JPH1099020A - 油/水型食用マイクロエマルジョン - Google Patents
油/水型食用マイクロエマルジョンInfo
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Abstract
プ性にし、褐色化する、食品に被覆する食用マイクロエ
マルジョン。 【解決手段】 食用マイクロエマルジョンは少なくとも
80重量%の水、水に対する界面張力0.10N/m以
下の10重量%までの油、および少なくとも1種の非イ
オン親水性界面活性剤を含む。
Description
場合食品をクリスプ性にし、かつ褐色化するO/W型食
用マイクロエマルジョンの使用に関する。本発明はこの
ようなO/W型食用マイクロエマルジョンの使用および
マイクロエマルジョンで処理したこのような食品の製造
方法にも関する。
のマイクロ波再加熱における1つの重大な問題は、この
ようなオーブンで加熱した食品はクリスプネスおよび褐
色化に欠けることである。褐色化およびクリスプネスは
パン、バッターをベースとする焙焼製品またはバッター
をつけた魚肉または肉のようなバッター付与食品を加熱
する場合特に望ましい。このクリスプネスおよび褐色化
の不足問題はマイクロ波加熱中製品の表面で得ることが
できる温度および製品内の水分移行に直接関連する。表
面温度は次による。
は加熱されない。環境より僅かに高い温度である。製品
が加熱されると水蒸気は製品から放出される。製品表面
は畧々環境温度にあるので、蒸気は凝縮し、これを湿ら
せる。製品表面を乾燥するために、製品の中心部が焦げ
ないとすれば過熱となるようなマイクロ波加熱がさらに
必要である。
品の寸法によるマイクロ波焦点化効果はこのようなオー
ブンで加熱した製品の内部にホットスポットを発生させ
る。ホットスポットから、すなわち内部から外部に水分
を放出する形成温度勾配は、こうして第一に表面を乾燥
させるのに必要な勾配と反対になる。
決する通例方法はサセプターとして既知のものを使用す
ることである。サセプターはマイクロ波処理する場合エ
ネルギーを吸収し、200°〜450℃(400°F〜
800°F)に加熱される物質を含む装置である。伝統
的に、サセプターは加熱製品の下部で、製品と接触して
位置し、伝導または輻射により製品表面をクリスプ性に
し、または褐色化する。サセプターは例えば金属粒子の
薄層を蒸着させたプラスチックまたは紙基質である。し
かしサセプターの使用は多くの目的に対し望ましくな
い。例えば、サセプターに直接隣接する表面のみをクリ
スプにし、または褐色化することができるだけで、サセ
プターの使用により食品に揮発性ガスの移行の危険をも
たらし、製品コストを増加する。
熱前に製品上に添加し、例えば加熱する場合変色するメ
イラード反応または剤に基づくエマルジョンに関する。
このような褐色化剤は製品の褐色化に適するが、マイク
ロ波加熱レジームを実質的に変えないのでクリスプ性を
付加しない。先行技術から既知のこの型の褐色化剤はエ
マルジョンであり、例えば0.1mm小滴の分散相を有
する。
ことに、O/W型マイクロエマルジョンを食品に被覆す
る場合、マイクロ波オーブン内の製品の加熱は実質的に
変化することが分かった。マイクロエマルジョンにより
食品を被覆することにより食品表面にマイクロ波エネル
ギーが一層多く吸収され、マイクロ波透過の深さが減少
することが分かった。これにより食品をクリスプ性に
し、褐色化できる。マイクロエマルジョンは0.01〜
0.5μmの範囲の大きさの小滴を有する。
O/W型マイクロエマルジョンの形成は例えば水/トリ
グリセリド/R12EO4(テトラエチレン グリコー
ルドデシル エーテル)が周知である。食用マイクロエ
マルジョンは先行技術米国特許第5,376,397号
明細書からエタノール、プロパノールおよびプロピレン
グリコールのような短鎖アルコールによりマイクロエマ
ルジョンを形成することは既知である。しかしこの型の
アルコールは多くの型の食品に望ましくない。それでも
尚マイクロ波「サセプター」として作用するこの先行技
術マイクロエマルジョンの能力は証明されないままであ
り、特許にはこのような特質は記載されていない。
品とマイクロ波相互作用のパターンは実質的に変化す
る。マイクロエマルジョンは食品分野で許容される成分
のみを含むように処法できる。本発明の食用マイクロエ
マルジョンの使用により食品の加熱を行なうことがで
き、その間次のものを得ることができる。 −製品のマイクロ波焦点化効果の回避、 −マイクロエマルジョンの誘電特性の調整により製品の
内部温度の調整、 −製品中へのマイクロ波透過の低減および製品表面直下
の薄層の温度を一層高く加熱、 −表面の乾燥および褐色化、その間内部温度は100℃
以下に保持できる。
を延長することによりクリスプ性および暗色化表面も有
するマイクロ波加熱製品を得ることができ、その場合製
品内部は過度に乾燥されない。製品は例えば冷凍、冷蔵
または環境状態から加熱できる。
る、上記特徴を有するマイクロエマルジョン、 −エタノール、プロパノールおよびプロピレングリコー
ルのような短鎖アルコールを含まないマイクロエマルジ
ョン、である。
理する場合、食品をクリスプ性にし、または褐色化する
ために食品の被覆としてO/W型食用マイクロエマルジ
ョンを使用することに関する。
適量の界面活性剤〔界面活性剤および界面活性剤助剤
(co−surfactant)〕を含有する少なくと
も2つの不混和性液体(相)の実質的に熱力学的に安定
な分散体である。一緒にすると、2つの不混和性液体は
急速に分離する。正しい量の界面活性剤の添加、必要の
場合界面活性剤助剤の添加により2相間に界面層を形成
するようになり、2相間の界面張力を約零に下げる。こ
れは2相の平衡状態で共存に必要な條件である。分散相
は0.01〜0.5μmの範囲の小滴寸法を特徴とす
る。
マイクロエマルジョン、すなわち水性相中の油小滴分散
体である。
に添加する場合、クリスプ性および褐色化剤として非常
に適するマイクロ波吸収特徴を有することが分かった。
本発明のマイクロエマルジョンは食品表面の薄層にマイ
クロ波エネルギーを吸収し、こうして分散油小滴を20
0℃まで、またはそれ以上に加熱し、その間水連続相は
急速に蒸発する。これを達成するために、マイクロエマ
ルジョンは、2.45Ghzのマイクロ波加熱周波数で
水と比較する場合、高い誘電吸収ε″および誘電率の真
の部分ε′の双方を有する。この特性により高いマイク
ロ波加熱割合および小さいマイクロ波透過の深さδが得
られる。
数fに対し得ることができる、
60より高い誘電率の真の部分を有することが望ましい
ことが分かった。マイクロエマルジョンの分散小滴の大
きさはこの油の組成範囲では誘電特性を得るのに適する
ことが分かった。
を含む食品のクリスプ性および褐色化に特に適するO/
W型食用マイクロエマルジョンにも関する、(a)少な
くとも80重量%の水、(b)水に対する界面張力が
0.10N/mである10%までの油、(c)少なくと
も1種の非イオン親水性界面活性剤。
定なマイクロエマルジョンを得るために、O/W型マイ
クロエマルジョンの油は水に対し低い界面張力、すなわ
ち0.1以下、好ましくは0.03N/m以下を有する
ことが必要であることが分かった。有利には、水に対す
る界面張力は0.0250N/m以下、好ましくは0.
0230〜0.006N/mの範囲、一層好ましくは
0.019〜0.006N/mの範囲、もっとも好まし
くは約0.0185N/mである。
しくは27〜35mPa.s.の範囲の粘度を有するこ
とができる。植物油のような油は噴霧した製品に明白な
油感触を残すので魅力の少ないことが分かった。植物油
の粘度は一般に上記引用油より高く、例えばオリーブ油
では>90mPa.s.である。
グリセリドが好ましい。有利には、トリグリセリドはC
8〜C12脂肪酸、好ましくはC8〜C10脂肪酸を有
する。特に適する油の1つは分画C8〜C10ココナツ
脂肪酸のトリグリセリド油である。別の適当な油は約6
0%のC8および約40%のC10から成る中鎖トリグ
リセリドである。
らに5%リノール酸を含む油により良好な結果が得られ
た。リノール酸の2個の極性ヘッドにより油分子の極性
は増加し、界面活性剤の脂肪族鎖によりこのような油の
相容性を一層良くすることができる。下記例を参照、こ
れにはC8およびC10ココナツ脂肪酸のみを有する中
鎖トリグリセリドが提示される。
s Aktiegesellschaft,ドイツから
のミグリオール(商標)シリーズおよびChemish
eFabric Gruenau,ドイツからのデリオ
ス(商標)からの油である。ミグリオール(商標)油は
水に対する界面張力0.0185N/mを有し、入手し
うる。
量%、好ましくは80〜92%の水、および10重量ま
で、好ましくは2〜10%の油を含み、これは本発明マ
イクロエマルジョンより水が少なく、油含量の高いエマ
ルジョンにより処理した製品の場合のような油状外観を
有する表面を食品の被覆および加熱により残さない利点
を有する。高油含量はO/W型マイクロエマルジョン、
すなわち0.5μm以下の小滴寸法を有するエマルジョ
ンの形成を困難にする。
1種の親水性非イオン界面活性剤を含む。界面活性剤は
2相間に界面層を形成することにより水中に油小滴のマ
イクロ乳化を増強する。これはマイクロエマルジョンを
形成するために必要である。界面活性剤は水と油間の界
面張力を好ましくは約零まで低減する。本発明のマイク
ロエマルジョンに使用する界面活性剤は食品級または食
品添加物として認められたものである。
の範囲の親水−親油バランス(HLB)を有する少なく
とも1種の界面活性剤を含む。HLB数は界面活性剤の
水または油との親和性を意味する。最高18の高いHL
Bは親水性の高い界面活性剤を意味し、HLB数の低下
(最低1.0)は油との一層良い関係を意味する親水性
の低下に相当する。HLBは通例方法、例えばベンゼン
およびジオキサン中の滴定により測定できる。
タンから成る群から選択することが好ましい。特にポリ
ソルベート20、ポリソルベート65およびポリソルベ
ート80またはその組み合せから成る群から選択したポ
リソルベートは有利であり、一方ソルビタン20および
ソルビタン80から成る群から選択したソルビタンは有
利である。
ルを有する直接食品添加物と考えられる。例えば、焙焼
最終製品の10g/kgはヨーロッパ連合(EU)基準
である。マイクロエマルジョンの本発明の適用では承認
された水準値には達しない。ポリソルベート20、80
および度合いは低いが65は水溶性である。ポリソルベ
ート20、80および65の親水−親油バランス(HL
B)数はそれぞれ16.7、15.0および10.5で
ある。本発明のマイクロエマルジョンでは界面活性剤は
1〜5重量%の割合になる。
その認可最高量は例えば5g/kgEU基準と低いが、
マイクロエマルジョンの通常の使用では達しない。ソル
ビタン20は程度は低いが水溶性(<1%可溶性、水分
散性)であり、一方ソルビタン80は油溶性である。従
って他の界面活性剤と併用すべきである。ソルビタン2
0および80(油溶性)のHLB数はそれぞれ8.6お
よび4.3である。
処方では次の界面活性剤および界面活性剤の組み合せが
好ましい、 −ポリソルベート20 −ポリソルベート65、45℃以上の温度の系内で −ポリソルベート20/ソルビタン80の組み合せ −ポリソルベート20/ソルビタン20の組み合せ −ポリソルベート80/ソルビタン20の組み合せ(マ
イクロエマルジョン系は製品上に伸ばす前に40℃以上
の温度に保持しなければならない) −ポリソルベート65/ソルビタン20の組み合せ −ソルビタン20と大量の加水分解大豆レシチン、例え
ば1:8の組み合せ。
は4:1〜6:1、好ましくは5:1比のポリソルベー
ト20およびソルビタン20である。
「臨界ミセル濃度」またはCMCとして既知の特定濃度
以上でミセルを形成する。CMCは各溶液に対し測定で
きる。水−界面活性剤溶液の特徴の試験によりCMC以
下では溶液は弱い高分子電解質と同じ挙動、すなわち、
低周波数領域(300MHzまで)で微導電率寄与を有
し、一方高周波数(1〜18GHz)応答は水のものと
関連することが分かった。CMC以上では、新しい吸収
機構が1〜6GHzの範囲で緩和ピーク形で現われ、高
周波数(6〜18GHz)で遊離水応答の他にミセル構
造に相当し、一方低周波数の導電挙動は完全に消失し
た。緩和ピークは高吸収を反映し、こうして本発明のマ
イクロエマルジョンは2.45GHzのマイクロ波加熱
周波数で吸収の増加を示し、これは上記論議の利点を有
する。
る場合誘電吸収特性および誘電率の真の部分が劇的に増
加することが分かった。食品の表面に広げたマイクロエ
マルジョンの結果は、製品をマイクロ波照射する場合付
加的マイクロ波エネルギーが製品表面で吸収され、マイ
クロ波の透過の深さは減少することである。従って、O
/W型マイクロエマルジョンは少なくとも1種のアミノ
酸を含むことが好ましい。
レオニン、グリシン、アラニン、ヒスチジン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、プロリン、メチオニン、シス
テインから成る群から選択する。特にグリシン、L−セ
リン、リシンおよびアラニンから成る群からのアミノ酸
が有利である。
面活性剤を使用してO/W型マイクロエマルジョンを完
全に形成できるとしても、油相に少量の乳化剤を添加す
ることによりマイクロエマルジョン共存領域は非常に改
良されることが分かった。乳化剤の添加によりその組成
の変化および温度の変化に対しマイクロエマルジョンの
感受性は低下する。マイクロエマルジョンに乳化剤を添
加することにより工業的環境に一層適するようになる。
有利には、乳化剤はホスホリピド、例えばレシチンであ
る。例えば加水分解レシチン、例えば大豆は有用である
ことが分かった。マイクロエマルジョンの好ましい態様
では中鎖トリグリセリドに約10%の加水分解レシチン
を含む。
エマルジョンは組成および系の温度変化に対し感受性が
はるかに低い。上記乳化剤の添加は誘電点の見地から魅
力的であることが分かった。少量の乳化剤の油相への添
加量は系の物理構造に変化を与えず、実質的に同じ特徴
を有するマイクロエマルジョンを残すと思われる。図5
参照。
クリスプ性および/または褐色化の準備のできた表面処
理食品を供する方法に関する。この方法は次の工程を含
む、(a)クリスプ性および/または褐色化しうる少な
くとも1表面を有する基質食品を供し、(b)上記論議
したようなO/W型食用マイクロエマルジョンを供し、
(c)基質食品の表面にO/W型食用マイクロエマルジ
ョンを被覆する。
温度で保存できる。冷凍庫で長期間(約−25℃で8週
まで)後でさえ、マイクロエマルジョンはマイクロ波オ
ーブンで加熱する場合有効であることが分かった。
ブラシ塗布により導入できる。被覆必要量は製品の型に
より変化する。例えば、パンの被覆では、被覆所要量は
最終製品総重量の1%に相当する。しかし、食品の形状
変化は製品表面のクリスプ性を供するのに必要なマイク
ロエマルジョン量を変化させる。
に説明する、図中、図1はポリソルベート20を含む食
用サセプターの誘電吸収を水の吸収と比較して示す図で
ある、図2はポリソルベート20およびソルビタン80
を含む食用サセプターの誘電吸収を水の吸収と比較して
示す図である、図3はマイクロ波照射した未被覆食品の
熱分布図である、図4は本発明のマイクロエマルジョン
を被覆した食品の熱分布図である、図5はレシチンを含
む食用マイクロエマルジョンの誘電吸収を、レシチンを
含まないマイクロエマルジョンと比較して示す図であ
る。
の誘電吸収を示す。誘電吸収はサセプターをベースとす
るマイクロエマルジョンのマイクロ波加熱レジームに対
するもっとも重要なパラメータであるが、これを水のも
のと比較する。誘電吸収が高い程、加熱割合が大きく
(加熱が一層速い)、透過の深さ(表面にもっとも近い
被覆食品の層に吸収されたエネルギー)が小さい。マイ
クロ波加熱周波数(2.45Ghz)で、水の誘電吸収
1は約9で、一方食用マイクロエマルジョンサセプター
2のものは約44である。マイクロエマルジョンは重量
基準で約80%以上(約94%容積基準)の水から形成
されることを考えると、このマイクロ波が誘導するクリ
スプネス効果は明らかにマイクロエマルジョンの状態と
関連する。誘電率の真の部分は約75であった(図示せ
ず)。図2はポリソルベート20およびソルビタン80
を含むマイクロエマルジョン3の誘電吸収を示す。マイ
クロ波加熱周波数、2.45Ghzで誘電吸収は37で
あり、水1の吸収は図1におけるように約9である。高
い誘電吸収はマイクロエマルジョンで被覆した表面の加
熱割合を一層高くし、水と比較して透過の深さを低くす
る。異る界面活性剤を使用して製造したマイクロエマル
ジョンの誘電吸収ε″および誘電率ε′の真の部分の測
定値、2.45Ghzで、 ε″ ε′ PS20 44.3 72.5 PS65 29.6 65.8 PS65/S20 37.3 58.6 PS20/S80 37.8 62.3 PS20/S20 35.6 65.8 PS80/S20 40.3 69.7 PS20/加水分解レシチン 33.8 65.4 註:PS:ポリソルベート、S:ソルビタン
行なった。約300μmの噴霧小滴の小滴寸法を有し、
100gのパンに0.6〜0.8gのマイクロエマルジ
ョン噴霧量に相当する約0.1〜0.2mmの厚さに被
覆したマイクロエマルジョンにより、パンをマイクロ波
オーブンで加熱する場合、クリスプ性の褐色表面および
軟かい加熱中心を得た。図3および4は非被覆ロールパ
ンおよび本発明被覆により被覆したロールパンの熱サー
モグラムをそれぞれ示す。試験では次の組成物を使用し
た、1.5モルのグリシン、0.8モルのL−セリンお
よび1リットルの水を混合し、水性相とした、5重量%
リノール酸、0.4重量%の加水分解大豆レシチンおよ
びポリソルベート20を含む3.75%中鎖トリグリセ
リド。本発明のマイクロエマルジョンはアミノ酸を水に
添加し、界面活性剤を水に添加し、レシチンのような界
面活性剤を油に添加し、成分を上下に微移動させながら
混合してマイクロ乳化する工程を含むことが好ましい。
図3および4では、印を付した部分は次の温度変化に相
当する、 1A〜1E 約90℃〜30℃ 2A〜2E 約110℃〜30℃。 図3および4はマイクロエマルジョン被覆が加熱レジー
ムを変化する仕方を示す。図3では、もっとも熱い部分
1Aはロールパンの中心にある。不利は上記論議のよう
に中心部の過熱であり、一方では外側の皮は十分に加熱
されず、ロールパンの外部表面で水分の凝縮によりクリ
スプ性が形成されないことである。図4では、マイクロ
波焦点形成効果が回避される。もっとも熱い部分2Aは
中心部からロールの表面に移動する。サーモグラムを生
ずる場合、マイクロ波オーブンで得た実際の熱分布の真
の測定を得ることはできないことが認められるであろ
う。ロールパンを分割し、測定に要する時間中、その外
部部分は冷却され、従ってもっとも熱い部分はもはや表
面2E直下の製品の表面ではなく、図4から分かるよう
に2Aである。こうしてマイクロエマルジョンの誘電特
性を調整することにより製品の内部温度を調整できる。
図4はマイクロエマルジョン被覆がマイクロ波透過の深
さを低減し、製品は製品の表面直下の薄層が一層高温に
加熱されることも示す。味見試験はマイクロエマルジョ
ンから何らかの異味を検知しうるかどうかを評価するた
めに行なった。異味はマイクロエマルジョンから検知で
きなかった。特に、製品のクリスプ性さおよび褐色化に
由来するもの以外、そこから生ずるフレーバは全く遊離
しなかった。図5はレシチンを含む食用マイクロエマル
ジョンとレシチンを含まないマイクロエマルジョンの誘
電吸収を比較した図である。マイクロエマルジョンに添
加した乳化剤は加水分解レシチンである。上記論議のよ
うに、マイクロエマルジョンに乳化剤を添加すると、エ
マルジョンは組成および系の温度変化に対する感受性が
低下する。図5で、5Aおよび5Bはそれぞれ乳化剤を
含まない、および含むマイクロエマルジョンの誘電吸収
を説明する。図から分かるように、ある量の乳化剤の添
加(油相への添加が好ましい)は誘電応答の吸収カーブ
形状を変化せず、こうしてマイクロエマルジョンは変化
しなかったことを示す。
の誘電吸収の比較図である。
む食用サセプターと水の誘電吸収の比較図である。
である。
熱分布図である。
まないマイクロエマルジョンの誘電吸収の比較図であ
る。
吸収 5B 乳化剤を添加したマイクロエマルジョンの誘電吸
収
Claims (25)
- 【請求項1】 次の成分、(a)少なくとも80重量%
の水、(b)水に対し0.10N/mの界面張力を有す
る10重量%までの油、および(c)少なくとも1種の
非イオン親水性界面活性剤、を含むことを特徴とする、
マイクロ波照射する場合食品のクリスプ性と、褐色化の
ためのO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項2】 水に対する界面張力は0.0250N/
m未満、好ましくは0.0230〜0.006N/mの
範囲、一層好ましくは0.019〜0.006N/mの
範囲、もっとも好ましくは約0.0185N/mであ
る、請求項1記載のO/W型食用マイクロエマルジョ
ン。 - 【請求項3】 4〜8重量%の油を含む、請求項1また
は2に記載のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項4】 油相はC6〜C18脂肪酸を含む中鎖ト
リグリセリドを含む、請求項1から3のいずれか1項に
記載のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項5】 トリグリセリドはC8〜C12脂肪酸、
好ましくはC8〜C10脂肪酸を含む、請求項4記載の
O/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項6】 トリグリセリドは分画C8〜C10ココ
ナツ脂肪酸からのものである、請求項4または5に記載
のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項7】 中鎖トリグリセリドは約60%のC8お
よび40%のC10から成る、請求項4から6のいずれ
か1項に記載のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項8】 油は5%のリノール酸を含む、請求項4
から7のいずれか1項に記載のO/W型食用マイクロエ
マルジョン。 - 【請求項9】 非イオン親水性界面活性剤は8〜18の
範囲の親水−親油バランスを有する、請求項1から8の
いずれか1項に記載のO/W型食用マイクロエマルジョ
ン。 - 【請求項10】 親水−親油バランスは13〜18の範
囲にある、請求項9記載のO/W型食用マイクロエマル
ジョン。 - 【請求項11】 界面活性剤はポリソルベートおよびソ
ルビタンから成る群またはその組み合せから選択する、
請求項1から10のいずれか1項に記載のO/W型食用
マイクロエマルジョン。 - 【請求項12】 ポリソルベートはポリソルベート2
0、ポリソルベート65およびポリソルベート80から
成る群から選択し、またはその組み合せである、請求項
11記載のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項13】 ソルビタンはソルビタン20およびソ
ルビタン80から成る群から選択し、またはその組み合
せである、請求項11または12のいずれか1項に記載
のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項14】 界面活性剤は4:1〜6:1、好まし
くは5:1比のポリソルベート20およびソルビタン2
0である、請求項13または14のいずれか1項に記載
のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項15】 O/W型マイクロエマルジョンは少な
くとも1種のアミノ酸を含む、請求項1から14のいず
れか1項に記載のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項16】 アミノ酸はリシン、セリン、スレオニ
ン、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイ
シン、プロリン、メチオニン、ヒスチジン、システイン
から成る群から、好ましくはグリシン、L−セリン、リ
シンおよびアラニンから成る群から選択する、請求項1
4または15のいずれか1項に記載のO/W型食用マイ
クロエマルジョン。 - 【請求項17】 マイクロエマルジョンはさらに油相に
添加した乳化剤を含む、請求項1から16のいずれか1
項に記載のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項18】 乳化剤はホスホリピドである、請求項
17記載のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項19】 乳化剤はレシチンである、請求項18
記載のO/W型食用マイクロエマルジョン。 - 【請求項20】 レシチンは加水分解大豆レシチンであ
る、請求項19記載のO/W型食用マイクロエマルジョ
ン。 - 【請求項21】 油相の10%はレシチンである、請求
項19または20のいずれか1項に記載のO/W型食用
マイクロエマルジョン。 - 【請求項22】 マイクロ波照射する場合食品をクリス
プ性にし、または褐色化する食品の被覆剤としてO/W
型食用マイクロエマルジョンの使用。 - 【請求項23】 マイクロエマルジョンは請求項1から
21のいずれか1項に記載のマイクロエマルジョンであ
る、請求項22記載のO/W型食用マイクロエマルジョ
ンの使用。 - 【請求項24】 次の工程(a)クリスプ性にし、およ
び/または褐色化しうる少なくとも1つの表面を有する
基質食品を供し、(b)請求項1から21のいずれか1
項に記載のO/W型食用マイクロエマルジョンを供し、
(c)基質食品の表面にO/W型食用マイクロエマルジ
ョンを被覆することを特徴とする、マイクロ波照射する
場合クリスプ性にし、および/または褐色化する準備の
できた表面処理食品を供する方法。 - 【請求項25】 被覆基質食品を冷凍または冷蔵する工
程を含む、請求項22記載の方法。
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