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JPH11122217A - 対称/非対称データ伝送のためのデータチャネルを構成する装置及び方法 - Google Patents

対称/非対称データ伝送のためのデータチャネルを構成する装置及び方法

Info

Publication number
JPH11122217A
JPH11122217A JP10009136A JP913698A JPH11122217A JP H11122217 A JPH11122217 A JP H11122217A JP 10009136 A JP10009136 A JP 10009136A JP 913698 A JP913698 A JP 913698A JP H11122217 A JPH11122217 A JP H11122217A
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JP10009136A
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Sami Virtanen
バータネン サミ
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Nokia Oyj
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Nokia Mobile Phones Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nokia Mobile Phones Ltd filed Critical Nokia Mobile Phones Ltd
Publication of JPH11122217A publication Critical patent/JPH11122217A/ja
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    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/004Orthogonal
    • H04J13/0048Walsh
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/16Code allocation
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 接続セットアップに必要な時間と信号長を短
縮し、移動局、基地局両方の処理資源及び処理時間の要
求を減少させる。 【解決手段】 順方向及び逆方向リンクセットアップの
ためのサービス要求メッセージ、サービス応答メッセー
ジ、サービス接続、状況応答メッセージ等の信号メッセ
ージに含む情報記録はASYMMETRIC RATES ビット・フィ
ールドを備える。順方向及び逆方向リンクがサービスタ
イプ・メッセージで同じ速度構成をとる場合は、ASYMME
TRIC RATES ビットは1つの2進値(例えば‘0’)に
セットされる。このとき唯一の速度構成がサービス・タ
イプ・メッセージに符号化され、メッセージはかなり短
縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムに関
し、特に、可変速対称/非対称データチャネルを有する
通信システムにおいて、長さが短縮されているリンク・
セットアップ信号メッセージを供給する装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】通信の分野の発達の結果として、一般公
衆が利用できるいろいろな種類の通信システムが出現し
た。それらの通信システムの中でも、セルラー電話通信
網は、現在、技術と提供されるサービスとに関して最も
急速に発達しているものの中の一つである。セルラー通
信網は現在世界中で広く使用されており、近い将来にま
すます販売及び加入者が増えて行くと予想されている。
【0003】セルラー事業では数種類の技術が優勢とな
っている。米国では、現在稼働している殆どのセルラー
システムが、通信工業協会/電子工業協会(“TIA/
EIA”と略記する)(Telecommunications Industry A
ssociation/Electronic Industry Association (TIA/EI
A)) のAMPS規格により指定されているアナログ信号
伝送技術、又はTIA/EIAのIS−54規格及びI
S−136規格により指定されているアナログ信号伝送
技術及び時分割多重接続(TDMA)信号伝送技術の組
み合わせを使用している。欧州では、セルラーシステム
は、国によって、数種類のアナログシステム規格のうち
の一つに従って、或いは、欧州向けに指定されているデ
ジタル広域移動サービス(GSM)TDMA規格(digi
tal Global Services for Mobile (GSM) TDMA standar
d)に従って動作することができる。世界の他の地域で
は、殆どのセルラーシステムは、TDMAパーソナルデ
ジタル通信(PDC)規格が開発され使用されている日
本を除いて、米国又は欧州で使用されている規格のうち
のいずれか一つに従って動作する。
【0004】しかし、現在はアナログ技術及びTDMA
技術が優勢であるけれども、セルラー工業は変化が激し
く、現在優勢なこれらの技術に取って代わるものとして
新技術が絶えず開発されつつある。近頃セルラーシステ
ムについて注目を集めているデジタル信号伝送技術は符
号分割多重接続(CDMA)として知られている。CD
MAシステムでは、各々割り当てられた独自のデジタル
符号によって識別されるチャネルを使用する多数のユー
ザーが同じ広帯域周波数スペクトラムを共有しながら該
システムと通信する。CDMAは在来のアナログシステ
ムやTDMAシステムと比べると幾つかの利点を持って
いる。例えば、CDMAシステムでは全てのCDMA基
地局がダウンリンク周波数スペクトラム全体を共有し、
全ての移動局がアップリンク周波数スペクトラム全体を
共有するので、アナログシステムやTDMAシステムの
場合のような移動局(MS)及びセルの基地局(BS)
のための周波数スペクトラム割り振り計画を必要としな
い。CDMAでは、同時に多重化され得るユーザーの数
は、使える無線周波数チャネルの数によって限定される
のではなくて、システムのそれぞれの通信チャネルを識
別するために使えるデジタル符号の数によって限定され
るので、全てのアップリンク又はダウンリンクのユーザ
ーが広帯域周波数スペクトラムを共有するという事実の
故に、容量が増える。また、送信される信号のエネルギ
ーがアップリンク又はダウンリンクの広い周波数帯域に
拡散されるので、選択的周波数フェージングがCDMA
信号全体に影響を及ぼすことはない。CDMAシステム
ではパス・ダイバーシティ(path diversity)も提供さ
れる。もし複数の伝播経路が存在するならば、経路遅延
差が1/BW(このBWは伝送リンクの帯域幅に等し
い)を上回らない限りは、それらを分離することができ
る。広く受け入れられているセルラーシステムCDMA
規格の一例はTIA/EIAIS−95−Aシステム規
格である。
【0005】無線又はセルラーシステムの分野で在来の
音声伝送以外のデータ伝送アプリケーションの重要性が
大きくなってきているので、セルラーシステムのオペレ
ータは該システムで電話音声サービスとともに、或いは
その代わりに、他のサービスを提供したいと希望するか
も知れない。その様な他のサービスの例としては、パケ
ットデータと関連する携帯用コンピュータ・セルラーモ
デム・サービスやビデオ・サービスなどがある。しばし
ば、その様なサービスは、音声伝送に必要な速度より遥
かに高い速度でデータを送ることを必要とする。従っ
て、セルラーシステムにおいていろいろなサービスを提
供したい場合には、効率的で信頼できる音声サービスの
ための低速データ伝送とパケットデータ及びその他のア
プリケーションのための高速データ伝送との両方を提供
するために全てのシステムサービスに必要な範囲の中で
システムのデータ伝送速度を変化させることができるの
が有益である。例えば、IS−95−Aで指定されるC
DMAシステムは最大データ転送速度が毎秒9600ビ
ット(9.6kbps)に制限されており、IS−95
−Aシステムで9.6kbpsより大きな速度のデータ
伝送を必要とするサービスを提供することが望ましいか
も知れない。また、順方向(基地局から移動局への)リ
ンクと逆方向(移動局から基地局への)リンクとの各々
で異なるデータ転送速度を使用することを可能とするサ
ービスを提供することも望ましいであろう。これらのサ
ービスは、例えばTDMAシステム等の、他の種類のシ
ステムでも有益であろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高速データアプリケー
ション及びパケットデータアプリケーションでは、接続
のセットアップの際に速度構成に関する大量の情報を交
換する必要がある。このセットアップは、順方向リンク
及び逆方向リンクについての速度構成に関わる大きな信
号メッセージを必要とすることがある。例えば、現在の
IS−95規格は順方向リンク及び逆方向リンクについ
ての速度構成を別々に符号化することを要求しており、
信号メッセージの中に数個の別々のフィールドが必要で
ある。その結果として、接続セットアップには時間及び
信号の長さに関して問題がある。また、セットアップ信
号メッセージの中の別々のフィールドの数が多いので、
移動局及び基地局の両方でその処理作業量が多い。
【0007】従って、本発明の目的は、CDMAシステ
ム等の無線電話又はセルラー電話の改良された高速デー
タ転送サービスを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、その様なシステムの
接続セットアップに必要な時間と信号の長さとを短くす
るための装置及び方法を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、その様なシステムの
接続セットアップに使用される信号メッセージに必要な
別々のフィールドの数を少なくするとともに、移動局及
び基地局の両方で必要な処理資源についての要求と、処
理時間とを減少させることである。
【0010】データチャネルの順方向リンクと逆方向リ
ンクとが同じデータ転送速度構成を使用するときに、可
変速対称/非対称データチャネルを有するシステムにお
けるリンク・セットアップ信号メッセージの長さを短縮
することも本発明の目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信システム
の接続セットアップに必要な時間と信号の長さとを短縮
するとともに移動局及び基地局の両方での処理資源に対
する要求と処理時間とを減少させるために、可変データ
伝送のために順方向リンク及び逆方向リンクでのデータ
伝送速度をセットアップするときに該システムにおいて
信号メッセージを構成するための装置及び方法を提供す
ることを目指している。本発明の好ましい実施例は、両
方のリンクについて速度構成の内容が同じであるとき
に、信号メッセージの中の割り当てられたフィールドに
おいて順方向リンク及び逆方向リンクのための速度構成
を別々に符号化することを避けるメッセージ・フォーマ
ットを包含する。それは、順方向リンク及び逆方向リン
クの両方が同じ速度構成を、即ち同じセットアップ・パ
ラメータを使用するときには、そのことを表示するため
の他の何らかの方法を利用できるならば速度情報を重複
して伝える必要は無いという事実を利用している。
【0012】本発明によってASYMMETRIC RATES (非対
称速度)ビット・フィールドがリンクセットアップ要求
メッセージに含められ、順方向リンク及び逆方向リンク
の両方が同じ速度構成を使用するときには、同じ速度構
成が両方向のために要求されるということを示すために
ASYMMETRIC RATES ビットは1つの2進値(例えば
‘0’)にセットされる。そのときには、唯一の速度構
成がそのメッセージにおいて符号化される。順方向リン
クと逆方向リンクとが異なる速度構成を使用する場合に
は、信号伝送メッセージ中のASYMMETRIC RATES ビット
は他の2進値(即ち‘1’)にセットされて、2つの異
なる速度構成が信号伝送メッセージにおいて符号化され
るべきこと、並びに両方の構成が包含されなければなら
ないことを示し、その場合にはメッセージの長さは従来
の長さとなる。それにも関わらず、本発明の正味の効果
は、可変速データ伝送通信システムにおける接続セット
アップを改善することであり、ASYMMETRIC RATES ビッ
トを他のメッセージ・アプリケーションに有利に使用す
ることができる。以下の詳しい説明を添付図面と関連さ
せて読めば本発明の装置及び方法を一層良く理解するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、可変速データ伝送のた
めに順方向リンク及び逆方向リンクでのデータ伝送速度
をセットアップするときに、もし順方向リンク及び逆方
向リンクの両方が同じ速度構成を即ち同じセットアップ
・パラメータを使用するならば唯一の速度構成を信号メ
ッセージにおいて符号化するように信号メッセージを構
成することによって、通信システムにおける接続セット
アップに必要な時間及び信号長を短縮するための装置及
び方法を具体化するものである。簡単に言うと、この改
善はリンク・セットアップ要求メッセージにASYMMETRIC
RATES ビット・フィールドを使用することで達成され
る。しかし、本発明を実行するための装置及び方法の特
徴の完全な理解のために次に解説をする。
【0014】図1は、本発明の実施例を組み込むのに適
するように構成されている通信システム1の1組の動作
要素を示している。通信システム1は、本発明に従って
メッセージを交換することができるように変更されるこ
とのできる2局間でメッセージを伝送するための任意の
電話又は無線システムである。好ましい実施例は、基地
局と移動局とを有するセルラー電話システムで実現され
るので、そのシステムとの関係で好ましい実施例につい
て説明する。移動局は、サービスプロバイダにより運営
される1つ以上の基地局と通信する人又は加入者が使用
するセルラー電話、コンピュータ、及びその他のその種
の送受信装置である。あらゆる形の移動局が容易に移動
又は携帯できるものとは限らないので(殆どはそうであ
るけれども)、本書では移動局を個人局と呼ぶこともあ
る。従って、システム1はセルラーシステムとして図示
されていて移動局14を含んでおり、この移動局は、そ
れぞれセルA−Eに配置されて全てシステムコントロー
ラ及び交換機12に接続されている一連の基地局2、
4、6、8及び10から成る基盤設備と通信する。シス
テム1のセルラー電話サービスの加入者は、移動局14
がシステムの通達範囲を移動するとき、移動局14と基
地局8との間の順方向リンク20及び逆方向リンク18
を有する無線インターフェースを介して移動局14を使
って電話をかけたり受けたりすることができる。基地局
は在来のセルラー電話接続を介してコントローラ及び交
換機12に接続され、加入者が陸線公衆通信網に電話を
かけたり受けたりできるようにコントローラ及び交換機
12は公衆交換電話回線網(PSTN)に接続されてい
る。セルA−Eはほぼ同じサイズのものとして図示され
ており、”マイクロセル”のサイズ即ち約500メート
ル幅のサイズであることができる。その様なセルは20
0mwの最大移動局送信出力レベルを要求することがあ
る。この実施例では、システム1はデータリンクでの可
変速伝送を行わせ、順方向リンク20及び逆方向リンク
18は対称的(データ転送速度が同じ)或いは非対称的
(データ転送速度が異なる)である。
【0015】ここで図2を参照すると、この略ブロック
図は本発明の実施例に従ってセルラーシステムの逆方向
リンクで可変速データを伝送するためのの送信変調装置
100のいろいろな部分を示している。図1の移動局1
4の逆方向リンク18で利用することのできる送信変調
装置100は、便宜上デマルチプレクサー(DEMU
X)102と称される入力回路と、並列たたみこみコー
ダー/インターリーバー(CC/INT)104、10
6、108、110、並列ウォルシュ変調装置(Walsh
mod.)112、114、116、118、データバース
ト・ランダム化装置120、122、124、126、
マルチプレクサー(MUX)128、伝送速度コントロ
ーラ130、長符号発生器132、長符号拡散器13
8、QPN拡散器136、及びIPN拡散器134を含
んでいる。
【0016】作動するとき、送信変調装置100は、入
力ライン140で入力データを受け取り、拡散器134
及び136から出力データを発生させ、これを出力ライ
ン144及び142でRF回路146へ送って送信させ
る。ライン140上のデジタルデータはDEMUX10
2に入力されて20ms送信フレームに変調されるが、
この送信フレームは、データフィールド、フレーム率ビ
ットフィールド、CRCフィールド、及びテールビット
・フィールドから成るシリアルデータのフレームに書式
付けされることができるものであって、全速データフレ
ーム(192ビット)、半速データフレーム(96ビッ
ト)、1/4速データフレーム(48ビット)、1/8
速(24ビット)データフレーム等の実現可能な種々の
構成を持つことができる。フレーム率ビットは、データ
伝送時の、次に続くデータフレームの、そのフレーム率
ビットが置かれているデータフレームに対する相対的な
フレーム率の変化を示す。
【0017】図示の実施例では、送信変調装置100は
4つの並列サブチャネル或いは“パイプ”SC1−SC
4を利用する。これらのサブチャネルの各々はデータ伝
送速度の変化のために、DEMUX102とMUX12
8との間でデータを伝えることができ、伝送される各2
0msフレームの16個の1.25ms出力制御グルー
プ伝送期間の各々の1/4期間(0.3125ms)が
各サブチャネルに割り当てられている。データ伝送速度
要件に応じて、4つのサブチャネルの各々は特定の20
msフレームにおいて該サブチャネルに割り当てられた
0.3125ms期間にデータを伝送するかも知れず、
伝送しないかも知れない。第1サブチャネルSC1は、
DEMUX102の出力AからCC/INT104、W
alshmod.112、及びデータバースト・ランダ
ム化装置120を通ってMUX128の入力A’に至る
データ伝送路から成っており;第2サブチャネルSC2
は、DEMUX102の出力BからCC/INT10
6、Walshmod.114、及びデータバースト・
ランダム化装置122を通ってMUX128の入力B’
に至るデータ伝送路から成っており;第3サブチャネル
SC3は、DEMUX102の出力CからCC/INT
108、Walshmod.116、及びデータバース
ト・ランダム化装置124を通ってMUX128の入力
C’に至るデータ伝送路から成っており;第4サブチャ
ネルSC4は、DEMUX102の出力DからCC/I
NT110、Walshmod.118、及びデータバ
ースト・ランダム化装置126を通ってMUX128の
入力D’に至るデータ伝送路から成っている。4つの並
列のサブチャネルが図示されているけれども、この実施
例の代わりの、4以外の個数のサブチャネルを有する実
施例も実現可能である。
【0018】図3は、IS−95規格に従うデータに使
用される、図2の例えばブロック104等の、適当な
(けれども、これに限定されない)CC/INTブロッ
クの機能の例を示す。デマルチプレクサー(DEMU
X)102から入力される、逆方向リンク情報ビットを
含むデータフレームには品質インジケータが付加され、
それに続いてテールビットが付加される。次にそのデー
タフレームのビットは畳み込まれ、記号繰り返しについ
て検査され、そしてWalshmod.112に入力さ
れる前にインターリーブされる。
【0019】文書TIA/EIA/IS−95−Aに記
載されているIS−95のCDMAアップリンクのため
に指定されているデータ転送速度の伝送パラメータと両
立するように送信変調装置100を設計することができ
る。IS−95−Aと両立するように設計された送信変
調装置100の構成では、送信変調装置100を使っ
て、20msフレームを使用して全速の9.6kbp
s、半速の4.8kbps、1/4速の2.4kbp
s、1/8速の1.2kbpsのIS−95−A速度で
伝送されるデータを供給することができる。データフレ
ームの持続時間を減少させることによってデータ伝送速
度を19.2kbps、28.8kbps、或いは3
8.4kbpsに高めることもできる。もっと短いデー
タフレームで全速をいろいろに増加してサブチャネルを
動作させることによって、9.6kbps、19.2k
bps、28.8kbps、及び38.4kbpsの間
のデータ伝送速度を得ることもできる。伝送速度コント
ローラ130は、可能なときには常に全速フレームが形
成されるように、所定のアルゴリズムに従ってサブチャ
ネルを選択するためにDEMUX102に対して制御信
号を発生させる。これに応じて、DEMUX102は、
到来したビット列をCC/INTブロック104、10
6、108、及び110のいずれかに向ける。
【0020】図2及び図3の実施例では、各データフレ
ームの実際の長さ(時間)は9.6kbpsで使用され
るサブチャネル(SC)の数による。例えば、1つのサ
ブチャネルが9.6kbpsで使用されて9.6kbp
sシリアル・データが入力される場合には、各フレーム
の長さは20msで全速である。1つのサブチャネルが
9.6kbpsで使用されるとともに1つのサブチャネ
ルが4.8kbpsで使用される14.6kbpsデー
タ伝送では、各データフレームの長さは10msであ
り、データフレームの対の一方のフレームは全速であ
り、次に隣接するフレームは半速である。2つのサブチ
ャネルを9.6kbpsで使用する19.2kbpsデ
ータ伝送では、各データフレームの長さは10msであ
り、各フレームが全速である。入力140で受信された
連続するデータフレームの各々がDEMUX102で多
重化解除されてサブチャネルへ送られる。多重化解除
は、入力シリアルデータ速度に応じて行われる。シリア
ルデータフレームはDEMUX102から始まる次のレ
ベルの処理に対して透明であって、受信装置で入力14
0でのそれと同じ情報内容とデータフレーム・フォーマ
ットとを持つように再建される。
【0021】伝送速度コントローラ130は、20ms
伝送フレームで伝送されるべきデータが受信される各2
0ms期間の始まりの前に中央制御プロセッサからデー
タ転送速度情報を受け取って、DEMUX102及びM
UX128に対して適切な制御信号を生成する。入力1
40で受信されるデータの速度に応じて、DEMUX1
02は、データがCC/INT104、CC/INT1
06、CC/INT108及びCC/INT110の入
力のうちの少なくとも1つで9.6kbps又はそれ未
満の速度、即ち半速(4.8kbps)、1/4速
(2.4kbps)、又は1/8速(1.2kbps)
で受信されるように、受信された各データフレームを多
重送信する。もしデータが入力140で9.6kbps
で受信されるならば、DEMUX102はデータを第1
サブチャネルSC1のみへ向ける。もしデータが入力1
40で19.2kbpsで受信されるならば、そのデー
タは第1サブチャネルSC1と第2サブチャネルSC2
とで多重送信される。もしデータが28.8kbpsで
受信されるならば、そのデータは第1、第2、及び第3
サブチャネルSC1−SC3で多重送信される。そし
て、もしデータが38.4kbpsで受信されるなら
ば、受信されたデータは4つのサブチャネルSC1−S
C4の全部で多重送信される。MUX128は、各サブ
チャネルからのデータを各20msフレーム中の各出力
制御グループの適切な0.3125msに多重化して、
そのデータを拡散器138に入力する。拡散器138か
らの出力データは、拡散器134及び136を通して出
力ライン144及び142でRF回路146に送られて
可変速データとしてセルラーシステム1の逆方向リンク
18で伝送される。
【0022】図5及び図6は、図2に示されている本発
明の実施例によるアップリンク送信のタイミング図であ
る。図5は、IS−95−Aと両立する送信変調装置1
00の構成での4つの異なる20ms送信フレーム20
0−206の各々の中の3つの1.25ms出力制御グ
ループ期間の送信タイミングを示す。送信フレーム20
0は9.6kbpsデータ伝送を示し、フレーム202
は19.2kbpsデータ伝送を示し、フレーム204
は28.8kbpsデータ伝送を示し、フレーム206
は38.4kbpsデータ伝送を示す。各送信フレーム
の第1、第2、及び最後の出力制御グループ期間が示さ
れている。図6は、28.8kbpsデータ伝送につい
ての、一連の20ms送信フレームを伴う、送信変調装
置100内での内部信号タイミングを示す。線図208
はDEMUX102の出力A−Dでの信号のタイミング
を示し、線図210はMUX128の入力A’−D’で
の信号のタイミングを示し、線図212はMUX128
の出力を示す。
【0023】作動時に、データが9.6kbps以下の
速度で伝送されるべき時には、DEMUX102は、受
信されたデータを、出力AからCC/INT104、W
alshmod.112、及びデータバースト・ランダ
ム化装置120を通ってMUX128の入力A’に至る
伝送路により形成される第1サブチャネルSC1に向け
る。受信されたデータは各々20msの持続時間を有す
る1つ以上の全速データフレームの形を有することがで
きる。第1サブチャネルSC1は、9.6kbps又は
それより低い伝送速度の場合の第1サブチャネルについ
て図2の実施例について説明したのと同じように、その
データに対して作用する。しかし、ウォルシュ変調装置
112は、1.25ms期間全体を取るのではなくて、
20ms送信フレーム中の各1.25ms出力制御グル
ープ期間の第1の0.3125msの中のデータを出力
する。その結果としてのWalshmod.112の出
力は、4.8ksps(1kspsは毎秒1000ウォ
ルシュ記号を意味する)の速度のウォルシュ記号列とな
る。9.6kbps未満のデータ転送速度では、1/4
期間の1/8以上をデータを含まない空の状態にするこ
とによって記号速度が比例的に低下する。4.8kbp
s、2.4kbps、又は1.2kbpsのデータ転送
速度では、データバースト・ランダム化装置120を使
用して、使用される出力制御グループ期間とフレーム内
でのその位置とをランダム化することができる。
【0024】次に各フレームは長符号拡散器138、I
PN拡散器134、及びQPN拡散器136で拡散され
る。図5のフレーム200に示されているように、9.
6kbpsのデータ伝送速度では、各1.25ms出力
制御グループ期間のうちの1つの0.3125ms期間
が第1サブチャネルSC2からのデータで満たされる。
9.6kbps未満のデータ転送速度では、16個の出
力制御グループ期間の各々の総数より少ない適当な数の
制御グループ期間の各々のうちの1つの0.3125m
s期間がデータで満たされる。データバースト・ランダ
ム化装置120は、9.6kbps未満のデータ転送速
度の場合にも制御グループの中のデータの位置をランダ
ム化する。1.25ms期間の、サブチャネルSC1の
ために使われる0.3125ms期間以外の時間には記
号は送られない。この実施例では実際の変調記号バース
ト伝送速度は19.2kbpsの速度に固定されてお
り、その結果として実際のウォルシュ・チップ・バース
ト伝送速度は1.2288mcps(1mcpsは毎秒
百万チップを意味する)である。長符号拡散器138は
各ウォルシュ・チップを1.2288mcpsの速度で
拡散するので、各ウォルシュ・チップは1PNチップに
より拡散される。拡散されたウォルシュ記号は、I P
N拡散器134でIPNシーケンスにより拡散されると
ともにQ PN拡散器136でQ PNシーケンスによ
り拡散されて、それぞれIチャネル及びQチャネルで伝
送されて送信装置のRF部146に送られる。伝送され
るビットあたりのエネルギーを一定に保つために、デー
タは図2の単一チャネルの場合と比べて4倍の速度で伝
送される。
【0025】データが19.2kbpsの速度で伝送さ
れるときには、2つのチャネル(SC1及びSC2)が
使用される。図5のフレーム202は19.2kbps
データ伝送の場合を示す。19.2kbpsの速度では
サブチャネルSC1及びサブチャネルSC2は各20m
s送信フレーム中の各1.25ms出力制御グループ期
間の第1及び第2の0.3125ms期間を満たす。1
9.2kbpsでのデータ伝送の場合には、DEMUX
102の入力140で受信された19.2kbpsデー
タは、各サブチャネルについて9.6kbpsの速度で
送信変調装置100の第1及び第2のサブチャネルSC
1及びSC2に多重送信される。このデータは各々10
msの持続時間を有する2つの全速データフレームの形
を持つことができる。このデータは、フレーム200に
ついて述べたように、9.6kbpsで伝送されるデー
タを第1サブチャネルSC1が処理するのと同一の方法
で各サブチャネルSC2、SC2で処理される。送信変
調装置100の第1及び第2のサブチャネルSC1及び
SC2で処理されたデータはMUX128によって各2
0msフレームの各1.25ms出力制御グループ期間
に多重化され圧縮される。MUX128から出力される
記号は、9.6kbpsデータ伝送で記号が処理される
のと同じ方法で処理されてRF回路146に送られる。
【0026】データが28.8kbpsの速度で伝送さ
れるときには、DEMUX102の入力140で受信さ
れた28.8kbpsデータは送信変調装置100の第
1、第2、及び第3のサブチャネルSC1−SC3に各
サブチャネルについて9.6kbpsの速度で多重送信
される。受信されるデータは、各々6.66msの持続
時間を有する少なくとも3つの全速データフレームの形
を持つことができる。図6の線図208はDEMUX1
02の出力A−Dを示す。T=0から始まって、入力1
40において20ms期間に受信される576ビットの
中の192ビットの各グループはDEMUX102の出
力A、B、及びCのうちの1つに多重送信される。デー
タは、各サブチャネルで、フレーム200について述べ
た第1サブチャネルSC1が9.6kbpsで伝送され
るデータを処理するのと同じ方法で、処理される。T=
40msで、サブチャネルS1、S2、及びS3からの
データは、それぞれ、MUX128のチャネル入力
A’、B’、及びC’に入力される。線図210はMU
X128の入力タイミングを示す。各サブチャネルS
1、S2、及びS3からのデータは、各20ms送信フ
レームの各1.25ms期間の第1、第2、及び第3の
0.3125ms期間にそれぞれ受信される。各1.2
5ms期間の第4の0.3125ms期間は、この2
8.8kbpsの速度の場合には空である。このデータ
はA’、B’、及びC’の各入力で4.8kspsのウ
ォルシュ記号速度で受信される。データは次にMUX1
28によって多重化される。線図212は、この場合の
MUX128の出力を示す。データはフレーム中の各
1.25ms期間の4つの0.3125ms期間の始め
の3つの各々を満たしている。9.6kbpsデータ伝
送で記号が処理されるのと同じようにMUX128から
出力される記号は処理されて送信装置のRF部146に
送られる。図5のフレーム204は、28.8kbps
のデータ伝送速度の場合の20ms送信フレームを示
す。28.8kbpsの速度で、サブチャネルSC2か
らのデータ、サブチャネルSC2からのデータ、及びサ
ブチャネルSC3からのデータが各20ms送信フレー
ムの各1.25ms出力制御グループ期間の4つの0.
3125ms期間のうちの始めの3つを満たす。
【0027】38.4kbpsのデータ伝送速度では、
20ms送信フレーム中の各1.25ms出力制御グル
ープ期間の4つの0.3125ms期間の全てが使用さ
れる。図5の送信フレーム206は38.4kbpsデ
ータ伝送フレームを示す。この場合の送信変調装置10
0の動作は、4番目のサブチャネルが送信変調装置10
0で使用可能にされることを除いて、28.8kbps
データ伝送の場合について述べたのと同様である。従っ
て、入力140で受信された38.4kbpsデータは
送信変調装置100の4つのサブチャネルSC1−SC
4の各々に9.6kbpsで多重送信される。データ
は、該サブチャネルで処理されて、20msフレームの
各1.25ms期間の第1、第2、第3、及び第4の
0.3125ms期間にMUX128の入力A’、
B’、C’、及びD’にそれぞれ入力される。データは
MUX128によって多重化されて、データが各入力に
ついて4.8kbpsの速度で20ms送信フレーム中
の各1.25ms期間の4つの0.3125ms期間の
各々を満たすように、出力される。図5のフレーム20
6は、38.4kbpsデータ伝送速度の場合の20m
s送信フレームを示す。38.4kbpsの速度で、サ
ブチャネルSC1からのデータ、サブチャネルSC2か
らのデータ、サブチャネルSC3からのデータ、及びサ
ブチャネルSC4からのデータが各1.25ms出力制
御グループ期間の第1、第2、第3、及び第4の0.3
125ms期間をそれぞれ満たす。
【0028】次に、MUX128から出力される記号
は、9.6kbpsデータ伝送で記号が処理されるのと
同一の方法で処理されてRF回路146に送られて送信
される。
【0029】図2の実施例を用いて、サブチャネルを
9.6kbpsより低い速度で動作させることによっ
て、9.6kbpsと38.4kbpsとの間の段階的
に変化するいろいろな速度でのデータ伝送を支援するこ
ともできる。例えば、受信された14.4kbpsのデ
ータを第1サブチャネルSC1及び第2サブチャネルS
C2にそれぞれ9.6kbps(全速データフレーム)
及び4.8kbps(半速データフレーム)で多重送信
するようにDEMUX102を使用するとともに第2サ
ブチャネルを半速で使用することによって、データを1
4.4kbpsの速度で伝送することができる。この場
合には、各1.25ms出力制御グループの第2の0.
3125ms期間は各20msフレームの16個の出力
制御グループ期間のうちの8個において満たされるだけ
である。
【0030】ここで図4を参照すると、この略ブロック
図は、本発明の実施例に従って多重化されたサブチャネ
ルでデータを受信するための受信装置/復調装置のいろ
いろな部分を示している。この受信復調装置148は、
逆方向リンク18で伝送される可変速データを受信する
基地局2、4、6、8、及び/又は10で実現されるこ
とができる。受信復調装置148は、受信回路150、
IPN拡散解除器152、QPN拡散解除器154、長
符号発生器160、I長符号拡散解除器156、Q長符
号拡散解除器158、デマルチプレクサー(De−MU
X)162、ウォルシュ復調装置(WalshDemo
d.)164、166、168、及び170、デインタ
ーリーバー/デコーダ(Deint/Dec)172、
174、176、及び178、マルチプレクサー(MU
X)182及び受信速度コントローラ180を含んでい
る。
【0031】送信変調装置100等の送信装置/変調装
置から送られた信号が受信復調装置148で受信される
とき、Iチャネル信号はIPN拡散解除器152で拡散
解除され、Qチャネル信号はQPN拡散解除器154で
拡散解除される。次に各信号は長符号拡散解除器156
又は158で拡散解除される。De−MUX162は、
送信変調装置100でMUX128がデータを多重化し
たのと逆の方法で、受信されたデータを多重化解除す
る。De−MUX162の各出力A”、B”、C”、
D”は、Iチャネル信号(実線)とQチャネル信号(破
線)とを含んでいる。De−MUX162での多重化解
除は、送信変調装置100でのMUX128による多重
化と同じ速度で実行される。データ信号が受信される前
にデータ転送速度情報が受信速度コントローラ180で
受信され、受信速度コントローラ180は、De−MU
X162、Walsh Demod.164、166、
168、及び170、De−int/Dec172、1
74、176、及び178、及びMUX182が受信さ
れたデータを適切に復調するように、適切な制御情報を
作成する。例えば、38.4kbpsのデータ受信速度
では、各チャネル(I及びQ)でのDe−MUX162
の入力は図6の線図210のそれと同一であり、De−
MUX162の出力A”、B”、C”、D”は線図20
8に示されているMUX128の出力A、B、C、Dの
波形とそれぞれ同一である。WalshDemod.と
De−int/Decとの各対はデータを処理し、その
処理されたデータは一度に192ビットずつMUX18
2の入力A”、B”、C”、D”に入力される。MUX
182の入力A''' 、B''' 、C''' 、D''' に入力さ
れるデータの波形は、線図208に示されているDEM
UX102の出力A、B、C、Dの波形とそれぞれ同一
である。MUX182の出力184からシリアル出力デ
ータ列が出力される。出力184における出力データ列
は、もし正しく受信されていれば、図2の入力140で
送信変調装置100に入力された入力シリアルデータ列
と同一である。
【0032】ここで図7及び図8を参照すると、これら
の略ブロック図は、本発明の実施例に従って可変速デー
タを順方向リンクで供給するための送信変調装置402
及び受信復調装置404のいろいろな部分をそれぞれ示
している。送信変調装置402は図1の基地局2、4、
6、8、及び10のいずれにおいても実現されることが
でき、受信復調装置404は順方向リンク20で可変速
データを供給するために図1の移動局14で実現される
ことができる。無線経路で伝送されるべき高速のデータ
信号DATAINは、データ分割器61で所要の数の低
速データ信号データ1、データ2、・・・データNに分
割される。利用される並列トラヒックチャネルの数Nを
変えることによってデータ伝送方法を変更することがで
きる。CDMAシステムでは、選択された数Nの並列C
DMAトラヒックチャネルch0、ch1、・・・ch
nが伝送のために割り当てられる。即ち、無線インター
フェース経由の同時伝送時に各低速信号データ1、デー
タ2、・・・データN同士を識別するために、その各低
速信号に独特の拡散符号が割り当てられる。このシステ
ムの拡散符号は、各システムセルで使用される符号が互
いに直交するように、即ちそれらが互いに相関しないよ
うに、選択されるのが好ましい。適当な直交2進シーケ
ンスの1つの部類はウォルシュ関数と呼ばれている。図
7に示されている実施例では、トラヒックチャネル分離
は、各低速データ列データ1・・・データNを帯域幅に
関して拡散させるためにそれぞれのウォルシュ符号器6
1 ・・・62N で各低速データ列を255の長さの修
正ウォルシュ関数で符号化する(乗じる)ことによって
実行される。ウォルシュ関数は、全ての該関数の最後の
ビットが削除されるように修正される。拡散符号データ
列は、無線周波数(RF)部63を通してアンテナ64
に送られて無線インターフェースを介して伝送される。
【0033】図8に示されているように、送信されて受
信アンテナ65によって受信されたRF信号は、RF部
66を通して送られて、並列CDMAトラヒックチャネ
ルch0’、ch1’、・・・chn’即ち相関器部で
相関器671 ・・・67N に分割される。相関器671
・・・67N はウォルシュ復号器であり、その各々は、
帯域幅に関して該信号を拡散解除してそれぞれの低速デ
ータ列データ1・・・データNの元の帯域幅を復元する
ために、受信された拡散スペクトラム信号をそれぞれの
CDMAトラヒックチャネルch0’、ch1’、・・
・chn’のウォルシュ関数1・・・Nで復号する(乗
じる)。復元された低速データ列データ1’・・・デー
タN’は、結合器68で結合されて高速データ列データ
出力となる。
【0034】通常、図8に示されているように、データ
伝送と関連してチャネル符号化(たたみこみ符号化)、
記号繰り返し、インターリーブ等の種々の符号化及び信
号処理操作がある。それらの付加的な操作は、本発明と
の関係では本質的ではないが、実施時にはそれらを使用
することができる。図7及び図8の実施例では、それら
の符号化及びインーターリーブ操作は、もし行われるの
であれば、分割器61でのデータ分割の前と結合器68
でのデータ結合の後とに高速データ列データ入力及びデ
ータ出力に対して実行される。
【0035】既に述べたように、利用する並列トラヒッ
クチャネル(データ1−データN)の個数Nを変えるこ
とによって順方向リンクのデータ伝送速度を変えること
ができる。この様に変更する機能を、送信変調装置40
2の伝送速度コントローラ69と受信復調装置404の
受信速度コントローラ70とによって制御することがで
きる。従って、本発明に従って情報記録を伴うサービス
タイプ・メッセージを交換するために移動局14と例え
ば図1の基地局8等の基地局との間に順方向リンク20
及び逆方向リンク18を使って可変速対称/非対称デー
タリンクを確立することができる。
【0036】ここで図9(a)及び(b)を参照する
と、本発明の非対称速度ビットを利用するサービスタイ
プ・メッセージの情報フィールドが示されている。図9
(a)は、サービスタイプ・データ、非対称速度ビッ
ト、順方向リンク速度データ、逆方向リンク速度デー
タ、及び追加の制御データのためのフィールドを含む高
速データ(HSD)サービス構成情報記録を示す。図9
(b)は、図9(a)と同様であるけれども逆方向リン
ク速度データを持っていない情報記録を示しており、こ
れは、ASYMMETRIC RATES (非対称速度)ビット・フィ
ールドが順方向リンク及び逆方向リンクのデータ転送速
度が同じであることを示しているときのものである。こ
れらの情報記録は、図1の移動局14等の移動局(M
S)から基地局2、4、6、8、10のいずれかの基地
局(BS)へ、或いはこれらの基地局の1つから移動局
へ伝送されることができる。この様な情報記録は、状況
応答メッセージ(Status Response Message )、サービ
ス要求メッセージ(Service Request Message )、サー
ビス応答メッセージ(Service Response Message)、或
いはサービス接続メッセージ(Service Connect Messag
e )に含まれることができ、また現行サービス要求メッ
セージ(Current Service Request Message )に含まれ
ることもできる。
【0037】状況応答メッセージは、現行サービス構成
を求める要求に対する応答として送られるものであり、
サービス要求メッセージはサービス交渉(service nego
tiation )を開始するために送られる。サービス応答メ
ッセージは、サービス構成を交渉するためにサービス交
渉中にサービス要求メッセージとともに使用されること
ができる。サービス応答メッセージは、順方向リンクデ
ータ伝送速度及び逆方向リンクデータ伝送速度を交渉す
るためにサービス要求メッセージとともに使用されるこ
とができる。サービス接続メッセージは、交渉後に使用
される実際の構成を指定するために基地局から移動局に
送られる。サービス要求メッセージ、サービス応答メッ
セージ、及びサービス接続メッセージは、ゼロ個又は1
個の情報記録を包含することができ、その記録は例えば
図9(a)及び図9(b)に示されているような高速デ
ータ(HSD)サービス構成情報記録である。状況応答
メッセージは、状況要求メッセージを送ることによって
要求される情報記録を包含する。それらの情報記録の1
つは、例えば図9(a)及び図9(b)に示されている
ようなHSDサービス構成記録である。サービス接続メ
ッセージは、交渉後に利用されるべき実際のサービス構
成を指定するためにサービス接続メッセージが基地局か
ら移動局に送られるときに使用されるHSDサービス構
成情報記録を含むことができる。図1〜9を参照して説
明したような、IS−95規格に基づく符号分割多重接
続(CDMA)通信システムにおいて多重化チャネル間
の速度を設定するために使用される信号メッセージの形
を、その様なシステムの接続確率に必要とされる時間及
び信号長を短縮することによって改善するための本発明
の実施例について次に一層詳しく説明する。
【0038】本発明による情報記録の内容が表1に高速
データ(HSD)サービス構成情報記録の好ましい形と
して示されている。表1は、接続セットアップ・フレー
ムワーク中のメッセージ・フィールドと、各フィールド
に含まれる情報を符号によって識別するために割り当て
られる2進ビットの個数とを示している。これは、サー
ビス要求メッセージ及びサービス応答メッセージに含ま
れる情報の実例であって、高速データサービス構成時に
使用される。これは個人局の現行の構成を示すために状
況応答メッセージにも含まれる。この情報記録の実例
は、HSD関連フィールドが幾つか付加されているだけ
のサービス構成情報記録に基づいていて、個人局がいろ
いろなメッセージにおいてこの記録をどの様に使用する
べきかを説明する。
【0039】 表1−HSDサービス構成情報記録 種類固有のフィールド 長さ(ビット数) ==================== =============== ASYMMETRIC RATES 1 FOR RATE SET 4 REV RATE SET 4 FOR MUX OPTION 16 REV MUX OPTION 0又は16 SERVICE TYPE 3 FOR SUB RATE 1 0又は8 FOR SUB RATE 2 0又は8 FOR SUB RATE 3 0又は8 FOR SUB RATE 4 0又は8 REV SUB RATE 1 0又は8 REV SUB RATE 2 0又は8 REV SUB RATE 3 0又は8 REV SUB RATE 4 0又は8 FOR PREF MAX RATE 0又は8 REV PREF MAX RATE 0又は8 FOR ACCEPT MAX RATE 8 REV ACCEPT MAX RATE 0又は8 FOR CURRENT RATE 0又は8 REV CURRENT RATE 0又は8 MOV STATIONARY 1 NUM CON REC 8 −下記の記録についての NUM CON REC の存在− RECORD LEN 8 CON REF 8 SERVICE OPTION 16 FOR TRAFFIC 4 REV TRAFFIC 4 SERVICE QUALITY 3 RESERVED 0−7(必要な個数)
【0040】これらのフィールドは、現行サービス構成
を返すために状況応答メッセージに含まれるとともに、
サービス構成を提案するためにサービス要求メッセージ
及びサービス応答メッセージに含まれる。
【0041】表1のセットアップ・フィールドのために
使われる符号は次の通りである: ASYMMETRIC RATES − 非対称速度
【0042】順方向リンク及び逆方向リンクがともに同
じ速度構成を使用する場合、即ち同じ多重送信オプショ
ン番号及び設定速度番号並びに同じ速度を使用する場合
には、速度情報を重複して伝える必要はない。むしろ、
本発明では、信号メッセージ中のASYMMETRIC RATES ビ
ットは、両方向に同じ速度構成が使用されることを示す
ために1つの2進数(例えば‘0’)にセットされる。
このとき、唯一の速度構成が信号メッセージにおいて符
号化される。従って、もしASYMMETRIC RATESフィール
ドが‘0’にセットされれば、下記のフィールドのデー
タは該メッセージに含まれない: REV RATE SET REV MUX OPTION REV ACCEPT MAX RATE REV PREF MAX RATE REV CURRENT RATE REV SUB RATE 1 REV SUB RATE 2 REV SUB RATE 3 REV SUB RATE 4
【0043】従って、メッセージは下記の形に短縮され
る: ASYMMETRIC RATES 1 FOR RATE SET 4 FOR MUX OPTION 16 SERVICE TYPE 3 FOR SUB RATE 1 0又は8 FOR SUB RATE 2 0又は8 FOR SUB RATE 3 0又は8 FOR SUB RATE 4 0又は8 FOR PREF MAX RATE 0又は8 FOR ACCEPT MAX RATE 8 FOR CURRENT RATE 0又は8 MOV STATIONARY 1 NUM CON REC 8 −次の記録の NUM CON REC の存在− RECORD LEN 8 CON REF 8 SERVICE OPTION 16 FOR TRAFFIC 4 REV TRAFFIC 4 SERVICE QUALITY 3 RESERVED 0−7(必要な個
数)
【0044】順方向リンクと逆方向リンクとが異なる速
度構成を使用する場合には、信号メッセージ中のASYMME
TRIC RATES ビットは、2つの異なる速度構成が該信号
伝送メッセージにおいて符号化されていることを示すた
めに他の2進値即ち‘1’にセットされる。この場合、
両方の構成が該メッセージに含まれるので、表1に示さ
れているように全てのフィールドが使用されて、メッセ
ージの長さは従来と同じである。
【0045】従って、状況応答メッセージについては、
個人局は、もし現行のサービス構成で順方向トラヒック
チャネル伝送速度及び逆方向トラヒックチャネル伝送速
度が同じならば、ASYMMETRIC RATES フィールドを
‘0’にセットすることができる。もし現行のサービス
構成で順方向トラヒックチャネル伝送速度と逆方向トラ
ヒックチャネル伝送速度とが同じでなければ、個人局は
このフィールドを‘1’にセットする。
【0046】サービス要求メッセージ及びサービス応答
メッセージについては、もし提案されるサービス構成で
順方向トラヒックチャネル伝送速度と逆方向トラヒック
チャネル伝送速度とが同じであれば、個人局はこのフィ
ールドを‘0’にセットしなければならない。もし提案
されるサービス構成で順方向トラヒックチャネル伝送速
度と逆方向トラヒックチャネル伝送速度とが同じでなけ
れば、個人局はこのフィールドを‘1’にセットしなけ
ればならない。
【0047】他のHSD情報フィールドの機能は次の通
りである。 FOR RATE SET − 順方向トラヒックチャネル
設定速度
【0048】状況応答メッセージについては、個人局
は、このフィールドを、現行のサービス構成のための設
定速度の番号にセットする(例えば、3は設定速度3に
対応する)。サービス要求メッセージ及びサービス応答
メッセージについては、個人局は、このフィールドを、
提案されるサービス構成のための設定速度の番号にセッ
トする(例えば、1は多重送信オプション1に対応す
る)。
【0049】FOR MUX OPTION − 順方向トラ
ヒックチャネル多重送信オプション。 状況応答メッセージについては、個人局は、このフィー
ルドを、現行のサービス構成のための順方向トラヒック
チャネル多重送信オプションの番号にセットしなければ
ならない(例えば、1は多重送信オプション1に対応す
る)。サービス要求メッセージ及びサービス応答メッセ
ージについては、個人局は、このフィールドを、提案さ
れるサービス構成のための順方向トラヒックチャネル多
重送信オプションの番号にセットしなければならない。
【0050】 SERVICE TYPE − サービスの種類。 状況応答メッセージについては、移動局即ち個人局は、
このフィールドを、現行のサービス構成で使用されてい
るサービスの種類に対応する、下記の表2に示されてい
るような SERVICE TYPE符号にセットする。サービス要
求メッセージ及びサービス応答メッセージについては、
個人局は、このフィールドを、提案されるサービス構成
についてのサービスの種類に対応する表2に示されてい
る SERVICE TYPE符号にセットする。
【0051】表2− SERVICE TYPE符号 SERVICE TYPE 解説 (2進値) 000 固定速度サービス 001 多速度サービス 010 動的速度サービス 他の全ての SERVICE TYPE符号が留保されている。
【0052】固定速度サービスでは、その通話の全期間
を通じてデータ転送速度は一定に保たれる。多速度サー
ビスでは、通話中に通信網との再交渉によってデータ転
送速度を調整することができる。動的速度サービスで
は、データ転送速度は通話中に動的に変化することがで
きる。
【0053】表1に示されているメッセージの形は、設
定されたサービスの種類によって少し変化する。例え
ば、 SUB RATEフィールドは動的速度サービス中にのみ
使用され、 CURRENT RATEフィールドは多速度サービス
中にのみ使用される。PREF MAX RATEフィールドは固
定速度サービスでは使用されない。
【0054】FOR ACCEPT MAX RATE − 順方向
トラヒックチャネルでの許容可能な最大速度。 このフィールドは、その接続についての順方向トラヒッ
クチャネル許容最大速度に対応する SUB RATE符号から
成る。
【0055】状況応答メッセージについては、個人局
は、このフィールドを、現行のサービス構成についての
順方向トラヒックチャネル許容最大速度に対応する SUB
RATE符号にセットする。サービス要求メッセージ及び
サービス応答メッセージについては、個人局は、このフ
ィールドを、提案されるサービス構成についての順方向
トラヒックチャネル許容最大速度に対応する SUB RATE
符号にセットしなければならない。
【0056】FOR PREF MAX RATE − 順方向ト
ラヒックチャネルでの好ましい最大速度。 もし SERVICE TYPE = '001'(多速度)、又は '010'
(動的速度)ならば、このフィールドは、その接続につ
いての順方向トラヒックチャネルでの好ましい最大速度
に対応する SUB RATE符号から成る。もし SERVICE TY
PE = '000'(固定速度)であれば、このフィールドをメ
ッセージに包含させてはならない。
【0057】状況応答メッセージについては、個人局
は、このフィールドを、現行のサービス構成についての
順方向トラヒックチャネルでの好ましい最大速度に対応
する SUB RATE符号にセットしなければならない。サー
ビス要求メッセージ及びサービス応答メッセージについ
ては、個人局は、このフィールドを、提案されるサービ
ス構成についての順方向トラヒックチャネルでの好まし
い最大速度に対応する SUB RATE符号にセットしなけれ
ばならない。
【0058】FOR CURRENT RATE − 順方向ト
ラヒックチャネルでの現行の伝送速度。 もし SERVICE TYPE = '001'(多速度)ならば、このフ
ィールドは、その接続についての順方向トラヒックチャ
ネルでの現行の伝送速度に対応する SUB RATE符号から
なる。もし SERVICE TYPE = '000'(固定速度)又は '
010'(動的速度)ならば、このフィールドをメッセージ
に包含させてはならない。
【0059】状況応答メッセージについては、個人局
は、このフィールドを、現行のサービス構成についての
順方向トラヒックチャネルでの現行の伝送速度に対応す
る SUB RATE符号にセットしなければならない。サービス
要求メッセージ及びサービス応答メッセージについて
は、個人局は、このフィールドを、現行の提案されたサ
ービス構成についての順方向トラヒックチャネルでの現
行の伝送速度に対応するSUB RATE符号にセットしなけ
ればならない。
【0060】FOR SUB RATE N − 順方向ト
ラヒックチャネルでの副速度(subrate )。 もし SERVICE TYPE = '010'ならば、これらのフィール
ドは(各HSD設定速度について定義されるべき) SUB
RATE符号から成る。もし SERVICE TYPE = '000'又は
'001'ならば、これらのフィールドをメッセージに包含
させてはならない。
【0061】状況応答メッセージについては、個人局
は、これらのフィールドを、現行のサービス構成で使用
されている順方向トラヒックチャネル副速度に対応する
SUB RATE符号にセットしなければならない。サービス要
求メッセージ及びサービス応答メッセージについては、
個人局は、これらのフィールドを、提案されたサービス
構成についての順方向トラヒックチャネル副速度に対応
する SUB RATE符号にセットしなければならない。
【0062】REV RATE SET − 逆方向トラ
ヒックチャネル設定速度 REV MUX OPTION − 逆方向トラヒックチャネ
ル多重送信オプション REV ACCEPT MAX RATE− 逆方向トラヒックチャネ
ル許容最大速度 REV PREF MAX RATE − 逆方向トラヒックチャネ
ルでの好ましい最大速度 REV CURRENT RATE − 逆方向トラヒックチャネ
ルでの現行の伝送速度 REV SUB RATE N − 逆方向トラヒックチャネ
ル副速度
【0063】上記の REV フィールドは、全て、逆方向
トラヒックチャネルに関連していて、順方向トラヒック
チャネルの関連する FOR フィールドのそれに対応する
情報を含んでいる。
【0064】MOV STATIONARY − 移動中/静
止インジケータ。 個人局が静止しているならば、個人局はこのフィールド
を1つの2進値(例えば‘0’)にセットし、個人局が
移動中であるならば個人局はこのフィールドを他の2進
値、即ち‘1’にセットする。
【0065】NUM CON REC − サービスオ
プション接続記録の数 個人局は、このフィールドを、メッセージに含まれてい
るサービスオプション接続記録の数にセットする。
【0066】状況応答メッセージについては、個人局
は、現行のサービス構成の各サービスオプション接続に
ついて、このフィールドに続く7フィールド記録を1つ
含んでいなければならない。サービス要求メッセージ及
びサービス応答メッセージについては、個人局は、提案
されたサービス構成の各サービスオプション接続につい
て、それに続く7フィールド記録を1つ含んでいなけれ
ばならない。
【0067】RECORD LEN − サービスオプ
ション接続記録の長さ 個人局は、このフィールドを、このサービスオプション
接続記録に含まれているオクテットの数にセットしなけ
ればならない。
【0068】CON REF − サービスオプ
ション接続基準 状況応答メッセージについては、個人局は、このフィー
ルドをサービスオプション接続基準にセットする。サー
ビス要求メッセージ及びサービス応答メッセージについ
ては、もしサービスオプション接続が現行サービス構成
の一部分であるならば、個人局はこのフィールドをサー
ビスオプション接続基準にセットしなければならない;
その他の場合には個人局はこのフィールドを '0000000
0' にセットしなければならない。
【0069】SERVICE OPTION − サービスオ
プション 状況応答メッセージについては、個人局はこのフィール
ドをサービスオプション接続で使用されているサービス
オプションにセットしなければならない。サービス要求
メッセージ及びサービス応答メッセージについては、個
人局は、このフィールドを、サービスオプション接続で
使用されるべきサービスオプションにセットしなければ
ならない。
【0070】FOR TRAFFIC − 順方向トラヒック
チャネルでのトラヒックの種類 状況応答メッセージについては、個人局は、このフィー
ルドを、下記の表3に掲載されている、サービスオプシ
ョン接続で使用されている順方向トラヒックチャネルで
のトラヒックの種類に対応する FOR TRAFFIC 符号にセ
ットしなければならない。サービス要求メッセージ及び
サービス応答メッセージについては、個人局は、このフ
ィールドを、サービスオプション接続で使用されるべき
順方向トラヒックチャネルでのトラヒックの種類に対応
する表3の FOR TRAFFIC 符号にセットしなければなら
ない。
【0071】表3− FOR TRAFFIC 符号 FOR TRAFFIC 解説 (2進値) 0000 サービスオプションは順方向トラヒックチャネ
ルでのトラヒックを使用しない。 0001 サービスオプション接続は順方向トラヒックチ
ャネルで基本トラヒックを使用する。 0010 サービス局接続は順方向トラヒックチャネルで
補助トラヒックを使用する。 他の全ての FOR TRAFFI
C 符号が留保されている。
【0072】REV TRAFFIC − 逆方向トラヒックチ
ャネルでのトラヒックの種類 状況応答メッセージについては、個人局は、このフィー
ルドを、サービスオプション接続で使用されている逆方
向トラヒックチャネルの種類に対応する、下記の表4に
記載されているような REV TRAFFIC 符号にセットす
る。サービス要求メッセージ及びサービス応答メッセー
ジについては、個人局は、このフィールドを、サービス
オプション接続で使用されるべき逆方向トラヒックチャ
ネルのトラヒックの種類に対応する表4の REV TRAFFI
C 符号にセットする。
【0073】表4 − REV TRAFFIC 符号 REV TRAFFIC 解説 (2進値) 0000 サービスオプション接続は逆方向トラヒックチ
ャネルのトラヒックを使用しない。 0001 サービスオプション接続は逆方向トラヒックチ
ャネルで基本トラヒックを使用する。 0010 サービスオプション接続は逆方向トラヒック接
続で補助トラヒックを使用する。 他の全ての REV TRAFFIC 符号が留保されている。
【0074】SERVICE QUALITY − サービスの質 状況応答メッセージについては、個人局は、このフィー
ルドを、現行の構成でのサービスの質に対応する、下記
の表5に記載されているような SERVICE QUALITY 符号
にセットしなければならない。サービス要求メッセージ
及びサービス応答メッセージについては、個人局は、こ
のフィールドを、提案されたサービス構成でのサービス
の質に対応する表5の SERVICE QUALITY 符号にセット
しなければならない。
【0075】表5 − SERVICE QUALITY 符号 サービスの質 解説 (2進値) 000 符号化されないサービス 001 ビットエラー率10−4のサービス 010 ビットエラー率10−6のサービス 他の全ての SERVICE QUALITY 符号が留保されている。
【0076】RESERVED − 留保されているビット 個人局はこのフィールドを '0000' にセットしなければ
ならない。
【0077】更に、拡張ハンドオフ方向(Extended Han
doff Direction(EHD))メッセージは、“IS−9
5におけるHSDを支援する信号変更”、バージョン
1.0、第46頁(signaling changes in IS-95 to su
pport HSD" version 1.0, page46 )に記されているよ
うな追加フィールドセクションに ASYMMETRIC RATES
フィールドを包含することがある。適当な記録を次のよ
うに拡張ハンドオフ方向メッセージの“追加フィール
ド”に包含させることができる:
【0078】表6 − EHDメッセージの追加フィー
ルド フィールド 長さ(ビット数) ========== =============== RATES INCLUDED 1 ASYMMETRIC RATES 0又は1 FOR CURRENT RATE 0又は8 REV CURRENT RATE 0又は8 NUMBER OF PILOTS 4 下記のフィールドについての“number of pilots(パイ
ロットの数)”の存在: NUM CODE CHAN 4 RESERVED 0又は4(必要に応じ
て)
【0079】サービス接続メッセージに含まれる(HS
D)サービス構成情報記録は、サービス接続メッセージ
中のデータ値がデータ転送速度交渉完了後に使用される
べき実際の値を指定することを除いて、表1に記載され
ているのと同じフィールドを有することができる。
【0080】基地局(BS)は、高速データ通話時に現
行の速度を修正するようにMSに指令するために現行速
度修正メッセージ(Current Rate Modify Message )を
移動局(MS)に送ることもできる。このメッセージは
下記のような形を持つことができる:
【0081】表7 − 現行速度修正メッセージ情報記
録 フィールド 長さ(ビット数) MSG TYPE 8 ACK SEQ 3 MSG SEQ 3 ACK REQ 1 ENCRYPTION 2 USE TIME 1 ACTION TIME 6 MODIFY SEQ 2 MODIFICATION TYPE 1 ASYMMETRIC RATES 1 FOR CURRENT RATE 8 REV CURRENT RATE 0又は8 ADD LENGTH 3 追加フィールド 8× ADD LENGTH フィールド 長さ(ビット数) 下記の記録のゼロ個以上の存在: PILOT PN 9 PWR COMB IND 1 NUM CODE CHAN 4 下記のフィールドの NUM CODE CHANの存在: CODE CHANi 8 RESERVED 0−7(必要な数)
【0082】これらのフィールドに含まれている情報は
次の通りである: MSG TYPE − メッセージの種類。 ACK SEQ − 肯定応答シーケンス番号。 MSG SEQ − メッセージシーケンス番号。 ACK REQ − 肯定応答要求インジケータ。 ENCRYPTION − メッセージ暗号化インジケータ。 USE TIME − 使用アクション時間インジケー
タ。
【0083】このフィールドは、このメッセージでACTI
ON TIMEが指定されているか否かを示す。このメッセー
ジでACTION TIMEが指定されていれば、基地局はこのフ
ィールドを‘1’にセットしなければならない。他の場
合には基地局はこのフィールドを‘0’にセットしなけ
ればならない。
【0084】ACTION TIME− アクション時間。 もし USE TIMEフィールドが‘1’にセットされていれ
ば、基地局は80ms(64を法として)を単位とし
て、このフィールドを、ハンドオフが実施されるべきシ
ステム時間にセットしなければならない。USE TIMEフ
ィールドが‘0’にセットされているならば、基地局は
このフィールドを '000000' にセットしなければならな
い。
【0085】MODIFY SEQ − 修正の種類 もし修正の種類(MODIFICATION TYPE )=0ならば、現
行の速度が高められ、もし符号チャネルが包含されてい
るならば、それらの符号チャネルは現行の構成に付加さ
れる。
【0086】もし修正の種類(MODIFICATION TYPE )=
1ならば、現行の速度が低められ、もし符号チャネルが
包含されているならば、それらの符号チャネルは現行の
構成から除去される。
【0087】ASYMMETRIC RATES − 非対称速度 もしこのフィールドが‘0’にセットされていれば、 R
EV CURRENT RATEフィールドをこのメッセージに包含
させてはならない。もし順方向トラヒックチャネル及び
逆方向トラヒックチャネルの現行の伝送速度が同じなら
ば、基地局はこのフィールドを‘0’にセットしなけれ
ばならない。もし順方向トラヒックチャネル及び逆方向
トラヒックチャネルの現行の伝送速度が同じでなけれ
ば、基地局はこのフィールドを‘1’にセットしなけれ
ばならない。
【0088】FOR CURRENT RATE − 順方向トラヒ
ックチャネルについての新しい現行速度。 もし FOR CURRENT RATEが変更されないのならば、こ
れは0にセットされる。
【0089】REV CURRENT RATE − 逆方向トラヒ
ックチャネルについての新しい現行速度。 もし REV CURRENT RATEが変更されないのならば、こ
れは0にセットされる。
【0090】ADD LENGTH − 追加フィールド中のオ
クテット数 追加フィールド− もし ADD LENGTHが‘0’にセット
されていなければ、基地局は、個人局の新しいアクティ
ブ・セットの各要素について下記の4フィールド記録を
1個包含させなければならない。
【0091】PILOT PN −パイロットPNシーケンス
・オフセット・インデックス。基地局は、64個のPN
チップを単位として、このフィールドをこのパイロット
についてのパイロットPNシーケンス・オフセットにセ
ットしなければならない。
【0092】PWR COMB IND − 出力制御記号結合
インジケータ。 もしこのパイロットに関連する順方向トラヒックチャネ
ルがこのメッセージの前のパイロットのそれと同じ閉ル
ープ出力制御サブチャネル・ビットを伝えるならば、基
地局はこのフィールドを‘1’にセットしなければなら
ない。他の場合には、基地局はこのフィールドを‘0’
にセットしなければならない。この記録がメッセージの
中に最初に現れたときには、基地局はこのフィールドを
‘0’にセットしなければならない。
【0093】NUM CODE CHAN− 追加又は除去すべき
符号チャネルの数。 基地局は、このフィールドを、このパイロットに関連す
る順方向トラヒックチャネルで個人局が追加又は除去す
べき符号チャネルの数にセットしなければならない。
【0094】CODE CHAN− 符号チャネル・インデック
ス。 基地局は、このフィールドを、このパイロットに関連す
る順方向トラヒックチャネルで個人局が追加又は除去す
べき1〜63の範囲(1と63とを含む)の符号チャネ
ル・インデックスにセットしなければならない。
【0095】RESERVED − 留保されているビット。 基地局は、メッセージの全体としての長さを或る整数の
オクテット数に等しくするために、留保されているビッ
トを必要に応じて付加しなければならない。基地局は、
これらのビットを‘0’にセットしなければならない。
【0096】修正が完了すると、個人局は現行速度修正
完了メッセージ(Current Rate Modify Completion Mes
sage)を送る。BSは、MSからの現行速度修正要求メ
ッセージ(Current Rate Modify Request Message )に
応答して現行速度修正メッセージ(Current Rate Modif
y Message )を送ることもできる。現行速度修正要求メ
ッセージはHSD情報フィールドも包含することができ
る。
【0097】移動局発のHSD通話の前者の場合ではサ
ービス交渉で即時HSD接続を達成するための移動局
(MS)と基地局(BS)との間でのメッセージの交換
の一例は下記の交換からなる:
【0098】もしBSが提案又は要求された速度構成を
受け入れるならば、:
【0099】もしBSが要求された速度構成を提供でき
なければ、BSは、より低い速度(≧許容可能な最大速
度)を提案することができ、例えば次のようになる:
【0100】もしMSが提案された速度を受け入れるな
らば、次のようになる:
【0101】上記のいずれかのメッセージ交換でサービ
ス接続完了メッセージが送られると、MSが開始した高
速データ通話接続が確立される。
【0102】移動局で終端するHSD通話の一例とし
て、サービス交渉を伴う即時HSD接続を次のようなメ
ッセージのシーケンスで確立することができる:
【0103】もし要求された速度構成をMSが受け入れ
るならば、次のようになる: これで、BSが開始した高速データ通話接続が確立され
る。
【0104】MSは高速データ通話中に速度再交渉を下
記のメッセージ交換で開始することができる: もしBSがこの要求を受け入れれば、下記のようにな
る:
【0105】もし速度変更が不可能ならば、下記のメッ
セージが送られる:
【0106】現行速度修正メッセージの結果として新た
に合意されたデータ転送速度が、割り当てられているウ
ォルシュ・チャネルの変更を必要とするならば、現行速
度修正メッセージと現行速度修正完了メッセージとを用
いて、下記の交換でのウォルシュ符号の追加割り当て又
は部分的解除を容易にすることができる:
【0107】上記の各例において、もしメッセージにH
SDサービス構成情報記録を包含させる必要があれば、
逆方向リンク及び順方向リンクの提案された速度又は受
け入れ速度が対称的であるときには ASYMMETRIC RATE
S ビット・フィールドを利用してそのメッセージを短縮
することができる。
【0108】本書において開示されたセルラーシステム
において高速データ転送サービスを改善する装置及び方
法では、順方向リンク及び逆方向リンクが同じ速度構成
を使用するときに逆方向リンクの速度構成の符号化を無
くすることによって、接続セットアップに使われる信号
メッセージに必要な別々のフィールドの数を減らすこと
を通して該システムの接続セットアップに必要な時間及
び信号の長さが短くされるということが分かる。本発明
をIS−95CDMA実施例に関して具体的に解説した
けれども、送受信装置間で2つの別々の単方向伝送チャ
ネルを使用する如何なる通信システムにも本発明を適用
し得ることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を組み込めるように改造するこ
とのできる通信システムを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例による図1のシステムでの逆方
向リンクで可変速データを送信するための送信装置/変
調装置のいろいろな部分を示す略ブロック図である。
【図3】図2のCC/INTブロックを詳しく示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の実施例による図1のシステムにおいて
逆方向リンクで可変速データを伝送するための受信装置
/復調装置のいろいろな部分を示す略ブロック図であ
る。
【図5】図2−図4に示されている本発明の実施例の送
信装置/変調装置の動作を示すタイミング図である。
【図6】図2−図4に示されている本発明の実施例の受
信装置/復調装置の動作を示すタイミング図である。
【図7】本発明の実施例により順方向リンクで可変速デ
ータを伝送するための送信装置のいろいろな部分を示す
略ブロック図である。
【図8】本発明の実施例により順方向リンクで可変速デ
ータを伝送するための受信装置/復調装置のいろいろな
部分を示す略ブロック図である。
【図9】本発明の実施例で伝送のために使用されるデー
タフレーム構造を示す図である。
【符号の説明】
1:通信システム 2,4,6,8,10:基地局 12:システムコントローラ及び交換機 14:移動局 18:逆方向リンク 20:順方向リンク A−E:セル

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化速度構成を伴う順方向リンク及び
    逆方向リンクを有するCDMAセルラー通信網における
    高速データ転送サービスのための接続セットアップに使
    われるような、複数の情報メッセージ・フィールドを有
    する信号メッセージの時間及び信号長を短縮するための
    システムにおいて:順方向リンク及び逆方向リンクの両
    方が同じ速度構成を使用するか否か判定し、前記速度構
    成が同じであるときに表示を行うための手段と;前記表
    示に応答して、該逆方向リンクのための速度構成の符号
    化を無くすることを通して該信号メッセージの中の別々
    の情報メッセージ・フィールドの数を減らすことによっ
    て該信号メッセージを修正するための手段とを有するこ
    とを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記複数の情報メッセージ・フィールド
    は、2進ビットからなるASYMMETRIC RATES ビット・フ
    ィールドを包含しており、前記修正手段は、該信号メッ
    セージ中の該ASYMMETRIC RATES フィールドを、順方向
    リンク及び逆方向リンクの両方が同じ速度構成を使用す
    ることを表示するべく選択された2進値にセットするた
    めの手段から成ることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記の複数の情報メッセージ・フィール
    ドは:ASYMMETRIC RATES ; FOR RATE SET ; REV RA
    TE SET ; FOR MUX OPTION; REV MUX OPTION;
    SERVICE TYPE; FOR SUB RATE N ; REV SUB
    RATE N ;FOR PREF MAX RATE; REV PREF MAX
    RATE; FOR ACCEPT MAX RATE; REV ACCEPT MA
    X RATE; FOR CURRENT RATE; REV CURRENT RA
    TE;MOV STATIONARY;及び NUM CON REC のための
    フィールドから成ることを特徴とする請求項1に記載の
    システム。
  4. 【請求項4】 前記 NUM CON REC の存在は、次の記
    録フィールド、即ちRECORD LEN ; CON REF ; SERVI
    CE OPTION; FOR TRAFFIC ; REV TRAFFIC ; SERVI
    CE QUALITY を有することを特徴とする請求項3に記載
    のシステム。
  5. 【請求項5】 前記情報メッセージ・フィールドは拡張
    ハンドオフ方向メッセージのための追加フィールドから
    成り、前記追加フィールドは、 RATES INCLUDED;ASYM
    METRIC RATES ; FOR CURRENT RATE; REV CURREN
    T RATE;NUMBER OF PILOTS;及び次のフィールド:
    NUM CODE CHANの“パイロットの数”の存在から成る
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 複数の送受信装置を有し、送受信装置の
    対の間での通信が第1のリンク及び第2のリンクを各々
    有する複数のデータチャネルのうちの1つで実行される
    ようになっている通信システムにおいてデータチャネル
    を構成するための装置において:データチャネルの第1
    のリンクで送信を行うとともに第2のリンクで受信を行
    う送受信装置を備えており、この送受信装置は:前記デ
    ータチャネルでの通話のために前記第1リンク及び前記
    第2リンクの各々について速度構成を決定するための第
    1手段と;前記第1手段で決定された前記第1リンクの
    前記速度構成と前記第2リンクの速度構成とが等しいか
    否か判定し、肯定的又は否定的な結果を表示するための
    第2手段と;前記第2手段による肯定的結果の表示に応
    答して、前記第1リンクの前記速度構成と前記第2リン
    クの前記速度構成との両方を表示する第1速度構成フィ
    ールドを包含する第1メッセージを前記データチャネル
    で送信するための手段と;前記第2手段による否定的結
    果の表示に応答して、前記第1リンクの前記速度構成を
    表示する第2速度構成フィールドと前記第2リンクの前
    記速度構成を表示する第3速度構成フィールドとを包含
    する第2メッセージを前記データチャネルで送信するた
    めの手段とを有することを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 前記通信システムはセルラー通信システ
    ムから成り、前記送受信装置は移動局から成ることを特
    徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記通信システムはセルラー通信システ
    ムから成り、前記送受信装置は基地局から成ることを特
    徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 【請求項9】 移動局(MS)と基地局(BS)との間
    で作用する、符号化速度構成を伴う順方向リンク及び逆
    方向リンクを有するCDMAシステム等のセルラーシス
    テムにおいて高速データ(HSD)サービス通話のため
    の接続セットアップに使用される情報メッセージ・フィ
    ールドを有する信号メッセージの時間及び信号長を短縮
    するための方法において:順方向リンク及び逆方向リン
    クの両方が同じ速度構成を使用するか否か判定し;もし
    そうならば、該逆方向リンクの速度構成の符号化を無く
    することによって、該信号メッセージに必要な別々の情
    報メッセージ・フィールドの数を減らすことにより該信
    号メッセージを修正するステップを有することを特徴と
    する方法。
  10. 【請求項10】 前記情報メッセージ・フィールドは2
    進ビットから成るASYMMETRIC RATES ビット・フィール
    ドを包含しており、前記修正ステップは、順方向リンク
    及び逆方向リンクの両方が同じ速度構成を使用すること
    を表示するように該ASYMMETRIC RATES フィールドの該
    2進ビットのセット状態を選択することから成ることを
    特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 MSが開始したBSへのHSD通話を
    完成させるためのサービス交渉を伴う接続セットアップ
    のための信号メッセージの交換は下記のメッセージ交換
    ステップ: を有し、もしBSがその要求された速度構成を受け入れ
    るならば、次に下記のメッセージ交換: が行われ、これでMSが開始したHSD通話接続が完成
    することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 BSがその要求された速度を提供でき
    ないときには、BSは下記のメッセージ・ステップ: によってより低い速度(≧許容できる最大速度)を提案
    し、もしMSがその提案された速度を受け入れるなら
    ば、下記のメッセージ・ステップ: が行われ、これでMSが開始したHSD通話接続が完成
    することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 BSからのMSで終端するHSD通話
    を完成させるためのサービス交渉を伴う接続セットアッ
    プのためのメッセージの交換は下記のメッセージ交換ス
    テップ: を有し、もしMSがその要求された速度構成を受け入れ
    るならば、次に下記のメッセージ交換: が行われ、これでBSが開始したHSD通話接続が完成
    することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 HSD通話中にMSが開始する速度再
    交渉のステップを更に有し、その再交渉のステップは下
    記のメッセージ交換: によって行われ、もしBSがその要求を受け入れるなら
    ば、下記のメッセージ交換: が行われ、もし速度変更が不可能であれば、下記のメッ
    セージ交換: が行われることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  15. 【請求項15】 現行速度修正メッセージの前記交換の
    結果として新たに合意されたデータ転送速度が、割り当
    てられているウォルシュ・チャネルの変更を必要とする
    場合には、下記のように: 現行速度修正メッセージと現行速度修正完了メッセージ
    とを使用してウォルシュ符号の追加割り当て又は部分的
    解除を容易にするステップを更に有することを特徴とす
    る請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記の複数の情報メッセージ・フィー
    ルドは、ASYMMETRIC RATES ; FOR RATE SET ; REV
    RATE SET ; FOR MUX OPTION; REV MUX OPTION;
    SERVICE TYPE; FOR SUB RATE N ; REV SUB
    RATE N; FOR PREF MAX RATE; REV PREF MAX
    RATE; FOR ACCEPT MAX RATE; REV ACCEPT MA
    X RATE; FOR CURRENT RATE; REV CURRENT RA
    TE; MOV STATIONARY;及び NUM CON REC のための
    フィールドから成ることを特徴とする請求項9に記載の
    方法。
  17. 【請求項17】 前記 NUM CON REC の存在は次の記
    録フィールド:RECORD LEN ; CON REF ; SERVICE
    OPTION; FOR TRAFFIC ; REV TRAFFIC ;SERVICE Q
    UALITY を有することを特徴とする請求項16に記載の
    方法。
  18. 【請求項18】 第1送受信装置から第2送受信装置へ
    の通信のための第1リンクと該第2送受信装置から該第
    1送受信装置への通信のための第2リンクとを有するデ
    ータチャネルを介して通信する前記第1送受信装置及び
    前記第2送受信装置を有する通信システムにおいて該デ
    ータチャネルを構成する方法において:該第1送受信装
    置において、選択された通信アプリケーションのために
    該第1リンク及び該第2リンクの各々の速度構成を決定
    し;速度構成を決定する前記ステップにおいて決定され
    た該第1リンクの前記速度構成と該第2リンクの速度構
    成とが等しいか否か判定し、もし等しいと判定されたな
    らば、 該第1リンクの前記速度構成と該第2リンクの前記速度
    構成との両方を表示する第1速度構成フィールドを包含
    する第1メッセージを該第1送受信装置から該第2送受
    信装置に送り;さもなければ、 該第1リンクの前記速度構成を表示する第2速度構成フ
    ィールドと該第2リンクの前記速度構成を表示する第3
    速度構成フィールドとを包含する第2メッセージを該第
    1送受信装置から該第2送受信装置に送るステップから
    成ることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 前記の第1及び第2のメッセージは、
    各々、該データチャネルでの該第1送受信装置及び該第
    2送受信装置の間の選択された通信アプリケーションの
    セットアップを要求するセットアップ・メッセージから
    成ることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記の第1及び第2のメッセージは、
    各々、該第1データリンク及び該第2データリンクの各
    々の現行の速度構成を該第2送受信装置に対して表示す
    る状況メッセージから成ることを特徴とする請求項16
    に記載の方法。
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