JPH11109649A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JPH11109649A JPH11109649A JP27430597A JP27430597A JPH11109649A JP H11109649 A JPH11109649 A JP H11109649A JP 27430597 A JP27430597 A JP 27430597A JP 27430597 A JP27430597 A JP 27430597A JP H11109649 A JPH11109649 A JP H11109649A
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- processing apparatus
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- substrate processing
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- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
よびパーティクルの発生を防止し、安全な運転および基
板の品質の向上を図ることができる基板処理装置を提供
する。 【解決手段】 ノズル11を有するヘッド部10に現像
液供給用の配管30が接続され、ヘッド部10が基板9
の処理に際して移動する基板処理装置100において、
ヘッド部10の移動に伴う配管30の変形を案内する案
内部40を設ける。これにより、配管30が基板処理装
置100内部の他の部位と干渉して損傷することを防止
することができ、また、配管30の干渉によるパーティ
クルの発生も防止することができる。その結果、基板処
理装置100を安全に運転することができ、基板の品質
の向上も図ることができる。
Description
用の半導体基板や液晶表示器等のフラットパネルディス
プレイの製造に用いられるガラス基板(以下、これらを
「基板」と総称する。)に処理を施す基板処理装置に関
する。
基板処理装置には、薬液や純水等の液体やエアー等の気
体の流路となる配管が多数設けられている。また、処理
内容によっては温度調節用の水を供給するための配管と
いったものも設けられている。
して移動する移動部に接続されており、移動部に設けら
れたノズルから基板に向けて薬液が吐出される等するこ
とにより基板に処理が施されるようになっている。すな
わち、移動部に接続されている配管は移動部の移動の影
響を受けない流体の供給路としての役割を果たしてい
る。
路等としての配線も多く設けられており、移動部の移動
に伴って配線が撓んだり伸びたりすることにより、移動
部への安定した電力供給等が実現されている。
の大型化に伴って基板の処理に利用される液体等の量も
増加しつつある。このような状況において従来通りの径
の配管を用いて従来通りの流量の薬液等を供給したので
は薬液等の吐出に要する時間が長くなり、基板処理装置
のスループットを低下させたり基板の品質を低下させて
しまうという問題が生じてしまう。したがって、基板処
理装置に用いられる配管の径を増大させる必要が生じて
きている。
えうる配管の曲率は小さくなる。特に、クリーン度や耐
薬性を考慮して基板処理装置では大きく曲げ変形させる
ことが困難なフッ素樹脂性のチューブが多く使用されて
おり、配管径が増大するとこのような配管は一層自由に
曲げることができなくなる。
ことが困難であるにもかかわらず従来と同様の長さの配
管を用いたのでは、配管の根本等である装置本体への固
定部分に大きな力が加わり、パーティクルが発生したり
配管が損傷してしまうこととなる。したがって、配管径
を増大させるためには配管長も長く設計する必要が生じ
る。すなわち、基板の大型化による薬液等の使用量の増
大に伴って、基板処理装置に設けられる配管の配管径お
よび配管長を増大させる必要が生じる。
移動に伴う配管の運動が基板処理装置に大きな影響を与
えることとなる。すなわち、配管が基板処理装置内で他
の部材と干渉を起こして互いに損傷したり、他の部材と
強く擦れ合うことでパーティクルが発生したりするとい
った問題が生じる。
限られず、複数の配管が太い束となっている場合や複数
の配線が太い束となっている場合も同様である。特に、
近年の基板処理装置の複雑化・高度化に伴ってヘッド部
等の移動部に接続される配管や配線は多数存在し、束ね
られた配管や配線は自由に曲げ変形することが困難であ
ることから装置本体に固定される部分から移動部に接続
される部分までの配管や配線の長さを長く設計する必要
がある。したがって、配管や配線の束が装置内部で他の
部材と干渉を起こして損傷したり、パーティクルが発生
して基板の品質が低下してしまうという問題が生じるこ
ととなる。
であり、移動部に接続された配管や配線の損傷を防止す
るとともにパーティクルの発生を防止することができ、
これにより装置の安全な運転、および基板の品質の向上
を図ることができる基板処理装置を提供することを目的
としている。
に処理を施す基板処理装置であって、前記基板に対する
所定の処理動作に際して、所定の駆動源からの駆動力に
よって移動する移動部と、前記移動部に連結され、前記
処理動作において使用される流体を通す配管と、前記配
管の一部に規定された所定の案内部位に連結され、前記
移動部の移動によって生じる前記配管の位置変化を案内
する案内手段とを備える。
理装置であって、前記移動部の移動方向に対してほぼ直
角方向に、前記移動部から前記配管が伸びている。
の基板処理装置であって、前記流体は、前記基板の現像
処理を行うための現像液であり、前記移動部には、前記
配管を介して供給される前記現像液を前記基板上に付与
するための現像液付与部が結合されている。
処理装置であって、前記基板に対する所定の処理動作に
際して、所定の駆動源からの駆動力によって移動する移
動部と、前記移動部に連結された配線と、前記配線の途
中に規定された所定の案内部位に連結され、前記移動部
の移動によって生じる前記配線の位置変化を案内する案
内手段とを備える。
ずれかに記載の基板処理装置であって、前記案内手段
が、前記案内部位を直線的に案内する手段を有する。
ずれかに記載の基板処理装置であって、前記案内手段
が、前記案内部位を2次元的に案内する手段を有する。
ずれかに記載の基板処理装置であって、前記案内手段
が、前記案内部位の回転揺動を案内する手段を有する。
ずれかに記載の基板処理装置であって、前記駆動源で生
成される運動を前記案内手段に伝達することにより、前
記案内手段による案内動作を生じさせる運動伝達機構を
さらに備える。
ずれかに記載の基板処理装置であって、前記案内手段を
駆動して案内動作を生じさせる案内用駆動源と、前記移
動部の移動と同期して前記案内用駆動源を制御する制御
手段とをさらに備える。
の実施の形態である基板処理装置100を示す斜視図で
あり、図3および図4は図1における基板処理装置10
0を(−Y)方向から(+Y)方向を向いてみた場合の
各構成を示している。また、各図では説明に必要な構成
のみを適宜示している。
布して現像処理を行う装置であり、現像液の塗布の際に
基板9の上方へと移動するヘッド部10、ヘッド部10
を図1中に示すX方向に移動させる駆動部20(図3参
照)、ヘッド部10に供給される現像液の供給路である
配管30、および配管30の曲げ変形に応じて配管30
の一部を案内する案内部40、および基板9を水平姿勢
にて支持しながら回転させる回転部50を有している。
出するノズル11、ノズル11が固定されるとともにX
方向に移動する移動板12、および、移動板12に固定
されるとともにノズル11へと現像液を送り込むヘッド
用配管13を有している。
定されるとともにノズル11に接続されており、またも
う一端は移動板12に固定されるとともに配管30に接
続されるようになっている。これにより、配管30から
供給される現像液がヘッド用配管13を経由してノズル
11に供給されるようになっている。
るモータ21、モータ21の回転軸に取り付けられたプ
ーリ25aともう一つのプーリ25bとに掛けられたベ
ルト22、および、ベルト22に取り付けられたヘッド
部支持板23を有している。
の運動とともにヘッド部支持板23はガイドレール24
に案内されるようにして図1中矢印23Sにて示すX方
向に移動し、これにより、ヘッド部支持板23の上部に
取り付けられたヘッド部10もX方向に移動するように
なっている。
2に固定されており、移動板12の移動方向であるX方
向に対してほぼ直角をなす方向に配管30が伸びるよう
に固定されている。また、配管30の当該一端は移動板
12を介してヘッド用配管13に接続されており、他端
は基板処理装置100内部の現像液供給口34に接続さ
れている。なお、現像液供給口34からは基板処理装置
100内部に設けられた図示しない現像液供給源から現
像液が供給されるようになっている。
管32とを有する2重構造となっており、内管31内部
の内側領域31aには現像液が流れるようになってお
り、内管31と外管32との間の空間である外側領域3
2aには現像液を温調するための温調水が流れるように
なっている。なお、現像液と同様にヘッド部10へと流
れる温調水は図示しない別途設けられた配管によりヘッ
ド部10から送り返されるようになっている。
変形する配管30の一部の運動を案内するものであり、
図1に示すようにX方向に伸びるガイドレール41、ガ
イドレール41に沿って矢印42Sにて示すようにX方
向に案内されるガイドプレート42、ガイドプレート4
2に形成されたY方向に伸びるガイド溝42aに沿って
矢印43Sにて示すようにY方向に直線的に案内される
軸受43(正確にはガイド溝42aに沿って移動するブ
ロック上に軸受43が取り付けられている)、および、
軸受43に取り付けられて矢印44Rにて示すようにY
方向を向く軸を中心として回動するクランプ部44を有
している。
ンプ部44が保持する配管30の経路途上の一部分(以
下、「案内部位33」という。)はX−Z面に平行な面
に沿って2次元的に自在に案内可能とされ、かつY方向
を向く軸を中心として自在に回転揺動案内される状態で
クランプ部44により保持されることとなる。
1、チャック51を回転させるモータ52を有してお
り、チャック51が回転することにより基板9も水平面
内にて回転するようになっている。また、回転する基板
9に向けてノズル11から現像液が吐出されることによ
り現像処理が行われるようになっており、吐出された現
像液のうち基板9から飛散するものを受け止めるために
基板9の側方周囲を覆うカップ53も設けられている。
12の移動、すなわちヘッド部10の移動に伴う配管3
0の変形について図3および図4を用いて説明する。
動した状態を示す図であり、配管30は全体的に比較的
小さい曲率で湾曲している。また、図4はヘッド部10
が(+X)方向へと移動した状態を示す図であり、配管
30は中央付近で大きく湾曲し、両端部付近ではほぼ直
線状となる。
0を比較すると、配管30の位置変化である変形に伴っ
て案内部位33での配管30の傾きに沿ってクランプ部
44が回動するとともに案内部位33の移動に伴ってク
ランプ部44の回動の中心に位置する軸受43がX−Z
面に平行な面に沿って移動している。
に伴う案内部位33の位置や姿勢の変位に逆らうことな
く案内部位33をX−Z面に平行な面内で案内すること
ができるようになっている。これにより、移動板12が
(±X)方向に移動しても配管30が(±Y)方向に大
きく反れたり捩れたりしながら変形するということはな
い。すなわち、配管30が移動板12の移動に伴って変
形してもX−Z面に平行な面内にて変形することとな
る。その結果、配管30が基板処理装置100内部で他
の部位と干渉して損傷することを防止することができ、
また、配管30の干渉によりパーティクルが発生したり
することを防止することができる。これにより、基板処
理装置100の安全な運転、および基板9の品質の向上
を図ることができる。
2に示すような2重構造の配管30を用いているととも
に内管31は現像液と化学的反応を起こしにくいフッ素
樹脂により形成されており、配管30自体は可撓性に乏
しいものとなっている。そのため、配管30の全長を長
くすることが不可欠となるが、このような場合において
も配管30はX−Z面に平行な面から反れることなく安
定して案内されることとなる。
6はこの発明に係る第2の実施の形態である基板処理装
置101の構成を示す図である。なお、基板処理装置1
01は第1の実施の形態である基板処理装置100の駆
動部20に他の構成が加えられたもにであり、他の点で
は第1の実施の形態と共通している。また、図5および
図6はそれぞれ図3、図4に対応しており、第1の実施
の形態と同様の構成については同符号を付している。
力を利用して案内部40の各部材が運動するようになっ
ているが、第2の実施の形態である基板処理装置101
の案内部40ではガイドプレート42が駆動源であるモ
ータ21からの力が伝達されて移動するようになってい
る。すなわち、第1の実施の形態では案内部40全体が
配管30の変形に従って受動的に運動するようになって
いるが、第2の実施の形態では案内部40の一部が能動
的に運動するようになっている。
動源であるモータ21に取り付けられたプーリ25aと
もう一つのプーリ25bとにベルト22が掛けられてお
り、ヘッド部支持板23はこのベルト22に取り付けら
れている。したがって、モータ21の回転に従ってヘッ
ド部支持板23がガイドレール24に案内されながらX
方向に移動するようになっている。
cとモータ21側のプーリ25aとの間にベルト26が
掛けられており、プーリ25cの回転軸に固定されたプ
ーリ25dとプーリ25dのX方向側方に設けられたプ
ーリ25eとの間にもベルト27が掛けられている。そ
して、ベルト27に案内部40のガイドプレート42が
取り付けられている。また、プーリ25cの径はプーリ
25dの径より大きな径となっており、ベルト27には
モータ21の回転運動が減速されて伝達されるようにな
っている。すなわち、4つのプーリ25a、25c、2
5d、25e、および2つのベルト26、27はモータ
21の回転運動をガイドプレート42へと機械的に伝達
する運動伝達機構20Tを構成している。
ことにより、この基板処理装置101ではモータ21の
回転によるヘッド部支持板23の移動、すなわちヘッド
部10の移動と同期するようにしてにガイドプレート4
2もX方向に移動する。また、プーリ25cの径がプー
リ25dの径より大きいので、ガイドプレート42の移
動量はヘッド部支持板23の移動量に比べて小さくな
る。その結果、案内部40のガイドプレート42は配管
30の変形に合わせて配管30の案内部位33のX方向
の変位を能動的に案内することとなる。
することにより配管30の案内を確実かつ極めて滑らか
に行うことができ、配管30に生じる不必要な内部応力
を低減しつつ装置内部における配管30の損傷や配管3
0の干渉によるパーティクルの発生を防止することがで
きる。これにより、基板処理装置101の安全な運転、
および基板9の品質の向上を図ることができる。
明に係る第3の実施の形態である基板処理装置200を
示す斜視図である。
ャリア291に収容された状態で載置しておくインデク
サ部281、基板209に塗布処理を行うスピンコータ
282、基板209の現像処理を行うスピンデベロッパ
283、基板209を加熱したり冷却したりする複数の
熱処理部284、および各種処理部や装置外部に別途設
けられたインタフェースと基板209の受け渡しを行う
搬送ロボット200Rを有している。
基板209を出し入れする出入ロボット285を有して
おり、出入ロボット285から取り出された基板209
は搬送ロボット200Rに渡された後、搬送ロボット2
00Rの搬送動作により適宜所要の処理部を経由して所
定の処理が施されるようになっている。そして、処理が
完了した基板209は出入ロボット285に渡されてキ
ャリア291に収容される。
ット200Rは、ハンド近傍部位が図7中矢印200S
にて示すようにX方向に大きく移動するようになってい
る。また、上部に設けられた2つのハンド211a、2
11bがスライド運動や回転運動を行って各種処理部等
と基板209の受け渡しを行うようになっている。
示す斜視図である。搬送ロボット200Rはハンド台2
12上にスライド運動を行う2つのハンド211a、2
11bを有しており、ハンド台212はモータ213に
よりZ方向を向く軸210Cを中心として回転するよう
になっている。また、モータ213が取り付けられてい
るブラケット214はモータ217およびボールネジ2
16による機構によりガイドレール215に沿ってZ方
向に昇降するようになっている。さらに、モータ217
が固定されている移動台223はボールネジ224とナ
ット部223aにて連結されており、ボールネジ224
が回転すると移動台223がX方向に移動するようにな
っている。
およびボールネジ224はそれぞれプーリ225a、2
25bが取り付けられており、これらのプーリ225
a、225bにベルト222を掛けることによりモータ
221の駆動力がボールネジ224に伝達されるように
なっている。
であるが、搬送ロボット200Rのこのような複雑な機
構の運動を実現するために、各種モータへの電流の供給
路となるケーブルや搬送ロボット200Rの動作を検出
する各種センサからの信号線の束である配線230が移
動台223のナット部223aから伸びている。
3は移動台223の下方に設けられた案内部240によ
り保持されて案内されるようになっている。すなわち、
クランプ部244は軸受243によりY方向を向く軸を
中心として矢印244Rにて示すように回転揺動できる
ように支持されており、軸受243はガイドレール24
2に沿って矢印243Sにて示すようにX方向に直線的
にスライド運動可能とされており、ガイドレール242
は2つのガイドレール241に沿って矢印242Sにて
示すようにZ方向にスライド運動可能とされている。
プ部244はX−Z面に平行な面内を2次元的に自在に
移動することができるとともに回動可能となる。したが
って、移動台223がX方向に移動するとこれに従って
配線230は位置変化、すなわち変形するが、配線23
0の案内部位233は不必要な力が加えられることなく
X−Z面に平行な面内を滑らかに2次元的かつ回転揺動
自在に案内されることとなる。図8に示す(−Y)方向
から(+Y)方向を向いてみた場合のこの案内の様子を
図9および図10に示す。図9では移動台223のナッ
ト部223aが(−X)方向に移動した際の様子を示し
ており、図10ではナット部223aが(+X)方向に
移動した際の様子を示している。
理装置200では、搬送ロボット200Rの移動する部
分に接続された配線230の経路途上の一部である案内
部位233が案内部240によりX−Z面に平行な面に
沿って案内されるので、配線230の湾曲部分がX−Z
面内から反れたり配線230が捩れたりすることはな
い。その結果、配線230が基板処理装置200内部の
他の部位と干渉を起こして損傷したり、配線230の干
渉によりパーティクルが発生してしまうという問題は生
じない。これにより、基板処理装置200の安全な運転
および基板209の品質の向上を図ることができる。
発明に係る第4の実施の形態である基板処理装置におい
て基板の搬送に用いられる搬送ロボット300Rを示す
斜視図である。搬送ロボット300Rは第3の実施の形
態における搬送ロボット200Rと同様に基板処理装置
内の各処理部との間において基板の受け渡しを行うもの
である。
る2つのハンド311a、311bを有しており、これ
らのハンドは矢印311Sにて示すように水平方向にス
ライド運動するようになっている。ハンド311a、3
11bを支持するハンド台312は移動台323に対し
て矢印312Sにて示すように昇降するようになってお
り、この昇降運動はモータ313aにより駆動されるボ
ールネジ313bに取り付けられたナット部313cの
移動がパンタグラフ機構313dにより昇降運動に変換
されることにより実現されている。
ルネジ324と接続されており、ボールネジ324が基
台352に取り付けられたモータ321により回転する
ことで移動台323がガイドロッド322に沿って矢印
323Sにて示すように昇降するようになっている。
21やガイドロッド322が取り付けられた基台352
がモータ351の作用を受けて矢印352F、352B
にて示すようにZ方向を向く軸を中心として回動するよ
うになっている。
ト300Rは基板を昇降搬送するとともに任意の水平方
向にスライド搬送することができるようになっている。
動台323の上方に複雑な機構が設けられており、この
複雑な機構の運動を実現するために様々な駆動源へ電力
の供給路となるケーブルやセンサからの信号線が束ねら
れて配線330となっている。すなわち、配線330は
様々な役割を果たす電流の通路となっている。また、配
線330は移動台323から移動台323の昇降運動方
向に対してほぼ直角をなすように伸びている。
に示すように昇降し、矢印352F、352Bにて示す
ように回動するようになっている。したがって、移動台
323から伸びる配線330は移動台323の運動に伴
って変形することとなるが、この搬送ロボット300R
では配線330の変形を案内するための案内部340が
設けられている。これにより、移動台323の昇降運動
や回動運動により配線330がボールネジ324に巻き
込まれて損傷してしまうことが防止されており、また、
配線330が弛んで他の部位と干渉を起こしてパーティ
クルが発生してしまうことも防止されている。
ることにより配線330の位置変化である変形状態を一
定範囲内に保つ案内部340の動作を示す図である。な
お、これらの図は図11において(−Y)方向から(+
Y)方向を向いてみた場合を示しており、また、説明に
必要な構成の概略のみを示している。
330の一部である案内部位333を保持するクランプ
部344、クランプ部344を矢印344Rにて示すよ
うにY方向を向く軸を中心として回転揺動自在に支持す
る軸受343、軸受343およびクランプ部344を矢
印343Sにて示すZ方向にスライド運動させるガイド
レール342を有しており、軸受343およびクランプ
部344はモータ341により回転するボールネジ(図
示省略)の作用により強制的に昇降運動するようになっ
ている。なお、ガイドレール342は図11に示す基台
352上に固定された支持板353に固定されるように
して設けられている。
せるモータ321内部のエンコータからの信号は案内制
御手段360に入力されるようになっており、この案内
制御手段360が案内部340のモータ341の回転を
制御するようになっている。すなわち、クランプ部34
4の昇降運動は移動台323の昇降運動と同期するよう
に制御され、案内部位333が確実かつ滑らかに案内さ
れることとなる。
線330の案内部位333は、無理な力が作用すること
なく滑らかに直線的かつ回転揺動自在に案内されること
となる。その結果、移動台323の運動による配線33
0の変形に起因する疲労破断、他の部位との干渉による
配線330の損傷、配線330の他の部位との干渉によ
るパーティクルの発生等を効果的に防止することができ
る。これにより、基板処理装置の安全な運転、および基
板の品質の向上を図ることができる。
3の昇降運動とのみ案内部340の案内運動を同期させ
ているが、図11に示す基台352の回動運動は移動台
323の回動運動でもあることから、案内部340の案
内運動をモータ351の回転にも同期させるようにして
もよい。
施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施
の形態に限定されるものではなく設計上の様々な変更が
可能である。
において移動する部分に接続された可撓性を有するライ
ンである配管や配線の一部を案内する場合について説明
したが、配管は気体、液体、流動体等の通路となるもの
であればどのようなものでもよく、エアーや処理ガス等
の通路となっているものでもよい。また、配線は電力や
信号の通路、すなわち電流の通路に限定されるものでは
なく、光信号等の通路である光ファイバであってもよ
い。特に、光ファイバは大きな曲率で変形すると光信号
の伝達効率が低下してしまうので全長を長くせざるを得
ず、この発明を有効に利用することができる。
内部位を直線的、2次元的あるいは回転揺動自在に案内
するものとなっているが、曲線的、曲面的な案内であっ
てもよく、任意方向に揺動自在なヒンジによって案内さ
れるようになっていてもよい。
レール上をスライド移動する部材との組合せである直動
案内機構を示したが、これらの詳細な構造はどのような
ものでもよく、例えば、ガイドレールとの間にボールを
介挿することにより滑らかにスライド運動を行うガイド
機構、ガイドレール上にローラを配置したアキュライド
機構、リニアボールブッシュを利用したガイド機構等が
挙げられる。
めの機構は、ガイドと駆動系とを組み合わせたものに限
定されず、ロッドレスシリンダにようにガイドと駆動系
とが一体となったものでもよい。
部に接続された配管や配線を案内部位にて案内するの
で、配管や配線が基板処理装置の他の部位と干渉して損
傷したり、干渉によるパーティクルが発生したりするこ
とを防止することができる。これにより、基板処理装置
の安全な運転、および基板の品質の向上を図ることがで
きる。
の移動と案内手段の案内動作とを同期させることができ
るので、案内部位の案内を確実かつ滑らかに行うことが
できる。
理装置を示す斜視図である。
ある。
ある。
理装置の内部を示す側面図である。
理装置の内部を示す側面図である。
理装置を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
様子を示す図である。
の様子を示す図である。
処理装置が有する搬送ロボットの構成を示す斜視図であ
る。
内の様子を示す図である。
内の様子を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 基板に処理を施す基板処理装置であっ
て、 前記基板に対する所定の処理動作に際して、所定の駆動
源からの駆動力によって移動する移動部と、 前記移動部に連結され、前記処理動作において使用され
る流体を通す配管と、 前記配管の一部に規定された所定の案内部位に連結さ
れ、前記移動部の移動によって生じる前記配管の位置変
化を案内する案内手段と、を備えることを特徴とする基
板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置であって、 前記移動部の移動方向に対してほぼ直角方向に、前記移
動部から前記配管が伸びていることを特徴とする基板処
理装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の基板処理装置で
あって、 前記流体は、前記基板の現像処理を行うための現像液で
あり、 前記移動部には、前記配管を介して供給される前記現像
液を前記基板上に付与するための現像液付与部が結合さ
れていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項4】 基板に処理を施す基板処理装置であっ
て、 前記基板に対する所定の処理動作に際して、所定の駆動
源からの駆動力によって移動する移動部と、 前記移動部に連結された配線と、 前記配線の途中に規定された所定の案内部位に連結さ
れ、前記移動部の移動によって生じる前記配線の位置変
化を案内する案内手段と、を備えることを特徴とする基
板処理装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の基
板処理装置であって、 前記案内手段が、 前記案内部位を直線的に案内する手段、を有することを
特徴とする基板処理装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかに記載の基
板処理装置であって、 前記案内手段が、 前記案内部位を2次元的に案内する手段、を有すること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の基
板処理装置であって、 前記案内手段が、 前記案内部位の回転揺動を案内する手段、を有すること
を特徴とする基板処理装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の基
板処理装置であって、 前記駆動源で生成される運動を前記案内手段に伝達する
ことにより、前記案内手段による案内動作を生じさせる
運動伝達機構、をさらに備えることを特徴とする基板処
理装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれかに記載の基
板処理装置であって、 前記案内手段を駆動して案内動作を生じさせる案内用駆
動源と、 前記移動部の移動と同期して前記案内用駆動源を制御す
る制御手段と、をさらに備えることを特徴とする基板処
理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27430597A JP3662400B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27430597A JP3662400B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 基板処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11109649A true JPH11109649A (ja) | 1999-04-23 |
JP3662400B2 JP3662400B2 (ja) | 2005-06-22 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27430597A Expired - Fee Related JP3662400B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 基板処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3662400B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7397040B2 (en) | 2000-11-30 | 2008-07-08 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby |
JP2011129905A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-30 | Asml Holding Nv | 転がりループ状のケーブルダクトを通して流体を輸送する二重封じ込めシステム |
-
1997
- 1997-10-07 JP JP27430597A patent/JP3662400B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7397040B2 (en) | 2000-11-30 | 2008-07-08 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby |
JP2011129905A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-30 | Asml Holding Nv | 転がりループ状のケーブルダクトを通して流体を輸送する二重封じ込めシステム |
US9052616B2 (en) | 2009-12-08 | 2015-06-09 | Asml Holding N.V. | Dual containment system having coaxial flexible tubes for transporting a fluid through a “rolling loop” cable duct |
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JP3662400B2 (ja) | 2005-06-22 |
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