JPH11136111A - 高周波回路 - Google Patents
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- JPH11136111A JPH11136111A JP9298493A JP29849397A JPH11136111A JP H11136111 A JPH11136111 A JP H11136111A JP 9298493 A JP9298493 A JP 9298493A JP 29849397 A JP29849397 A JP 29849397A JP H11136111 A JPH11136111 A JP H11136111A
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Abstract
数に分割されてなるFETに容量を付加して低電圧駆動
の大電力用スイッチとして用いた場合、当該FETの動
作が不安定で容量付加による信号歪み除去性能が十分で
ない。 【解決手段】入力端子Tinと出力端子Tout 間に接続さ
れ、ゲート電極16が抵抗素子Rgを介して制御端子T
c1に接続され、ゲート電極16の実効ゲート部が複数に
(G1等に)分割されてなるスイッチング用トランジス
タ(FET1-1等)を有する。その複数の実効ゲート部
G1〜G4のうち、その少なくとも2つの実効ゲート部
の一方端に対して共に近接する箇所に、FET1-1 等の
ゲートとソース又はドレイン間容量に並列に付加される
付加容量Cadd が配されている。好ましくは、出力端子
Tout と基準電圧の供給線3との間に、同様に付加容量
Cadd を備えた短絡用トランジスタ(FET2-1 等)を
有する。
Description
代表される携帯機器等に内蔵され、低電圧駆動が可能な
高周波スイッチを有する高周波回路に関する。
代表される移動体通信の発展には目覚ましいものがあ
る。たとえば、国内においては、従来からの800MH
z帯のアナログセルラーに加え、新たに800MHz帯
および1.5GHz帯のディジタルセルラー(PDC)
が実用化され、数年前からはパーソナルハンディフォン
システム(PHS)がサービスを始めている。とくに最
近では、最新のディジタル変調技術を用いた次世代ディ
ジタル通信の開発が世界規模で盛んになってきており、
移動体通信の分野は益々活況を呈してきている。
ステムは、準マイクロ波帯を用いている場合が多く、こ
れらシステムの携帯端末内で用いられる高周波信号切り
換え用のスイッチ回路(高周波スイッチ回路)として
は、優れた高周波特性に加え低電圧駆動の要望が強い。
携帯端末は扱う信号がギガ(G)Hz帯におよぶため、
優れた高周波特性を示すGaAsFETを用いたスイッ
チ回路が、携帯端末内の高周波信号切り換え用として使
われ始めている。
ッチング用FETを図6に示す。この図6に示すスイッ
チング用FETは、そのゲートに高い抵抗値の抵抗素子
Rgが接続されている。このため、当該スイッチング用
FETの等価回路は、オン状態では数Ωのオン抵抗Ro
n、オフ状態では数百fFの遮断容量として表すことが
できる。オフ状態の遮断容量は、ゲートとソース又はド
レイン間の直列容量(本例では、共にCg で示す)と、
ソースとドレイン間容量Cdsとを並列させた合成容量と
なる。ゲートに高抵抗素子Rgが接続されたFETは、
このようにオン状態とオフ状態で明確に抵抗性と容量性
を示すことから、準マイクロ波帯用スイッチ回路の基本
単位として優れた特性をもっている。
イアス状態のインピーダンス変化を模式図で示す。スイ
ッチング用FETのドレインとソース間のインピーダン
スZdsは、ゲートバイアス電圧Vgがピンチオフ電圧V
p以下の時に十分に大きく、逆に、ゲートバイアス電圧
Vgが当該FETがターンオンするゲート電圧(以下、
ターンオン電圧)Vf付近のときに十分に低くなる。し
たがって、このFETをスイッチング用として用いる場
合、当該FETがオンのときのゲートバイアス電圧Vg
(on)は、ターンオン電圧Vfより大きな電圧に設定さ
れ、また、当該FETがオフのときのゲートバイアス電
圧Vg(off) は、ピンチオフ電圧Vpより十分低い電圧
に設定される。
振幅)のRF信号を扱う場合は、歪みなどの信号劣化の
問題が生じる。この大電力入力時の歪み問題は、携帯端
末のように駆動電圧をなるべく小さくしなければならな
い場合に、ゲートバイアス電圧のVg(on)とVg(off)
の電圧差を大きくできないことと関係する。すなわち、
低電圧駆動のためにゲートバイアス電圧のVg(on)とV
g(off) の電圧差が縮小化傾向にある状況でVg(on)が
ターンオン電圧Vfを下回らないことを確保するには、
どうしてもVg(off) とピンチオフ電圧Vpのマージン
を狭くとらざるを得ず、その結果、オフ時の信号歪みが
発生しやすくなる。図7に示すように、オフ状態のFE
TにRF信号が加わると、ゲートバイアス電圧がVg(o
ff) を中心に、RF信号によって変調を受ける。RF信
号が大振幅のときは、この変調の度合いが大きくなり、
ある限界を越えると図7中に示すように、変調を受けた
ゲートバイアス電圧Vgがピンチオフ電圧Vpを越えて
大きくなり、ついには当該FETはピンチオフ状態、つ
まりオフ状態ではなくなる結果、出力電圧波形が歪むこ
ととなる。
ために、複数のFETが直列接続された多段構成の高周
波スイッチ回路が通常、用いられる。図8は、3段構成
のFETスイッチ回路を例示する。このFETスイッチ
回路100では、スイッチング用FET部101と、当
該スイッチング用FET部101の出力と共通電圧の供
給線(VSS線103)との間に接続され、スイッチング
用FET部101のオフ時の出力ノードを共通電圧で保
持する短絡用FET部102とから構成され、それぞれ
が多段構成となっている。
高周波信号の入力端子Tinと出力端子Tout との間に3
つのFET1-1 〜FET1-3 が直列接続され、各FET
のゲートがそれぞれ高抵抗素子Rgを介して共通な制御
信号入力端子Tc1に接続されている。同様に、短絡用F
ET部102では、前記高周波信号の出力端子Toutと
VSS線103との間に3つのFET2-1 〜FET2-3 が
直列接続され、各FETのゲートがそれぞれ高抵抗素子
Rgを介して共通な制御信号入力端子Tc2に接続されて
いる。
は、そのオン状態において、スイッチング用のFET1-
1 〜FET1-3 が何れもオンし、短絡用のFET2-1 〜
FET2-3 が何れもオフする。また、当該高周波スイッ
チ回路100がオフ状態に移行するときは、スイッチン
グ用のFET1-1 〜FET1-3 が何れもオフする一方、
短絡用のFET2-1 〜FET2-3 全てがオン状態に遷移
し、たとえオフ状態のスイッチング用のFET1-1 〜F
ET1-3 に信号成分の僅かな漏洩があっても、これを共
通電位に逃がし入出力間の確実な高周波絶縁を達成す
る。すなわち、スイッチング用のFET1-1 〜FET1-
3 は、短絡用のFET2-1 〜FET2-3 と組み合わせる
ことにより、オン時の信号ロスを伴わずにオフ時に優れ
たアイソレーション特性を得ることが可能である。ま
た、各FET部を多段接続としたことにより、その段数
に応じて入力するRF信号電圧が分圧される。各段のF
ETは、何れも程度の差こそあれRF変調を受けるが、
入力信号電圧が分圧されたことにより1段構成の場合に
比べより歪み難くなる。したがって、FET部を多段接
続としたスイッチ回路は、その最大取扱い電力が増大
し、大電力入力時の耐歪み特性が向上する。
路の最大取扱い電力を、オフ時の等価回路を参照しなが
ら更に詳しく述べる。図9は、前記図8に示す高周波ス
イッチ回路100のオン時、即ちスイッチング用FET
部101がオン状態、遮断用FET部102がオフ状態
のときの等価回路である。なお、等価回路を示さない当
該スイッチ回路100のオフ時では、スイッチング用F
ET部101と短絡用FET部102の状態(オン/オ
フ)が図9とは逆となる。何れにしても、多段構成のF
ET部の一方がオフ状態のときに、その出力信号の歪み
が問題となるので、ここでは図9のように短絡用FET
部102のオフ状態を例に説明する。
態のFET部(図9では、短絡用FET部102)がそ
の最大取扱い電力を決める。いま、入力端子Tinに電圧
振幅がVRFのRF信号が印加され、そのスイッチング用
FET部101での減衰が無視でき、また短絡用FET
部102におけるFET2-1 〜FET2-3 のサイズが同
じとする。このときRF信号が短絡用FET部102に
印加されると、そのFET2-1 〜FET2-3 の各ゲート
とドレイン又はソース間それぞれに、平均値がVRF/6
の電圧vrfn(n=1,2,…,6) が印加される。この電圧vrf
n が各ゲートをRF変調する電圧振幅であるので、この
電圧印加によりFET2-1 〜FET2-3の何れかがピン
チオフ状態でなくなれば、即ちvrfn >Vp−Vg(of
f) となれば、その瞬時にピンチオフ状態を脱する短絡
用FETから共通線VSSに電流がリークして電力ロスが
発生し、この結果、出力端子Tout に現れるRF信号が
振幅のピーク側で歪むことになる。
イッチ回路の最大取り扱い電力Pmax は、負荷インピー
ダンスをZoとすると、次式で表される。
上記(1)式においてnを増やす、Vpを高く設定す
る、或いはVg(off) を低く設定することが考えられ
る。ところが、低電圧駆動が前提である携帯端末内の使
用においては、先に述べたようにVg(off) を余り低く
設定することはできず、またVpを高く設定するとFE
Tのオン抵抗Ronが増加しスイッチオン時のロス(この
短絡用FETでは、漏洩信号成分の接地ロス)増加につ
ながり、好ましくない。さらに、FETの段数nを増や
す場合、1段構成と同一なオン抵抗Ronを実現するに
は、各FETが1段構成のFETのn倍のゲート幅にす
る必要がある。単にFETを段数nを増やすだけでも専
有面積の増加は避けられないうえ、各FETのゲート幅
をn倍にする必要があり、益々スイッチ回路の専有面積
が大きくなり、チップ面積増大によるコストアップにつ
ながる。以上のように、高周波スイッチ回路の低電圧駆
動にともなう最大取り扱い電力の向上は、スイッチング
特性劣化或いはコストアップとの間でトレードオフの関
係となる。
グ特性等の他の要素を余り犠牲にすることなく達成する
ために、対電力歪み特性の向上を目的としてFETに付
加容量を接続させることがある。図10は、付加容量を
設けることにより対電力歪み特性の向上を図ったスイッ
チ回路例を示す。また、図11には、この容量付加形ス
イッチ回路のオン時における等価回路を示す。図10に
示すスイッチ回路では、スイッチング用のFET1-1 の
信号入力端子とゲート間、FET1-3 の信号出力端子と
ゲート間に、それぞれ付加容量Caddが接続されてい
る。また、短絡用のFET2-1 の出力端子Tout に接続
された端子とゲート間、FET2-3 の共通線VSSに接続
された端子とゲート間に、それぞれ付加容量Cadd が接
続されている。
回路(図11)では、短絡用FET2-1 のドレインとゲ
ート間容量、短絡用FET2-3 のソースとゲート間容量
が、それぞれ通常の容量値より大きな値(Cg+Cadd
)に設定され、この部分のインピーダンスが他のゲー
ト間容量より低くなり、この部分に分圧印加された電圧
vrf1,vrf6 が他のゲート間容量Cgに印加された電圧
vrf2 〜vrf5 より低くなる。この印加電圧量の変化
は、当該容量が付加されたFET2-1 とFET2-3のチ
ャネルを閉め、図7に破線で示すように、この部分で変
調電圧の振幅が見かけ上低減したと同様な作用をもたら
す。したがって、FET2-1 とFET2-3 の対電力歪み
特性が向上し、他のFET2-2 に印加電圧余裕が生ま
れ、全体として当該スイッチ回路に大電力が入力されて
もRF信号が歪み難くなる。
くできるFETとして、実効ゲート部を複数に分割し並
行に配置した、いわゆる櫛形ゲート構造のFETが高周
波回路の分野で多用されている。図12は、容量が付加
された櫛形ゲート構造のFETの平面図である。また、
図13は、図12に示すFETの等価回路図である。
合、図12に示す如く、当該FETの例えばドレイン電
極104とゲート電極106間に、容量Cadd が外付け
される。これは、パターン設計においてスタンダードセ
ル化或いはライブラリー化された櫛形ゲートFETの既
存のコンポーネントに対し外付けで容量を設けると、新
たにコンポーネントを起こす必要がなく、また後で容量
値を変更することが比較的に容易なためである。このよ
うな外付けの容量付加は、通常のMMIC(Monolithic
Microwave IC )の設計においては、周囲の空きスペー
スを利用して常套的に行われている。
外付けで容量が付加されたスイッチング用FETでは、
付加容量Cadd から実効ゲート部の各単位ゲートG1,
G2,G3,G4までの距離が異なる。また、各実効ゲ
ート部G1,G2,G3,G4から付加容量Cadd まで
の距離自体が長く、そのゲート引出し線幅が信号周波数
に対して細いために、実効ゲート部と付加容量Cadd 間
に寄生成分、特にインダクタンス成分が付加される。
ンダクタンスとの関係を等価回路上で表すと、図13の
ようになる。この等価回路から明らかなように、各単位
FETと付加容量Cadd の関係が一定でない。しかも、
これにゲート引き出し線によるインダクタンス成分の相
違が付加されており、各単位FETからみたインピーダ
ンスが更に大きくばらつく。この結果、この従来の付加
容量付きスイッチング用FETでは、動作が不安定にな
りやすく、また容量を付加したことによる対電力歪み特
性の改善効果も損なわれ出力信号歪みが期待したほど除
去できないといった不利益があった。
れ、その目的は、いわゆる櫛形ゲート構造等、実効ゲー
ト部が複数に分割されてなるFETを低電圧駆動の大電
力用スイッチとして有し、当該FETの動作が安定で信
号歪み除去性能が良い高周波回路を提供することであ
る。
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の高周
波回路は、ソース電極とドレイン電極の何れか一方が高
周波信号の入力端子側に、他方が高周波信号の出力端子
側にそれぞれ接続され、ゲート電極が抵抗素子を介して
制御端子に接続され、当該ゲート電極の実効ゲート部が
複数に分割されてなるスイッチング用トランジスタを有
する高周波回路であって、前記複数の実効ゲート部のう
ち、その少なくとも2つの実効ゲート部の一方端に対し
て共に近接する箇所に配置され、前記スイッチング用ト
ランジスタのゲートとソース又はドレイン間容量に並列
に付加される付加容量を有することを特徴とする。好ま
しくは、前記出力端子と基準電圧の供給線との間に、前
記スイッチング用トランジスタの導通時に非導通状態で
保持され、前記スイッチング用トランジスタが非導通と
なるときに導通状態に遷移する短絡用トランジスタを更
に有する。前記スイッチング用と同様に、この短絡用ト
ランジスタに付加容量を設けるとよい。
トランジスタの少なくとも一方において、前記実効ゲー
ト部が分割されたことにより形成される複数の単位トラ
ンジスタに対し、その全てに前記付加容量を設けてもよ
いが、大きな特性改善効果が得られ易い何れかの単位ト
ランジスタの適切な箇所(例えば、直列接続の両端部に
位置する単位トランジスタのゲートとソース又はドレイ
ン間)に前記付加容量を具備させだけでもよい。この付
加容量は、いわゆるMIMキャパシタ(Metal-Insulator
-Metal Capacitor) で構成させるとよい。具体的に付加
容量は、前記複数の実効ゲート部のうち、その少なくと
も2つの実効ゲート部を連結するゲート電極の連結部分
を一方のキャパシタ電極とし、層間絶縁膜を介して当該
連結部分と重なるソースまたはドレインの電極部分を他
方のキャパシタ電極とするとよい。
内蔵のスイッチング用トランジスタがオン時に遮断用ト
ランジスタがオフし、この当該スイッチ回路のスイッチ
オン状態では、その出力側が充分大きな容量を介して接
地され高周波的にはオープンとなったまま、入力した高
周波信号を殆どロスすることなく出力できる。一方、ス
イッチング用トランジスタがオンからオフに、遮断用ト
ランジスタがオフからオンに遷移すると、このスイッチ
回路がスイッチオフし、その入出力間が充分大きな遮断
容量により高周波絶縁され、また出力側が小さな抵抗を
介して接地される。このため、たとえスイッチング用ト
ランジスタから信号が漏れても、これを接地電位に逃が
すことができ、この結果、入出力間の高い絶縁特性が得
られる。
じであるが、特に本発明の高周波回路では、スイッチン
グ用、遮断用の少なくとも何れかのトランジスタについ
て、その複数に分割された実効ゲート部の連結部分の近
接位置に付加容量が配されているので、各単位トランジ
スタからみたインピーダンス、即ち付加容量および接続
線のインダクタンス等のバランスがとれ、その寄生成分
自体も小さい。このため、スイッチング用又は遮断用ト
ランジスタの動作が安定したものとなる。このように付
加容量がバランスよく配されることによって、当該単位
トランジスタの信号歪みを起こさない印加電圧の限界値
が上昇する。このため、従来では歪みを発生させるほど
大きな振幅の信号が印加されても、当該限界値が上昇し
た付加容量付きの単位トランジスタ、又は他の付加容量
なしの単位トランジスタの印加電圧の限界値の何れかに
達するまでは波形歪みを起こすことなく、大振幅な高周
波信号を出力することが可能となる。すなわち、当該ス
イッチ回路全体として対電力歪み特性が向上する。ま
た、この対電力歪み特性の向上は、扱う高周波信号の強
さ(大電力)を維持したまま更なる低電圧駆動化の余地
が生まれることを意味する。
成の高周波スイッチ回路を有する。この高周波スイッチ
回路を構成するFETの種類に限定はないが、例えばG
aAs基板に形成された接合型或いはショットキーゲー
ト型のFETは、優れた高周波特性を有することから特
に好適である。以下、接合ゲート型のGaAsFETで
構成した場合を例として、本発明に係る回路に内蔵され
た高周波スイッチ回路を図面を参照しながら詳細に説明
する。
イッチ回路の回路図である。また、図1(b)は付加容
量付き単位トランジスタ(FET1-1 )の平面図、図2
は図1(b)のA−A線に沿った断面図、図3は付加容
量なしの単位トランジスタ(FET1-2 )の平面図、図
4は付加容量付き単位トランジスタの等価回路図であ
る。図1(a)に示す高周波スイッチ回路1では、RF
信号の入力端子Tinと出力端子Tout との間に設けられ
たスイッチング用FET部2と、当該スイッチング用F
ET部2の出力(出力端子Tout )と共通電圧の供給線
(VSS線3)との間に接続され、スイッチング用FET
部2のオフ時の出力ノードを共通電圧VSSに接続する短
絡用FET部4とから構成され、それぞれが多段、例え
ば3段のFET構成となっている。
は、RF信号の入力端子Tinと出力端子Tout との間に
3つのFET1-1 〜FET1-3 が直列接続され、各FE
Tのゲートがそれぞれ高抵抗素子Rgを介して共通な制
御信号入力端子Tc1に接続されている。同様に、短絡用
FET部102では、出力端子Tout とVSS線3との間
に3つのFET2-1 〜FET2-3 が直列接続され、各F
ETのゲートがそれぞれ高抵抗素子Rgを介して共通な
制御信号入力端子Tc2に接続されている。
1 〜FET1-3 が直列接続された単位トランジスタ列
と、FET2-1 〜FET2-3 が直列接続された単位トラ
ンジスタ列において、その両端部に位置する単位トラン
ジスタそれぞれに付加容量Cadd が接続されている。具
体的には、FET1-1,FET1-3,FET2-1,FET2-3
それぞれは、そのゲート電極と外側のソース又はドレイ
ン電極との間に付加容量Cadd が接続されている。これ
らFETを“付加容量付き単位FET”と称する。それ
以外の単位FET、即ちFET1-2 とFET2-2 には付
加容量Cadd が接続されておらず、これらを“付加容量
なし単位FET”と称する。
FET1-1 で代表して示すように、いわゆる櫛形ゲート
構造を有する。すなわち、半絶縁性のGaAs基板は、
その表面領域に例えばイオン注入により不純物が導入さ
れ導電化された活性領域10を備え、当該活性領域10
内に延在するゲート電極部分(実効ゲート部)が複数に
分割されている。図示例の単位FETでは、それぞれ細
長い実効ゲート部G1〜G4が4本、並行に等間隔で設
けられている。実効ゲート部G1〜G4同士の各離間ス
ペース内と外側の領域には、各実効ゲート部と若干の距
離をおいて、ドレイン電極部D1,D2,D3とソース
電極部S1,S2が交互に配置されている。すなわち、
D1,G1,S1,G2,D2,G3,S2,G4,D
3の順で、ドレイン電極部、ソース電極部および実効ゲ
ート部が配置されている。
10の一方の外側で共通に接続され、これによりソース
電極12が構成されている。このFET1-1 におけるソ
ース電極12は、図1(a)のFET1-2 に接続され
る。ドレイン電極部D1〜D3は、活性領域10の他方
の外側で共通に接続され、これによりドレイン電極14
が構成されている。このFET1-1 におけるドレイン電
極14は、図1(a)の入力端子Tinに接続される。実
効ゲート部G1〜G4は、ドレイン電極部D1〜D3の
連結部分の下で共通に接続されてFET外部に引き出さ
れ、これによりゲート電極16が構成されている。な
お、図1(b)では、オーミック電極は図示を省略して
いる。
両端のFETでは、ドレイン電極14の連結部分とゲー
ト電極16の連結部分とが重ねて配置され、この部分に
付加容量Cadd が形成されている。この部分を図2の断
面例でみると、GaAs基板18上にゲート電極16,
層間絶縁膜20,ドレイン電極14が順に積層され、こ
れによりゲート電極16を下部電極、層間絶縁膜20を
キャパシタ絶縁膜、ゲート電極16に重なるドレイン電
極14の部分を上部電極とする付加容量Caddが形成さ
れている。付加容量Cadd の値は、層間絶縁膜厚と誘電
率のほかゲート電極16の連結部分の幅で決まり、この
ため図1(b)に示すように、当該連結部分はゲート電
極16の引き出し部より若干幅広く形成されている。
図4に示すように、各実効ゲート部G1〜G4をゲート
電極とするFEToが4個、並列接続され、その各ゲー
トとドレイン端子間に、おおおそCadd /4程度の容量
がそれぞれ挿入されていることと等価である。ただし実
際には、これらの容量は上記のようにドレインとゲート
の2つの電極間に絶縁膜を挟んで一体に形成され、しか
も従来では寄生容量となるようなドレインとゲート間容
量を積極的に利用したものであることから、この付加容
量Cadd は、準マイクロ波帯でほぼ集中定数的にとらえ
ることができる。従来では、先の図12および図13に
示すように、寄生容量を出来るだけ低減するためにゲー
ト電極の連結部および引き出し部を細長くして、このた
め寄生インダクタンス成分がアンバランスに付加されて
いた。これに対し、本例では、キャパシタの下部電極か
らゲートが直接引き出された構成をとり、その容量値を
確保するため線幅も比較的に太いことから、寄生インダ
クタンス等の寄生成分が殆ど発生しない。
に示すように、寄生容量を出来るだけ低減するために、
ゲート電極16の連結部分がドレイン電極14の連結部
分と重なっていない。ゲート電極16の連結部分は、ド
レイン電極14の外側に配置させてもよいが、図3の例
ではドレイン電極14の内側に配置されている。このた
め、付加容量なしの単位FETは、多少の寄生容量はあ
るものの図1(b)に示すごとく大きな付加容量Cadd
を有しない。
回路1の動作について説明する。なお、この本例の高周
波スイッチ回路1の基本動作は、従来と何ら変わらな
い。したがって、図11に示す等価回路が本例において
もそのまま適用できる。図11示すように、高周波スイ
ッチ回路1のオン時において、スイッチング用のFET
1-1 〜FET1-3 が何れもオンし、短絡用のFET2-1
〜FET2-3 が何れもオフする。また、当該高周波スイ
ッチ回路1が遮断されるときは、スイッチング用のFE
T1-1 〜FET1-3 が何れもオフする一方、短絡用のF
ET2-1〜FET2-3 全てがオン状態に遷移し、たとえ
オフ状態のスイッチング用のFET1-1 〜FET1-3 に
信号成分の僅かな漏洩があっても、これを共通電位VSS
に逃がし入出力間の確実な高周波絶縁を達成する。
より、その段数に応じて入力するRF信号電圧が分圧さ
れ、その結果、スイッチ回路の最大取扱い電力が増大
し、大電力入力時の耐歪み特性が向上することも従来と
同様である。
が向上することも従来と同様である。すなわち、当該ス
イッチ回路1がオン時の等価回路(図11)では、短絡
用FET2-1 のドレインとゲート間容量、短絡用FET
2-3 のソースとゲート間容量が、それぞれ通常の容量値
より大きな値(Cg+Cadd )に設定され、この部分の
インピーダンスが他のゲート間容量Cgより低くなり、
この部分に分圧印加された電圧vrf1,vrf6 が他のゲー
ト間容量Cgに印加された電圧vrf2 〜vrf5より低く
なる。この印加電圧量の変化は、当該容量Cadd が付加
されたFET2-1 とFET2-3 のチャネルを閉め、この
部分で変調電圧の振幅が見かけ上低減したと同様な作用
をもたらす。したがって、FET2-1 とFET2-3 の対
電力歪み特性が向上し、他のFET2-2 に印加電圧余裕
が生まれ、全体として当該スイッチ回路に大電力が入力
されてもRF信号が歪み難くなる。特に等価回路を示さ
ないが、同様にして、当該スイッチ回路1がオフ時、即
ちスイッチング用FET部2がオフ状態にあるとき、そ
の入出力端子側に近いFET1-1,FET1-3 に付加容量
Cadd が設けられることによりRF信号が歪み難くな
り、この効果が上記スイッチオン時の歪み低減効果に加
えられて、当該高周波スイッチ回路1の対電力歪み特性
が向上する。
は、スイッチング用FET部2、遮断用FET部4を構
成する各単位トランジスタが櫛形ゲート構造を有し、そ
の複数に分割された実効ゲート部G1〜G4の連結部分
の近接位置に付加容量Cadd が配されているので、各実
効ゲート部G1〜G4からみたインピーダンス、即ち付
加容量Cadd および接続線のインダクタンス等のバラン
スがとれ、その寄生成分自体も小さい。このため、その
付加容量付きFET1-1,FET1-3,FET2-1,FET2-
3 の動作が安定したものとなり、全体のスイッチ回路動
作も安定する。この動作安定によって、上述した多段構
成、容量付加により得られた対電力歪み特性の向上を損
なうことがなく、低電圧駆動で大電力用のスイッチ回路
として極めて優れた特性が得られる。また、この対電力
歪み特性の向上は、扱う高周波信号の強さ(大電力)を
維持したまま更なる低電圧駆動化の余地が生まれること
を意味する。さらに、付加容量Cadd がゲート電極16
とドレイン電極14を利用してドレイン電極の配置領域
内に形成されていることから、容量を付加する際の面積
増大がなく低コストである。
回路1において、2次と3次の高調波および出力電力の
対入力電力特性のシミュレーション結果である。この図
5から明らかなように、高調波(2次,3次の高調波)
の増加、対入力電力に対する出力電力の低下(電力ロ
ス)が現れ始める入力電力が、付加容量Cadd の増加に
伴い大きくなっていることが分かる。つまり、このシミ
ュレーションで用いた付加容量値(〜0.4pF)の範
囲内では、付加容量値が大きいほど良好な対電力歪み特
性となることが明らかとなった。
構成としたが、この段数nに限定はない。一般的に、n
段の直列接続FETを基本ブロックとする高周波スイッ
チ回路の最大取扱い電力Pmax は、各ブロック両端のF
ETの耐電力特性で決まるとした場合、次の式で表すこ
とができる。
部2,4のオン抵抗Ronが十分低く、かつ各FET部
2,4両端のFETの耐電力特性による限界に達するま
では、FET部の段数nを高くしたほうが最大取扱い電
力Pmax が向上し、望ましいことが分かる。
のFET1-1,FET1-3,FET2-1,FET2-3 に付加容
量Cadd を設けた場合を説明した。しかし、大振幅のR
F信号が入力された場合など、中間のFET(図11で
は、FET2-2 )でも信号歪みが発生し得ることから、
この部分に付加容量Caddを設けることは全体の対電力
歪み特性向上に寄与するものである。したがって、本発
明で付加容量Cadd を設ける単位FETの位置、又その
数に限定はない。勿論、図示例のようにドレイン側でな
くとも、各単位FETのソースとゲート間に付加容量C
add を設けてもよいし、当該FETは接合トランジスタ
(JFET)でなくとも、MESFET、HEMT、更
には絶縁ゲート型でも構わない。
イッチ回路の基本ブロックである各トランジスタ列を構
成する付加容量付き単位トランジスタにおいて、付加容
量をバランスよく配置させることでスイッチング動作が
安定する。この結果、従来ではアンバランスに容量が付
加され単位トランジスタが不安定に動作することによっ
て減殺されていた効果、即ち多段構成とし容量付加を設
ること自体の効果を本発明では十分引き出して、理想に
近い優れた対電力歪み特性を実現することが可能とな
る。この対電力歪み特性の向上は、更なる低電圧化の余
地を拡大する。また、容量付加にともなうチップ面積の
増加は全く無く、製造工程の増加を伴わないのでコスト
アップは皆無である。
圧が低く低コストでありながら、大電力を取り扱うこと
ができる高周波回路を実現することが可能となる。
チ回路の回路図である。図1(b)は付加容量付き単位
トランジスタ(FET1-1 )の平面図である。
)の平面図である。
ある。
て、2次と3次の高調波および出力電力の対入力電力特
性のシミュレーション結果である。
ング用FETの構成と、その動作時の等価回路を示す図
である。
ETのゲートバイアス状態を示す図である。
る回路図である。
スイッチング用FET部がオン状態、遮断用FET部が
オフ状態のときの等価回路である。
み特性の向上を図ったスイッチ回路例を示す図である。
における等価回路である。
構造のFETを示す平面図である。
部、3…共通電位VSSの供給線、4…遮断用FET部、
10…活性領域、12…ソース電極、14…ドレイン電
極、16…ゲート電極、18…GaAs基板、20…層
間絶縁膜、FET1-1 〜FET1-3 …スイッチング用単
位FET、FET2-1 〜FET2-3 …遮断用単位FE
T、Rg…高抵抗素子、Cadd …付加容量、G1〜G4
…実効ゲート部。
Claims (16)
- 【請求項1】ソース電極とドレイン電極の何れか一方が
高周波信号の入力端子側に、他方が高周波信号の出力端
子側にそれぞれ接続され、ゲート電極が抵抗素子を介し
て制御端子に接続され、当該ゲート電極の実効ゲート部
が複数に分割されてなるスイッチング用トランジスタを
有する高周波回路であって、 前記複数の実効ゲート部のうち、その少なくとも2つの
実効ゲート部の一方端に対して共に近接する箇所に配置
され、前記スイッチング用トランジスタのゲートとソー
ス又はドレイン間容量に並列に接続された付加容量を有
する高周波回路。 - 【請求項2】前記出力端子と基準電圧の供給線との間
に、前記スイッチング用トランジスタの導通時に非導通
状態で保持され、前記スイッチング用トランジスタが非
導通となるときに導通状態に遷移する短絡用トランジス
タを更に有する請求項1に記載の高周波回路。 - 【請求項3】前記短絡用トランジスタは、そのゲート電
極の実効ゲート部が複数に分割され、 当該短絡用トランジスタの複数の実効ゲート部のうち、
その少なくとも2つの実効ゲート部の一方端に対して共
に近接する箇所に配置され、当該短絡用トランジスタの
ゲートとソース又はドレイン間容量に並列に接続された
付加容量を有する請求項2に記載の高周波回路。 - 【請求項4】前記スイッチング用トランジスタは、ゲー
トを共通に接続して直列に接続された複数のスイッチン
グ用単位トランジスタから構成され、当該複数のスイッ
チング用単位トランジスタの少なくとも何れかが前記付
加容量を有する請求項1に記載の高周波回路。 - 【請求項5】前記短絡用トランジスタは、ゲートを共通
に接続して直列に接続された複数の短絡用単位トランジ
スタから構成されている請求項2に記載の高周波回路。 - 【請求項6】前記直列接続された単位トランジスタ列の
両端部に位置するスイッチング用単位トランジスタのゲ
ートとソース又はドレイン間に、前記付加容量が接続さ
れている請求項4に記載の高周波回路。 - 【請求項7】前記複数の短絡用単位トランジスタは、そ
の少なくとも何れかが前記付加容量を有する請求項5に
記載の高周波回路。 - 【請求項8】前記直列接続された単位トランジスタ列の
両端部に位置する短絡用単位トランジスタのゲートとソ
ース又はドレイン間に、前記付加容量が接続されている
請求項6に記載の高周波回路。 - 【請求項9】前記付加容量は、2つの金属層間に絶縁膜
を介在させてなる請求項1に記載の高周波回路。 - 【請求項10】前記短絡用トランジスタの付加容量は、
2つの金属層間に絶縁膜を介在させてなる請求項3に記
載の高周波回路。 - 【請求項11】前記付加容量は、前記複数の実効ゲート
部のうち、その少なくとも2つの実効ゲート部を連結す
るゲート電極の連結部分を一方のキャパシタ電極とし、
層間絶縁膜を介して当該連結部分と重なるソースまたは
ドレインの電極部分を他方のキャパシタ電極とする請求
項9に記載の高周波回路。 - 【請求項12】前記短絡用トランジスタが有する付加容
量は、前記複数の実効ゲート部のうち、その少なくとも
2つの実効ゲート部を連結するゲート電極の連結部分を
一方のキャパシタ電極とし、層間絶縁膜を介して当該連
結部分と重なるソースまたはドレインの電極部分を他方
のキャパシタ電極とする請求項10に記載の高周波回
路。 - 【請求項13】前記スイッチング用トランジスタと前記
短絡用トランジスタが、同一半導体基板に形成されてい
る請求項2に記載の高周波回路。 - 【請求項14】前記半導体基板が、ガリウム砒素からな
る請求項13に記載の高周波回路。 - 【請求項15】前記スイッチング用トランジスタが、接
合型電界効果トランジスタである請求項1に記載の高周
波回路。 - 【請求項16】前記短絡用トランジスタが、接合型電界
効果トランジスタである請求項2に記載の高周波回路。
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