、
吸収液の酸化還元電位を検出する酸化還元電位検出器
と、該酸化還元電位検出器により検出する酸化還元電位
が設定値幅内に維持されるように補正信号を出力する補
正指示器と、該補正指示器の補正信号を前記吸収SO2
量に加算する加算器とを備えたことを特徴とする排煙脱
硫装置の酸化空気供給制御装置、に係るものである。
排ガス流量とを掛算して吸収SO2量を求める掛算器
と、該掛算器からの吸収SO2量に基づいて酸化空気吹
込量を求めて流量調整ダンパを制御する関数発生器と、
吸収液の酸化還元電位を検出する酸化還元電位検出器
と、該酸化還元電位検出器により検出する酸化還元電位
が設定値幅内に維持されるように補正信号を出力する補
正指示器と、該補正指示器の補正信号を前記吸収SO2
量に加算する加算器とを備えたことを特徴とする排煙脱
硫装置の酸化空気供給制御装置、に係るものである。
【0013】更に、吸収液のpH値を検出するpH検出
器を設け、該pH検出器により検出するpH値により酸
化還元電位を補正する補正演算回路を設ける。
器を設け、該pH検出器により検出するpH値により酸
化還元電位を補正する補正演算回路を設ける。
【0014】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【0015】本発明の排煙脱硫装置の酸化空気供給制御
方法及び装置によれば、排ガスの吸収SO2量に対応し
た酸化空気量を吸収塔に吹込むようにしたフィードフォ
ワード制御を行うことにより、排ガス中のSO2を有効
に除去し、且つ吸収液の酸化還元電位を検出して該酸化
還元電位が設定値幅内に維持されるように酸化空気の吹
込量を補正するフィードバック制御を行うことにより、
排水中酸化性物質濃度の上昇を抑制し、これにより排水
中CODを所定値以下に抑制することができる。
方法及び装置によれば、排ガスの吸収SO2量に対応し
た酸化空気量を吸収塔に吹込むようにしたフィードフォ
ワード制御を行うことにより、排ガス中のSO2を有効
に除去し、且つ吸収液の酸化還元電位を検出して該酸化
還元電位が設定値幅内に維持されるように酸化空気の吹
込量を補正するフィードバック制御を行うことにより、
排水中酸化性物質濃度の上昇を抑制し、これにより排水
中CODを所定値以下に抑制することができる。
【0016】上記したように、排水中酸化性物質濃度の
上昇が抑制されることにより、排水処理装置の硝化菌の
活性低下が引き起こされたり、或いは硝化菌が死滅して
しまうことがなくなり、排水処理装置の機能が低下せ
ず、該排水処理装置の吸着樹脂の劣化も抑えられる。
上昇が抑制されることにより、排水処理装置の硝化菌の
活性低下が引き起こされたり、或いは硝化菌が死滅して
しまうことがなくなり、排水処理装置の機能が低下せ
ず、該排水処理装置の吸着樹脂の劣化も抑えられる。
【0017】上記により、酸化空気の吹込量を最適空気
量に絞り込むことができ、よって酸化空気ブロワの動力
をミニマムにすることができて経済的である。
量に絞り込むことができ、よって酸化空気ブロワの動力
をミニマムにすることができて経済的である。
【0018】更に、酸化還元電位検出器で検出する酸化
還元電位を吸収液のpH値で補正することにより、吸収
液の性状に的確に対応させて信頼性の高い制御を行うこ
とが可能となる。
還元電位を吸収液のpH値で補正することにより、吸収
液の性状に的確に対応させて信頼性の高い制御を行うこ
とが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
例と共に説明する。
【0020】図1、図2は、本発明を実施する形態の一
例であって、図中図8と同一の符号を付した部分は同一
物を表わしており、基本的な構成は図8に示す従来のも
のと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図
1、図2に示す如く、酸化空気ブロワ6の入側に流量調
整ダンパ26を設け、該流量調整ダンパ26の開度を調
整することにより酸化空気ブロワ6を介して吸収塔5へ
吹込む酸化空気の流量を制御するようにした制御装置2
7を設けている。
例であって、図中図8と同一の符号を付した部分は同一
物を表わしており、基本的な構成は図8に示す従来のも
のと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図
1、図2に示す如く、酸化空気ブロワ6の入側に流量調
整ダンパ26を設け、該流量調整ダンパ26の開度を調
整することにより酸化空気ブロワ6を介して吸収塔5へ
吹込む酸化空気の流量を制御するようにした制御装置2
7を設けている。
【0021】一方、吸収塔5の入口に、排ガスのSO2
濃度28を検出するSO2濃度検出器29と、排ガス流
量30を検出する排ガス流量検出器31を設け、また、
吸収塔5の液溜り部1から循環ポンプ3によりスプレー
ノズル4に吸収液2を循環する配管に、吸収液2の酸化
還元電位32(ORP)を検出する酸化還元電位検出器
33と、吸収液2のpH値34を検出するpH検出器3
5を設け、また、前記酸化空気ブロワ6により吸収塔5
に吹込まれる酸化空気流量36を検出する酸化空気流量
検出器37を設け、前記各検出器29,31,33,3
5,37にて検出したSO2濃度28と、排ガス流量3
0と、酸化還元電位32と、pH値34と、酸化空気流
量36とを、前記制御装置27に入力している。
濃度28を検出するSO2濃度検出器29と、排ガス流
量30を検出する排ガス流量検出器31を設け、また、
吸収塔5の液溜り部1から循環ポンプ3によりスプレー
ノズル4に吸収液2を循環する配管に、吸収液2の酸化
還元電位32(ORP)を検出する酸化還元電位検出器
33と、吸収液2のpH値34を検出するpH検出器3
5を設け、また、前記酸化空気ブロワ6により吸収塔5
に吹込まれる酸化空気流量36を検出する酸化空気流量
検出器37を設け、前記各検出器29,31,33,3
5,37にて検出したSO2濃度28と、排ガス流量3
0と、酸化還元電位32と、pH値34と、酸化空気流
量36とを、前記制御装置27に入力している。
【0022】図2は前記制御装置27の一例を示したブ
ロック図であり、制御装置27は、SO2濃度検出器2
9からのSO2濃度28と排ガス流量検出器31からの
排ガス流量30とを掛算して吸収SO2量38を求める
掛算器39を設けており、更に、該掛算器39からの吸
収SO2量38に基づいて図3に一例を示すような関数
F(x)により酸化空気吹込量40を求める関数発生器4
1を設け、更に該関数発生器41からの酸化空気吹込量
40と前記酸化空気流量検出器37からの酸化空気流量
36とを入力して引算する引算器42を設け、該引算器
42の引算結果の偏差を無くすように前記流量調整ダン
パ26に制御信号43を出力する比例積分(PI)調節
器44を設ける。
ロック図であり、制御装置27は、SO2濃度検出器2
9からのSO2濃度28と排ガス流量検出器31からの
排ガス流量30とを掛算して吸収SO2量38を求める
掛算器39を設けており、更に、該掛算器39からの吸
収SO2量38に基づいて図3に一例を示すような関数
F(x)により酸化空気吹込量40を求める関数発生器4
1を設け、更に該関数発生器41からの酸化空気吹込量
40と前記酸化空気流量検出器37からの酸化空気流量
36とを入力して引算する引算器42を設け、該引算器
42の引算結果の偏差を無くすように前記流量調整ダン
パ26に制御信号43を出力する比例積分(PI)調節
器44を設ける。
【0023】また、酸化還元電位検出器33からの酸化
還元電位32を補正演算回路45を介して入力して補正
信号46を出力する補正指示器47を設け、該補正指示
器47からの補正信号46を前記関数発生器41からの
酸化空気吹込量40に加算する加算器48を設ける。
還元電位32を補正演算回路45を介して入力して補正
信号46を出力する補正指示器47を設け、該補正指示
器47からの補正信号46を前記関数発生器41からの
酸化空気吹込量40に加算する加算器48を設ける。
【0024】前記補正指示器47は、酸化還元電位検出
器33からの酸化還元電位32と、酸化還元電位の設定
値49とを引算する引算器50と、該引算器50の引算
結果の偏差が小さい所定の範囲内では信号を出力しない
ようにした不感帯付加器51と、該不感帯付加器51か
らの信号が無くなるように補正信号46を前記加算器4
8に出力する比例積分(PI)調節器52とから構成さ
れている。
器33からの酸化還元電位32と、酸化還元電位の設定
値49とを引算する引算器50と、該引算器50の引算
結果の偏差が小さい所定の範囲内では信号を出力しない
ようにした不感帯付加器51と、該不感帯付加器51か
らの信号が無くなるように補正信号46を前記加算器4
8に出力する比例積分(PI)調節器52とから構成さ
れている。
【0025】また、前記補正演算回路45は、酸化還元
電位検出器33からの酸化還元電位32を、pH検出器
35にて検出するpH値34によって補正するようにし
ている。酸化還元電位32をpH値34によって補正す
る方法は、酸化還元電位32に対してpH値34の大き
さに応じたゲインを掛けるなどの方法によって行うこと
ができる。
電位検出器33からの酸化還元電位32を、pH検出器
35にて検出するpH値34によって補正するようにし
ている。酸化還元電位32をpH値34によって補正す
る方法は、酸化還元電位32に対してpH値34の大き
さに応じたゲインを掛けるなどの方法によって行うこと
ができる。
【0026】なお、前記酸化還元電位検出器33で検出
した吸収液2の酸化還元電位32と、排水中酸化性物質
濃度の関係について調べたところ、図4に示すような関
係があることが判明した。即ち、図4に示すように、種
々の入口SO2濃度(ppm)において、酸化還元電位
32の値が大きくなると排水中酸化性物質濃度が上昇す
ることが判明した。
した吸収液2の酸化還元電位32と、排水中酸化性物質
濃度の関係について調べたところ、図4に示すような関
係があることが判明した。即ち、図4に示すように、種
々の入口SO2濃度(ppm)において、酸化還元電位
32の値が大きくなると排水中酸化性物質濃度が上昇す
ることが判明した。
【0027】また、吸収SO2量38に対する酸素量
と、前記排水中酸化性物質濃度の関係について調査した
ところ、図5に示すような関係であった。即ち、図5で
は、前記図4の酸化還元電位32と排水中酸化性物質濃
度の関係と同様に、種々の入口SO2濃度において、吸
収SO2量38に対する酸素量が増加すると排水中酸化
性物質濃度が増加することが判明した。また図6には、
pH5.3の時の傾向と、pH5.8の時の傾向が線で
示されており、図示の例ではpH5.8程度を保持する
ことが好ましいことが判明した。
と、前記排水中酸化性物質濃度の関係について調査した
ところ、図5に示すような関係であった。即ち、図5で
は、前記図4の酸化還元電位32と排水中酸化性物質濃
度の関係と同様に、種々の入口SO2濃度において、吸
収SO2量38に対する酸素量が増加すると排水中酸化
性物質濃度が増加することが判明した。また図6には、
pH5.3の時の傾向と、pH5.8の時の傾向が線で
示されており、図示の例ではpH5.8程度を保持する
ことが好ましいことが判明した。
【0028】更に、吸収SO2量38に対する酸素量
と、排水中CODの関係について調査したところ、図7
に示すような関係があることが判明した。即ち、図7に
示すように、種々の入口SO2濃度に対して吸収SO2量
に対する酸素量の値が小さくなると、排水中CODが上
昇することが判明した。
と、排水中CODの関係について調査したところ、図7
に示すような関係があることが判明した。即ち、図7に
示すように、種々の入口SO2濃度に対して吸収SO2量
に対する酸素量の値が小さくなると、排水中CODが上
昇することが判明した。
【0029】従って、前記したように、酸化還元電位3
2を検出することにより、排水中酸化性物質濃度を知る
ことができると共に、排水中CODを予測することがで
きることが判明した。
2を検出することにより、排水中酸化性物質濃度を知る
ことができると共に、排水中CODを予測することがで
きることが判明した。
【0030】例えば、図5において排水中酸化性物質濃
度を10mg/l以下に抑制するためには、吸収SO2
量38に対する酸素量を2.5以下にすることが必要で
あり、一方図7において排水中CODを10mg/l以
下に抑制するためには、吸収SO2量38に対する酸素
量を1.5以上にすることが必要であり、上記条件を満
足する酸化還元電位は図4の場合例えば約350mVで
あり、これに範囲Lを持たせた場合には約300〜40
0mVであった。
度を10mg/l以下に抑制するためには、吸収SO2
量38に対する酸素量を2.5以下にすることが必要で
あり、一方図7において排水中CODを10mg/l以
下に抑制するためには、吸収SO2量38に対する酸素
量を1.5以上にすることが必要であり、上記条件を満
足する酸化還元電位は図4の場合例えば約350mVで
あり、これに範囲Lを持たせた場合には約300〜40
0mVであった。
【0031】従って、前記補正指示器47の引算器50
に入力する設定値49を、前記した350mVとし、更
に不感帯付加器51における不感帯の幅を−50〜+5
0mVとすれば、前記補正指示器47は、酸化還元電位
32を300〜400mVの設定値幅Lに制御するよう
になる。
に入力する設定値49を、前記した350mVとし、更
に不感帯付加器51における不感帯の幅を−50〜+5
0mVとすれば、前記補正指示器47は、酸化還元電位
32を300〜400mVの設定値幅Lに制御するよう
になる。
【0032】次に、上記形態例の作用を説明する。
【0033】図1、図2において、SO2濃度検出器2
9からのSO2濃度28と排ガス流量検出器31からの
排ガス流量30とが掛算器39に入力されて掛算される
ことにより吸収SO2量38が求められ、該吸収SO2量
38に基づいて関数発生器41により図3に示す関数F
(x)を使用して酸化空気吹込量40が求められ、この酸
化空気吹込量40と酸化空気流量検出器37からの酸化
空気流量36とが引算器42で引算され、引算結果の偏
差が無くなるように流量調整ダンパ26に制御信号43
を出力され、これにより酸化空気の吹込流量が、吸収S
O2量に対応してフィードフォワードで制御されること
になる。
9からのSO2濃度28と排ガス流量検出器31からの
排ガス流量30とが掛算器39に入力されて掛算される
ことにより吸収SO2量38が求められ、該吸収SO2量
38に基づいて関数発生器41により図3に示す関数F
(x)を使用して酸化空気吹込量40が求められ、この酸
化空気吹込量40と酸化空気流量検出器37からの酸化
空気流量36とが引算器42で引算され、引算結果の偏
差が無くなるように流量調整ダンパ26に制御信号43
を出力され、これにより酸化空気の吹込流量が、吸収S
O2量に対応してフィードフォワードで制御されること
になる。
【0034】一方、酸化還元電位検出器33からの酸化
還元電位32が補正指示器47の引算器50に入力され
ることにより設定値49(例えば図4の350mV)と
引算され、引算結果に不感帯(例えば−50〜+50m
V)が付加されることにより設定値幅L(図4の300
〜400mV)が設定され、該設定値幅Lになるように
比例積分調節器52から補正信号46が加算器48に出
力されて、前記関数発生器41からの酸化空気吹込量4
0に加算される。これにより、酸化空気の吹込流量が、
酸化還元電位32に基づいてフィードバックで制御され
ることになる。
還元電位32が補正指示器47の引算器50に入力され
ることにより設定値49(例えば図4の350mV)と
引算され、引算結果に不感帯(例えば−50〜+50m
V)が付加されることにより設定値幅L(図4の300
〜400mV)が設定され、該設定値幅Lになるように
比例積分調節器52から補正信号46が加算器48に出
力されて、前記関数発生器41からの酸化空気吹込量4
0に加算される。これにより、酸化空気の吹込流量が、
酸化還元電位32に基づいてフィードバックで制御され
ることになる。
【0035】また、前記酸化還元電位検出器33からの
酸化還元電位32を補正演算回路45に導いて、pH検
出器35にて検出されるpH値34で補正するようにし
ているので、吸収液2のpH値34の変動による性状変
化に対応した補正を行うことにより、信頼性の高い制御
を行うことができる。
酸化還元電位32を補正演算回路45に導いて、pH検
出器35にて検出されるpH値34で補正するようにし
ているので、吸収液2のpH値34の変動による性状変
化に対応した補正を行うことにより、信頼性の高い制御
を行うことができる。
【0036】従って、従来のようにボイラ負荷指令とは
無関係に、酸化空気ブロワ6の能力の全量となるよう常
時略一定に制御する方式に比して、本発明では過不足の
ない酸化空気の吹込を行うようにしているので、酸化空
気ブロワ6の消費動力をミニマムとすることができる。
無関係に、酸化空気ブロワ6の能力の全量となるよう常
時略一定に制御する方式に比して、本発明では過不足の
ない酸化空気の吹込を行うようにしているので、酸化空
気ブロワ6の消費動力をミニマムとすることができる。
【0037】尚、本発明の排煙脱硫装置の酸化空気供給
制御方法及び装置は、上述の図示例にのみ限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
制御方法及び装置は、上述の図示例にのみ限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の排煙脱
硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置によれば、排ガ
スの吸収SO2量に対応した酸化空気量を吸収塔に吹込
むようにしたフィードフォワード制御を行うことによ
り、排ガス中のSO2を有効に除去し、且つ吸収液の酸
化還元電位を検出して該酸化還元電位が設定値幅内に維
持されるように酸化空気の吹込量を補正するフィードバ
ック制御を行うことにより、排水中酸化性物質濃度の上
昇を抑制すると同時に、排水中CODの上昇を抑制する
ことができる効果を奏する。
硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置によれば、排ガ
スの吸収SO2量に対応した酸化空気量を吸収塔に吹込
むようにしたフィードフォワード制御を行うことによ
り、排ガス中のSO2を有効に除去し、且つ吸収液の酸
化還元電位を検出して該酸化還元電位が設定値幅内に維
持されるように酸化空気の吹込量を補正するフィードバ
ック制御を行うことにより、排水中酸化性物質濃度の上
昇を抑制すると同時に、排水中CODの上昇を抑制する
ことができる効果を奏する。
【0039】上記したように、排水中酸化性物質濃度の
上昇が抑制されることにより、排水処理装置の硝化菌の
活性低下が引き起こされたり、或いは硝化菌が死滅して
しまうことがなくなり、排水処理装置の機能が低下せ
ず、該排水処理装置の吸着樹脂の劣化も抑えられる。
上昇が抑制されることにより、排水処理装置の硝化菌の
活性低下が引き起こされたり、或いは硝化菌が死滅して
しまうことがなくなり、排水処理装置の機能が低下せ
ず、該排水処理装置の吸着樹脂の劣化も抑えられる。
【0040】上記により、酸化空気の吹込量を最適空気
量に絞り込むことができ、よって酸化空気ブロワの動力
をミニマムにすることができて経済的である。
量に絞り込むことができ、よって酸化空気ブロワの動力
をミニマムにすることができて経済的である。
【0041】更に、酸化還元電位検出器で検出する酸化
還元電位を吸収液のpH値で補正することにより、吸収
液の性状変化に対応した信頼性の高い制御が可能とな
る。
還元電位を吸収液のpH値で補正することにより、吸収
液の性状変化に対応した信頼性の高い制御が可能とな
る。
【図1】本発明を実施する形態の一例を表わす全体概要
構成図である。
構成図である。
【図2】図1に示す制御装置の詳細を表わすブロック図
である。
である。
【図3】吸収SO2量と必要酸化空気量との関係の一例
を表わす線図である。
を表わす線図である。
【図4】酸化還元電位と排水中酸化性物質濃度との関係
を表わすグラフである。
を表わすグラフである。
【図5】吸収SO2量に対する酸素量と排水中酸化性物
質濃度との関係を表わすグラフである。
質濃度との関係を表わすグラフである。
【図6】吸収SO2量に対する酸素量と排水中酸化性物
質濃度との関係をpHを変化させて示したグラフであ
る。
質濃度との関係をpHを変化させて示したグラフであ
る。
【図7】吸収SO2量に対する酸素量と排水中CODと
の関係を表わすグラフである。
の関係を表わすグラフである。
【図8】従来装置の一例を表わす線図である。
2 吸収液 5 吸収塔 26 流量調整ダンパ 27 制御装置 28 SO2濃度 30 排ガス流量 32 酸化還元電位 33 酸化還元電位検出器 34 pH値 35 pH検出器 38 吸収SO2量 39 掛算器 40 酸化空気吹込量 41 関数発生器 42 引算器 45 補正演算回路 46 補正信号 47 補正指示器 48 加算器 L 設定値幅
Claims (4)
- 【請求項1】 吸収剤として石灰を用いた吸収液と排ガ
スを接触せしめて排ガス中のSO2を吸収除去し該排ガ
スと接触せしめた吸収液に酸化空気を吹き込む吸収塔を
備えた排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法であって、 排ガスの吸収SO2量に対応した酸化空気量を吸収塔に
吹込むと共に、前記吸収液の酸化還元電位を検出して該
酸化還元電位が設定値幅内に維持されるように前記酸化
空気の吹込量を補正することを特徴とする排煙脱硫装置
の酸化空気供給制御方法。 - 【請求項2】 酸化還元電位を吸収液のpH値で補正す
ることを特徴とする請求項1に記載の排煙脱硫装置の酸
化空気供給制御方法。 - 【請求項3】 排ガス中のSO2濃度と排ガス流量とを
掛算して吸収SO2量を求める掛算器と、該掛算器から
の吸収SO2量に基づいて酸化空気吹込量を求めて流量
調整ダンパを制御する関数発生器と、吸収液の酸化還元
電位を検出する酸化還元電位検出器と、該酸化還元電位
検出器により検出する酸化還元電位が設定値幅内に維持
されるように補正信号を出力する補正指示器と、該補正
指示器の補正信号を前記吸収SO2量に加算する加算器
とを備えたことを特徴とする排煙脱硫装置の酸化空気供
給制御装置。 - 【請求項4】 吸収液のpH値を検出するpH検出器を
設け、該pH検出器により検出するpH値により酸化還
元電位を補正する補正演算回路を設けたことを特徴とす
る請求項3に記載の排煙脱硫装置の酸化空気供給制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9347836A JPH11169658A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9347836A JPH11169658A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11169658A true JPH11169658A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18392941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9347836A Pending JPH11169658A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 排煙脱硫装置の酸化空気供給制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11169658A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010240624A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排煙脱硫装置及び排ガス処理方法 |
WO2021172083A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | 三菱パワー株式会社 | ろ布の目詰まり抑制方法および排煙脱硫システム |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP9347836A patent/JPH11169658A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010240624A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排煙脱硫装置及び排ガス処理方法 |
WO2021172083A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | 三菱パワー株式会社 | ろ布の目詰まり抑制方法および排煙脱硫システム |
JP2021133348A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 三菱パワー株式会社 | ろ布の目詰まり抑制方法および排煙脱硫システム |
TWI771918B (zh) * | 2020-02-28 | 2022-07-21 | 日商三菱動力股份有限公司 | 抑制濾布的濾孔堵塞之方法以及排煙脫硫系統 |
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